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トイレ表示のキャラクター
便所ライターと勝手に名乗り続けてとうとう10周年になりましたありがとうございます、これもひとえにつぶれない公衆便所のおかげです。
平成最後の年に記念すべき10年目を迎えることが出来、この喜びを誰に伝えようか迷いすぎて答えが出ませんが、とりあえずこれからも、散歩の合間に、旅の途中に、時には仕事をサボって、素敵な公衆便所を見ていけたら、そして紹介していけたらいいなと思っています。

言うてるそばからですが、トイレ表示がキャラクター化し、日々個性的になっていますので紹介していきたいと思います。


【ニッポンをわかりやすく表現しているニッポンシリーズ】

トイレ表示に純和風キャラクターを配すトイレは多いですが、キャラクラーのタッチは、ゆるキャラ、浮世絵、シルエットなどなど、レパートリーが豊富です。

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ニッポンのゆるキャラ調(平安時代)

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ニッポン人形調(平安時代)
同じ平安時代でも醸し出す雰囲気はタッチによって様々です。

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寿司屋の大将(男性ねじり鉢巻き:平成時代)
あまりにひっそりやっているものだから、見落とすところでした。

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ザ・ニッポン浮世絵(江戸時代)
こちらの浮世絵は、東洲斎写楽の「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」で男性のほうは有名ですね。
女性のほうも有名っちゃぁ有名なんですが、浮世絵のこういう遊女っぽい女性ってだいたい顔似てるんですよね。
着物が「衣文抜きすぎて衿ユルユルやがなっ」という着付けになっているところも一緒で。
団扇がチラと見えているので、団扇を顎に当て上半身の向きとは逆に顔を向ける「高島おひさ」と予想します。
描いたのは江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿。
高島おひさは、寛政の三美人とうたわれた両国薬研堀の水茶屋の看板娘です。
予想をしたところで、トイレを見渡しても正解はどこにも書いておりませんのでご注意ください。

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ニッポンの庶民の暮らし(江戸時代)
江戸の日常を切り取ったみたいですね。
女性が持っている箱のような物の字が「諸白」と読めるのですが、だとしたら阿久根焼酎「諸白」ですね。
江戸時代の終わりまで、薩摩藩を代表する焼酎「諸白」は国分の煙草と並んで銘品でした。
このように、公衆便所表示はお勉強にもなります素晴らしいですね。
もろはく、と読みます。
もし家族で旅行に出掛けて目に入れば得意になって我が子に「この文字は『もろはく』といってだな、灘の酒よりも高値が付けられたさつまの焼酎なんだよ」と言ってみましょう。
きっといまどきの子供たちは「だから?」と言ってくれるはずです。
ま、未成年相手に焼酎を語っても、ですかね。

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ニッポンの髪型(江戸時代)
男性は江戸町人の髪型、銀杏潰しと思われます。
女性の髪型は、この角度のみで判断するのは難しいですね。
おしどり、もくは変形した兵庫髷、ひょっとすると飾りが足りない銀杏返し。
なお、髪型の正解はトイレのどこを探しても書いておりません。

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ニッポンの忍者(モデルは戦国時代)
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忍者キャラも雰囲気は様々です。

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ニッポンの服装(明治時代)
明治時代の男女の服装には時間差が生じています。
男性の服装は制服が洋服に変わることで文明が開化しまくっていきましたが、明治になったからって日本髪を結っていた女性たちが一斉にポニーテールをしたわけではないのです。
西洋的エッセンスどまりです庶民は。
袴にブーツという女学生スタイル、それくらいしか女性の文明は開化していないことがこの暖簾からわかります。
男性は麦わら帽子を被り全身洋装のコーディネートのようですが、一方の女性をご覧ください、茶摘女です。
手拭いのほっかぶりをし、たすきがけに裾除け。
私には手甲と脚絆を装着しているのが見えます。

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ニッポンの時代劇風(江戸時代)
男性は大店の若旦那、喜助。
女性はうなぎ屋の娘、お静。

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町娘のテンションはこんなもんです、時代劇では。

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ニッポンの日曜日(昭和時代)

サザエさんのエンディングですね。
先頭のサザエさん率いるサザエさん一家がおウチまで楽しく行進します。


【キャラクターは人間が創造する】
名言です。
今つくりましたけど。

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ペンキは劣化しやすい塗料です。

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ペンキは剥げやすい塗料です。

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だから顔も描きやすい塗料です。
通りすがりの名もない誰かによって、キャラクターになってしまうのがトイレ表示キャラ。

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掃除のおばちゃんがとくに頑張って拭いたのでしょう。

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大号泣。


【成形ファンタジー】


レゴチックですね。

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夢が広がりそうなトイレです。

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これはトイレ表示ではなく個室のドアの表示なのですが、手作りの良さがあまりにも炸裂しているではないですか。
便器だけでなくトイレットペーパーを添えていることもそうですが、この切り取り方。
どちらもひと手間かかっています。
このように切ると、バランスを考え余白を作って切っていくことになります。
「洋式トイレ」の文字込みで丸く切れば手間はかからなかったのに、焼き餅フォルムにするのですから、切ってる時は体が前後に揺れてますよね、紙切り芸スタイルで。
「別に揺れなくったって紙は切れるんですけどね」つって。

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作った人のトイレに対する敬意が伝わってきます。
「引く」というフォントサイズ、デザイン、六角形の大きさ、すべてが完璧です。


【カワイイの代表、動物たち。】

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女性のほうに雛がくっついているのが可愛らしいですね。

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こどもも大喜び、いろんな動物が大集合。
キリンの横によくわからない動物がいます。
「こういう体勢する動物っていたっけ」と思って全体を見たら、なんということでしょ~う、動物たちが文字になっているではありませんか~『ToilEtS』と読めます。
大文字小文字が入り混じったパスワードスタイルですね、便所好きなあなたはどうぞ参考になさってください。

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本格的な、雄牛。

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本格的な、牝牛。

多目的トイレであることを表現するのに動物が足りなかったのでしょうか、途中から人間になりました。
車椅子に乗っている人がカントリー調にストローハットの出で立ちです。

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ベビーベットがあることを示す表示として赤ちゃんのキャラが登場するのは普通ですが、だいたいはベビーベッドの上にオムツをしている赤ちゃんが仰向けに描かれています。
ココは斬新ですね、赤ちゃん単体のハイハイです。
確かに。
確かに赤ちゃんのハイハイはカワイイ。
赤ちゃんにハイハイで競争をさせる大会が開かれるほど、誰がどう見たってカワイイですもの。
ですけども、ハイハイは動きがないと。
この若さで絶望に打ちひしがれているのかと。

【トイレ表示のキャラクターには紳士淑女もおられます】

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こざっぱりした紳士淑女。

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社交界デビュー。

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超豪華客船で世界一周の旅へ。
Bon voyage!

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さすがジェントルマンのトイレは違いますねぇ。

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ドアがオシャレ。

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小便器もスマート。


おっと、カメオ調の具体的なマダム。

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シルエットが多い中、顔出しOKです。


こんな限られた枠の中でゴルフまでおやりになるんですね、セレブは。

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ファビュラ~~~ス!





by yoyo4697ru980gw | 2019-01-26 05:21 | +武道便所 グレージー+ | Comments(0)
職人の値打ち

すさまじく愛想の悪い自転車屋のオヤジがいる。
イマドキ自転車のパンク修理なんて、チェーン店に持って行けば800円でしてくれるし、何でも屋に頼めば500円前後。
しかし愛想もへったくれもないオヤジは1000円。
だけども預けた自転車はありとあらゆる『気になっていた箇所』が整備されて戻ってくる。
ちょっとブレーキの利きが悪いな、スタンドの跳ね上がりが中途半端になる時あるんだよな、そんな不具合はすべてキッチリなおされているという。

「ハラ立つくらい愛想の悪いオヤジやねんけど、サービスの質がえげつないねん、1000円じゃ安いって思うほど。あの1000円は値打ちあるわ。やからみんなそのオヤジの所に持って行くねん。クチコミで客を連れて行っても『ありがとう』のひっとことも言わへん。自転車を持って行っても『こっち、ん、そこ』とか横柄な態度で言うだけ。でも腕は完璧。サービスがえげつない、もうそれはえげつない。あまりにハラ立つ態度やからって違う店に行ったりするヤツおんねんやっぱ、チェーン店とか安いとこ。でも結局は戻るねん、値打ちがないからヨソは」
自転車を預けた人が皆同じ感想を持つ。
愛想なしオヤジの店に一度預けてしまったら、もう他では満足しないのである。

職人だなァ。
腕に自信がある職人の不愛想は、好ましくはないが悪い気はしない。
ひとつのことを極めて仕事をしてきた職人には、無骨さと人見知りが混ざったような無愛想がよく似合う。
好ましくはないが、悪い気はしない。

私が靴の修理を頼んでいる靴屋の若き職人も不愛想である。
私は「カカトをやって欲しいねんけど、どのくらいかかります?」と聞く。
すると下を向いたままエリカ様のべつに発言のトーンで「すぐやれますよ」と挑発してくる愛想なし職人の兄ちゃん。
カウンターの左下を指して「スリッパ」と言う。
スリッパを履けということである。
「よろしくお願いします」
と靴を預けると、兄ちゃんが長い腕をまっすぐ伸ばして何かブツブツ言う。
最初はこの兄ちゃんが握手を求めてきたのかと思った、ちょっと位置が高いけど。
でもそうではなく、お店の入り口の向かいにあるベンチで座って待て、という指示だった。
ブツブツなので何を言っているのかはわからないが、我のお察し能力をフル活用して「ベンチに座ってろ」だと解釈し、おとなしく座って待つ。

靴のカカトお直しをしている間、ちょっと離れたベンチから一部始終を見ているが、いまだ一度も兄ちゃんと目が合ったことがない。
しかし、腕は確かである。

私の500円のブーツにブラシまでかけてくれる愛想なし職人の兄ちゃん。
ブランド物でもなんでもないけど、いろんな服に合わせやすいシンプルなデザインで履き倒してるってこと、職人が見たらわかるんだなァ。
気になっていたつま先を丁寧にブラッシングしてくれる兄ちゃん。
職人だねぇ。

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職人の無愛想。
好ましくはないが、悪い気はしない。
憧れちゃう、愛想なし職人。
愛想なし職人を目指して、作っちゃうことにするか、アレ。


アレとはコレです。

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出典:https://item.rakuten.co.jp/eco-kitchen/si10000-00/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_114_0_10000051


コレのメイクボックス版を作る。

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金具がバカになってるからしゃーなし持ち運ぶ時だけゴムで縛っておこう、お弁当箱のゴムみたいなアレで。

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バンドの長さを計っていきます。

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68㎝くらいでいっときましょうかね、ハードタイプのゴムなので。

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ゴムを輪になるよう縫って、縫い合わせた部分には合皮でカバー。

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ここにカシメを打っていきます。
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4箇所打てば完成。

同じものをもうひとつ作れば『サンバンド』の出来上がりです。

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このメイクボックスが『サンマンノ』なのでサンバンド。
そういう商品名というわけではなく、このメイクボックスが24年前に3万円だったことに由来します。
あまりの高価さに夫が事あるごと「どうせあのメイクボックス持っていくんやろ?3万の」「メイクボックスに入れとけよ、3万の」「ええメイクボックス持ってるやん、3万の」としつこいので、このメイクボックスの名前を『サンマンノ』にしました。

キズだらけのサンマンノがレトロな旅行鞄に見えますね。


さて、お次は愛想なし篆刻職人。

篆刻は、かなり職人技を光らせています。

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印刀は初心者用ですが、道具にこだわらなくても彫れるから。

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職人のお道具(いただきもの)拡大鏡。

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これ拡大のさらに拡大、ていう拡大増し増しゾーンがあります。

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漢字が込み入ってる部分はここで確認しながら彫っていきます。

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お世話になっている医者に渡すワイロなので、印影を見せられないのが残念ですが、良い出来栄えです。


ここで、質問です。
この篆刻が1本1000円、サンバンドが2本で1000円、それが売値だと言ったら高いと思いますか?安いと思いますか?
篆刻制作にかかる原材料費は、この石で370円。

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竹なら50円。

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サンバンドの材料費は1本129円です。

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では、職人が何をしているかチラっとだけご覧ください。


スタッズとカシメだと、モノ自体は金属の鋲で一緒なんですが、役割が違うんです。
スタッズは装飾、カシメは補強。

ゴムを縫い合わせたところに合皮を縫い付けるのも、カシメを打つのも補強です。

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カシメを打つ位置に目打ちで穴を開けます。
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グリグリいきます、ゴムも合皮も穴が開きにくい素材なので。

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カシメにはサイズがありますので適したサイズを使うのがコツ。
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モノの厚みによってカシメの足の長さも違うものを使います。
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カシメの色や大きさだけでなく、足の長さも吟味しています。

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分厚い木材と分厚いゴム、金槌と専用金具。
これがカシメを打つ時の道具です。
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打ち付ける際の力加減やコツはもちろん、この木材やこのゴムに辿り着くまで、すべて経験値です。

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金具の壊れたメイクボックス(約4㎏)を持ち上げるためのサンバンドは丈夫に作ってあるので別の用途でも使えます。
冬のアウトドアの時に毛布をクルクル巻いて束ねてもいいんじゃないでしょうか。
腕を骨折した時の三角巾代わりにもどうぞ。


篆刻はまず印面を平らにすることから始まります。

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2000の細かいサンドペーパーで削ります。

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印泥をたっぷりつけて紙に捺し、白い部分があれば平らになっていないのでちょっとずつ微調整していきます。

この時、削った竹の印面の密度が不十分で穴が出てきたら使えません。
竹を印材にするのに2年もかかっているのに、削ってみてからでないと使える竹なのかそうでないかがわからないのです、なんせ自然のものなのだからこっちの都合の良い状態にはなっていません。
竹は竹に都合の良い状態で育っていくので、私に密度を見極める目があるかないかが鍵なのですが、これがなかなか難しい。


竹の印材自体は、原材料費は0円です。

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竹藪に行って竹の根っこを掘ってきて、2年かけて徐々に乾かします。
竹の根は乾かす段階で使えるものが半分に減ります。
シワがよったりカビが生えたりするからです。
乾いたあとも、印材として使える真っ直ぐなものや節の向き不向きを選別すると残っている竹のさらに3分の1あるかないかになります。
そこから印材用に切り出した竹の節の密度が足らないものが削っていて淘汰されるので、竹藪で竹の根っこばかり半日黙々と掘って持ち帰りそこから2年以上かけても、印材に適した竹は10本も取れないのです。


じつは苦労して作っているけれど、私はプロではないし掘る技術もまだ未熟なので、1本1000円という売値をつけます。
こうやって裏側を知るとどうでしょう「1000円安いな」て思うでしょう?
でも「材料費50円です」と聞いたら、竹のハンコ1000円「ぼったくりやん」て思いましたよね。
原材料と売値の差額が、値打ちです。
私は篆刻が出来上がるまでの全ての工程の値打ちを高くても950円と見積もりました。
紙幣に満たない小銭職人、妥当ではないでしょうか。
しかしこれは、売値をつけるならと仮定した時の値打ち。
私は自分の篆刻を売りません。
お世話になったひとへ感謝を伝えるオリジナルのプレゼントとして彫っています。
売り物ではないということが、私の篆刻の値打ちです。






by yoyo4697ru980gw | 2019-01-24 02:25 | +mender!+ | Comments(0)
季節のイベントはフォトブース設置というパターンを生んだイオン

「イオンがな?バレンタインフォトらしいで」
「バレンタインフォト?」
「ハロウィンはまだ仮装があるからフォトって言われてもわかる気はするけど、バレンタインて何やろ?」
「バレンタインに写真撮るような何かあんの?カップル成立したら勝手に撮ったらええやん」
「バレンタインフォトやるってことは自動的にホワイトデーフォトもやるんかな」
ホワイトデーは職場の義理チョコに3倍返しという理不尽なルールを課せられた男性社員たちが一列に並び、サイフを逆さにして泣く写真を撮ったらいいと思うな。
戦利品を高く掲げ雄叫びをあげる女性社員、のほうがインパクト強くていいかな。
バレンタインデーよりホワイトデーのほうがテーマがはっきりしそうだな。

「撮り行く?どうする?でもホワイトデー3月やで?まぅ、こっちおらんやん」
「う~ん・・・ま、わざわざ写真だけは撮りに行かんけど、ついでがあればかな。バレンタインフォトのコンセプトが想像出来ひんけど、季節のイベントはフォトブース設置ってことで落ち着いたカンジやな」
お決まりのフォトブース、雰囲気をイベントによって変えております。
イベントの日時はハッキリしているから、これからは予定が立てやすい。
あとは場所さえ定位置にしてくれたら。
通路の真ん中だったり、端だったり、分散したりしてるから、ココと決めてくれると目的地を探さなくて済むし。


そしてその機会が本日まいりました。
まだ1月下旬だけどもうバレンタインに手を出します。

ハロウィンのフォトブースは毎年恒例の行事として写真をそれなりに撮ってきたけれど、バレンタインのフォトテーマは何になるのだろう。
チョコをテーマにしてもフォトブースが出来上がるとは思えない。


「なるほどねぇ。ティーカップに座る、てことか。メルヘンね」

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「これ、ただ座るだけじゃなく、カップに顔突っ込んで飲むくらいのこと出来ひんかな」

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飲んでる風じゃないな、貞子チック。
コーヒーカップから出てきたみたいになっているではないか。
より貞子テイストに加工してみるか。
このメルヘンチックをどれほどの貞子ワールドに出来るものか。

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意外と出来たな。

「自分がカップから出て顔突っ込んだらええんか」

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これでもなかった。

フォトブースの目の前にはベンチがあって、ベンチに座っている親子に見られながらの写真撮影であるが、ハロウィンフォトで毎年慣らした甲斐があって落ち着き払ったもんである。


「カップ持ってみたら?」
ナイスアイデア。

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「カップがデカすぎて持ってるカンジが出ないな・・・上からつかむか。」

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結果、コレが一番マシかもしれない。

盆踊りで見事に鍛え上げられた三角筋と、棘下筋が織りなす筋肉美。
肩がくり抜かれているデザインのニットだから、見えてしまいましたね。
そう、この筋肉は運動やジムで鍛えたのではなく、ただただハードに盆踊りをしているだけです。
エクササイズに最適です。
いかがですか、盆踊り。
あ、バレンタインデーだった。






by yoyo4697ru980gw | 2019-01-20 02:02 | +cool down run+ | Comments(0)
心のバリアフリーは当事者から

「どのように考えていらっしゃるかお伺いさせていただいてもよろしいでしょうか」
過剰だ。
最近のさせていただいている精神は異常である。

テレビでインタビュアーがこのメニューを注文した理由を利用客に聞く。
「クリームが濃厚でおいしいから注文させていただきました」
昼食メニューひとつ取っても、させていただいている。

ウチのチャイムが鳴ったのでインターホンに出ると、カメラに写った中年男性がこう言う。
「おはようございます!忙しい時間帯にすいませ~ん。今日ですね、お家の前の道路を工事させていただきますので、ここいらへん、ご挨拶に回らさせていただいてます~」
朝も早ぅに冒頭から丁寧過ぎて、工事内容が全然入ってこなかった。

『もしもし、障害福祉課のNと申します。さきほどお電話いただいて・・・』
「はいはい、ごめんなさいねお昼休み中やったのに」
『いえいえ・・・あのぅ・・・あれですかね・・・申請書の・・・件・・・だったでしょうか』
もともとボソボソと小声で話すタイプのN氏。
今日は奥歯にモノまで挟まっている。
「いいえ?手帳の更新手続きの件なんですけど」
「あぁ!はい!手帳の!判定日の通知の!」
「それそれ」
わかりやすくホッとしたN氏。
ひん曲がったコピーを送付した自覚があるな、さては。

発達障害の二男が通う施設を変えたので福祉サービスの利用申請が必要になり、担当のN氏からその書類が送付されていたのだが、開封して私はN氏に対し好印象を抱いた。

「市役所も障害者家族に対してやっと個を認めてくるようになったか~感慨深いのぅ」

担当N氏との付き合いは短い。
まだ2年ほど。
市役所の障害福祉との付き合いは15年に及ぶ。
うち6年間は春になると児童福祉課との攻防戦が繰り広げられたが、福祉法改正がなされた2009年までは、ボーダーの発達障害児(知的障害を伴わない発達障害児)が行政のサポートを受けることは難しかった。
まず、軽度障害者が取れるであろう療育手帳が取れない。
当時、福祉サービスを受けるには障害者手帳と通院歴が必要であったが、行政機関が発達障害児に対して何らかのサポートが必要だと認識したのはじつはここ十年足らずのことで、それまでは精神障害や身体障害の無い発達障害児に対する支援が必要と考えられることすらなかった。
現在、兵庫県では「発達障害」と診断された時点でまず間違いなく療育手帳B2は確実に取れる。
しかし、たかだか十数年前まで、発達障害と診断され明らかに学校でも家庭でも「なんかおかしいで」と指摘されるようであっても、行政は療育手帳を発行してはくれなかった。
昔々のおはなしではない、平成の話である。
発達障害の息子は平成生まれ、ピチピチの21歳なのだ。

20年前、医師の診断書を持って保健所に療育手帳の申請に行くと「誰でも療育手帳を取れると思わないでくださいね」と言われ、手帳の発行を受けられなかった時に私は、福祉に関係する機関がこの認識ではダメだな、と思った。
ボーダーと言われる知能指数的に知的障害を伴わない判定結果が出た発達障害児たちの親は、最初は行政に訴えていたけれどそのうち諦めるようになっていった。
「だって行政に相談しても何もしてくれへんやん」
「ほんま国はボーダーに冷たいよなぁ」
それでも、声だけはあげ続けようよ。
いま私たちの子供の時はダメでも、今後同じようにボーダーを育てる若いお母さんたちに同じ思いをさせないために、私たちが当事者として出来ることって「助けが必要です」と言い続けることなんじゃないん?
多くのオカンたちの答えは「そんなことして何になるん?」だった。
それほど心が疲弊していたのだと思う。
同じ思いをする人がいてその人たちの痛みに思いやりを示せないほど、がっかりすることの連続で、悪い事しか起こらなかったのだと思う。

ひとはひとの影響を受けている。
人生を「たったひとりで生きてきました、これからもひとりで生きていきます」と言っているひとがいれば、そのひとは人を信頼したことがないのだと思う。
親を育て、子を育て、人を育て、人間らしさを教育する時、まずは相手を信頼しなくてはならない。
ひとは心には心で応える、だから信頼してくれた人を「このひとを裏切ってはいけない」と思う。
信頼を裏切るようなことを決してしてはならない、と思う心が人間味。
そして信頼をすると、個を認める。
個を正しく理解し認め合っていたら、きっと過剰に敬語を使ったりなんかしなくても、肉親と接するような言葉で相手との信頼関係を深めることが出来るのだと思う。


いがんでる。

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二度見するほど申請書がいがんでるぞ。
「声ちっさいから担当が変わってからやりにくいなっておもてたけど、私を理解するスピード早かったなNさん。字ぃ汚いけど」

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「あっはは~余白の幅でいがんでんのバレバレやん。この書類でいけんのやったら私の許容範囲に近いな障害福祉課」

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いがんでるから下余白は、右側アブナイ。
「私は外枠が切れてても許せるけど」
「だいぶ許すやん」
「かなり許すで」


私は、10代の時にも今も、障害者に対して言っていることは変わらないけど、世間の反応は全く違う。
結婚して発達障害の二男を産んで育てるまで、私が「障害があるんだからいいでしょ、ていう態度の障害者は嫌い。出来ないかもしれないけどチャレンジする。結果はダメだったけどその頑張ってる姿を見てサポートしたい理解したい、て私は思う。あなたと私は違うんだから、て壁を作ってるのはあなたのほうでしょ?なのに、同じ人間として扱って欲しい、て言う。同じ人間として扱っても、障害を都合よく使ったり使わなかったりする性格のひとは嫌い」と言えば、障害者の気持ちなんてわからないと拒否されることが多かった。
「ユーモアじゃない?おまえ障害者のくせにムカつくねん、ていじめられるんでしょ?おまえ障害者のくせにおもろいな、ていじめるひとはいないだろうからユーモア身に付けたら?」
この発言も独身の時には、差別発言だった。


だけど、どうだろう。
私が結婚し、障害児の母となり、ユーモア1本勝負で子育てをしてきたら「当事者の意見」として世間が支持してくれるではないか。
当事者の経験談として耳を傾けてくれるではないか。
健常者の差別的発言ではなく、障害者の母の貴重な話になるではないか。

発言内容が一緒なのに、発言者の立場が変わるだけで、こうも世間の反応が違うことを二男が私に学ばせた。
二男の役割は、とても大きい。
私の発言を「当事者の発言」に格上げさせることが出来たのが、二男である。
健常者には出来ない障害者の役割はこれか、と膝を打った。
だったら私はこれを利用しよう、これで何かを動かせるチカラにしよう。
私の発言が差別的だと非難されていたのを好転させるとは、やる男やなヒー坊よ、字ぃ汚いけど。
あと、ドモリきついけど。
それから場面寡黙ぎみだけど。


障害児を育てるオカンの皆さん、日々いろいろな苦労に直面するとは思いますが、自信を持って自分が楽しむ子育てをしてください。
障害福祉はちゃんと変わっていっています。
いまやっていることが直接、我が子に反映されなくても声をあげ続けましょう。
情けは人の為ならず。
回り回って我が子のためになっています。
ひとりの理解者を得ること、そこから学ぶことは大きいですよ。
それを連鎖させましょう、それが心のバリアフリーです。
あなたは自分のこれまでの子育てを、苦労しかなかったな~辛さしかなかったな~と感じてきましたか?
子育て中、一度も笑いませんでしたか?
あなたは工夫をしながら子育てをしてきた、それは世の中のすべての母親がしていることです。


N氏の付箋の余白にメッセージを残し、その付箋をいがんで貼って返送。

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私の許容範囲を正しく理解してきたN氏、いい仕事ぶりである字ぃ汚いけど。






by yoyo4697ru980gw | 2019-01-19 18:31 | +ミルニング+ | Comments(0)
【日本唯一のスラム街】大阪の西成で一番感じるのは『意欲』である

友人が昔、あいりん地区で働いていた。
日本唯一のスラムと言われている大阪、西成である。
あいりん地区の職業安定所には独特の雰囲気と異臭が漂っているので、足を止めようかどうかと躊躇する。
立ち止まったら怖い何かが起こりそうで怖い。
そんな職業安定所に仕事で出入りしていた友人は、あいりん地区でホームレスの段ボールハウス訪問をしていた。
いまだに機会があればその仕事をもう一度やってみたいと言う。


天王寺、あべの、そのご近所さま西成は徒歩圏内。
大阪の繁華街の中にスラムが存在するのである。
街を歩いている途中で道に迷い知らない間にあいりん地区に入るには申し分のない立地条件なのだ。
しかし西成の治安は悪い。
昼過ぎあたりからもう悪い。

治安の悪い西成で「カメラを出す」と「ジロジロ見る」は二大危険行為である。
しかし私は女だてらにその二大危険行為を繰り返しても、とくに危害を加えられたことはない。
それは、どちらの行動も午前中に集中して行い夕方には去るという鉄の掟を厳守しているからである。
とくに女子の皆さんには気を付けていただきたい限りである。
西成が安全かどうかは自分自身の在り方で決まる。
それが私が実際に行って感じたことである。

それと感じたことがもうひとつ。
良くも悪くも西成には『意欲』がある。
だがしかしその意欲の使い方や着地点がズレているのではないか、という疑問が残る。
意欲とモラルのズレ、それこそが西成の特徴であると私は思う。


壁の落書きがスラム街のそれと同じタッチ。

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その中にも地元愛を感じる通天閣が描かれていることに注目したい。

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あんなにコテコテのイメージしか付いていない通天閣をこんなオシャレによくも描ける度胸があったものである。

このセンスを落書きに使っていることがもったいない。
描く意欲を違うことに向けてアピールしたらいいのに、と思う。

「・・・これ、本当に落書きか?」

と思い調べてみたら『西成WAN』西成ウォールアートニッポン)といって、心無い落書きではなく合法的な本気のアートを、というアートプロジェクトだった。
アーティスティックな意欲が爆発している西成。


タバコのポイ捨て禁止の貼り紙が、西成ブラックジョークで仕上がっている。

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この文言を書いた時には、つぶす発言が脅し文句の旬だったのだろう。
しかしこの貼り紙からわかることは『世相を諷刺するなら短期間で』ということである。
諷刺とパロディの消費期限は生モノ相当だと覚えておこう。

しっかしまァなんですなァ・・・西成の不満の矛先は自動販売機に集中するようである。

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治安の悪い諸外国には自動販売機が無く、日本に訪れた外国人は自動販売機がキレイに存在する街並みに感動するらしい。
そんな外国人にさらなる日本の自動販売機の進化を教えて差し上げたい。
大手メーカーの自動販売機が率先して災害支援型の設置を進めていて、被災者への商品の無償提供が出来るのである。
しかも無料で飲み物を自動販売機から受け取れるだけでなく、電光掲示板で災害情報を提供したり、手回し発電機でスマホの充電が出来たり、Wi-Fi 機能付自動販売機なんてのもあって、災害時の通信インフラを提供し飲料水まで確保できるのである。

そんな災害時お助けBOXになりつつある自動販売機に、西成では紙が詰められている模様。

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半殺しなので一応は生かされる。
「わりゃぁ~」というおちゃめな語尾から予想すると「半殺し=デコピン」という世界なのだろう。


西成はあっちにもこっちにも、大量の自転車がそこらじゅうに駐輪されている。

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駐輪禁止の貼り紙など書くだけ無駄というほどの数なのだ。
この無断駐輪には西成ルールがあるようで『前輪を溝にはめて斜め駐輪』というスタイルが多かった。

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整列させようという意欲だけは見える。
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場所を守ったりはしないが歩道を全部塞がないようにしようという意欲は、行政も高く買ったほうがいいと思う。


この日もっとも衝撃だった事実。

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あいりん地区のどこかしこがションベン臭いのに(ココでのションベン臭いは額面通りの『ションベン臭い』です。幼いとか若いとか青いとか未熟とかそういうニュアンスで使っているのではなく実際にアンモニア臭がしています)手をキレイキレイにする感覚があったのか!
普段ものすごくよく見慣れているアイテムであるが、西成でライオンのキレイキレイを見ると格段に『いいモノを見た』気になれる。

余談だが西成のスーパーで焼きそばを買った時に割りばしをもらおうとしたら、割りばしは弁当にしかつかないと言われた。
この西成ルールに私は、弁当以外の総菜は箸を使わないのが西成スタイルという西成独自の斬新な食べ方があるのではないかと色めき立った。
だったら弁当以外の総菜を買って箸をもらわなかったオッサンを追跡してその食べ方を盗み見るぞ、私は。
西成ルール西成スタイルは深堀りすべきである。
しかしスーパーでしばらくオッサン観察をしてつかんだことは、スーパーに用事のあるオッサンは昼にはすでに酒を飲んでいる、という事実であった。
焼きそば1パックなんて夏祭りのような買い物は西成のスーパーではしないのかもしれない。
カルチャーショックって、こんな身近な場所で起こるものだったのか。

「これは・・・健康のためにこの格子を歩かせようとかそういう狙いかな?」

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「数字・・・が・・・?」
「そやねんなァ・・・数字が減っていってるのが謎やな」
向こうから歩いて来るのだとしたら数字の向きは逆に書いているはずだし。
「ま、歩いてみようか」
歩いてみれば、やっぱ健康のために歩くんやろな~と思うかもしれない。
239歩という中途半端な歩数で終わって1マス余っているのも謎だが。


この健康維持格子コース(意外と言い難いコースになった)を歩く人間は私たち以外にはいない。
それもそのはず、この格子はパチンコ屋さんの建物と駐車場の間にあり、通る人は皆ギャンブラー。
金と暇があればパチンコに来ている人たちなのだ、歩いて健康を維持しようとは考えそうにない。
私たちが健康的に歩いている間も、その横をオッサンが足早に追い抜く。
そもそもの健康度が高そうだ。

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よくよく考えたらこんな日陰のジメっとした場所で歩いても、健康は維持できそうもない。


「この格子に合わせて歩くと有酸素運動になるとかそんなかな」

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「ん?一歩が・・・歩幅狭いな」

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「これ、普通に歩いたほうが運動になるで」

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だんだん一歩が格子サイズとズレていく。

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「これ、歩くんじゃないな」


「いやいやいや、ドコに書いとんねんっ」

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何のための格子であったとしても、場所が悪すぎる。


「この格子、人が並ぶためやなきっと」
数字は人数を数えるためのもの。
無料炊き出しの配布人数を制限するための枠なのかもしれない。
順序良く並び小競り合いをしないための個室。
これだけの枠を書いているということは、この場所での無料配布の規模は大きいぞ。

西成での炊き出しは日常的なもので長蛇の列が出来ている、それこそ数百人単位。
ただしその数百人という単位は延べ人数である。
もらったおにぎりを手に持ってぐるっと回ってまた最後尾に並ぶ、という西成ループがあるので人数は一定数を保つ、満腹になるまで。
なんという意欲であろう。
食欲が意欲をまとう、それが西成である。


あ、でもパチンコ屋さんの敷地内ってことを考えたら単純に『新装開店』てことか。
でもここまで並ぶかな、500人超え。

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パチンコに捧げる意欲もスゴい。







by yoyo4697ru980gw | 2019-01-17 00:31 | +in the sky?+ | Comments(0)
【めっきり会話が減った家族と行こう】つい会話が飛び交ってしまう岡山旅行

「来年は一年に一回しか帰ってけーへんからな」
と毎年言っている大学生の長男が、とうとう大学を卒業する。
よくも一年に4~5回ペースで帰ってきやがったな、4年間みっちり。

そして今年は正月早々帰って来るという。
「帰って来ても誰もおらんで。こっち来てもそっちと同じ状況なるから自分のマンションおったら?」
「どこ行くん?」
「岡山」
実家に帰って来ても一人暮らし同様だからじっとしていなさいと説得したが、一緒に旅行に行くと言う。
アナタの歩きスマホを見つけて回し蹴りをお見舞いしたり、アナタのインスタ映えの撮影の邪魔をしたり、余計なオカン業が増えるからご一緒したくはないが。


息子が成人して大人になるとか、娘が反抗期に突入するとか、夫婦が業務連絡のみで一日を終えるとか、家族にはめっきり会話が減る時期というのが訪れる。
そんな時には、あまり良い気候じゃない季節の岡山旅行をオススメしたい。

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私は大寒波押し寄せる正月にこんな効果が岡山にはあったのか!と思い知らされた。
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初夏の岡山の景色のキレイさは私を無口にさせが、正月の岡山は「息子たちについつい話しかけてしまうラリー」を私に主催させた。


「うわっUFO撮れたで」

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「UFOを見て驚く若者たちまで撮れたで。スクープやな。幸先ええな」
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「UFO撮れたら幸先いいとかあるん?」
「ないやろな」
「ないんかいっ」

「見て!石垣なおしてるって・・・」

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「そらたまには石垣もなおすんちゃう?見たかったんか?石垣?」
「あ~見たくなかった~」
「見たくないんかいっ」
「見たくなかった事実が書かれてあるやん、ほらこの赤いトコ」

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「詰め石してるって」
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「それが見たくなかった事実か?」
「今まで石垣見て『こんな隙間に小さい石まで詰めて昔の人って丁寧な仕事してんねんな』て思ってたのに。現代人の仕業やったんや・・・」
「残念やったな」
「いつから?いつから現代人が関与してんのこれ?」
「知るかいっ」


「なぁアンタ、自撮り棒こーてへんやろな?」

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「自撮り棒こーたら許さんからな、アンタ!」

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「あ?こーてへんわいっ」
クチがお悪いけど、ルール守ってるから許そうではないか。


「おぉ~デジャヴやな」
「何が?」
「金閣寺デジャヴや。金閣寺と同じ感想じゃない?今」
「金閣寺と同じ感想て?」
「こんなにキンキラキンとは思わなかった『思ってたんとちゃーう』ていう感想やろ?今」

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「金閣寺は金、貼ってるからな」
「金がもっとこう・・・くすみのある金で、歴史を感じる鈍い輝きを想像してたから・・・えらい成金の輝きなう、か?」
「そんなもんやろ」
なんや?ゆとりはキンキラキンに慣れとんのか?


「岡山のボートは桃が人気やな」

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「白鳥あまってるな」

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どんぶらこ~どんぶらこ~ゆぅて」
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「あれは、どんぶらこじゃ、ないな。」
「へ・・・?」
桃のボートだからどんぶらこなんだけど。
桃太郎の効果音で。
どんぶらこは上下に揺れてないとアカンからな」
二男、揺れにこだわる。
どう揺れてるかの状態など関係ない!桃の音はどんぶらこと相場は決まっとんねん!
と、言ってもよかったが、音を変えてみる。
「ん~・・・ほなら、ユラユラ~ユラ~ゆぅて」
ユラユラだと、左右に揺れてないと。それか前後か。あれはユラユラでは、ないな。」
なんのスイッチ入っとんねん。
スィー、スィーゆぅて」
「それだとある程度のスピードが出てる状態になる。あれは、出てないな。」
「じゃ、あれは何なの?どうなの?」
「あれは、よいしょ・よいしょやな」
中の人間の状態を表現する音でした。
ボク~!がんばれ~!
足のチカラだ、踏み込む・踏み込む・踏み込む!


「こうやって銃口をむーに向けてるトコを写真に撮るやん?この写真、ピントおーてへんで」
「なんで?」
「前回もココの写真は全部ピントおーてへんから」
「カメラが悪いん?むーの腕が悪いん?」
「腕やろなァ。光量足らんからかな。前回は震度5くらい」

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今回は濃霧注意報。

「ママチャリちゃうで、ももちゃり」

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「さすが岡山、桃贔屓」


「わ~ポストにすごいの乗っかってんな~」

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「主役を食っちゃう脇役っているけど、ポストを食っちゃう鶴もおんねんな」

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「へ?備前焼で鳥居なんて作れんの?!」
「作れるんちゃう?」
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「鳥居焼けるような窯あんの?!」
「あるんちゃう?」
「え~~~~見たい見たい!」

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「あぁ・・・勘違いしてたな」
一枚モノっていうのかな、そういうの想像してたけど、パーツを組んで作るタイプだったのね。


厄除けの橋に、

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厄がたくさん落ちていて、

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除けてもいいし、踏んでもいい。

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「除けへんで、私は。ぶつかっていくタイプやから」
「厄関係ある年齢?」
「関係ないで」
「意味ないやん」
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「誰かの厄や。誰かの代わりに踏んどくねや。誰かは知らんけど」


「とうとうおみくじまでデータ至上主義やで」

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「たかっ300円やて」
「おみくじならもう引いてんけどな、売布で」
「いらんやん」
ここにしかない!やて。貴方に当たるやて。こうゆーのいいよね~」
初詣の時にだけ出現する100円を入れて自分の誕生日や名前をセルフで取って行く易断とかにも書いてるもんね、よく当たる!て。
おみくじって当たるもんなのか?
セルフで2枚買う、自分の誕生日と、まったく関係ない日の2枚。
読んでみると、たいがい2枚ともよく当たってる
運がいい時は、2枚ともまったく同じことが書いてあってばっちり当たる
「占い師とかおるやん?地下とかでさ『30分2000円』て書いてる箱の中に待機してる占い師」
「おるな」
「あれはさ、当たるとか当たらないとか内容とかじゃなくて、よりいっそうアヤシイ人に当たりたいよな。どうせ見てもらうなら強烈に胡散臭い人にみてもらいたい」
「なんでやねんっ」
「高校生の時にクラスメートが『昨日の放課後、駅の裏ですごくアヤシイ人につかまった』ゆーてな」
小奇麗なサラリーマン風の30代の男性で、急に「ちょっといいですか」と声をかけてきたらしい。
クラスメートの頭に手をかざし「あなたの幸福を祈らせてください」と言ったそうな。
目をつむって下を向くように指示すると、男は無言で祈り始めた。
あまりに無言だし長いので、おいはぎに遭うのかもしれないと警戒したクラスメートは薄目を開けて男をチェックしていたが、ただ祈っているだけだったらしい。
知らない男にたっぷり幸福を祈ってもらったクラスメートは、鼻の穴を広げながら男のことを『何て表現したらいいかわからない胡散臭さがどんどん増す』と表現した。
別れる頃にはニヤニヤが止められず、自分がアヤシイ見た目になって自宅に帰ったとまで言っていた。
なんという感染力。
それ以降、祈るとか当たるとかのそっち系は、怪しさと胡散臭さに重きを置くことにしている。


「結ばずにお持ち帰り下さい、やて」

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「ほんで、なんて書いてあったん?」
「読んでない」
「読まへんのかいっ」
「読み物じゃない」
「読まんかったら何すんねん」
「買うねん。買うことが目的やねんから、もうやることは終わったっちゅーねん」
読むほうのおみくじは既に引いたと伝えたはずだが何を聞いていたんだ?


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幸せはもうそこまで・・・ほら、もうアナタの後ろにいる・・・」
「ホラーやん」

「なんや?これ?注意書きか?」

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御年80オーバーに見える媼が、写真を撮っている私を質問攻めにする。
「これなに?警戒、て言うてるの?貼り紙してんの?注意か?」
「観光客相手の案内人詐欺みたいやな」
「うわーそんなら気をつけななー」
観光客相手だってば。
おばーちゃん地元人オーラ出まくってるで。
正月にツッカケやし思いっきり近所から来てるがな。
それでも100%地元人のおばーちゃんが貼り紙に何が書いてあるのかと質問してくるので、詐欺の手口を教えることにした。
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「観光客に『無料で案内しますよ~』て声掛けて、後で金品を要求してくるねんて。名前とか連絡先をきーてくるみたいやで」
「いやー!うかうかしてられへんな!気を付けとこ!」
この貼り紙の前で足を止め、無関係の私に質問を浴びせているおばーちゃんのような人はきっと被害に遭いませんので、ご安心を。
「いやー!気を付けとこ!いや~気を付けとこ!」
おばーちゃんはスローガンを作り、それを唱えながら去って行った。

「このイラストの犯人むっさアヤシイな」
「占い師のかたわら詐欺師ちゃう?」
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「みてもらいたい。10分500円」
「値切ったな」
「正当報酬に出来高まで上乗せしてる額や」
「出来高てなんや」
「話術手当」
え?社会人なんですか?学生かと思いました~!というツカミをいまだに使っていたら一気に10分1500円。


「少女漫画の主人公になれるで。ファンタジーの世界」

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「少女漫画の顔の小ささよ」

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「撮らへんの?グフ」
「撮ると思う?」
「撮ったらええやん。グフ」
「もう笑いながらゆーてるやん」

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「顔をハメた人が残した爪痕が痛々しいな」
皆さんココで現実的なサイズを改めて思い知ることになっているみたいですね。
倒れやすいことを利用して、倒して行った人も中にはいるかもわかりません。
そのエネルギーを活用しましょう。
顔ハメ書割の上部を握って、下に押してから帰ってください。
顔をハメた皆さんがちょっとずつやれば、そのうち地中に埋まって倒れなくなるのではないでしょうか。
「撮れば?グフ」
「自分の顔に少女漫画の要素が1コも入ってないて知ってるから撮ら~ん」
「撮り~や・・・撮ったら、グフフ」
最初の一押しは、私がしておきましたので。






by yoyo4697ru980gw | 2019-01-13 23:34 | +朝臣寺+ | Comments(0)
【発見の多いひまつぶしタスク】ジュースを煮詰めてアメを作る~それ、私がやりました~

「このフライパンなんか焦げ付くねん」
「ふぅ~ん」
あ、それ、原因は私なんだけどね。

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こんなことしたから、内緒で。


「捨てようかな」
「・・・捨てたら?」
自分専用の卵焼き用フランパンが急に焦げ付くと訴えてきた夫。
私を疑っている様子はない。
フライパンの寿命だと言っているようだ。
それ、フライパンの経年劣化やない、私がいらんことしたからや。
せつこぉ~!
(ちなみに夫の呼び名は「むー」です)


年末年始ひまつぶしタスクリスト50項目。
年末年始のひまを、やんなくていいことでつぶす、そんな企画。
デイリーポータルZの12月28日から1月6日までのとくべつ企画ではあったんだけど、6日を過ぎてから「この絶対に誰も手を出しそうにないタスクのどれかやってみよかな」といらん好奇心がムクムクする。
止める人がいない、て罪ですね。

そのタスクの中の「ジュースを煮詰めてアメにできるか」を、アメを作る気マンマンでやる。


クリスマス仕様コーラを使ってやります。

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せっかくなのでもう商品としてのアメを作っていきましょう。
アメっぽいものになればいいなァ、とかそういう遊び半分の姿勢では始めませんよ。
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クーポンで当たった0円のコーラで作るチープチャプス!
商品名「チープチャプス」チュッパチャプスのばったもんを作ります。

チュッパチャプスの一番人気「コーラ味」をコカコーラで作ってしまえたら、このご報告は日本コカ・コーラ株式会社とクラシエホールディングス株式会社にしたいと思います。
どちらもお客様相談窓口がフリーダイアル、素晴らしい。
失敗したら、とくべつ企画の期間が過ぎているデイリーポータルZへご報告。
アメが出来ないほうが面白いような気もするな。
しかし私の計算上では見事にチープチャプスが完成します。


ジュースを煮詰めてアメを作ったことはないけれど、砂糖水を煮詰めて出来るのがべっこう飴なので、要は砂糖が濃いめだとアメになる可能性が高いわけですね。
つーことは砂糖がしこたま入っているであろうコーラのそこそこの量を煮詰めると砂糖濃度の高いコーラになり、固まる。

と、私の計算上はそうなるので、コーラを半分注いでみました。

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夫の卵焼き用フライパンに。

キンキンに冷えたコーラを強火であたためながら、沸騰する寸前にふと思います。

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「ジュースを温めて味が変わるか確かめる」ていうタスクが副産物として出来る状況だな。
いかんいかん、二兎を追う者は一兎をも得ずや、一球入魂!

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強火のままで沸騰させると漫画みたいに沸騰するコーラ。

こんな絵に描いたような沸騰ってあるんやな。
「ん?炭酸か?」
これ、炭酸が抜けてる沸騰なのか?

これまで私は調理段階で「沸騰させ続ける状態を維持する」ことを「ずっと地獄で」と表現していましたが、これまでの地獄など地獄とは言わないのだということを発見しました。
炭酸を沸騰させた時の炭酸が抜ける沸騰、それこそが地獄にふさわしい地獄沸騰です。

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しばらく地獄が続きます。
勢いのある地獄が落ち着き、漫画のような沸騰も引いていきます。

と、思いきや、フライパンを振ると炭酸漫画沸騰が復活!さすが地獄。

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コーラの量が減ると黒色も濃くなってきました。
よしよし、きっと「あっっっまいコーラ」になっているに違いない。

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砂糖濃度が濃い証拠に、フライパンの端からコーラが焦げ付いてきました。

とろ火にして焦げ付かないようすばやくフライパンを振ります。

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小さな湯飲みにクッキングシートを入れて、甘コーラを注ぐ準備。

その間もフライパンからは目が離せません。

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フライパンを振る、クッキングシート丸める、フライパン振る、・・・忙しい。


チープチャプスの棒をみずやから見繕う間も忙しいのなんのって。

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ガスレンジとみずやは4歩ほどの距離があるので、罰ゲームのようにガスレンジに戻ってフライパンを振る。
「ヤバイなァ・・・焦げ付いてきとんな・・・」
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とろ火でも焦げ付く卵焼き用フライパン、夫の。
夫は自分の卵焼き用フライパンにコーラが注がれ煮詰められているとは露ほどにも知らない。
せつこぉ、それ経年劣化ちゃう、コーラ煮詰めた焦げ付きや。(夫はむーです)

「こうなったら中止やな・・・郵便局」
郵便局に行く予定だったのに、こんなに手間のかかることを始めてしまったために郵便局行きを中止。
いま冷静に考えるとアメのほうを中止せぇよとちゃんと判断出来ます。
やっている最中のあの時点ではどうかしてたんだと思います、ひとりで作業してたし。
止める人がいない、て罪やな。
お医者さんにみてもらわなアカンねぇ・・・せつこぉ~!


「よし!このくらいかな」
黒色の濃さでタイミングを見極めます。
煮詰めすぎてしまうときっと苦いのでね。
だって砂糖水を煮詰めて黒くして作るカラメル、あれ苦いから。
「ん?カラメル・・・」
カラメルは火から離したらすぐに固まってしまう、カチコチに。
トロミのある液体という状態を保つため、最後にアッツアツのカラメルに水を少量足すなそういえば。
その時に、ジュボジュボジュボーと理科の実験みたいな泡が立ちますな。
「これは・・・キケンなかほりがする・・・」
アメだから火から離した瞬間から固まってくれるのは願ったり叶ったり。
しかしそうなるとかなり手早くいろいろやらないといけないな。
棒を真ん中に刺し、丸く形も整える・・・30秒くらいだろうか。

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30秒という時間制限があるので、周りにこぼれるのなど気にしていられない。

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本当は写真も撮っていられない。
棒を真ん中に刺し、形成!
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よし、こんなもんやな。

形が崩れないようにぶら下げて冷やします。

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室温6℃でまずは粗熱を取ることにしましょう。

では粗熱を取っている時間を利用してチープチャプスのロゴを作ります、ばったもんだけど完成度は高めるからね。

手元にチュッパチャプスのコーラ味(本物)があるけれど、あえて見ずに自分の記憶のみで色使いなどを思い出して描いてみたいと思います。

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ロゴ自体はね、画像検索をしました。
ロゴはどのフレーバーも共通なのでダリデザインをそのまま描き写します。
トレーシングペーパーのようなクッキングシートは印字したロゴが透けて描きやすくてイイですね。
「コーラコーラコーラコーラ、てしつこく書いてたよな~どのへんかな~上の方にあったような気がするな~」

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私の記憶ではロゴの周りに余白があって、そこにコーラコーラコーラコーラと一周グルリと書いていたと思ったので、ロゴのカーブに沿ってNITSUMETAcola(煮詰めたコーラ)と控えめに書いてみました。

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「お。なんかこれこんなんやった気がするな~」

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しかし正解は、意外に離れた位置で<コーラ><コーラ><コーラ>と山括弧まで付いていました。
ロゴの近くにグラスコーラがこんなに添えられていたとは知らなかったし、見ているようで、意外と見てないな。
人間の記憶ってごっそり部分的になくなるほどのうろ覚えだということも発見しました。

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クッキングシートに油性ペンで描いていくと、インクをはじくためにクレヨンで描いているようなタッチになることも発見。

しかもインクがはじいたまま素早く乾いてしまうことも発見しました。
なので乾いたインクの上からまた色を重ねようとすると、乾いたインクがはがれてペン先にくっつき「キュ・キュ」と音を立てて油性マジックが使い物にならなくなります。
油性マジックの乾いたインクでコーティングされたペン先からは、二度とインクは出てきません。
これはイタい発見でした。
しかしこのロゴパッケージ、乾いても「ちょっとこすっただけでインクが手に付きそう」感がものすごいんですが、乾いてしまったらいくらこすっても手に付くことはおろか一切の変化をきたさないのです、見た目に反して。
驚きの発見です、今年一番の驚きではないでしょうか。
今年になって一週間経過した時点での今年一番なんで塗り替えられるでしょうけどね。

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母の日の似顔絵チックなチープチャプスパッケージといったところでしょうか。
ロゴをよくよくご覧いただくとわかりますが、チュッパチャプスと書いているように見せかけてチープチャプスです。
意外と見ているようで見ていないでしょ?
人間の「見た」なんてそんなもんです。


さてロゴが描けたところで、パッケージングをする商品を取りにいきましょう。
ぶら下げたチープチャプスの粗熱が取れきっと固まっていることでしょうから。

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なぬ?びっくりするほどの液体、漏れ出そう。


いかんいかんいかんいかん、冷凍だな。
もっともっと冷やし固めよう、冷やすなんて生易しいもんじゃダメだな、凍らさないと。
せつこぉ~!それ、キンキンやない、カチカチや。


こんなに凍らない液体が、この世にあったのか。

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冷凍して3時間後、まったく凍っていないチープチャプスを触った時には別の意味で衝撃が走りました。
昔、喫茶店のオーナーが「竹の子の土佐煮を冷凍保存しておいて竹の子チャーハンにする」と言っていて、私が「でも冷凍保存する時に1食分の竹の子を小分けにパックする手間おもたら面倒ですね」と反応したら、こう言ったのだ。
「煮詰めた物は冷凍保存しても凍らないよ。佃煮とかも、冷凍保存しても凍ることはない。だから大きなタッパーにガサって入れておいても使いたい分だけ簡単に取れる、だって凍ってないからね」
本当に?え~~~~ホンマに?!
半信半疑ながら、竹の子の季節になったらやってみようと思い続けたものの、我が家では大きなタッパーにガサっと冷凍保存するほど土佐煮が余ることがないのです。
土佐煮の減りが早い早い。
煮詰めた土佐煮を冷凍保存するチャンスがなかったので見逃してきましたが、煮詰めたものが凍らないという事実を、まさか煮詰めたコーラで確認することになろうとは。

煮詰めたら、凍りません。

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確かに、凍りませんね。8時間経っても。
そんなわけで、煮詰めたコーラはチープチャプスにはなりませんでした。


「にがっっっ!アメになってても食えたもんじゃないな」

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計算上はアメになる予定だったNITSUMETAcolaをなめてみましたが、カラメルより苦い、完全に焦げている味がしました。

あのフライパン・・・焦げ付いてるの・・・あれ、私がやりましたね、どうやら。






by yoyo4697ru980gw | 2019-01-11 18:30 | +mender!+ | Comments(0)
もうやめようこれで終わりにしようでもどうしようやっぱり続くかも
「もう2年参りは今年でやめよう」
「・・・て、去年もゆったよな?」
「ゆったな。」
「毎年、直後は言うねん。しんどいからやめる、て。でも12月になったら結局、2年参りの計画立てるねんて」
「いいや。流石に今年は・・・辛すぎて。潮時かもな」
「確かに。計画のほとんど中止したよな。そろそろ年末年始は家でゆっくり過ごしてもいいしな」
「な。・・・・・・て、言ってて年末になったら2年参りの計画立てそうで怖いわ」
「それな。こんだけ『もうやめよう』て言っててな。でもワンチャンあり得るよな~」

12月に入ってから体調不良が続いていたんだけど仕事を無理して行き続けてしまった、だって辞めるから。
早引けはしたけど引継ぎがあって休むに休めず、その無理が祟ったのか2年参り先の京都で歩けなくなる事態に陥り、翌日の昼にギブアップして帰路についた。
逆に翌日の昼までよくぞ粘ったな、と思う。
病人としてのスキルは相当高くなっている。
だって夜通し起きてて大寒波の京都でほぼ野宿なの、2年参り。
ちょっと過酷な山道も歩いたし、時間にしたら去年より短いけど内容としては格段にハードな修行をこなした。
体調に恵まれなかった、ただそれだけ。

でもこの6年で私は「さっきまで元気だったのに急に病人になる」ことや「さっきまでおやつバリボリ食べてたのにいまお茶1滴すら飲めない」ことなどを経験し、元気なことが突然に当たり前じゃなくなる身体である自覚がついた。
だから倒れる前にやめることが出来るようになった。
まだ病人3年目くらいまでは、自分の身体の限界点がつかめていなくて出来る無理がどこまでかを見誤ることも多かった。

発病した新人の時なんて救急車を呼ぶタイミングすら失敗していたのに、人間て病人でも成長するもんだなァ、もうベテラン病人となった私は救急車なんて新人の乗り物には乗らない。
救急搬送を自家用車でしかも自分で運転して行ける、それがベテラン病人である。
しかし救急車を使わない場合は「救急搬送」ではないので救急医療は受けられない、順番をすっ飛ばして着いた途端にストレッチャーごと医師の前に運ばれるショートカットは適用されないのだ。
苦しいのによけいに苦しい時間しか過ぎないただただ高いだけの夜間時間外診療など私は受けず、翌朝になるのを待って診療時間内の外来で受診することだって可能だ、ベテラン病人ともなると医療費コスト削減の面でもベテラン。
病人なんだか無敵なんだか。
無敵病人・・・居そうでいない、いなさそうでじつはまれに居る。

大晦日の午前中から年越しを始めてしまうフライングぶり。

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大寒波を告げていた年末年始だったけど、午前中は『あったかい』と思うくらいの気候で日本橋。

「なんだかんだゆーて日本橋ってゆっくり見たためしないよな、いつもなんかのついで的なカンジで」
ということで、大晦日午前中は日本橋オンリー。
夕方になんばへ移動してずっと食べようと言っていて機会を逃していたスープはるさめを食べるために並ぶ。

「辛さとスープが変わったらしいで」
「・・・イヤな予感がするな。クチに合わなくなってそうや」
「辛さ0.5とかが増えてるかもよ」
「それは嬉しいな。1で辛かったもんな」
「お!0.5やん!これは嬉しいな」
「んじゃ0.5にしよ。これから寒くなるしカラダあっためよっと」
じつは、この行為が後々仇となったのである。
血液循環を良くするような食べ物や飲み物では、痛みの感じ方まで強くなってしまうのだ。
忘年会のアルコールなんて禁物。
下戸の私でも忘年会は注がれた杯を空ける世代のクセでついつい飲み過ぎてしまうので、吐きながら痛みとも戦わなければならない。

寒くて痛みが増す冬に内臓が痛む場合は、身体の外から痛む部分を温めるか強くしばるか、その2通りの処置のみが有効である。
カイロで患部を温める、あたたかいお風呂につかる、ドライヤーの熱風を当てる、コルセットでギューーーーー。
それらが効果的で、決してカプサイシンとか摂っちゃダメだね。


「本格的な漢方スープになっとんな」
「な。」
「どう?」
「もう来なくていいな」
「同感や」
イヤな予感は的中し、本格的なスープになったおかげで私たちのクチには合わなくなっていた。残念。

「ヤバいな~カイロ貼るわ。さすが大寒波イタイ痛い」
純粋に大寒波で痛いと思っている私はカイロを貼って歩を進める、京都へと。
「うそ~ん・・・相当ヤバいくらいに痛いねんけど。息してんのが苦しい・・・過去最高や・・・」

見よ、あまりの体調不良に写真が無いのもさることながら、数少ない写真でさえこのクオリティ。

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何なのかがわからない。

一枚の写真と思っておいでかもしれないけど、これじつは4枚。

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暗すぎて何がなんだかわかんないだろうけど、4枚が合体した写真なの。

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暗すぎて何もわからないと思うけど、合計8枚の写真。


よっぽど体調悪かったんだな。
何のつもりで撮ったんだかさっぱりわからない。
今となっては「写真を撮った」という手応えすらないもの。
そんな中でも、狭い公衆便所をこれでもかと撮っているのは便所ライターとしての本能だろうか。
ピントが合っていないからまったく使えないけど。

本年度もよろしくメールに添えるための写真のクオリティも低い。

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ことひもよろひくおれがひしたひます
というメッセージを添えることにしよう。

去年、時間が遅くてもらい損ねた売布神社の金太郎アメ。

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同じキャラクターでたぶんおかめなんだと思う。
年々ブサイクになっていってるのでこのブサイクさを確かめるのが、ここ数年の私の一年の始まり。


どんな環境でもどんな状況でもどんな体調でも、一年って始まるもんですね。
つまり、どんなことが起ころうとも、明日はやってくるのです。


ころひもよろひくおれがいしたひまふ








by yoyo4697ru980gw | 2019-01-11 11:28 | +朝臣寺+ | Comments(0)
リターゲティング広告に追いかけられるそんな年末を過ごし新年から竹輪なのかと感動した2019年、本年もよろしくお願い致します。

24年間愛用しているメイクボックスの金具が片方バカになっていて、本当はそのまま持ち運べる大容量(プロ用)メイクボックスなんですが、だいぶ重さがあるので金具片方のロックでは取っ手を持っての持ち運びには耐えられそうにありません。

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手先が器用だから修理しようかとここ3年くらい部品探しと観察を続けているのですが私のカンではおそらく金具だけの修理は無理と思わるる・・・そんなわけで年末になんとな~く軽い気持ちで、ヤフーの検索窓に『メイクボックス』と打ち込んでエンター。
出てきたメイクボックスを2個3個クリックしてみただけだったのに、そこからリターゲティング広告がメイクボックス一色です。
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真面目なニュースを読んでも、エンタメニュースに飛んでも、買えと言わんばかりにメイクボックスばかりでした。


押し売りってこういう風にカタチを変えて存在してるんやなァと時代の流れを感じると共に、デジタル化が進んでも人間のやってることってあんま変わらんのやなァとある種の安心感さえ覚えました。

デジタル化の波に乗れなくたって大丈夫、デジタル化が進めば進むほど、人間は懐かしさを追求したり安心感を覚える物にしがみついたりする生き物なんだということに早く気付いて、時代の波に乗り遅れることの意味を見出していきましょう。
なんやったらひとりだけ退化するくらいで丁度良いバランスがとれると考えてもいいのではないでしょうか。
退化のパイオニアを目指す、そんな一年にしたいですね。


どうした、オンワード。

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ジュエリーはわかるけど、竹輪はどうしたんだオンワード。

気になってクリックしたら、ネコ用のおもちゃらしいです。

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https://crosset.onward.co.jp/b/pc/Product.html?mthd=07&SC=OWD&PC=OWD0068334

「結構リアルに作ったんやなァ~ておもてんけど、この竹輪、中にチョコかアンコが詰まってんねん」
「ホンマや」
「これは故意に塗りつぶしてるやんな?」
「イマドキなァ・・・いろんな高度な技術あるもんな、写真プリントとかな」
「やろ?空洞を表現したけりゃグラデーションとかいくらでも出来るしな、合成とかも今の技術スゴイもんやで。写真にしか見えないイラストとか描く技術もスゴイことになってるしさ」
「そやなァ・・・竹輪をこんだけリアルにプリント出来てて穴だけこの技術っておかしいもんな。わざとなんやろな」

さすが『人々の生活に潤いと彩りを与えるおしゃれの世界』オンワード。
潤いと彩り、それは言い換えれば『無駄』という余裕

私は『無駄』の中にこそ人生の教訓が詰まっていて、学ぶべきテキストが無駄そのものだと思っています。
だから私はビジネスで無駄を省いたらプライベートで無駄を足しています。
時間がいくらあっても足りません。
必要な無駄が時間を圧迫するので、よく約束に遅刻して怒られます。
でもその怒られるのも無駄ではなくて、怒られても怒られても遅刻の理由を「無駄なことしてたらつい」で通していると「まだ無駄なことしてたんやろ?」「その通り」「どうせ無駄なことして遅刻やろ?」「その通り」「無駄なことしてて遅刻するんやから先に始めとくからな」「よろしく」と、関係性が無駄なく変化していくのです。
無駄って、無駄なようで無駄じゃなく、無駄なくスムーズに無駄が回っていくものなんですよ。
う~ん、無駄が多い。

ネコネスト猫用おもちゃキャットキッカーちくわをクリックしたもんだから、新年早々ちくわに後を追われることになり感動を覚える迎春でございます。

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裏切りません、リターゲティング広告。





by yoyo4697ru980gw | 2019-01-03 06:11 | +ミルニング+ | Comments(0)