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弾丸ツアーin滋賀:芸術の秋

「書きたいことがたくさんあるのに時間がなくなる上にネタが増えるから出掛けたくないねんけどなァ」
「記事?」
「ブログ」
長文ブーな」
魔人ブウみたいな言い方したな」
「チョコレートにして食べちゃったらいいねん」
「魔人ブウてチョコにして食べるん?」
「ま~チョコっていうか~お菓子な『チョコになっちゃえ』や」
「あ~あのピンク色のヤツか」


最近、ピンク色のモノをもらう機会が多くなりました。
すっかり、おばちゃんになったということですね。
ピンクあげといたら喜ぶと思われる年齢になったということです。
ピンク色の口紅をプレゼントされた時はさすがに『似合わんやろ!』という総ツッコミが来たけれど、皆さんに言っておきたいことがあります。
ピンクの口紅が似合うように自分の顔を特殊メイクする技術があるので、問題ありません。

さて、芸術の秋も、どっぷり深まりましたね。


「週末の弾丸ツアーで『奈良と京都と滋賀、どこ行きたい?』て聞かれたから滋賀って答えてん」
「そうやなァ、その3つなら滋賀やなァ」
「やろ?奈良とか京都は何かの目的とかあって今後も行きそうやけど、滋賀は用事がなかったら行かなさそうやし滋賀に行く用事ってウチの生活ではまずないやん」
「ないな。こんな機会でもないと滋賀って行かんしな」
「だから滋賀って言ったのに『え~?なんで滋賀なん?何もないで?』とか言ってくんねん、むー。自分が選択肢に滋賀入れて選ばせといて。結局さ、自分の行きたい希望とちゃうから『え~』とか言うねんやんか、それやったら希望きかんと黙って自分の行きたいとこ行く今まで通りのスタイルでええわ」
「自分で聞いといてな。服とかでさ『こっちとこっち、どっちがいいと思う?』『こっち』『え~』と一緒やな。どっちがいいかもう自分で決まってるやん何で聞くん?ていうヤツ」
「ひとからどう見られるかを気にするねやろ、聞くってことは。自分がいいと思ってるほうは決まってるけど、それが他人と一致するとなお良しやねんや。ひとりよがりの良さだったと判明した時の『え~』でさ、選んだこっちがズレてるみたいな感じになるから気ぃ悪いゆーねんな」

滋賀を選んだ私がズレてるみたいにされた滋賀へ、意地でも行くで。
むーがマイナスポイントをアピールしてこようが、行くで。
滋賀の皆さんが気ぃ悪いっちゅーねんな、何もないみたいやんけ!
… … …なにがあったかと言われたらそうですねぇ…琵琶湖でしょうか。


「ほら、目の前、琵琶湖やで」
「見たことあるけどさ、琵琶湖。滋賀って来る機会は少ないけど来たら必ず琵琶湖は目にするやん」
「ま、そうやな」
「琵琶湖の何がすごいって、湖なのに視界に入り切らないってとこよな。海みたい」
あまりに寒かったもので、今回の弾丸ツアーは画像少な目で、肝心な琵琶湖の画像もございません。
だって手ぇ出すと寒いんだもの。ヤだ。


消火栓って

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カバーがあるのか。
昭和のオカンたちは、炊飯器・トースター・ポット・テレビ・こたつ・ミシン・アイロン、それはそれは家電という家電にカバーを着せたがった。
電話や扇風機、ドアノブにまでカバーを着せ、ついには布団カバーに着せるカバーをオカンが編み物で作り始めた時には『世の中のオカンたちはいったい何をどうしたいと思っているのだろう』と本気で心配した。ビョーキが進行してると思って。
しかし時代が平成になると家電が服を着なくなった。なぜなら家電がもたなくなったから。
昭和時代にアホほど使えた家電は経年劣化の果てにカバーで隠さねばならぬほど傷や色褪せが目立ったために、オカンたちはせっせと服を誂えていたのである。
カバーを着せるという行為は、長く持つことの決意表明なのである。


「わーーーーー!ビックリしたーーーー!!」

急な上り坂だったので下を向いて必死に歩いていたら、坂を下って来たひととぶつかりそうになり、間一髪よけました。

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「何してんねん。ここが大阪やったら文句言われてるで」
「だって下向いて坂登っててんで?気付くわけないやん」
「なんで下だけ向いてんねん」
「上り坂はそのほうがラクやんか」
「前向かなアカンやん」
「下って来たひともぶつかる寸前まで気付かんってことは前向いてへんやんけ」
私とぶつかりそうになった下りのアナタ、アナタも前向かなアカンで。


「紅葉の一番キレイな時に来たんちゃう?緑も黄色も赤もあって」

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だから本来は無料の駐車場が500円に値上がりしてたのか。
値上がり率が高いのなんのって。

木々を見上げるよりも私は、落ち葉を楽しむ紅葉派。

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踏みしめる。

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カサカサいう。


「うっわ、すごいな」
「何がすごいん?これ?」

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「日吉大社にだけみられる特殊な構造やってよ。すごいんやな」
「私がすごいってゆーたんはそこちゃうけどな」
「何がすごいん?」
「桁行五間、梁間三間、日吉造、檜皮葺、聖帝造、身舎、向拝、浜床、縁高欄、こんだけ何のことかサッパリなことが書かれてるのもすごいな、て思って」
「何もわかってないやん」
「だいたい読めば『へぇ~』てくだりがひとつは出て来るもんやけどな。三方に廂がめぐらされた形ってのが唯一読み取れて理解出来る箇所やったのに『三間・二間の身舎』で私の理解を超えていったわ」


「御簾の色がええなァ好きな色」

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何もわからなくてもいいじゃないか、好きと感じる心だけで。


「うわぁ!あの板、信用出来る?!」

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「厚みこれで大丈夫?」

確かに。

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薄いしいかにも割れそうだし、それに一番しっかりしていて欲しい箇所がどこよりもモロそう。

「45キロまではいけるで」

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「まぅ、よぉ乗るなァ。ボク怖いから乗るのイヤやわ」
「ま、この板を使うまでもなくまたげる幅やけどな」
「だから車椅子の人とかがこの板を使うんやろ?危ないって。どうするんやろ?車椅子の人乗るんかなこの板。薄すぎひん?大丈夫なんかな?」
車椅子の皆さん、この板の厚みでアナタは乗りますか?
38キロの発達障害の息子は、乗らないと言っております。
常に思うことですがバリアフリーって、条件や設備の問題もあるけどまずいの一番は心の問題ですよね。


「便所のお守やって。私が買わなかったら誰が買うんやっていうお守やな」

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「買うん?」
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「下の病ってなんやろ?下痢とか膀胱炎とか痔とか、そういうのかな。もうちょっと上やな、脾臓」

便所ライターとしての就職祈願に買っておこう。

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「ち」てこんな漢字なんだね。

「500円のお納めになります。お手洗いの目線より上のほうに置くようにしてください」
便所に置きたくて買ったわけじゃないけどな。
「ほら、まぅ。便所のお守、トイレに置かないと」
「トイレに置かなアカン?」
「トイレに置くように言われたんやろ?」
「言われたけど」
言ったひとは私が便所ライターだってことを知らないから、私が下の病を患ってると思って言ったわけで、私には就職祈願のお守だからなァ。


「お。さざれ石、出て来た」

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全国各地に存在するのであろう、さざれ石。

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「ここのさざれ石は小さいな」
そして、センサーで君が代が流れる演出。

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「この菊花石て、天然やねんてよ」

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「天然か?これ?彫ってない?」
「石自体は天然なんちゃう?」
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「石そのものは天然で、そこに菊の模様が浮かび上がるように日に30回角度を変えてなんやらしました、ていうパターンの天然か。人工的に天然を利用した、みたいな」

調べたら、菊花石は観賞用の石として採取が禁止されている天然石みたいですね。
輝緑凝灰岩の中に角閃石の結晶が放射状に成長したものなんですって。
石が固まるときに生じた割れ目に岩石中の炭酸石灰が沈殿して放射状に集合した方解石やアラゴナイトなどの結晶ができ分解し、さらにその結晶が岩石中の成分と交代して石英やドロマイトなどの結晶に変化し隙間をうずめ仮像をつくるそうな。
ま、そんなような現象が起きて菊っぽい模様になった石ですわ。


世の中は、七五三なんですね。

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「今って男の子も2回やるねんやろ?三歳も」
「そうみたいやな」
「大変やな」

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和服を着て撮影スポットで写真を撮って、成長して反抗期とか迎えたら七五三の写真を見せると効果的かもしんないな。
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「この和服のお出掛けフルセットね…8万なの。かわいい子供のために2回も七五三やったから16万。BTOで高スペックのPCが買えるくらいの金額をこの時点ですでに使っているけど、今のアンタのスペックはどうや?」
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とか、ゆーてね。

ちょうど目の前を、七五三真っ只中の和服で着飾った7歳のお姉ちゃんと3歳の坊が川のせせらぎへと誘われておりました。若いオトンは「危ないからこっちおいで」と声を掛け、しっかり者のオカンは「バッグ落としたら大変よ」とたしなめる。具体的に注意を与えられるのは常にオカン、天晴れ。


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MHK教育的に大丈夫なのだろうか、お焚き上げ。


「うわ~金ピカ」

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こんなに絵馬が金ピカのお社に掛けてあるなんて、絵馬の扱いが私の感覚ときっと一緒だな。
かねてより私は絵馬と七夕の短冊は読み物だと豪語してきた。
絵馬と短冊はヒューマンドラマなのである。
人間模様や人間の喜怒哀楽、ひとりひとりのストーリーが書いてある骨子、想像を足してそれを小説に仕上げるのは読んだ人、リレー小説という分野の読み物なのである。
だから絵馬が掛けてある場所に居る時間が一番長い、私は。
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本殿よりも絵馬掛所。

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神頼みするほど神席が当たりたいのですね、ファンは。

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神席ってどこのことなんだろう。ステージに近いっていう意味かな。

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京セラドームかァ…デカい、広い。どこまでを神席と位置付けるのかな。
デカい場所でやるコンサートに出掛ける人達の「チケットは抽選で席が決まる」というのを聞くたびに、コンサートに行ったことのない私は思うんだけど、デカい所で1回じゃなくてそこそこの所で10回やったほうがファンは喜ぶ距離で見られるんじゃないだろうか。
もちろん10回のうち行けるのは1回に調節して抽選をやってさ。
そしたら行った人み~んな神席ちゃうの、て思うけどそんな単純なことではないのだろうか。

盆踊りなんて常に神席やで。なんやったら踊り子と一緒に踊れるし、ファンクラブなんて入らなくてもイベント情報ばりばり流すで、参加費はいただくけどな200円。価格破壊。
私のファンなんて片手で足る人数しかおらんから超神対応やで、ファンが。
踊ってる最中に食べ物や飲み物をくれるで、踊られへんゆーねん。


「ふっと」

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この絵馬殿にひとりしかいないのに思わず声の出る分厚さ。
自作の絵馬を持参、ということだろうか。
だって絵馬殿前の看板によると薄い絵馬三種類で営業中だったもの。
ヤマトタケルノミコト絵馬がイラスト違いで二種類で、もう一種類は縁結び。

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おや?
オリジナル絵馬ってわけじゃないのか。
デイリー絵馬ではなく、初詣絵馬かもしれないね。

おみくじや絵馬そしてお守り、普段と正月では様子が違うのをご存知だろうか。
正月にしか出現しないアイテムが密かに存在する。
それは、大々的に『期間限定!』や『正月だけ!』とは謳ってはいないことが多いので気付かなければそれまでだが、だいたい縁起物が描いてあったり模してあったりすると正月用。
十日戎が終われば姿を消すので覚えておこう。
この形は縁起物の飾り駒を模したものなのかもしれない。
王将や左馬の文字が墨で黒光りしているあのデカい駒の置物ね。
飾り駒に書かれてある文字で有名な左馬ですが、これは馬を逆に書くことで「舞う」と読ませているんですよ。

古来よりめでたい席では舞いが披露されておりました。
めでたい席での舞いは、和紙に模様を描き金銀煌びやかな箔を施した舞扇という扇を使ってゆっくりと踊る、厳かな舞いでございます。
正月やめでたい席で踊られている舞いに『さんさ時雨』がございますが、結婚式の余興としておひとついかがですか。
オファーいただけましたら紋付き袴で踊りに行きますよ。
格式高いほうの舞いも踊れるんです私、盆踊りだけじゃないのよ☆


本来はこっちの絵馬に書きたかったけど

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ないので

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こうなっちゃった、てことね。
ココに来る縁結び祈願の人々は、かなり切迫した状況なのだろうか。

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良縁を願うあまり内容が・・・


事故に遭いませんように
ではない。

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おこしませんようにである。
どっちかゆーたら加害者の立場だな。
起こしそうな自覚があるのだろうか。
それならば、心がけ次第で防げるので気を付けてほしい。







by yoyo4697ru980gw | 2018-11-28 02:34 | +朝臣寺+ | Comments(0)
【昨今のクレーム処理事情】コルクマットが不良品だったので買った店に電話をしたら、予想外の展開になりました。

コルクマットの縁という商品をご存知だろうか。

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これ。

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正方形のマットを組み合わせて自在にスペースを作ったりなんかするマットの縁のデコボコをキレイな縁にするための縁パーツ、4本98円税込み105円。

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これに亀裂が入っており、あろうことかその亀裂を修復したらしき接着剤の痕跡まであるではないか。

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これは質が悪いぞ。
これを商品として出荷したのであれば亀裂に気付いた上でのことである。
全く許容範囲ではないが、百歩譲って修復が成功し見た目的にも機能的にも亀裂が問題ないレベルまでリカバー出来ていたとしたら、この細工に携わった人物のもったいない精神が異常に高いのだと、一瞬はそう思える。
しかしコレではアウトである。
リカバーが完璧でも新品の商品として検品を通ることがアウトだと思うけど。


そんなわけで、購入した店舗に電話でお問い合わせ。
電話に出た女性に「不良品についてなんですが」と言う。
ここで長々と現状説明をしても『担当の者』が別の人物だと二度手間だから、先にクレームだと伝え、説明が1回で済むように手を打つ。

『はい。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。商品はどういった物だったでしょうか』
とくに担当者に代わることなく、電話口に出たファーストレディーが対応。
「コルクマットの縁です、4本入り98円の。」
『製品番号はおわかりになりますでしょうか?』
「それはドコを見ればわかります?今レシートが手元にありますが」
『それでしたら、商品名の下に、少し長い数字の羅列があると思うのですが…』
「あぁ、はいはい、これね。じゃ、言いますよ?」
『お願いします』
商品番号を伝えたあとで、不良個所の説明。
至って静かに説明する。
「コルクの面と側面にかけて亀裂が入っているんですね」
『そうなんですね、大変申し訳ございません。その亀裂…というのは、4本のうちひとつに、ということでしょうか?』
「最初の1本目がそれだったので他は確認してませんけど。今、確認します?」
『はい、お願い致します』
4本のうち1本なのが2本なのか全部なのかで、不良品の度合いが変わってくるということだろうか。
「1本だけですね」
『ありがとうございます。こちらの亀裂なんですが、売り場にある時には気付かないような箇所の亀裂になりますでしょうか?』
なんだ?この質問は?売り場での客の確認不足を問うているのか?

この日本で店頭に並ぶ商品に検品不良の物品が並んでいるとハナから疑って入店している日本人は少ないと思うがどうだろうか。それくらい、日本の検品は優秀である。
まず製造過程でロボットが要所要所で不良品をはじき、最終的にはひとの目によって検品をする。
だいたい検品作業は検品作業だけをするひとがいて検品作業のスペシャリストと言うべきひとが就いている。検品を通った物品が出荷されるまでの、袋詰め・箱詰めの際にも不備がないか更にチェックしながらの作業が行われるしつこいまでの検品地獄。
その検品地獄をパスした極上品が並んでいる売り場で、客にまで検品をしろと仰せのようである。


「表面から側面にかけてカッターで切ったような亀裂なんで見ればすぐわかりますけど、売り場でまじまじと見てはいないです、こんな商品が並んでいるとは思ってませんので。ラベルありますよね『コルクマット』て商品名が書かれてる紙。これが商品にかませてあってのラッピングですから、この亀裂の所にラベルがあったのなら気付かないでしょうね。PCラックに貼るのに長さ調節をしていて、どのくらいの長さで切るかを計っていて気付いたくらいですから売り場に並んでる状態で気付く可能性は低いと思いますよ」
『コルクマットの縁を、PCラックで使うんですか?』
「そうです」
なにかい、コルクマットの縁はコルクマットの縁として使わなかったら違法になるのか?
コルクマットの縁を購入して何に使おうとそれは客の勝手。
コルクマットの縁をPCラックに使おうとして裂けたわけではない。
最初からこの商品は裂けていた。
何を疑っているんだファーストレディーよ、クレーム対応の地雷ばかり踏んでいるが今のところ。

「あのね、PCラックの上の縁部分にコルクを貼って押しピンを刺すようにしたくてこの商品を買ったのね。メモを押しピンで刺せるようにする作業を今まさにしている所で、PCラックの縁とコルクマットの縁がちょうどいいサイズだから買ったの。最初からその目的で買っててこの亀裂以外は何の問題もないんですよ、わかります?」
私は自分も事務員としてかつて来る日も来る日もクレーム処理をした経験があるので、クレームを入れる電話では感情的にまくし立てても、互いにとって良い事がひとつもないことは知っている。
なのでクレームを入れる立場になった時には冷静に淡々と不備の事実をお伝えしているが、初動対応を間違うひとのほうが多く、そんな時には時々タメグチを挟みながら語気を強めた敬語で徐々に攻めていくようにしている。
『PCラックに貼る、という用途でご使用になるということでしょうか』
「ええ。説明した通りです。それからね、この亀裂なんですが、修復したあとがあります。接着剤なのか接着テープなのか、そういったものが付着してて裂け目を閉じようとしたみたいですが、閉じれていないので裂けた部分の接着剤のテカテカした部分は剥がれてますね。見れば一目瞭然ですよ、裂け目を閉じるように不自然に四角いテカテカした痕跡はありますから。裂けていることがわかったうえでの行為でしょうねこれは。ま、悪質と言わざるを得ないんじゃないですか」
『そうでしたか…申し訳ございません、少々お待ちください…』
私が語気を強めたことでファーストレディーは対応がマズかったと自覚したようである。
しかし、マニュアル通りの『申し訳ございません』は発しても心からの『おっしゃる通りです』は出ない。
ファーストレディーは非を認めないまま、対応を違う人に託すタイプ。ダメだこりゃ。

『お客様お待たせ致しました。只今スタッフから不良品とのことでわたくしがお伺いはさせてもらって商品の確認もしたのですが、すません、こちらのほうのスタッフが内容の把握が出来ておらずもう一度お聞きしたいのですが』
こらーーーーーー!
その二度手間をせんがために、最初に不良品についてだと言っただろう!
しかもファーストレディーは私のクレーム内容をどうも勘違いしているらしく、急遽クレーム処理担当者に任命された又聞きの女性スタッフは私にこう確認を取ってきた。
『こちらの商品をPCラックに使用する際に、不良個所があった、といった内容だったでしょうか?』
「使用目的に関しては質問されたから説明しただけで、商品が亀裂の入った不良品だという内容ですよ。裂け目を修復した痕跡もあって不自然かつ悪質、今まさに作業途中で作業が中断されてる、という状況ですが迅速な対応をお願いします。もしね、他のを見ても亀裂が入っているような粗悪品だとしたら、そちらで開封して亀裂のないものを届けていただきたいんです、可能ですか?」
『もちろん、開封して確認していただいての交換は可能でございます。ですが、お届けするとなりますと少々お時間がかかってしまいますので…お客様がご来店いただくのは無理な状況でしょうか?』
「無理ですね、作業途中ですから。これね、私が出向かなあきません?不良品でなければ作業はもうこの問い合わせで待たされてる間にとっくに終わってるわけですよ」
何よりも、時間はお金に代え難い貴重な個人のものだとの認識はないのだろうか。
不良品の交換に店に来てくれと言われるたびに思うのだ、不良品だったうえにお客様に時間まで使わせるわけにはいかないとは考えないのだろうか。
「今、お届け出来るスタッフが出払っておりまして、1時間後くらいになってしまうのですが…」
「1時間後?!そんなん食事の支度の真っ最中やから来られても迷惑やわ」
レジが二人体制のここいらへんでは珍しく人手が余っているように見えるホームセンターで、クレーム対応が1時間後だと?
「市内でしょうか?お住まいは遠いでしょうか?」
「市内やし近いよ、自転車で10分。それでも届けられないってことなのね?」
「今はお届けするスタッフがいないもので…もちろんスタッフが戻り次第すぐに対応はさせていただきますが1時間後くらいかと…」
「だから1時間後は私が対応できひんってば。今、必要やのに。はァ…私が行かなアカンのんかなァ…」
寒空の中、真っ暗闇を自転車で10分行き、不良品を交換しに客が行かねばならん世の中なんだな。これからは店頭の商品を疑おうじゃないか、諸君よ。うっかり見落とすのは客の責任みたいだし。
「来ていただけるのなら、そのほうが対応は一番早いかと…」
対応してるのは私のほうだけどな、店じゃなくて。
「はァ…ほんじゃ今から行きますわ…」

私はこれまで最初の対応が間違っているとは思いませんか?というクレーム対応にクレームを言う側としてクレーム処理班と何度も接してきたが心からの『おっしゃる通りです』を言うひとは、その後の対応が迅速で簡潔で気持ち良い。そんな時は、必ずその良い部分をお伝えしてから終える。
「最初の対応が悪かっただけで、その後の対応は迅速で気持ちの良いものでしたよ。精神的にしんどい業務だとは思いますがめげずに頑張ってくださいね。あなたのおかげで今日一日を気分よく終えることが出来ます」
まず何より自分の非を認めるのが素早いこと、冷静かつ客観的に処理が出来るかどうかが大事よね。

それではファーストレディーが腑に落ちなかったらしいコルクマット縁をPCラック縁に貼って押しピンぶっ刺せる仕様にする作業を画像付きでご紹介。

これが現在のPCラックの上の縁。

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私はここにせねばならぬ事や、必要な情報などのメモをぶら下げ、ひとつ終わるごとにピッ!と剥がして、グチャ!と丸めて「うりゃぁぁあぁあああぁああ!」と言いながらゴミ箱にダンクシュートするのだが、押しピンではなくマスキングテープで貼っている関係上、ピッ!の部分がいまいちピッ!じゃないんだよね。
d0137326_22452304.jpg
メモ帳の下部を指で持ち本当は下に思いっきり引っ張って、ピッ!グチャ!「うりゃぁぁあぁあああぁああ!」と、やったった爽快感を味わいたいねや。
でも今は下部を指で持ったら、めさばりくそ上に腕を振り上げている。
振り上げるスピードが速くてマスキングテープがちぎれラックに残ってしまうこともしばしばである。


だからコルクを貼って押しピン仕様にする、コルクマット縁を活用してね。

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デコボコの接続部分が不必要なのでカッターでザックリ切り取ります。
多少いびつでも機能性に問題はございません。
ラックの直線に合わせて長さ調節。
コルクマットの加工はたったこれだけ。
だってコルクマットの縁とPCラックの縁のサイズ感ピッタリだから。

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ラックの縁に両面テープ強力タイプを貼ります。
これね、両面テープで何かを接着する際によく見かけることなんですが、素材に関係なくこれから張り合わせる2つのモノのうち、自分の手元にあるほうに両面テープを貼って剥離紙はがしてくっつける、て人が多いかと思います。
そっちのほうが貼りやすさでいったら断然貼りやすいですもんね。
でも、素材優先て考え方があってね。
柔らかいモノと硬いモノの場合なら、硬いモノに両面テープ貼ったほうがラクですよ。
柔らかいモノは剥離紙がはがしにくいしはがしたあとにも扱いづらいことが多いんです。
ペラペラしてたらピーンと常に張っておかないとテープ同士がくっつく、とかね。
チャンスがあったら硬いほうに両面テープと思って実行してみてください。

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扱いがラクな硬いほうのラックの剥離紙を、何に注意することもなくスルスルと注意散漫にはがします。

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コルクマット加工縁を貼ります。
以上。

d0137326_23021457.jpg
ほら、押しピン。
なかなか深く刺せます。

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ほうらこれで下にピッ!て出来るようになりましたね。

押しピンを刺したくなったらコルクマット!
PCラックの縁にはコルクマットの縁!







by yoyo4697ru980gw | 2018-11-24 23:19 | +in the sky?+ | Comments(0)
自分の誕生日には迷惑メールをチェックしてみよう

「わ~なんかある~サンタさん来てる~」
「誕生日プレゼントやで」

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誕生日プレゼントはドンキホーテで購入したサンタさん。
去年はクーポンで無料のプレゼントだったので、額が上がったぞ☆
「わ~カプたくさんある~」
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「9コやで。1コ63円」
「カプ、底値更新したな。さすがドンキ」
3の倍数で買うとお得なジャイアントカプリコを「6コじゃなァ」と思って9コにしたらしい。
どういう基準なのだろう6コと9コの違い、見栄えかな。

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見栄えだな。

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今年も迷惑メールをしこたま受け取ったけど迷惑メールフォルダに自動的に振り分けられる一括処理だから中身なんて読んだことがない皆さん、ごきげんよう。

私は自分の誕生日には迷惑メールフォルダーをチェックし、50件以内であれば全ての内容にざっと目を通すことにしています。毎年の恒例行事ですね。
皆さんと同じように複数のメールアドレスを保有している中で、秀逸な迷惑メールを受信するひとつが既に決定しておりますので、このアドレスの迷惑メールフォルダーは大切に大切に育てています。

迷惑なメールを本当に間違いなく迷惑メールフォルダーに振り分けるサーバーの賢さに感心してから迷惑メール本文を読むと、迷惑メールフォルダーに自動振り分けされまいとする涙ぐましい努力が愛おしくさえなってくるから不思議ですね。
余談ですが、迷惑メールフォルダーにたまにイオンのメルマガが振り分けられている時、私はイオンがこの世を浸食していっているのではないかと不安に駆られます。ダイエーもイオンに飲み込まれてしまったけど、とうとう迷惑メールフォルダーまで…。どこもかしこもイオンだらけじゃないか、耐えろイズミヤ、踏ん張れイトーヨーカドー。だけど家から近いイオンに行く頻度のほうが高いんだけどね☆

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私が真面目だからなのかそれとも友達が少ないからなのか「1年間にしては迷惑メールの数が少なすぎる!」と皆さんビックリされていることでしょう。
私がメインで使っていたフリーメールがメールサービスを9月に終了してしまい、一時的にこのメールアドレスを使う必要があったため、9月にすべてのフォルダーを空にした事情からこんなに少ないのです。
アドレスにひとっこひとり登録しておりませんもので、必要なメールが場合によっちゃ迷惑メールに振り分けられる可能性があり、一切をクリアにしたのです。
よって2か月間に受信したメール、という数となっており少な目。
2か月間で通常の受信メールが18件なのに対し、迷惑メールは26件。
手塩にかけて育てた甲斐がありましたね。
差出人が私のアドレスから送信しているメールでは「このメールは、なりすましの可能性があります。」としっかりと仕事をするヤフーメール。頼もしいですね。
私を外国人だと思っておいでなのか、全編英語の迷惑メールが多い今日この頃です。
ここ数年、大阪や神戸で中国人と間違われることが多くなりましたが、その影響がメールにまで押し寄せているとは思いませんでした。
16日から毎日メールをくれていたのに、なぜ19日の誕生日に限ってメールをくれないの?私の誕生日を忘れていたの?そもそも覚えていないの?つーか知らないの?私のこと、何も知らないのね。

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半年以上前に私のメールボックスをハッキングしたらしいクリストファー。
ハッキングじゃなくて、どうやらクラッキングだな。
「こんにちは!」とフレンドリーに始まるクラッカークリストファーの日本語は回りくどい。
私が時折訪れる親密なコンテンツサイトに、クリストファーは襲われたそうである。
私の持っている非常に野生の想像力が今まさに発揮されんとしているがクリストファーよ、とにかく「衝撃を受けた」と表現したいんだな?

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私の喜びと娯楽の最中、クリストファーは私が見ているものを同期しスクショを撮ったそうだ。私のデバイスのカメラを通して。私、とても面白くて肩が揺らめいています!
私のパソコン、カメラついてないで。
どこのカメラを通したかは知らんがクリストファーよ、そのスクショは私のじゃない。

クリストファーが作った汚れを破壊する公正な価格が500ドル。
自覚あるんだな、自分の作ったモノが汚れっていう自覚。
客観的に自分を見ることは出来ているんだな、クリストファー。
ビットコインがこういうことに使われそうだなァ、とは世界中の人間が客観的に見ていたと思うので、ビットコンは出さないほうがよかったかもしんないね。

私のデバイスからすべての連絡先に送信されてしまう、誰かの物的証拠(スクショ)は、私の場合だと送信先ゼロである。結局、誰のことも登録しなかったのだ。
私のすべての電子メールの対応を保存したんですって。
やばい!すべて未読!読んでないのがバレる!でも連絡先に登録してない!セーフ!

あなたがそれを読むとすぐに-私はそれについて知るでしょう!

「それ」が何を指してるのかがイマイチ。
宗教書の一節みたいだなこの曖昧な表現。

あなたがそれについて語る時-神はあなたのすべてにお気づきになるでしょう!

ぽい、ぽい。

私、50時間も待っているらしい。
2日と2時間。
ゾロ目。

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言い放ちっぷりが気前よい文末。


クリストファー、日本語がどんどん悪化。

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クリストファー、トロイの木馬好きやな。
「メリッサ」「ワーム」「バックドア」「アドウェア」「ローグ」「ジョーク」「ランサムウェア」「スプーフィング」「ルートキット」
マルウェアの中でも「トロイの木馬」なかなかダサいほうの名前だったんだな、こうして並べると。

私がメールに反応をよこさないのでご立腹のクリストファーは、おまえだけじゃないぞと焦っている様子、ずっとほっときましょう。
クリストファーが作った汚れを破壊する公正な価格だったはずのお金は、今回、身代金に名称変更となりました。
何をしでかしたのでしょう、私。
クリストファーは私の幻想にショックを受けています。
私がクリストファーが見たこともないようなモノをサイトで楽しんでいる間、クリストファーは私のカメラのプログラムを利用してスクショを撮影し、閲覧しているサイトのコンテンツに結合して楽しんだようですね。
私よりも楽しんでいるじゃないか、クリストファー。

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クリストファーが楽しんで作った物的証拠(スクショ)は820ドル、値上がりしたな。
ビットコインの送金方法をググれだそうです、音沙汰が無いから送金方法がわからないと思いググる方法を教えてくれるクリストファー。難しくないそうですよ、ビットコイン送金方法。
身代金は高くなったのに、待ち時間は2時間短くなりました。
最後はきっと「さよなら」と言いたかったんだよね、クリストファー。

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Nて誰やねん。
クリストファーのニックネームはyvesです。
何て読むのだろう。…ヤベす、でいっか。
ほぼコピペなのがバレてヤベっす。

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汚れ破壊料金は863ドルになりました。
小刻みに値上がりしていますね。
待ち時間は50時間に戻りました。
朝なんて10分でも貴重ですからね、その2時間の蘇りは嬉しいですね。
今回は元気に、さようなら!よくできました!ヤベす!

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親愛なるドメインユーザーyahoo.co.jpは、アホほどいると思います。
カッコイイ系ネーミング「ルートキット」に目をつけてきたな、クリストファーもといヤベす。

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現時点では固体の汚れを収穫してるんですって…私に…
業を煮やして(アダルトサイト)て言っちゃったし、もう神様も出して来たし、いよいよ最終段階でしょうか。
私は汚いいたずらな人なので、いたずらにまだまだ無反応。
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ビジネスマネーは527ドル。値上げしても無駄だったので下げてきました。
ビットコイン送金方法もヒントを加えています、コピペだから簡単なんですってよ。
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お別れの言葉では足りなかったようで、応援されるようになりました。


ええ、がんばりますとも。
ひとつトシを重ねたぶん私らしく成長できるよう頑張るから、君も来年の私の誕生日に向けてせっせと文面を考えて欲しい。

非常に野生的な想像力でアダルトサイトを楽しむいたずらに汚い私が、思わず900ドル払っちゃうような文面でどうぞよろしくお願いします。






by yoyo4697ru980gw | 2018-11-20 03:43 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)
ひとり働き方改革

人間はすごく傷つくと瞬時にあっさりと決断をしてしまう生き物である。
知らんけど。
でも傷つくことでグズっていた決意が固まるってことはよくある。
だから傷つくことも悪いコトばかりではないよな、と思う。

健康に人一倍いや人二倍いやいや人三倍、気を配っていたいとこが39歳の若さで急逝した。
39歳、あまりにも若すぎる。
私たちいとこ6人には子供の頃に共に過ごしたかけがえのない時間があり、そしてそれぞれ個々に交流を持ったり持たなかったりしてこれまで来たけれど、亡くなった従弟ほどまんべんなく皆と関わっていた人物はいなかったと思う。
温厚で控えめ、それでいてたまに存在感がある、それが彼である。
彼は年に数回すんごくど~でもいいコトがツボにはまり『イ~ヒヒヒヒ』と笑う。
時々こんな笑い方するジジィがいるなァという笑い方で。


5年ぶりかそのくらいの葬儀で帰郷すると、悪い事ばかりで帰って来ず普通に帰っておいでと親戚中に言われてちょっぴり傷つく。そうね、私は誰かが死なないと宮崎に帰らないような人間なんだな、それをこのほど思い知った。
離婚をした弟、年老いて感傷的になった父、見るたびに小さくなってゆく親類たち。39歳の弟を亡くした40歳の姉、39歳の若き夫を亡くした妻、息子を亡くした両親。傷ついた身内がこんなにもいるではないか。
私の周りには傷ついたひとたちがなんと多いことだろう、そしてそのひとたちは傷つきながらも私に微笑みかけてくれるのだ、遠いのによく帰って来てくれたと。


1週間の休暇を突然もらい出社して会社で上司に謝罪をすると、その反応は手厳しいものだった。
会社では忌引に定めがあり従弟では2日、という決まりなのを知らなかった私が悪いし、上司への休暇連絡のみにしていたのも私が悪い。これまでの休みがずっとそうだったので、いつも通りで良いと判断した。その間違いや認識不足を指摘・批判されたことは、されるべき私の欠点だったし反省すべきことだと思う。
「繁忙期の1年で一番忙しい1週間に休んだらあなたを雇っている意味がない」
上司にそう言われ傷心だった私はさらに深く傷つき、そして自分の役割の意味について考えた。
これから、私の身内は次々と亡くなってゆくだろう。
その時に繁忙期だからという理由で私は仕事を優先するだろうか。
忌引の定めを守り与えられた日数で帰郷をするだろうか。
私が出した答えは否である。
私の考え方が会社という組織で通用しないことはわかる。
それでも私は仕事を優先しない。
身内と微笑み合い共有できる想い出にひたりながら悲しむための時間を惜しまない。
そこを疎かにするような生き方を、私は選ばない。

全然足らなかった1週間、帰る私を見送る皆が目に涙を浮かべていた。
あとどれくらいの時間、私はこのひとたちとこの場でともに過ごすことが出来るのだろう。
与えられた時間はそう長くはない。
だったらいま私は、現在の私の役割に見合う働き方改革を進めないといけないな。
そんなわけで、転職を決めた。
まだ繁忙期で追われている仕事があり、山と積まれた書類のスキャンがあるのでそれを終え繁忙期が去ったら、上司ではなく会社を通すカタチで辞職の意思を示そう。
思えば私は5月から辞職をグズっていた。
はっきりと辞めたい理由があるわけではなかったものの、5月に弟の離婚話がくすぶっていていつでも帰郷出来る状態になるべきではないかとは考えていたのだと思う。
姉のサポートが必要なほど弟がボロボロで、予想以上にヘタレだったから。
弟とケンカの日々が続き互いに距離を置いて間もなく、従弟の訃報を弟から聞いた。
この苦々しい私たちの背中を、彼が押してくれたように思えてならない。
私は繁忙期とわかっていながら迷うことなく翌日に帰郷した。
そういうことなのだろうな、と思う。
行動は正直だ。
窮屈で窮屈でしかたないと言い続けている宮崎へ、私は結局のところ帰るのだ。
言葉よりも行動なのだな、信頼を得るということは。
私はこれまで、言葉を使ってきただけに過ぎなかった。
未熟だったな、言葉で信頼を得ようとするなんて。
今後は、行動を起こそう。



「まともに持って来た服が喪服しかないんだよね。私にあげてもいい服、なんかある?」
「あんたが帰って来るってわかってたらとってたのに・・・服、捨てたばっかりよ」
「なんで捨てるかなぁ~もったいな~」
「もったいないけど捨てたよ~。太ったからどれも入らんし痩せても無理なサイズだったから」
いやいやいや、宅配便で送ってよ着払いでええから。
長らくアパレル業に就いていた経験のあるひーねの服は平均価格3万が相場で十数万つーえげつないカジュアル服もある。そうは見えないラフな服がじつは12万とかなのだ、まったくラフでもカジュアルでもない。ひーねのカジュアル服を貸してもらうとラーメン屋のテーブルに肘とか付けない。


「家を出る前に派手にこけたから見てよぉ、靴も無惨なもんよ。これで葬式出たわ」
「まぁ・・・なんて酷い靴・・・あんたぁ・・・」
「だって買いに行くような時間なかってんもん。私にあげてもいい靴は?」
「こないだ靴もまとめて捨てたとこよ。今ある靴は現役ばっかり」
「あ。これいいね、これ好き~好き~」
「えー…んー…私もお気に入りよ。んーーーーいっか。お気に入りで高かったけどたまにしか帰って来ないしあげる」
「いぇ~~~~い!この悲惨な靴あげるわ」
「履けん!捨てとくわ。あと服ねぇ…こんなワンピースは?」
「似合うわけないやん、カワイイ系」
「フランスのいいヤツよ」
「なぬ?おフランス?着てみよう」
「意外と似合うやーん」
「いけたな。意外。さっきの靴にこのワンピースで、上着は?短いデニムないの?」
「あーーーーーーーあったのに…あげたわ。本当によ~あのデニム合うわ~」
「取り返してきてよ」
「これは?去年も来てたモスキーノだけど…今年も着るか…ん~」
「あ。合うねぇ。でもまだ着るならいいよいいよ、私はこの全然合わないパーカーを着て帰るから」
「んー…いっか。たまにしか帰って来ないし、あげる!」
「いっえぇ~い!」
それからもたまにしか帰って来ないから出血大サービスは続き、展示会コレクション一点モノを買い漁っているひーねは、太ったがために着られなくなったけれどもお気に入りでしかも高いから「痩せたら着る服」として捨てられなかった将来的に確実にゴミとなるタンス肥やし服を、思い切って私にお下げる。
こんなに高い服がもらえるなら毎年帰ろうかな。
滅多に帰って来ないから、て言ってたからたまに帰らないとくれないのかな。


おフランスとおイタリアのかほりを漂わせてエコノミーに乗って帰宅。

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自分が何を優先するのかがわかったので状況も条件もなにもなくただ、私は直感に従う。
大事な決意をさせてくれてありがとう、まー君。
今を生きるみんなはきっと、それぞれにゆっくりと癒えていくはず。
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直感ではなく条件などを考えて行動しそうになるタイミングで私には、身近なひとの死が訪れどう在りたいかを考える機会になり、必ずといっていいほど軌道修正をすることになる。
そういう機会が日常的に誰にでもあるのに多くのひとは状況や条件、仕事を優先しなければならない。
直感で生きられるって、恵まれてるな。
直感だけで生きても43年間わりと無事。
世間一般の常識からはズレちゃうだろうけど、そういう人間がたまにいるのもこの世の中なのです。


職場で倒れて救急車で運ばれた兄の見舞いに行かないかと父に誘われ、何年も前に絶縁している兄だけど生きている兄に会わねばならないのだろうなと思い見舞った帰路のその道中、父が畑に群生する花を見「キレイだからこっちの道を通って行こう」と花のために遠回りするのを見て、嗚呼このひとも傷ついているのだ…と痛感した。


そうだな、私は私の方向を見て人生を行くことにしよう。

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宮崎ではコスモスとヒマワリが同時に咲く。






by yoyo4697ru980gw | 2018-11-17 02:41 | +ミルニング+ | Comments(0)