どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ
カテゴリ
全体
*ご挨拶*
*ゑず研(リンク)*
+ミルニング+
+cool down run+
+ハナモゲスト ゲリライブ+
+in much guy+
+談合料亭『千徒馬亭』+
+in the sky?+
+丁猫犬堂+
+YOU WIN!!+
+開楽館+
+knowing+
+朝臣寺+
+mender!+
+武道便所 グレージー+
+難℃ set key+
第9回エッセイ・ブログ大賞
エントリー中

最新のコメント
>all holiday..
by yoyo4697ru980gw at 22:32
盆踊りで検索していたらた..
by all holiday at 00:37
oriさん、ツッチーに結..
by yoyo4697ru980gw at 23:56
こんにちは、ツッチーの娘..
by ori at 14:12
これはこれは「とうま」さ..
by yoyo4697ru980gw at 09:42
ブログジャンル
以前の記事
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
more...
記事ランキング
画像一覧
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
検索
ファン
最新の記事
母の日の
at 2018-04-27 02:47
弾丸ツアーin和歌山:ランジ..
at 2018-04-26 00:39
間違っておらず正しくもある、..
at 2018-04-25 10:09
変わらないなんて、もったいない。
at 2018-04-21 16:31
そんな春なのね
at 2018-04-18 02:37
外部リンク

<   2010年 02月 ( 17 )   > この月の画像一覧
寿命までに
「タバコ1本吸ったら何分寿命が縮まると思う?」
「1分。」
「違う。」
「2分。」
「違う。」
「30秒。」
「違う。」
「いつまでノーヒントやねん。『惜しい』とか『もうちょっと長い』とか『もっと短い』とかのヒントを絡ましてキてよ。3分。」
「ぜんぜん合ってない。」
「わ~っとるわい。長いか短いかを言わんかいな。1ヶ月。」
「そんなに縮まらない。」
「だろうね。とっくに死んでるわ、そんなに縮んでたら。」
「正解は、5分30秒。」
「お~~~~意外と縮むモンやなぁ~~~~」
「やろぉ??やからやめたほうがええで、タバコ。」
「やめたいっていう強い意志が芽生えたらやめるモンらしいわ、タバコ。やめることがストレスになるくらいならやめんほうが体のためだって医者が言ってるくらいやから『やめてもいいかなぁ』くらいの意思じゃぁ、他の不具合が出る。」
「…先生な?一日に40本、タバコ吸ってたことがあんねんて。ヤバイやろぉ?」
「担任?」
「うん、二箱やで二箱。まぅより吸ってるやん。」
「へぇー…あの先生、タバコ吸うようには見えへんのに吸ってんねんなぁ…」
「でも、もうやめてんで。吸ってた時があるねんて。やからまぅもやめたほうがええで。」
「そうかぁ…タバコなぁ…そこまでヘビーじゃないから近々寿命が尽きるほどは吸ってないと思うで?外出先で吸うこともないし、買いに行くのが面倒な時はやめてるみたいなモンやしな。」
「そしたらやめたらええねん。寿命が1本で5分30秒も縮まるねんで?」
「長生き、してほしいの?」
「いや?ぜんぜん?」
「でしょう?私も前は子供が小さいから『今は死ねん』と思ってたけど、もう今は死んでも構わない状況になってると思う。ヘイポーもお腹空いたらチンして食べることを覚えたし、私が死んでもなんなっと生きていけるよな?」
「うん、むーちんいるしな。」
「でしょう?私…今まで好きな事たいがいやってきたと思う。心残りとかナイと思うねん、まだまだやりたいことはいっぱいあるけど、普通の寿命までにそれ全部をやれるなんて思ってないし。今やりたいことはもうやってるしね。だから寿命が縮んでも『こんなもんやろうな』ってカンジはすると思う。私の人生、いつ尽きても『そんなモンやな』で納得できる。結婚もしたし出産も育児も仕事もしたし、この歳までに経験しといたらええかなってコトはもうやったよ。」
「これからの人生があるで、まぅにも。ひとりになってから、やりたいこともっとやれば?」
「死ぬまで『ひとり』になろうって気はナイけどな…てゆぅか『ひとり』になるって難しいで?もしひとりになったとしても、ひとりでやりたいことなんて知れてるし。」
「ひとりになったらやってみてもええかなって、まだあるやんか~。」
「どんな事を?」
「た~と~え~ば~…。猫を拾って来て育てるとか。」
「アンタ…ひとりになってそんな事がしたいの?猫はもう拾って育てたよ、子供の時に。」
「やったん?!」
「やった。猫も拾ったし犬も拾ったし鳥もカブトムシもクワガタもセミもタヌキも拾って育てたよ。」
「タヌキも?!」
「タカボーが拾って来て3日育てた。」
「タヌキ…3日しか育ててないの?!」
「うん。結果的に『3日しか』やけど、育てる気はもっとあったよ。事情があって『3日しか』になったってだけ。その時タカボーって山の中で卵をヒヨコにするとか…いや…卵をうませるか…?なんかそんな仕事やってて、ソコでタヌキを捕獲してん。それで家に持って帰って来てん。飼ってみようかってコトになって、その時の家は庭が広くて横に林があったから、その林との斜面を利用して小屋を作って飼ってみてん。タヌキってすんごい凶暴やねん。じっとしてないの、すんごく暴れる。ポンポコポン~なんてお腹叩いてるような愛らしさはカケラもないからね。タヌキのエサがわからんから『不良品の卵』みたいなカラがフニャフニャの卵が出来るんやけどそれをエサとして与えててん2日間。そしたら3日目に、小屋の地面と林の斜面を掘ってタヌキは逃げてた。」
「タヌキ飼ってたってスゴイやん…タヌキの本物を飼ってたってコトやろ?」
「完全に野生のタヌキやからスリムやで。タヌキって太ってるキャラやけど、本物のタヌキは痩せててキツネとええ勝負。身が軽いねタヌキは。穴掘って逃げるくらいやから。絶対に人間に慣れたくないみたい。」
「たった2日しか飼えへんかったんやな…」
「うん。知ってる?ニワトリは3歩で忘れる・ネコは3日で家に就く・犬は3日喰わせりゃ恩を忘れない、って言うてな?そうゆう『3』の法則があんねん、飼う動物には。鶏はアホやから3歩あるいたらもう何も覚えてナイねん。ネコは人ぢゃなくて家につくの、3日でその家につくけどその家の人が変わったとしても去っては行かない。犬は人間に従順、3日喰わせたら絶対にその恩を忘れず主人に尽くす。そう言われてんの。そんでその中にまた新しい『3』の法則が、タヌキを飼ったことで追加されてん。タヌキは3日で脱獄。穴掘ってまで逃げたかったくらい必死やねん。よっぽど飼い慣らされたくなかったんやろうな。タヌキ、お~た~けぇ~っ!」
「タヌキ…あんまり飼おうとは思わんやろうなぁ…」
「うん、3日で脱獄するからな。ペットとして不向き。そんなことも知れたし、拾って動物を飼う経験はもうええわ。」
「まぅ…いつ寿命がキてもええな。」
「いいよ、私は構わない。私が死んで悲しむひとがいると思うとちょっと心が痛いけど、それもなさそうだし。ヘイポーが悲しかったら、寿命のこと考えてみようか?タバコやめる事、考えてみようか?」
「いや?ええで、まぅがええなら。ボクにはボクの人生があるから。」
「でしょう?…とりあえず一服するわ。」
「そうやな。」
やめる必要、ナイみたいだ。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-15 23:40 | +開楽館+ | Comments(0)
おベンキョしてぇな
「アンタ…図書カードちょうだいよ。辞書が欲しいからそれで買う。」
「ええー…いらんってゆぅたやん。本なら図書館で借りるって。」
「図書館で借りるけどサ、アンタだって図書館で借りてんぢゃん。参考書も買わないみたいやし、私、ほしい辞書が出来たのよ。辞書だけは図書館で借りて来れないからサ、だからチョーダイ…つーかよォ、間違った。…返して。あの図書カードってまるまる私の手柄ぢゃんけ。」
チョモは、2000円分の図書カードを持っている。それは『歯科医師協会賞』の副賞である。歯に関する川柳を詠むと参加賞として歯ブラシが漏れなくもらえるのだと言って、この歯ブラシ目当てに詠んだんであるが、国語力がイマイチのチョモは私に詠んでみてと言った。これまで数々のアイデアを奪われてきた私は、純粋に自分で詠めと言ったんであるが、どれもこれも本当にイマイチなチョモの句。
「なんかもうちょっとこう…なんかなぁ…ひとひねり欲しいんよなぁ…」
「アンタひとひねれるほどのウデ…ないやろ。ひねりかたがマズいねん、さっきから。」
「まぅ国語ならなんとかイけんねやろ?ひねってぇな。」
「アンタねぇ…参加賞ってのが欲しくて詠むんやろ?漏れなくもらえるんやろ?じゃぁ上手い下手なんて考えんと詠めや。だいたいなァ参加賞目的っていう不純な動機で句がひねれるもんなら、もともとの才能はもっとあるわい。」
「じゃぁ、まぅがひねりぃや。何の動機もないねんからひねりまくったらええやん。」
「中学生が詠んだ、ていう句にはならんから。ふ…悪いな、自分で詠めや。忘れてた 昨日の歯磨き 起きてから みたいな報告じゃない限り、どう詠んでもいかにも中学生な句になるはずやって。言うてすまんが、私の句はトシの甲が出る。アンタよりよっぽど句、ひねってキた経験を既に積んだ。」
「じゃぁ何かひねってるやつ、詠んでみてや。」
「ヤだよ、盗られるから。自分でひねれ。」
「ひねる、ってぇ??ど~~~~ひねるわけよ?ひねるってさぁ…」
「オ~マ~エ~が『ひとひねり』なんかぬかしとんねやないか。詠んだひとに『…ん?』って思わせることやね。『…ん?』の後にちょいと間あって『…ぁあ~っ!』て思わせたら完璧。」
「んじゃ、そうゆうの。」
「…を、ご自分でどうぞ。」
「さては、ひねれへんねやろぉ??」
「…なぬ?」
私の悪い所、煽られて闘志むき出しになる所。わかっちゃいるのに、誘導尋問にひっかかるタイプ。
「…ハイ、できた。自己紹介 心と歯は 丈夫です 心と歯が丈夫やっていう自己紹介でひねってみました。」
丈夫です、ってトコロが中学生仕様。
「ええやん、ええやん。歯が丈夫、心が丈夫。」
「よぉないわい。言っとくけど『心丈夫』の意味を間違ってんで、それやったら。この句の本当の意味がわからなかったら、どうひねってんのかもわからんやろ。歯が丈夫だったら歯は健康やろけど、『心丈夫』って精神的に強いって意味はないからね。逆や、君が一緒だと心丈夫ですなァ~てな感じで使うの。人を頼って安心しちゃってる心の有り様や。」
ゆえにこの句は、歯は丈夫やけど心はモロい、歯は強いが精神的に弱い、つまり「丈夫なものは結局、歯くらいしか無いんだよね」と言っておるのだよ。
「これを参考にアンタのひねりってヤツを加えた句で応募しぃな。『心丈夫』なんて中学生がフツーに使ってるような語句じゃないから、親の手が入ってるのバレバレ。」

そしてヤツは、歯科医師協会賞をとってきたんである。私はその時点でアヤシイと思ったのでどんな句を詠んだかと訊けば、悪びれもせずチョモは言った。
「あれやん。自己紹介 心と歯は 丈夫です 何がもらえんねやろ~楽しみ~♪」
「オマエ…それを世の中は盗作と言う。てめぇ…一言一句変えずによくも…何か変えたんなら言い逃れも出来ようがまんまパクりやないか。副賞が何であってもそれはアンタのモノぢゃない、自分名義でひとの句をさも自分が詠んだ罪で訴えたろかコラ。」
2000円分の図書カードだった副賞をチョモは私に差し出したが、本に金をかける読書はしていない心の広い私は、使うあてもこれと言ってないのでその図書カードをそのままチョモに差し上げた。しかし、チョモは自分の欲しいかなと思う参考書を全て揃えると1万円以上かかると言ってハナから諦めた。フォトフレームに毛筆で掲げてあるスローガンが「一走入魂」から「切歯扼腕」に変わったが、とくに四字熟語辞典などを買い求めた様子は無い。そもそも部屋に籠って宿題などを片付けている風な時間を過ごしていると、未だかつて感じたことがないぞ。やっと部屋に上がったかと思えばすぐにキッチンへ来て「ホットケーキ焼いてええ?」とか言っている。満腹中枢、イカれてっから。

「アンタ言っておくけど、文章ってのは字数が少ないほど難易度は高いもんやで?ダラダラと200枚ある文章を要約するのがどんだけホネか。小説より随筆、コラム、詩、短歌。短くなればなるだけ「読ませ度」の高さが要求されんねで?俳句・川柳なんてその最たるもんやないか。アンタ、賞をとったからには今後の国語のテスト、90点以上とってないとウソやでな?せぇだい勉強してちょーだいませ~。受賞の経歴が剥奪さるような憂き目を見んようにな。」
歯科医師協会賞を受賞するような国語力を見せつけちゃったわけやからな。自分で自分のクビ絞めてるわけだよ、悪いコトってのはするもんぢゃないねぇ。これで国語の点数が芳しくなかった時には、まずは国語の先生ヌシから早々に疑惑の目を向けられることであろう。
自分に厳しくする方針なのね?苦手教科をこうまでして克服したかったのね?逃げられない状況を作ってハードルをあげてみる、ていう荒療治なのかしら?つくづく感心するわ、とことん頑張りたい気持がパクるという行動を取らせていたとは、まァ手段は間違ったみたいだけど、今後に期待するという目で見てあげてもよくってよ。
チョモったら、これほどの喝を息子へ入れられる母親をお持ちになって、さぞかし心丈夫でございましょう?
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-15 23:01 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
パ・パン・が・パン
「まぅー…メールきてるで~。」
「うん、知ってる。たぶん、はうはずサン。」
「あ~~~~~『はうはず氏』て出てる~~~。」
「ほらね。」
私のケータイは1年くらい前に機種変更をしてから、名前が出なくなった。正確には「届いていることに気付かなかった時に後で開いても名前は出ない」である。受信中の音が鳴っている間だけ、アドレス登録をしている名前が出ているが、それ以外はメールアドレスが表示される。だから後で開いた時には「誰からやねんっ」ということで返信をしないことが多い。子供たちとの共有なので「私ぢゃない」ということで処理している。アドレスに名前でも入っていたらわかるけど、私は殆どのひとを勝手につけたあだ名で呼んでいるので一致することがない。だから、私がメールに気付いていない事にヘイポーが気付くと、受信中に「誰からか」のチェックをヘイポーがする。そして「じゃぁ『はいよ~』って返事しといて。」とか「うん『あいよ~』って送って。」とか「ほなら私が言いそうなこと返事しといて。」と頼んでいる。
「はうはずサン、なんて?」
「あー、パン作ったらしい。」
「おぉ~♪出来たって??」
「んんー…んーーーーー…ん~~~~~~~…メールのやりとりで確認してみて…私の口からはちょっと…」
はうはず氏に新居祝いの生首をいただいていたので、その内祝いとして「引っ越しそば打ちセット」というのを考えていたのだが、このキットみたいなものがなかった。そこで単品で揃えてセットを作ろうとヘイポーとザルそばのアイテムだったり、そば専用包丁だったりを探していたのだが、途中で私はコンセプトが逸れている気がしたのだ。
「これでそば粉を捏ねるの。ほんでコレでそばを伸ばして…板みたいなので押さえて切るんだけど…やっぱ道具屋筋に行かないと無いのかなぁ…」
「おぉー…なんか本格的やなぁ…」
「うーーーーん…ソコなんだよねぇ…『なんか違う』ってカンジがするの。はうはず氏ってたぶん手先の細やかさには長けてるって気がすんねなぁ…イラスト描きやるし…芸術的なセンスのあるひとってサ、よっぽど見てんだよね細かいトコを。絶対つかむよなぁ…そばの感じ。『こんなんやな』っていうイメージだけで打てちゃうよ、あのひと。本格的なセットで本格的なそば、打っちゃうよあのひと。『ギャップ』っていうアジが要る。『本格的なセットなのにこんなの打っちゃった』てならないな、あのひとは。はうはず氏のウデ、そんなんぢゃないもん。…よし、やめる。クッキングトイを見に行こう。あのチャチさが必要やな、ギャップには。あのひとのウデを信頼する。『こんなチャッチーおもちゃでココまでやりやがる』っていうギャップ、はうはず氏に託そう。…ったく困ったひとだ…この季節にザルでお届けしたかったのに…変更だ、変更。」
こうして「引っ越しそば」ならぬ「引っ越しパン」となりお届けしたが生憎ご子息が病床に伏しておられ、「パン作って」るばやいぢゃないので「パンツ喰って」たらしい、はうはず氏。

ようやくパン作ったとの報告を受け取った際のメールのやりとりを見てヘイポーは言った。
「お~~~~~これ、パンや~~~んっ!めちゃめちゃ、パンやんか~~~!!」
「あんなにチャチーやつで、こんなん出来るねんなぁ?やるね。」
「ほんまやなぁ、あんなにチャチかったのになぁ…。で、このひと、誰?」
「それは、はうはず氏の子供。息子のフカキョ~。」
「はうはずサンて…子供なんかいるんやー…」
「いるでしょう…はうはず氏…私より年上や。」
「ええぇええええーーーーーーっ?!」
知らなかったのか…そういや、言ってないね。そうだね…その反応は正しいと思う。私…だいぶ年上(のはず)のはうはず氏への接し方、だいぶ長いこと誤っていると思う。そうだな…反省しようかな…でも、どうやって?
「まぅ…はうはずサンとの会話が…成り立ってないみたい…おかしいで?」
「うん…はうはず氏なぁ…私…はうはず氏との会話…成り立ったことは…ないと思うずっと。この先も変わらないと思う、文字の付き合いだから。」
「モジノツキアイ?」
「うん…用事があればメールはするけど…そうだなぁ…あんまり用事という用事がある付き合いではないからなぁ…そうやなぁ…考えてみたらそうやなぁ…」
考えたことなかったなぁ…昔はネット上ではうはず氏ンとこを間借りしてたから文字の付き合いがあったんだけど、現状はほとんどそれもナイわけで…それでも用事があってメールするとこうして成り立たない文字の付き合いをやっちゃってるワケで…他の文字の付き合いのひとはとっくに私に見切りをツけちゃってるワケで…となれば貴重な「最後のひとり」みたいなはうはず氏なワケで…ホンマはパンツなんて喰ってないのに、パンツ喰ってるとか書いてもたぶんオールオーケーなワケで…クッキングトイで立派なパンまで作っちゃうワケで…ええひとやなぁ…はうはず氏。…反省…しようかな。…でも、どうやって?
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-15 00:01 | +in much guy+ | Comments(0)
めでたい自宅待機
「日曜日、ドコにも行かんから。自宅待機しとかな。」
「どこにも誘う気はないで?何の自宅待機よ?」
「バレンタインやがなっ♪」
「…は?わざわざ日曜日にこの家までチョコレートを届けに来てくれるっての?誰が知ってんねん、この家を。誰にも教えてへんやろっ!それとも、家教えて届けてくれるように土下座でもしてきたか?」
「そんなん、するわけないやんけ。それは調べがついとんのやがなっ♪コソっと調べとんねん、どっかから。」
「…そうゆうことに…なってんねや…」
「やから、チョコレート受け取って挨拶をせなアカンから、家におらなな~♪」
「…アンタ…幸せなヤツやなぁ…」
そんな息子を見てなんか私…切ない…。
こないだ女子に「チョコレートいる?」て訊かれて「お返しせなアカンからいらん(だって、学校の窓ガラスを割って弁償したので2ヶ月間、おこづかい無しだもの。)」と答え、呆れた女子が「別にお返しなんかせんでええけど…」と言ったのを聞き逃さず「じゃ~ちょ~だ~い♪」とせがんだらしい。…私だったら、こんな男のために日曜日を潰したくない。その女子も同感だと思うな。仮に彼女が義理を装ってチョモに「いる?」て訊くというアクションを起こしていたとしても、チョモとのやりとりで一気に目を覚ますに違いない「あぶねぇ…こんなヤツを好きになるトコロだった…まだセーフ…」て。若き日の恋心は…揺らぐからな。純粋な頃の理想って高いから、本音が命取りになったりするものだ。そんなワレの態度を顧みることなく、日曜日にバレンタイン自宅待機だってサ。おめでたいヤツだな。

ミズオ…私にクッキー焼いてくれるって言ってたけど、それ、チョコレートに変更して一時的にチョモに渡してあげてよ、日曜日。可哀想過ぎて、ちゃんちゃらおかしいわ。チョモがご挨拶を申し上げて受け取ったら、衝撃の事実を伝えてあげて。
「それ、まぅちゃんに渡しといてね。」
ビターにしといて。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-12 23:19 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
明かシスト
「まぅ、徹夜するん?」
「ヘイポーは午前中ダイエー行くんちゃうの?それによる。」
「うん、行く。」
「じゃぁ、しない。」
「うん、わかったー。」
ヘイポーが私が今夜、徹夜をしないことを確認して眠った。

明日…いいやもう今日、この祝日は本当に久々の夜明かしアタックチャーーーーンスっ!なんである。
「明日、朝練ないから。」
「朝だけ?」
「夕練もない。」
「おっダブルか…」
「ん?明日、学校もないやん。」
「へ?てことは明日、祝日かぇ?!おーおーおーそうか・そうか。そしたら私、今夜は夜明かしするっ♪あ~~~~~何年ぶりやろう…こんな機会があるなんて…やっり~っ♪」
「ねぇ…ソレって…徹夜ってコト??」
ヘイポー、間違ってはいないが、私の「夜明かし」と「徹夜」には若干の違いがあるのだ。
「うーん…朝が来てから眠るってコトね。空が白んだのを確認してから眠るの。5時とか6時とかになってから、おやすみ。」
「明日、アレ行かなアカンやん新年会。起きれへんで?」
チョモよ、お前の若年性睡眠と私の三十路性睡眠とは、質が違うのだよ。
「起きるよ?よゆ~で5時に間に合う。あ~明るくなったなァと思って眠って昼過ぎくらいにウダラ~と起きて、卵を30個焼いて行く。」
ここんとこの夜更かしでは2時半あたりで眠っているので、私の睡眠時間は3時間半である。6時に眠ったとしても昼ごはんに間に合うくらいだ。睡眠時間を削って好きな事をしていると、時間というものはゆったりと過ぎてゆくカンジがする。この「何してもいいし、何もしなくてもいい」という時間は、朝や昼には無い時間の経過である。
しかしさすがに「徹夜」をしたいという気持ちがこの年齢では湧かなくなった。私の「徹夜」とは寝ずにそのまま次の日の「眠る時間」まで起きておくことである。これは絶対に辛いと思う。私は独身の時に「徹夜の次の日に社員旅行へと出掛ける」というハードなスケジュールを一度だけ敢行したことがあるが、この旅行が私の今までの人生で最高に辛い旅行だった。移動中のバスの中でたまらず睡眠をとっていたが、ドコの観光地をどの順番で訪れたかの記憶を未だに繋げることが出来ない。加えて新入社員の「飲み明かし」という洗礼を受けねばならぬことは免れず、一泊二日だったか二泊三日だったか「徹夜」と「ちょい寝」まぶしの旅行で、後日受け取った写真のドコにも見覚えが無い有様であった。
一方「夜明かし」は夜が明けたのを確認したら僅かでも眠る。これはカラダに優しい。優しいのだが平日にこの「夜明かし」をやろうという気は起こらない。3時くらいに「イカン・イカン」と気付いて極力眠るようにするのがオチである。だって、平日の暮らしは、大人で妻で母親でなきゃなんないのだ。休日前夜に「何もないなら夜明かしをしたいなァ」とは思っていても、本当に「何もない」ような事などたとえ祝日でもそうそう無い。休日でもチョモの部活があったり、出掛ける用事があったりなんかしてね。

嗚呼「夜明かし」。なんてステキな言葉なんだろう。「夜更かし」も響きが格別であるが、その延長「夜明かし」とキたらステキったらナイね。どんだけたっぷりゆっくり使っちゃうんだろ、時間。日の出の前に眠るアノ清々しい入眠。冬の日の出は遅い。初日の出を見た経験がおありだろうか。暗いうちに海辺などへ行きそこから日の出を拝むのであるが、初日の出はなかなかお出ましにならないではないか。空が白むなんて次元のハナシでなく、周りがはっきりくっきり見えるくらいに明るくなってもまだ出ず、「トイレ行ってこよかな?行ってる間に出たらどうしよう?」という心配もするこたぁナイほど遅い。今日は出ないんぢゃないかと思った頃にようやっとお出ましになるのが「初日の出」である。太陽ってどんだけ光ってんねやろね…出てもナイのにこんなに明るいもんかねぇ…と、私は「初日の出」を待つ間にどっと老け込むのである。待ち焦がれた「初日の出」を拝む時分には寒さのあまりに揉み手など自然にやっちゃってて、ついでなんで「ナンマイダブ…ナンマイダブ…」と心の中で唱えてしまう。40を超えたらもう「初日の出」ダケは見るな。洒落にならんくらいトシ喰う。「ワシはもう…思い残すことは何もない…」て声に出して唱えてまうで。

ヘイポーが逆チョコを買いに行くのに午前中、出掛けたいみたいだから予定はあるけど、明かしちゃおっかな~。そして空が白むのを窓から確認して、性懲りも無くあの言葉を口にするの。

白みそむれば~

ひんがしの白みそむれば物かげに照りてわびしきみじか夜の月 by牧水

白みそむれば 夜明かし完了!
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-11 02:42 | +開楽館+ | Comments(0)
幻の生徒
数学が好きだと言うひとの「数学が好きな理由」に「答えが必ずひとつである」というのがある。それを基に、答えにいきつく最短の計算式を探し出す過程が面白かったり、答えを導き出すための計算方法をアレコレ出してみたりするのが興味深かったりして、好きなようだ。しかしどう解いても、答えはひとつしかない。
それは、こういうことだろうか。
複雑な計算を重ねて解き答えを導き出しても、問題の答えが合っていなければ不正解。いくら斬新な計算式でも、それは不正解。ドコかでナニかを間違っている式だということになる。
一方、わからない箇所はひとまず置いといて、先にとりあえず答えを導き出せるようにそれらしい計算方法を探る。おおよその答えに辿り着いた所で「もうこれでイっちゃお」とひとまず置いておいた箇所はなかったことにする。しかしその答えが合っていたら?正解?なんせ答えはひとつなんである。導き出した答えがその「ひとつの答え」と合っていたら、わかるとこだけの計算式でうやむやにした部分があるとハッキリわかっていても、正解は正解なのだろうか。
今回の問題はソコなのだ。答えだけを求められた場合、計算の仕方・答えの導き方を問われない場合、答えが合っていたらそれは正解なのか。そしてそれが筆記で求められた場合、回答欄に正解の答えを書いた場合にこれはマルがもらえるのか。もらえるのだとしたらこれはゆゆしき問題である。ラッキーな1点になるからである。そんな1点がもらえるような数学なら、私も好きだ。私が数学が嫌いな理由は「答えがひとつしかない」ということである。それを芯に、「考えようによっちゃぁ正解」や「誤魔化し切った」や「そう思えばそれもアリ」の見込み評価がないから、泣くほど嫌いなのだ。

「今日な、すんごく難しい算数の問題が出たんやけど…」
「どんな?…聞きたくないけど…ただ聞くだけもヤなくらい嫌いだけど算数…もぅ泣きそう…でも言うだけ言ってみて。」
「学校の生徒が全部で481人でそのうちの6分の1が6年生やねんな?そして6年生の13分の6が女子で、女子は何人かって問題やねん。」
「だいたいでいい?」
「ダメ。」
「じゃぁ、わかんない。」
「そうやねん…なんで『481人』やねん。最初から1人…余んねん。」
「ヘイポーの見間違いってコトはない?」
「ない!それは絶対ないっ!!絶対おかしい、と思って何回も何回も何回も見たから絶対481人。ワープロミスちゃうかと思うねんけど。」
「先生が数え間違ったんちゃう?」
「違う。この学校じゃなくて『ある学校』の話しやから数え間違ってるとかじゃないと思う。そうゆうミスはない。」
「数え間違った事実がなかったとしても、そもそも算数の文章問題自体はフィクションやからな。」
「途中で回答が配られたんやけど、答えは合っててん。女子は37人。でも、どう考えてもその答えは、計算が合ってない。最初に余ったひとを『いなかったこと』にして、6年生の余りを『女子ってコト』にして出した37人やねん。」
「ほーーーー…ずいぶんと自分のカンを信じたねぇ…。確かになぁ…私が思うに、6年生の人数を決める段階で1人余るね。このひとをひとまず『ノー学年』の幻の生徒ということにしよう。で、6年生が80人ってコトになるな?そしたら今度は6年生の中に『ノー性別』のひとが1人余る。この学校には幻の生徒が2人要ることになったな?ひとりは性別も学年もわからない不審者、もうひとりは性別がどっちともわからない「この年で早くもニューハフか?!もしくはミスダンディ?!」てな疑惑が浮上した6年生。このふたりを無視したとしても、私の答えは37人にはならない。『はっきり女子と言える人数が36人、もしかすると女子の可能性があるひと1人』ってコトになる。」
そこで私はこの回答欄にはこう書くことにしたい。『あまり深く追求せずそっとしておいてあげたい1名を含む37人』人数だけで見た時にはマルだろう。
以前チョモがまだ小学生で、友達を現地調達するために公園のハシゴをしていた頃に、近所で2番目に近いオギに行ってきたと帰った日のことだったと記憶するが、ソコに幼稚園児くらいで算数の文章問題を解けるコがいたと話したことがあった。母親と公園に来ていた園児は母親の出す文章問題に答え、正解したと言う。そのオカンが出した文章問題がこんな感じだった。

お父さんが5人いました。2人帰りました。残されたお父さんは何人でしょう。

これは算数の例文なので、文章に問題は無く解答は3人である。しかし、この問題を報告した当時のチョモに私の回答は「気まずい」であると答えた。家にお父さんが5人もおり、2人が帰ったあとで3人のお父さんが一つ屋根の下に残されたのである。その心情たるや「気まずい」以外に正解はないではないか。このようにご近所レベルでは「算数の例文問題」が「二昔前の英語のテキスト」であった経験から私は「算数の文章問題の文章をより国語的に解釈する」と面白いということに気が付いた。Is this a pen?これはペンですか?NO.this is a desk.いいえ、これは机です。ど~ゆ~見間違いやっ!と誰もが突っ込んだ、シチュエーション無視のあの文章の作り方である。
その学校には、幻の生徒が存在するのだ。

「答えは合ってたんやけど、6年生を80人で考えてるからな?余りの1人はな、6分の1の確率で6年生かもしれへんやろ?でも6分の5の確率で6年以外の学年やねん。だから6年生じゃない可能性のほうが高いから、6年生じゃないってコトにしたんやけど、でも絶対に6年生じゃないって決まったわけじゃないから、もしこの1人が6年生やった時にどうすんねん、て思って。そのことをずーーーっと考えててん。昼休みにも、掃除の時間にもずーーーっと考えてたんやけど、まだわからん。結局、幻の生徒は何年生やねん?」
「…アンタ…算数の授業は何限の時?」
「…ええっと…4時間目。」
あぁよかった。算数の授業が1限とかやったら、掃除時間まで考えてたんじゃその問題が確実に他の授業の邪魔をしてるからな。
「もうこれは私の手に負えない。チョモが帰ってきたら、幻の生徒がおらんように計算を導いてもらおう。」

「幻の生徒が2人出てしまう不可解な算数の問題が今日、ヘイポーの授業で出たんやけど…チョモ。」
「それ、どんな問題やねんっ。」
「ヘイポーが言うには答えは合っててんて。でもその答えは『正解はしたけど幻の生徒を無視してさらに出現した幻の生徒を女子にした』ていうちょっとした事件が発生しとんや。やからアンタ、幻の生徒が浮遊せんようにバシっと割り切れる計算式をヘイポーに説明したげて。」
「で?問題は?」
「全校生徒481人。うち6分の1が6年。6年の13分の6が女子。女子の人数を求めよ。答えは37人。」
「その481人、ホンマ?見間違ってない??」
「私もゆぅたわ、数え間違いちゃうの、って。そうゆうミスはないらしいで。プリントを何回も見たから絶対481人やて。」
「プリント、見せてよ。」
「ないねんて。回収されたから。」
ヘイポーの話しでは、1単元が終わるとその単元のテストがあるんだけどその前にテストに向けての『こういったテストの内容ですよ』という『力だめし』とタイトルの付いたプリントが課されるんだって。その『力だめし』に今回の文章問題があったってわけ。なんか今回はすんげぇ力が試されてんなぁ『不可解学校生徒二人の謎』を解けってコトまで算数は問うまでになったのか、てコトでヘイポーと私の計算は暗礁に乗り上げているわけだけど。今日はたまたま担任が出張でマルつけが出来ないから、班に一枚の回答が配られて、正解してたからマルをつけて提出したわけよ。見た目には正解は正解なんだけど、若干名の幻の生徒の怪。謎は深まるばかり。

「生徒の数が?何人て?」
「481。…いいや、841人やったかな?」
マンモス校やな。
「6年が…6分の1?」
「…の中の13分の6が女子で、女子何人?てコトね。バシっと割り切って。」
「あぁ~…コレは中学生には簡単な問題やな。全部、分数やねん。いくで?」
「ヘイポーに説明してよ。私は幻の生徒の存在を認める派。」
「6年が6分の481人、コレはわかる?」
「わからない。結局、6年生って何人おるわけ?」
「6分の481人。」
「ややこしい6年の数やな。6年生の数は出さないわけ?」
「出ん。」
ええー…本年度、我が校を卒業する6分の481名の6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。6分の481名の皆さんひとりひとりに卒業証書を授与したいところですが、各クラス、6分の481名のうちの4分の1名の代表者に、卒業証書を授与したいと思います。…6年間バシっとつかめたことがなかったなこの学校は、人数をよ。
「さらにその6年の中の13分の6が女子やろ?やからー、6分の481人の6年生、カケル、13分の6の女子、この式が『6年女子』の人数。6と6が消えるー、分数のカケルってことは?割るな?481÷13、割り切れて、37人。余らん。」
「お…ドコ行った…幻の生徒。」
「最初からおらん。」
「じゃぁ、男子の数は?」
「出ん。」
「全校生徒がわかってて、6年が6分の481人やねんやろ?のうち女子が13分の6やったら、男子は13分の7おるってコトちゃん?」
「そや?でもその計算で男子の人数は出ん。何人から何人の間でおる、なら言える。」
「言って。」
「43人か44人。」
「復活したな、幻の生徒。1年~5年までのことは情報提供をしてない学校やけど、6年に関してはかなりヒント出してキてんぢゃん。6年生の人数把握くらいできんわけ?」
6年の人数わかってないと、何かと今後の行事に支障が出るぢゃないか。卒業記念品の注文、それから紅白饅頭、予備分で多目に手配するとしても、きっちり人数を把握しないとこっちだってやってらんないからねぇ。卒業記念品が辞書の場合は書店が包装までやってくれるからサ、早めに発注して個数を伝えておきたいぢゃん。有志で担任の先生に花束贈呈することにもなるし、学年の人数がわからないと徴収する金額がさァ…。一人200円ずつってコトにしたとして…全員で何人おるわけよ?それによって、花束に添えるのがハンカチになるかスポーツタオルになるか…ソコ、微妙な予算の算出になるけど?余った金額で記念写真を撮ってフォトフレームに入れて渡したり色紙に一言ずつ書いてもらうにしたって、動くタイムリミットはきてる頃合いだよね、2月は28日までしかないんだし。とにかく人数、バシっと出してくんないと。
「出ん。6年の数も、何人から何人の間でおる、なら出せる。」
「出して。」
「80人か81人。」
「ちっ…あやふやな学校やな。この情報だけではっきりわかるのって結局、何なわけ?」
「6年女子の人数。」
「あー…そう。私の中で了解したことが、もひとつある。この学校は今ハヤリの『個人情報保護法』をかなり意識してる学校や。過敏にね。」
PTAとして動きづらいことは確定や。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-04 12:42 | +mender!+ | Comments(0)
かえるの下手
新調した「津和野」はかなり私を虜にしている。
とにかく「津和野」は私にあたたかい。
だって、「津和野」は家具調こたつだから。

説明書で「家具調こたつ津和野」と名乗っていた「津和野」は、田舎のおばーちゃんちにあるような足とかに彫刻が施された家具調こたつの中の家具調こたつである。「津和野」を目にしたイノッキが「このコタツおばーちゃんちにあるようなヤツやなぁ」と口にしたが、アータのおばーちゃんちにはありそうにないぞ?アータのおばーちゃんちの裏に住んでいるが、あの真新しい洋風の家のドコに「津和野」って雰囲気があんだよ。おばーちゃん、トールペイントのお教室を自宅で開いてるだろう?アータのおばーちゃんちに「津和野」は無い。姉妹品の「遠野」も、無いだろう。

土曜日の休日を私は「津和野」95%で過ごした。外へは一歩も出ていない。いくら休日と言えども新聞を取るなど一歩くらいは出ようものだが、幸運なコトにベランダに一歩、出ただけである。ちゅーわけで「フルハウス」に自主的な隔離状態。とにかく、1時間のうち30分ほどはうつらうつらしているという至福この上ない時間をずーーーーっと味わい倒していた。
…そう…ヤツが帰ってくるまでは。

私の夢現の時間を突然奪ったものは、雑音極まりないチョモの奏でるアルトリコーダー。
部活から帰ったチョモに、冷蔵庫にある残り物を全て「チン」する「ちまちまランチ」の指示を出したのが昼過ぎ。品数はあるが量がどれも少ないので、ちまちま並べてさっさと食べ終えたチョモが「食器を洗い桶につけるかつけないか」くらいのタイミングで私は早くも津和野でうつらうつらしていたのだが、いつの間にリコーダーと音楽の教科書を持って津和野までやって来たのか、雑音のメロディにズー・ズーっという本物の雑音まで入っているので、たまらず私は声をかけた。
「…なんで吸うねん。耳障り。」
「プロだって、みんな吸うねんで?」
チョモの言い分では、リコーダーを吹いている時にリコーダー内部を落下中であろう唾液は吸い上げてマウスにリターンさせるのが常識だそうである。
「先生なんてもっとやで?ジュールジュルズズズズズー、こんなんやからな、音。」
「プロでも吸うならそれでいいんだろうけど、その音を演奏からはカット出来んのか。後味がわるぅて…プロならその音…消してほしい…」
「下からツバが垂れるのと、吸う音と、どっちがイイよ?吸う方がええやろ?」
「どっちもヤだよ。」
リコーダーの構造…なんとかならんもんか。

チョモはリコーダーの練習で私の転寝を阻害し続けた。
「なぁ?この曲、知ってる?」
「…はぁ…知ってるよ。その曲は知ってる。知ってるけど、リズムが違う。音は合ってて吹けてもいるけど、リズムが違う。」
「しゃ~ないやんか…それが音痴やねんから。やから練習してるんやから。」
「音はハズさへんやろっリコーダーやねんからっリズム取ってよっ音は間違いナイねんからっ!知ってる曲やからリズムが狂ってるとものすごく嫌な感じするぢゃんっ!練習するなら上達してよ…吹けば吹くほどヒドくなってる…どんどんズレてる…」
私の…気持ちよい転寝を返せ…。
「これさぁ…ハモるとめっちゃキレイで~。やからさぁ、ココちゃんにさぁ『一緒にやってよ』ってゆぅたのにさぁ…アイツ…先にスイマーと組んでたみたいでやってくれへんねん…ほんでそれ終わったら先生とハモったりしてさぁ…結局、もっかいせなアカンことになっちゃってん…」
「ひとのせいにすなよ…ココちゃんの気持ちはわかるわぁ…アンタあまりにもレベルが違いすぎんのにココちゃんに頼むからや…」
アンタ、知らんのか。ココちゃん一年で唯一、三年に交じってリコーダーの演奏で東京に行ってきたんだよ。そんなレベルのコ相手によく一緒に組もうって言えたもんやで、ド厚かましい。

それからもチョモの津和野での自主練習は続いた。ベランダへ行かないか。はるばる津和野まで来るな。
ピーピーピープープーピープーピープー
「…あ・間違ったな?」
「え・今?!間違ったの今やとおもてんの?!もっと前に間違ってたで?!」
「あ・やっぱり?!なんか間違ってきてんなぁとはもっと前に思っててん。」
そんな「微妙に徐々に間違ってきた」ことはねぇから。もっと前でハッキリと間違ってたから。
「…リコーダーを置きなさい。」
私はとうとう起き上った。幾度、私はチョモにリズムを教えてきたことだろう。音をハズすのはよしとしても、リズムは狂わないほうがよしである。せめてリズムはつかもう、音がなければやれば出来る、正確な音の長さを打てば出来る、音を取る必要は無い。
私は津和野の天板でチョモに両手を打たせた。左手メトロノーム、右手メロディ。これはもう、お得意の「計算」になっているだろう?リズムを取れ、音はリコーダーが確実に取ってくれる、オマエはリズム通りに穴を間違いなく塞ぐだけだ。
「いい?最初の『タ・タ・タ・タン』を打つ間に、こっちは2つ打ってんのはわかる?こっちはもうずーーーーーっと『トン・トン・トン・トン』て一定のリズムしか刻まへんやん?コレにソッチを合わせんねで?打つのを意識すんのは右手やで?左手を先に打っといて、右手が入っておいで、自分のタイミングで。」
「よし…よし…よし・よし・よしっ」
ウン・タン・タン・タン♪
「ちが~~~~~~~~~うっ!」
「これな?ナントカっちゅ~てな?楽譜にはナイねんけど、頭に『ウンっ』て休みあんねん。難しいなぁ…」
「はぁ…それ知っててなんで…どうして『ウン』にしちゃったん?『ウン』じゃ休みすぎてるで?『ン』しか休まへんで?『ン・タ・タ・タ・タン』やから、こっちの『トン』の瞬間だけ休んで、次の『トン』打つ前にはもう最初の『タ』が入ってるわけやん?ゆ~っくりの『トン・トン』でやってみ?アンタのおもてる休みで入ったら『タ・タ・タ』で既にヘンなビートを刻んぢゃってるねぇ…」
トーン・トーン・トーン・トーン…
「わぁああぁああっツられたっ!!」
「んーーー…『ン・タ・タ・タ・タン』で3つ。3つ打つまでにソレ全部が入る。最初の1つが『ン』の時。次が二番目の『タ』。最後は『タン』の時。『ン』・タ・『タ』・タ・『タン』。アンタがメロディを打ってる時に『トン』と合うのは2つだけ。やってみ?」
「ハイ、トン・トン・トン・トン・『ン』・タタタタタンっ」
「タがおお~~~~~~~~いっ!!なんで急に…なんで急にそんなコトに…アンタ…右手貸して…」
私はとうとうチョモのメロディまで担当。
「アンタは常に一定。私がアンタの手でメロディを打つから。絶対、自分で打とうとしなや?トン・トンの中にどう打つかのコツがつかめると思うから。」
…しかし私の介護は無駄だったようだ。余計なメロディを打ちつけしまうので、次を打つまで打った手は天板から上げるなと言っても、打った手を『トン』にツられてついすぐに上げてしまい、次を打つのに勝手に装飾音符つけちゃう。ジャズピアニストかオマエは。小粋になっとるやないか。

「この曲が難しいねん…もっと簡単なんないかなぁ…。あ・よろこびのうたは?」
私、試しに打ってみる。
「は・れ・た・る・あ・お・ぞ・ら・た・だ・よ・う・く~・も・よ~♪…あ・いいかも。ずっと『トン』と合ってる。『く~もよ~』の部分だけや。『ターン・タ・ターン』やし、簡単やわ。やってみ?」
タン・タン・タン・タン・タン・タン・タン・タン・タン・タン・タン・タン・ターン・タタタンっ。
「ちが~~~~~~~~うっ!また小粋になった~~~~~っ!」
「もぅ…もっと簡単なヤツないかなぁ…」
「十分カンタンやわ…ドコまで望むねん…」
「…なんかないん?」
「んー…カンタン…かえるのうた、してみる?♪か・え・る・の・う・た・が~」
「おっ♪イけそう。カンタン・カンタン。」
「き・こ・え・て・く・る・よ♪」
「おっ♪」
「グワ・グワ・グワ・グワ・ゲゲ・ゲゲ・ゲゲ・ゲゲ・グワッ・グワッ・グワッ♪」
「アカーーーーーンっ!ゲゲ・ゲゲのトコ、速い。」
「オマエーーーーっ!!最後のゲゲ・ゲゲくらい頑張れよっ!全部『トン』と合ってんねから『ゲゲ』くらい打てよっ!!『トン』の中に『ゲゲ』って2つ打つのが4回やないかっ!打てよっ!!ゲゲいけよっゲゲ!!!ゲゲ打てよっ!!!!」
わしゃなぁ…中学生の我が子相手に『かえるのうた』の『ゲゲ』って鳴き声の部分をこんなに熱く語る育児をするとは、思わなかったのぅ…コッチが『ゲ・ゲー』やっちゅ~ねん。

音楽センスが下の下のゲ~なチョモはちっとも『かえるのうた』を打てない。

「ハナモゲストのネタ出来たわ。『かえるのヘタ』打ってみよ~う。振付…教えるから打ちながら止めてみて。かえるのうたのリズムも打ててないのに、振付あるからな。レベルアップしてるけどマスターしな。」
音もリズムも取れないのなら、せめてゲリライブ目指して、笑いを獲れっ!!
d0137326_23581533.jpg

(感情を込めて打ち始めよう~・ハイ)
d0137326_23583274.jpg
d0137326_23584651.jpg
d0137326_2359468.jpg

(ハイ・『ウン』の休み中にうすうすズレを察知『ん?』)
d0137326_23592190.jpg

(気のせい気のせい・ハイ・気を取り直して感情を込めて~)
d0137326_23595771.jpg

(目を開けるとハイ・どうもうすうす?)
d0137326_001675.jpg

(ハイ・ちょっと不安げに)
d0137326_002772.jpg

(ハイ・なんか気付くモンがあった?)
d0137326_00382.jpg

(ハイ・『ウン』の休み中にどうやら…)
d0137326_004950.jpg

(そう!周りみて~!)
d0137326_012044.jpg

(ほら!なんかちが~う!)
d0137326_013085.jpg

(ハイ!そっちもね~!)
d0137326_013838.jpg

(ね?だいぶちが~う??)
d0137326_014790.jpg

(ハイ・前に乗り出して『オレだけ?!』の確認!)
d0137326_015991.jpg

(ア・ウェ~イ!)
d0137326_02790.jpg

(ハイ・今さらながらズレてることを自覚。『もしかしてズレてる…?』くらいの半信半疑で!)
d0137326_021624.jpg
d0137326_022230.jpg
d0137326_022831.jpg


ゲゲ・ゲゲのトコ、うまいこと打たんでええように振付を派手にしといたから。
アンタのリズム介護にも苦労したが、画像編集にも苦労した。
私の本格的な睡眠まで奪いやがって。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2010-02-01 00:06 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)