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コソ泥効果
「今日さ夢の中でヘンな祭りに参加した。」
「どんな?」
誰もいない家に入って行く祭ってゆぅんやけど、帰って来た家の人とかご近所さんに見つかったらダメってゆぅルールやねん。明らかに泥棒やないかっ!て突っ込んだんだけど、ムリヤリ誰もいない家に入って行く祭に参加させられちゃった。すごくヘンな祭やねん。」
「なんぢゃそら」
ん、同感。
誰もいない家に入って行く祭にとくに興味がなかったのか、この夢の話はその内容を誰も聞いてはくれなかった。私としても思わず話したくなるほどおもろいってコトもなかったし。
主催者側の人間に無理くり祭に参加させられることになった私は、見つかろうというつもりでわざと音を立てたりなんかしながら一軒の屋敷に入っていったのだが、地元の少年らしき二人に協力してやると言われてしまい、この祭の成功者に仕立て上げられるのである。
少年らは、成功者たるもの数々の武勇伝を打ち立てねばならんってなことを言いくさり、やれああせぇ、やれこうせぇ、と私をたきつける。

その武勇伝っちゅのが、食卓に準備してある膳を喰うてまうとかトイレットペーパーをカランコロンカラン~となるまで全部床にぶちまけとくとか干してある洗濯物をビチョビチョにするとか冷蔵庫の牛乳をカラにしてパックだけまた冷やしとくとか、そんなんばっかのヘタレ武勇伝。次々とやり遂げる私に、少年二人は異様に盛り上がりを見せる。今までもこの祭に成功者はいるけどここまでの武勇伝記録保持者はいないゼっつって、その要求がどんどんエスカレートしていく。もちろんよりヘタレの方向に。
今度は白いカッターシャツの袖口のボタンをしようとするとブチっと取れるようにしろと言う。無理だろ、そんな微調整。やったトコロで誰がそんなことに気付くんだよっ。この家の人が白いカッターシャツを着る機会がきて「あ・取れた…」ていうシチュエーションでもない限り、気付かれることもねぇよっ!そもそも気付いたとしてもそれが意図的に仕組まれた「取れ具合」だと思う人間はこの世にひとりもいないことだろう。それは武勇伝にはならねぇ~~~~!!と私が反論するとまたまたヘタレなセンをついてくる少年二人。

ネジ式のフタがバカになる加工
閉めても閉めても窓に隙間ができる加工
ドアノブが取れはしないがグラグラしてる加工
何に触っても静電気が起こる加工
酢が自分が思っているより酸っぱくない加工
クッションの弾力がちょっと足りない加工
看板のアルファベット[O]の文字を[C]に見えるようにカスレさす加工


んなコトが出来てんならあたしゃその技術をもっと活用して有効に使うがなっ
なぜその技術をわざわざこの祭でのみ披露せにゃならんのじゃっ


少年らが要求してくる武勇伝はどれもこれも「ぁあっ!っんもぅ!!」てなコトばっか。
ほんの一瞬だけ活気付く、というような。個人的な突き上げるエネルギーって言ったらいいのかな、瞬間的なものだけど。
この祭が開催されていたのはどうも「村」っぽい。少年二人は素朴なカンジだったし。どの家もゆったりとした構えの大きな屋敷である。そういえば祭のためなのかドデンとしているはずの門がどの家もウエルカムオープンであった。いいや…屋敷の立派な門は、閉まることなどないのではなかろうか。ずっと開いたままなのだ、そうだそうに違いない。あまりに開けっぱなしなのでもう閉まらないのだ。南国の雨戸なみに閉まらない。
村人たちは皆、見知ったひとたちなので気兼ねなくそして仲良しでおおらかで、いがみ合いなどないのだろう。
この祭の時に発生する「ぁあっ!っんもぅ!!」という感情以外には、ムカつくことなんてこの村に起きないのだ。

過疎化がすすみつつある村の村長さん、いかがでしょうか。
村おこしの一環として「コソ泥まつり

イラっ!をエネルギーに。
年に一度ムカつくことで毎日を穏やかに。


ネオエネルギー
ネオライフ

合併の前にできること
「コソ泥まつり」

ぁあっ!っんもぅ!!コーディネータには是非ともあの少年二人を起用ください。
連絡先は知りませんが。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-31 10:04 | +cool down run+ | Comments(0)
働いているひと
「ヘイポー、今日の新聞に入ってる広告あるやろ?あれ全部、まぅにあげたらええわ。」
物心ついた時から新聞に目を通す癖のあるヘイポーにむーちんが言うと、新聞を読んでいたヘイポーが広告を取って言う。
「あぁ、コレ?」
「そうそうそう、それそれ。求人の広告は全部まぅ行き。」
「…いらない。」
日曜日の新聞の折り込みには必ず、近辺地域の求人情報広告が入っている。私に働くつもりがナイということではなく、私は新聞の折り込みの求人紙の中からパート先を見つけるつもりはない。ハローワークに出向くか、近所の店舗に貼り出されているアルバイト募集を確認しての飛び込みで行くつもりである。しかし、職種を絞るのにたまに日曜日の求人紙を見たりはする。ザ~っと目を通して20秒程度でアッチにやるとむーちんは「えっ?!もう終わりっ?!」と言う。だ~か~ら~よぉ…「働くつもりは無い」と言っている人間には「働け・働け」とケツを叩く必要はあろう、けど改心して「働くつもりを持った」人間に対して急かして追い打ちをかけるってのはアげてるモチベーションを萎えさせる効果しかナイと思うんだけど。むーちんもむーちんのオカンも、私が「働く」と言っていることを信用していないようで、「そら春が来たら働かなアカンで、まぅちゃん。」とか「オレ、お前が春になって本当に働くなんて思ってナイ。」と心底傷つくような一言を平気で言うが、信用されないような行動をとってきたことは認めよう。ソコは私も反省する。しかし、私は決めたことはちゃんとやる人間だ。だからこそ滅多に決めないが、今回はちゃんと決めたではないか、働くと。「機が熟したら働く」と決めたら「気が熟すのを待つ」のみなのだ。やいのやいの言いないな、仕事を持つことはタイミングなんである。気が熟してもいないのに焦ってとりあえずの仕事を持っても、イヤイヤやってたんぢゃ長続きはしまい。無職と有職を繰り返しては生活が不安定になることを誰よりも私たちは体験してきたじゃないか。

「仕事、忙しいですか?」
久し振りに散髪に行ったら、美容室オーナーのシオさんが私に訊いた。
「誰の、仕事?」
「アナタですよっ。」
「私?…無職やで?」
「え…?!前のトコ、辞めた??」
「辞めて久しいよ?」
「あー…そう…。」
「働かない理由を探すのが大変やから仕事は近々、探すけどね。今はまだ無職。」
「へぇー…意外。働きたくナイんや?」
「そらァ専業主婦が許されるなら働こうとは思わへんよぉ。」
「えー…意外。」
「みたいやねぇ…そうやねん…。私どうゆうわけか、PTAの場とかでは『働いている』ってことが前提やねん。『何時以降やったら家におる?』とかな。『24時間おるけど』やんか。シングルマザーや思われてるみたいで、働いてナイってことはじゃぁダンナさんは…てなって『おるよ』やん。『あ・おるんや~』『おるよ(怒)』みたいなな。」
こんなに切望している専業主婦のポジションに、私が「王手をかける」条件が揃っている存在であることも認められていないようで「保護者」であるという立場が見た目ではわからぬ職場では、毎日のようにいらしていたお客さんである保険のおばちゃんに私は、結婚もしておらず子供も産んでいないコトになっていた。たまたまヘイポーを連れ店を訪ねた時に出食わして「えええーーーー?!結婚してたの?!自分の子供?!え…もしかして…」とあらぬ疑いを掛けられた。盗んでナイです、我が子です。

「なんかな『独身を貫いている』風なカンジで見えてるようで、向こうのひともな?30超えてるんはわかるから、ちょっと気ぃ使う感じでな?「結婚は考えへんの…?」とかって訊きはんねん、ププ。「いやいやいやだいぶはよぅに結婚を考えて子供もおりますし」とか言うねん。こんだけ専業主婦でやっていきたいのにね、結婚もせんと仕事してて当たり前ってそ~ゆ~風に見えてんねなぁ…て、そんな時に知る。」
「あー…でもわかるかなぁ…。」
と言ってシオさんは、私がどう見えているかの印象を語った。
「千徒さんね、『あ~このひとなんかやってんねやわ~』って感じはするよ。勤めてるっていうより、何か自分でやってる感じ。」
「まぢでぇっ???こんなに遊びほーけてんのに?!何もしてないのに?!」
「するする。なんかブティックか何かを経営してて、ほんで何ヶ月に一回くらいで海外に買い付けに行ってそうや。」
「まぢでっ?!じゃぁもうソレでイく。今後、電話に出んかった時は『ごめ~ん日本におらんかって~ん!』て言うわ。そしたら電話に気付かんでも許されるやん。」
「ほんで『千徒さんなら関西スーパーで見たでぇ?』て言われんねん。」
「関スで見たぁ?あっこ外国やからな。」

ごめんなさいねぇ、週末は海外に行ってたものだから。この不況でしょう?千徒家をフツーに経営するダケぢゃこの業界では生き残れないわけよぉ。イベント的なコト、考えていかなきゃね。それで買い付けに海外まで。日本人観光客なんて殆どいないような「カンス」ってトコまで行ってんのよ、知らない?『土日祝祭日の炊事OFFセール』に向けて結構ハードなスケジュールで行ってんのよ、毎週。こう見えてネバるから、私。20時半を過ぎて半額になる総菜の買い付け。あぁ忙しい・忙しい。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-01-25 22:49 | +cool down run+ | Comments(0)
渇き
「昨日の夜さぁはよぅにチョモが私のベッドで寝てやがったのよ…。」
私のベッドに寝転んでTVを観ていたチョモはそのままスコンと眠った。まだ21時にもなっていなかったのではないか。寝入りばなに起こすのは体に悪いからとむーちんが言うので、私は自分が眠る時に「自分のトコで寝ぇや~?」と優しく声を掛けたのだ。しかし、トロンと目を開けたチョモは足元のタオルケットを取るや寝返りひとつの動く気配をも見せずにすぐさま目を閉じるという態度を取ったので、私はカチンとキた。
「次に私が来た時にココにおったら許さんからなっ」
と言い、チョモの眉間を素早く叩き続けた、ヤツが目を開けるまで。レモンでも丸かじりしたかというような酸っぱい顔でチョモが目を開けたのを確認して、私は歯磨きのため洗面所へと移動。戻ったらベッドはカラになっていた。よっしゃ。

翌朝、早起きをしたチョモがむーちんとの会話で「昨日は自分で起きたんか~?」みたいなことを話しており、その返事でチョモが「まぅがサ~『のかんかったらど~なるかわかってるやろぉなぁあ~??』とかぬかしとったわぃ…」と、私の口調を厭味たっぷりに真似たのだが、その聞き捨てならん口調に私は正しく再現したのだ。
「違うで。『次に私が来た時にココにおったら許さんからなっ』て言って、こうやで。」
バチバチバチバチバチ~。
「わかったか?アンタ、こんな顔して目ぇ開けたで、覚えてるか??」

チョモが朝練へと行った後で私は、チョモに確認した事と同じ話しをするため、昨晩チョモが私のベッドで寝やがってそれで眠る前に起こしたがカチンとクる態度だったので制裁を加えたことを説明した。
「それでな?戻ったらチョモは上のベッドに移動しててん。その時にな、私ちょっとだけ喉が渇いてたんやけど、歯磨き直後の飲食ってさ、もったいないカンジするやん?たとえ水ひとくちでもさぁ。やから、まぁそこまで渇いてるってわけぢゃないし、えっか~っておもてそのまま寝てんやんか。もっと渇いたら目が覚めるやろうしさ。そしたら夢の中で私、かなり喉がカラカラになったのよ。もうダメってくらい。そんで起きて、起きるゆぅても夢の中でやで?冷蔵庫を開けたら、水がないのよ。水だけぢゃなくて冷蔵庫の液体っちゅう液体が何もかも消えてるの。しゃ~ないから水道水でええわおもて蛇口ひねったら断水よ。もうサ、私の喉、とにかく何か液体を通さないといけない限界がキてるわけ。家の中にあったのがさぁ、しょうゆとソースだけ。しかも卓上タイプだけ。チョモはしょうゆとソースを混ぜてチビチビやるって言ってたけど、ほんまチビチビじゃダメな渇きやねん。グビグビで喉を通過しないと絶対アカンのよ。でも卓上タイプやからグビグビのチャンスは一回しかないのよ。この場面でしょうゆとソースなんやけど、ヘイポーならどっち飲む?」
「しょうゆ。」
「だよね?私も『しょうゆやな』って思ってる。」
「わかるよ。しょうゆはアッサリやもんな。」
「そうやねん、ソースだとこってりやねん。ソースは濃いよね。どっちでもグビグビの後で絶対に喉は渇くのわかってんねけどな。のどこしで選んだらしょうゆやろ?」
「しょうゆやな。」
「やっぱりか~…。でも夢の中では私、どっちも選ばなかったの。『あ~~~ココにお酢があれば絶対、お酢やのに~~~~~っ!くぅ~~~~っ!!』て思う、てゆう夢だったから。」

眉間を叩き続けた末のチョモのあの顔…お酢か??
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by yoyo4697ru980gw | 2009-10-28 23:19 | +cool down run+ | Comments(2)
断食は『一日三食』で生きているひとが試してみてください。
私は夏に『断食仲間』を募っていた。TVで三日間の断食をしたという女優が、「みなさん、食べなきゃモたない、て思っているでしょう?逆です。」と言うのだ。食べないと、記憶力が増すとまで言っていた。私は人一倍「食べなきゃモたない」と思っている。そして人一倍、記憶力がほしいと思っている。そんなに断食ってカラダに良いのか、と思った私は「誰か一緒にダンジキしようよぉ~」と言っていたのだが、ひとりでやれよと見事に断られ続けた。自分の「食べること」への辛抱が続かないことを私はよく知っている。「ダンジキをしている。ダンジキとは食を断つことである。」と一緒に確認してくれる仲間が欲しい。しかしいなかったので、おフザ健診で昼まで食べられなかったことを利用して、ひとりで断食をしてみることにした。
「まぁ『絶対に食べない』って意気込みぢゃぁなくって『出来るところまで』ってコトにして、目標は三日間で設定する。」
と言って私は、夕食のパスタを茹でていた。
「そんなんするん?まぅ絶対にムリやで。」
「今日のコレ食べへんと眠ったら、もう一日は達成やからな?チョロいんちゃうぅ??でもサ~、眠ってそのまま餓死してたらどうしよう?一応、突然死なわけやし、検死とかやるんぢゃない?死因は餓死やで。いまどき『餓死』なんてあり得へんやろ~飽食のこの時代に…。『なに?!この日本で餓死だとぉ?!…おかしい。』ウチに捜査のメスが入る。インスタントのストック山積み、おやつストック二箱、10秒メシも6個あって1分メシ。『なんでこの家で餓死をすることが出来るんだ…おかしい。』事件・事件、すんげぇ事件になっちゃうで。『兵庫県の主婦が餓死・家中にストックされていた食べ物の謎・近所の住人が語る主婦の不可解な行動』隣のおばちゃんの証言:え~…アノ千徒さんが餓死?!だってしょっしゅう何か食べてましたよ?そんな…餓死するようなかたには見えなかったけど…一度はウチに「お味噌をお玉一杯わけてもらえませんか」なんて言わはって…多目におわけしたくらしでしたのに…喰いっぱぐれるようなかたには思えませんでしたけど…。反抗期の長男の育児にストレスがたまっていたということも囁かれているようだ。餓死の真相は如何に…。おぅ…イタいなぁ…餓死の真相は「断食を一日続けた」ってコトなんだけど。」
「ま、そん時は証言しといたるわ。『このひと、調子こいて断食やってたからちゃいますか?バカバカ食べてんのに急に抜くから、死んでもて。』てゆぅたるわ。」
「調子こいて断食やっちゃったコトも恥ずかしいけど、死因までハズいな。」
「っおい!今、パスタ喰うたな?!」
「食べてないよっ!」
「くちゃくちゃしとるやないか。」
「あぁ、茹で加減をな。」
「味見も、喰うてることになるやないか。」
「うわっ…そうやな…別に味わってはないけど、コレ…喰うてるな…つい一本喰うてもたな…失敗やな…断食…。食べてるつもりぢゃなかったけど…味もないのに…でもカロリーはあるのか…。」
「…ま…えんちゃん?一本くらいなら。」
「断食って意外と難しいな…。」
主婦って、断食環境が整ってないみたい。

翌朝、断食中の私は生きていた。
「起きたなぁ…餓死は免れた。」
「今日ちゃう?眠ったら明日、起きてこーへんのちゃうか?」
「あり得る…すんげぇハラ減った…」
いつも常に食べていたからわからなかったが、空腹には波があるようだ。何も食べていないから常に空腹なのかと思ったら、空腹を感じるのは朝である。起きてすぐではなく、40分くらい経つとジワジワとお腹が空いてきて10分ほどでそのピークを迎える。この空腹を水で満たすわけだが、断食中に口にしてよいとされる水がいつもはわからなかったけれど、えっっっらい「甘い」のだ。無味無臭だと思っていた水が、相当に甘い。もともと甘いものがそれほど好きでない私がグビグビいけるわけもなく、甘水をチビチビ。
「水って…甘い…。」
年頃は水を飲んだダケでも太る、なんて言うけど、太る原因ってこの甘さちゃうかな。
じきに空腹の波も去り断食2日目の午後、私は近所のスポセにチョモの連合体育大会を観に行った。タンブラーに入れた甘水を持参して、ちょうどお弁当タイムであったチョモたちの学校の生徒が集う場所を覗く。直射日光さしまくりのフェンス越しに女の子が「日傘を貸してくださいよぉ~」と私に言うので、「おいしそうやなぁ弁当…ちょっとくださいよぉ~」と答える。私の断食を知らない彼女はスルー。チョモが私を見つけ水筒がカラだと言うので、近所のコンビニで貧茶を買うことにした。1リットルで103円の貧茶を買うと長いストローがついてきた。
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…今すぐ飲むと思っているのか1リットルも…私は断食しとるぅゆぅのにから…まァ見た目で断食はわからないだろうがね。

そして私のカラダの変調は、チョモのリレーをビデオに撮ろうと立ち上がった時に起こった。
それでも地球は回っている。
正しいぞ、ガリレオ。回っている、回っているのです、私が両足で踏んでいるこの地球という土台がグルグルと。あ~れ~メマイだな。
私が朝礼で倒れた最後はいつだろう…あの時のアノ感じ。目の前がグルングルン回って「地球ってやっぱ、回ってるぅ~!」てゆぅフザけたこと考えたらバタム、のパターン。ヤバイ、もう私ええ大人やから、倒れたりなんか出来ないし。目の前が回りながらチョモの姿をグワングワン撮って、すぐさま私は荷物をまとめて家に向かった。自転車に、まっすぐ乗っている気がしない。そして家についた途端、私は倒れて意識を失った。…餓死か。…みんな今までありがとう。…間抜けな死因でゴメン。

でも、生きていた。意識が戻った時の姿勢はうつ伏せで荷物を背負っていた。…気持ち悪いけど…何も食べたくないけど…いま食べないともうアブナイ…。私はそう思い、荷物を降ろしながら冷蔵庫まで這った。ゼロウインナーを一口。
「…ぅうー…」
ドラマの妊娠の前兆よりもキョーレツな吐き気。あー…よく拒食症のひとが食べると吐く、ていうのコレだな…。ダメだ…耐えなくては。吐いてはならぬ、これを胃に入れるのだ。でなければ食べ物を受け付けない胃が出来上がってしまう、断食をして得たものが拒食症だなんて冗談ぢゃねぇよ。吐かない…吐く…吐きたくない…吐きそう…ウップぅー…と苦しんでいるうちに私は気を失った。

それから意識が戻ると食べ、気絶、意識が戻り、食べ、気絶。を繰り返し、夕食を作ることも出来ないほどのメマイに苦しみ、「オマエは二度と断食をすんな迷惑や」「ふざけんな」というむーちんの尽きることのない暴言に耐え、一命を取り留めた。

「私、何があっても断食だけはしない。もう二度とイヤだ。」
記憶力が増すどころか、意識が何度も無くなったよ…死ぬかと思った。
一日を三食でやっている、ちゃんとした食生活のひとが食事を抜くのが「断食」で、常に食べてる私なんかが「断食」のつもりでやるとそれは2日目で「餓え」になるみたい。私のカラダ、食べてナンボ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-10-15 12:21 | +cool down run+ | Comments(0)
この治療法に医学的根拠はこれっぽっちもありません
寝込むほどの頭痛に見舞われたのは何年振りであったろうか…元気だけが取り柄とみえている私には実を申せば数種類の持病があるのだが、まぁ~長い長いつきあいなのが片頭痛である。齢34にして20年をかる~く超える片頭痛キャリアの人生である、もうアッパレとしか言えんぞなもし。アタシがね・あたちがね、勉強がこんなに出来ないのはね、この片頭痛によって学校をしょっちゅう休んでいたからなのヨ、学校にさえ毎日行っていたらネ、片頭痛がはぢまる前からついてけてなかった勉強にもついてけてたハズなのヨ。そんな気がする・そんな気がするの。
小学生の時から悩まされてきた片頭痛を今では手なずけることが出来るようになったので、片頭痛持ちの同士諸賢には、あの「割れんばかりの頭痛で立つのがやっと」という最悪の症状を二日で治す秘儀をお教えしたい。騙されたと思ってチャレンジされたし。結果的に騙したら、そン時はごめん。

寝込むほどの片頭痛の症状が出た夕方、ちょうどインフルエンザが流行に突入した時期と重なり、すわ新型インフルかと私は事実上、隔離された。メールでは夫むーちんから「まぅに近づくな」というお触れが出され、こうゆう時こそ優しくせんかいっ!と訴える私は、ヘイポーに歩いてポカリスエットを買い求めに行かせた。そう、片頭痛キャリアが最悪の症状を発症した時に、それを鎮静させるのに必要なのは常備薬ではないのである。

片頭痛持ちの諸賢の多くは「頭痛・鎮痛薬」というドラックに溺れておられることであろう。髪型がのりピーに似ていると言われている私は、もう効く鎮痛薬がないほど完全に溺れている。やめようやめようと思って…いないモンだからやめられなくって。錠剤の形と大きさを見ただけで、正常なカラダならば約何十分で効き目があらわれるのかを推測できるほど、溺れている。寝込むほどの片頭痛の症状が出た時点からは、決して手持ちのプラシーボを服用してはならない。「いつもの」頭痛なら、もう効かなくなっている鎮痛薬を服用してもプラシーボ効果は得られるのだ。「飲んだ」という事実ひとつで、「だから30分もすりゃラク」という思い込みでイける。しかし、立てもしないほどの症状が出てしまってはクスリなんて無駄。もはや思い込む力が発揮できるような頭痛ぢゃねぇ~から。同士諸賢ならおわかりであろう、思い込めるような思考能力はもうその頭痛によって妨げられてい、諸賢には思い込む力すら足りていないのだ、プラシーボは効かない。「クスリ断ち」をしてトコトントントン、痛みに耐えねばならぬ時が来ているのだ。禁断症状の出た体には辛かろうが、決してクスリに手を出してはいけない。出したら片頭痛が続くと思え、一生、続くと思え。実際のトコロ一生続くなんてこたぁないが、そのくらいの覚悟で続くと思えば、二日なんておならっぷ~である。安心されたしとにかく、かかっても二日だ。二日、耐える。痛いで~、辛いで~、吐くほど苦しいで~。
立っては眠り、立っては眠り、立って全自動洗濯機をピと押してはベッドで洗濯終了まで悶え苦しみ、立って洗濯物を干し終えたらベッドで死んだように眠りこけ、立って便所掃除をしながら吐いては1時間ほどベッドで唸り、立って意味もなく玄関のドアを開け閉めしたらベッドにダイブして微動だにしない。それを「クスリ断ち」の状態で繰り返すことである。どんだけ辛いか、生き地獄。しかし、二日だ。長くても二日、最短で一日チョイなんだからおならっぷ~だかんね。一日目の夜にはあまりの痛さに「あびゃうがどぅぁああぁあぁぁぁぁぁあああ!!」くらいの戯言は言うだろう。前もって家族に「心配ないからね」と断っておくのをお忘れなく。痛みに正直に叫ぶことが重要なので、恥も外聞も無く叫ぶがよろしい。「ばびじゃがだぁああぁぁぁぁぁああああ!!」ワケのわからん叫びのほうが効果は大。

こうして翌朝を迎えると、諸賢の片頭痛が頭のテッペンやや額側にズキズキと停滞しているのが実感できるハズである。美容業界でココは「ストレスの溜まり場」とされていて、ストレス性の頭痛の墓場である。この墓場まで導いた頭痛を、諸賢は正しく供養し、葬り去る。ハイ、両手を握りしめかな?親指は外側に、ちょいと中指だけ出そう。あ・そうそう、ゲンコツが異様に痛かった生活指導のセンセーのコブシを思い出してね。♪ゴッツン・ゴツゴツ・ゴンゴンゴン♪ハイこのリズムで、30回っ!あ・そ~れっ!!♪ゴッツン・ゴツゴツ・ゴンゴンゴン♪あらよっとっ!♪ゴッツン・ゴツゴツ・ゴンゴンゴン♪イイ感じで頭がイカれてキたかな?ほのかにアツいかな?いいねぇ~♪今だ!今こそ鎮痛薬を服用だ!!このタイミングがベストなのだ。遠慮せずに用法・用量を守って正しく流し込みなされ。20~30分後、諸賢のクスリの効かない体には、最初に鎮痛薬を飲んだあの日のような似非健康体が蘇るだろう。それは、なんと半日も続く。片頭痛末期の諸賢よ、朝に服用した鎮痛薬がランチを食べる前にすっかり抜け切っちゃってるその体において、頭痛のしないパラダイスタイムが前代未聞の半日持続である。もう死んでもよかろ?…よくねぇか。

この秘儀を迅速かつ最大限の効果が得られるよう試すのであれば、ポイントはただひとつ。
痛みに耐える自分を楽しむっつーことだね。
楽しんでいる時アナタの頭は、痛みますか?
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by yoyo4697ru980gw | 2009-08-30 23:45 | +cool down run+ | Comments(0)
ステキな名前
日雇いのバイトからぐったり疲れて帰ってくると、チクリーノヘイポーがチクった。
「チョモな?ゲーム、1時間以上してんねんで。」
「なぬっ?!オマエーーーー!!私がおらんのをいいことにゲームし放題かっ?!フザけんなよぉっ!!時間守らんのやったらゲーム禁止!!」
「ええやん・ええやん、たまにやねんから。ずっとゲームしてへんかってんから。」
そんなルールは無い。auシステムを勝手に採用するな、一日30分を無期限に繰り越せたりなどしない。ああ言えばこう言う反抗期のチョモに私は、殴る蹴るの暴行を加えた。

チョモが何かを私に訊いてきたとする、自分のいまいちわからない事柄についてである。それに私は自分の意見も踏まえ真摯に対応するが、ヤツは私に「自分の考えを否定された」と感じ取るや否やああやこうやと屁理屈をこねくりまわし御託を並べ、いかに自分が正しいかについて論じる。議題はきまって「正しい」か「正しくない」かを問われる内容ではないことが多い。「そう思うんやったらそれがアンタの考え方」と言う私の意見すら「それもひとつの考え方」と尊重する気はさらさらナイようで、いつまでも「だからそれがどうゆう意味なんよっ」と食い下がる。額面通りの意味なんだよっこれ以上に意味を掘り下げようにも、言語の限りは尽くし切った。これ以上のことがあると思うな、もう何もねぇ。通じないので私は言う。
「も、ええわ。アンタと話しをしたくない、ハイ、オシマイ。」
それを聞いてむーちんが、何故にそんな言い方をするんや、と私を責める。私が間違っていると言いたくば言え、総合的な育児をしているのは母親なのだ、一部分だけを切り取って私が間違っていると言いたくば言うがよい。日中いかにチョモがああだこうだと自分を正当化してるんか知ってるんけ?と私は父親むーちんを責めた。
「チョモはそんなコト言わへんで?」
「言わへんチョモしか見てないからや。父親にそんなクチ叩くかいな。ヘイポーがどんだけチョモを嫌ってるか見たらわかるやろ?そんだけのことをアイツがしとんねん。ゆぅてわかるようなヤツちゃうから、ゆぅのをやめるだけのことや。」
「…じゃぁ、殴れば?」
「あ?殴る?」
「だってゆぅてわからへんねやろ?殴ったらええねん。」
「…それも一理ある。」
つーわけで、殴って蹴ることにした。するとどうだろう、私が殴る蹴るの暴行をはたらく制裁を続けていると、チョモの足元に転がっている扇風機のリモコンをスッと私が取ろうとしただけで、サッと身をすくめるようになったのだ。

母親諸君よ、経験はござらんか。
幼い我が子が、身をすくめる。
「叩かれる」と思って我が身を守る仕草をするのだ。
イタズラをするようになる幼児期、たいていの母親は「やってはいけない」と教えるために幼子の手を「パシーンっ!!」とはたいてわからせる。手をぶっていた母親も、度重なるイタズラの数々にお叱りがエスカレートしてゆき、お尻を背中を、あるいはドタマをバシーンとぶちのめしている時がある。このイタズラ期には、多くのことを失敗もする。いろいろな事に興味を抱くゆえの失敗であるが、イタズラ期と丁度重なるもんだから、母親にはイライラが蓄積されており、その「失敗」を温かい目で見守るということが出来ないことがままあり、ついわかっていながら手を出してしまうのだ。しかしその自分の行為を、冷静になった時、モーレツに後悔する。
幼い我が子が、「オマエの腕力では無理だぞ」というような麦茶がたっぷり入ったピッチャーを持とうとする。
「無理やで、こぼすで。」
と教えたってんのに持ちあげ、グラスに注ぐつもりで案の定、ハデにぶちまける。
「だから、ゆぅたのに~~~っ!!」
と、こぼした麦茶を拭き取る目的で台拭きを持って走り寄ったのだが、我が子はその場に身をすくめるのだ。叩かれまいとして頭をカバーして。
そんな幼い我が子の仕草を見た友人コベは、私にこう語った。
「叩く気なんてコッチには無いのにそうやってされるとさぁ…私、そんなに叩いてるんかなぁ…て思ってサ…胸が痛む。」
「あぁ~~~~懐かしい~~~~痛む・痛む。そうゆう頃が私にもあってんって!叩かれるって思ってんだ…てね、ショックやんな~~~?」
「そうなの…だからもう叩かんとこう、てその時は思うのに…」
「ムリやろぉ?」
「ムリやねぇ…これがトラウマとかになったらどうしよう…て思う…」
「ないね。」
私は言い切った。
「負けるな、コベ!ソコでグっと我慢して『おかぁさん怒ってますよ』アピールをすんねんっ!子供って親の感情をちゃんと読むよ。アイツら結構計算高いねん、愛情を逆手に取ってつけあがる。愛情って黙ってても伝わるけど、許さへんことは許さんと言わな躾に失敗すんで。見逃したらアイツら「許された」って思いよんねん、アタシらだってそうやん?自分の都合のええように解釈するやんか。大人はまださぁ、他人との関わりが広いからそれを注意するひとがいてるやん?幼児なんて他人との関わりゆぅたって所詮「幼稚園のおともらち」くらいのもんよ。100%母親なんやってば。のさばらしたら操られんで、アンタ。そうなったら自分が後々、痛い目に遭うからな、今やでっ!!負けたらアカン!!可哀想やとおもったらアカンで。これも我が子のためや。今のチョモがどんだけのさばっとうか、見してやりたいわ~っ!!チョモもなぁ、私が近づいただけで身をすくめるようなヤツやってん。ハッとしてやめたんが間違いのモトやな、足らんかったんや…失敗した…」
「えぇ~?!あのトモ君が?!そんなにヒドいん??」
「ヒドいなんてもんぢゃないで?貴様ナニサマや?て今、蹴って蹴って蹴りまくっとうで?」
「うそ~ん?想像できんわ~っ!素直で…優しくて…よく手伝いして…アンタよりもよく動くトモ君、アンタにラクさせるトモ君、てイメージしかナイんやけど。」
「見るも無残な落ちぶれた殿様や。…てっ!コベのイメージの中で私ってヒドくね?」
「意外…トモ君は意外。アンタは私の中ではそうゆう人やけど。」
「私って…そうやってんや…。だから今やねんって!!今、情にほだされたらアカンっ!!コベは今やでっ!!」

子供は、親の顔色を常に窺っている。なぜに親の顔色を窺うのか、子供だって親を怒らせたくないからである。私が近づくだけで身をすくめるチョモ、私に蹴られると思って。分析しようではないか、なぜ身をすくめる必要があるのだ?なぜ防御の体勢をとる必要が?私とは背と体重が同等でもチョモは男だ、殴る力・蹴る力、私より遥かに勝っているのになぜ先手を打たない?私が振りかぶった腕の5インチの手首を、私が落とす目的で上げた踵につながった17センチの足首を、へし折らんばかりの握力でがっしと掴み、阻止することくらいのことは出来よう。それなのに何故、私が大きく振りかぶった腕の手首の先のゲンコツはチョモの後頭部を直撃し、私の踵落としは足首の絶妙なスナップで破壊力を増しチョモの脊椎にキまるのだ?
チョモが先制攻撃や阻止をせず防御の姿勢に徹しているからである。
「何バビっとんねん?殴られると思ったか?自覚はあるみたいやな?」
殴られるとバビるような、身に覚えがあるから身をすくめるのである。私の暴行が愛情に基づいた躾の一形態であることを知っているから反撃しないのである。愛情は黙っていても勝手に伝わっている、許さないことは許さないと頑として示すこと、親にはソレが求められているのだ。ゆぅてもきくような年令ではない反抗期の子供たちに、愛に基づいた暴力を。彼らに防御のみでそれを受け入れるという素直さがあるのなら、親は痛む心を追いやって股関節の軋みに耐えながら、我が子の背中目掛けて踵落としを炸裂させるべきなのだ。躾にキビシイ私は最近、異様に骨盤がズレている。一直線だとお褒めにあずかったイカリ肩もこの頃では、いがんだ骨盤の影響を受けて右肩上がりで、フツーに立っているだけでアヒル口でポーズをキめたファッションカタログのモデルばり。通販売上ナンバーワンっ!てトコか。親のツトメもラクぢゃないよね。

殴る蹴るの暴行を受け入れたチョモは、やめもせずにゲームを続ける。
「みてみて~名前を『ひはふ』と『ひふみ』にしてみた。この名前でいいか?って訊かれた。…いいわけナイやろっ!」
ゲームにまでイチャをつけるチョモ。
「なんて名前にしよっかな~『ふはひ』…『ほへは』…う~ん…」
「なんで『は行』で作ろうとすんねん、名前を。」
「この抜けたようなカンジがええやん?」
オマエのアタマがヌけとんねん。
「あのさぁ…「太郎」と「花子」て入れてみて。それやったら、この名前でいいか?て訊かれないかも。」
「いや?どんな名前でもきーてくんで?そうゆうことになってんねから。」
「もしかして、ってコトがあんぢゃん。」
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たろうとはなこ。ちょっとかわってるけどステキな名前ね。ドコがぢゃっ!ドコがちょっとかわってんねんっ!定番・定番。日本人の名前の見本や。記入例は「太郎」と「花子」に相場は決まっとんねんっ何ゆぅてんねんっ!」
「だから~、どんな名前でも、ちょっとかわってるけどステキな名前ねって言うねん。」
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「太郎と花子って名前のドコに不満があるわけ?!これに決められへん理由がなんかあるんか?!」
「だからな?どんな名前でも、いいか?って訊かれるんやってば。そうゆうことになっとんねん。」
「決定や、何も迷うことあらへん、決定を押せチョモ。男は太郎で女は花子や、誰に何を言われても太郎と花子に決定する。」
「…『いいえ』。…あ~何にしよっかな~名前…ひへも…はふほ…う~ん…」
本日、二発目の踵落としはゲームの電源を直撃した。
ゲーム電源は私の愛情がたっぷりこもった暴力を素直に受け止め、緑色から赤色へと変色、チョモの顔色は青色へと変わり、開いた口はしばらく塞がらなかった。
ゲームオーバー。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-08-10 14:57 | +cool down run+ | Comments(0)
レストの余裕
「明日、朝も午後もレスト。」
これが何を意味するか。
それはね~チョモの部活が朝練も午後もナッスィ~ングっ!!てコトやで~♪
午後は別にレストしていらんけど、朝練のレストは願ったり叶ったりやね。朝に時間的な余裕があるっていうのは、私の気力と体力にとっても望ましい状態やからね。
ヨユ~で準備した朝食が冷めてしまうほどの余裕っぷりで弁当なんてヨヨヨユ~で作り上げた。あまりに余裕があるもんで、ハンガーラックの下の、むーちんの作業服の整理までしちゃった。それほど朝の30分とは貴重な時間なんである。昼間の30分なんてちょっと昼寝したらあっつー間に過ぎちゃうから。
そうやってヨユ~の朝の作業服整理中に、作業服の向こう側に白くて黒くてムクムクしたものが落ちているのを発見した。男密度の高い我が家で、ムクムクした物が落ちているのだとしたら、私の持ち物であろう。ぬいぐるみに見えるのだが、私はぬいぐるみを持った覚えがない。ゲーセンでもぬいぐるみだけは欲しいと思わない。私の持ち物でぬいぐるみがあるとすれば、100%もらいものである。しかしぬいぐるみを「いる?」と訊かれれば「いらない。」と答えている。
「あ~~~~!!ウチにぬいぐるみはないハズやけど…とおもて拾ってみたら、コレやったコレコレ、パンダ。」
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南京町に買い食いに行った時に購入した、被るのがハズいパンダ帽(大人用)である。
「わ~~~南京町行きてぇ~~~~っ!今日、午後もレストやろ?行かへん?南京町で買い食い。あー…てか、散髪って今日にせへん?何時に帰ってくんの?」
「んー…授業が終わるのが4時やから…」
「…え…?そんなに遅いの?終わんの…ダメぢゃんなんにも出来ひんやんか…」
「もー…何時に終わるおもてんねん…」
「えー…そんなに終わるのって遅いんだっけ学校って…」
ほら、私って真面目だったから中学なんて部活とダベリングに明け暮れて帰宅はおおかた月を拝んでからだったし、高校なんてもっと真面目で自主的に昼食後は帰宅してたもんだから。

薄目で朝食をうたた寝しながら食すチョモに、戴帽式。ご唱和ください、誓いの詞を。
パンダ・コパンダ。
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私はチョモからパンダ帽を譲り受け、それを被って未だ夢の中のヘイポーへと近づいた。
「パンダが起こしに来たよぉ~…えー…と…ん?…えー…あ?」
私が首を傾げてごはんを頬張るチョモを見やると、チョモも首を傾げる。
「アンタさぁ…パンダの鳴き声って、きーたことある?」
チョモはごはんを噛みながらウン・ウンと頷いた。
「パンダって、どんな鳴き声?」
ごはんを飲み下したチョモはひとつ咳払いをし、鳴いてみせた。
「んんーーーー…んんーーーー…」
「…地味に鳴くなぁ…パンダ…。ま、いっか。…ヘイポ~♪パンダが起こしに来たでぇ~♪んーーー…んんーーーー…、ほら、起きて・起きて。んんーーーー…んんーーー…。」
寝返りを打って背中を向けたヘイポーを、パンダがそっと揺り起こす。
「パンダが来たで~ヘイポ~?パンダが起こすでぇ~、んーーーー…んんーーー…」
背中をユサユサ揺らしながらパンダが鳴いて起こす。
「んんーーー…んーーーー…んんーーーー…。…なんやコレ、バイブ機能か?パンダ来たってぜんっっぜん可愛いことあらへんやん、やんぴっ。起きやヘイポー、パンダもう行くでちっとも鳴き声可愛くないから…もーなんやねん『んー…』て。」
朝の貴重な2分間を「んんーーー…」に使ったゼ…ちぇっ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-06-12 11:34 | +cool down run+ | Comments(0)
テルマの告白
我が家の玄関には黒板がぶら下がっている。表はチョークで書くタイプ、裏にはブラックシートを貼ってペンで書けるようにしてある。出かける時に不在の家族へ向けて行き先を告げたり、行き違いになるような家族に向けて頼みごとをしたり居場所を知らせたりするための黒板である。私は主に、ドコドコに行くからナニナニをしといて、それからアレとコレをした後でモノはついでだからソレもやっといてな。という風に行き先を告げたついでに手伝いを多めに頼むという書き方をしている。
私が買い物から帰宅すると、チョモの書き置きがあった。
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…ソコで一句。

じゃぁ書くな インク減らすな うっとうしい
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-29 11:45 | +cool down run+ | Comments(0)
気絶寸前?!
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お気を確かに!!
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-03 23:25 | +cool down run+ | Comments(0)
守られたら
朝練があんねんなぁ?7時にもうおらんねん?夜は19時近くまで帰らんしな?ヘイポーは黙ってるし、話すひとがおらんわけよ。朝、まぁイノッキがちょっとだけ座ってくねんけど、ゆぅても4~5分てトコやし、つかまえとくにもちょっとやんかぁ?

夕方にウチに来たミズオを捕まえて、そんな切実なる我が孤独を語ったら、じゃぁ朝に寄ろうか?何時がいい?と言う。
話し相手になるから、朝ごはん食べさして。あ・ええでええで~♪

朝ごはんを提供しながら、検尿のハナシをする。
私が言った時間よりも早く来たのに、あっという間に時間が過ぎる。朝の時間経過は早い。バスの時間が迫っているから出なければならぬ時間には出なければならぬと、志望校にスベって隣町までバス通学しなきゃなんないことになっちゃったミズオが言う。丁度バスのドアが閉まったトコロでバス停に到着し、見捨てられたことが一回、拾われたことが一回、あるという。バスの運転手によって臨機応変さの気宇はまちまちである。

「時刻がな~42分って書いてんねんなぁ?でも一回も42分に来たことないねん。いっつも46分やねん。やけどな、もし42分に来たらイヤやから、46分に来るんやろけど42分には着いとかなアカンねん。でも絶対46分。」
「46分てわかってるから46分に合わせて行きたいトコやけど42分に来られたらなぁ…。」
「やろ?」
「42分て書いてるだけに時間守られたらアウトやしなぁ…。でもこの朝の数分間があるとなしとではちゃうしなぁ…。」
「そうやねん…42分て書いてるけど毎日46分やし…でももし42分に来たら…あ~やっぱ46分かよっ…でも42分て書いてるから…てゆう葛藤があんねん、今。」
「葛藤なんや…」
もつれてねぇなぁ、その葛藤。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-23 10:45 | +cool down run+ | Comments(2)