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カテゴリ:+朝臣寺+( 202 )
夏祭りのナツ

「せっかくやからお祭り行っておいで」
伊丹のナツは盆踊りのナツだけど、宮崎のナツは花火大会のナツ。
週末はどこかしこで花火が上がるナツ。
おばーちゃんの新盆でおばーちゃんとよく見た花火を、我が子に見せる。
「行こっか、抽選会」
ひ孫、花火じゃなくて抽選会が目的。
さすがクーポン桐谷の異名を持つ男。

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「一枚百円やって。どうする?何枚にする?10枚とか買えば当たる確率も上がるんちゃう?」
「いや、一枚。」
抽選目的なのに、そこはあくまでも運を買う男。
「一枚入魂で。」
「こないだタカボがさ、アイス買って来てくれって言うから買って行ったら『アイス代』つって宝くじが入ってる袋をくれたのよ。あれって10枚買ったら1枚は300円当たることになってんねん。何かのついでに換金するか~と思ってそのままにしてて、ほんでそのうちタカボが十数年ぶりに服を買おうと思ってるから付き合えってゆーのね。その時に、いま買った服をたぶん十数年着るんやろうな~おもて『もう生きてるうちに服を買うことはないやろうから良いものを買ったら?』て言ってちょっと上等の服を買いに行ったら、ちょうどセールで買い物総額が予算より2万円くらい安く買えたの。得したから宝くじ買うって言い出して窓口で『宝くじ50枚』て」
「50枚?!」
「15000円やで。いらんやろ、そんなに。この世で一番当たらんのが宝くじやでって教えたら『確率的にはそうやろうな』やって。」
「セールで得しても宝くじに使っちゃうんやな」
「と、思うやん?ついでに私がもらった宝くじの束の300円も換金しとこおもて換金したら1500円。当たりくじだけが5枚入ってる袋やってん。だからいつも50枚こーとんねん。セールで得したとか関係なく宝くじ買うねん50枚」
あからさまに募金箱に寄付をするひとじゃないけど、日本一当たらないくじと知ってて買ったり、気が向いたらちゃんと仕事をして稼いで経費であげられるモノを経費にせずに税金を高くするひとがお前の祖父だぞ。
ま、その税金をつい最近まで滞納してたけどな☆
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「花火の時間って何時なんですか?」
「ステージが終わったら、になります」
「あ~…そうですか。抽選会はだいたい何時頃?」
「それも、ステージが終わったらですかね」
「あ~…お祭りって何時までなんでしょう?」
「抽選会が終わったらですね」
さすが宮崎、時間と土地が余ってる。

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「こんなにたくさん人おってんな。昼間どこに隠れてんねやろ全然みひんけど」
「本格的やな」
本格的と言えば、関西イチ本格的な無料音楽フェスITAMI GREENJAM'19もどうぞよろしく。22日夜の盆踊りはとくによろしくお願いします。

木村つづく氏とDJ-SHIRO氏の息の合った司会がおもしろい。
只今の旬よしもとの、新喜劇地域限定バージョンといった趣き。
地元住民の行動パターンを知っていないと笑いが取れない攻めの話術と、突っ込み過ぎないツッコミ。
あとで聞いたら宮崎でのつづく人気はスゴいらしい。
テレビを見ない弟がつづく番組を見てみろと勧めるほど。
テレビを見ない姉である私は、とくに単体でふたりを見たいわけじゃないけどな。
DJシローこと濱田詩朗人気はどうなっているのだろうか。
私はどっちも同じくらいの推しっぷりだけど。
ふたりの掛け合いがおもしろいと思う、息ピッタリで。

抽選会を仕切るふたりの順応性の高さがとくにおもしろい。


「次は電子レンジです」
「電子レンジ!いいですねぇ僕が欲しいくらいです電子レンジ、いくつあっても困りませんもんねぇ」
困る困る、2台目でさっそく置き場所に困る。

「ガソリン20リットルが当たってるんですが取りに来てないかたがいますんで、番号をもう一度言いますね」
当選番号を連呼して無事に当選者がステージに駆け寄る。
「ずっと待ってたんですよ、ガソリンぶっかけようかと思って。」
「おめでとうございます、ガソリン20リットル。ガソリンね、何に使いたいですか?」
「車…」
「でしょうね!」

抽選会中に迷子が現れたら呼びかける。

「おっと、ここで迷子です!この顔に見覚えあるお母さんいないですか?」
「あ、お母さんおられました」
迷子をお母さんに引き渡す際にはふたりできっちり声を合わせる。
「おめでとうございま~す!」
「奇跡の再会ですね」
「スタッフ一生懸命探しました。こんな奇跡ってあるんですねぇ。」
中年が大爆笑。
生き別れになった肉親捜しをする番組の「スタッフ一生懸命に探しました…お父さん、見つかりました!」てヤツね。

「いいですねぇ、次はテレビ!濱田さん欲しんじゃないですか?」
「欲しいですねぇ、ウチのテレビは小さいですからね」
「こん~なちっちゃいテレビを家族全員で頑張って見てますもんね、濱田さんちは。」
小さいテレビは頑張らないと見れたもんじゃない。

こんなカンジでずっと続く抽選会なので、立って見ているひとをつまらなくさせない。
ライブのおもしろさだと思うな~アレは。

ステージではいろいろなプログラムが進行する。
歌や踊りや太鼓など。
盆踊りが普及していないのがもったいない広さ。
皆さん、盆踊りは先祖供養なのをお忘れですか。

「ジャグラーのピカチュウって言わなかった今?」

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「言ったな」
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「いいんかな?ピカチュウって名乗って」

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「同じ名前はダメでしょ。新つけないと。新ピカチュウ」
新加勢大周方式で。
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ひがちゅうでした。
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司会者のおふたり推しなんだけど、ひがちゅうを中心に写真が何枚もあるのは、ひがちゅう本人が画像を撮ってSNSにバンバン載せていいと言ったから。
むしろ積極的に載せて欲しい口調だったから。
そんなようなことを言ったから、8月10日はひがちゅう記念日。
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大道芸素晴らしいひがちゅう。
視聴者の率直な感想を言いますが、話術イマイチです。

つづく濱田ペアのような声量もボケも出ていないのが残念ポイント。
「もう一段高くします」
とコップを置いて板を乗せる時には、このようなショーの定番フレーズを言う。
「このコップ、なんと!!100均で買えます」
手垢にまみれた感の中途半端さがあるこのフレーズ。
100均で買えるシリーズとでも言おうか店舗名を出すバージョンもある。
ダイソーで売ってますとか、キャンドゥでさがしましたとか。
まだ汚れたてでひと昔の前のフレーズとして使うには浅いので、もうちょっと使い倒されてからわざと使うほうがいいと思う。
100均だから簡単に手に入ると思ってるだろうけど、ダイソー商品は月に800点の新商品が出てて商品回転率は高いから、ひがちゅうとまったく同じコップは意外ともう買えないかもしれない。
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コップの上に板を乗せ、その上に乗るひがちゅう。
コップ板が二段になると難易度も危険度も高くなります。
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成功した時の目の前の子供のリアクションの質がお高い!

今では大道芸だけで食べていってるひがちゅうですが、前は仕事をしながらジャグリングをしていました。
その時の仕事はエンジニア。
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自らすすんで危険な職に就くために辞めた前の職場では、安全管理を担当していました。
危険な仕事に晒されたひがちゅうです。
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でも大丈夫、失敗しなかったので。
さすが安全管理をしていただけありますね。
成功だったので、おまけで脚立をアゴに乗せると言うひがちゅう。
ジャグリングにおまけが付くと、脚立をアゴに乗せるというサービスになるのか。
ジャグリング界ではアゴにモノを乗せることはおまけ程度なのだろうか。
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まぁまぁの大きさだけど。

ステージのジャグリングもいいけど、バックステージのバランス芸も捨てがたい。
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ゴミ箱の魔術師。
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ゴミの中からかき氷カップだけを積み上げる。
このカップ、なんと業務スーパーで売ってます。
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高く積み上がるカップに子供達も興味津々。
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ギャラリー参加型のゴミジャグリングは楽しくゴミの分別をするのでしょう。
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崩れそうで崩れない。
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しかし、とうとう崩れる。
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崩れたあとはしっかりとゴミ。
あんなにゴミ以上だったのに、すっかりゴミ以下。
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そのような、夏です。







by yoyo4697ru980gw | 2019-08-19 01:40 | +朝臣寺+ | Comments(0)
素潜り玄人への道 ~わりとショートカットで~
物心ついた時から寒冷蕁麻疹を患っている弟は、私が知る限り泳げなかった。
プールに入ったら全身に蕁麻疹が出て腫れあがるので、泳げる前に入れなかった。
ダウンなんて一切いらない宮崎で、冬には防寒をしていても顔が腫れる。
とにかく冷えることは何もできないのだ。
そんな弟がいつからか生意気にも「俺オマエより泳げるわ」と言うようになった。
その頃にボルダリングを覚え、岩を登るついでに素潜りまで覚えたようだ。

「どうする?アジが100匹くらい釣れてるみたいよ?行く?」
「アジ南蛮漬けやな・・・でも立て続けに食事する約束入れちゃったんだよね。食べる日がないんだけど」
「だったらオレ、潜ろうかな。アンタ波打ち際でワキャワキャゆーて貝取りでもしとけば?」
「ふざけんなっ水着持ってきとる。潜る」
「いやいやいや水着とかそんな軽装で素潜り出来るような場所じゃないから。ウェットスーツじゃないと岩とかにぶつかってウニ刺さるしカキで切れるよ?」
「一回アンタが潜るの見てから決める。たぶんラッシュガードで潜れる」
「ガッツあるな、おい。泳げる?結構体力いるよ?疲れるよ素潜りって」
「泳げないけど海だから浮くしね」
「経験ないんでしょ?」
「何を持ってして経験なのさ」
「釣りしてて一回落ちたことがあるとか、波にのまれたことがあるとか」
「どんな日常やねんそれ。ここに住んでる間アホほど海で泳いだけど離岸流に本格的にさらわれたこともねーわ。サラっと波に引かれたことはあるけど制服のまま入水しても常にブジカヘル」
無事に帰還いたし候。運とカンが多い生涯を送って来ました。
「ん~無理だと思うけどねぇ。最初は波打ち際で貝取るくらいにしといたら?絶対に素人はいけないとこ行くからまず見ときなよ、何人も死んでるから」
「死ぬんだぁ・・・でも人間って死ぬ時は死ぬからねぇ」
「波に体もっていかれるのってそんな甘いことじゃないからね。知らんから言えるだけ。パニックになるよ」

カナヅチから素潜りのプロに変貌を遂げたタカシ先生からの助言。
其の一、潜るなら完全防備!
ウエットスーツに地下足袋・手袋、肌を絶対に露出しないこと。カキやフジツボ、貝類がびっしりへばりついた岩にぶち当たったらザックリ切れます。人間は無力です、波の力を前にして抵抗できるならそれは人間以上の何かです。
其の二、体には何もつけるな!
素潜りは海水を飲みまくります。タカシ先生もグビグビいってます。
腰から水の入ったペットボトルなどを重り代わりにつるし飲んだあとはそれが浮き替わり、みたいなことを言っているうちは素人です。腰回りにつけた装備が波で体をもっていかれた時に岩の間に挟まり水中でパニくって息が止められず溺死した人間はたくさんいます。玄人は浮きを手で持って行き浮きのほうに装備をつけます。そして波で自分が危なくなれば手を離すのです。装備よりもすぐに命を取れる、それがプロです。
其の三、自分の限界は過小評価!
あともうちょっと行ける、は絶対に行けません。自分の限界は自分が感じるよりも先に訪れます。限界の一歩手前でやめる判断が出来ることそれが玄人の第一条件。素潜りのプロとは出来る人ではなくやめられる人のことを言うのです。

「命あっての素潜りだから」
名言出しました、タカシ先生。

では皆さんのイメージを覆す素潜りのはじまりはじまり~

「うわ~ぬかるんでる~タイヤ半分埋まった~」
「四駆でよかったね」
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「まだこれ二駆よ」
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「二駆で行けるんだ」
「馬力が違うからね」
馬力はいいけど燃費が悪いそうです。

「落ちないでね?」
「なにそのワンランク上の注意」
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「行けばわかる」
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海への道が見えないイヤな予感。
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やっぱりな。
現地の釣り人しか行かないパターンの海ね。
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落ちたら死ぬデスルート経由。
そこまでして釣果重視か!の遊びじゃないヤツですね。
この世にはデートで行ったらフラれるタイプの海がありますが、それがココです。
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オマエよくも出がけに「サンダルで行けるかな?」の私の問いに「いけるんじゃない?」て返したな。潜りをあんなに無理と言ったくせにこのルートをサンダルで行けるって危険予測の見積もりが狂ってるだろ。
フザけて昨日買ったモンペさっそく着るか~なんつって着てよかった。
さすが運とカンだけの女、命拾いしたぜ。
リゾート気分で南国の海テイストのファッションでしけこんでたら大怪我するところだった。

私を置いてサクサク歩く弟の荷物。
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5キロ。
よくこの道で5キロを運ぶ気が起こるな。
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手ぶらでも無理な足場で5キロを担ぐ弟。
「海に着くまでが危険すぎるんじゃっ!」
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「ひぇえぇええぇっぇえっ!落ちる~!待って写真撮るからつかんでて怖いコワイこわい」
「度胸あるな」
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「狭すぎてアングルがうまくいかない!もうええわ、早く行って!この幅でふたり立ち止まるの無理っ怖いっ!」
「オマエふざけんなっ」
姉弟喧嘩、勃発。
危険な状況で男女は恋に落ちるらしいけど、崖から落ちそうになると男女は間違いなく喧嘩になります。
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「ちょっと、どっから降りた?」
「ソコに道あるじゃん」
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「ドコよ?」
「みんな降りてるから色変わってるトコあるやろ?」
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「いまいち明確じゃないんだけど、その後のルートが。」
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たぶんこんな感じの道順。
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こうかな。
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正解どれやねんっ!
手探りすぎんねんっ!置いていくなっ!

なかなかのひと悶着がありまして素潜りポイントへ到着。
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目指すはこちらの洞窟です。
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見えていますが意外と距離はあります。
この洞窟にはまだ行ったことがなくて探索してみたかったらしいですが、白波が立っていてとても危険なんですって。
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「いいなァ楽しそうで。このまま潜ろうかな」
「タオル持って来た?」
「いいえ」
「タオル敷かないと車濡れるじゃん」
小せぇ男だな。
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わずかばかりの日陰はあっという間になくなり太陽が動いていることを実感させてくれます。
ジリジリ、暑い。というよりもはや痛いです。
「あつ~潜りた~い」
「無理無理。ここは波の引きが強いから。じゃ洞窟までちょっと行ってくる」
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優雅に見ているでしょうが、
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過酷な場所なので居るだけで大変。

「ハリセンボンつかまえた~!まぅ見る~?」
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洞窟に向かう途中、ハリセンボンを捕まえて私に見るかと問うので「見る」と答えると岩場を戻る弟。
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泳いだほうがラクで早いじゃないかと言うと、泳いで戻ったらハリセンボンが流れていくらしい。
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それで歩いて持って来ました。
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プカプカ浮くハリセンボンがグングン流れます。

穏やかに見えるこの海、じつは潜っている場所は素人には潮目を読むのが難しい入り江なのです。
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ポトンと放ったハリセンボンは波に弄ばれて右往左往。
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岩付近はとくに波のチカラが強くまた予測も出来ません。
この日はプランクトンの粒が肉眼で確認できるほど濁っていて視界がとても悪い。
濁っていても上から覗き込んでこの透明度ですから、南国の海はバカにできませんね。
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浮いたハリセンボンはこのような軌道で流され見えなくなりました。

「潜れるな。よし、潜るわ」
「いやいやいやいや、ココはやめとけ。ココは最初に潜るところじゃないから。もっと初心者のトコ連れて行くから。俺が最初に行ったトコ。そこなら何かあったら助けられるけど、ココは無理。潮目読めるわけねぇ」
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こんな潮目でしょ?いけると思うけどなァ。

「帰りは違う道で戻るよ」
「道か?これ」
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ピースサインを繰り出す弟の片手の荷物は海水を吸っているので5キロ以上。
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誰が設置したのかわからない岩から生えているロープをポーンと蹴って私を置いていく弟。
これ、画像では急な傾斜みたいに見えますが、ほぼ垂直の壁です。
弟が転げてくるんじゃないかと思ってテッペンに着くのを見届けてから私がGOですが、このロープは切れちゃうんじゃないかと信用がならんので全体重を預けることが出来ず、素手で登ったほうが早かったくらい時間がかかりました。
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素潜りポイントは遥か下。
「こっちね~」
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弟はアレかな、死に場所を探してさまよっているのかな今。
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足場がだんだん悪くなります。
「こっちね~」
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もう道でもなんでもないような道を進みますが、弟は道だと言い張ります。
左に足を踏み外せば、ズドン
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右に道を踏み外せば、ドボンです。
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「うわ~緑々しいねぇ~!ほら見てん」弟、緑のグラデーションに歓喜。
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「…そうね」
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危険極まりない環境で見るこの景色に、私はグラデーションを愛でるほどの感動をおぼえてはおらんが。

「ここ出たら初心者の海に行くから。そこだと離岸流とかないし。波はあるけどね」
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どやって出んねんっココを!
ここを出るのが過酷すぎて初心者の海なんて余裕やっちゅーねん。

では、ココからは初心者用の海で素潜りデビューを果たし、当然ながら海中なので画像はございません。
ちなみに素潜りをするような恰好じゃない軽装というのは、こういう装備を言います。
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「先生、あっちのほう行きたい」
「最初から沖に出るのは危険だってば。しばらくはここらへんの足つくとこで波にのまれて」
岩の浅瀬で波にさらわれる。
手も足も上にあがって転がる転がる、痛い痛い。
「ねぇ、最初最初って言うけどさ?どんなひとでも最初の1回目はあるわけやん、プロにも。」
「そりゃそうよ」
「その1回目ってのが私には今日」
「うん。で?」
「干潮って2~3時間しかないんでしょ?急ごう」
「ガッツあるな、おい」
それもさっきから言ってるけどさ、ガッツあるんじゃなくてガッツしかないのほうなんだけどな。

タカシ先生が白波の立つ浅瀬で波のパターンをつかめというので、コロコロ転がってビックリするくらい海水を飲む。
泳いでいて顔を海水に着けたままシュノーケルに入った海水を吹き上げるのは初心者には難しい。
「なんで鼻からも口からも海水を飲んで苦しいんだろう?何が悪いの?」
「鼻で息してるからよ」
「鼻で息しないの?」
「しない」
「先に言っといてくれる?そういうコツ」
「普通は鼻で息して海水吸って口からも飲んで苦しくなってパニックになるんだけどね。よくパニックならないね」
「なってるで。だからといってバシャバシャやったところで無駄に体力を使うだけやから海水飲み干して呼吸する、しょっちゅう苦しい」
「しょっぱくない?」
「しょっぱい。すごく喉が渇いてあ゛~水が飲みたいっ!て思う、喉がカラい、かなりつらい。でも水が欲しい~!てのが続いても1分程度なんだねアレ。ずっと喉がカラいわけじゃないってわかったら1分の我慢やなおもて」
「そういう気持ちの切り替えって、普通は難しいの。初心者はとくに怖いってのが先だから」
「気持ちの切り替えが人より早いからね、私は」
「そだね。どうする?沖に出てみる?」
「行こう」
「行く?!」
「なんなんだ、自分できーといて」
「いや…俺は最初行かなかったから」
次がいつでもあるキミと私とでは、取り組み姿勢が違うのだよワトソン君。
私には次に故郷に帰る理由が今のところ無い、きっと夏にはもう帰りません。

「ぅわ~~~~っ苦しいっ」
「本当に?」
「なんでウソつかなアカンねん」
「ぜんぜん平気そうやから。たまに顔あげて自分の位置、確認して」
「ヤだ。顔上げたら疲れる」
「俺より前を泳いでるっておかしいやろ?後ろにいるのを引っ張るならわかるけど、前にいるアンタをもう2回引き戻してるからね?本当に危ないから、顔上げて位置確認しないと」
「アンタなんのためにおんねん?」
「へ?それ俺の役目?」
「何かあったら助けるって言ってたじゃん」
「あ、そういう感じの助けだったんだ…」
行き過ぎる防止のために先生がついています。

「どうする?この先ちょっと危険になってくるんだけど、行く?」
「行く行く~」
「行く?!」
「どういうことやねん、きーといて」
「いや…さっき岩場に上がる体力なくなってたし、行かないかな~て思ったんだけど。ガッツあるな。今もうココでもよくついてきたなって感じよ?宮崎で素潜りしてきました、て堂々と言えるレベル」
「んじゃ堂々と言いふらすわ」
初日で沖の危険な潮目のポイントまで行ったらもうどこでも潜れるレベルだそうですよ、私の次の職は海女っつーことでよろしいですかね。

足のつかないところで海水を飲むということが初心者には怖いことなんですって。
私も怖くないというわけではないのですが、たぶん好奇心のほうが勝つのだと思います。
だから夢を持てない若人のみなさんがた、夢を探し出せなくてもくじける必要はありません。
好奇心があれば行動を起こすことは出来ます。
私の好奇心はおもしろそうというだけの動機ですよ、こんなつかみどころのない理由で恐怖心をねじ伏せるわけですから、好奇心ってコスパいいよね。

ただねぇ…いただきたくない勲章がねぇ…。
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「痛ぁいっ!!足が腫れてる!!」
「あ、それ勲章・勲章」
望まざる切り傷は岩に叩きつけられた時に切れたそばから海水で消毒されているので治りは早いですが、陸に上がると紫外線にさらされて腫れていきます。
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細かな水疱は紫外線による火傷です。
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指先も切れまくります。
太ももがパンパンで膝を曲げることが出来ない筋肉痛が3日ほど続き呻きながら起きる朝を迎える、それが素潜り玄人への道です。
たった一日で先に進んでショートカットで道を究めると勲章がえげつないので気をつけましょう。







by yoyo4697ru980gw | 2019-08-05 13:19 | +朝臣寺+ | Comments(0)
Bomboo2019 ~始まりと終わり~
なんだかちょっとした映画のタイトルのようになりましたが、伊丹市の盆踊りは今年も盛大に始まっております。
そして夏の間は続くのです、ただ、私が個人的にこの夏は伊丹から離れるので、それで早くも夏を振り返っているわけです。
もう7月中旬なので夏真っ盛りなわけですがまだ一度もクーラーを使用しておりません、いよいよ冷夏ですね。

土砂降りのなか開催された第4回仮装コンテスト。
どう考えても子供を対象とした仮装コンテストなのですが、第1回目から参加しております。
2回目までは大人の仮装も見られたんですけどね、とうとう大人の仮装は私だけになってしまいました。
去年あたりから毎年ありがとうございますとスタッフに言われるようになりすっかり仮装する人になっています。
いいんですけどね、結局するんだから。

今年からは世界の民族衣装シリーズというシリーズもので勝手にまわすことにしました。
今回はベトナムのアオザイ。

来年は韓国のチマチョゴリかインドのサリーか踊り繋がりでベリーダンス衣装や漢服で攻めたいと思います。
今年はですね、協賛であるボルボの防水バッグでした。
ナントカ特別賞とか言ってたかな、そういうお情け賞ですね盛り上げてくれたで賞みたいな。
ボルボのカタログによると車、ざっと1300万円です。お高~い。ペーパードライバーでよかった。
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協賛賞品の防水バッグもちょうどよかったです、大雨だったので。
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なかなかキレイな緑色のアオザイなんですが、暗く見えるのはビチョビチョに濡れているからです。

参加賞のアメつかみ取りもどうぞ
と促されて「めちゃめちゃ取れますけどいいです?」と確認すると「どうぞどうぞ!!」と女性スタッフが快諾してこれから私がつかむであろうアメを入れる袋を手に、お待ちになります。
「その袋に入るかなァ・・・いや・・・入らないと思うんだけどなァ」
と言うと、袋を持った女性スタッフもそれを横で聞いていた男性スタッフも私の冗談だと思ってなごやかに笑っておいででしたが、本気です。
冗談じゃなくて本当にその袋に入り切らない数が取れるのです。

私は顔の近くに手を持ってくるクセがあって、その時に皆さんの予想以上に私の顔が隠れるので顔が小さいと思われがちなのですが、手がデカいのです。
オンナコドモの手が小さいという世の中の常識を覆すようで申しわけないのですが、オンナの中ではデカいほうです。
だからつかみ取った感触でわかるんです、袋に入り切らないなって。
「このまま取り出すと袋に入らないと思うのでちょっと少なくしますね」
本気でそう言ったのだけど、女性は私がまだ冗談を言っているのだと思ったようでした。
「あはは~いいですよ~2袋になっても~」
それだと消費が大変なので1袋の食べきりサイズに調節しますね、なんせアメも溶けだす夏ですから。
これくらいかな~と思うまでアメBOXの中でアメを落としてから出した手が、つかみ取ったアメの量がこちら。
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ね?本気で言ってるでしょ?
パンパンやから袋のクチからアメこぼれながら渡されたっちゅーねん。
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40コ。

「まぅさん仮装の賞品な~に~?」
「ボルボの防水バッグ。協賛にボルボ入ったんやね~」
「お~VOLVO!!」
急にガイジンになったなセッキー。
「何の仮装したの?」
「いやいやいや、コレやがな。世界の民族衣装シリーズこれがベトナムのアオザイやで。地味やけどな」
「仮装だったんだ?!かわいいワンピース着てるな~て思ってた」
「これがアオザイです。ま、普段の私の衣装のほうがよっぽど派手やからなァ・・・」
「確かに。」
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これは仮装ではありません、普段の盆踊りの衣装。
私の通常営業です。
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安室ちゃん引退の去年は、安室寄せでしたが誰もモノマネとは気付いてくれませんでした。
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衣装はこのピンクで~
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髪型はコレだったんだけど。

安室ちゃんってあんまりピンクってイメージないと思うけど、わりと着てんだよねピンク。
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このピンクって安室ちゃん以外に似合う人って誰がいるんやろなァと思いながら、安室ちゃんのピンクを見てたんだけど。
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誰も似合わんのやろなと結論が出た次第です。

ほんのちょっとでも歌いたい踊りたいって気持ちがあったら引退は考えてない、みたいなことを言ってスパと引退した安室奈美恵。潔いひとだなと思う。
でも私の知っている潔いひとたちって、慎重でもある。自問自答を繰り返すひとでもある。
そしてこれは一番思うことなんだけど、潔いひとってすごく我慢強いひと。我慢強く投げ出さないできたから潔いんだな。

いざ我も。
潔く夏を捨てて帰郷し、役割を終えてまだ戻ろうぞ。






by yoyo4697ru980gw | 2019-07-18 02:23 | +朝臣寺+ | Comments(0)
キャンドルナイトin梅田 ~おぉ~い!メルヘンはついで~
「あべので盆踊りあるみたいやねんけど、行ってみーひん?」
「あ?」
「ところでアンタ何やってんの?」
「ストレッチや」
「それ、おばちゃん的エクササイズやで」
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ゴロゴロして足や腕を伸ばすのを運動だと思っているのはおばちゃんだけかと思いきや、そうでもないみたい。
おばちゃんはTVを観ながらおやつを貪り足をパタパタさせて運動したからカロリーは消費していると主張するが、消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが上回っていることをカラダが証明している。
これが21歳男だとTVがスマホになるが、おやつはどのタイミングで摂取しているのだろう。
カラダによればおやつの摂取はない気もするが。
「神戸行くって言ってなかった?」
「おじーちゃんの服を探しに神戸と大阪行こうと思ってて、神戸でついでに買いたいもんあったから神戸ておもてたけど盆踊りあるなら大阪にする」
地下鉄乗り放題チケットを買いブラブラする散歩もつけて、大阪にする。

「あれ食べようや、なんばのしょうゆだんご」
「そうやな。こないだのプリンの店も潰れたしな、まぅが好きになったばっかりに」
「あんな大阪の商店街の中のプリン屋なんか潰れることあるんやな。気に入ってしまってホンマ悪かったわ」
私が好きになったばっかりに、潰れていくお店たち。
毎日通い詰めるほどの財力があれば、好きになっても私の売り上げで店は潰れずにすむのだろうか。
でもお金が捨てるほどあってもプリンは1日4コが限度かなァ…4コも食べたら昼食いらなくなって今度は軽食で気に入った店が潰れてしまうなァ、じゃぁプリンを3コにしてランチも頑張って3品か、もう3品も注文したら軽食ではないな。
そんなに食べたら腹持ち良すぎて夕食いらなくなって夕食用のお気に入りの店が潰れてしまう、結局どっかの店が潰れるじゃないか。

「うそやん、これ。こんなんあるぅ?」
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「うわ~!まぅが好きになったばっかりに!」
「ピンポイントにだんごだけ改装中て…ねぇ、ここホンマに住吉だんごかなァ?別の場所と勘違いとかない?」
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「合ってるで。隣りモロゾフやん」
「そうかなァ…違うんじゃないかなァ…」
「気持ちはわかるけど、絶対ココやで」
「ド方向音痴のアンタが何で言い切れんねん。地下街なんてずっと同じ並びで続いてるねんからさ、筋1本違うとか。もう1コ先かな~この先にあるねん住吉だんご。今日は場所、勘違いしてただけやから」
「ま、行きたかったら行ったらえんちゃう?絶対ココやから先に行っても出てこへんけど」
「可能性ゼロじゃないよね~誰にでも勘違いはある」
「ゼロやで。だってココやもん」
地下街でもう一箇所行きたい店もあるので、先にすすむ。
そして再度出て来る、案内板。
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「はぁ…今にも剥がれそうなテプラ。挑発的やな、現実を見せようとしてきやがって」
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はい。可能性ゼロ。
「潰れるんかなァ…困る…しょうゆだんごあるのココしかないのに…」
あんなに外国人で繁盛してたのに。
リニューアルオープンの準備をしていると思っておくことにしよう、可能性はゼロではないから。

「そういえば今日、キャンドルナイトやったな」
「ああ~あったなキャンドルナイトな~」
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去年とは全く違う反応だな。
あんなにキャンドルナイト推しだった(去年のキャンドルナイト→メルヘンな集中力)のに、たった1年ですっかり忘れているではないか。
今年は何かのついでに格下げされているキャンドルナイト。
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主目的が盆踊りだったから、踊りのついでということでよろしいか。

キャンドルナイトはメルヘンなので、インスタ映えスポットなのだろう。
本格的なカメラで撮っている本気のひとたちとイマドキ感覚のスマホ撮影のひとたちとに混ざって、中途半端な気合いみなぎるデジカメの私が近づくと「どうぞ」と場所を譲られる。
一箇所だけでなく数箇所で同じように譲られたが、なぜだろう。
撮りたくてたまらないオーラでも出ていたのだろうか、ついでだから撮っただけなんだけど。
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何はともあれ、いろんなブースで優先的に映え写真を撮らせていただけてありがたい、インスタしてないけど。
みなさんがインスタをやっていてインスタ映えする写真のためにキャンドルナイトが目的でこの場にお越しだとしたら、あんたがたのほうが優先的に撮るべきなのにワシがお先ですまないねぇ…トシくってたからかな、それとも息子とは別行動でひとりぼっちで撮影してたから哀れな中年女への施しだろうか。
徳を積むのはよいことだ若者たちよ、民度が高い国でワシはうれしいよ。
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「どうぞ」と譲られて「結構です」と言うのもアレなので映えるように撮った。
けれども私は本来、映えない写真のほうこそ撮っているので、いつも通りにアレする。
この映えてる風のキャンドルも、本当はこんな風景。
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それぞれが、それぞれの集中点をお持ちのようだ。
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消えたキャンドルの点火は手作業。

通常はカッコイイLIPPS BOYのイメージモデル杉野遥亮クンも、
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映えない撮影をアレしたばっかりに、
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キャンドルナイトに冷たい視線を送る、斜に構えたイヤな男になった。
俳優レベルが高い、男性向けスキンケア&メイクの広告なのに。
女優の誰かが悪役をやっている時に現実でも人々に嫌われたら役者として一流と言っていたが、演じていないのにこのイヤなカンジ。
冷めてるねぇ~杉野クン、爽やかなイケメンだけど是非とも悪役のみやっていただきたい。

「令和のキャンドルみた?」
「みてない」
「キレイやったで。新元号やから今年しかないかもしらんで、写真撮っといたら?」
「そやな」
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人文字ならぬ蝋燭文字。

このキャンドルはこのような場所に設置されている。
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階段の上から令和の蝋燭文字を捉えているのである。
そして多くのひとが、令和をバックに自撮りをしている。
しかしインカメラだと令和の文字が反対になってしまうではないか。
「なんで令和が反転するんやろ?」
「背面カメラで撮らなアカンのちゃう?」
自撮りを滅多にしないので、インカメラは撮影している時のみ反転しているが画像は正常ということを私たちは知らなかった。
大声で反転してるよな~なんでかな~と何度も言っていたのでひとりくらいそれ撮影する時だけやでて教えてくれてもいいのにな。

しかしウチのジョブズが画期的な撮影機材をその場で作る。
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さすがジョブズ、アイデアがひらめいちゃうところがジョブズ的。
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この様子を見ていたニィちゃんが「仕込みがハンパない」と感想を述べていた。
ついで、なの。
まるで万全を期して撮影に臨んでいるような行動を取ったけど、ついでなの。
撮影アイテムのクリップであったりワイヤーであったりアタッチメントであったりの小物は常に持ち歩いているの。
毎日が本気なの。
あ、この抜け目のない本気度が漏れていて「どうぞ」と言われたのだろうか。
本当にキャンドルナイトはついでなんだけどな。
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ダメだろ~~~そこ来ちゃ
パンパないて言ってたニィちゃんたちでさえ、ついでの本気度に免じて譲ってくれていた場所なのに。

思えば今日はおぉ~い!で映えなさっぷりがナイスタイミングだった。
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梅田の文字のベンチに梅田の文字が見えるように座るならこうという写真を撮っている時も。
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おぉ~いの君は出現。
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ダメだろ~~~そこ来ちゃ
の、ナイスタイミング。

盆踊りの動画を撮影している時にも。

ダメだろ~~~そこ来ちゃ
の、ナイスタイミング。

ま、ついでだから、アレなんだけどね。






by yoyo4697ru980gw | 2019-06-04 23:19 | +朝臣寺+ | Comments(0)
【神戸のディープ高架下】オシャレな街KOBEにあるディープの今を見逃すべからず

神戸に旅行へ行くなら、アナタは何がしたいだろう。
南京町で食べ歩き。
異国情緒あふれる街並みを散策。
それもいい、そのほうがいい、きっとオシャレな旅になるだろうから。

けれども今こそ、神戸のディープ『モトコー』を推したい。
もしかすると今後、モトコーはディープスポットではなくなってしまう可能性があるからだ。
2016年からじわじわ続くJR西日本との立ち退き問題で、今すでにモトコー昔のモトコーの姿から変わりかけている。
それでいいのかニッポンよ、令和になるからこそ昭和を守ろうではないか。
平成人は31年分存在するが、昭和人はその2倍以上の64年分存在する。
懐かしむ昭和の雰囲気を昭和人が守れなくて誰が守るのだ。

負けるなモトコー!
頑張れモトコー!
だから推す。

【25年前、神戸の高架下は10代がひとりで歩ける空間ではなかった。だって怖いから】

神戸の高架下はだいぶ様子が変わった。
高架下という空間は騒音も手伝って治安が悪そうだなァ~という第六感を誰でも抱く。
その第六感に従い、私は10代の時に高架下をひとりで歩き切ったことはない。
誤解のないように言っておくが、25年前でも高架下の治安はさほど悪くはなかった。
ただ本能的に怖いと思ってしまう雰囲気が漏れ出ていたとは言える。
現在は怖さよりもオシャレ度が勝ったと言えよう。
新店舗が次々とオープンしディープ感は鳴りを潜めてしまった。
でもそれはピアザに限って。

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阪急神戸三宮駅から自然に高架下へと繋がりJR元町駅に辿り着くまでのオシャレな高架下、それがピアザkobeである。

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活気のあるピアザ

JR元町駅から先の高架下。
元町高架通商店街モトコーはいまだにディープ感をガンガン放っている。
ますますディープ感を増してきた、と表現したほうがいいだろうか。
行かう、昭和に会ひにモトコーへ!といったところだ。

三宮のピアザKobeが終わりJR元町駅を挟んでそこから先はモトコーのディープな世界がお目見えする。
がしかし、モトコーの始まりまでは意外に歩くと覚えておこう。

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ピアザが終わったら高架下から一旦はずれて線路沿いを歩く

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JR元町駅前をただただ真っ直ぐ
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まだ真っ直ぐ
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JR元町駅西口を過ぎたらモトコーの入り口
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モトコーのはじまり
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パチンコ屋さんの入り口と見紛う高架下

元町高架下通商店街はモトコー1からモトコー7まであり、鉄道高架下では日本一の長さである。
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モトコー1がピアザの雰囲気を醸し出しながらうまくシャッター商店街をカモフラージュするその手法は、オシャレを通り越して華麗な詐欺と言っても決して過言ではない、ゆうてすまんが褒め言葉である。
説教強盗の防犯対策への説教や、訪問販売で壺や判子を買わせるための売り文句など、話芸に長けた昭和の犯罪者に対して悪質さよりも人情味を感じてしまうようなものかもしれない。
なんにせよ魅力があるということは確かだ。
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モトコー2のカモフラージュ技術も高い。
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しかもレトロ感をアピールして芸術性やミュージックテイストをもってきているところが小憎い。
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ギタースタンドは激安の200円

この出血大サービスに「やっす!」反応した私に、女店主が「皆さんこの値段に感激されて買っていかれますよ~」と顧客満足度情報をくれるではないか。
買いやないかい!!

冒頭にも書いた通りモトコーはJR西日本との立ち退き問題を抱えているわけであるが現在、JRの要請により移転する店が多い。

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移転のお知らせもアート感満載

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どこだろう?と思っても大丈夫。先に進むだけ。
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モトコーでは、リサイクル品なのか新品なのか一見するとわからないような商品も並んでいるので、気になる方は聞いて購入するといい。

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聞かなかったから新品なのかどうかもわからない、ブーツなのかサンダルなのかもわからないブーサンは1000円。
これが履き倒れと言われる神戸の靴の高架下プライスである。
靴の新品か中古かは靴底の裏を見ればわかるので私は聞かないが、高架下の商品は売れるまで置いてあるという商品もあるので、経年劣化チェックは必ずしよう。
このブーサンも中敷きがポロポロと剥がれる経年劣化はあったが、インソール100円を足して1100円でひと夏いければ妥当なので買いである。
モトコーショッピングでは、妥協する目利き力が最も大事なのだ。

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絶賛営業中である店主の好みと性格が反映される中古ショップは、見事にレトロという上質の羽衣をまとわせている。
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うまい。これをうまいと言わずして何をうまいと言うのか。
知人が探し求めていたレコードを手に入れたのもモトコーである。

「今、人も店もマニアックなことにしかなってない場所に来ているんですが、何かそういうマニアック系統の欲しいもんてありました?」と軽い気持ちでメールを送ると知人はこう要求してきた「五木ひろしラスベガス公演のレコード」私はすぐに「探し出せるような気がちっともしません」と返信をした。
そのあまりに洗練されたマニアックなリクエストの一文に「このひとは長年このレコードを探してんねな・・・『五木ひろしラスベガス公演のレコード』が答えとして出せるなんて相当や」とやる気がみなぎったのを覚えている。
しかしそのやる気も虚しく見つけ出せなかった、私に見つけ出すスキルがなかったからである。
五木ひろしラスベガスというワードに惑わされ、洋楽コーナーで探したのが敗因だった。
翌年、モトコーで暇を持て余した私はまた魔が差して前出の知人に「マニアック系統の何か希望あります?」とメールを送ってしまった。
返ってきたメールは当然こうである「五木ひろしラスベガス公演のレコード」デジャヴー。

中古レコードを扱う店を虱潰しに、演歌歌手コーナーにのみ的を絞る。
立ててBOXに収納されていて何かわからないレコードを一枚ずつ引き抜く。
両手の親指と人差し指を使って次々とレコードをつまみ出す、五木ひろしと出会うまで。
工場のライン作業3年目くらいの素早さで確認をしていたら、その隙の無い手捌きを見てなのか私から漂う気迫をキャッチしてなのか、ショップの兄ちゃんが聞いてきた。
「何かお探しですか?」
「探してます五木ひろしを」
一枚ずつ取り出して探す手は止めない、捜索職人の手は止まらない、兄ちゃんになんて目もくれない、私は五木に夢中だ。
「五木ひろしのレコードですか?何ていうヤツです?」
「ん~あんまハッキリ知らんねんけど・・・ラスベガス公演のなんちゃらどうちゃら」
「あ~はいはいはい」
「知ってるの?!」
「人気ですね、ファンの間では」
「…人気なの?」
職人の手が止まった瞬間である。
去年、自力で探さずに聞けばよかった。
「人気ですよ。オークションに最近出てたんちゃうかなぁ…急いで探してる感じですかね?」
「まったく急いではないねんけど、見つけないと永遠に探し続けることになりそうやから見つけたいな~と思って」
「大阪の仕入れ先で心当たりが何件かあるんで、時間もらえたらもしかすると見つかるかもしれないです」
「あ~待つ待つ。ずっと待つ見つかるまで待つ」
じきに兄ちゃんは、ラスベガスの五木ひろしを見つけ出した。

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じつは大阪にいた五木ひろし


欲しいものが交渉次第で見つかる、モトコー。
ディープタウンモトコーはスタッフと会話をして吉。
うまい。非常にうまい。


【求めている者には優しく、気軽に足を踏み入れた者にはアヤシくうつる。ディープスポットはそんな宿命を背負っている】

元町高架下はモトコー3から早くもアヤシくなってくる、まだ3丁目なのに。
7丁目まであるのにアヤシくなるのが早い、早すぎる。

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なんかちょっとアヤシイ、というライトな感想では済まないところが注目すべき点である。
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入り口からすでに怪しさしか漂うものがないのだ。
それなのでピアザのオシャレな高架下でデートをしていたカップルの多くは、モトコー3で引き返すか、アーケード街へとシフトする。
それで正解であろう。
モトコー初心者がモトコー3から先に歩を進めるには時間が必要なのだ。
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そもそも戦後の闇市が起源であるモトコーは、闇を求めるひとたちの溜まり場であり、その闇を掻き分け掻き分け進む勇気のある者にのみ、道の必要性を説くのである。
勇気が出せる、モトコー。
新しい自分へ一歩踏み出せる、モトコー。
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平成の世に闇市をしようと企画する、モトコー3。
ご安心されたしイベント名称としての闇市であって、売ってる物は闇米などではない。
現代の言葉に置き換えるとフリーマーケットと言う。
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そんな闇市ブースとして貸し出すスペースは、シャッター商店街の前の長机1台分。
その狭さでフリーマーケットを開催しろとのお達しである。
さすが闇の世界は発想が違う、きっと目的は売ることではなく出逢うことなのだろう。
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しかしながら原点回帰で闇市というフリーマーケットを企画するも、開催5日前にJR西日本の申し出により中止が決定。
まるで戦後にタイムスリップしたかのような出来事が、モトコーのディープ感をよりいっそう味わい深いものにしてくれる。
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幻の闇市は開催されることはなかったが、しかし残念がる必要はない。
高架下を取り巻くハプニングのすべてが、モトコーに足を運ぶ理由になるのだから。
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時代は令和へと繋がっていこうとしている。
本当に首の皮一枚で営業中のモトコー3からは、落ち着いて歩こう。
シャッターが閉まっている中に突如出現する店に入るかどうかを躊躇することが多くなるので気持ちを静めて振り絞っていただきたい、腹の底からフツフツと好奇心だけを。
令和になっても首の皮一枚で営業することを、私は願う。

そしてこれだけはお知らせしておきたい。
ディープな高架下に足を踏み入れたら次の信号が出て来るまで高架下を歩くしかないと思っておいでの方もいるだろう。
横道にそれる路地はちゃんと出て来る。
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かなり狭いけど。
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身体をちょっと斜めに構えて通ったらいいだけ。
普段使っていない筋肉がほぐせる場所、モトコー。

「あれ?この鏡って・・・逆じゃない?」
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「逆やけどこれでおーてんのちゃう?」
顔部分の鏡に亀裂が入っているより足元に亀裂が入っていたほうがマシ、という配慮じゃないか。
足首に切替が入ることで足が長く見えるとか細く見えるとかそういう計算かもしれないし。

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靴という靴がビニールに真空パックのように入れて展示されている有名な柿本商店を目的地として高架下を訪れる人は多いことだろう。

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柿本商店は高架下の3番街から4番街に移転しているのでご注意を。
うっかりしていたら見落としてしまう位置にあるコンバースの聖地
人だかりで100%気付くとは思うが、万に一つ本気でうっかりしていると見落とすことがある。
昔の場所にあると思い込んでいると柿本商店が視界から消えるのだ。
昔の柿本商店を知っている人に起こってしまう柿本マジックである。
4丁目が花隈南商店街と書いているのは、神戸高速花隈駅があるから。
駅はあっても歩く気さえあれば歩けない距離ではないのが高架下。
阪急神戸三宮から高架下をタラ~と歩いていれば気が付いたらJR元町駅の前を素通りしガンガン歩いていつの間にかモトコー7を抜け、そのままJR神戸駅まで徒歩で到着してしまうのが高架下マジックである。
マジックがひそむ商店街、モトコー。

リサイクルショップは低価格をババーンとアピールする。
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これいくらだろう?
と思う前に値段が先に見えてしまう値段先出法の明朗会計である。
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なんなら「この10円って書いてるコレ、何ですか?」と聞かなければ値段しかわからないような物が、所狭しと並んでいる。

何屋さんかと言われたらリサイクルショップになるかどやは勇気を出して初回から立ち止まっておきたいイチオシ店である。
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品揃えの豊富さで言えば花隈南商店街トップに君臨しているだろう。
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通路を塞ぐ勢いで仕入れをしている店主は、おじさんともお兄さんとも呼びにくい、見た目年齢が妙齢の男性である。
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商品ジャンルは子供から老人までをジェンダーフリーにカバーする。
欲しいような欲しくないような絶妙な仕入れセンスの品揃えなので私は毎回、帰宅したあとでかどやでアレこーといたらよかったなと思うのだ。
店主のその仕入れの腕、ピカイチ。
もう一度来させる店、かどや
絶対にいるかと言えばいらないが、人間の潜在能力に圧力をかけるような品を、買おうかどうかで迷って結局買わない価格で売っているのが、かどやである。
高いのではない、安すぎて逆にアヤシイのだ。
底値が価格の底だと思っいたらそれは甘い。
かどやは常に処分値で売っている。

次の用事がある2か月後に行ってもきっと同じ商品があると思わせる店構えのかどやだが実際にはない時のほうが多いので、買っときゃよかったと思いそうな物は買っておいたほうがいい。
そんな風に思う商品にはあまり出会わないだろうと思わせる品揃えに見えている自分の感覚を疑ったほうがいい。
つまり、かどやで刺さる商品はすべて買いなのである。
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仕入れジャンルが幅広過ぎてディスプレイが独特なのもかどやの見どころである。
服を見ていてウィッグが目に入った時に「いやいやウィッグいらんし」と思うか「あ、ウィッグもあんねや」と思うかで、今のあなたが何に共鳴するのかが判断できる。
自分の琴線に触れる何かを再発見できる、モトコー。

モトコー4あたりから急にオッサン率が高くなる。
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マニアックな掘り出し物感が前面に出るとオッサンが寄ってくるのだ。
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観察しているとどうもオッサンというのはギッシリつまっている棚ギュウギュウに押し込んでいる箱などをいじくり倒すのが好きなようである。
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まさにオッサンの心をくすぐる店、かどや。
店主の声が小さいかどや
何かを購入したらアメちゃんをくれるかどや

私はモトコー存続のためにちょっとでも刺さる物があれば購入することにしているが、じっくりと見ても刺さらない時は何ひとつ刺さらない。
そんな中たぶんバックルベルトのバックル部分だろうなァという部品が出てきたので、ガチャガチャ古銭と思わるる商品と共に購入した、計390円。
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すると店主がちーーーーーさい声で言う。
「390円ですけど、350円でいいです」
「え?!いいの?!」
関西の戸籍を有している私であるが、高架下で値切ったことは一度もない。
関西のオバちゃんである私が値切らないのに、関西人の店主がほいほいディスカウントしてしまう。
かどやの経営が心配だ。
50円のネイルチップを1つだけ買った時には、アメちゃんを2コくれた。
赤字だと思う。
そして今度は390円しか買っていないのに40円も勝手に値引く。
その上アメちゃんもくれるに決まっている。
私はかどやが心配でならない。
「コレ、ここを外して通してバックルにするタイプですたぶん。もし使い方わからなかったら持ってきてもらえば返金しますので」
使い方がわからないというこちら側の知識不足に返金保証までするかどや、心配というよりもう不安だ。
かどやはレシートを発行しない店である。
レシートがないのに返金を保証をする店が他にあるだろうか。
無論、私は自分の判断で購入したのだから使い方がわからないというモンスターな理由で返品などはしない。

100円玉3枚50円玉1枚で勉強価格350円ちょうどを渡すと、やはりちーーーーーーさい声で店主が言う。
「んじゃ・・・まけときます」
今しがた私が支払った硬貨の中から50円を私に返す店主。
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!いやいやいやいやいやいや」
やにわにディスカウントコンティニュー!
もしかして私はこの店で3代続いてちっとも売れなかったかれこれ60年はある売れ残り骨董を購入したのだろうか。
店主にとって厄介払いが出来る商品だったのだろうか、バックル。
「もう最初にまけてもーたし」
「いいですいいです、次もまた来てください」
ちーーーーーーーーーーーーさい声で店主はそう言いながらアメちゃんを2コくれる。
はたしてかどやで買い物をすることは存続の危機を救う行為なのだろうか。
微力ながらと思う私の行為は無力という結果にはなっていないだろうか。
最後に店主が何か言っていたけれど聞き取れなかった、声がちーーーーーーーーーさくて。
耳の穴かっぽじって行こう、モトコー。

ワープロがこれでもかと積み上がっていて一番上だけが売り物かなというシンワも、一見の価値あり。
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何がスゴイって店主の居場所がスゴイ。
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このスペースでテレビを観るとは。
文明開化の快適さでドラえもんを超えている。
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押し入れの中で趣味に没頭出来ることを実現したカタチが人類のプライベート空間の理想なのかもしれない。
このスペースにのれんがかかったらもう誰にも勝ち目はないだろう。
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ワープロとワープロの間にVHSテープや本が噛ませてあるのは、ワープロはノートパソコンと違って手前のほうが薄いからである。
奥が分厚いのはプリンターになっているからなのだ。
テレビとビデオが一体化した昭和家電テレビデオのように、ワードがプリンターと一体型になった昭和の機種がワードプロセッサー略してワープロなのである。
一体型の機械のデメリットは何かひとつが壊れると使い物にならない場面が多いのにはっきりと壊れていると言えない状態だから買い替えをためらうということだ。
デスクトップパソコンになってそれぞれが単体なのに、インクの1色くらいたまに出なくてもモノクロ印刷で通せば支障ないし私が渡す写真は基本的にセピアで統一しとこうとかなんとか言ってプリンターの買い替えをためらっていたり、キーボード表面の文字が消えてしまってもそもそも見て打ってないしな~とかなんとか言って買い替えをためらったりしている、私は。
機械が進歩を遂げているというのに人間は未だ買い替えをためらう時代で地団駄を踏んでいるではないか。
モトコーに来るとパソコンの周辺機器を新調したくなる衝動に駆られて買ってしまうが、結果的には気持ちよく取り組め、仕事がはかどることになる。
仕事の効率化をサポートしてくれる、モトコー。

5丁目までやって来るとだいぶ知る人ぞ知る掘り出し物感が漂ってくる。
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商店街の始まりがシャッターじゃないだけで、感動すら覚える。

モトコー5にある骨董の店からは常に笑い声が聞こえてくる。
ガラス張りなので店内の様子がよくわかる。
まったく知らないひとしかその中にはいないのだが、あまりに楽しそうなのでついつい入りたくなるのだ。
常連客と思われるひとと親族経営なのだろうスタッフ3名ほどが談笑していて皆、仲が良い。
話題の中心は人情エピソードである。
ガラスに撮影禁止の貼り紙があるので画像を貼れないことが残念だが、とにかく全員が笑っている。
どのタイミングで店の中に入っても笑い声が止まらないのでかまってもらえない。
笑うついでに「いらっしゃい」と言われるので自分への言葉かどうかも定かではないが、誰に対しての言葉でもいいからとりあえず受け取っておこうと思いニタニタしてしまう。
入店するや否や「いらっしゃい」と言われなきゃいけない決まりなんてないのに、きっと現代のコンビニやファストフード店の一刻一秒を争う「いらっしゃいませこんにちは~」がいつの間にか当たり前になってしまっているのだな。
古銭を扱うだけあって、時間の流れが現代の時間とは違うのかもしれない。
時そば時うどんくらいの価格で時間が使われ、早起きをして三文得するくらいのレートで一日が流れているのだと思う。
三文は現在の貨幣価値で約90円である。
時間の概念を捨てられる、モトコー。
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ここは、モトコー5、5丁目。
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なぜか5丁目に出て来るお店の名称が4丁目
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ややこしいがな。

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6丁目あじさいの街は地元住人の通路感を存分に楽しめる。
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神戸に住んでますという顔をして歩いてみよう。
もし観光客に「異人館はどこですか?」と聞かれたらこう答えよう「山側です」はるか右側を指さしながら。
「南京町はどこですか?」と聞かれたら左側を指しながら「海側ですよ」と答えれば、あなたもにわか神戸っ子。

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秋休みは2日間

ん?なんか視線を感じるような感じないような・・・。
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「うわぁあぁああっ~びっくりした!コワイ怖いこわーい!血走っとるがな」
ホラーアートの刺激がいただける、モトコー。
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とにかくハミングをしてたらいい
音楽好き、あじさいの街。
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山川豊・水谷豊・角川博が人気

いずれも名前が漢字一文字よみ三文字、という昭和っぷりが良い。
それぞれに推しているのかと思いきやどうやら同一人物が3名推しているようである。
即席筆跡鑑定といこう。
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同一人物の3名推し
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モトコー6はヘタすると本筋よりも横道にそれる路地の幅のほうが広い。
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6丁目は余裕を持たせた造りなんだなと思っていると、シャッターとシャッターの間に挟まれたドアがものすごく細い。
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余裕で見落とす

ここの管理者は健康管理をもちゃんとしておかないと、通れなくなるな。


高架下は本筋の幅が狭いので、両側の写真を撮る時にはめいいっぱい下がってもフレーム内が引きの写真にはならない。
縦に撮っても横に撮っても部分的なアップになってしまうので私はカメラを斜めに構えフレームの対角線のラインをフルに使って長さや奥行きを画像にしようと頑張る。

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めいいっぱい下がって普通に撮るとこうなる

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同じ場所でもカメラの向きで全然違う


6丁目の横道にそれる路地もああでもないこうでもないとカメラを傾けながら撮っていたところ、ちょっと前に通り過ぎた店の女店主が歩いて来てこう声を掛けてきた。
「よかったら写真、撮りましょうか?」
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いま、猛烈に後悔している、撮ってもらわなかったことを。
私がカメラの向きをいろいろと変え苦労して何枚も撮っているこの場所で、もしかして女店主はうまいアングルでペと2枚くらい簡単に撮ってしまうのかもしれないではないか。
自分から撮りましょうかと言ってくるほど腕に自信があるのだから。
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なぜ師匠にアングルのレクチャーを乞わなかったのだ自分、撮影スキルが上がるチャンスだったのに。
モノにするかどうかが試されるチャンスが転がっている、モトコー。


さてこれが最果ての地、7丁目である。
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地元住民の通路感が依然として色濃い。
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常識的なひとであればまず最初の10回は足を踏み入れることがないであろうモトコー7シャッター天国。
7丁目はシャッターばかりを見て通るために観光客は途中で挫折してしまう魔のシャッター商店街である。
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2017年のモトコー7

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2018年のモトコー7


たった1年でこうなってしまうのが、モトコーなのである。
油断すると廃墟フレグランスに包まれる、モトコー。

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2019年のモトコー7

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とうとう工事により迂回するしかなくなった、モトコー7。

最後の最後であるモトコー7には、用事があって来る人はほとんどいない。
雨の日や日中の抜け道として地元住民が利用しているのだ。
その先には、オシャレなデュオこうべが待っている、モザイクが待っている。
しかしその前に出口ギリギリの場所にモトコー7の最後の店が待っている。
挫折することなく7丁目を抜けて(現在は迂回しながら抜けて戻って抜けて戻ってを繰り返して)いただきたい。

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さて、ここで問題です。
イカリヤの看板はどっちなのでしょーか。
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A.今にも落ちてしまいそうになるほど人の手が加わっていない。
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B.人の手を加えてわざわざひょっこりさせている。
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しっかりした看板です、コレ。
よって答えはBでした。
2019年4月現在、ミリタリーショップイカリヤモトコー1番街に移転中。
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シャッターに負けずしっかりと前進していただきたい。
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工事前のモトコー7のシャッター天国っぷり

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出口付近で輝く2店舗。
面白さのバロメーターであるオッサンが漁っていた。
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現在は高架下からそれて山側の歩道へと迂回する。
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工事中の白い壁が、モトコー7のシャッターにアジがあることを教えてくれる。
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アジでしかない(工事前のモトコー7のシャッター)

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面白さのバロメーターであるオッサンが漁っているではないか、変わらないなァ。
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モトコー7のこれぞシャッター商店街という出で立ちは圧巻で、こんなにシャッターが続くことってあるんだなと、知らないはずなのに何十年もの高架下栄枯盛衰の歴史を見てきた気になるから不思議だ。
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この立て札が見えたらモトコーは終わり

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高架下は徒歩


モトコー7を抜けJR神戸駅まで惰性で歩けば、アナタも立派なモトコーマスター。


時代の流れには逆らえないのかもしれないが、目まぐるしく状況が変わってもずっと雰囲気を変えずに存在するモトコー。

そろそろ日差しが強くなる。

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モトコーは、ずっと日陰です。







by yoyo4697ru980gw | 2019-04-25 14:59 | +朝臣寺+ | Comments(0)
花冷えの花見、今年もまた。
3月を南国宮崎で過ごした甲斐あって今年は、九州花見と関西花見が時間差で楽しめる長~いお花見となっています。

「関西の夜桜って毎年寒いよな」
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「カイロ持って行くからな毎年」
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しかし、寒い。

夜桜を連日たしなんだおかげで、ヒー坊とうとうダウンしました。
たるんどるな、たるんどるぞ、少しは私を見習え。

出稼ぎから帰宅したその日から予定を詰めて夜桜まで見て、次の週にはボンブーの提案に乗って場所探しと予約までして、病院があるからバイト先を探さなかったのに早く働け働く気ね~のかとむーがしつこいから、金曜日にゴールデンウィーク短期バイトの面接をWeb予約してみたぞ。
採用されたらゴールデンウィークがバックヤードの品出しでつぶれることになるぞ。
働け働けとうるさいから自分の休みに嫁いないことになります。
自己満足のサプライズを予定していたとしても、休まないし驚かないし一緒にいないからな。
自分にかかってくることって、自分の言動の結果なんだよね~。

同じように夜桜に行って同じように鼻声になり翌朝は声が出なかったけど、半日で体調を戻しその日の夜にはもう夜桜をたしなんだ私を見習って半日でお治しあそばせ。
土曜日は朝もはよから予定があるが回復するのか?
季節をたしなむには体調管理!
根性・気合い・運とカン!
令和を前に昭和の武器で乗り切らんかい。
楽しむのは、おおかた精神論やな。

「やっぱ花見は昼に行くもんやな」
「昼間は予定が詰まってるからなァ」
急いで夕方、といったところか。
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明るいうちは冷たい飲み物もすすみます。
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「ちょっと贅沢なオレンジジュース、クーポンで98円。300円値引いても98円するって考えると高いな」
「ボク、そもそもあんまりオレンジジュースが好きじゃないねん」
「なんで買ったあとで言うねん・・・どうして買う前に言わへんのよ」
「いや~まぅが好きで買うならそれでいいと思って」
自分が好きじゃないと思って飲んでも、かなり好きと思って飲む人がいれば、ふたりでシェア出来るほどの好きの分量はある、という考え方でよろしいか?
「最初から一緒に飲もう、て言ってるやろて。好きじゃないなら、別にジュースじゃなくてもええねんから、二人ともが好きな何かを買うのに。なんで今その告白してくんねんすごい後出し」
「いや~まぅオレンジの絞るジュースとか飲むから好きなんやろ?」
「あれおいしいやん。あんたも飲んできたやん。あんまりやな~て思いながら飲んできてたん?イヤイヤ飲んでるって知らんかったわ・・・イヤイヤ飲んでるヤツにそんな贅沢をさしてたなんて・・・」
「イヤイヤ飲んでるってわけじゃないけど、まぅほど好きじゃないで。まぅ、あの絞るのあったらめっさ見るもんな。飲みたいんかな~て思う」
「めっさ見るで、だっておいしそうやもん。でも高いから『我慢しよう』と『飲んじゃぇ』の狭間で戦う。たまに負ける」
「ボクまったく戦わへんで」
平和に絞り器の前を素通りしてるんなら早くそう言ってくれ。
小学生の時から飲み続けて来たじゃないか。
生絞りの機械が阪急百貨店から姿を消した年には、違う店舗の阪急百貨店を回り、念のため阪神百貨店も行って、大丸にもそごうにも手を染めておいて今さら好きじゃない告白されても・・・あの時なぜ「そこまでじゃないで」て言わないんだ。
同じ思いでフレッシュオレンジジュースを探していると思ってきたけど、今年はじめて、そうじゃなかった事実を知らされました。
来年は何の今さらを告白するのでしょうか。
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「せめて『濃縮還元ではありません』とかにしたらいいのに。文字数的なことかな?」
「あれやろ『大豆(遺伝子組換えでない)』的な表記のつもりで、でも文字数的に「濃縮還元でない」だとバランス悪いから泣く泣く「ではない」て書いたら言い切った感が出ちゃって、濃縮還元なんかと一緒にせんといてくだはります?うちは濃縮還元やおまへんでぇっつーようなイケズ風になったんちゃう?いろいろこぢれてんな」


「聞いた?」
「何が?」
「あのコたちの画期的な鬼ごっこのルールやんか」
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この暗がりで鬼ごっこを楽しむ子供たち、推定年齢11歳の男児の元気っぷりはさすが、半袖で走り回る。
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「どんなルール?」
「鬼3人な~!やって」
「鬼率高いな」
「さっき逃げてるほう1人やったで」
「この鬼ごっこすごく怖いやろなァ」
ごっこ遊びの域を超えました。
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「なんていう名前の鬼ごっこになるねんやろな?」
「あまり鬼」
鬼が色を言ってその色を触っていない人が鬼にロックオンされる鬼ごっこ、色つき鬼。
鬼にタッチされた人が動けなくなる鬼ごっこ、氷鬼。
高い所に登ったら急に鬼が手出しできなくなる高台安全地帯の鬼ごっこ、高鬼。
地面に田の字を描き4つのブロックを逃げ回る鬼ごっこ、十字鬼。
5人でやる時に鬼が3人の鬼ごっこ、あまり鬼。
暗くて人数がはっきりと見えないでしょうから、見えるように光りを与えましょう。
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ほらね。
「5人で鬼ごっこやるのに3人が鬼に抜擢されてみ?鬼あまっとる」
「あまり鬼やな」
「な?逃げるほうが必死や。普通は鬼が必死になるのに」
未だかつてこんなに鬼が余裕ぶっこく鬼ごっこがあっただろうか。

さて。
夜桜堪能も3回目ともなりますと、防寒レベルが上がってまいります。
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ダウンを着こんで微動だに致しません。
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花見ちゃうやろ!
というツッコミが聞こえてきそうですが、花見ですよ。
だってこんな立地条件選んでシート広げてますからね。
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あ。暗くて見えないでしょうから光りを与えてみます。
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下へ下へとのびた枝がさらに広がる桜のその真下にシートを広げて真上の花を愛でているのです。
だからこのように寝転んで愛でているのです。
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あ。暗くて見えないでしょうから光りを与えてみます。
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画像加工の技術って進歩しましたねぇ。
光量足らなくても、大丈夫。
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あ。暗くて見えないでしょうから光りを与えてみます。
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ま、わざわざ画像加工しなくったって、フラッシュたいたらいいだけのハナシなんですけどね。
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フラッシュ撮影と画像加工はまた別モノ。

「うわぁあぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあああぁぁぁぁあっっっ!むっちゃ降って来たやん」
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あ。暗くて見えないでしょうから光りを与えますね。
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強風により桜の花びらが土砂降りの雨のように降り注きます。
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見えにくいでしょうが、白い線に見えるのは高速で散る桜です。
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パラパラ
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土砂降り


「うわぁあぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあああぁぁぁぁあっっっ!急に電気消えるやんっ!」
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踏んだり蹴ったり。
「門が閉まるからそろそろ出な。閉じ込められて出られへんようになんで」
「そやな、出よか。」
急に電気が消えてしまったので、写真にするとこうなっていますが、ちゃんと桜はありますからね。
画像加工の技術の進歩で、桜見えちゃいます。

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ね?

「うわぁあぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあああぁぁぁぁあっっっ!きたなっ!」
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あ。暗くてなんのこっちゃわからんでしょうから光りを与えてみます。
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降り注ぐ

「何がすごいって、この暗がりでヘルプマークてほんの少しの光りさえあれば反射するように出来てんねんな~」
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「とにかく途中ファミマで一旦あったかいカフェオレ飲んで帰る?クーポンあるし」
「でかした桐谷」
クーポン桐谷生活が板についてきたヒー坊。

「おっと~?」
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なんて小粋な。
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連日連夜の夜桜見物のご愛顧に感謝され、手土産まで持たせていただきました。





by yoyo4697ru980gw | 2019-04-18 22:50 | +朝臣寺+ | Comments(0)
ブンブン8周年フォトスポット
「イオン8周年の写真撮らないと時間ないで。明日までやから今日行っといたほうがええで」
「今朝帰って来たばかりやねんけど」
「だって明日は試写会行くやろ?」
「あったな試写会・・・」
「宮崎での睡眠時間4時間程度やねんやんか~ほんでフェリーで同級生におーて酒飲んで静かに騒いだ挙句に船酔いであんま集中して眠れてないから帰ったら一旦眠ろうと思ってたんやけど、部屋のホコリがどえらいことになっててこれまた眠れんまま現在に至ってんねん。それでも行かなアカンかぇ?」
「じゃぁ、あきらめる?」
「あきらめ、ない。行く。」
私、あきらめない人間なので。
肝心な時以外、あきらめない人間なので。
ここぞという時にはあきらめる人間なので。
「行くけど、仮眠とらせて30分」
「いいでー」

「3時間経ったで~」
「えっ?!・・・やめてよ・・・カラダに悪い起き方したやんかー…30分てゆーたやんな?」
「ゆってたで」
「なんでもっと早くに起こさへんのよ」
「疲れてるみたいやから、かわいそうかな~ておもって」
「疲れてるのに飛び起きて準備して、いろいろ用事もあるのに閉店時間気にしながらお買い回りせなアカンような出発になるほうがよっぽどかわいそうや思わへん?明日の試写会もあるのに」
「言われてみたらそうやなーくっくっく。でも、まぅってむっちゃ体力あるよな~だって今朝、九州から神戸に着いたばっかりやのにもう明日まで行くとこ決まってんねんで?40過ぎててしかも病気やのに」
「病人じゃなかったらどうなってんねやろ、自分が怖いわ。おばーちゃんみたいに70過ぎてもバリバリ正社員なみに働いてんちゃう?健康に問題なかったら。ま、今も健康に問題があるかつったらないねんけどな。深刻な病状やったらこんな生活できてるわけない」
「たしかにな~超ハードすぎるもんな~」
「心身共にハードやったこの2ヶ月。本気でヤバいと思うことが数回あった。仕事中2回ぶっ倒れそうになってその場にうずくまって休憩したことあって、それを見てたんやろなタカボ、別の場所で作業しとってんけど『オマエ身体きつかったらもう帰っていいぞ』て言いに来たわ」
「帰ったん?」
「帰らへんよ」
「すごいな」
「やろ?だから前からすごいって言ってるやん。どんな状態でこれやってるか知ったら尊敬すんで、てば」
「知ってる、きーたきーた」
「でも、内臓が痛いって症状として手遅れ。その前に病気が発覚してるやろからこの状態を体験する人間て数しれてるわ。まーまーすごいことやってんのにわかってもらえなくて残念や」
「すごいなーて思ってるで?病気あってこれかーって」
「なかったらもっとすごいってことよな」
「単純計算ではな」
人生、何が起こるかわからないもの。
そんな単純な計算で成り立つなら、人生なんてもっとずっと楽勝だわ。

フットワークの軽さを神様に咎められている私の行動力は病人になってもなお凄まじい。
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「8周年でハチか・・・」

まず顔ハメは遠くからじっくり見ます。
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自分が顔をハメる時には何も見えないのに描かれている一部になりすますのだから、記憶力だけが頼り。
顔をどの方向に向けるとかどの方向に傾けるとか表情やクチの開け具合、細かく決めていきます遊びじゃないんだから。
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ハチなのでブ~~~~~~~~~ンと言い続けました。

ちなみにこのようなパネルのことを私は『顔ハメ』と呼んでみたり『アレ』と呼んでみたり『顔ハメ書割』と言ってみたり『顔ハメ看板』と書いてみたり様々に表記しておりますが、調べてみたらこのパネルの正式名称ってないんですって。
名称がある必要がなかったんでしょうね。
顔ハメを目的として旅が始まることもないし、顔ハメはどこかと他人に聞いて探して辿り着くほどひっそりと佇めるはずもないし、ここに行ったらこれだけははずせないというほどの有名な歴史ある顔ハメがある噂もないし、見かけたらちょっとフザけて写真を撮る、そんな観光気分を盛る脇役だから名称がなくても支障ないんだと思います。
もしかしたら、いずれ廃れる予感がしながら制作してきたのかもしれません。
しかし予感を裏切り撤去されずに残っているものです。
ばかりか私の肌感覚では観光地に増えています、ゆるキャラの数だけ顔ハメが存在するのではないでしょうか。
子供人気をかっさらっていく、それが顔ハメの使命それこそが使命。

子供にもてはやされてナンボの顔ハメなので、こういうことが起こっています。
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私が小さくて身体がやわらかい中年だから対応出来ますが、足腰が弱り始めた中年のみなさんには厳しいチャレンジになると思います、体幹を鍛えて頑張ってください。
いろんな職人芸を発揮して撮影に挑む、それがイマドキの顔ハメです。







by yoyo4697ru980gw | 2019-04-16 15:42 | +朝臣寺+ | Comments(0)
【めっきり会話が減った家族と行こう】つい会話が飛び交ってしまう岡山旅行

「来年は一年に一回しか帰ってけーへんからな」
と毎年言っている大学生の長男が、とうとう大学を卒業する。
よくも一年に4~5回ペースで帰ってきやがったな、4年間みっちり。

そして今年は正月早々帰って来るという。
「帰って来ても誰もおらんで。こっち来てもそっちと同じ状況なるから自分のマンションおったら?」
「どこ行くん?」
「岡山」
実家に帰って来ても一人暮らし同様だからじっとしていなさいと説得したが、一緒に旅行に行くと言う。
アナタの歩きスマホを見つけて回し蹴りをお見舞いしたり、アナタのインスタ映えの撮影の邪魔をしたり、余計なオカン業が増えるからご一緒したくはないが。


息子が成人して大人になるとか、娘が反抗期に突入するとか、夫婦が業務連絡のみで一日を終えるとか、家族にはめっきり会話が減る時期というのが訪れる。
そんな時には、あまり良い気候じゃない季節の岡山旅行をオススメしたい。

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私は大寒波押し寄せる正月にこんな効果が岡山にはあったのか!と思い知らされた。
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初夏の岡山の景色のキレイさは私を無口にさせが、正月の岡山は「息子たちについつい話しかけてしまうラリー」を私に主催させた。


「うわっUFO撮れたで」

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「UFOを見て驚く若者たちまで撮れたで。スクープやな。幸先ええな」
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「UFO撮れたら幸先いいとかあるん?」
「ないやろな」
「ないんかいっ」

「見て!石垣なおしてるって・・・」

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「そらたまには石垣もなおすんちゃう?見たかったんか?石垣?」
「あ~見たくなかった~」
「見たくないんかいっ」
「見たくなかった事実が書かれてあるやん、ほらこの赤いトコ」

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「詰め石してるって」
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「それが見たくなかった事実か?」
「今まで石垣見て『こんな隙間に小さい石まで詰めて昔の人って丁寧な仕事してんねんな』て思ってたのに。現代人の仕業やったんや・・・」
「残念やったな」
「いつから?いつから現代人が関与してんのこれ?」
「知るかいっ」


「なぁアンタ、自撮り棒こーてへんやろな?」

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「自撮り棒こーたら許さんからな、アンタ!」

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「あ?こーてへんわいっ」
クチがお悪いけど、ルール守ってるから許そうではないか。


「おぉ~デジャヴやな」
「何が?」
「金閣寺デジャヴや。金閣寺と同じ感想じゃない?今」
「金閣寺と同じ感想て?」
「こんなにキンキラキンとは思わなかった『思ってたんとちゃーう』ていう感想やろ?今」

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「金閣寺は金、貼ってるからな」
「金がもっとこう・・・くすみのある金で、歴史を感じる鈍い輝きを想像してたから・・・えらい成金の輝きなう、か?」
「そんなもんやろ」
なんや?ゆとりはキンキラキンに慣れとんのか?


「岡山のボートは桃が人気やな」

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「白鳥あまってるな」

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どんぶらこ~どんぶらこ~ゆぅて」
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「あれは、どんぶらこじゃ、ないな。」
「へ・・・?」
桃のボートだからどんぶらこなんだけど。
桃太郎の効果音で。
どんぶらこは上下に揺れてないとアカンからな」
二男、揺れにこだわる。
どう揺れてるかの状態など関係ない!桃の音はどんぶらこと相場は決まっとんねん!
と、言ってもよかったが、音を変えてみる。
「ん~・・・ほなら、ユラユラ~ユラ~ゆぅて」
ユラユラだと、左右に揺れてないと。それか前後か。あれはユラユラでは、ないな。」
なんのスイッチ入っとんねん。
スィー、スィーゆぅて」
「それだとある程度のスピードが出てる状態になる。あれは、出てないな。」
「じゃ、あれは何なの?どうなの?」
「あれは、よいしょ・よいしょやな」
中の人間の状態を表現する音でした。
ボク~!がんばれ~!
足のチカラだ、踏み込む・踏み込む・踏み込む!


「こうやって銃口をむーに向けてるトコを写真に撮るやん?この写真、ピントおーてへんで」
「なんで?」
「前回もココの写真は全部ピントおーてへんから」
「カメラが悪いん?むーの腕が悪いん?」
「腕やろなァ。光量足らんからかな。前回は震度5くらい」

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今回は濃霧注意報。

「ママチャリちゃうで、ももちゃり」

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「さすが岡山、桃贔屓」


「わ~ポストにすごいの乗っかってんな~」

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「主役を食っちゃう脇役っているけど、ポストを食っちゃう鶴もおんねんな」

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「へ?備前焼で鳥居なんて作れんの?!」
「作れるんちゃう?」
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「鳥居焼けるような窯あんの?!」
「あるんちゃう?」
「え~~~~見たい見たい!」

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「あぁ・・・勘違いしてたな」
一枚モノっていうのかな、そういうの想像してたけど、パーツを組んで作るタイプだったのね。


厄除けの橋に、

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厄がたくさん落ちていて、

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除けてもいいし、踏んでもいい。

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「除けへんで、私は。ぶつかっていくタイプやから」
「厄関係ある年齢?」
「関係ないで」
「意味ないやん」
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「誰かの厄や。誰かの代わりに踏んどくねや。誰かは知らんけど」


「とうとうおみくじまでデータ至上主義やで」

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「たかっ300円やて」
「おみくじならもう引いてんけどな、売布で」
「いらんやん」
ここにしかない!やて。貴方に当たるやて。こうゆーのいいよね~」
初詣の時にだけ出現する100円を入れて自分の誕生日や名前をセルフで取って行く易断とかにも書いてるもんね、よく当たる!て。
おみくじって当たるもんなのか?
セルフで2枚買う、自分の誕生日と、まったく関係ない日の2枚。
読んでみると、たいがい2枚ともよく当たってる
運がいい時は、2枚ともまったく同じことが書いてあってばっちり当たる
「占い師とかおるやん?地下とかでさ『30分2000円』て書いてる箱の中に待機してる占い師」
「おるな」
「あれはさ、当たるとか当たらないとか内容とかじゃなくて、よりいっそうアヤシイ人に当たりたいよな。どうせ見てもらうなら強烈に胡散臭い人にみてもらいたい」
「なんでやねんっ」
「高校生の時にクラスメートが『昨日の放課後、駅の裏ですごくアヤシイ人につかまった』ゆーてな」
小奇麗なサラリーマン風の30代の男性で、急に「ちょっといいですか」と声をかけてきたらしい。
クラスメートの頭に手をかざし「あなたの幸福を祈らせてください」と言ったそうな。
目をつむって下を向くように指示すると、男は無言で祈り始めた。
あまりに無言だし長いので、おいはぎに遭うのかもしれないと警戒したクラスメートは薄目を開けて男をチェックしていたが、ただ祈っているだけだったらしい。
知らない男にたっぷり幸福を祈ってもらったクラスメートは、鼻の穴を広げながら男のことを『何て表現したらいいかわからない胡散臭さがどんどん増す』と表現した。
別れる頃にはニヤニヤが止められず、自分がアヤシイ見た目になって自宅に帰ったとまで言っていた。
なんという感染力。
それ以降、祈るとか当たるとかのそっち系は、怪しさと胡散臭さに重きを置くことにしている。


「結ばずにお持ち帰り下さい、やて」

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「ほんで、なんて書いてあったん?」
「読んでない」
「読まへんのかいっ」
「読み物じゃない」
「読まんかったら何すんねん」
「買うねん。買うことが目的やねんから、もうやることは終わったっちゅーねん」
読むほうのおみくじは既に引いたと伝えたはずだが何を聞いていたんだ?


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幸せはもうそこまで・・・ほら、もうアナタの後ろにいる・・・」
「ホラーやん」

「なんや?これ?注意書きか?」

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御年80オーバーに見える媼が、写真を撮っている私を質問攻めにする。
「これなに?警戒、て言うてるの?貼り紙してんの?注意か?」
「観光客相手の案内人詐欺みたいやな」
「うわーそんなら気をつけななー」
観光客相手だってば。
おばーちゃん地元人オーラ出まくってるで。
正月にツッカケやし思いっきり近所から来てるがな。
それでも100%地元人のおばーちゃんが貼り紙に何が書いてあるのかと質問してくるので、詐欺の手口を教えることにした。
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「観光客に『無料で案内しますよ~』て声掛けて、後で金品を要求してくるねんて。名前とか連絡先をきーてくるみたいやで」
「いやー!うかうかしてられへんな!気を付けとこ!」
この貼り紙の前で足を止め、無関係の私に質問を浴びせているおばーちゃんのような人はきっと被害に遭いませんので、ご安心を。
「いやー!気を付けとこ!いや~気を付けとこ!」
おばーちゃんはスローガンを作り、それを唱えながら去って行った。

「このイラストの犯人むっさアヤシイな」
「占い師のかたわら詐欺師ちゃう?」
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「みてもらいたい。10分500円」
「値切ったな」
「正当報酬に出来高まで上乗せしてる額や」
「出来高てなんや」
「話術手当」
え?社会人なんですか?学生かと思いました~!というツカミをいまだに使っていたら一気に10分1500円。


「少女漫画の主人公になれるで。ファンタジーの世界」

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「少女漫画の顔の小ささよ」

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「撮らへんの?グフ」
「撮ると思う?」
「撮ったらええやん。グフ」
「もう笑いながらゆーてるやん」

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「顔をハメた人が残した爪痕が痛々しいな」
皆さんココで現実的なサイズを改めて思い知ることになっているみたいですね。
倒れやすいことを利用して、倒して行った人も中にはいるかもわかりません。
そのエネルギーを活用しましょう。
顔ハメ書割の上部を握って、下に押してから帰ってください。
顔をハメた皆さんがちょっとずつやれば、そのうち地中に埋まって倒れなくなるのではないでしょうか。
「撮れば?グフ」
「自分の顔に少女漫画の要素が1コも入ってないて知ってるから撮ら~ん」
「撮り~や・・・撮ったら、グフフ」
最初の一押しは、私がしておきましたので。






by yoyo4697ru980gw | 2019-01-13 23:34 | +朝臣寺+ | Comments(0)
もうやめようこれで終わりにしようでもどうしようやっぱり続くかも
「もう2年参りは今年でやめよう」
「・・・て、去年もゆったよな?」
「ゆったな。」
「毎年、直後は言うねん。しんどいからやめる、て。でも12月になったら結局、2年参りの計画立てるねんて」
「いいや。流石に今年は・・・辛すぎて。潮時かもな」
「確かに。計画のほとんど中止したよな。そろそろ年末年始は家でゆっくり過ごしてもいいしな」
「な。・・・・・・て、言ってて年末になったら2年参りの計画立てそうで怖いわ」
「それな。こんだけ『もうやめよう』て言っててな。でもワンチャンあり得るよな~」

12月に入ってから体調不良が続いていたんだけど仕事を無理して行き続けてしまった、だって辞めるから。
早引けはしたけど引継ぎがあって休むに休めず、その無理が祟ったのか2年参り先の京都で歩けなくなる事態に陥り、翌日の昼にギブアップして帰路についた。
逆に翌日の昼までよくぞ粘ったな、と思う。
病人としてのスキルは相当高くなっている。
だって夜通し起きてて大寒波の京都でほぼ野宿なの、2年参り。
ちょっと過酷な山道も歩いたし、時間にしたら去年より短いけど内容としては格段にハードな修行をこなした。
体調に恵まれなかった、ただそれだけ。

でもこの6年で私は「さっきまで元気だったのに急に病人になる」ことや「さっきまでおやつバリボリ食べてたのにいまお茶1滴すら飲めない」ことなどを経験し、元気なことが突然に当たり前じゃなくなる身体である自覚がついた。
だから倒れる前にやめることが出来るようになった。
まだ病人3年目くらいまでは、自分の身体の限界点がつかめていなくて出来る無理がどこまでかを見誤ることも多かった。

発病した新人の時なんて救急車を呼ぶタイミングすら失敗していたのに、人間て病人でも成長するもんだなァ、もうベテラン病人となった私は救急車なんて新人の乗り物には乗らない。
救急搬送を自家用車でしかも自分で運転して行ける、それがベテラン病人である。
しかし救急車を使わない場合は「救急搬送」ではないので救急医療は受けられない、順番をすっ飛ばして着いた途端にストレッチャーごと医師の前に運ばれるショートカットは適用されないのだ。
苦しいのによけいに苦しい時間しか過ぎないただただ高いだけの夜間時間外診療など私は受けず、翌朝になるのを待って診療時間内の外来で受診することだって可能だ、ベテラン病人ともなると医療費コスト削減の面でもベテラン。
病人なんだか無敵なんだか。
無敵病人・・・居そうでいない、いなさそうでじつはまれに居る。

大晦日の午前中から年越しを始めてしまうフライングぶり。

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大寒波を告げていた年末年始だったけど、午前中は『あったかい』と思うくらいの気候で日本橋。

「なんだかんだゆーて日本橋ってゆっくり見たためしないよな、いつもなんかのついで的なカンジで」
ということで、大晦日午前中は日本橋オンリー。
夕方になんばへ移動してずっと食べようと言っていて機会を逃していたスープはるさめを食べるために並ぶ。

「辛さとスープが変わったらしいで」
「・・・イヤな予感がするな。クチに合わなくなってそうや」
「辛さ0.5とかが増えてるかもよ」
「それは嬉しいな。1で辛かったもんな」
「お!0.5やん!これは嬉しいな」
「んじゃ0.5にしよ。これから寒くなるしカラダあっためよっと」
じつは、この行為が後々仇となったのである。
血液循環を良くするような食べ物や飲み物では、痛みの感じ方まで強くなってしまうのだ。
忘年会のアルコールなんて禁物。
下戸の私でも忘年会は注がれた杯を空ける世代のクセでついつい飲み過ぎてしまうので、吐きながら痛みとも戦わなければならない。

寒くて痛みが増す冬に内臓が痛む場合は、身体の外から痛む部分を温めるか強くしばるか、その2通りの処置のみが有効である。
カイロで患部を温める、あたたかいお風呂につかる、ドライヤーの熱風を当てる、コルセットでギューーーーー。
それらが効果的で、決してカプサイシンとか摂っちゃダメだね。


「本格的な漢方スープになっとんな」
「な。」
「どう?」
「もう来なくていいな」
「同感や」
イヤな予感は的中し、本格的なスープになったおかげで私たちのクチには合わなくなっていた。残念。

「ヤバいな~カイロ貼るわ。さすが大寒波イタイ痛い」
純粋に大寒波で痛いと思っている私はカイロを貼って歩を進める、京都へと。
「うそ~ん・・・相当ヤバいくらいに痛いねんけど。息してんのが苦しい・・・過去最高や・・・」

見よ、あまりの体調不良に写真が無いのもさることながら、数少ない写真でさえこのクオリティ。

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何なのかがわからない。

一枚の写真と思っておいでかもしれないけど、これじつは4枚。

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暗すぎて何がなんだかわかんないだろうけど、4枚が合体した写真なの。

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暗すぎて何もわからないと思うけど、合計8枚の写真。


よっぽど体調悪かったんだな。
何のつもりで撮ったんだかさっぱりわからない。
今となっては「写真を撮った」という手応えすらないもの。
そんな中でも、狭い公衆便所をこれでもかと撮っているのは便所ライターとしての本能だろうか。
ピントが合っていないからまったく使えないけど。

本年度もよろしくメールに添えるための写真のクオリティも低い。

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ことひもよろひくおれがひしたひます
というメッセージを添えることにしよう。

去年、時間が遅くてもらい損ねた売布神社の金太郎アメ。

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同じキャラクターでたぶんおかめなんだと思う。
年々ブサイクになっていってるのでこのブサイクさを確かめるのが、ここ数年の私の一年の始まり。


どんな環境でもどんな状況でもどんな体調でも、一年って始まるもんですね。
つまり、どんなことが起ころうとも、明日はやってくるのです。


ころひもよろひくおれがいしたひまふ








by yoyo4697ru980gw | 2019-01-11 11:28 | +朝臣寺+ | Comments(0)
弾丸ツアーin滋賀:芸術の秋

「書きたいことがたくさんあるのに時間がなくなる上にネタが増えるから出掛けたくないねんけどなァ」
「記事?」
「ブログ」
長文ブーな」
魔人ブウみたいな言い方したな」
「チョコレートにして食べちゃったらいいねん」
「魔人ブウてチョコにして食べるん?」
「ま~チョコっていうか~お菓子な『チョコになっちゃえ』や」
「あ~あのピンク色のヤツか」


最近、ピンク色のモノをもらう機会が多くなりました。
すっかり、おばちゃんになったということですね。
ピンクあげといたら喜ぶと思われる年齢になったということです。
ピンク色の口紅をプレゼントされた時はさすがに『似合わんやろ!』という総ツッコミが来たけれど、皆さんに言っておきたいことがあります。
ピンクの口紅が似合うように自分の顔を特殊メイクする技術があるので、問題ありません。

さて、芸術の秋も、どっぷり深まりましたね。


「週末の弾丸ツアーで『奈良と京都と滋賀、どこ行きたい?』て聞かれたから滋賀って答えてん」
「そうやなァ、その3つなら滋賀やなァ」
「やろ?奈良とか京都は何かの目的とかあって今後も行きそうやけど、滋賀は用事がなかったら行かなさそうやし滋賀に行く用事ってウチの生活ではまずないやん」
「ないな。こんな機会でもないと滋賀って行かんしな」
「だから滋賀って言ったのに『え~?なんで滋賀なん?何もないで?』とか言ってくんねん、むー。自分が選択肢に滋賀入れて選ばせといて。結局さ、自分の行きたい希望とちゃうから『え~』とか言うねんやんか、それやったら希望きかんと黙って自分の行きたいとこ行く今まで通りのスタイルでええわ」
「自分で聞いといてな。服とかでさ『こっちとこっち、どっちがいいと思う?』『こっち』『え~』と一緒やな。どっちがいいかもう自分で決まってるやん何で聞くん?ていうヤツ」
「ひとからどう見られるかを気にするねやろ、聞くってことは。自分がいいと思ってるほうは決まってるけど、それが他人と一致するとなお良しやねんや。ひとりよがりの良さだったと判明した時の『え~』でさ、選んだこっちがズレてるみたいな感じになるから気ぃ悪いゆーねんな」

滋賀を選んだ私がズレてるみたいにされた滋賀へ、意地でも行くで。
むーがマイナスポイントをアピールしてこようが、行くで。
滋賀の皆さんが気ぃ悪いっちゅーねんな、何もないみたいやんけ!
… … …なにがあったかと言われたらそうですねぇ…琵琶湖でしょうか。


「ほら、目の前、琵琶湖やで」
「見たことあるけどさ、琵琶湖。滋賀って来る機会は少ないけど来たら必ず琵琶湖は目にするやん」
「ま、そうやな」
「琵琶湖の何がすごいって、湖なのに視界に入り切らないってとこよな。海みたい」
あまりに寒かったもので、今回の弾丸ツアーは画像少な目で、肝心な琵琶湖の画像もございません。
だって手ぇ出すと寒いんだもの。ヤだ。


消火栓って

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カバーがあるのか。
昭和のオカンたちは、炊飯器・トースター・ポット・テレビ・こたつ・ミシン・アイロン、それはそれは家電という家電にカバーを着せたがった。
電話や扇風機、ドアノブにまでカバーを着せ、ついには布団カバーに着せるカバーをオカンが編み物で作り始めた時には『世の中のオカンたちはいったい何をどうしたいと思っているのだろう』と本気で心配した。ビョーキが進行してると思って。
しかし時代が平成になると家電が服を着なくなった。なぜなら家電がもたなくなったから。
昭和時代にアホほど使えた家電は経年劣化の果てにカバーで隠さねばならぬほど傷や色褪せが目立ったために、オカンたちはせっせと服を誂えていたのである。
カバーを着せるという行為は、長く持つことの決意表明なのである。


「わーーーーー!ビックリしたーーーー!!」

急な上り坂だったので下を向いて必死に歩いていたら、坂を下って来たひととぶつかりそうになり、間一髪よけました。

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「何してんねん。ここが大阪やったら文句言われてるで」
「だって下向いて坂登っててんで?気付くわけないやん」
「なんで下だけ向いてんねん」
「上り坂はそのほうがラクやんか」
「前向かなアカンやん」
「下って来たひともぶつかる寸前まで気付かんってことは前向いてへんやんけ」
私とぶつかりそうになった下りのアナタ、アナタも前向かなアカンで。


「紅葉の一番キレイな時に来たんちゃう?緑も黄色も赤もあって」

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だから本来は無料の駐車場が500円に値上がりしてたのか。
値上がり率が高いのなんのって。

木々を見上げるよりも私は、落ち葉を楽しむ紅葉派。

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踏みしめる。

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カサカサいう。


「うっわ、すごいな」
「何がすごいん?これ?」

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「日吉大社にだけみられる特殊な構造やってよ。すごいんやな」
「私がすごいってゆーたんはそこちゃうけどな」
「何がすごいん?」
「桁行五間、梁間三間、日吉造、檜皮葺、聖帝造、身舎、向拝、浜床、縁高欄、こんだけ何のことかサッパリなことが書かれてるのもすごいな、て思って」
「何もわかってないやん」
「だいたい読めば『へぇ~』てくだりがひとつは出て来るもんやけどな。三方に廂がめぐらされた形ってのが唯一読み取れて理解出来る箇所やったのに『三間・二間の身舎』で私の理解を超えていったわ」


「御簾の色がええなァ好きな色」

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何もわからなくてもいいじゃないか、好きと感じる心だけで。


「うわぁ!あの板、信用出来る?!」

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「厚みこれで大丈夫?」

確かに。

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薄いしいかにも割れそうだし、それに一番しっかりしていて欲しい箇所がどこよりもモロそう。

「45キロまではいけるで」

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「まぅ、よぉ乗るなァ。ボク怖いから乗るのイヤやわ」
「ま、この板を使うまでもなくまたげる幅やけどな」
「だから車椅子の人とかがこの板を使うんやろ?危ないって。どうするんやろ?車椅子の人乗るんかなこの板。薄すぎひん?大丈夫なんかな?」
車椅子の皆さん、この板の厚みでアナタは乗りますか?
38キロの発達障害の息子は、乗らないと言っております。
常に思うことですがバリアフリーって、条件や設備の問題もあるけどまずいの一番は心の問題ですよね。


「便所のお守やって。私が買わなかったら誰が買うんやっていうお守やな」

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「買うん?」
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「下の病ってなんやろ?下痢とか膀胱炎とか痔とか、そういうのかな。もうちょっと上やな、脾臓」

便所ライターとしての就職祈願に買っておこう。

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「ち」てこんな漢字なんだね。

「500円のお納めになります。お手洗いの目線より上のほうに置くようにしてください」
便所に置きたくて買ったわけじゃないけどな。
「ほら、まぅ。便所のお守、トイレに置かないと」
「トイレに置かなアカン?」
「トイレに置くように言われたんやろ?」
「言われたけど」
言ったひとは私が便所ライターだってことを知らないから、私が下の病を患ってると思って言ったわけで、私には就職祈願のお守だからなァ。


「お。さざれ石、出て来た」

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全国各地に存在するのであろう、さざれ石。

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「ここのさざれ石は小さいな」
そして、センサーで君が代が流れる演出。

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「この菊花石て、天然やねんてよ」

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「天然か?これ?彫ってない?」
「石自体は天然なんちゃう?」
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「石そのものは天然で、そこに菊の模様が浮かび上がるように日に30回角度を変えてなんやらしました、ていうパターンの天然か。人工的に天然を利用した、みたいな」

調べたら、菊花石は観賞用の石として採取が禁止されている天然石みたいですね。
輝緑凝灰岩の中に角閃石の結晶が放射状に成長したものなんですって。
石が固まるときに生じた割れ目に岩石中の炭酸石灰が沈殿して放射状に集合した方解石やアラゴナイトなどの結晶ができ分解し、さらにその結晶が岩石中の成分と交代して石英やドロマイトなどの結晶に変化し隙間をうずめ仮像をつくるそうな。
ま、そんなような現象が起きて菊っぽい模様になった石ですわ。


世の中は、七五三なんですね。

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「今って男の子も2回やるねんやろ?三歳も」
「そうみたいやな」
「大変やな」

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和服を着て撮影スポットで写真を撮って、成長して反抗期とか迎えたら七五三の写真を見せると効果的かもしんないな。
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「この和服のお出掛けフルセットね…8万なの。かわいい子供のために2回も七五三やったから16万。BTOで高スペックのPCが買えるくらいの金額をこの時点ですでに使っているけど、今のアンタのスペックはどうや?」
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とか、ゆーてね。

ちょうど目の前を、七五三真っ只中の和服で着飾った7歳のお姉ちゃんと3歳の坊が川のせせらぎへと誘われておりました。若いオトンは「危ないからこっちおいで」と声を掛け、しっかり者のオカンは「バッグ落としたら大変よ」とたしなめる。具体的に注意を与えられるのは常にオカン、天晴れ。


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MHK教育的に大丈夫なのだろうか、お焚き上げ。


「うわ~金ピカ」

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こんなに絵馬が金ピカのお社に掛けてあるなんて、絵馬の扱いが私の感覚ときっと一緒だな。
かねてより私は絵馬と七夕の短冊は読み物だと豪語してきた。
絵馬と短冊はヒューマンドラマなのである。
人間模様や人間の喜怒哀楽、ひとりひとりのストーリーが書いてある骨子、想像を足してそれを小説に仕上げるのは読んだ人、リレー小説という分野の読み物なのである。
だから絵馬が掛けてある場所に居る時間が一番長い、私は。
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本殿よりも絵馬掛所。

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神頼みするほど神席が当たりたいのですね、ファンは。

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神席ってどこのことなんだろう。ステージに近いっていう意味かな。

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京セラドームかァ…デカい、広い。どこまでを神席と位置付けるのかな。
デカい場所でやるコンサートに出掛ける人達の「チケットは抽選で席が決まる」というのを聞くたびに、コンサートに行ったことのない私は思うんだけど、デカい所で1回じゃなくてそこそこの所で10回やったほうがファンは喜ぶ距離で見られるんじゃないだろうか。
もちろん10回のうち行けるのは1回に調節して抽選をやってさ。
そしたら行った人み~んな神席ちゃうの、て思うけどそんな単純なことではないのだろうか。

盆踊りなんて常に神席やで。なんやったら踊り子と一緒に踊れるし、ファンクラブなんて入らなくてもイベント情報ばりばり流すで、参加費はいただくけどな200円。価格破壊。
私のファンなんて片手で足る人数しかおらんから超神対応やで、ファンが。
踊ってる最中に食べ物や飲み物をくれるで、踊られへんゆーねん。


「ふっと」

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この絵馬殿にひとりしかいないのに思わず声の出る分厚さ。
自作の絵馬を持参、ということだろうか。
だって絵馬殿前の看板によると薄い絵馬三種類で営業中だったもの。
ヤマトタケルノミコト絵馬がイラスト違いで二種類で、もう一種類は縁結び。

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おや?
オリジナル絵馬ってわけじゃないのか。
デイリー絵馬ではなく、初詣絵馬かもしれないね。

おみくじや絵馬そしてお守り、普段と正月では様子が違うのをご存知だろうか。
正月にしか出現しないアイテムが密かに存在する。
それは、大々的に『期間限定!』や『正月だけ!』とは謳ってはいないことが多いので気付かなければそれまでだが、だいたい縁起物が描いてあったり模してあったりすると正月用。
十日戎が終われば姿を消すので覚えておこう。
この形は縁起物の飾り駒を模したものなのかもしれない。
王将や左馬の文字が墨で黒光りしているあのデカい駒の置物ね。
飾り駒に書かれてある文字で有名な左馬ですが、これは馬を逆に書くことで「舞う」と読ませているんですよ。

古来よりめでたい席では舞いが披露されておりました。
めでたい席での舞いは、和紙に模様を描き金銀煌びやかな箔を施した舞扇という扇を使ってゆっくりと踊る、厳かな舞いでございます。
正月やめでたい席で踊られている舞いに『さんさ時雨』がございますが、結婚式の余興としておひとついかがですか。
オファーいただけましたら紋付き袴で踊りに行きますよ。
格式高いほうの舞いも踊れるんです私、盆踊りだけじゃないのよ☆


本来はこっちの絵馬に書きたかったけど

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ないので

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こうなっちゃった、てことね。
ココに来る縁結び祈願の人々は、かなり切迫した状況なのだろうか。

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良縁を願うあまり内容が・・・


事故に遭いませんように
ではない。

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おこしませんようにである。
どっちかゆーたら加害者の立場だな。
起こしそうな自覚があるのだろうか。
それならば、心がけ次第で防げるので気を付けてほしい。







by yoyo4697ru980gw | 2018-11-28 02:34 | +朝臣寺+ | Comments(0)