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第9回エッセイ・ブログ大賞
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笑道入門:入院のススメ⑤目覚め
香りを確かめんとフレアフレグランスを買い、それを病室に持ち込んで根拠もなく『超セレブな朝の目覚めや~』と贅沢にこれでもかと枕にふりかけて喜んでいたら、超ミニタイトスカートのストライプスーツで参観日に来るようなオカンの香水の匂いだった。室内でもサングラスを外さないスナックのママの香水の次に嫌いな匂いだ。失敗した。この香りで朝の6時に気怠く起きて、起床して早速180㏄の水で服用しなくちゃいけない薬を飲むのさ。あ~た~し~ぃ?骨年齢80なヒトじゃない?だ~か~ら~…ちゅうてテーブルに肘をついてアゴを乗せ、突出しのきんぴらごぼうをつまんで食べる38歳アケミ、といったトコロか。失敗した。

週に一日だけ早朝6時半に服用する、服用後は30分間横になるのを許しません、という拷問のような薬がある。骨粗鬆症の治療薬なのだが、骨粗鬆症でない私がその治療薬であるボナロンを服用するのは、ステロイドとセットだから。
ステロイドの副作用は周知のように様々ある。その副作用全てが副作用として作用するわけではなく、そのひとに出やすい副作用が出るということらしい。中でも万人に出やすい上位3つの副作用に対しては、予防のためにステロイド治療を始める時にはあらかじめセットで服用しましょう、というのがベターな服用の仕方のようだ。
それなのでステロイドを飲むならこれもセットということになり、薬の服用が1粒で二度おいしいといった増え方になる。

私の病室からは鳥の啼き声が聞こえる。
あまりに抑揚もなくハッキリと聞こえるので、そうゆう音の何か人工物があるのかな、と2日目にして思った。野鳥が啼いているようにも聞こえるが、出入口のセンサーが鳥の啼き声なんじゃないかと思う。だってほんとうにハッキリと、けたたましく、啼く。『小鳥のさえずり』というレベルじゃなくて『威嚇か?!』というレベル。あまり詳しくない業者が設置した短い横断歩道の盲人用お知らせ音みたい。ポッポ・パッポ・ピッピポ・パッパポ・ピピピポ・パッパピピピパパッパポ、みたいなね。音が反響しまくってえらいことになってんの。しかもそうゆう横断歩道の音はデカい。だから人工的な音で、人の出入りが激しいからけたたましく啼いているのかと。

私は15年以上前にいろんな福祉施設へ見学に行く機会があったのだが、盲人用のサポートシステムを見学した時に、実際の盲人用のお知らせ音というのが、健常者には聞こえるか聞こえないかの音量で流されていることにビックリした。こんな音では周りの雑音に掻き消されて聞こえないのではないか、と誰もが思うが、施設のひとは「聞こえます」と言い切った。
実際に目の見えない方にいろんなシチュエーションで聞いてもらった結果の音量なのだそうだ。
「今ここで、視覚障害者のために出入口案内のアナウンスが流れているのですが、聞こえますでしょうか」
と建物の出入り口の屋外側で立ち止まった時には、全員が「ん?」と耳を澄ませた。それくらい、健常者には聞こえない。しかし視覚情報を失った人にとって重要である耳からの情報は、視力を補うかのように研ぎ澄まされ、健常者に比べてより雑音を取り除いた必要な情報になって耳に届いているのだそうだ。
『微か』くらいの音でもちゃんと聞こえている。

眠っている耳に届く音も『微か』というのが望ましい。
小鳥の『さえずり』であったほしい。
せめて入院中の起床くらいは、小鳥のさえずりと朝日の光で目覚めたいものだ。




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by yoyo4697ru980gw | 2014-05-03 00:19 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:入院のススメ⑥治療開始
最初の朝食でレーズンパンが出てテンションが大いに下がった。
昔から嫌いで今も嫌いなレーズンパン。ふたくち齧ってみたけどやっぱり嫌いだった。「朝食はパンとご飯とどっちがいいですか?」の希望を聞かれて即答でパンだったのに、こんな落とし穴があったとは。「牛乳は大丈夫ですか?」と言うので「牛乳は嫌いです」とこれも即答したら「アレルギーの有無です、好き嫌いには応えていません」と怒られた。けれども私は根性があるのでメゲない。「あぁそうですか。でも牛乳は大っ嫌いです」これによって好転すると信じて、強く訴えてみた次第だ。信じた結果、アップル100%ジュースになっていた。しかし私はアップルジュースも嫌いだ。でも、牛乳が大っ嫌いだと訴えてまで変更させたアレルギーに関係ないアップルジュースだったので、我慢して飲んだ。バナナと一緒に飲むアップルジュースは、ひときわおいしくなかった。

それにしても私はなんて食の好き嫌いが激しいんだろうなぁということと、いかに通常の生活が嫌いな物を食べなくていい生活かということを実感する。
グリンピースってそんなに栄養があるのか?夕食のおかずの中にもしこたまグリンピースが入っていたし、朝食にも皿の中で踊るほどのグリンピースが盛り付けられていたが。もちろん、嫌いなので残した。ずっとグリンピースが続いたらココの食事を入院食ではなくエンドウ食と呼ぶことにする。
入院中の運動らしい運動と言えば、このエンドウ食を廊下の先のナースステーション前まで取りに行き、同じ場所に下膳する、ということくらいなのだが、それに加え私は与えられた食事を好き嫌いで残しているのがバレないようにナースステーションから死角のワゴンの一番下段に置く、という屈伸運動をプラス。
トレイにいちいち名前を書いた紙が乗っているので、いずれバレるとは思うが。

入院中の薬は、自分で調剤薬局に行くのではなく、病院が調剤薬局で調達した薬が病室まで上がってくる。なので看護師たちは「今日のお昼までには上がってくると思いますんで」とか「詰所にある湿布ならすぐですが、前の湿布だと上がって来るまでに時間がかかってしまいます」と、「上がる」という表現をする。

これが、その「上がる」薬である。
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通常の調剤薬局で貰う薬よりも何故だか袋がデカい。
私の2週間分の薬なんてパンパンに入っても、袋の上が折り曲げられないくらい小さな袋にギュウギュウにしているが「上がり薬」はたった一粒をこの大きさに入れてアげる。
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さすがは献上品、特別扱いである。

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私は「若いしシッカリされているので」との理由で、献上品「上がり薬」を我の手で管理することをお殿様から許されている。
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飲んだ個数を書いてゆく、重要な任務を授かり候。




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by yoyo4697ru980gw | 2014-05-03 00:18 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:入院のススメ⑦万能薬ステロイド
ステロイド治療中は免疫力が下がって感染症にかかりやすくなるから、病室から出る時は必ずマスクをして人混みをさけるように、と言われたがマスクをかけ忘れていることに気付かない。マスクをかけるのを忘れたくらいのうっかりなら、病室に戻れるが、マスクをかけ忘れていることに気付かないとなると病室に戻らず、ズンズン歩いてしまう。脾臓が痛んで途中の壁際に立ち止まるけれど、ハッと思い出しもしない。トイレで用を足して手を洗い終えた時に、鏡に映った自分に問いかける。
「マスクはどうした、マスクは。」
それからは病室までナースステーションの前を通ってコソコソ戻る。両手を顎から鼻まで完全密着型カスタマイズ最高級マスクにして、コソコソ戻る。あの気付いてない時の、行きの堂々たるウォーキングが嘘のよう。

治療法のない病気にはとりあえずステロイドというカンジで治療が始まる際の『ステロイド』とは簡単に言えば万能薬である。塗り薬から服用薬、点滴と、いろんな形で使われる。副腎皮質ホルモンのひとつがステロイドで、私は小さな小さなオレンジのステロイド錠を5粒飲んでいる。それに加えて副作用を抑える薬や鎮痛剤など諸々で、朝に16錠、昼に6錠、夜に9錠、そして痛む時にオキノーム2包もしくはアブストラル舌下錠1錠、これだけの薬を服用しているが、それでも使っている薬の量は『むしろ少ないほう』と言うから驚きである。
私は副作用のめまいと吐き気、それから不眠にこんなに悩まされていると言うのに、少ないんだって。他の人たちって寝たきりかな?私は夜中に眠れていないので、採れ途切れにウトウトしている。トータルで言ったら日中の3分の1ほどを眠って過ごしていることになるけれど、もっともっと多い量の薬を服用してもっと辛い副作用でグッタリしているひとからすれば、起きていられる時間があるだけマシなのかもしれない。

自分だけの基準ではわからないことがたくさんあるもんだ。
私は自分の痛みに対して薬が少ない、と思ったことは一度だってない。
いつも減らしたいとばかり思っている。



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by yoyo4697ru980gw | 2014-05-03 00:14 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:入院のススメ⑧偏り
まただ。
また付け合せにしこたまグリーンピースが入っていた。
割合がおかしいのよ、D病院のグリーンピースは。
オムライスの上に乗せるグリーンピースは3コと決まっている。
あのオムライスの量に対して3コなのだ。オムライス大にしてもグリーンピースの3コは変わらない。3コなのだ。
なのに、白身魚の付け合せのミックスベジタブルで人参:コーン:グリーンピースが1:1:5なのだ。おかしいよ、グリーンピース協会に物申すくらいの割合だよ。そんな協会があるかどうかも知らんけどさ。
入院食の呼び名はエンドウ食で決定だ。まさか入院食にまでアダ名を付けるとは思わなかったよ。

本日のメニューの白身魚はパン粉焼きだったのだが、おかしなことにパン粉焼きのトッピングにパン粉がふりかけてあった。私の見間違いかなー生アーモンドのパウダーかなーと思ってよくよく見て、食べてみたけど、パン粉だった。ローストしたパン粉。
休日の空腹に耐えかねてかつてチョモが、何も食材がない我が家で、食パンにパン粉を乗せて焼く『パン粉パン』という伝説のメニューを作った。実質パンしか食べていないのだが、心理的なボリュームと妄想的な味の共演、彦摩呂的な味覚の魔術師や~がふんだんに盛り込まれた一枚の食パン…という芸術作品だった。
本日、パン粉焼きにパン粉がふりかけられているのを見、この感覚だったのかなぁチョモ…とまじまじと見ていたら、私にはハッキリと違いが見えた。
パン粉をトッピングしたパン粉焼きの中心には、白身魚がある。
それは、とても大事なことだ。
その大事なことに気付いていないぞ、チョモ。

そして私は今、闘病記として入院のススメと題した文章を8回綴って、真面目な闘病記にするつもりで書いてはいないものの、入院のススメと題した割には、ススメられる事を何も書いていないな、と気が付いた。たった今、気が付いた。
だから『入院してるひとのススメ』にしようか『パン粉パン』のネーミングにカケて『you winな入院』にしようかと方向性の変更に迷いが生じているが、既に更新完了してしまっている関係もあるので、雑念はキレイさっぱりと捨て去って、これまで通り『入院のススメ』で通そうと思う。

これで「大事なことをうっちゃておく親子」ということになってしまった。
こうゆう親子のことを偏り親子と呼んでいただいてもかまわない。
つめこみ教育にゆとり世代にさとり世代、かくれんぼ出来ない症候群にスマホ育児、モンスターペアレントに偏り親子と。いろいろバラエティに富んでるね。

有料システムの家電類が値下げしました。
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家電の中でも飛び抜けて金のかかるインターネット。
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戦後のバナナかチョコレートくらいの価値がある。今日は手術頑張ってザックリ切ったからご褒美にインターネット、といった物価である。冷蔵庫なんて24時間も使いっ放しで100円やで?冷蔵庫に1本のお茶しか入れてない、てな贅沢な使い方したって24時間100円。でもインターネットは30分で冷蔵庫の24時間に匹敵する100円。立ち上げるのにどのくらいの時間がかかるだろうか。OSは何かな。スタートプログラムは何だろうか。オートコンプリート無効にしてるだろうな。閲覧履歴を消すのに5分かかったりして。

テレビは共有スペースであるディルームで観るなら、無料。
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しかし、チャンネルを変えるのには勇気が要る。壁に設置してあるテレビの下にリモコンはあるんだけど、チャンネル権は誰にも無くて誰でも有るような、有って無いようなモノなので、一番乗りに来た人のモノということになる。
ひとりで要る時には気兼ねなくチャンネルも変えられようが、まぁまずディルームに人がひとり、てこたぁない。
電子レンジも冷水も湯も自販機もネットブースもココに集結していて、面会雑談ルームでもある。おまけに携帯電話通話可能スペースでもある。個室以外の病室では通話は出来ないので、ディルームに来て通話をする。
眼科のフロアと呼吸器内科のフロアがあってどっちもの共有スペースなので、ディルームはいつも賑やか。

ネットブースは驚くことにたったの1コ。
各フロア満室の時に49名収容だって掃除のおばちゃんが言ってたので、眼科と呼吸器内科を合わせて98名いるのに1コ。「D病院は予約してから2ヶ月待ち」て有名なくらいだし、4人部屋希望の私が空きがなくて回復室専用の個室にいるほどなんで明らかに満室だから間違いなく98名。なのに、インターネットブースがたったの1コ。足りないって。インターネットが30分で終わるひとなんているのかいいやいないだろう。メールチェックしてネットバンキングで振込して、ヤフーオークションを3ページくらい閲覧したら終わっちゃうよ、入札までいかないよ。

そんな心配をしていたが、ネットブースは足りているようだ。年齢層的に病院に入院している世代はインターネットをしないようだ。たった1コのネットブースは常に空いている。いつでも空いている。なんか可愛そうになって使ってあげようかと思うほど、空いている。しかし私は使わない…だって近々2泊3日で帰宅するからね、特例で。30分で100円もするんだもん。家にネット環境があって近々帰る予定があるんだったら、わざわざお金払ってまで使わないって。

病院のインターネット事情は、戦後の文明開化だね。




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by yoyo4697ru980gw | 2014-05-03 00:12 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:病人幸福論
毎朝唸りながら起床をした時に「もぅ痛いの限界」と考えるようになりました
そしてあたしに病院からの入院予定日程は来ない
時の流れと病状悪化 何も望みはしてないのに
痛みで泣いて笑うしかない現状を耐えるだけなんです


D病院からの入院可能との連絡は来ない。待てど暮らせどまだ来ない。
そんな心情を椎名林檎の幸福論に乗せて替え歌にしてみました。
知っているひとは幸福論のメロディで上記歌詞を歌ってみてください。
なかなかの無理があります。私の現状に無理があるもんだからね。

やっとこ6時に起きて、うー…て唸りながら弁当をふたつこさえてやね、「あぁもうダメ…今日はホンマにダメ…もう今日が限界…」とコタツに潜り込む。病気になってからゴミ出し担当になった夫むーがゴミをまとめながら出勤準備をしているんだけど、普通なら自分の朝ごはんの準備をしている私が、食べる気配なく横になっているので、私のためにパンを焼いてくれる。朝食後の鎮痛剤を飲まなくてはいけないから。それを飲めば少しはラクになるだろうと早く飲ませる準備をする、むー。

「パン食べる?」
「うーん…」
「焼くで?」
「うーん…焼く前にマーガリン塗って」
「わかっとるわいっ」

すいませんねぇ…どうせなら自分がおいしいと思うカンジで食べたいもんで。

船酔いのような副作用でもつれる足で二階に上がり、痛みに耐えかねてレスキューを飲む。吐き気がするので横になっていると爆睡をかまして気が付けば14時。あぁなんてこった昼食後の鎮痛剤が…。あわててまたパンを食べる。どうしてパンなのかと言えば、調理時間が少ないから。トーストしている間に昼食後の薬の準備。早く…早く飲まないと…。鎮痛剤服用のために起きているのか、私は。そしてまた横になって爆睡、目を覚ませば18時。あぁなんてこった夕食後の鎮痛剤が…。あわてて米を研いで炊飯。冷蔵庫を覗く、横になる。

「痛いん?」
「痛いよー」
「ほんなら俺アレするからやー、昨日のすきやきの鍋な、あのまま置いといてー。野菜とかうどんとか入れて、すきやきうどん鍋するわー」
「わかったー」

昼間に私を心配して電話をかけてきてそう言っていたむーが帰宅する前に夕食をテキトーに食べた私が、またおコタで臥せっていると、私の食器をシンクに下げてくれる、むー。

「どうもすみませんねぇ…」
「この鍋ってな?このまま野菜入れてええやんなぁ?」
「ええよ」
「うどんも?」
「うどん、20%引きのうどんのほうを先に使ってや」
「わかっとるわいっ」

すいませんねぇ…昨日のうちに消費しようと思ってた割引のうどんが残っているもんで。

では幸福論の続きを替え歌でまいりましょう。
ご存知のかたは、以下の歌詞で歌い上げていただければと思います。
コブシをまわしてもかまいません。


本当のしあわせは目に映らずに
案外傍にあって気付かずにいたんですが
臥せるあたしの求めるものが
こなれたそのテだったと知って
あたしはむーの介助やその手伝いや言葉すべてを
使うためなら少しくらいするめまいもいとわないんです

帰りに何か買って来てね だから残業はしないように
吐き気で泣いているとむーが すんなりと家事をしてる故に

あたしはむーの看病やその手伝いや言葉すべてを使い切ります
むーがまぅに惚れてるという真実だけで 降伏なんです




…と、こんなフザけたことを書いていたら、幸福なことに病院から待ちに待った入院可能の電話連絡がございました。
急なことに明日、入院出来るそうです。
つーわけで、明日から1ヶ月ばかし入院してきます、なんです。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-04-24 11:25 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:誠意
「オマエやぁ…入院して、もし、なんも治らんとそのままやったらやぁ、一生その痛いのが続くくらいならもう取るやろ?」
「そこやがな。」
私たち夫婦には、もはやイヤな予感しかしていない。
病状の悪化とちっとも回復しない痛み。
どんな鎮痛剤を使ってもいまいち効いていない現状。
“ちょっとは効く”だろうと期待してステロイド治療をするために入院するが、入院後に何も良くなっていない、という結果が言い渡されんとも限らないのだ。
そして残念ながら、そう言い渡されそうな気が、とてもする。
「7割が2年以内に自然に治っている、ていう最新のデータやろ?古いデータでも5年以内だったわけで、少数のひとが10年患ってます、や。と、なると5年間が痛みをどうにか鎮痛しまくって耐えて自然に治ることに賭けて内臓持っといてもええ期間やと思う。5年間、何も良くならんのやったら、その時に取っても…」
「いや、わかんで?そらわかるけどもやなぁ…」
「そやねんそやねん、わからんでもない、てコトやねんけどなぁ。痛いねんな~」
「痛いやろなぁ」
「2年はどうにか頑張れると思う…でも5年は正直キツいわ。今のこの痛みで5年はムリやけども、痛みがマシになってる期間がやって来て、また悪くなって、の5年なら頑張れんこともないかな、とは思う」
「痛みがマシになるかどうかなんてわからんやろ?」
「そこやがな。」
そこなのよねーそなのよねー。

麻薬がな~~~~にも効かないので、また救急外来に注射に行くのも明日・明後日のコトだろう。だから特定疾患の医療補助を受けられるようにA病院を追加する手続きを取るのに、D病院からの書類を書いてもらった。D病院のような大規模な病院は、主治医にペペペ~と2,3行の文面を書いてもらうだけのことでも2~3週間もかかってしまう。そこで、私は密売先生にその書類をたった今ここで書いて欲しいと提出した。ところが、密売先生は主治医ではなくて、疼痛コントロールの鎮痛薬を処方するためだけの医師だから、書くことが出来ないと言う。
しかし私も引き下がらない。主治医であるK先生はとても事務的で人情味がなく、冷たくて大っ嫌いなの、絶対に書いてくれないに決まってる。私が痛いっつってんのに、入院を一向に早めてもくれないし。
「文書の手続き取ってそれを出来上がるのなんかとても待ってられへんねん、それでは間に合わへんわ。この状態やったら近いうちにまた注射になっちゃうからさ…」と私は密売先生に懇願した。
「ん~…」
「入院の連絡だって、まったく来ないし」
密売先生は院内PHSで入院担当の先生に電話をして、どうなっているのかと強い口調で問い詰めた。
「K先生の対応には全く誠意が感じられませんね。もう一度、直接、入院の事を頼みたいから、K先生の番号を教えてください」
といって、電話に出ないK先生にしつこくしつこくコールする。
私は、密売先生は間違いなく信頼出来る先生だと思った。
最初から信頼出来る先生だと思ったけど、さらにそれが確たるものになった。
「ウチでダメなら、K先生の顔の利く病院でサルコイドーシスを専門にしている先生の病院に入院出来るように先生から頼んでください」とまで要求した密売先生。
いや…お気持ちはうれしいですがね、私はD病院でないと特定疾患の補助が受けられないんですが。

密売先生は、A病院追加の書類も主治医じゃないのにすぐに書いてくれた。
「クギを刺しておいたから、これで入院もちゃんと早めてくれると思う。それまでの痛みをどうするかだなぁ…」
「先生、ありがとう。先生て、めっちゃいいひとホンマにいいひと。私、先生が主治医がいいな」
「ありがとうなぁ…でもなぁすまないが、僕はサルコイドーシスの専門じゃないんだよ。素人が知らないのに知ったふりして何かしてヘンなことになってはいかんからな、専門の先生が主治医にならないとな」
「先生が主治医だったらよかったのに」
「ごめんなぁ。僕は生きる病気は専門ではないんだよ」
そう。密売先生は死ぬ病気の専門。ガンの先生。
密売先生の患者は、死んでしまうのだ。
どうして生きる病気の私が密売先生に会っているかと言うと、ガン患者と同じ痛みを味わっているからである。
痛みを鎮痛するのにガン患者と同じ薬を処方するため、ガン患者に薬を処方している密売先生が私の処方箋を書いている。

患者の最期を診る先生だからだろうか、密売先生には人情味があり、何より患者の気持ちを理解し尊重してくれる。私はかかりつけの人情クリニックの院長と同じくらい、密売先生が好きだ。人情味に溢れていて、あったかい。会う時にいつもいつも病んでてごめんね、と思う。病院の先生やねんから、それで正解やねんけどね。

薬も効かず痛みを我慢しながら、明日をも知れぬ病状だから今日中に特定疾患病院追加の手続きをしておこうとA病院へ行ったら、密売先生が書いてくれた申請書は突き返されてしまった。
D病院から紹介状を書いてもらえ、という指示である。
紹介状は主治医が3週間もかけて書く文書なのだ。
私はその3週間の間に何回倒れるか知れず、経済的にとても不安だ。
普通に夜間診療をしたら3000円、救急車で運ばれれば7000円ほどかかる。
もしかすると数日後かもしれない入院までの激痛時にちょいと注射をしてもらうために、3週間かけて紹介状を書いてもらえ、と?
何のための申請、何のための追加、何のための救急医療。
「あのね、日曜日もここへ来て注射してもらってるし、その前にも何度も救急車で運ばれて同じ注射をしてるんです。今後も、痛くなった時にやってもらうことは一緒なの。同じ注射を打ってもらうんです。やること一緒やのに、紹介状がなきゃいけませんか?」
私は今も激痛を耐えていて差し迫っての痛みの処置が明日いるかもしれないのに、そんな悠長なことはしていられないので、看護士にそう訴えた。
それを看護士が医師に伝えると、私の元へ医師がやって来て直々にこう言った。

「紹介状を書いて欲しいと頼めば主治医はちゃんと書いてくれますから、もらってきてください。申請書の書類は書きますよ、同じ事をやる、というのもわかります。でもね、アナタが使っている薬というのはね、劇薬なんですよ。それを若い医者がカルテだけ見て使ったら大変なことになるのは、わかるでしょ?常識的に考えてね、医者どうしの間で、アナタがどうゆう経過を辿ってどうゆう状態でどんな薬を使ってどんな治療をしているか、ちゃんと情報を交わさないと。それを知っておかないと適切な対応は出来ません。それがわかったらしっかりと責任を持って対応しますから、ね?わかるでしょ?」

わかるよ、正論だし、先生は間違ってないよ。
でも先生ね、目の前の私という患者はね、その劇薬を打たなきゃなんないほど麻薬なんかの強い鎮痛剤がどれも効かなくて、すんごく痛いの。
その劇薬を打つほど内臓が痛いって、どれくらいの痛みか、先生ならわかるんでしょ?だから働ける身体じゃなくなって、職も失っている。収入がないのに、救急医療は7000円もするのよ。
今、先生が追加書類にしかるべき記入をしてくれたら、今日をもってその7000円は2750円のみの負担になるのよ。
私は安心してソセゴンを打って意識を失える。
もし、先生が書いてくれないのなら、私は7000円を払うこと前提で救急車を呼ばなくてはならないの。この精神的にも経済的にも負担な状況に加えて痛み、その辛さがわかるという医者ならきっと追加の書類にサインしてくれる。
それが『患者に寄り添う』ということではないの?
患者の病変だけを診るの?患者そのものが病んでいる気持ちは、みてはくれないの?私が救急車で到着したら、先生は書類にサインをしていないのに、きっとソセゴンを打つんだよ。そして私に、意識のあるうちに会計してね、て言うの。
コレが先生が私に突きつけた現実だよ。

私が主張していることは、そんなに悪いことなのか。
今サインをしても、私のD病院での診療内容は後でいくらでも知れるじゃない。
インターネットが普及したこの時代にやで?私の脾臓のCT画像も各種検査データも、んなもん、メールに添付で1分もありゃD病院から送れるやん。
それを、麻薬飲み飲み40分も待たされて目の前におる患者にやな、D病院に戻って紹介状を書いてもらえ、と真面目にゆぅてんのか。
デジタルなこのご時世に何アナログな要求してんねん。

誠意というものは、ほんの一握りの人間が持ち合わせている特別な心である。
その心を持つひとにふたりも出逢ったのだから、ラッキーだと思うことにしよう。
密売先生はいつも最後に「決して死ぬ病気じゃない、とそれだけは言えることだから、頑張ろうな」と言って握手をしてくれる。その手はあったかい。
その手が私に差し伸べられていることに感謝して、私は恵まれていると思うことにしよう。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-04-19 10:59 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:予想通り
3月に予想した通り、私の病状はどんどん悪化している。
そのヘンのインチキ占い師よりも未来を当てることが出来ているが、誰か私から壺かパワーストーンブレスレット3点セットを買わないだろうか。
大まけにまけて100万円にしとくけど。

見ていてごらんなさい、私はこれからたびたび寝込むようになり、点滴をしなきゃいけないような身体になってしまうでしょう。
食べ物はソーメンを貪るに違いありません。
病状悪化の未来が見えていましたので、揖保の糸が198円だった時に買っておきました、よくやった、自分。
それから、きっと、このソーメンを全部、食べ切らないうちに入院が決まることでしょうね。

そう、お気付きだろうが、私は自分の未来しか当てられない。
それでもよろしいとおっしゃる奇特な方がおられましたら、どうぞ壺を買ってくださいね50万円にしとくから。ものの2分で半額の価格破壊ぶり。これを読み終わる頃にはタダになる勢いだよね。



久しぶりに病院へ行ってソセゴンという痛い注射をし、そのうえプリンペランまで打ってきた。それなので、ほぼ一日中ぶっ倒れていた。立っているのは10分が限界といったところで、とっても辛い。しかし病人歴1年とはよぉ経験を積んだもんで、この状態でも洗濯物を干し、夕食が作れた。これがぶっ倒れ初心者なら、とても出来るまい。私だからだ、ここまでやれるのは。よくやった、自分。

痛いからってイライラせんとこう、と私は常に自分に言い聞かせているが、実際は痛くてイライラする。痛ければ痛いほど、イライラする。
だから日曜日の明け方にわざわざ注射をしたいと思うほどの痛みの時は、イライラもピークであった。

明け方に訪ねた病院は、私の病気の症状が初めて出た時に救急搬送されたA病院。医師はその時に、研修医か何かで補助として女医に付いていた男性であった。

「ハズレ、だ。」

そう思った。
最初の時からハズレだったこの男は、ファーストアタックで首にかけている聴診器を、取ったりかけたり取ったりかけたり、取って、かけて、取って、かけて、挙句に私の脈をみた。この時点で私は相当イラっときていたが、これも医療の発展のため人材育成のため、と我慢した。主に私に問診をしているのは女医のほうであったので、直接的に彼が私をどうこうというやりとりはなかったので我慢した。ただ、彼はというと時々やって来ては挙動不審に振る舞っていた。何がしたいんだか、医者の真似事のような事をするこの男が、何かの処置を間違って女医に注意されていたが、私の命に係わるようなミスではなかったので大目にみた。

その後も私は痛みが最終段階に行きついた時には度々、A病院に注射を打ちに行ったが、彼が補助で付いている時はいつもハズレだった。しかし私はその都度、大目にみた、だって彼は補助であったから。

痛みがピークだからソセゴンを打ってくれ、と病院到着早々に懇願しても病院ってのはすぐに注射を打ってはくれない。
痛くなった経緯を聞いて、服用した薬を聞いて、今の痛みの程度を聞いて、やっと医師は注射という選択を出してくる。
私のグッタリ感から点滴を先にしよう、と判断する医師もいるが、痛みを止めるための注射は後の後でしか出してこないのだ。
明け方に私が病院に着いた時、状態は最悪で、受付をしながら嘔吐している、という有様だった。それなので、名前も言わないままベッドへと運ばれた。

私は、注射までの長い長い道のりを経験して知っているので、医師が欲しがる情報は全て自分の口で説明した。服用した薬の名前と時間、坐薬を入れた回数と時間、今の痛みの程度。嘔吐はオキノームを立て続けに服用したからその副作用です、とも説明した。むーがD病院に入院予定であることを看護士に話していたので、スムーズに行くはずだったが、枕元にはこの男がひとりで現れ、私を絶望させた。
補助として医師に付いているのではなく、この男ひとり。
彼主導のもとでの問診が始まるのである。
補助ではない彼は、もはやハズレというレベルではないだろう。

「伊藤さん、今、痛みはどうですか?」
診察券も出したし、何回も救急車で運ばれている私の情報もこの病院にはあるはずなのに、さっそく名前を間違える。カチンとキたが、大目にみてやった。
「チト、です。」
「あぁ、チトさんですか。千徒さんね、D病院に入院されるのはいつですか?」
「まだ病院からの連絡待ちの状態なんで」
「そうですか…D病院に入院することは決まってる、ということですよね?」
「そうですよ」
「何日ですかね?」
このコント、また続くのか?
「日にちはわかりませんよ」
「そうですか…D病院に入院することは決まっていて、日にちはまだわからない、ということですかね?」
続くんだな、コントが。

このような不毛なやりとりが続き、私は「先生が脾臓を見ますので、ズボンずらしますね?腰を上げれますか?痛いですかね?仰向けになれますか?」と看護士に言われ、かなりの無理をして腰を浮かしパンツまでズらされて必死で仰向けになったのにもかかわらず、この医師と名乗る男は、「相変わらず痛いのは、ココですかね?」と、触ったか触らなかったかわからぬほど指先で私の左横腹を指差しただけ。
その行為には看護士も呆れ返っている雰囲気が、大変によく出ていた。
なぜなら、素人の私にでさえ「このひと、ドコが脾臓で、内臓が痛い時にどう触診していいか、知らないんだな」という事がハッキリとわかったからである。

ええか?にぃちゃん、よく聞きな。
私は、自分がわからないことをわからないと言わずに誤魔化すような人間を、大目にはみないぞ。それが医療従事者であれば、なおさらだ。

「どうですか?今、痛みと吐き気とどちらが強いですか?」
「吐き気は横になってるとおさまってますが、起き上がると吐いてしまうのでねぇ。痛みは波がありますし、どっちも同じくらいですね」
「どっちが辛いですかね?」
「どっちも辛いですよ」
だから私はこうして休日の明け方にわざわざ休日診療に来ているわけでね、我慢出来るんなら月曜の朝に来てるからね。
「そうですか…どうでしょう?痛みと吐き気なら、どっちが強いですか?」
日本語、通じねぇのか?どっちか選んで言うようなマニュアルしか読んでねぇんだな?オマエのテキストにこっちが合わしてやんなきゃなんねぇのかよ?
これは痛みでイライラしているのではないな。明らかにコイツがおかしくてイライラしてんだな。おかしいことの確証を得て、私はこの男を攻める。オマエのフィールドで戦ってやるよ、オマエのお得意のマニュアルでは痛みか吐き気が、どっちかを選んだらその対処法が載ってんだな?正しい対処法は丸暗記して頭にブチ込んでんだろうな?え?
「痛み、です。」
「そうですか…D病院で入院されるということなんでね、ウチでやれることと言ったら、痛みを取ってあげることくらいですけども、どうしますか?」
私、ブチ切れる。
この男、許すまじ。
「そのために来てますけど?」
「前に打ったような注射ですね、その注射を打つという選択がありますが」
「ソセゴンでしょ?打ちますよ」
「フラフラしますけど大丈夫ですかね?」
「じゃぁ他に何かあります?」
「ん~…そうですねぇ…」
「他に方法はないでしょ?フラフラしてもやらなきゃ仕方ないですよね?それしか痛みを止める方法がないんやから」

この後も、吐き気止めであるプリンペランを打つっちゅーてんのに、痛い注射を2本打つけど大丈夫かと聞いてきたり、注射するって決まったあとで痛みの程度を聞いてきたり、「じゃぁ注射ということでいいですかね?」と確認をとったりする医者ごっこは続いた。
これにいちいちキレてたら長くかかりそうなタイプだったので、質問をさせない誘導で問診を切り上げた。結局、この男は自分で判断する処置の選択肢なんてひとつも知らなくて、ソセゴンを打つこともプリンペランを打つことも私が決めた。そして注射の副作用でふらつくがそのまま夫が車に乗せて帰り、家で意識を無くす、という選択も私がした。
私の嘔吐は少量の胃液で、あとは嘔吐の苦しさの割に何もアがって来ない、という状況だったので、点滴で水分くらい入れて欲しかったがそれをするとこの男の医者ごっこに付き合わねばならないので、吐き気と戦いながらむーの用意したダカラを無理にチビチビと飲み、カラッカラで帰宅した。…よくやった、自分。

アイツを救急外来に宿直させるな、A病院よ。
苦しい患者に更なる苦しみを与えるんじゃない、A病院。

その男は医者という顔をしていたが救急外来の宿直にまわされた、というカンジである。患者数が多くてサクサクと捌かないといけない通常勤務だと、邪魔になるからね。かといって日直だと、まだまだ患者数が多くてフォローの手が足らない。患者数が一番少ない時間帯に入れ込むしか術がなかったどっかの病院の院長の息子とかだな。親の金とコネでボストンの日本人村に留学したのさ、2年くらいの期間限定提携研究室留学。価値の低い論文を研究室の成果として少数にしかウケない雑誌に載せるお手伝い。最初のウチは現地のパーティなんかにも繰り出すけど、そのうち日本人同士で固まるほうがラクだから日本人とばっかツルむ。だから2年も居て英語ぜんぜん出来ない。1000万円ほど使って「海外留学の経験」というハクだけ付けてコネ就職したボンボン。だからいつまでたっても臨床の場でまともな問診ひとつも出来やしない。

よし、ボンボン、お前を再教育してやろう。
私がまたA病院に担ぎ込まれ、お前の姿を見たならば、お前の医者ごっこに付き合ってやるぞ。そして素人の私でもわかりやすい『何やってんだよ』や『何ゆってんだよ』というボンボンの言動に、いちいちキレてやろうと思う。そして「わかりません」と言わずに医者という肩書だけで誤魔化そうとする、ボンボンのその高い高いプライドを地獄の底からズリズリと引きずり降ろして、裸足の足でズッタズタに踏みにじろうと思う、同僚はそれをやろうとしないだろうからな。
私はありとあらゆる鎮痛剤が効かなくて最終的にボンボンの元へ運ばれている状況で、それをやる。死ぬ気でやったるから、覚悟せぇよ。どんな細かいことも大目に見ぃひんからな、覚えとけ。2回でお前に辞表を書かせてやる、という意気込みで頑張ってみせる。

あぁっもぅっイッライラするっ!
壺、やるよ。もってけドロボー!
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by yoyo4697ru980gw | 2014-04-16 13:48 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:イテッスイテイテッス
「病院から電話こんなぁ…」
「けーへんなぁ…ワシャもう限界じゃー…」

私は病院からの入院日程の電話連絡を待っている。
仕事を辞めるのを保留にして1ヶ月の病欠にしてまで待っている。
働けないほどの痛みに見舞われながら、医療用麻薬を飲み・舐め・挿入してまで、待っている。
が、残念なことに大学病院からの電話は鳴らない。
ベッドに空きがないようだ。
この待っている間、ありとあらゆるテを使って痛みを止めたい、と私は密売先生に訴えて、湿布までもらってきた。完全にイカレてるぞ。内臓の腫れにシップが効いたなんてハナシは聞いたことが無い。でも前にも湿布に手を出したことがある。“藁にもすがる”ってたぶんこうゆう心境なんだと思う。
薬を飲んで内側からなんかやっても痛むってコトは外側からなんかやったらいいんじゃないか、ていう発想になるねんな、たぶん。ほんでまた実際に背中が痛い。おそらく脾臓が痛いために猫背になってしまうのが原因だと思う。二次災害的に、違う部位まで痛くなっているので、常に痛いと言っている。
それなのでひー坊が、「一日、一回も痛いって言わなかったら100円やる」というスポンサー発表を行ったが、一日中声に出して発散することなく痛みを耐えるのに100円では割に合わないので、ひー坊の提供でお送りしましたこのチャレンジは、丁重にお断りさせていただいた。

「あ~~~~イテッス~イテイテッス~!」

と、痛い時にほざいているので、私の痛みは家族にはあまり正確には伝わっていないようだ。ちなみにこの『イテッス~イテイテッス~』は『カリートカリカリート』の替え歌。

せっかくなので、以下の文章は下記埋め込みの曲を流しながら読み進めていただければと思います。
サビの部分の『カリートカリカリート』にきたらLet's sing together!

イテッス~イテイテッス~!



こんなリズミカルでフザけたカンジの曲に乗せて痛いと言っているので、私の痛みはどうも信用されていないようである。なのでこの「何も手につかないカンジ」の痛みをわかってもらいたくて、ひー坊にこう言った。
「歯痛がず~~~~と続いてるみたいなカンジ、ズキズキして何も手につかないカンジに似てるんだけど…アンタ、虫歯ないもんなぁ…」
我が息子たちは幼児期のフッ素塗布が影響しているのか、これまでに虫歯痛というものを経験したことがない。

平成20年の時点でサルコイドーシス患者は日本だけでも2万人に達しているわけだから、なかなかの数の患者のデータが集まっているだろうと思う。その中で発表されたデータに「発症してから2年以内に自然に肉芽腫が消える」というものがある。しかもサルコイドーシス患者の7割が自然寛解するというかなり高い確率。

んで、ふと思ったのが、私はサルコイドーシスが『発覚』してから1年である。
『発症』ではなく『発覚』ね。
私は脾臓が腫れて痛みにのたうち回って、病気が発覚した。
つまり、自覚症状が出るまでは発覚しなかったわけである。
脾臓は2~3日で急に腫れたわけでなくジワジワと腫れたに違いない。
それに1年かかったと見積もろう。
自覚症状が出ていない状態で1年過ごしていたので、この春で『発症』して2年という計算になる。
データ的にはそろそろ自然寛解してもいい頃だがどうだろうか。

カリート・カリート
シゼンカンカ~イ・シゼンカンカ~イ
カンカイ・カンカイ・シゼンカンカイ

本日、入院前の病人として見る最後の陸上競技が尼であったので、運転をして行ってきた。
朝から麻薬。到着麻薬に着席麻薬。
レスキューのオキノームは30分置きに服用出来るったって、立て続けに6包服用した時点でもう嘔吐が止まらない。昼までもたないかもしんないと弱気になるのをレスキュー5包でなんとかモたして帰宅した時には、駐車場から家まで泣いたね、痛くて。

駐車場の二つ手前の信号くらいから前の車に「早く行って!早くっ!」
駐車場に入る時には徒歩や自転車のひとに「どいて、どいてっ!」
信号のない横断歩道を渡る時には車に「やめてやめて行かして行かして、渡らしてよ!」

人間ね、更年期と痛い時はイライラする~。

あ~~~イテッス!イテイテッス!
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by yoyo4697ru980gw | 2014-04-13 00:20 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
ネズミ算
ネズミを天敵がいない環境下におくとネズミ算式に増え続けネズミだらけになるか

という実験をしたら、最初は順調に増えるんだけど、ある日を境に今度は死ぬネズミのほうが増えネズミは減る、するとネズミは子供を産みまた増え、増えるとまた死に、増え、減り、を繰り返して一定数以上はネズミは増えず、ネズミだらけにはならない、ということがわかった。
どうやらネズミは生息密度が高くなると強いストレスを感じ始め、繁殖能力が衰える。そして体に変調をきたし死んでゆくらしい。

「で、その死んだネズミを調べたら、どうなってたと思う?」

私は、テレビを見ながらひとの話しを聞き取ることが出来ない。
みんなそうだと思っていた。
テレビを見ていたら呼ばれてることに気が付かないもんだと思っていた。
ところがドッコイ、呼ばれても気が付くひとだらけなのだ。
テレビを見ながら会話も出来るひとたちだらけなのだ。

私は自分でテレビの操作をしないので、夫のむーが私の興味のありそうな番組を録画しておいて、私がテレビの前の食卓に座った時に番組再生をする、というテレビの視聴態度である。
だからすごく集中している。
CMになったら「はい、ピして、ピ」て言わなきゃなんないし、テレビ視聴はとにかく忙しい。
だから、ネズミの話しなんて聞いちゃいなかった。

「で、そのネズミがどうなってた思うよ?」
「はぁ?何のネズミ?」

リピート。

「死んだネズミな、脾臓が腫れててん」
「それや。ストレスやな、ストレス」

脾臓が腫れるから、テレビ視聴中に話しかけないで。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-04-07 10:49 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
笑道入門:必要最低限
「豹変ぶりがスゴいな…」

今の今まで普通に過ごしていたのに急に痛みにのたうち回る様を見て、ひー坊はその豹変ぶりがウソのようだとのたまう。
おのれ…この痛みを知らんヤツが何を言うか。

「痛いイタいいたぁあああああぁぁあぁあい!!あー痛い、うー痛い、ひ~~~~ぃ痛い… … … 効いた。効いたキいた効いたスゴい!麻薬ってスゴ~~~~~いっ!!」
「麻薬ってそんな大きい声で言わんほうがええで、誤解されるやん」
だって医療用麻薬、て長いやないけ。
痛いから医療用麻薬を飲もうっと~…長い。
あぁ~医療用麻薬が効いて痛くないわ~…長い。

50包あった麻薬が4日間で20包に減った。
つまり、30包も食べてしまった。
1日で5包も食べたら、量が多い。
午前1包午後1包のなんとか2包にしておきたいトコロである。
でないと副作用の便秘がヒドいことになり、また下剤を飲む羽目になるから。
下剤で排泄をすると、とっても疲れるのである。
自分の意思に関係なく便が出るというのは、日常生活では有り得ない。
そんな有り得ないことが自分の身体に起こっているということは、かなり疲れる事態なんである。
自力排泄出来る麻薬の量は、1日2包。
どうにか2包で効いてくれ。

おいしくないほうのよく効く麻薬が6粒残ってるけど、どうせならおいしいほうを食べたいから、密売先生においしいほうの麻薬オキノームを所望せねばならん。
4月になった途端、麻薬をたかり、入院を早めてとダダを捏ね、また聞き分けの悪い患者だと思われることになりそうだ。
1年前は入院はしないとダダを捏ねていた。
その時も密売先生は私のワガママを受け入れて、点滴で通院という方法を許してくれた。
あの頃はちょうどひー坊の障害認定の手続き中で、10年以上も何をしても行政を動かせなかったのに福祉法の改正があってやっと発達障害に理解の目が向けられ、私の話しに行政が耳を傾けてくれている最中だった。今、冷静になって考えれば、入院するような体調だと事情を話し、改めて手続きを取ることも出来たと思う。しかし、私には訴えては裏切られ話しをしては断られ助けを求めては無視され、というこれまでの10年間があったのでこのチャンスを逃したらもう次はないという危機感しかなかった。あと3年でひー坊は社会へ出るのに、何もサポートもないまま、また放っとかれるのだと思っていた。10歳以上の発達遅滞の子供を持つ親の大半が、未だに行政に対してはそう思っているはずだ。何の手助けを求めても、ウチのコは助けてもらえない、と。
広汎性発達障害への理解は、10年前と今では雲泥の差。
お子さんにアスペルガーや自閉傾向があると確信しているオカンたちは、どうぞ市役所へ行き児童福祉課へご相談あれ。移動支援や放課後デイサービスといった、社会に適応するためのサポートが受けられる可能性は大である。


さて、このところの痛みに対応して私は外出を控えている。
出先で激痛に見舞われることなど今に始まったことではないので、帰宅することくらいは出来るのであるが、病状が悪化しているのでもしもの事を考えて自主的に出歩かない。
そうすると暇なのでネットショッピングをする。
時は折しも増税前の最終セールの時期で、軒並みいろんなショップがやれ半額セールじゃやれ90%OFFだとネットユーザーを誘惑中。
この非常事態に暇を持て余した私も浮き足立った。
消費税が8%になるって、こんなに社会現象化する事実だったのか!!

開眼した私は「入院中の下着買おっと~」やら「入院中の部屋着買おっと~」やら言いながら、セール品ばかりをバカスカと買い物かごへと入れていった。

「わ~~~~~!!安いからと思ってコレもコレもと何も思わずに欲しい物を全部、買い物かごに入れて行ったら、あっという間に1万円超えちゃった~~~~!!」
そう叫ぶ私に、バイトの面接に落ちたひー坊が言う。
「必要最低限の物さえあれば、生活は出来るんやから。本当に必要な物だけを買いなさい」
「…そうよな…本当に必要と思う物だけにしよう…」

コレ…必要ナイっちゃぁ、ナイな。コレ…もまぁ…必要か言われたらそうでもないし。コレ…は別に必要ちゃう。コレ…も…

「大変やひー坊…本当に必要な物だけをと思って削除していったら、買い物かごに物がなくなったで!!」
「まぁ…な。今ちゃんと生活していってるってコトは、必要最低限の物は既に揃ってるっていうことや。それでええねん、必要最低限の物だけあれば」

極論、今さら買い足すような物は、何もない。
私たち二人は沈黙した。今の生活には必要最低限の物が揃っているのだ。
だから90%OFFだからって、何も買わなくても、いい。
生活は成り立つのである。

…沈黙。

その沈黙を、すぐに破ったのはひー坊である。

「…かと言って、そんな生活イヤやけどな。必要最低限の物だけで暮らす生活なんて」

そうなんだよ、必要最低限の物だけ揃っていれば、生活自体は出来る。
でも日々の潤いってモンがないよな。
潤いのない日々は、有意義とはいかないものなのだ。
有意義に過ごさないと人間味を失う。
人間には多少の無駄ってのが必要なんだな。

短期のバイトが4月までだからとわざわざ入院を5月で予定したのに体調が悪化。結局は働ける身体ではなくなって3月でバイトも辞め、週一の介護職は4月まるまる欠勤の辞職保留状態。なんという無駄。痛みもピークなので、できるだけ早い入院に変更し、その時をじっと痛みに耐えて待つ。
あぁ…無駄に痛い。
この無駄が必要だったのかと問われると、不必要、極まりない。

無駄の種類にもよるのさ、潤いってのはね。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-04-04 01:12 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)