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サイバー犯罪に詳しい刑事がサイバー犯罪について講演する。
内容を聞くだけでもつまらなそうなお堅そうな、そんなイメージを抱く講演会であるが、参加した。 パンフレットに輝く「監修:警視庁」…つまらなさそうだ。 おまわりさんの命令口調はヒドい。 自転車の後ろにヘイポー乗せてたら道の向こうで金髪若者に職務質問しているらしきおまわりさんが「おいそこのヤツっ!止まれっ!降りろっ!!」と怒鳴ってきた。 いくらなんでも「そこのヤツ止まれ降りろ」はナイよね、もちろん聞こえないフリをした。 私は生活苦にあえぎながらも納税をしている。 だから基本的人権の尊重を今こそ主張する。 私と息子はこの警官の奴隷ではない。 命令で人の心は動かせないのだ、いくら警察でも。 そりゃ二人乗りの違反をしたのは悪いけどさ、母親が自転車に乗れない子供を乗せてるんだよ。 発達遅滞だからって受けられる免罪符は全て児童福祉課が「不認定」の一言で私から取り上げたのに、今度は警察が交通手段まで奪う気か。 説明の機会すらくれない警察に「一方的」以外のイメージを私は持っていなかったので、警視庁が監修するパンフが配られるこの講演会はキビシー内容のお堅いハナシでつまらない、という種類である可能性は高いと見積もったが参加した。 この講演に自分の好むイロを感じたからである。 「交通安全のビデオ」とか「安全協会のビデオ」とか「違反者講習のビデオ」とかと同じ種類の期待を胸に、参加したのである。 もう学生じゃなくなってだいぶ経つ。 交通安全教室の授業で「正しい自転車の乗り方」のビデオや「こんな事故にあわないために」というもしもこんな事故が起こったらを仮定したドラマを観ることは全くなくなってしまった。 小学生の時にはそれほど注意して観ていなかったけれど、中学生くらいではっと気が付いたのだ。 交通安全のビデオって、興味深い。 ジャンルは2タイプ、実際の交通事故現場の写真を使ったナレーションの声が割れるほど力んでて怖いビデオと、主人公の人生がめちゃくちゃになる事故が起きるドラマ仕立て。 どっちもそれぞれに好きだ、私は。 何をどうしたらこの事故が起こったのかという事故当事者の「事故が起こるまで」の行動を想像すると深いと思える「リアルタイプ」と、普段の心がけにまで言及するもんだから説明しすぎてて逆にわかりにくいドラマ「フィクションタイプ」。 「今日どっちと思うぅ?できればドラマって気分だけど~」と交通安全教室を楽しみにウキウキする私は、クラスの3分の2が女子という商業科ではあまり受け入れられる生徒ではなかったように思う。 リアルタイプのほうを「血まみれビデオ」ドラマタイプのほうを「ザ・ドラマ」と密かに呼んでいたが、それを顔をしかめずに受け入れてくれるのはクラスの中でも数名の男子だけだった。 真面目なコたちは、一緒に深みにハマってはくれない。 共に楽しんでくれる男子とはいわゆる「不良」である。 卒業する頃には誰一人在籍していなかった。 私は勉強でも知識でも、何でも楽しめたら深く理解するもんだと思っている。 楽しいから聞き逃すまい見逃すまいとするのが人情ってモン。 しかしそれは往々にして「フザけてる」の一言で片づけられてしまう。 真面目なひとたちには、とくにね。 真面目と正義感の塊で出来ているような刑事の講演、刑事の話に期待は出来ないがDVDくらいは流すのではないか。 そんな期待をサイバー刑事は覆した、アッパレなほど。 「で、まーココはややこしいトコなんで飛ばします。」とバンバンおもしろくないトコは飛ばしていくサイバー刑事のハナシのおもしろいことおもしろいこと。 こんな刑事になら、日に5回まで職務質問されてもいい。 日に5回も職務質問される自分がどーよ、とは思うけど。 「ま、一般的に言われている『出会い系サイト』というやつですが、どれが『出会い系』でどれなら『出会い系』じゃないということで言えば、自分でどっかのサイトにアクセスして勝手に見たい画像を見てる、と。これは『出会い系』ではありません。わかりますよね?一方的にオネェちゃんの画像を見て勝手に盛り上がってるダケですからね?自分が出会っとると勘違いしてるだけのことですわ。その画像のオネェちゃんと話しがしてみたい、と。ま・男はアホですからね、ヒマさえあったらエッチなサイトをすぐ見よりますわ。キレイなオネェちゃんやなーおもたら話してみよか~となりますわ。アホやからコメントを書きます、そのコメントに返事が来ます、好きや好きやゆぅて会いたいとか書くんでしょうね、汚いオッサンが書いてるのも知らんと、男はアホやからキレイなオネェちゃんが好き好きゆぅてるおもて、またそれに返事をします。これは『出会い系』ですね。他者とのコミュニケーションを取ったらそれは全て『出会い系』です。皆さんも、ブログとかやられてる方があるかもわかりませんが、そこで会話のやりとりがあればこれも『出会い系』やということですね、チャットで会話しますね?これも『出会い系』です。出会い系じゃないですよーゆう所で、知らない人とコミュニケーションを取った時点でそれは『出会い系』です、でおてますからねぇ。」 出会っちゃったら、出会い系系列。 そりゃそうだ。 「で、ここの部分に、ケータイサイトのなんやら、コミュニケーションなんやらゲームサイトなんやら、とまわりくどいことが書いてありますが、ま・要するに『ハンゲーム』のことですわ。」 「ま・要するに『2ちゃんねる』のことですわ。」 「ま・要するに『自殺サイト』ですね。」 と、まわりくどい記述にはバンバンわかりやすい名称、出しちゃう。 やるな、サイバー刑事。 「私もこうゆう仕事をしておりますと、いろいろ書かれます。2ちゃんねるにも、実名入りで書いてもらってるみたいでね、写真とかも出してくれてるみたいです。まぁ…これが、その2ちゃんねるなんですけどね。」 スライドには、2ちゃんねるのスレッドのレスがズラズラズラズラ~~~~~。 明らかに参加者全員から反吐が出た。 「こんだけ膨大にあったら、誰が見るねん、てハナシですよね?2ちゃんねるに写真が載せられたとか、実名で悪口がかかれてるとか、もしくは載せるぞとかいうことを言われた、とか聞いたとしてもどうぞほっといてあげてくださいね、誰も見てはおりません。私も実際、書かれてますけどね、何も気にはしてません。見るほうがアホですわ、こんだけあったら普通のひとなら見る気も起りません。こんなトコにいろいろ書いてるひとのことはそっとしといてあげてくださいね。とにかく、かもてほしんですわ。注目して欲しい、それが気持ちええからですわ。ちやほやされたいんでしょうね。ほら、皆さんもホストクラブに行ってかっこいいオニィちゃんがちやほやしてくれたら、気持ちええでしょう?ホストクラブ、行きません?街中を走っている暴走族おりますね?あれも一緒、かもてほしんです。見られたいんですわ。やから街中を走りますねん。あのコらは、田んぼの真ん中で走らんでしょ?そんなトコで走ってもかもてくれるひとはひとりもいませんからね。かもてほしいだけですから、どうぞそうゆうひとたちのことはそっとしといてあげてください。」 あぁ…胸が痛む。 ほっといてあげなきゃなんないのに、ついかまってしまう私。 サイバー刑事のハナシは終始こんなカンジなので、おもしろい。 完全にあきれてるオーラ全開。 「だいたいネットに出会いを求める子たちは、じーっと家に閉じこもっているような内気な子が多いです。現実に友達がいない、だからネットで友達を作るんですね。ネットで出来た友達しかおりませんから、その友達を大事にします。その気持ちを利用して悪いことしたろと考えるヤツが出てきます。今、ネットを通じたいろいろな犯罪が起こっておりますが、被害者の子供たちの中には騙されていたことがわかっても、それでも加害者のおっちゃんのことをいい人やと思っていて、それでも好きやと言う子もいます。もうはっきりとそのおっちゃんは捕まってるんですよ?信じられへんでしょうが、そうゆう子がいるんです。」 「ネカレ・ネカノ、てのがあるらしいですわ。ネット上で彼氏・彼女になる、ゆうことなんですけどね。このひとたち、一回もおーたことないんですよ?でも、本人たちが言うには付き合っとったらしいですわ。」 「この事件ですが、男の子にお尻の写真を撮れと言って撮らして捕まったんです。この男の子とおっさんは現実には会ってもいません。それやのに男の子はパソコンに付いてるカメラに向かってこーやってお尻を出して部屋でひとりで写真を撮って送るんですよ。そんなアホな、と思うでしょう?でも、やるんです。友達と思い込んでますからその友達を失いたくなくて言われた通りにやるんです。こんなことをさせるようなひと、友達じゃないでしょう?でも男の子には、このおっさんしか友達がいないわけです。友達に嫌われるのがイヤやったからお尻を出したらしいですわ。」 ネットの匿名性に安心しているヤカラなさびしがり屋たちよ、被害届が出される前にまっとうな人間になりな。 フリーのメアドやネットカフェなんかを利用しても、悪いことしてたら必ずアシが付くゼ。 デカたちは必ず通信機器を押さえるゼ。 デカたちには通信記録が事細かに知れるようになっているゼ。 システム的に言ってネットで接続している以上、動かぬ証拠としてヤカラたちの個人情報が電話会社には保存されてるんだゼ。 匿名なのはコメントした画面上だけだゼ。 金を払って接続してるかい?料金徴収ってのは、身元がわかる致命的な情報になるんだゼ。 ネットカフェで捨て金つこて消したつもりでもその行為がデータを残しちゃってることになってるんだゼ、カフェが接続料を徴収されてるからな。 料金を払わなければネットに接続は出来ないことになってるんだゼ、世の中は。 本人が契約をしていないとしても、必ず接続料はどっかで誰かが払っているわけだ。 その誰かの身元は容易くデカが入手出来るのでサイバー犯罪は検挙されるのである、逃げ場はなかろう。 さてと、今までのぜ~んぶ保存してあるさびしがり屋さんたちのコメントやメールをどこに転送しようかな、迷っちゃう。県警のサイバー犯罪対策係かな、通信協会のセンターにしよっかな。 ネットのヤカラにお困りの方は「インターネット安全・安心相談」で検索・検索。
by yoyo4697ru980gw
| 2009-07-10 00:14
| +in the sky?+
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