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秋のお遠足に触発されて、ひとりぼっちで自転車DE池田に行ってくら~。
朝、中学生ミズオを誘ったけれど塾があると断られたからひとりぼっち。…受験生やったな、ミズオ。 ちょいと前にミコさんに一度だけ自転車で案内してもーた池田へ。 行けるかなぁ…もう道順忘れたなぁ…と言って出勤前のむーちんに「ひたすら真っ直ぐ」になるような地図を書いてもーたはもーたけど、寝惚けてたんかなぁ…それともそもそも地図を理解できないからかなぁ…地図を見たけど目印までの道順を忘れてモーターっす。三菱モータースなみに忘れちゃった。COLT忘れて、わかLANCER。 家を出て早々に見覚えのない道をどっちの方向に進んでいるのかわからなくなった私は、三菱モータースでなくてオートバックスの入口の電柱にぶつかり、ガードレールにきれ~に挟まった。どうせ迷っているならばモノはついでで自転車の空気ちょろっと入れとこ~っとキョロキョロしていたのが原因と心得る。ちょっと前にもコケたけど、でもそれはコケるべくしてコケたの。だから正統派のコケとして単なる失敗としよう。しかし、今回のは事故やね。だってホンマに何年かぶりで電柱に激突したから。懐かし~い…カンジがした…。アキれてモノゆぇんかった。大人だからもう泣かないけど、ココロで泣く。オエ~ン・オエ~ン。電柱にぶつかりガードレールに挟まるという事故を起こすと、こうゆう怪我をするで~。 図らずも生々しい傷跡がソフトなフォーカスになっているが、まずはっきりと損傷と判断出来る部分はえぐれ。そこには赤いものが滲む。血液やね。その損傷の延長線上に切り傷が生じ、それを囲むように打撲による変色が認められる。ここでコケプロからひとつアドバイス出来ることがあるとすれば、一番の打撃は「えぐれ」部分では無いということである。ソコがドコよりも痛いような見た目であるが、ドコよりも痛いのは打撲の部位である。「えぐれ」や「切り傷」というものは「えぐれ」た瞬間から「切れ」た瞬間から、回復に向かう。「打撲」はそうはいけへんねん。「打撲」の瞬間から半日をかけて腫れる。腫れてから一日をかけて痛みながら腫れが戻り、さらに二日ほど、疼く。えぐれて血が出ようが1~2分もすりゃ血は止まる、切れて皮膚が剥けようが繊維の継ぎ目に敏感になるくらいでしまいや。打撲はなぁ…長いで。ガッツポーズしたら痛い時あるで~。オエ~ン・オエ~ン。 オートバックスの整備士みたいな人に、ここで自転車の空気を入れてもらうわけにゃぁゆかんですかいのー?と訊いたら、サイズが合わないからダメと言うので、じゃぁ自転車屋さん紹介してぇなニーチャンとせがむと、ここをまーーーーーすぐ行くと左にたしか自転車屋さんがあったとゆうような気がする…と不安になるようなご紹介。ん、私、真っ直ぐ、好きよ。真っ直ぐだったらどこまでも行けんねん、たとえその先に、自転車屋がなくても。道に迷ったついでなので、グングン迷って、自転車屋さんに到着。ウソつきにならなくてよかったよ、ニーチャン。空気をシューって入れてもらって、これってお金は払うんですか?と訊けば「100円。」たかっ!機械つこたゆぅたかて、入れたん空気やで??ハイオク入れたんちゃうで?しかもウチのマーチ(マーチという車を買ったら自転車ついてきた、という人が五千円でどう?と言うのでキャッシュで購入。)折りたたみ自転車やで?16インチとか14インチとかちゃうの?その前輪・後輪、破裂するんちゃうかってくらい入れて100円。ボラれた…オエ~ン・オエ~ン。 ますます見たことも触ったこともない道に居るので、むーちんに電話。 「はいー、なにー?」 「なんかなー、迷ったんかなぁー?」 「今、何が見える?」 「何も見えん。」 「何が、ある?」 「さっきの自転車屋さん。あ、そこで空気入れてんけどな~、空気100円すんの、知っとったぁ??」 「知らんけどやなぁ…そこ、どこやねん。」 「どこかわからんからきーてんねけどな。…むこーーーーーーーのほうにオートバックスが見えてんねけど、そこで空気を断られたからまーーーーすぐ自転車屋さんまで来たら、どんどん森みたいなところに向かってる…山かな?あ、畑か??空き地か。あ、株式会社Aっていう看板がある。とりあえず太鼓亭のトコを曲がろうと思って、太鼓亭に向かってる途中やねんけど、太鼓亭が出てこーへんねん。」 「ぁあ。ソコ、どこまで行っても太鼓亭、出てこんなぁ。」 「あら。で、ここはドコなん?」 「ドコゆぅて、わかるんか?」 「わからんな。」 「ほな、そこをもうまーーーーーーすぐ、行き。」 「行ったら、落語みゅ~じあむ、出てくる?」 「出てこん。」 「あら。曲がろうか?どっかで?」 「曲がらな、着かんな。ガソリンスタンドとポリボックスの所を左折して、$%#&を右、あと真っ直ぐで着く。」 「何を右て?」 「さとー。」 「さとう?」 「そや。」 さとう、て何ぞや。 結局、左折ポイントのスタンドと交番は出て来た。けど、右折ポイントの「さとう」は出てこなかった。でも、なんとな~く知らない人たちが右にばっか曲がってる感じがした所で右に曲がったら、「落語みゅ~じあむ」に着いちゃった。ラッキー。たぶん、あの曲がった交差点付近が「さとうゾーン」だったのだろう。あま~い。が、行きには気付かなかっただけで交差点のトコには「和食さと」があったのね。「さとう」ちゃうかったんか「さと」ゆぅとったんか…。オエ~ン・オエ~ン…応援ありがとうむーちん…届いてなかったみたいですまん。 先月は落語みゅ~じあむで「池田の猪買い」というDVDを「店長おすすめ」みたいに受付のひとにおすすめされたので、それを「茶ぁかランチでもしばきにいきませんか~」と誘ったミコさんと一緒に観たけれど、私は茶ぁとランチは誘うが自分の趣味にまでも誘うっちゅうのはいかがなもんかと思い、最初は「イイです…また今度、観ます…」とご辞退申し上げていた。しかし、DVDメニューファイルを凝視するその『ここらでちょいと一席』オーラが出まくっていたのか、「いいよ♪まぅちゃん観たいねやろ?一緒に観よ?」というミコさんのお言葉に、「あ、そーっスかぁ~??」と簡単に巻き込んだ。膨大な量の落語のDVD、CD、本、ここで観るなら聴くなら読むなら、ぜ~んぶタダだから。暇人に、おすすめのスポット。夕方から会議があって学校に行かねばならぬ予定詰まってるミコさんと一席、観賞。あの日に私の心は決まったのである。…ぁあ~わたすぃ~ヒマさえありゃぁ~ココ~来る~。そして素晴らしきこのよき日を迎えたわけやね。 受付にある10冊はあろうかという分厚いメニューファイルを一枚~二枚~三枚~と繰っていると、シビレを切らしたお岩さんが…もといもとい受付のおっちゃんが、アドバイスをくれる。 「好きな噺家さんが決まっとったら、こっちから選んだほうが早いですよ。」 「そうですかぁ…」 「お気に入りの噺家は?」 「ううむ…好きな噺家は…桂…」 「ほう、桂。」 「桂…は桂でも、桂小枝さんなんですけどねぇ、好きなんは。けど桂小枝さんが落語してるところは一度も観たことがありません。」 「はー小枝さんねぇ。あの人は、落語を、しませんなぁ。」 「しませんかぁ…」 「あの人の落語は、ないですなぁ。」 「小枝さん、DVDありませんの?」 「ございません。」 「あきませんなぁ…でも小枝さん、落語家は落語家でしょう?ひとつくらい、ありませんのん?」 「そら…小枝さんも桂ゆぅくらいやから、桂一門やけど…、あのひとは別のことに忙しいからねぇ…タレント業ゆぅんか…。小枝さんは、ひとつもないなぁ。そら、無いモンねだりやなぁ…ほかにしなはれ。」 「ほか、ねぇ…。桂でイくか、月亭にするか、三遊亭…、笑福亭…、…どれから手ぇつけてええもんか…おもろい噺家さんゆぅたら、誰でしょな?」 「誰ぇゆーたかて、そら好き好きですからなぁ…。」 「おおかた、好きですわ。」 「ふむ…大きく分けて二種類になりますなぁ、古典落語と現代落語。古典ゆぅんがむかしっからある噺ですなぁ、これがまぁ我々が落語ゆぅ時の落語のあの落語ですな。現代ゆぅんは今のひとでもよくわかる噺ですわ。ま、現代落語やったら、三枝さんでっしゃろなぁ。」 「三枝さん…うーん…古典でイきましょ。古典ゆぅたら、誰です?」 「古典。ちゃんとした古典をと思えば、米朝、ほんで春團治、まァ大御所ですね。」 「米朝…春團治…。う~ん春團治お~米朝…。ベイチョ~ハルダンジ~…。」 何回ゆぅても、米朝と春團治やねんけどね。 思うに…落語って、気分やね。 今日は低音で唸りたい気分やな米朝でイこか、ちょっと最近どーも無駄を省きたぁてしゃーない春團治プリーズ、ぁあもう何も考えたない林家しとくわ誰なっとちょーだい、誰なっとゆぅたけど三平の次女はないわいて…ほな小朝にしとく、みたいなね。ま、諷刺も入れたりなんか…して?オーケー謎かけヤろっ。 アイツの落語のスゴさは保証するから三遊亭円朝にして~…とカケまして、慰謝料なしゆぅてたけど1億5千万キャッシュではろたらしいで~…とトく。そのココロは~『小朝の口座は確かにスゴイ!』おあとが下馬なようで…千徒馬亭蓬莱華でございました~ちょいと長い名前ではございますが~チトバテイホウライケ、と読むんですよー。どーぞ今日は皆さんね、顔と名前をセットで覚えていただいたら顔の方は忘れていただいて、ほなら最初っから顔は覚えんでええわけですけどいっぺんくらいよろしいがな、覚えなはれ。目から覚えて耳から出してもーたらいっこも脳に害はあらへんさかいソコは安心してもろて…ゆーてますが~、と、妄想上の枕をやっていたら、受付のお岩さんが言う。 「まぁ…ちょっと変わったトコロでは、若くして亡くなった枝雀さんなんかどうです?」 「しじゃーーーーく!いいですねソレでまいりましょ。」 緊張と緩和、まさしく、枝雀モード。ピンとクるクる、ピント狂う。 「枝雀さんだけでもDVDこんだけありますから、だいぶ観れますよ。」 壁に並べられた枝雀コレクション、ズラ~リ~。 「これは…一日何本まで、ゆぅ制限はありますの?」 「それはいっっっさい、ございません。時間のある限りなんぼでも観てくださいよ、11時から晩は7時までいくらでも好きなだけ観てくださいね。」 「じゃぁ、観れるだけ観ていきますわー。ほなら…こないだ観たんが枝雀さんの『池田の猪買い』やったから…次は、何観たらよろしいか…」 「何ゆぅて…」 「そらナンにでも指南は要りますやろ?」 「落語やからなぁ…何観てもそれぞれにおもろいトコロはあるもんでねぇ…そら…好きなひとは1から順々に観てはりますけど?」 「あ~ほんなら『池田の猪買い』から始めたからその次から順々に観ていくことにしますー。」 「順々ゆぅたかてアンタ『池田の猪買い』がもう途中やで。『池田の猪買い』から始まってぇへんから、順々にーゆぅことやったらいっぺん前へ戻って1から始めなあきませんわ。『池田の猪買い』が3やからね。」 「あ、ほんなら1から始めて『池田の猪買い』は飛ばしますわ。」 「さよけ。ほなら1、出しましょか。」 「はい、お願いします。」 DVDを無料で視聴、私が触れるのはボリュームだけ、操作はいちいちお岩さんがやってくれる。常連さんみたいなひとは、リモコンを渡され放置プレイだったけど、ほぼ一見さんの私はメニュー表示が出る度に、いちいちお岩さんに「終わりました~」「字幕なしで~」「ほな、次2で~」と言う。お岩さんは「はいはいはい終わりましたか」「字幕なしでね」「ほな2を持ってくるわな」とあっちゃこっちゃに動いてくれる。お岩さん、年の頃は七十手前くらい。 …すびばせんねぇ。
by yoyo4697ru980gw
| 2008-11-03 19:21
| +朝臣寺+
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