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みえ~る・みえ~る(腐る化粧品のメロディで)
予想はしていたが、寡黙症のナキヒーが3学期という新しい場面を迎え、お得意の場面寡黙をまた発症した。2学期の最後、友達数人と会話するまでに成長著しかったのに…トホホ。いいんだ・いいんだ、いつものことよ。ちみはちみのペースでやってくれ、付き合うよ。っつーわけで、放課後すっかりひきこもっているナキヒーを、無理やりドライブに誘った。はっきり言うが私はペーパードライバーである。だから、法定速度40キロの道は、35キロ前後で、飛ばす。後続車から、渋滞が発症する。目的地がある時に車を使うと全く目的地に到着しないので、これといった目的がない時に車を使ってみたりしているのだ。私は法定速度を守る国民である。勿論、ゴールド免許である。

私が運転にこなれていないことを自覚していながら、どうして寡黙症のナキヒーとドライブをするのかと言えば、それがどうゆうわけだか、ナキヒーは私と二人で車に乗ると「運転中にしきりに話しかけてくる」という迷惑な一時的回復をみせるのである。どんな作用が働いているのかはわからないんだけど、これが家族4人で乗っているとほぼ寡黙である、質問に答える程度。3人でもまぁまぁ寡黙、信号が青になったことくらいは教える。私と2人で、しかも私が運転し始めると多弁、自分の将来について計画を立てたりなんかして、その計画の一部始終を語り、話している途中で訂正を加えたりなんかする。なんなんだ、何がちみをそうさせるんだ。
「えぇい、今は運転に真剣なんやから黙っとれぃい~っ」というタイミングだから、寡黙から脱してもモノにはならんのだが、まぁリハビリの一環として行うだけの価値はあろう。そう思ってその時も、なんとな~く知っている道をあっちへノロノロこっちへノロノロ、35キロで運転していた。すると、なが~い直線道路のずーっと前方に、一台の白い車が走っていて、その車の窓に文字が書いてあることをナキヒーが発見。
「まぅ~、あの車、なんか書いてる。」
「ほんまや、なんか書いてる。なに?て?」
「…妻の家。妻の家って書いてるなぁ?」
「…妻?妻の家?福祉関係の車かえ?妻の家に行ってんのか、あの車。誰の妻の家に行ってんねやろ?どこの妻の家に向かってるんや?」
「そんなん、おかしい。妻の家って…。くっくっく。」
「でも、やっぱアレ、『妻の家』やで?」
「うん…そやな。妻の家やな…やっぱり…。何屋さんやろ?」
「老人福祉の車かなぁ…。例えば、おじぃさんを亡くしておばぁさんだけしかおらんくなった家があって、そうゆう家のおばぁさんを迎えに行く車とか、そんなんかも。」
「なんで?なんで妻ばっかり迎えに行くん?おじぃさんだけになった家は、行かへんのん?」
「その時は『夫の家』ていう車が迎えに行く。」
「え~…。2台もあるん?一緒に迎えに行ったらええやん。妻も乗せて夫も乗せたらいいやん。」
「そうやなぁ…。でも、その妻とその夫は夫婦じゃないから、別々なんかもわからんで?だって、妻だってよその夫と同じ車に乗るのはイヤとか、そうゆうこともあるかもしらんやん?アンタ、『兄の家』ていう車が迎えに来て、イチャやのぅてよその兄が乗ってたら、一緒に乗るけ?」
「あぁ~…たしかにイヤやな。だって誰の兄がわからんもんな…いい兄やったらえぇけど…悪い兄やったらイヤやし…」
…アンタの兄、今、反抗期でごっつぃ悪い兄だけどねぇ…自分の兄でも一緒に乗りたないくらいの兄だっせ。そんなことを思い、『妻の家』と書かれた白色の小さいバスみたいな車を追っていたら、赤信号で『妻の家』が止まり、程なくして私たちは『妻の家』に追いついた。

「あ…。」
と言ったのは、私たち二人同時であった。
パ、パ、パ、パン屋さんかな。

『麦の家』て、書いてた。

以下に大きく、『麦の家』と記してみましょう。
遠く離れてこの文字をご覧下さい。
私たちが『妻の家』について予想を立てた気持を、ほんの少しでよいので…どうぞ御理解のほどを


麦の家
by yoyo4697ru980gw | 2008-01-28 15:47 | +in much guy+ | Comments(0)
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