![]() カテゴリ
全体*ご挨拶* *ゑず研(リンク)* +ミルニング+ +cool down run+ +ハナモゲスト ゲリライブ+ +in much guy+ +談合料亭『千徒馬亭』+ +in the sky?+ +丁猫犬堂+ +開楽館+ +YOU WIN!!+ +knowing+ +朝臣寺+ +mender!+ +武道便所 グレージー+ +難℃ set key+ 笑道:サルコイドーシスのススメ 骨折:プロオレラー手引書 RSS登録【Feedly】
最新のコメント
ブログジャンル
以前の記事
2023年 07月2023年 05月 2023年 04月 more... 記事ランキング
ブログパーツ
検索
最新の記事
外部リンク
|
信楽焼のたぬきの置物を玄関先に設置している飲食店・ホテル、もしくは個人宅の皆様ごきげんよう。 そのたぬき、夜中に姿を消してはいませんか。 こんなウワサを聞いたことはござらんか。 玄関先のたぬきの置物は真夜中に走り出して姿を消し朝になると戻って来ると。 信じるか信じないかはアナタの自由なのですがこの度、夜中に全力疾走をかましている信楽たぬきの中のヒト(選ばれし1名)に遭遇し、駿足の私が取っ捕まえてこれでもかとしつこくインタビューをしてまいりました、私の夢の中でね。 たった1名(もしくは1匹)のインタビューとなりますが「爆走していた本人の声」で間違いありません、ま・100%夢の中の出来事だけど。 体調がすごぶる悪く疲れ切って爆睡していた私にとってはとてもリアルなノンフィクションであり、インタビュアーとしていい仕事をしたと清々しい気持ちで朝(昼過ぎてた)を迎えました、が・ゆぅても夢物語。 せっかく取ったインタビューだから一応書き下ろしておきますので、該当する関係者様各位におかれましてはノンフィクショナルフィクションくらいの読み物と思っていただけたら幸いです、なんせ夢なんで。 まずは「信楽焼のたぬき」とは何ぞや?と思っているひとたちのために信楽たぬきについて触れておきます、コレです。 ![]() posted by (C)千徒馬丁 オーソドックスなタイプからアマビエ付まで。 ![]() posted by (C)千徒馬丁 なんならもうたぬきがアマビエに差し替えられてるコロナ終息一点集中型もございますよ、と。 日本人ならば一度や二度は、オーソドックスなタイプの信楽たぬき巨大サイズを居酒屋の店先などで見かけているのではないでしょうか。 この信楽たぬきの置物は八相縁起を表していてカタチや持ち物にはそれぞれ意味があるそうな。 ![]() posted by (C)千徒馬丁 出典:信楽焼ってなに? | 信楽陶苑たぬき村 (tanukimura.com) この八相縁起の信楽たぬきの置物が真夜中にいなくなり子供を追いかけ回しては朝帰りするウワサは、だいたい近所の小学生の怪談話として伝播するのが主流です。 信楽たぬきは完全に暗くなってから爆走、塾で帰りが遅くなってしまった子供を追いかけ回したりなんかする、八相縁起とは程遠いホラーな一面を垣間見せている置物です。 ハイここまでが現実として存在する信楽焼のたぬきの置物とそれにまつわるウワサ話。 そしてココカラが私の夢の中のインタビューをもとに書下ろした本編デス☆ 現場は宮崎の片田舎(祖母の家付近)で、私の地元です。 住民だけが渡る名も無き小さな橋のたもとに野晒しにされている信楽たぬき。 実際の現場に信楽たぬきの置物が放置されている事実はありませんが、あったとしても違和感なく自然に溶け込んで佇むことが可能な雰囲気は十分にあります。 住民の子供たちの間では御多分に漏れずたぬきが夜な夜な子供を追いかけ回しているウワサは広まっており、幼児から中学生までが本気でビビッておいでです、夢の中では。 信楽たぬきはとてつもなく足が速いので、追いかけ回された子供はションベンばチビるほど怖い思いをする事が怪談話として語り継がれ、10歳以下は涙チョチョ切れで怖がっています。 そこで足に覚えのある私が故郷の子供たちのため、立ち上がった次第でございます。 私の記憶と当時の記録が確かならば、中学生当時に私は運動会で大会新記録を樹立しているハズ。 夜中に走り出す信楽たぬきと競えるレベルのポテンシャルがあるのです私には!…つっても16歳の時の記録で現在は48歳だけど。 ま・つまりは16歳当時の条件下で夢は進行していくとおもていただいて。 私は橋のたもとがよく見える見晴らしの良い祖母宅の庭に立ち尽くして時を待ちます。 祖母が庭に植えている野菜を生でムシャムシャ食いながら時を待ちます…食う必要があるのか。 これから待ち受ける徒競走へのエネルギー補給といったところか。 我が故郷は本気で真っ暗。 外灯は一切無く、星が無数に輝き、今にも手が届きそう。 今宵は満月の夜、いつもより畑のネギ坊主がハッキリと見えるゼ、トウ立ちの春よのぅ… と、ウッカリ畑に気を取られていたら橋のたもとの信楽たぬきに動きが!! 何やら黒っぽいシーツのような布を広げたかと思ったその瞬間、焦茶色のシュッとしたたぬきに変身し、物凄い速さでこちらに向かって爆走して来ます。 こっちに向かって走ってて良かった…逆なら出遅れてた。 爆速たぬきが私と横並びになるかならないかで駿足(16歳当時)の私もGO! シュッとした焦茶たぬきが追い回しているのは人間の子供ではなく、白いキツネです。 正確には、白い毛の着ぐるみのようなモノを身体に纏っている人間の子供を、焦茶色のたぬきの着ぐるみのようなモノを身体に纏っている人間の子供が追いかけ回しており、その着ぐるみのようなモノは「着ている」というようりも「付着していて剥がれない」といった形相を呈しています、しかもとても雑で汚い有様です。 夏毛に生え変わる犬のように所々が抜け落ちた感じで付着する焦茶色のたぬきの毛。 追いかけ回されている子供の白キツネの毛に関しても、同じような見た目です。 健康状態が心配されるほどに「抜け落ちている」もしくは「生え変わっている」そのようなカンジ。 見た目の事実に関しては衝撃的に獣感がリアルですが、重要なのはインタビューの内容なので外見はこれ以上の説明はしません。 駿足の私がたぬきを取っ捕まえて一旦静止させると、追いかけ回されていた白キツネ(の毛のようなモノを纏っている人間の子供)のほうは逃げていきました。 私が白キツネをすんでのところで助けたみたいになっている状況です。 ゼェハァ言いながら私はたぬきに提案。 「…ゼェ…ひとまず…ハァ…話を…ゼェ…しょうか…ハァハァ」 「いいけど?」 たぬき、息ぜんぜん乱れておりません、さすが。 さすがと言えるほどたぬきのコト、知らんけど。 つーか何も知らん、まだ何もインタビューしてないから。 たぬきの毛と一体化しているように見える人間の子供の年齢はキッカリ15歳。 確実に人間だそうで、地域一番の駿足の15歳の人間が信楽たぬきに扮する役として選ばれ、1年間たぬき毛を纏って白キツネを追い回す修行をするそうな。 朗報ですね、無差別に人間の子供を追いかけ回す信楽たぬきはいません。 ターゲットを絞り白キツネのみを追いかけ回す信楽たぬきがいます。 10月に始まる信楽たぬきの儀式の時にたぬき毛を特殊な接着剤で皮膚に纏うのが地獄の瞬間なんだってよ、宮崎の10月なんてまだまだ暑いから。 全国ベースでたぬき毛接着の儀は10月と定められていて、四月一日を「わたぬき(綿貫)」と呼ぶように十月一日は「けばり(毛貼)」なの。 春になる頃にはまだらに毛が剥がれ落ち、7月にはさらに剥げて見た目が悲惨になり、おおかた人間らしい姿に戻るのが8月。 人間の姿でもまだ2か月ほどは修行中の身ではあるのですが、この2か月間でやることの大半は次のたぬきへの引継ぎだから、修行ほどの速さの演出はいらないみたいで、速さの符号である毛の獣感よりは器用さの象徴ともいえる人間の見た目のほうが都合がいいので、毛は春頃からバンバン剥げ落ちる仕様になっているそうです。 追っている白キツネの年齢はキッカリ14歳で、これは次のたぬき候補たちで複数名いるんだって。 お稲荷様に祀られている白いキツネに扮する役で足の速い14歳の人間が候補者として選ばれるらしい、今年は2名。 さっきから白キツネ白キツネと完全にキツネ扱いしてるけど、本当は修行を積んだ霊狐の神の使いとしての姿なんだそうなお稲荷様の白キツネは。 この霊狐の神の使いに扮して14歳の足が速めの人間がお供え物の「京あげ」を咥えると、信楽たぬきに扮した15歳の地域一番の駿足に追いかけ回される。 白キツネが咥えている「京あげ」を取り上げることが出来れば信楽たぬきの勝利。 咥えたまま白キツネが日の出まで逃げ切れば白キツネの勝利。 これを1年間、毎晩行う。 というのが修行の基本内容となっております。 勝利回数が一番多い白キツネが翌年、選ばれし15歳の信楽たぬき。 逃げ切るスキルも持って信楽たぬきに就任する15歳も最強ながら、その最強信楽たぬきから逃げ切るルーキーがいるってのも凄いティーン揃いの地域じゃないか。 休みなく365日毎晩追いかけっことはキツい修行だな、とお思いのかたもおありでしょう。 心配ござらんよ、ソコは大人の知恵と配慮がちゃんと詰まった修行のようで、お供え物が「厚揚げ」だったり「うすあげ」だったりした時にはいくら咥えても追いかけ回されることはないの。 今後お稲荷様へのお供えは「京あげ」は避けていただいてね、しかしながら全く修行ナシてのもアレだからねぇ… んじゃ折半案として「京あげ」は週1ペースで基本は水曜日、祝日と被ったらズラすくらいの臨機応変さをみせる事でいかがか。 そうすると伝統として続けやすいかな、と思います。 時代に応じた変化は継承のためには必須でございますからね。 地域で足速めの14歳と地域一の駿足15歳による謎の修行の儀式があり、この修行によって得た足の速さは16歳で花開く。 16歳にして足の速さ最高点に到達したら最後、白キツネだった過去も信楽たぬきの栄光も記憶からは消えてなくなり、単なる人間として生きるのであ~る。 んじゃ何のための修行なんだよ!てハナシなんだけど、凡人として生きるための修行なんだってよ最初から。 サッパリ意味がわからず「へぇ~そうなんだ~」とはならないが、取っ捕まえた15歳韋駄天の信楽たぬきが「ずっとたぬきで走ってきた」と、別にカッコ良くないセリフを見事にカッコ良く言い切るので、私もわかった風の顔をして「理に適ってるな」と呟いてしまった…後に引けねぇ。 インタビューのどれをとってもむか~しむかしのフレグランスが漂う迷信チックな気配がプンプンするがしゃ~なし「ブッ飛んだヒト目線からの合理性があるのだろう」と自分を納得させましたので、皆さんもそうしてください候。 最後2か月の引継ぎでは何をするのかを駿足15歳に聞いたら「ホーフの使い方指導」なんだそうで。 信楽たぬきが動き出す時の様子を思い出していただきたい「何やら黒っぽいシーツのような布を広げたかと思ったその瞬間」に動き出すたぬきです。 黒っぽいシーツのような布が「ホーフ(予想ホーフのフは布と書く)」です。 感触は不織布とハリの無い和紙の間くらいの手触りで、スケスケ感は不織布よりもっともっともっとある、つかんでいるけどつかんでいる感じが全然しない紙っぽい四角の布、それが「ホーフ」です。 「フェルマータ」によく似た地模様が四隅にありました。 音楽記号「フェルマータ」は「程よくのばす」と表現するとても曖昧でわかりにくい記号です。 そのフェルマータ同様このホーフも「いい具合にかける」みたいな使い方だそうで、その感覚を身に着けさせる指導に2か月もかかるらしい。 出来るたぬきで数週間、出来ないたぬきでようやっと2か月でまぁまぁの仕上がり。 信楽焼のたぬきの置物にこのホーフを「いい具合にかける」ことが出来たら、白キツネを追いかけ回している間の置物を消すことが可能。 ホーフを扱え切れなかった場合はたぬきの置物に布を被せてるのが丸わかり(ホーフ透け透けだから)になってしまい、これは1年の任期中に2回以上あれば大変不名誉なことだそうです。 信楽たぬき修行もラクじゃないんだな、技術面にまで足枷があって。 以上、夢の中の当事者本人の生の声でした。
by yoyo4697ru980gw
| 2023-05-06 01:31
| +YOU WIN!!+
|
Comments(0)
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||