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ゆゆしき事態ですぞ、諸君。
いつの間にやら恒例行事と化してきたハロウィンウィンの写真撮影が、とうとう途切れます今年。 「まだやってないってことなんちゃん?」 「去年はとっくにやってたやん」 「ワンチャン31日にやるのかも」 「当日にやるって商業施設として失格や」 バレンタインデー当日の夜にはホワイトデー、クリスマス当日の夜には迎春、瞬間衣替えが出来てこそ商業施設です。 今年はありませんな。 おそらく、コロナの影響で。 イオンショッピンクモールのハロウィンフォトブースは、ハロウィングッズ販促イベントという側面を担っていたため、不特定多数の人々の(子供向けなのでとくに子供たちの)コロナ感染対策を考えれば、中止せざるを得なかったのでしょう。 いろんな人が被ったり持ったり付けたり着たり刺さったりする仮装グッズが用意されたら、そりゃ子供たちは被ったり着たりしちゃいますもんね。 仮装グッズを置かないとしてもいつどのタイミングで誰がドコを触るかわからない物を設置したら、消毒するのに人間を常駐させないといけなくなってくるしな。 Go toで行った旅行の脱衣所のカゴもバイキングの席も、使用後には消毒が徹底されるようで「使用後だとわかるルール」をいちいち守らなくてはならず、布団も自分で敷くタイプ。 Go toで旅行すると「旅行なのになかなかの仕事量やな」と思いました。 主婦にとって旅行とは日常から離れる行為であり、洗濯も掃除も料理もしないでよい空間で、誰かが洗ってくれた浴衣を着て誰かが作ってくれた料理を食べ誰かが敷いてくれた布団で眠る、そんな贅沢をお金で買っているわけです。 現在の私は処方薬の調整中によりすこぶる体調不良で、洗濯は1時間ほどかけてシワシワで干し、掃除なんて1か月に2回すればいいほう、料理は毎日のように鍋に野菜のぶつ切りを放り込んで煮る冬のメニュー「鍋地獄」です。 だから、Go toの旅行に出かけたほうが私は主婦としての仕事をしている、という日常を取り戻している旅になってしまうのです。 ウチにいるほうが恵まれていてお金もかかりません。 しかしほとんど引きこもってコロナを避けた生活をしていますので、Go toで痛まない程度には経済を回さないことにはウチにも生活費が回ってきません。 キビシイ選択の数々ですね、コロナのおかげで。 そしてコロナのおかげでこれまたキビシイ現実です。 恒例行事のひとつがなくなる。 しかし私は運とカンで生きている女。 旅先の旅館でお気持ち程度のハロウィンと遭遇する運に恵まれるのでございます。 バイキング方式のレストランでは、料理を取るのにいちいち使い捨て手袋、いちいちマスク、食事が終われば終わったことを知らせるプレート、と守らねばならぬルールがある食事。 コロナ対策も大変なんだな。 ルール説明をしてくれるスタッフが外国人で、日本語なんだけど英語風早口なのでちょっと聞き取れない。 「はい?」とか「ん?」とか聞き直しても、同じ口調で同じ説明を2回する感じだったので理解した風を装った。 「何てゆーてたん?」 「さあ?」 「わかってへんかったんかい」 「聞き直してわからへんから3回目きーても一緒かな、と思って」 「まぁ…そやな」 コロナ対策をしっかりしているけど、トングの数が足りていなかったので外国人スタッフに「トングをください」とお願いしたら、違う料理のトングで取ってくれようとするので待ったをかける。 「ストップストップストップ…そういう事ではないのね」 これは外国人感覚と日本人感覚の差だろうな、と思ってゆっくり説明する。 「このトングはきんぴらごぼうのトングね。ほら、トングの先がベトベトしてるよね、これは醤油ベースの味がついてるの。このトングでお出汁の味のおひたしはつかまないほうがいい。こっちはマヨネーズのサラダだからマヨネーズがついてるけど、このトングでおナスの煮びたしをつかむと、味がね、混ざっちゃうの。だからひとつの料理にひとつのトングが必要なんだけど、新しいトングの用意はありますか?それともひとつのトングで色々な料理を取り分けるシステムですか?」 外国人スタッフはハッとして「少々お待ちください」とパントリーに消えていき、今洗ったのだろうなァというトングを拭きながら出てきた。 「ひとつの料理に、ひとつのトングです」 「ありがとうございます。他にもトングが足りていない料理があるので手が空いたらチェックをお願いします」 「はい、わかります」 承知いたしましたて言いたいんだよね。 それくらいお察し出来るから問題ございません。 食文化の違いとか国民性とかもあるから、人種が違えばおもてなしのカタチは違うよね。 トングがないと思っているお客様に取ってあげようとするのが、外国人スタッフのおもてなしの心なんだと思う。 「ちょっと~前に行ったら写真に写っちゃうやんか」 「はいよ」 「見てごらん」 「あらぁ」 「どの範囲が写ってるかを理解してないとこうなんねん」 「ウケるな」 よけるつもりがあるなら撮影者より後ろにいてください。 はドリフで志村けんがやって浸透したじゃんけんの掛け声です。 「ほんま。運とカンだけで生きてるだけあるよな」 恥ずかしいコトなどない。 恥ずかしいと思う自分がいるだけ。
by yoyo4697ru980gw
| 2020-10-29 11:38
| +in much guy+
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