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アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~
「その胃下垂マジで治しないアンタ。俺も胃が落ちてたんだけど治したよ、体操で」
「体操で胃下垂が治るもんならとっくに治ってるわ、体操以上のことしてる毎日やのに」
「胃下垂を治す専用の体操っつーのがあんだよ、それしない」
宮崎弁の「しない」という語尾は「NO」ではなくて強くすすめている時の語尾です。

胃下垂だと食べても太らないからいいよね~てさんざっぱら言われてきましたが、皆さん勘違いなさってるのは胃下垂だから痩せているのではなくて、痩せているから胃下垂なのですよ。
お腹周りの筋肉量が少ないひとが落ちるんです、胃。
だからもし食べても太らない胃下垂になりたいと思うひとがいれば、まずはウエスト周りに筋肉も脂肪もなくなるように痩せてください。そしてくの字に折れ曲がらんばかりの猫背で過ごしましょう。胃が落ちる頃にはヘルニアやってると思います。

私の味覚は宮崎で作られたものなので、宮崎の薄味がクチに合うのは当然なのですが「こんなに一人前って多かったっけ?」てなほど、一人前が多いのです宮崎。
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_16010021.jpg
これ、ご飯を半分に減らしている一人前のチキン南蛮定食880円。
なぜにチキン南蛮定食にお造りがつくのだろう。
ココはまだマシで、海の近くの定食屋では、定食全てに焼き魚が1本つくらしい。
「焼き魚定食、ていうメニューはさすがにないよね?」
「あるよ」
「どうなんのさ、焼き魚はよ~」
「ま、その日の魚の種類にもよるけど、注文した人の話だとサンマ3本皿に乗ってたらしいよ」
「食えん」
定食には焼き魚が1本つきますて書いてて欲しいよね、てみんな言ってる」
サプライズ的な感覚なのか。


「このチョロギって食べたことある?」
「あるよ。まぅちんないの?」
「気にはなってるけど、食べてないねん。どんな味?」
「おいしいよ」
「アンタの感想じゃなくて、味の説明せんかい」
「ん~~~…梅?」
「梅?!」
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_16125575.jpg
「あ、ほんまや。カリカリ梅の味って書いてる。梅ではないんだよね?」
「梅ではないねー」
「梅の味…しかもカリカリ梅のほうか…カリカリって言わないかんほど梅の味に違いってあったかなぁ…まぁいいや、アンタ開けて広げてみて」
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_16172358.jpg
「はい。お~~~ほら、まぅちん!」
ニコニコしてチョロギを私の目の前で振る姪。
「なんなの?ほら、の意味がわかんない。アンタがチョロギ振ってる理由がわかんない」
「ラッキーチョロギだよ~!」
「ファーストチョロギやから、私。説明せぇ」
「時々2コ入りのあるんだよ、ラッキーチョロギ。いいことあるよ、まぅちん食べ?」
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_16205602.jpg
「うへーーーークチに合わん、アンラッキーなこと起きた…アンタおいしくいただいて」
「うん、わかった~」
ラッキーチョロギは姪のために存在しました。
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_16294248.jpg
チョロギって漢字があるんですね。

宮崎は何はともあれお漬物文化でして、とくにうどん屋では漬物が無料で添えられます。
ラーメン屋にも無料のお漬物がテーブルに置いてあるところは多いです。
しかし、うどん屋さんほど漬物に力を入れている店はないと思います。
漬物でうどん屋の人気が決まると言ってもいいくらい。
「まぅはこないだもうどんが食べられなくなったんだから、今日はコンブを食べないようにしないといかん」
94歳のおじーちゃんが44歳の孫に漬物禁止令。
「私は漬物を食べるためにトヨミに行ってるのよ。漬物にお金払いたいわ、うどん注文しない代わりにうどん代を漬物に払いたい。漬物でお腹いっぱいになりたいの」
「関西はうどんに漬物がつかないんだって。こういう風に種類もないんだってよ。だからまぅは漬物が楽しみで来てるのよ」
「ないのか…それはうどん屋か?」
うどん屋です。うどん屋にあるはずの漬物がない違和感は、宮崎人しかわからないんだろうなァ。
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オマケのうどん、有料。
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メインの漬物、無料。
モヤシナムル・昆布佃煮・キャベツ浅漬・高菜漬・壬生菜漬・きゅうりぬか漬け、たいだいこんな感じの日替わりで、食べ放題です。

「チョモくんとヒーくんは滅多に来ることがないから宮崎牛を食べさせてくれるってよ、じーちゃんが!」
「わぁ~~~~~っいっ!」
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_20352603.jpg
「ほの、引きっぷりが顔に出てるで」
「なんや、年上に向かって失礼やぞ」
「いやー…ぁ… … …」
「チョモは映えに忙しいねや。食べる前にはSNSで宮崎牛なぅの儀式が要るねん。アンタも大学行ったらわかるわ、これせんかったら大学卒業出来ひん。だからまだチョモあと2年も行かなアカンやんけ、儀式サボってたからな」
ジェラートなんて、店の前・食べる前・顔の横・食べてる最中の4枚でカワイイの演出せなアカンから、おおかた溶けとんぞ。

ごらん、ネットとは縁の無いおじーちゃんの見事なザ・食事。
運ばれたそばから食べる。
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_20595284.jpg
「これは、何ちゅう食べ物や?」
「アンニンドウフ」
「あ?」
おじーちゃん、耳とぉ~いからな。
「ア・ン・ニ・ン・ド・ウ・フ!」
「ん~そうか~豆腐か~」
「ま、豆腐の部分カスってるからいっか。じーちゃん気に入った?まぅのもあげるよ、はい」
「まぅも食え。おいしいぞ」
「まぅは甘いの食べられないよ」
「病気でか?」
「元気な時から食ってねーわ」
味覚が甘味を好まないだけ。
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_20595456.jpg
「この豆腐は甘くておいしいねぇ」
「杏仁豆腐だからね~」
「ん~そうか~甘煮の豆腐かぁ~」
メニュー名的には違うけど、解釈的には合ってるからいっか。

弟の同級生がシェフをしている店で、しゃぶしゃぶ&せいろ蒸しのお食事。
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_20595788.jpg
6人前頼んだんだけど、早速「これはサービスです」が出て来る。
「ま、こんだけ若いのがいたら食べるでしょ」
と最初は余裕で言っていたけど、どう考えても6人前以上のサービスが出ている。
「これ…サービス品って残せなくない?あとひとくち食べて」
「もう…もうこれ以上クチの中で刻めない…ほっぺたの両サイドにあるのが入っていかないんだから」
「ほら、早く食べないと。ソフトクリームの準備が出来てますから声掛けてください、て言われてんねんから」
「何?ソフトクリームの準備ってどんな準備?」
「巻く準備なんじゃないの?こう…クルクル~と」
「もうスタンバイして待ってるってコト?!」
「機械の前におるやろ、今か今かと」
「もう無理~~~~~~」
満腹って無条件にひとを幸せにするって、信じていました。
何にでも限度ってあるんですね。
食べ始めた時のこの笑顔が、
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胃がはち切れんばかりに膨らみそれでもまだ食べ物がある状況だと、こうなるとは。
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表情筋がイカれたのかな。

「あと食べてない物ない?アンタもうしばらく帰って来ないでしょ?」
「次に誰かが死ぬまで帰らんやろな」
「縁起でもねーな」
「私にそういう需要しかないほうが平和ってことや」
「それはあるね。あ!生ガキ!あれ夏しかないから。1コなら入る?」
「どんな大きさかによるけど…店が迷惑やん、生ガキ1コしか注文しない客って」
「知り合いのトコに行くから大丈夫」
ヤだ知り合い…なんか表情筋がイカれる予感がする。

「ほんますいませんねぇ…お腹いっぱいなんだけど帰る前にどうしても生ガキが食べておきたくて…1コしか注文しなくてすいません…1コしか入る余裕がないもんでお腹いっぱいで…」
保険かけまくりました、表情筋イカれたくなくて。
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「デカいっ!」
取り皿よりデカい。
無事に何のサービスもつかずに1コの生ガキを3人でおいしくいただきました。

宮崎の食はかように、量がすごいのです。


「おばちゃんも誘って子供らと食事行こうか、私おごるわ。どこか店決めといて」
「はいよ~わかった」
やもめ暮らし同士、高齢になり頼りにならない子供を持ってしまった宿命で、姉弟で安否確認くらいする仲にはなりなさいよ近くに住んでるんだから~と説得するための食事会を、私主催で開く。
私の父とその姉、ふたりの性格が合わないので今後の課題でもある我が家の高齢化独居老人問題。
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「えっ?!ココっ?!」
おばちゃん、固まる。
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「ねぇ、まぅさんがおごるって言ってなかった?大丈夫?高そうなんだけど」
おばちゃん、お金の心配。
「私の給料からさっきココのご飯代ちゃっかり抜かれたよ」
「へぇ…そんなに働いた?」
「この店レベルで働いた覚えはないけど、ま、足らなかったらタカボが払うでしょ。ねぇ、海鮮みそ汁だって~これ頼もうよ」
「そうねぇ、みそ汁いいねぇ」
アツの戻り ~お互い支え合って生きてる編~_d0137326_21433759.jpg
「何か今日のお造り作ってもらおうかのぅ」
「タカボ、あんなこと言ってるよ?!」
「いんじゃない?好きにさしとけば。自分なりのオススメがあるんでしょ。ウチのコたちが食べ切るから問題ないない。私たちは私たちで好きなメニュー注文しようよ。おばちゃん何がいい?」
「タカボは…勝手に注文してぇ…無職の娘がおごるって言ってんのにぃ…」
もぅおばちゃん注文どころじゃない。
私が払えないかもしれないご飯代の心配と、ろくろく操作出来ないiPadの撮影がわからなくて。
「おばちゃん…私、ココの手伝いのために無職になったけど、タカボに給料払ってもらうよ?世間的には無職だけど収入がないわけじゃないのよ?」
「私は…鉄火巻きを。」
全然きーてねぇな。

「こちら海鮮みそ汁です」
「えぇっっ?!」
「ご注文されてなかった…です…かね?」
「いえいえいえいえ、しましたしました。しま、したー…」
「…よろしいですか?」
「よろしいですよろしいです、間違ってないです」
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デカいわっ!みそ汁がすんごく手前にあるわけじゃありません。
お造りと醤油皿の真横にあるんですよ、みそ汁椀がうどんのどんぶりくらいの大きさなのです。
「おばちゃん、みそ汁がこんなサイズだと思ってた?」
「思ってない…ヒーくん、半分食べてくれない?」
「いいよー」
「じゃ私の半分をおばちゃん食べてよ」
「それだと私がヒーくんにあげた半分は、おかーさんの半分ってことになるんでないかい?私は多いままだね」
「あ、バレた?」

「伊勢海老あったかねぇ?伊勢海老のお造りはうめぇぞ」
「…えぇぇっ?!伊勢海老とか頼んでるよ勝手に!まぅさん大丈夫?」
「いんじゃない?孫に食べさせたいんやろ」
面白すぎるぞおばちゃん、いちいち確認するの。
もともと面白いひとだったけど、老化現象でさらに面白くなってる。
私の経済状況をどう思っているのだろう、出稼ぎで30万はカタいんだけどな。
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一同、若干生きている伊勢海老のお造りに湧き、スーパーモデルなみの撮影会。
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「タカボ!ココはアンタのおごりじゃろ?ね?」
とうとう私では伊勢海老おごれない計算になりました、おばちゃん。
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タカボ、全然きーてない。
さすが姉弟やな。
全然きーてない祖母サヨさんから生まれた紛れもない姉弟、血は争えねぇ。

「最後は伊勢海老のみそ汁になりますんで。おいしいですよ」
そのみそ汁のサイズもしかして…
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やっぱ、デカ~いっ!
「私ほとんどみそ汁で終わったな今日の食事」
「おいしかったんだけどね、でもあとでお腹空くよね」
「そだね。すいません、レタス巻きお持ち帰りで三人前ください」
甥と姪への手土産に二人前。
案の定、夜中にお腹が空く。
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買っててよかったレタス巻き、やっててよかった公文式。
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レタス、少なっ!
宮崎のレタス巻きはレタスしか入ってないんじゃないかってほどのレタスが入ってないとダメだろーーー!
みそ汁はあんなにたっぷりなのに。


「くっくっく…くっ…」
「何よ?キモチわる」
「だって…ひとみおばちゃんの語録が…ジワジワくる…」
「な?わかるやろ?あのひとがおもろいの。ひとみ語録はあとからクんねん」
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「このサザエ、中身入ってんちゃん?」
「ほ~ら!やると思った!おばちゃんもやったんだよ~お母さんも見たんだよ、みんな見るんだねぇ。」
「空っぽやったな」
「それは~サザエじゃなくて、さ・さ・え!」

解説が必要でしょう?後日、忘れた頃にクるからね、ひとみ語録。
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それはサザエじゃなくて、ささえ。
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by yoyo4697ru980gw | 2019-09-16 23:47 | +ミルニング+ | Comments(0)
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