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宮崎には「てげてげ根性」というものがあります。
休み休み・だっらだらと・適当に・適度に・中途半端に・いい加減に・いい塩梅で・ちょうどよく このようにたくさんの意味合いを持ったてげてげですが、なんしか根を詰めないことだけは確かです。 さて、アツの戻りのぶり返しが凄まじいですね。 お察しの通りこれから夏を思い出す記事がしばらく続くことになっているのですが、一昨日までの数日間すっかり秋めいてきてしまっていました本当に。 なんやったら上着を羽織ろうかどうかと深く悩んで、ここはひざ掛けだけして寒さに耐えよう今は!と決意しましたもん、防寒が早いと2月がツライですからね。 しかしアツの戻りがしつけぇしつけぇ、無事にまた戻ってきました。 最近の日本に四季ってあります?暑いか寒いかだけあるような気がしません? てげてげな季節ってのがなくなってる気がするんですよね。 ま、こんな使い方はしないんですけどね、てげてげ。 宮崎県内を転々とした18年間だったので、私には故郷と呼べる場所があっちゃにもこっちゃにもあります。 宮崎県は県北・県央・県南・県西のブロックに分かれるのですが、県南以外のブロックには住んだことがあるので、ブロックごとの方言の違いがわかる女なのです私は。 県南には住んでいないので、自分が知らない方言や言い回しが出れば「県南ですか?」と言えば当たる消去法で違いを認識できる似非コンプリート状態です。 同じ宮崎人でも、県西の人間でないと県西の方言である諸県弁(モロカタベン)は意味がわかりません。 宮崎弁そのものも他県民には通じないのに、諸県弁はよりいっそう通じないのです。 宮崎県の言葉なのに諸県弁は鹿児島人になら通じます。 方言って深いですよね。 では県北の二級河川『耳川』をご覧ください。 「死にかぶった」 死にかけたという方言です。 水深が深い箇所ではこのようにエメラルドグリーンに見える耳川ですが、水深が腰くらいまでの箇所ではその水の透明さに圧倒されます。 どこからが水面でどこまで陸地か、境目がおわかりになりますか。 見えている部分すべて水面ですのでこの画像に境目はございませんよ、ひっかけ問題でした。 稼業が鶏屋なので我が家ではいくらタダでも鶏肉は食べないんです。 食卓に鶏料理が並ぶことはありません、鶏屋なので。 通常は「チキン南蛮」は各家庭の秘伝のタルタルで食べるメニューなんですが、我が家に関してはチキン南蛮が「家庭の味」だったことはありません、完全に外食メニューです。 そして家族の誰も外食でチキン南蛮は食べません、タダでも食べないチキンをお金払って食べるわけないですからね。 だから鶏舎の仕事をしながらチキン南蛮を買って食べている私を見てオトンが言います。 「オマエは…どう考えも変人の部類やと思うからいろいろ気をつけろよ」 変人が気をつけたところで、と思いますけどね。 性格なんですかね、私はチキンをおいしく食べられます。 オトンはヒヨコから若鳥まで関わっておりますが、私はチキン南蛮を食べるトコまで関わってますから、娘のほうがその先までいっているのです。 平兵衛さんが作ったから「ヘベス」という商品名で世にアピールしていこうと日向市はしているみたいですが、この柑橘類を栽培する農家であった大正生まれの祖父母は「サンズ」と言っていました。 お酒に入れたり、魚や肉に絞ったり、ガムシロ加えて氷水入れてジュースもいいんですが、やっぱり一番はサッポロ一番みそラーメンに半分絞るのが最&高。 露地栽培では収穫期間は8月~10月までの3か月しかありません。 10月を過ぎても実自体は収穫できるのですが、香りが落ちますので10月上旬までにネットでお取り寄せくださいね。 ハウスものだと収穫期間は6月~11月までと長いのですが、露地ものをお取り寄せして洗って半分に切り冷凍保存するほうがおすすめ。 ちなみに画像は露地ものを農家から闇ルートで手に入れました、弟が。 全部弟が手配しているのでこんなにたくさんのサンズが無料なんです元払いで送ってきてくれるから、弟が。 宮崎には昔から沖縄の食文化がちょいちょい根付いているのですが、名前が違います。 ゴーヤはにがごりですし、サータアンダギーは油ドーナツです。 沖縄の食材が宮崎に来ると、名前がだいぶダサめになります。 おばーちゃんが定期的に「油ドーナツ食うか?」と聞いてきたはいいけど食べないと言っても絶対に作るから強制的に食べることになる、それが油ドーナツ。 おばーちゃん、孫たちに定期的に給油したい。 おばーちゃんの油ドーナツは時々トッピングが非常識。 揚げたての油ドーナツにグラニュー糖まぶして溶けかけたところへハチミツたっぷり。 お好み焼き屋のマヨネーズかってな具合ではちみつが何往復もし、パンケーキ屋も仰け反る甘さで出て来る日があるのです。 サータアンダギー、食されたことあります? もともと何もトッピングしなくても生地が甘いんです。 おばーちゃんのもね、ダサい名前になったサータアンダギーですから当然甘いのです。 それなのに非常識トッピングが破格のスケールですから、だんだら甘いです。 そんな思い出のある故郷の味「油ドーナツ」 「油ドーナツ」のほうがどんな食べ物か予想がつくと思いませんか。 サータアンダギーという名前を聞いただけでは、新しいヒーローの登場だと思うでしょうが。 「農家御用達の店、行ってくるわ」 「ドコそれ?」 「ブティックイナミツ」 「勝手に農家御用達にすんな!イナミツ堂な、激安の」 「ショーゲキの安さよ、言っとくけど」 「知っとる知っとる」 「あっこ私のUSJやから」 「テーマパークかっ!」 「売値?!底値?!ジョーク?!」 「全部疑問!」 「昔っからおもろいわ~あっこ。つぶれへんのわかるわ~」 「オマエみたいな客がいっぱい行くからじゃ!」 「農家ってヒマやからな、テクノロジー入ったからよけいに」 「農家御用達じゃねーって、だから」 農作業の途中で寄ったみたいなばーさんと、農作業に行く前に寄ったみたいなじーさんしか見たことないけどな。 これ一部だからね、柄。 左の縞模様のモンペは2種類ですよ、これ。 こんなにビミョーな縞の違う柄、入荷します?フツーせんでしょ~。 このくらいの細かさで縞模様だけでも10種類以上あるんだから。 モンペコーナーだけでハンガーラック3つ4つを占領。 モンペパラダイスだよね、2種類買いました。 久留米織の紬モンペ。 端数は忘れたけどイナミツ価格1着1500円くらいです。 ね? 売値?!底値?!ジョーク?! て思うでしょ。 これ100均でよ~く目にする洗濯ネット。 19円です。 ここまで安いと、何に戸惑うってPOPにね。 以前仕事でPOP描いてたから同じ字体知ってるのに、自分も描いてたのに「え?!これ10円?!19円?!あ、19円ね…」と脳内処理が一瞬混乱。 たいした違いじゃないですよ、10円と19円。 19円だったら買わないという選択はないですからね、どっちにしろ買います。 戸惑うとこがズレちゃうんですよ、19円はそんな価格です。 会社概要もチラシも探索もあるけど、カウントは0ですイナミツ堂。 ヘッダー画像はこの夏に私がボディボードをした伊勢ケ浜です。 波が小さいく小刻みに来るのでサーフィン初心者が練習をする浜ですが、ここの離岸流はばしいですよ。 穏やかな海なんて思っていたら大間違いですから気を付けましょう。 ここで泳ぐのなら真ん中で。 両端の岩場は湾になっているので引きの波の力が強いです。 離岸流は引き戻しの波が縦方向に2~30mですから、流れに乗ったり逆らったりせず真ん中に向かって横にそれます、それるまでは岸と平行に泳ぎ引きの力を感じなくなったら岸へ向かって泳ぎます。 落ち着いてさえいれば火事場のクソヂカラでこれくらいは泳げるみたいですよ、誰でも。 スラックラインの動画は一見の価値はあるのではないでしょうか。 ブティックイナミツの敷地内だろうな~という動画なので、イナミツ堂に行きたくなりますよ。 1枚だけある桜の画像をクリックしてもとくに拡大表示されるとかではないです。 私は関西在住の期間のほうが長いんですが、日向市の桜の名所の心当たりだけでも10や20はあります。 宮崎県内だと山ほどあります。住んでいたらもっと心当たりあるでしょうに。 行事情報を見てみましょう。 何の情報もないようですね。 ダムとマンゴーと自衛隊でしょうか、情報は。 昔から思っていたんですが、自衛隊のポスターはどうしてカメラ目線をしないのでしょう。 長らく自衛隊のポスターは一列に並んで明後日の方向を見ているという構図でしたが、今はそれぞれが一列に並ぶことなく明後日の方向を向くのですね。 個性を尊重する新時代ってカンジがします。 顔、自作(波平風)ですね。
招いている部分だけあればいいという考えだと、こういった選択もあるんですね。 招き猫の腕がよくぞピッタリ顔にくっついてた、よかったよかった。 顔から離れて招いていたら腕だけで事足りるって考え方になるんでしょうから。 招き猫の腕だけがチンアナゴのようにポコポコ出ているトレイになるところでした。 読みやすさを優先して腕と書きましたが、右前足ですたぶんネコ的には。 「見てまぅちん、やさし~!この店やさし~ぃ」 姪がいたく感動しきりのメッセージ。 それが、躾です。 小さいから子供はわからない、というのは子供を見くびっています。 小さい子供こそ今この瞬間のことしか見ていません、この瞬間の躾の積み重ねが思春期に活きてきますよ。 優しさに甘えるとロクなことになりませんからね。 強さにもいろいろあるけど、とにかく強くします。 「もし口内炎をぶり返すようなら、体質改善にこちらの液体を…」 私が中年だからそろそろ閉経前で女性ホルモンの減少を予想し、肌荒れだったり髪のパサつきだったりを見、デンタルクリームがきっかけとなっておすすめしてるのだと思うのですが、私の口内炎は難病による免疫力の低下と過剰なアレルギー反応によるものです。 口内炎が出来ていない期間は年間で数週間しかございません。 私が知る重症患者のすべてのひとが、口内炎を口内に3つも4つもこさえながら闘病しています。 何をしたら治るとか改善するとかではなくて、一生うまく飼いならしていくという病状の人間がデンタルクリームを購入しています。 健康補助食品をすすめられることがイヤだってことじゃなくて、すすめられるとふと思うんです。 ホルモンバランスが崩れがちの中年女が口内炎の薬を買っている外見をしているんだな自分は、と。 ここ5年ほど、デンタルクリームを買うと液体や錠剤や漢方を時々すすめられることがあって、自覚するんです。 老化現象が身体に現れ始めた女に見えるんだな~て。 毎日の処方薬の服用、レントゲンやCTで脾腫の確認、血液検査、そんなことをしてる人間が薬局でデンタルクリームを買っているだなんて思いもしないですよね。でもいるんですよ結構。 あなたの周りにも普通に生活していてたまにとんでもないことになってしまう難病患者がいるんです、じつは。 指定難病は令和元年7月現在333疾患で、この先も増え続けるでしょう。 最近では「難病」と聞いてイメージするのとは違う「難病患者」がいるのです、医学は日進月歩ですからね。 口内炎がいくつも出来るか、治ったらすぐに違う口内炎が出来ているか、その2つともイエスかどうかをレジで質問してはいかがでしょう。 当てはまるひとにはマズそうな液体じゃなくてまずは精密検査をすすめてくれる町の薬剤師さん、そういう役割のほうをやってほしいなと思う今日この頃です。 「昼ごはん食うていくか?何が食べたい?」 「チキン南蛮」 「オマエまたか?イマドキどこでもチキン南蛮くらいあるじゃろ~」 「あるよ。ウチの近所のスーパーでも売ってる。でも、関西のチキン南蛮は不正解に気付いてない。26年気付てないからもうこの先も気付かんと思うわ」 「そ~か~。んじゃ、ここにするか」 「定食屋」 「わ!今日のランチ、チキン南蛮やって!」 「どこの食い物屋でもチキン南蛮は置いてるぞ宮崎なら。お父さんは自分から食べようとは思わんから確認したことはないけど」 そういや宮崎市内の蕎麦屋でも一品物でチキン南蛮あったな。 さすが宮崎、ちゃんこ屋みたいな名前でもチキン南蛮を出す。 しっかしまだ我が父が私に対して自分の呼称を「お父さん」と言うことに驚きです。 自分の子供って意識なんだね、私44ちゃいなのに。 37歳の弟とケンカしてる時には「俺は」て言ってたけど、あれは対等なんだな。 「ここのチキン南蛮もおいしかったわ~。宮崎はドコでチキン南蛮食べてもハズレはないな~。ごちそうさまお父さん」 まだ対等じゃないからおごっていただきました、年金もらってる69歳に。 「写真撮ってもいいですか?」 「何を?何の写真ですか?」 「商品の写真を」 「どうして…ですか?何をするために?」 「ブログに載せるためですけど、ダメですか?」 「いや…それはどういったブログで?」 「個人の趣味でやってるブログです。あとで団子もちゃんと買いますけど、ダメです?」 「そのブログを教えてもらえるなら…いいですけど…」 「わかりました教えます」 宣伝費を使って宣伝するより勝手にクチコミで拡散されるほうが私だったら助かるな~て思うけど、なぜか浮かない顔と怪訝な反応を見せる私のお気に入り「はせがわだんご」学生の時から食べています。 「それで、ブログはどのように教えます?口頭ですか?それとも書きますか?ブログタイトル?URLを書いたらいいですか?」 「もうそれは…もういいです…」 正直言うと写真撮っていいですか?から同じやりとりを2月にもしているのです。 また同じ反応だな、と思いながらすすめたのです同じセリフで。数年前にも同じ反応だったので。 数年前は30本買ったからブログを教えなくていいことになったのかもしれないので、2月は20本にしましたが教えなくていいと言われました。 今回は5本減らして15本にしてみましたがやっぱり教えなくていいそうです。 本数は関係なくレジを打っている間におばちゃんの気が変わるのだと思います、てげてげ気質だから。 宮崎に滞在するとはせだんは必ず食べるので、写真撮っていいですか?からのくだりは毎回やって、いつか「いいですよ~どうぞどうぞ~」と愛想よくおばちゃんが元気に言ってくれる日まで続けたいと思います。 私が学生の時に足繁く通っていた学校の近くのはせだんの店舗はもうありませんが、そこのおばちゃんの愛想の良さは天下一だったから、なによりも愛想の良さがはせだんらしさだと私は思うのです。 商売人のマチ大阪のどの店と比べても、まだあのおばちゃんに勝てるひとはいないくらい人柄が漏れ出る愛想の良さ。それがはせだんの魅力です。 日向はSまみれ。 すばらしい正解のチキン南蛮 サンズはすばらしい酢になる柑橘類 すこしダサいサータアンダギー「油ドーナツ」 ショーゲキ価格イナミツ堂店主スラックラインは必見 そんな日向市(画像には一部県西アリ)はS10コでご紹介しました。
by yoyo4697ru980gw
| 2019-09-16 01:23
| +ミルニング+
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