2014お花見

薬の副作用で吐き気がするので少し寝て、若干のめまいを感じながらUVミルクを顔に塗っていると鼻血が出てきたのでティシューを突っ込んで着替えをし、花見に行って来た。こんな最悪のコンディションで花見に行くバカは、日本中探しても私しかいないだろうと思う。
支度が出来たひー坊が「どう？鼻血止まった？」と心配しているようなので、「ちょっと不安やから箱でティシューを持って行っとく」と言って安心させる。今の私が息子に安心させられるのは、鼻血を出さないことではない。出た鼻血をいかに止めるかである。

何もこんな体調の時にわざわざ行かなくてもと思うだろうが、桜はすでに散り始めていて時間がない。そして私にも時間がないのだ。いつ大学病院のベッドが空き明日から入院出来るなんてな状況になるやもしれんのに、私の体調のベストを待ってはいられない。急に激痛に見舞われた時の鎮痛薬である医療用麻薬をバッグに詰めてレッツらGO!!

交通手段は自転車なので、着いてすぐに疲れる。

寝転がって見る桜はこんなカンジ。

大変に奥行がある。

花びらが散る中の食事。

食後のデザート。

薬ＢＯＸを取り出して私はよりどりみどりの薬の中から、毎回「どれにしようかな～」と言うが、基本的な薬の服用はもちろん医者が決めている。私が勝手に微調整出来るのは医療用麻薬で、これを痛みの程度を見極めて自分で飲むタイミングや量を決める。
ちなみに一番右の上がおいしい麻薬オキノーム。甘い。効き目も優しいので携帯薬。あとの二つの医療用麻薬は効き目が激しく、副作用も意識を失くしたりして危ないので、家でのみ服用および挿入。だから持ち歩かない。

自転車でけっこうな距離を進むこの公園に来たのにはワケがあって、公園の整備がされ何か楽しげな遊具的な物体が設置されているのを見ていたので、それで遊ぶためにやって来た。
チラ見した時に、幼児がクルクル回していてなんだろうと思ったので、その真相を確かめるために。

これが、件のクルクルの正体。
健康運動器具的な物が、公園にあるようだ。

肩ってどうやって鍛えるのがいいのだろう。

目的はこのクルクルだったので、あとは花見をやればいいのだけど、健康運動器具は次々と並んで設置されているので、なんとなく先に進んでしまった。


ジワジワ、いく。

精一杯とはこうゆうことを言うのだ。


なんだろうか…んー…ゆうに言われぬ手応えの無さがあるサイクルだ。

何がスゴいってさぁ

パラレルバーの影まで描く必要はないのに描いてるってトコがスゴいよね。

ひー坊のヘタレぶりも相当スゴい。

低い位置から番号が付いているナナメのバー。

ひー坊は２でもうアウト。

３をハズした瞬間。

子供が寄ってくる。

注意しても聞きゃしない。

私この体勢って脾臓にあんまよくないと思う。
「わ～～～何アレ？？？」

背のばしベンチツボ押し付で反り返ると見えるイガイガの木。

「ヤバいなひー坊…痛くなってきた…」

バチ、当たる。

寝そべって休んでいる私の向こうで、少年草野球ちっくなことが始まる。

飛んで来ないだろうな、ボール。
当たり所によっちゃぁ死活問題なんだから。

直撃するよ、場外ホームラン打たれたら。