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職場の先輩だけど年齢が一緒だからと何かありゃぁフってきていたまーちゃんが、このところ私との会話の途中で黙る。
「はっ…ウチ黙るわ千徒さんの前では。だって悪口書くやろ?」 「悪口ぢゃナイですってば。」 土曜日の休日出勤が月一度。基本的に私は出て「誰かひとりをプラス」という二人体制のようであるが、就職した最初の土曜出勤に出た後で、いろいろと土曜日がたてこんでしまい10月まで出勤していなかったのである。だから10月の土曜日が2回目で「誰かひとり」のプラス人選がたまたままーちゃんであった。そのうち慣れてくれば一人ということもあり得るハナシであるという。まーちゃんはひとりで歌ったり、寂しく独り言のボリュームをあげて「作業」という名の休日出勤をこなして来た経験を持つ。 「イヤやなぁ…ひとりで作業…だって私の作業って…電卓やもん…余裕があれば出品?…いやいやこうゆう時間にこそ普段ちっともやれない表を作ったり?一気に精算を片付けられたら…そっちか…どっちにしろヤだひとり…」 そんなコトを呟きながら、一番苦手な精算・伝票処理と金曜から取りかかっている仕事をする。おおかたひとりで行動しているので一匹狼タイプに見えている私は、その実とっても寂しがり屋である。しかし誰も信じてくれない。それなのにどうやら私の仕事内容は一匹のオオカミである。その時々の穴埋めをするような、仲間のいないポジション。 あまりに覚えることや取りかかることがありすぎて整理出来ないまま次の仕事が増え、基本的に「明日あったら便利な資料」みたいなものは夜な夜な家で作成している現状が続いている。会社の保存用の表とかは家で作って会社のメールに送ったりなんかして。会社で開くと表の色が変色してパステルピンクがビビッドなピンクになっていたりする。そうか…色に無理があったか…惑わせてゴメン…という気持ちで渋くなった表に列を挿入。家のPCではもちょっと可愛かったのに…と思ったりね。 電卓をはじき一番の苦手作業である経理をしていたら、いつもはPCで作業をしないまーちゃんがしょっちゅうPCをいらっては別の部屋へ移動し、また戻ってはPCをいらう。違う所で作業をしていて途中でまたPCの前に戻る。 私たちはそれぞれにやっている仕事内容が違うので、仕事上の共通話題があまりない。そこでトシが一緒だとか高校の学科が一緒だとか、そうゆうことで過剰に仲間アピールをして「ねぇ?まーちゃん?」とフってきた。しか~しそれをまーちゃんが「だーかーらートシが一緒やからってもぉええって~っ!」なんてごっつい冷たく私を切り捨てるんである。その怨み辛みをブログで書いているという事実を、世間話のひとつとして会話したのが土曜日のことである。 日記を書いてるって感覚でブログをやるわけで自分の日常を書くんだけど、当然働いていれば会社のコトもネタにする機会は増える。ここで働いてるスタッフではダントツまーちゃんを勝手に登場させている、と。 「許可は取ったりしないわけ?」 「ええ、とくには。勝手に書いたもん勝ちですもんねぇ?」 「ウチの何を書いたんよ~っ!」 「何って…私たちの会話ですよ、単なる。『今スルーしたでしょ?』『バレたぁ?』とか、そうゆう…」 「それ、そのブロク、教えてよ」 「イヤですよ悪口書いてるんやから絶対に教えませんよ」 「え~~~~なんでよっ!何をそんなに悪く書いてるん?」 「ウソウソ、悪口ぢゃないですよ。あったことを書いてるダケですけどぉ、ブログを教えるにあたって鉄の掟というのがあって…」 「守る守る、守るや~ん」 「ほんじゃウチに私のコーヒーをいれに来ていただかないと。しかも3回以上。」 「はぁ?!じゃぁ千徒さんのブログ知ってるひとって3回以上コーヒーをいれた人ってこと?」 「そうですよ、だからごっつぃ少ないです」 「私ここで千徒さんにコーヒーいれてるやーん!何回いれたよ?あと何回いれたらええのよ~!」 「あぁ…そうですねぇ…いっつもまーちゃんにいれてもらってましたねぇ…」 「やろぉ?3回以上いれてんで?」 「そうでしたねぇ…まぁ…まぁじゃぁ…そのうちに…」 「あ、『そのうちに』て絶対あれやろ?教えへんつもりやろぉ?どんな悪口書いてんねん…」 「悪口書いてるから教えへんよぉ~ゆうてホンマに教えへんっていう付加価値みたいなもんでハクをつけたい…みたいな。少人数にしか教えてない、的な?…だから本当に悪口を書いてるってわけじゃなくて、誰に教えたっていいんですけど、もったいぶってるだけなんです。」 「なんなんそれ…。じゃぁ知らないひとが読むとかはないわけ?」 「…いやフツーに公開はされてるから検索ワードとかでひっかかれば飛んでくることはあるでしょうけど、まぁそれで飛んできたからといって定着してしまうようなブログには仕上げていない自信がございますんでねぇ。アラシ以外には人気のないカンジで。」 「なにソレ…」 「少人数制ですね」 あ・ちょっとええようにゆぅたな、今。レア感…的な? 13時までの仕事の中では「時間配分をやって仕事をこなす」それが出来るといいね、とまーちゃんが言う。 「そんなんねぇ…時間配分やれるんやったらとっくにやってますよっ!私何ヶ月アタフタしてると思ってんスかっ!わからへん仕事を教えてもらおうと聞きますやん?説明きくでしょ?その説明中に『あそやそやソレやるんならついでにコレな』とかって、次から次に違う仕事が追加されてる状況で、いま自分がやってることの把握が出来ないってゆぅか、区切りがドコかわからんってゆぅか…」 「それはだから…することを書き出して優先順位をな…」 「見てくださいよ見てくださいよっ!ほら!書いてますねん!!ほら、消していってるでしょう?4コめの仕事で疑問が出来たとしますやん?これを聞いてる最中になぜか3コくらい仕事が増えてますねんってば!」 「書いてんねんやんか~ふぅ~ん…」 「…他人事やと思ってるでしょう?」 「だって、他人事やもん。」 「ですよね?まーちゃんてそうゆうひとですよね?」 「わかってんねんやんか」 「わかってますわかってます・いいですいいですいいんです!」 私は自分の仕事を“今日の区切り”だけを見定めてせっせとやった。なんとかどうにかなり、月曜日にやることの段取りを書き出していると、まーちゃんがモノトーンの紙が挟まれてしかもちょびっと出ているCDを私の横に置き、言う。 「はい、千徒さんの分。」 「これ…漏れなくですか?」 「そう。だって木曜日にしといてなって言われてんから。これも私のちゃんとした仕事やねんから。」 それは、詳しいことは知らないが社長のビジネスである「トウホウシンキ」という韓国のアイドルのメンバーのなんちゃらの日本未発売のCD。事務所スタッフが聴いて感想を?芸能に疎い私は…このCDを聴くだろうか…。 「ほな…もーときます…」 重要書類を金庫にしまうため、まーちゃんがいらっていたPCの前を通った時、山と積まれたコピーCDを発見。全部、モノトーン紙がちょびっと出てる。 「まーちゃん…めっちゃ焼いてますやんっ!!」 「だって平日なんてコピーしてられへんやん」 「さっきから…コレだったんスか…えらいなんかキュルキュル音さしてるなぁ…と…」 「どうせアレやろ?千徒さんからみたら私のやってる仕事なんかCD焼いてたんかいっ!とかそんなんなんやろ?」 「ゆぅてませんやん、そんなん一言も。」 「でもおもてんねやろ?ほんで書くんやろ?悪口。」 「帰ったらミクシィでつぶやくダケですよ。私が電卓をせっせと打っている間中まーちゃんはCDを焼いてやがった、て。」 「ほらやっぱり書くんやん!」 「と、ほざきやがった、て。」 「だってコレだって私の仕事のひとつやねんから!」 「と、言っていた。」 「もー…黙ろう…千徒さんの前では黙っとこう…」 と、言っている。 それでなんか急に、まーちゃんが私の前で口を開かない。 寂しいなぁもう…アタシ寂しがり屋さんやのに☆
by yoyo4697ru980gw
| 2010-11-03 14:53
| +in much guy+
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