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「こないだ朝、すれちがったけど気付いてなかったやろぉ?」
短足がヒー坊に確認した。 「そうなん?アンタぁ短足はアンタからしたら先輩やねんから、先に気付いて先に挨拶すんねんで?それが上下関係ちゅうもんや」 「すれちがってない・すれちがってない!」 「うそやんっ!すれちがったやん朝!目ぇ合ったやんか~っ!」 「目、合ったらしいで?」 「えー…えー…合ってない…合ってないのに…」 「合ってないらしいで?」 「えーーーーー…じゃぁ…気付かれてなかったん?」 「んー…ゆっちゃ悪いけど短足ってな?印象が薄いねん。キャピってるわけでもないしさ、背丈も顔もおとなしいから目立つ存在じゃないことは確かよな…私もさぁ短足が『まぅちゃ~ん!』ゆぅてわからんってことはないけど、自分から短足に気付けるかゆぅたら自信はないわ」 「えー…ヒドイ…」 私もまさしくそっちの「薄い印象タイプ」で、黙っていたら誰にも気付いてもらえないほど奥ゆかしいったらありゃしねぇから、ひとつアドバイスしよう。服や持ち物を派手にしな。派手っちゅうても「ゴージャス」とか「きらびやか」とかの派手ぢゃなくて「何アレっ?!」ていう派手さ。 ボンブー魂をお持ちの短足は、本人自ら「みんなDE盆踊り」の情報を掴み、私に「行くん?」と確認してきた。私たちはもちろん行くに決まっていると返事。その第一回目「みんなDE盆踊り」は、ホンマに短足も参加。来るねぇ~!今まで数々のクラスメイトを誘ったけど「行けたら行くわ~」て言っといて「行けるのに来ない」っていうパターンだったからね。一回目から来るなんてもうずっと来そうだな短足、将来有望。 しかし残念なことに第二回目の「みんなDE盆踊り」が、チョモの「去年のリベンジをかけた通信のひとっ走り」と重なり、我々が参加できない可能性が高いのだ。 第一回目ボンブー19時現地集合で合流した短足に、私は開口一番こう訊いた。 「何回目でヒットしたぁ??」 「もーっほほぉ…4回目…3回間違えたし…『ほんっっっとスイマセン!』て同じ人に2回かけて3回目はケータイやってauお留守番サービスにかかった…」 「きゃっきゃっきゃっきゃ~♪やるや~ん!たんそくぅ~♪」 「最初の電話のひとに『短足です』って名乗ろうとしてん。いやちょっと…て思って間違ってたし名乗らんでよかった~」 「ぅわ~名乗ったらよかったのに~♪『短足ですけど…』『それはそれはお気の毒さま』やんか~おもろいやんけ~」 「もぉ!おかーさんが『コレ』て思う番号を電話してきて言っててさぁ…そんなに番号が書いてるってことは知らんかった。間違ってんねけどーって電話したらおかーさんが『ソレやからっ』とか言って機嫌がどんどん悪くなるしさ~…怖いねんからぁ…」 「はっはっは~♪だっておかーさんがどっか行ってるって知らんかったし、それは悪かったわげめんげめん」 みんなDE盆踊りに行くかどうかの確認を当日にするのに「部活から帰ったらメールして」と短足はチョモに伝えていたらしい。短足もチョモもケータイは親との共有。チョモは当日、強化練習のため陸上レベルの高い女子高まで出張していて帰宅時間が定かでなかったので「じゃぁ帰ったらメールするわ~」と言い残したがその時間が17時とかそんなんやったかな。そしたら当日、短足オカンはケータイを持って飲み会に行ってしまった。私は短足とやりとりをしていると思い込んで、飲み会中の短足オカンからの「家の電話番号を教えて」に対し「64836152400576937232345880978691 さてどれがヒットするかなぁ??」と返信。いつまでもヒットしなかった。30分ほど経過してから「なかなかヒットし~ひんなぁ~最初の7桁やで~」と答えを教えて差し上げたらやっとこ電話がかかってきて「もぉ~~~~おかーさんがおらんから今、電話番号を調べまくってたところ~…」と泣かんばかりの短足。トライしているトコがスゴい。だってこうゆうおフザけに本気で付き合ったひと、今までひとりもいなかったから。付き合わなかっただけでなく縁を切られることしばしば。短足オカンは飲み会の最中に自宅に電話して娘に「こんなメールがきてるけどぉ?」とイヤイヤ報告し続けたらしい。うーん…たぶん私、短足オカンにだいぶ嫌われてるだろうけど、一方的に大注目の親子である。 短足のノリかたってすんごく積極的なのに結果が出なくてあたふたするおかしみがあるじゃないの。 攻めてんのにハズした、といったおもろさがあるなぁ。最高のノリだなぁ。天然の女神様が憑いてるカンジ。 「まぅちゃ~ん、一緒にプリクラ撮ろうや~」 「プリクラなぁ…ええけど…私と撮るプリクラって…短足が思ってるプリクラとは違うと思う」 「何が??」 「フツーに~とかカワイく~とか、そんなん撮らへんで?ヘンなのしか。」 「ヘン顔?」 「ヘ・ン・な・の。目鼻口全部開き切ってるとか、みんなで横を向いてるとか、カメハメ波出してるとかハゲてるとか溶けてるとかダレてるとかピヨってるとか、そうゆうの。」 「えぇーーーーー…」 ん。 反応としては至極普通だと思う。 短足、電話番号はあんなに積極的に攻めたノリだったのに。 「今度は私も甚平…持ってこ~かな?」 「持って…?着てきたらええやんめんどっちーいちいち着替えんの?」 「だって…着てくんのは恥ずかしい…」 「短足…魂が足らんな。ボンブーの第一礼装はコレやで。あたしらは常に夏の間コレやで。今日もとくに目立つ河原をコレで練り歩いて来たんやから」 「すごいな…知り合いとかに会うんちゃん?」 「うん。アレ中の生徒とすれちがったで?」 「えっ?チョモとか恥ずかしくないん?」 「え?何が恥ずかしいの?昨日の夜から着たくて着たくてしゃ~ないのに。それがボンブー魂やで?魂のレベルがちゃうねんなぁ…盆踊りは恥ずかしいと思ったら負けやからな。恥ずかしがりながら中途半端にやるのがいっちゃんアカン」 「そ…そうやな…そうやな。恥ずかしがってるとダメやな」 「あ?着てくる?甚平??」 「いや…持ってくる」 もしかして短足、数字のみ積極的に攻めるのか?? 「着てきたらええのに」 「着るのはちょっと…」 「低いのぉ、魂のレベル。でも7月のは来られへんと思うねん。時間的に来れんことはナイねけど、体力と気力がなぁ…」 「もし来るんやったら連絡ちょーだいよ、私も来るから」 お?攻めか??短足のノリにチョモ反発。 「無理やって~!競技場が遠いしな?しかも走る前のアップが1時間やねん、炎天下で。ほんま帰ったらぐったりするからな?半端なく疲れまくるねんって!」 「行く前にメールするわ、行くんやったらな」 半分以上は行くつもりである私と、通信で自己ベスト更新を狙っているチョモの意見は割れる。 「ホンマに体力を使い切るねんってば!!無理やって!そんな体力ないって!!」 「7月のヤツは途中で来てもいいで~」 「遅刻かぁ…そやな…アリやな…。家出る時に『行くで~』てメールするわ」 「無理ムリ無理むり~~~~~っ!」 時間にさえ間に合えば、お前は行くさボンブーに。 何故なら、どんなに疲れどんなに気力を失っていようとも大音量でかかる音頭に反応し、太鼓の振動に共鳴しちゃう…それがボンブー魂を持っている者の悲しい性だから。 去年お前は同じように私に言ったじゃないか、試合後のボンブーなんて踊れないと。じゃぁ夕食を作って置いておくから身体を休めなさい、ヒー坊と私は行くからサ。そう決まって夕食を準備。今まさにボンブーへと出掛けようとしている私たちに、試合後の疲れた体で自転車のペダルを高速回転さして帰って来たお前の第一声はこうだった。 「鳴ってた鳴ってた~音楽・音楽!太鼓・太鼓!やってたやってたで~ボンブー♪」 「だから今から行くんだって。アンタの夕食とむぅのが作ってあるから。じゃぁね~」 「待って~一緒に行くわ~!」 「身体休めるって言ったぢゃん、行かないほうがいいって、イヤだよ待つの、今すぐ行きたいねんから待つのヤだ!行こうヒー坊っはよ行こっ!待たされるから早く行っちゃおうっ早く出てっ!!行って~~~~っ捕まるぅ~~~っ!」 「待て~~~~~ぃい~~~~!!」 「ぎゃぁぁあぁああぁあああ!!やーめーてーっ!!掴むんぢゃない!掴むんぢゃないよっ!!現地で会おう・後で会おう。今は放せ掴むんぢゃない!現地で会おう現地でな。一分一秒たりとも待ちたくないから。な?放せコラ」 「お願いお願いお願いちょっとだけ待ってよっ!!音だけしか聞いてないから場所がわからんねんってば!!」 「音と振動を頼りに来い、お前ならやれる!いいから放せ~いっ!落ち付けっ!道連れにすなっ!!」 去年の夏チョモは結局「試合があるから無理~~~~っ!!」と言いながら、私が予定を組んだボンブーのほぼ全日程に参加した。参加するだけでなく、先輩と同級生に声を掛けまくりボンブー普及活動までしていたが、なかなかその活動は報われなかったな。 「めっちゃ楽しいやーん♪なんでみんな盆踊りしひんねやろ?なぁ?なんでぇ??」 「さぁ?なんでやろぉなぁ??楽しくないんかなぁ??こんなに楽しいのに?」 みんなが楽しさを見出せない盆踊りは「みんなDE踊ろう」を合言葉(若干ウソ)に7月も開催されますよ。北部まつりでかかる盆踊り曲のほぼ全部の踊りを、丁寧な指導の元で覚えることが出来ます。しかもちゃ~んと資格を持っているお師匠さんに教えてもらえて無料です。通常お師匠さんに教えてもらおうおもたら月1000円かかるんやで!ほら、お得に思えてきたやろ?ホンマにもぉ~関西人はトクに弱いねから♪ ほなら7月は3日ですからね、19時より重症体育館でお会いしましょう。 ボンブー連族長からの、お知らせでした。
by yoyo4697ru980gw
| 2010-06-30 22:10
| +mender!+
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