キリ番賄賂

料亭と言えば談合である。悪い意味での談合である。料亭では、すんごく悪い話し合いがコソコソと行われているのだ。例えば、「越後屋、お主も悪よのぉ…くっくっく…」「なになにお代官様には敵いません…むっふっふ…」ガサゴソっ「はっ!なにやつ?!」み~ちゃったみぃちゃった~セ~ンセにゆぅてやろぉ~(ここに出てきた『センセ』とは代議士を指します)ゆ~てやろゆ~てやろっ♪

そんなイメージで「千徒馬亭(ちとばてい)」という料亭をこさえました。私がもらった賄賂のご紹介です。しかし、賄賂を贈った方々は、私に見返りを未だ要求してこないのです。どうしたことでしょうか。私は見返りをたくさん用意し、要求時には即対応できるよう、万全の体制を整えているというのに、活躍の出番がありません。(千徒馬亭の「馬」を「うま」と読んで早口で、この料亭の名称を連呼してみましょう。)

大きな声では言えぬが先日、我が家のポストに賄賂が届いていた。階段下の、雨が降ったらビチョ濡れになる我が家のポストの幅ギリギリの郵便物が、留守の間にポストに入れてあったのだ。私はポストの扉を開けた時、しばし考えた。どやって、取るん?扉がはまる箇所の金具が邪魔になって平行には取り出せない。入ったゆぅことは、出せるゆぅことやろし…と考え、いや、まてよ、とケータイを取り出した。とりあえず写メ撮って、報告しないとな。「取れません、でもありがとう。」てはうはず氏に。さすが民営化されただけのことはある。国民を楽しませる気だ。

斜めに取り出し開けてみると、箱の蓋にメッセージがあった。箱の蓋にしか、メッセージはなかった。いや、箱の裏にもあった。息子が小麦粉ねんどつけた、と泣きが入り、小麦粉ねんどらしきものが付着していた。それにしてもカラフルなねんどの色だ。着色は食紅、赤15号・黄色3号・青7号・鉄人28号でなされたと思われる。
中身は多種多様なネタが入っていた。うまい棒入浴剤は乳たんぱく配合で、ゆずのかおりだけどたべてはいけないと書いてある。この入浴剤にはなんと10円玉ケースが入っている。10円玉ケースに10円玉は入っていません。と書いてある。なぜにはうはず氏はこの物品をチョイスしたのだろうか。私が10円玉を豊富に持っていて、持ち運びに苦労していると思っておいでかもしれない。あ、財布を持っていないと思っておいでなんだな。参考までに、この10円玉ケースには10円玉が62枚、入ることは入った。

福運暦が入っていたので、あまり読み方がわからないけれど、なんとかかんとか自分の運勢なるものを見つけた。地味でも着実に努力することが大切なんだそうだ。努力って、たいがい地味である。派手で行き当たりばったりな努力なんて、き~たことないもの。とにかくだ、地味に努力しよう。

そしてだ。釣りを趣味としてきた私に、コンパクト竿。これは、むーちん情報によるとかなりそそられる竿であるらしい。買おうかどうかを、釣り具屋さんで常に迷ってきたそうだ。迷った挙句に、買わない選択をしてきた理由は、この『ペン型携帯釣竿コンパクトロッド』、ペンにしちゃぁ大きすぎて、竿にしちゃぁ小さすぎるのだそうだ。大物狙いで投げ釣りを得意とするむーちんにはもう一歩、決め手に欠ける竿であるらしい。「んじゃぁむーちんはこの竿の何にそそられて毎回迷ってんのさっ。眼中にない商品やんけっ。」と突っ込むと、「いや、オマエにとって最高のプレゼントやで。よかったなぁっ!」と言っていた。むーちんの迷っている、そそられる理由とは、どうも「うっわ、コレ、まぅが欲しがりそうや…」ということらしい。そして、それを私を喜ばすために購入するのでなくやめちまうのは、「まぅにそこまでしてやる義務、ねぇし。」てコトらしい。私にこの竿の存在を教えたら、またねだられると思い、隠してきたのだむーちん。知ってたくせに。「ふぉっふぉっふぉっいいだろぉ~!」と見せびらかしていたら、じ~っとナキヒーがこっちを見ていた。…隠さないと。またねだられる。

はうはず氏との千徒馬亭での談合。
かれこれ何年になることか。
何年も賄賂を贈っていることがバレるといけないと思って、一応文中の送り主名にはモザイクかけときました。
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# by yoyo4697ru980gw | 2008-01-25 18:10 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)  

ダー…ミア…ン

TVで『13』という数字がアメリカでは不吉とされている、というようなことに関連づけた番組をやっていて、そのことについて伊茶右衛門と意見を交わし合っていた。
「日本じゃぁさぁ~『4』が『死ぬ』とか『9』が『苦しむ』とか??でも『44』とかなったら『し、合わせ』とかゆぅて幸せになるわけやろぉ??結局はさぁ、考え方次第でど~にでもなんのんちゃん?」
と私が屁理屈をこねくりまわしていると、そもそも『13』てなんで不吉なん?と伊茶右衛門。
「13日の金曜日やんか。シャンシャンシャ~ン…ハ~ンハンハ~ン…きゃぁあああぁああああぁああ~っ!!ジェ~イソ~ン!!!」
効果音まで入れてジェイソンになりきり、伊茶右衛門に向かってチェンソーを振りかぶってみたが、伊茶右衛門はそもそも『13日の金曜日』を観ていなかった。私は13日の金曜日にジェイソンがやって来てバッタバッタと人殺しをするんだ、という映画の内容を教えた。
「え?!映画のんで13日の金曜日が不吉やゆぅてんのん??どんだけ信じてんのっ?!映画ってフィクションやろっ?!」
「ちゃうやろぉ…13って数字が最初から不吉かなんかあって、ほんで13日の金曜日ゆぅたらごっつい不吉な日、ちゅ~のありきで『13日の金曜日』ってホラーを作ろうか、ていう流れちゃうか??」
「そうなん?」
「アメリカ人ちゃうから、ちょっとわからんわ…」
「じゃ、不吉な数字で全部映画作れるやん。」
「作ってるよ。6はダミアン。」
「なに?ダミアン。」
「悪魔の子ダミアン。6よ、6。オーメンって映画。おでこかどっかに『666』て書いてんねん。あれ?手のひらやったかな?いや、おでこやな、おでこ。666は、悪魔の子かなんかの印やから、書いてたら怖いねん。」
「怖いか??おでこに『666』やろ?おもろいやん。フィーバーっ!!」
「いやいや、怖いねんて。そうゆう伊茶右衛門がおもてるようなポップな『666』ちがうもん。ロク…ロク…ロク…ダー…ミアー…ン…。てな感じ。」
「やっぱ、おもろいでソレ。666、ダーミアーン!…やろ?」
「あ、もう、ええわ。これ以上説明しても、おもろくしかならんから。」
ホラーって、映像あってのモノだね~。おもろいダ~ミア~ンが気に入った伊茶右衛門は、オーメンや~ゆぅてんのんにラーメンにしてしまった。

「3…3…3… バ~ミヤ~ンっ!!」

そうだねそうだね、ランチどきを過ぎた3時33分くらいが空いててゆっくり食事出来るかもしんないよね、バーミヤン。
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# by yoyo4697ru980gw | 2008-01-24 22:52 | +in much guy+ | Comments(0)  

書初め

冬休みの宿題に「書」があった。いわゆる「書初め」というやつである。
4年生のナキヒーは「自由」という文字を書くことが課題。レフティのナキヒーは「書」は右手で書かねばならぬと教わり、慣れない右手で不自由に「自由」と書いた。バリアフリーでエレベーターまでつけといてからに我が校の「書」はまだユニバーサル化されていないようである。一方5年生は練習用と清書用、計6枚の半紙だけが渡される。文字は自分で考えなければならない。「二文字」とだけ決めて冬休み前半、伊茶右衛門はいろいろ考えているようだった。

始業式を前にした某日、候補は二つにまで絞られた模様。
「あ~…どっちしょ~かな~ぁ~…」
迷っているようだ。みんな、何って書くんやろぉ~??何って書くと思うぅ??と言うので、
「納税。」
と答えてみた。税の週間に、達筆な小学生が「納税」とか書いてるやん?あの印象しかないんだよね、小学生の「書」って。
「うーん…納税…違うな…」
二者択一で決めかねているのだけれど、参考までに意見を訊いて、どちらかの文字に近い二字熟語が出てきたらそっちにする考えかなんかだったのだろう。
「みんなは、そりゃなぁ…冬休みの宿題なんやし、冬とか正月に関係する言葉を書くんちゃうの?それが常識かもよ。」
と参考意見も言ってみた。
「正月に関係する言葉って何よ?」
「寝正月。」
「二文字やってば。」
「鏡餅。」
「画数、多い。」
「初詣。」
「えぇー…」
「福袋。」
「アカンアカン!そんなんフザけてるっおせきはん怒るわっ。フザけてるって思われないような二文字で冬休みの間に関係する言葉で、真面目なやつ。何よ?」
「訊く相手、間違ってないか?…私が真面目なことゆぅたためし、あるか??」
「…ないけど…。ないけど、大人なんやから何か思いつくやろぉ??」
「全然。」
「ひとつも?」
「皆無。」
「何かない?」
「撃沈。」
「も~っ、ええわええわ、もうええわ、きーた僕がアホやわ…」
「憤慨。」
「…フザけんなぁああぁああああっ!!」
「無理。」
「あ~もうイヤ…」
「勝利!ぃいっえ~いっ!」

そんなこんなでフザけている私のことをほっといて伊茶右衛門は、迷っている二択を口にした。
「あ~…どっちにしょ~かなぁ~…『友達』…うぅーん…『風呂』…ん~…『友達』やなっ」
おかしかねぇか?その二択。私はおかしいと思ったので、なぜにゆえに「風呂」が候補にあがってんねん、と突っ込んだ。伊茶右衛門はゆぅた。
「いや…『風』っていう字を入れようかなぁ~って思ったら、二文字で浮かんだの風呂やってん。冬休み、いろんな風呂、入ったやん?」
そりゃ「温泉」だっつーの。「風呂」に入ったゆぅてそのイメージは「銭湯」だろ?
「まぁ…でも風呂って…ちょっとな…やっぱ『友達』にしよっかな。」
そのほうがええ、そのほうがええ、と私は「友達」に賛成した。したが、始業式に「友達」の清書を持って行くとして、ちょいとボケといてもええやん、と提案もした。
「提出分、『友達』で決まってあんねけど~、「書初め、何にしたぁ~??」とかクラスメイトに訊いてやなぁ…ほんで伊茶右衛門は、「僕、どれ提出しよっかなぁ…どれもウマく書けたからなぁ…迷うなぁ…」とかなんとかゆぅて『友達』を最初に見せるねん、「友達」やろぉ~…?とかゆぅて次々見せてくねん。」
伊茶右衛門は一応、私の提案を最後まで聞いた。
「あ~これもウマいこと書けたからこっちでもええなぁ~『風呂』。あと~…『玄関』やろぉ~?『台所』。『洗面』。『土間』。ほら、段々、切なくなってこへん?」
「ぅ、ん、ん、んー…。まぁ…ヘチョくなってってるけどぉ…。」
「ほんで、最後に、あっ!!でもやっぱ一番ウマく書けたコレにしよっ!ちゅ~て、最後に『脱毛』。やっぱ、これかなぁ~♪て平然と言ってのけたら?」
「…。なんで『脱毛』なん…?」
「サゲやんか。」
伊茶右衛門はサゲの意味が掴めなかったようだった。
脱毛ってば、もう「しょ~がない」やんか~。
まともな、「書」が無い。
ゆぅて、一席ぶってみぃひん?と提案したが、丁重にお断りされた新年早々。
「まぅ…K・Y。」
と言うので、
「そうか…始業式は真面目にいくんか…空気読んで真面目にいくわけか…」
と肩を落としていたら、伊茶右衛門が私の肩をポ~ンと叩き、叫びながら遊びに行った。
「K・Y!K・Y!こっとしも・よっろしくっ!!」
あぁ、どうもどうも、KY。
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# by yoyo4697ru980gw | 2008-01-24 22:44 | +cool down run+ | Comments(0)