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それが親族

「ほーら!アンタたち!外から帰ったら手洗い・うがい!」
「は~い」
「それが風邪のモトよ!」
「じゃ~やらなーい」
「ちがう違うちがーう!手洗いとうがいが風邪にならないためのアレよ!」
「アレってナニ~」
「アレよね…モトよ。」
ひーねってこうゆうのしょっちゅうあるんだよね、言いまつがい。
言いたいことはわかるから日常に支障はないんだけどね。
「アンタ、ひーねにシンパシー感じるやろ?」
「シンパシーって?」
「同じモノを感じるやろ?」
「あ~ぁ…」
感じてないのか?
本人ではない私がこんなにもデジャヴかと思うくらいに感じているというのに。

「ちょっとーダウンの袖口が濡れてるんだけど」
「ンフフフフ~」
「笑ってごまかそうとしてるやろ?」
「そうよ。」
「言い切ったな」
「ンフフフフ~」
だんだんサザエさんみたくなってんな、ひーね。
祖父母宅である小林市連泊中、家事の全てを担ってくれていたひーねが、なんせ盆地で激寒なもんだから、茶碗を洗うのに私のダウンを着た模様。
そして袖口を折ってまくっていたはずなのに何故か袖口を濡らすというミラクルが起こる。豪快すぎるんじゃないか、ゆすぎが。
「私が着るより似合ってるよね、ひーね」
「そうよ。もともと似合うのよ、パーカー」
ダウンだけど。
フードだけをとって似合ってると言ってるわけでもないし。
「ねぇ、かえことしようや。そのダウン、私ぜんぜん似合ってないからさ」
高級品を長く着るタイプのひーね。
さて、どれ出してくるかな。
「う~~~ん、コレは?」
「いいねぇ。あのさ、最初に私に似合わないからいらないって言った白ってあれドコの?」
「ワールド」
「それもいるいる、売ろ売ろ」

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2着(6万円相当)と交換した私のもらいモノのダウン。
わらしべの元手ナシだからね。

「こうして、こう・こう。」

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何に使われるかわからないまま、借金ポーズをさせられるタカボ。
言いなりになる、それが親族。

このあとですけどね現在、仕事中の巻き込み事故により、親指切断の憂き目に遭っております。

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こんな写真をLINEに貼ってくるのに状況説明なんて一切しない弟。
そして指がちぎれかかってんのに仕事をしていて電話に出ないタカボ。
どうなってんのかな~、指、まだちぎれてないのかな~。

この災難を、ちょうど「ひとのためになる座談会をしよう」キャス配信中だったくっちゃんに言うと、ためにはならなかったようで、くっちゃんの名言が勃発。
「俺以上に俺のこと好きなひとが現れたら俺結婚するわ」
だからか、くっちゃんが結婚出来ないの。
そんなひとがくっちゃんの前に現れた暁には「最大のライバルは俺だからねぇ」という名言2まで飛び出す。それを標準語で言い放つところが絶妙に名言に彩りを添える。東京弁マジック。ドラマのセリフみたい。
工作中だったくっちゃんは、何かええことを閃いて叫ぶ!
「さすが俺!やっぱ俺、オレのこと好きだわ~!」
自分好きが止まんないね!
ココだけを切り取って文章にすると、あたかもくっちゃんが病的ナルシストのようですが、くっちゃんは正常なんですよ。
「自分を頑張ってここまで成長させてきてるんだぜぇ?俺、年々素敵になっていくに決まってんじゃ~ん!」(名言3)
ね?自分に何も学ばせず成長させんといてからに自分のことだけが好きなひととは違うでしょう?

「こうして、こう・こう。」

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何に使われるかわからないまま、借金ポーズをさせられる、言いなりになる、それが親族。

ココロの借金はみんなで背負いましょうね。
それが親族です。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-28 18:31 | +ミルニング+ | Comments(0)

ひえつき節の椎葉村

伊丹市は、全国各地の盆踊りを踊りご当地盆踊りソングまで作ってしまう盆踊りキチガイと航空騒音のマチですが、マイナー県みやざきの民謡ひえつき節が数年前から踊られています。

そのひえつき節発祥の地に生まれ育ち、地元で働く今さらひえつき節を踊れないとは言えない友人に、会いに行きました。日向の実家から車で1時間半といったところ。ちょっとした旅やね。

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山あいの霧深い風景が幻想的。

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寄り道なんかしたりしてね。

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山深い場所では肉厚な「なば」が育ちます。

なばとは何でしょうか。

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ヒントは階段の先にあります。

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はい、コレです。

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木製のお地蔵さんすらも手放さないおいしさ「なば」

しいたけです。

しいたけってね、もう肉やな。
だいたい38歳くらいになるとオトナは茄子を「肉やな」と感じる瞬間がありますが、茄子より肉々しいよ、なば。友人がくれたなばも高級肉。ナバカツにして食べました。レシピはトンカツ同様。違いは肉じゃないだけ。なのに味はトンカツを超える。もう完全に肉。

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成人式発祥の地が諸塚村だったとは知らなかったな。

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なぜかダブルクリップ。

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フェンスにマフラーが掛けてあるのと同じ心理なのだろうか。
おそらく落し物に違いないとの親切心から持ち主にわかるように晒してる状態になる落し物があるが、晒されたほうの人間は持ち主であるにもかかわらず非常に取り戻しにくい。
置いたほうはよかれと思って「目に付くところ」に置いてあげているのだけど、それが仇となって手が付けられない。だからバッチリ目に付くところじゃなくてなんとな~く目に付くところに置いてあげたほうがいいかもしれない。
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この革張りのソファー

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なんと屋外設置

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さすが成人式発祥の地オトナ対応。

トイレを借りに来ただけの私たちに快くトイレを貸してくださいました。

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椎葉、到着。

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「テルミ…やっぱ私…あのTシャツ買って帰ろうかな。買わなかったら後悔するような気がする…」
「えーーーーー?まゆが伊丹に帰って後悔したら言いない、私が買って送っちゃるかい」
「その頃にはもう売れてて無いかもしれないじゃん!」
「あるから!10年後に来てもまだあるから」
「ないって!だって『もう残りこれだけになりました』て言ってたもん。10枚くらいあったけど」
「あるじゃん」
「だって黒はもう売り切れて1枚もねーばい」
「売れ残ってる白があるが。帰って後悔してからでいいが、連絡くれれば買ってあげるから」
「いや…だってもうこの数十分ですでに後悔が始まってるじゃん!後悔するよね?私ね?するよね~、後悔するんじゃないかな~、ぃや~するな、これ。…うん、する。」
「あはは、ウケるー」
テルミの笑いが止まらない。
わかってる…私も。

理性に従えば絶対にいらない土産物屋さんの女将のダンナさんが詠んだ歌をプリントしたTシャツ3000円(税別)…たけぇよ。

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わりかし近くの坪谷には全国的にも有名な歌人、若山牧水の生家があるのに、あえてのダンナさんの短歌。
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題字もダンナさんの字です。
コレがなかなか味わい深い字なのよね、侮れない。
ダンナさま鬼籍に入られておいでですので、いま店に置いてあるTシャツ(白のみ)しかないですよ、お急ぎください。

それから、洗濯してもしてもプリントが褪せないという特殊プリント(Tシャツより1000円も安い)の暖簾もオススメされると思います。

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チギレのサイズがバラバラですので、中3つ、竿に通りません。

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細めの突っ張り棒にしたほうがいいと思いますが、なかなかしっかりとした頒布なんでね、細すぎると重みで落ちることが懸念されます。
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結束バンドでとめても気にならない方はご購入ください「コレは値打ちよ」と特殊プリントを大絶賛していました、女将。プリントされてる絵のほうじゃなくて、プリントの技術を褒めちぎってました。

「どこからおいでですか?」
「神戸です」
「あぁいいところですねぇ」
入店して真っ先にしいたけ茶を振る舞ってくれた女将。
伊丹ですともっと具体的に居住地を言っても良い所だと褒めてくれただろうか。暖簾のプリント技術は褒めてもデザインは褒めなかったからなぁ…わかる気はするけど。平家の落人物語『鶴富姫』を描けばいいものを、どうして庶民の暮らしぶりにスポットを当てたのだろう。

「私はもともとこっちが地元なんですけどね、いま神戸から帰省してまして。今日は高校の時の同級生が椎葉にいるから会いに来たんです」
「あぁ…そうですか~」
ヒー坊とふるまいしいたけ茶とふるまい豆腐カリントをいただく。
「しいたけ茶ってサもうお茶じゃなくて出汁だね、スープ・スープ」
「それな」
と話していると、女将がこう話し掛けてきました。
「お友達はこちらの方ですか?」
「… … …?」
「・ ・ ・?」
「お友達のうちに泊まったんでしょう?お友達はこっちに住んでるんですか?」
「へ?あ?コレ?いやいやいや、コレは私の息子ですよ」
「え?!」
「えっ?!」
奥からおばさんまで登場。
わざわざ出てくるほどのショーゲキの事実はお伝えしてないけども。
「お友達は仕事してるの。職場に会いに行ったのよ。コレは息子ね」
「いや~!お母さん若いから~!」
どう見えてるんだろう…このお土産屋さんだけなんか時空が違うカンジがする。私は高校の時の同級生に会いに来たと説明したのに、現高校生のヒー坊と41歳の私が同級生に見えているのだろうか、このおばちゃん2名には。平均的な41歳より若く見えるのは認めよう、だいぶ頑張れば35前後ではサバが読めると思う。しかし我が子と同級生に見えるためには22歳もの差を埋めなければならない。人間技でそれが可能なのは、た・か・すク~リニックきょ~りつびよ~げか~あたりだと思うが。

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土産屋時空で同級生となった息子と、鶴富屋敷を見学に行く。
中学生以下だけ入館料が違うので、受付でこう言う。
「大人2名で。」
すると、チケット小屋のおばちゃんが確認する。
「お兄ちゃんは何年生かな?」
「大人2名です」
「お兄ちゃん、何年生?」
ですよね?
土産屋時空でなんかヘンになってたけど、これが正常な反応ですよね?ね?ウチのコ、中学生くらいに見えてるんだよね?アブネーアブネー土産屋時空にもってかれるトコだった。

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「このコ高校生なんで。大人2名ください」
「あぁ、そうですか。じゃぁ、お兄ちゃん100円ね」
完全に見た目でキた
申告よりフォルムが勝つんだな
「違いますよ、高校生だから。大人料金よね?」
いんだけどね、ウチは得するからその料金でも。
高校生だと申告しても大きさ判断で中学生料金になるヒー坊。
…ますますどうなってたんだ、お土産屋さんのあのおばちゃんたち。
どう見えてるんだ、いったい。

椎葉にある平家落人伝説の一つ、那須大八郎と鶴富姫の悲恋の物語。
平家と源氏の最後の戦いが繰り広げられた壇ノ浦。
平家は敗れ生きながらえた者は散り散りばらばらになって逃げて行ったとされ、全国各地に平家落人伝説は語り継がれています。

平家の落人は武士だけでなく、女性や子供も含まれていました。平清盛の末孫とされる鶴冨姫の一行は山深い椎葉村に辿り着きます。そのことが敵方に知れ渡り、源頼朝が家来の那須与一に追い討ちを命じるのですが、この時、与一が病に伏していたため、代わりに弟の大八郎が椎葉に向かいました。しかし大八郎が見た平家の残党には戦意などなく、憎しみも敵意も持たない村人と違わない姿だったのです。
椎葉の残党はひとり残らず討ち果たしたとウソの報告をして大八郎は、この地に屋敷を建てます。平家の守り神をまつる神社を建て、農業を教え、彼らを助けながら共に暮らした大八郎は、鶴富姫と出会います。落人版ロミオとジュリエットですね。ま、大八郎と鶴富姫のほうが先なんで、ロミオとジュリエットが『ヴェロナ版 大八郎と鶴富姫』でいいのかな。ロミオとジュリエットは約400年前だけど、だいはっつぁんとおつるちゃんは約800年前だからね。名前のジェネレーションギャップが起こり得る年月だと思う。大八郎と鶴富姫にしてみたらロミオとジュリエットなんてキラキラネームだろうからね。
大八郎に本領への引き上げが命じられた頃には鶴富姫はご懐妊。産まれた子供が男ならば都へよこし女ならばこの地で育てよと大八郎は言い残します。鶴富姫の子供は女の子だったので、母子は引き離されることなくこの地で暮らし、娘に婿を取らせた鶴富姫は愛してやまない大八郎の那須の姓を名乗らせましたとさ。

この一連の物語を唄ったのが、ひえつき節なんだって。
まァもともとあった労働歌に鶴富姫悲恋の歌詞が加えられているという点を大目に見たとしても、確かに椎葉村には村人たちの生活とは違う人間の足跡があるように思われる。それが平家の落人がどうかはわからないけども鶴富屋敷を見るとそんなカンジがしてくるので、一見の価値はございますよ。

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全然バリバリ好きなだけ写真も撮り放題なんだけど、行って実際に目にしたほうが感動もひとしおだと思うので、画像は控え目にしておきましょう。

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ま、でもひとつだけ。

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「敷居」の上に何か文字があったよね、コレ。
なんだろうな。

「本当にアレ国道なんですよね?」と確認され「はい、国道です」と答えるのが仕事のテルミは、議会事務局で働いているので、そこへ会いにゆきましたとさ。

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お堅い仕事?と聞くと「全然」と答えるテルミ。

手紙を書きたいんですけどそちらは『しいばそん』ですか『しいばむら』ですかという電話を受け、ひらがなで書く気なのか?漢字で書くならどっちでも関係ないよな?と思いつつ「しいばそん、です。」と答えるテルミ。

働くっていろいろ大変だよね、テルミ。

椎葉村に入村した人が必ず通る国道がデンジャラスロードなので、なんとかしようという動きはあるのだが、なかなか道が整備されない。

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卓上のぼりが、こんなに国道の整備促進を訴えてくる議会事務局。
なんとかしないのだろうか、国は。
なんとかしなかったのかな、東国原知事は。

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国道

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こんなコトになるみたい。

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国道
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対向車来たらドコに避けていいかわかんない。

カーブミラーも無し。

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時々出てくるお気持ち程度のセンターライン。

白破線。
右側にはみ出しての追い越し可。

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できるか~いっ!

早急に、国道の整備をよろしくお願い致します。
事故が起こってからでは、遅いですのでね。
奥日向路ひむか神話街道をもっと安全に。
オカミのチカラでね。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-24 18:15 | +朝臣寺+ | Comments(0)

PPO

Paradise of the Pacific Ocean

それは、太平洋の天国。

私のPPOは太平洋の天国。

ポリフェニレンオキサイド(高機能樹脂)では、ない。

「貝取りに行こうや」
寒いこの時期になにも海に行かなくても…そんな雰囲気を漂わす宮崎の身内たち。
「なーどっかないの?行こうや」
「行くなら干潮調べてそれに合わせて行かにゃ。調べちょけ」
オトン、丸くなったなァ。
昔は娘の遊びに自分を合わすような父親じゃなかったのに。
いいトシのとりかたしたんだなァ(←上から)

父と弟が貝取りスポットを海馬から引き出しながら会話をしている。
私は18歳で宮崎から関西に出ているので、それ以降のこのふたりの暮らしぶりを知らないが、このふたりは常にこのようにボソボソと会話をするのだろうか。男親と息子ってどの家庭もこんなもんなのか?独り言かと思うくらいのテンションで二人の会話が進んでいく。
どのタイミングで会話に入っていいのかのつかみどころが全然やって来ないので、勝手なタイミングで入る。
「ウニある?」
「この時期やら食べれる部分少ししかねぇわ」
でたらめに入ったのに即対応できるもんだな。
さてはやっぱり独り言だったな、さっきの。
「バフンじゃねしてムラサキじゃわ、採る価値がねぇ」
なんなんだオマエの太平洋ズレした、その感覚は。
保育園の送り迎えをしてやったのに、なんだその態度は。
ムラサキウニに謝れ。
日本で消費される代表的な4種類のウニの中に喰い込んでるんだぞ、ムラサキウニは。たわけが。

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この看板が何を意味しているのかは、地元の人間でかつ釣りが趣味でなければわからない。ネーミングが奇抜だが、中岩・トオリマ・ボッポバエ・アミタテという4箇所の釣り場の入口がこの付近にある、と言っている。既にこの写真には一箇所の入口が写っているのだが、アナタには道が見えるだろうか。
ヒントは、アミタテの入口です。
あぁもう答えゆっちゃったなァ。

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見えましたか。
そうでしょうとも、見えないことでしょう。
だって地元の人間だったはずの私でさえ、23年間の兵庫県民人生ですっかりこのシャンゼリゼ通りが見えなくなってるんですから。

目指すはアミタテの奥なんだけど、タカボが一番わかり易い道へ誘導するのでついてゆく。あのOhシャンゼリゼよりかはわかり易い。

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ま、最初だけやけど。

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しっかし海に辿り着くとは思えない道。
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なかなかのデスロード。

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もう道とは呼べないし。

あれ?行き止まったけど?
「ねぇタカボー!ソコどやって行った?」
と聞けば、指を差す。声は聞こえない。

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コレはアレだな、見るんじゃない…感じろ!的なヤツだな。
めんどくせぇな。

予想通り、そこ。は崖。

波を避けながら降りてゆく崖。

家に引き籠ること18年。
たまに盆踊りに出る程度の娯楽しかしてこなかった孫、66歳のジジィにグングン引き離される。

生活をまったく共にしていないのに、なぜかシンクロするジジィと孫。

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左肩に荷物を担いで下見て歩く。

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DNAレベルで、しゃがみ始める。
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「ヒー坊『まってー』つってジジィ呼んでみ?戻ってくるから」
「えー…あんなに行っちゃってんやん…聞こえへんて」
「お。こっち向いたっ!今や、手招きして!」

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ジジィ、戻る。
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「くっくっく…戻って来た…」
「孫のチカラや」
孫、渡した手袋をしろとジジィに怒られる。
岩を掴むために渡したのにて。
いやいや、用途をゆぅて渡さんと。
寒い日でも手袋はしませんよ、この孫は。
とくに寒くもなんともないんだから手袋するわけないでしょ、この孫。

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そしてまたジジィはサクサク歩く。

よくもこの足場の悪い所を通常のスピードで歩けるもんだ。

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「ヒー坊、コレな?一回つま先で石に軽く乗ってみてグラグラしてないの確認してから乗らんとえらいことになんで」
「…思った。あとスベるヤツとかある」

「わ~~~~~見てぇ~~!こんな丸い石あるぅ?」

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「人工的に削ったとかちゃうで。ココに流れ着くまでに自然と丸になったんやで~すんごい丸いや~ん!持って帰りたい!」
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「おもい。…おもすぎる…でも持って帰りたい…こんな丸い石もうないと思う」

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「あるやないか、いっぱい。」

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無数に。

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「おもかる石やな~…持って帰りたい」

持って帰りたい・持って帰りたい・持って帰りたい。
でも岩場を移動するのにこの重さを持っていると危険。
しかしこの持って帰りたい気持ちを優先して、頑張る。
ヒー坊が。

「なァ、そんな重いの持ってたら危ないで。捨てたほうがええで。さっきも『アブネっ』とかゆぅてスベってたやんか」
ヒー坊18歳。受験しないけど、これから就職活動。
なのに岩場で何度もスベる。
普通「アブネっ」と言った時には、もう少しでスベるトコだったり危うくコケるトコだったりしてすんでのところでセーフであるが、ヒー坊の「アブネっ」はべっとりスベりちゃっかりコケている。完全にアウトな姿勢で「アっブネ」と言っている。
「ちょっと~『アブネ』って助かったみたいにゆぅてるけど完全にコケてるやん。セーフちゃうやんアウトやん、もぅ捨てていいよソレ。危ないやん」
「まぅ持って帰りたいんやろ?」
「そりゃ持って帰りたいけど。だって加工じゃないのにこの大きさでこんだけ丸いのって持って帰る価値あるやろ?」
「あるよな」
「いけんの?もしかして?」
「頑張ればなんとかなりそうな…」
「あ、そう?じゃ、頑張って。」
宝石を発掘したとかじゃないです。
石が丸いってだけです。
頑張れ、息子。

「ぅおお~~~!ウニ!」

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早速ウニ発見。
「この場で食べよう、この場で」
私、ウニとカキはこの場で海水しゃぶしゃぶで食べるタイプ。
「ドコ割るん?」

裏返して

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豪快に真ん中を叩き割る

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摂れ高はこんなモンだけどあっまいあまい。

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あまりキレイすぎる海だと貝は成長しないから、という理由で濁っている海まで来たけれど、カキやウニやアワビの子供トコブシが育っても十分コバルトブルー。
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貝を取ろうと思ったら

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もう遊びじゃなくて漁

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ジジィの生業はチキンなのに、本気で貝を取っている。
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私よりも本気なので、もう任しておいたほうがよさそうだ。

私は比較的安全な場所で遊びながら貝を取るから、楽しい。
しかし安全な所の貝は小さいからジジィはどんどん危険なほうへ行く。

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私が着ているTシャツは、講談社×日向ひょっとこコラボTシャツ。
「ひょっTちょーだ~い」と弟にたかった。
ワンピースキャラクターがひょっとこになっている。
「よく描いてくれたよねぇ」
と、イベントスタッフの一員である弟が言う。
「ホンマやなァ…ひょっとこ、ねぇ。もっとメジャーなコラボもあったやろうにねぇ」
会議でこのTシャツを1000枚作るという報告があった時、ただひとり弟だけが手を挙げ「1000枚じゃ全然足らんと思います」と発言。ワンピース人気を知らないスタッフたちの「いやいやいや1000枚もあれば十分でしょ~日向ですよ?!」に、主張の声を飲んだ弟。日向ひょっとこ祭り…そんなにか…そんなに集客が見込めないのか…ワンピースのチカラを借りてということではないのか。今年のひょっTはワンピースとかいうのにしてみましたくらいの軽い出来心感覚か。
1000枚のワンピースひょっとこTシャツは2日で完売。
慌てて追加注文をし「そんな急には無理ですよ~」と言われて用意した1000枚は、たった1日で完売した。
「プレミア付いてよ今1万以上になっちょっばい、このTシャツ。それも枚数制限やら何も無しで売ってよ…欲が無いっちゅうか何ちゅうか…」
「そんなんやったら転売目的で買い占めるひとおるやんか」
「それが、まとめて買った人てひとりくらいよ。あとは『孫に頼まれて』とか言ってるおじーちゃんらで完売」
「さすが日向やな…のどか。ワンピース人気が海外にまで広がってるコト知らんのやろうか?」
「知らんちゃねぇ?」
ワンピースをまったく知らない私でも、ワンピース人気が輸出されてることくらい知ってるのに…。

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「プレミア付いてるなら、ひょっTヤフオクで出品してみよかな~」
「未使用じゃないと無理やね」
日向アミタテの潮風付きで1万円即決。


こんなカンジの岩場の下で波がザッ~パンと岩に叩きつけられるわけだけど、波って一定じゃないから高い波だとかぶってしまう。

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干潮だから岩面積が広いと油断していると足場悪いから逃げ遅れるのだ。

「ひぃやぁっ~~~~!…ぅわ…濡れた…」
「波の音を聞かんか、今のは音が違ったじゃろ。…お?
ヒーはどこ行ったや?オマエ時々見ちょかなおぼくれちょっぞ」
ジジィ、ちょいちょい「ヒーはよ?…あぁおった」「おい!ヒーは?…おったおった」と言ってくるのでめんどくさいからほっといた。一緒に住んでる弟の子供たちがまだ小学生や2歳だったりするから、その感覚なんだなヒー坊のことも。確かに小6のカイと背丈一緒だったから無理もないか。小6のカイより体重は軽いし。波にのまれたらもってかれちゃうね。でもさすがに18歳だからな、泳げなくても。

「お?ヒーが見えんぞ!…あぁ、あっこにおるわ。オマエ、ヒーのこと時々見ちょけよ?」
「あのコ高3ばい、小せぇけど18ばい。そんげ見ちょかんでも大丈夫なトシじゃが」
「おぉ、そうか…うぉっ」

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ジジィ、波にのまれかける。
「波の音を聞かんか」

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こうやって写真を撮ると一見、手前は潮だまりなんだけど、実はコレ真水なの。

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山から湧水が岩のほうに流れてる。
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おたまじゃくしがいる、真水。

井の中の蛙大海を知らずと申しますが、ココで育ったからには蛙になった途端オーシャンビュー。大海を知ってることは知っているので視野が狭いなんて言わせない。

「うぉ~~~~!ウニ天国やんけ~!」

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ウニタイム
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手間はかかりますが無料です
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ウニ好きさん日向へおいでませ。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-19 12:42 | +朝臣寺+ | Comments(4)

行きたいのです。…か?

「なぁ、クルスの海行ってみぃひん?」
「え?行くん?」
「観光名所やろ?鐘とかあって」
「えー…観光名所なんて思ったことない…」
「ネットで検索してもクルスの海は出てくるくらい有名やで?願いが叶うんやって」
願いが叶うかどうかは自分の努力にかかってると思うけどな。


旅情報サイトの『クルスの海』解説にはこんなことが書かれていた。

宮崎北部の海岸に在る、恋愛にまつわるパワースポットです。岩場によって十字に分けられた海は、遠くから見ると「叶」という字に見えます。海が見える丘の上には、願いが叶うという鐘があり、幸せな未来を思い描いて鐘を鳴らす人があとを絶ちません。 ロマンチックな観光地です。 (※引用元:Find Travel 実はステキな観光名所が一杯!宮崎のオススメ観光スポット20選)

鐘を鳴らす人があとを絶ちません…鐘の音なんてきーたことないけどな」
「行こう、どうせヒマなんやろ?」
「ま、ヒマなんだけどね」



「家の鍵、渡しとくわ。どっか行くんやろ?」
「うーん…クルスやなァ」
「クルス?何しに?」
うん。実に正しい反応だ、弟よ。
私も思う、クルスに何しに行くんだ、と。
「クルスの海を見て、鐘を鳴らすんだと、ヒー坊が」
「行け行け行って来い。鐘鳴らし放題じゃ」
もうね消防車なみにカンカンいける、それがクルス。

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アホほど行った伊勢ヶ浜一周コースのヒマつぶし。

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それにしても、観光スポットをギュウギュウに詰め込んだな。

私が自転車で行ってた学生の頃はココを観光スポットと認識してはいなかった。
海まで自転車で行くということが恵まれた環境だったことに気付きもしなかったな。

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伊勢ヶ浜海水浴場駐車場側から山へ山へと登り、だいたいこんな道をぜぇはぁゆぅて歩きに歩くと、岬やら展望台やら馬が背といったスポットに着きます。ぜぇはぁ言わなくても車で行ける、グリーンパークや米の山あたりがオススメ。道なりに下って御鉾ヶ浦海水浴場へ抜け、そこから日向市街へと戻る、それがこの一周コース。

御鉾ヶ浦海水浴場は規模が小さく親が海に入らなくてもチョコマカ動く我が子を目視できるので、幼児のための海水浴場。たまに授業をサボっていることがバレたくない高校生がたむろしていることがあるので、そっとしておいてあげてください。根はいいコたちです。

御鉾ヶ浦海水浴場よりも規模は大きいけれども波は穏やか、高校生になるとちょっと物足りなさを感じる海水浴場が伊勢ヶ浜海水浴場です。しかし岩場を登って奥に行き、プライベートビーチ気分を味わえる伊勢ヶ浜はカップルのデートスポットの役割も担っているので侮れません。天気がどんよりとした日に撮影したので魅力はちっとも伝わらない画像になっていますが、伊勢ヶ浜の規模はこんなカンジ。

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写真に収まりきるキャパです。

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とは言っても、人間と比較するとこうだけどね。

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天気が良いともっとキレイな画像になるんですが、波が引く時まで空が写るのは、砂の質が良いからです。
海の透明度はいわずもがなで、波が砂を巻き上げる様子まで見ることができます。

濡れている砂の上に立ち

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両足で素早く足踏みをすると

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このように海水が湧き出ます。

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足踏みした足をのけるとこんなん。
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砂がポヤンポヤンと柔らかくなって海水がみるみる溢れ出す。
砂がいいから。

乾いた場所の砂はもちろんサッラサラ。

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ググっと掴んで

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手を広げて傾けると

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すっかり落ちる。
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砂がいいから。


ではでは、山を登りに登って行きましょう。
クルスまで案外サクっといくよ。

ハイ馬が背

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サスペンス劇場もビックリ。
断崖絶壁も絶壁、犯人が行き着くことを許さないほど。
ちょっとも行けない。自白出来ない。
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天気がよければねぇ、もっとキレイなんだけど。

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でもこんなどんよりした天気なのに

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海の透明度がちゃんとわかる

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波が渦巻いてても底が見えるコバルトブルーの海。

山に登ってもちゃんと南国。

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宮崎ならどこかしこに生えてるフェニックス。

クルス、到着。

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天気が良ければねぇ

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ベンチはフルストーン

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潮風が濃いからね、金属とか木材だと浸食がね。
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クルスとはクロスのことです、十字架。

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航空写真だと、叶ってるね。

でも現在地からの眺めは、こうです。

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そして案の定

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鐘、鳴らし放題。
けたたましく鳴らしましょう。






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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-15 01:07 | +朝臣寺+ | Comments(0)

しれっと

繊維には、毛玉になりにくいものとなりやすいものがある。
できることなら毛玉にならない衣料を着たいが、新品の状態で今後毛玉が出来るかどうかを判断するのは難しい。

それなので、毛玉が出来た服は部屋着になる。
数年前に購入した袖口のリブが長いパーカーはとても着心地がいいので、おそろしく毛玉がはびこっているが部屋着として毎日着ている。
しかし、このパーカーのポケットが非常に浅い。

「これさァ…ポケットがめっちゃ浅くてな?いっつもポケットに入れてるケータイがどっかに落ちてんねん。座ったらいつの間にか下に落ちてる、ほら」
私は、ポケットから滑り落ち座椅子の下で転がっているケータイをヒー坊に見せた。
「2階に行くやん?ほんでポケットに入れたはずのケータイが無くて座椅子の下に転げとんなて思うねん。アラームがケータイやから仕方なく取りに行ってる」
コケットやな」
「うまいな」
「やろ?」
「拾ってコケットに入れといたら?」
「またコケるやん」
コケットならまだマシなほうやで、座椅子の下で見つかるねんから。サケットになったらおしまいやで」
「うまいな」
「やろ?」
「やめてよ、ネタ増やすの。宮崎帰郷のネタたくさん溜まってて書きまくらなアカンねんから」
「あぁ、あの誰も見てへんブログ?」
「まったく見られてへんってこともないわ失礼な」
「少人数制やろ?よく書くわ~ひとりくらいしか見てへんのに」
「最近ね、増えたから忙しいよ。3人くらいになった」
「くっくっく…じゅ~ぶん少人数制やけどな」
「全世界に公開してるのにみんな時間ないねんなァ…無駄話には目を通さない日常やな」
「ほら、早く更新しないと。その3人のために。くだらないヤツを」
「そうやで。その3人のために極上のくだらないヤツをご用意せなアカンのに、もぅごったんに忙しくてさー」
「更新を怠ってたらせっかく3人になったのにまぅなんかすぐ見捨てられるで」

ずいぶんと世知辛い世の中なのねぇ




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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-14 16:30 | +in much guy+ | Comments(2)

出港・入港・親孝行

「ところで、今回は何で帰ってきたと?」
フェリーで。

なんてな交通機関を問うていないのだろう弟よ、姉ちゃんは理由もなく帰ったりする女だ、覚えておけ。

とくに理由はなくてもタイミングつーもんはある。
仕事を年末に辞めて無職であることと、ヒー坊が卒業前の宅習期間に入ったこと、その宅習期間が1ヶ月もあること。それがきっかけで帰郷のタイミングだと思ったのが動機で、目的はとくに無い。強いて言うなら親孝行といったところだろうか。一緒に住んでいる頃はケンカや反抗ばかりしていたから、実父に甘えるために来た。何かをやってあげるとかそうゆう親孝行ではなくてスネをかじりに来たのだ、弟よ。たかりにきたのさ、弟よ。今回、タカボにいつまで仕事を続けるつもりかと聞いたら、身体が動く限り続けるそうだ、やることないから。たかり甲斐があるぞ、弟よ。あの体力ならあと8年はゆぅゆぅたかれるぞ。

宮崎行きのフェリーが

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大阪南港から出ていたなごり
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剥がれてまっせ。


2等雑魚寝のスペースには奥にたった1つのコンセントしかない。
そのため、誰かが使っていると他の人は使えない。
「あの向かいのひとがな?アレのな、空いてる箇所使ってええで、て言ってたで」
風呂から戻ると、ヒー坊が言う。
向かいに寝転がる男性によりコンセントが増設された模様。
「わ~賢いね。旅慣れしてるひとやねんな」
しかしちょっと遠慮して、増設者が起きている間は堂々と使わない。
だって充電だってフルに近いもの。
しかし夜中には私のウォークマンの電池残量がアヤシくなってきた。
「空いてる箇所は使ってええって言ってくれてたもんな?」
「うん。ボクに『使う?使ってええからな』て」
「ちょっといただこうかしら」
お菓子のお裾分けに手を出すくらいの気持ちでそっと手を出す。
すると明け方にはヒー坊が切り出した。
「あのひとのヤツ…反対側にもあったよな?貸してもらっていいかな?使っていいって言ってたし…」
増設者を見ると、どうも眠っているようだ。
これ以上、端末を繋ぐような素振りもない。
「…えんちゃう?使っていいってことだし…。持って来た本人より我が家の使用率のほうが高くて申し訳ないけど」

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フェリー2等での旅をご予定の皆様におかれましては、コンセント増設タップは4口ほどございますと、間借り者の心的負担が軽減されますのでどうぞご検討くださいまし。

宮崎港に着いたらえらい待たされて車を出したが、それでも朝が早いためかもともとひっそりとしているのに一段とひっそり。

救急患者のたらい回しは聞くが

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受付のたらい回しもあるみたい。
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お隣→お隣→お隣と4回ほど隣に送られて

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挙げ句の果てに2階というまさかの展開である。
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逆から入ってしまったのだろうか、私は。


1年前にはなかった新キャラ登場。

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自然と神話と食のシをとって「ミッシちゃん」だそうだ。

ちゃんまでがキャラクターの名前なら新聞には、ミッシちゃんさんと載るのだろうか、さかなクンさん、みたいに。

宮崎港の待合のベンチはとても幅が狭い。

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座ってみたら太腿がきっちり乗る幅しかない。

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ということは2つで1名分、割れ目に腰掛けるということになる。

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となると、このベンチには4名の中肉中背までと1名のガリガリが座れる。
いま話題の人を順番に座らせてみるとこんなカンジだろうか。
①川谷絵音
②ベッキー
③川本真琴
④狩野英孝

最後は加藤紗里

…座れた…座れたように見えるぞ、私には。

しっかしカ行多いな。
このベンチではサイズオーバーになりそうな話題の清原もカ行。
カ行人格必要。

うすうすお気付きでしょうが、芸能騒動をちょいと散りばめて帰郷の様子をお送り致しております。早速ですが芸能騒動を抜いてもいいでしょうかね、ぜんぜん文章が進まないんで。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-06 23:24 | +朝臣寺+ | Comments(0)

とうとうPCがご臨終かとお察しいただいた皆様、予想に反して案外、息が長いです。PCの調子も私の調子も悪くなく、絶賛、遊び呆けておりました。一足先に春なもんで。

1年ぶりにおふねに乗ってゆ~らゆら、宮崎帰郷です。
もうね、大時化でね、翌日まで船酔いが止まらない。
おふねの上ではフザける気力が出せないほどでした。

去年おふねに乗って神戸港を出る時に、フェリー乗り場ってなんて辺鄙なところにひっそりとあって物哀しいんやと思いましたが、今年は違います。なんせ去年の教訓があるからね。

「去年さァ神戸港が辺鄙で何もないとか思ってたけど、都会の港やったよな。あの寂し過ぎる宮崎港から比べたら辺鄙やと思ってゴメンくらいの。視野が狭いって損してるよな」
「それな」
無知による視野の狭さにはご用心。


都会の神戸港を出発。

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これを都会と感じないアナタは、どうかしてらっしゃいますわ。
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視野がお狭いみたいですのでお気を付けあそばせ。
宮崎港の景色を後程アップしますので必ずや御目通しあそばせ、開眼必至ですことよ。(最近マイブームの牡丹と薔薇口調。観たことないけど想像で)

行きのフェリーは2等の雑魚寝スペース自由席。
ネット早割での予約でそもそも格安予約だし、あと2000円プラスするだけで寝台になるからそうしてもええと思ったけど、宮崎でお金使うためにその2000円を節約しよう、とヒー坊が言う。帰りのフェリーが満席で2等寝台になっているから行きは節約、その2000円あれば結構なモノが買えるで、と。
女だったら主婦が天職だな、ヒー坊。
残念ながら男だからみみっちいていう悪評になるけど。

性別による評価基準の掌返しってあるよね。

不倫や浮気は男なら甲斐性のひとつで、女なら人間のクズ。
いま旬も旬のベッキーがいい例で、明らかに同罪かそれ以上のゲス川谷は仕事にはさほど影響が無く、ベッキーは叩かれまくって降板の嵐の末に休業。
同じ不貞なのに社会的制裁が男女で違うのは、不貞認識に関して男はアホだけど女は正常だからだよね。正常なほうが馬鹿な行動を取ると「何してんねん」の感情が煽られる。性的欲求や恋愛感情に関しては、男よりも女のほうに「賢明な判断」というのが求められる。

ベッキーだけが叩かれることに擁護の声もあがってるみたいだけど、事実は叩かれる原因を作った人間は2名いる、てことだ。誰がより悪いということは当事者が決めたらよいわけで、周りがとやかく言おうが言うまいが原因を作った人間は2名。

“何に関して”どちらがより賢明な判断を出来る能力があるかという評価基準で道徳観念を問うてくるのが世間である。男と女には役割分担的な意味合いで問われる能力の質に違いがあるわけ。ジェンダーフリーなんて言っていてもジェンダーがある以上フリーになんてならないのが現実なんである。男の失敗・女の失敗にしてもその質には違いがある。

しかし失敗した後の言動で人間性が問われることに、性差別はない。
男にも女にも同じように人間性が問われる。
その点で、私はベッキーの会見から人間性の良さを感じなかった。
31歳の女が判断を誤ったことに対しての会見として潔いとも思わなかった。
なにより感情の本気度が感じ取れなかった。
この場をおさめるためだけの言葉というカンジ。

何かしらの「自分の思い」を以って会見に臨むべき局面だと思うけど、ゲス川谷でなければという強い恋愛感情があるとも、謝罪の気持ちが溢れているとも取れなかったし、後悔や反省の色も見えなかった。事の重大さを理解している様子でもなかった。
ベッキーて賢いと思っていたのに、そうでもなかったのだろうか。
とても無意味な会見だったように思えたけど。

私が宮崎行きのフェリーに乗ってゆらゆら揺られている間に、会見を開いた後のベッキーを取り巻く環境は大いに揺れた。
事務所がベッキーの休業を発表したが、まだまだ揺れる予感がする。
私が帰宅するのにフェリーで揺られる頃に、ベッキーもまた揺れそうだ。

たとえ間違っていても「自分の揺れない思い」をガッシリと掴んでいるひとの言葉は胸に刺さる。
私には、ベッキーの会見の言葉はひとつも刺さらなかった。
今後の身の振り方を、頭でいくのか心でいくのか、しっかりと絞ってから発言したほうがよろしおすえ、ベッキー。
自分が納得出来ない言葉では他人を納得させることは不可能っつーもんである。

後悔は先に立たずと言いますでしょう?(マイブームのアレ口調)
航海は先に叩くんですの。

叩かれても叩かれても、幸いなことにベッキーにも平等に明日は来る。

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雲が分厚くでも日は昇る。
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この自然の公平さをありがたく感じるのなら、我を偽って生きるべからず。

集合場所に

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勝手に

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集合してみました。
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孤立することを覚悟の上で信頼を取り戻せる言葉を言わなきゃいけないんじゃないだろうか、ベッキー。
信じてくれているひとたちに向けて。

当然ですが風当たりは強いでしょう。

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でも大丈夫。
港に着くまで。
いずれおふねは必ず港に着くのよね。
おふねが山に登ることはないのよね。
おふねは川を下らないし谷も走らない。
そうゆうことなのよね。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-02-06 00:48 | +難℃ set key+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA