どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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残った

ひー坊のユルい高校スタンプで行っている体育の授業『持久走』で、走り終えた後に時間が残る。
それが「これから何か別の競技をし始めるほどはないな~」くらいの時間の残りなので、自由時間ということになるらしい。

45分授業という小学生よりもユルい集中時間に、持久走は男女交互というユルさで行われる。
つまり男が走れば女は走らない。女が走れば男は休む。
「1回目男子で、2周を4分15秒以内で走って~、次に女子が1回目の2周を6分以内で走るねん」
「…女子ってさぁ冷遇されるとやいのやいの言うくせに、優遇は当たり前に受けるよな」
私は女子だが、男尊女卑な考え方を肯定的に捉えてはいない女子だが、社会に往々にして存在するこの『女子有利現象』に異議を唱えない女たちの女々しさったらないと思う。
社会は男性にだけ有利に働いていることはなく、ちょいちょい女子にも有利に働いている。ただその内容が男と違って生活雑務的なレベルなだけで。

「そんでさぁ~2回目が3周ずつで3回目は1周ずつで終わりなんやけどな?男子は3周を6分30秒以内なんやけど、女子は8分やねん。8分てスゴくない?」
「2周を走り終えた女子に何が起こったんやろうな?」
「たぶん…男子より女子のほうが体力が無いとかやろうけど…」
「男子より女子のほうがより疲れやすい、とかいう違いはないと思うけどな」
休んでる時間を考えてみぃな。
男子より女子の休憩時間のほうが短いのに、走ってる時間は長いんやで?
女子のほうがよっぽどスタミナあるやんけ。
男子は6分休んで6分30秒走るけど、女子なんか6分30秒しか休んでへんのに、8分走るんやからな。
最後の1周ずつなんか女子にとって不利ですらあるわ、男子2分以内、女子3分30秒以内。
8分走った後で2分しか休まずもう3分30秒走るねんから、女子の持久走どないなっとんねん。

こんな過酷なラスト1周をした後の自由時間で、自然発生的に女子の間で相撲が取られるってんだから、イマドキの女子高生どないなっとんねん。
国技、女子のチカラでモつ。
「へ?相撲?女子が?男子じゃなくて?」
「うん、女子。」
「女子が集まって『何する~?』『相撲でも取る~?』ってあんまならんけどなぁ…金太郎に誘われてもそういうテンションにならんと思うねんけどなぁ女子…たまたま前の授業で取り組みがあったとかじゃなくて?」
「じゃなくて。前の授業はソフトボールやから」
「カスリもせへんなぁ…たまたま運動場に土俵が描いてあったとか、石灰で」
「ない。じゃ~土俵描いて~、て言って始めるねん。足でツツーって」
「ソコからか…アソビじゃない感じか…決まり手にシビアだから土俵が要るんやんなぁ…。まさか土俵入りから…?」
「それはやってないけど…先生も『かかってこーい』とかゆって」
「あかんアカンあかーん!先生は木村庄之助っ!行司やらな先生はっ」
はっきょ~い・残った・残った~

あ・そゆこと?
時間残った~残った~
相撲じゃね?みたいな。
センスあるな女子高生。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-29 14:46 | +朝臣寺+ | Comments(0)

愛しのアッキーな

レパートリー数が豊富なのにその全てが似ていないモノマネであるアッキーは、ひー坊のクラスメイトである。
しかしアッキーのスゴいところは、その似ていないモノマネのレパートリーのひとつひとつに違いがあり、『それさっきのと一緒やんっ!』なんてなことにはならないトコロなんである。
似ているモノマネのレパートリーが豊富だと文句なしにスゴいと思う。
しかし、ひとつひとつ違うモノマネでレパートリーが豊富なのにまったく似ていない、というのもスゴい。
レパートリーを増やす前にひとつのモノマネの完成度を追求しなかったトコロが素晴らしいではないか。
モノマネというジャンルを『広く浅く』やろうというコンセプトなのがスゴい。
どれかひとつくらいつい似ちゃいそうなもんだが、コンセプト通りに完璧に『浅い』のがもう技術ですらある。

ひー坊がアッキーというクラスメイトのハナシをした時から私はアッキーをウチに呼んでくれと頼んでいるのだが、これまで家にひとりしか友達を連れて来たことのないひー坊はこれを拒否し続けている。
それなのに、なぜかアッキー情報だけはくれる。愛しさが募って募ってしゃぁないが、別にアッキー情報だけをくれているわけではない。バイトのほうが楽しくなってしまったために学校に来なくなり不良化してしまった友人の情報も時々くれる。バイトを始めたために金を稼ぐことに興味が移ってしまい単位を落とす学生は全国各地にゴマンといるが、不良化したその友人をまた最近、学校で見かけるようになったという情報である。
「不良になったんじゃないの?」
「なってたんやけど、そろそろ単位が必要やと思ってきたみたいで、また見るようになった」
「卒業はしたいんや…不良の風上にも置けへんやっちゃのぉ…」
「単位で言ったら23単位を落としたらダメやから22単位くらいまでで微調節して来てる、ていうカンジやから時々見る程度やねん」
「中途半端なコトして…そんなギリギリの出席日数だけ足らしても、そんだけ授業に出てへんわけやから点数が取られへんやろに。普通科やねんから結局、単位は落とすで」
資格試験で単位数を稼げる商業科じゃあるめぇし、浅はかな帳尻合わせで進級出来ると思うなよ。
出席日数を足らして最低限の単位を取るには、計算が必要なんだよ。
自分の学力を把握してテストで何単位が取れるかを算出し、出て来るべき時にバシっと出て来る事をしろ。やるならやる、やらないなら徹底してやるな。

公立の不良が『中途半端』の代名詞になる日も近いこのような情報や、教師の先導のもと堂々と方向を間違えた情報、ひー坊がバッターボックスに立った時だけ四振でアウトになる特別ルールのソフトボール情報。
数々のスタンプ情報の中でもやはりアッキー情報はひときわ輝いている。
電車通学の途中キヨスクで買った新聞を持参し、クラスメイトがスマホを取り出すのと同じように新聞を取り出す、高校一年生で行動がまるで中堅サラリーマンなアッキー。
この度、新聞からラジオに鞍替えをし、よりリアルタイムで情報を得ようとしている、とひー坊は注目している。
時々イヤホンを外してラジオ番組を共有する粋な男アッキー。
その番組はどうやらAMのようだ、と小耳に挟んだ番組のイロで見当を付けたひー坊は、棟梁である職人気質の祖父の車から流れるAMラジオを6年間聴き続けた実績を持つ。
サラリーマンを超えご隠居の水準に達したアッキー。
同じ匂いがする…同じ匂いがするよアッキー…そろそろ友達になろうよ。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-26 16:05 | +開楽館+ | Comments(0)

笑道入門:サルコイドーシスのススメ

とても寒い日の日中、私は自転車に乗って近くの図書館へ出掛けた。
到着する1分前くらいに、昼食後の痛み止めを服用し忘れたことに気が付き、そのうえ頓服の医療用麻薬も持って来るのを忘れている状況。
しかし図書館にちょっと行ってそこから3分ほどのところにあるスーパーで買い物をしすぐに帰るから大丈夫だろう、と高を括った。
すると、図書館の中で左脇腹が急に痛みだし、すぐに背中にまで痛みは広がり、呼吸が浅くなってきた。…痛い、ヤバいくらいに。

私はスーパーには寄らずにすぐさま帰ろうと考えた。
図書館には予約の本があったので、いま手に取った本と予約の本の2冊を借り、痛む脾臓を外側からさすったりつかんだりして、自転車にまたがりちょいと前進。
10メートルばかし進んだところで向こうから、知人が孫ちゃんのバギーを押して歩いているのを発見、これはマズい無視するわけにもいかないな。
手を振りながら近づいて止まると、知人は「誰かと思った~」と言う。
帽子にメガネにマフラーと完全防寒の私に気付いていなかったらしい。
…無視出来たやんけっ…と、思うも時すでに遅し。

私の病気を知っているひとなんだけど、後日のボンブーイベントに誘ったひとでもあるので、踊れるカラダであることのアピールをしておくため、私は痛くないフリをした。入院検査のハナシや寒いと痛みが強いわ~てな立ち話を15分程度。
孫ちゃんもすっかり飽きてしまい、私の顔を見て「バイバ~イ!」と手を振る。
動いていたバギーのタイヤが動かなくなるアクシデントでもあったのかと孫ちゃんはタイヤを一所懸命チェックしたりなんかして。
「はいはいはい、ごめんごめんもう飽きたんやな?おばーちゃんがちょっと止まってるだけやで、もう行く行く、はい、バイバ~イ!ほな、またネ」
「うん、じゃぁ19日にね」

はぁ…意外に耐えた…。
と、思ったら、痛くないのよね、コレが。
まったく痛くないわけではないけれど、ヤバいと感じたあれほどの痛みはなかったの。

何なんだ?

とにかくこの不思議体験に私は答えが出せない。
私が出せる答えといったら「このままスーパーに行って買い物しちゃう」ということ。
買い物もし、帰りには自転車の立ちこぎもしたけどやっぱり、痛くない。
動いても、痛くないな、大丈夫。
帰宅後も昼食後に服用する薬は飲まないままにして、その状態で夕食準備、そして飲酒。…やはり痛まない。

何なんだ?

痛み止めの薬が切れて7時間以上も経っているのに、私はヘーキに暴飲暴食をしているではないか。それなのに痛まないとはどういった風に吹き回しなんだ?

もうこうなると、私は痛みに関して自分自身が信用ならない、ということになるではないか。だって、私の脾臓が本当に痛いのかどうか、それを「痛み」の自覚として訴えるのに客観的な方法なんてないんだから。私が痛いか痛くないかのみでこれまで薬が処方されてきたわけでね。それなのに、私の「痛い」がどっかいく。痛いのか痛くないのかが自分でわからない。



「典型的なサルコイドーシスですね」

これまでは単に『サルコイドーシスの疑いがある体調不良のひと』だったけど、検査入院の結果、私は正式にサルコイドーシスの患者となりました。ヤレヤレ、です。
ヤレヤレではありますが、ヤレヤレはもうひとつ。
特定疾患の申請、これが提出書類のあれこれでヤレヤレです。

難病指定と聞くと多くのひとは“何十万に一人の稀な病気で重症度が高く治らない”というイメージを抱くかとは思いますが、いわゆる『難病指定』とされる病気には「稀は稀だけれども重病化しない可能性が高い病気」というものも含まれているのです。
せっかくなんで難病についての「へぇ~」な情報をお伝えしてみたいと思います。

まず我々が『難病指定』と言っている手続き、これは『一般特定疾患医療受給者証交付申請手続き』と言います。
難病と認定されたらお金がもらえる、と思っているひとが中にはいるかもわかりませんが、お金はもらえません。申請後の医療費の自己負担額が減る、というのがこの手続きの内容です。この手続きは市と県に別れていて、病気によって申請をどっちにするかが違います。
医療費の一部もしくは全部が公費負担となりますが、これは所得に応じて上限額が違います。また、難病にかかっても交付手続きの認定基準に達しない場合があります。ココ、国民の認識と違うのではないでしょうか。
難病になったら必ず、というわけではないの。
厚生労働省が定める認定基準を満たさないといけないの。
条件があるということはどうゆう意味かと言えば、特定の病状のひとを探している、という意味です。

医療費公費負担のこの制度は『特定疾患治療研究事業』と言って、事業であるからして、目的があるわけですね。
どんな目的かをくだけて言うと「国をあげて症例数の少ない難病の調査研究をする」という目的。
医療費の負担額を減らすことで受療を推進し、その原因を究明することを目的にした制度です。
難病指定の対象疾患として病名が挙げられているということは、既に病名特定の診断基準は確立しています。
しかし原因の究明には至っていない。
なんしか症例数が少ないために、病巣の細胞サンプルが集まらないから。
それを集める、ということをするわけです。
統計の信頼度を示す最小の単位は100と言われますね。
何かの基準というものを設定するためには『100のデータが最低でも要る』ということ。
この基準というのが「関西人で粉モンが好きなパーセンテージ」という限定的なデータなら100人の関西人に聞きゃぁもう十分でしょうが、これが難病となると病気の症状が出る個人差などもあるので100では少ないことは想像に難くないですね。

データが集まらないことには原因の特定や治療方法の有効・無効を確立することが出来ない、というわけ。
稀に同じような症状を発症するケースが存在する。
そしてその症状が時に悪化することがある。
これは何かしらの原因で起こっている病気らしいから調査をせねば!
それには原因を究明するためのサンプルが要る。
ので、アナタの病巣の一部を提供し研究にご協力ください。
かわりに、医療費の自己負担限度額を超える医療費を国が負担します。
というのが、この事業の趣旨。
ですからこの制度を利用するという意思表示が、申請という行為になります。
ということはこの事業趣旨に同意した、ということですね。
ですから積極的にいろいろ提出せねばなりません。
世帯全員の住民票に源泉徴収票に同意書に臨床調査個人票に保険証のコピーやらなんやら。

これね、もっとこの内容について、国は国民に示すべきやと思う。
国民全員が「難病指定」ってそうゆう趣旨やと思ってるかな?
申請するのが当たり前て体で説明するけども、申請しないっていう選択肢もあるのにそれを言わないのよ、国も病院も。
同じことがD病院でもあったんだけど、看護婦は「これ校費同意書ですので、ココにご記入ください」て言っただけ。
校費同意書の裏には「教育や研究を目的として使用されることに同意する代わりに検査費は大学が負担する」といった内容が書かれてあったけど、口頭での説明は一切なかったし、裏面の印刷項目を読むように促されることもなかった。
県の申請手続きについて説明した女の人は「医療費の負担開始は申請された日からになりますのでなるべく早く申請されたほうがいいかと思います」と言ってたし。

いいえ私は検査費用も今後の医療費も自己負担で全額払いますので、病巣をサンプルとして使うことに同意しません。
ていう選択肢も、患者側にはあるのよ。
でも、国も病院も「検査費は大学持ちだからラッキーだね」「医療費の自己負担分が減るからラッキーでしょ」というスタンスなのね。
取り出した細胞はもうアナタのものではない、という認識なんだろうけど。
どうせ細胞はあとは捨てるだけなんだから、ついでに研究に使うってダケで検査費・医療費の自己負担が軽くなるなら、同意や申請したほうがイイんぢゃない?ていう考え方なんだと思う。

でも私はその細胞を取り出すために、オエオエとえずきながら涙を流して何度も喉の奥に麻酔を飲み込み、苦しい思いをしたのよ。
脾臓が痛んで何度も救急車で運ばれ、注射して意識を失い、座薬を挿入して意識を失い、薬の副作用に耐えた日々は180日以上にも及ぶわ。
これまでの10万円を超える医療費は何もフォローされないのに、これから先の、病名が決まったからといってとくに安全で確実な治療法もない医療費を補助するから病巣を研究に使うって言われてもぉ…というのが私の本音だわ。
原因不明のままずっと苦しんでいた頃の医療費のほうが高いんだからそっちをなんとかしてほしい限りだけど、それはいかんともしてくれないのね、この制度。

今後は治療をしようとは思っていないのに、私。
だってこの病気は重症化しない可能性が高いってわかったんだから、あえて副作用に耐えてまでの治療を行う必要はないもの。
だから今後の医療費が高くつくことはないし、通院は経過観察の1ヶ月に1回210円、薬の服用もやめることに決めたので、申請をしなくても医療費の自己負担が高くて困るというレベルにはないと思う。
すまんが私は身体の持ち主として、有効かどうかのデータを得るための治療を試すことなどはせず『放置したら勝手に治った』という可能性にかけるよ。
今こんなに元気なのに一ヶ月も入院する必要がどこにあるのか疑問だしね。
私はステロイドよりも自分の治癒力を信用する。
悪化するならとっくに私はくたばってるはずだよ、こうして8ヶ月間も放置してんだから。
今現在の健康状態を害してまで『治療のサンプル』になる気はさらさら、ないのよ。



「センセ、薬やめてみたい。私の痛みって心理的なもののような気がする」
私はあの『痛みの図書館帰りの怪』からずっと、薬の服用をやめたいと思うようになっていた。
薬の副作用であるめまいを甘受してきたけれど、痛まないのならめまいに苦しまなくて済む。
痛いのもツラいが、めまいもなかなかのツラさである。
「そうだなぁ…それもあるかもしれないなぁ…。治療、どうしていくかだけどな?呼吸器内科で治療を考えたほうがいいんじゃないか?サルコイドーシスは専門だしな」
「でも呼吸器内科ではセンセと相談しぃって。センセに任せるってゆぅてたで?」

脾臓に専門医というのがいないので、私は『ドコが悪いか』によって医者を渡り歩く大学病院内ハシゴ患者である。
肺に影があれば呼吸器内科へ行き、摘出手術を提案されれば外科に走り、目にモヤがかかれば眼科へ飛ばされる。
そして今のところ自覚症状は『脾臓が痛い』ということしかないから、薬物による疼痛コントロールを得意としている麻薬の使い手、密売先生に委ねられること8ヶ月である。
密売先生に対して私は最初からタメグチで話していた。それほど心を開ける雰囲気のある先生。
外科の先生、呼吸器内科の先生には無理だったが、密売先生は自然とそれが出来るひとだった。

「僕もなぁ…医者20年やってるけどサルコイドーシスの患者をみたことないんだよなぁ」
「ほっといたら治るかも?」
「いいや~それはないと思うぞ?呼吸器内科の先生はほっといて治るって?」
「ほっといて治ることもある、て言ってた」
「そうかなぁ…?ちょっと電話して聞いてみるか…」
サルコイドーシスの診断を付けた先生と話すに、有効なのはステロイド治療だけども、そうなると入院治療になると言う密売先生。
「ステロイドな?副作用がないってわけじゃぁ、ないやろ?」
「ない、ていうわけでは、ないなぁ。でも短期間なら問題ないんだけどな」
「イヤだな、ステロイドも入院も。6月の時に比べたら、薬やめたいっていう元気まであるわけでね、トータルでみたら今の状況って悪化はしてないわけやん?だったら、ほっといてよくなる可能性にかける。それで、もしもの場合に備えてね、薬やめてやっぱアカンかった痛かった~ていう時の何かて、なんかある?」
「うーん…そうか…それじゃぁ、良くなる可能性でやってみるか?それで痛い時にはリリカとロキソニンを飲んでみる。それでしばらく試してみるか?」
「そうする。じゃぁ、リリカとロキソニンはあるからいらない」
「はい、わかった」

今後サルコイドーシスに罹ったひとが私と同じように脾臓が腫れて痛んで泣かないためにも、事前に何らかの手が打てるようになる原因解明のデータのひとつになるなら、あとはどうせ捨てるだけの細胞だしついでに調べたらよろしいがな、と思う。その趣旨に同意し申請するけど、それだけが理由ではないかな。

私が特定疾患の申請を面倒でもするのは、20年間の医者生活で密売先生が出逢わなったサルコイドーシスについさっき判定されたばかりの私を、サルコイドーシスになる前から患者として密売先生が尊重してくれていたからだな。
ちっともカネにならない治療方針ばかりを選び、医者の言うことを聞かずに『こうしたい』とばかり言っても、『じゃぁやってみるか?』と私がやりたいと思う方法を拒否せずに優先させてくれる安心感を、密売先生が与えてくれるから。
密売先生がD病院の医者だから、D病院が同意書にサインをしろと言ったらする。
ひとりでも患者の気持ちに寄り添う医師がいるなら、ほかのことがイマイチでも私はいい。
密売先生が医師として患者の私に出来ることを考えてくれたように、私もサルコイドーシス患者として出来ることを考えようと思う、せっかくだからね。

患者には常に、何に対しても選択する自由がある。
病巣提供に協力してもいいし、しなくてもいい。
治療をしてもいいし、しなくてもいい。
投薬を続けてもいいし、やめてもいい。
自分がやりたいと思う闘病を医師に提案してみればいい。
それがもしダメでも見捨てられるようなことはないので、安心して自分が思う闘病を模索してみるべきだと思う。
患者には特殊能力が付く。
それは、自分の身体が良くなる事にカンが働くようになるということ。
全力でアナタを治そうとしているのは、アナタ自身である。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-26 15:04 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

笑道入門プロローグ:検査入院の陰謀説

検査入院一泊二日。
これまでの私の入院歴は出産時の2度のみだが、とうとう日帰りでは無理な検査入院。私史上かなりの重病度。
私から健康を取ったら盆踊りしか残らない。
いやボランティアも残るか。
家のローンと月々のカードの請求金額も残るよね。
…そこそこ残るな…うち半分はろくでもないが。

肺とリンパの病巣から組織を採取してくる内視鏡検査。
喉から霧吹き状の麻酔を吸い込む以外に頑張ることはなく、内視鏡を飲んでいる間は身を任せれば結構、と言われる。
局部麻酔なので意識はある、と。

しかし、実際には「今から眠るくなるお薬を入れますね~」までしか記憶がない。
確かに内視鏡は飲んだ。それは覚えている、痛いというか違和感が喉にあるのを感じたから。でも正直ゆぅてそこまでだったと思う。
目にマスクのような不織布をつけられ、何をされているのかはサッパリ。
マウスピースをくわえて、そしてじきに記憶は飛んだ…これは何かの陰謀かっ?!
私がうっすらと次に記憶があったのは、横たわったままでベッドごと病室に向かっている最中だった。目を開けよう、目を開けよう、とするのに眠ってしまう…。
そうだ…これは何かの陰謀だ!
私の細胞を誰かが持ち逃げしようとしているのだ!
奪われた私の病巣の一部は培養され、何かの研究材料にされてしまうのである。
あぁ私が難病に罹ったばっかりに、細胞がよからぬことに使われてしまう!

それで、私に記憶があってはマズいというわけか。
アリバイ工作のために呼びかけたら答えられるくらいの状態にあえてしておくのだな?黒幕はいったい誰なんだ?大学病院もヤツらとグルか?
ナースが定期的に私に呼びかけることにより、ずっとナースがいたかのような錯覚に陥るのだ、私は。
ナースは名前を呼んで私を若干、起こす。
ようやっと目を開けるもののすぐに閉じてしまうのをいいことに、それを利用するのである。なんてヤツなんだ黒ナース!
黒い革ジャンに黒い帽子、もちろんタイトなパンツも黒そして靴も黒に決まってる。黒い皮のキツキツの手袋をギュギュギュギューとはめて、大切な私の細胞は闇ルートの最初の一歩を踏み出すのである、黒ナースの手によって。

翌朝、黒ナースは白いナース服に身を包み何食わぬ顔で私のバイタルチェックに来るに違いない。
しかし白いナース服に羽織った紺色のカーディガンに、微かな牛革独特の匂いが付着してしまっている。そのことに、黒ナースは気付かない。
キツキツの牛革の手袋なんか無理にはめるからやないか。サスペンスのセオリーを踏んだことが仇となったな黒ナースめ。

あぁそう言えば検査の前にやったあの数々の不審な行動。
私の点滴に細かく刻まれた線は何かの合図だったのだ!
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血の塊が出来ていないかのどーちゃらのなんちゃら、ゆぅてチェックした時の、ナースが私の太もも・ひざ・すね、に残した油性マジックの点。
やわらかい針だから絶対に漏れることはないといったくせに厳重に固定したのもアヤシイではないか。
…どうしよう…宇宙人に誘拐されたら。

薄味と相場が決まっている病院食の味がそれほど薄くなかったというのも、いま思えばアヤシイ。
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セロリの炒め物なんてむしろおいしかったからな。
今度からえびとセロリは炒めるぞ、と意識改革しちゃったよ。

天井にU字レールがあるなんておかしいと思ってたんだ…そうだよな…そうさ…
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たぶん点滴をぶら下げておく金具だと思うんだけど、そうゆうのがついていてね、ユニバーサルデザインだよね、コレ。
左腕でも右腕ても点滴イけるよ。…アヤシイ。

リクライニングベッドってスゴいよね、便利。
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このカインドっていうボタンを押すと、本当に親切な体勢にベッドが曲がってくれるんだよね。…アヤシイ。

22時消灯では早過ぎると思っていた私の、4人部屋の先客3名様がご老人。
うち2名は20時から眠っている。…アヤシイ。

物音を立てないように注意しておやつを食べながら、書く。
本を、読むのではなく、書く。
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この、パリを舞台に淡い恋物語が展開するような表紙のナチュラルで古い洋書のようなマイブックは中国製。私が勝手に企画して発行しているフリーペーパーの見本誌を、手書きで作っている。
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この世にひとつしかない、というよりひとつしかやりたくない手書きの見本誌なので、そのうち間違って価値が出るのではないかと思うが、なんしかこの本が出来上がるのがいつになるやらわからないという代物。
この世の中に無駄ということはないし、100%ということもそうはないが、奇跡的にこの見本誌は100%無駄で出来ている。

病室で見本誌を書きながらおにぎりせんべいを音をさせずに食べるのは不可能だったので、休憩がてらデイルームへおにぎりせんべいを持って行ってみた。
そこにはやはり老人が集っており、テレビをみていたが、電話をするひとの会話と私がおにぎりせんべいを奥歯で噛み砕く音が不協和音を奏でているのに、よく平気でテレビが観ていられるもんだなァと、病院の不思議のひとつを体験した。
なんだろうなこの集団無関心というカンジの異質な状況。病院でしかありえないと思う。個のプライバシーに一切反応しない、というのが病院のデイルームでのマナーのようだ。
異空間デイルームでおにぎりせんべいを食べ終えた私が病室に戻ると、起きている貴重な1名のご老人がナースに熱湯を所望した。
私のベッドの向かいなので、その会話はよく聞こえる。
老人がナースにねだっているのはただの熱湯ではない。
いつもとてもぬるい温度なのでびっっっっくりするくらいアッツアッツの熱湯よりも熱湯な熱湯を持って来るように、と頼んでいた。
そのアッツアッツの熱湯よりもすごい熱湯の温度の熱湯を飲むことが出来るなんて、猫舌の私からしてみたら一発芸みたいなもんで、カーテン越しで全く顔は見えないんだけど想像で『すんげぇイカリ肩のファンキーなおばあちゃんがベッドのリクライニングを直角に起こして熱湯をカツアゲするの図』が浮かんだ。
ガタイ良しのファンキーおばあちゃんは、目薬は4回はさせない、と訴える。
2回ならイけるが4回は無理だと。2回と4回では雲泥の差なのだ。頑張って3回はたまにイけるが、4回は不可能だとの分析に、ナースは結果を出した。
「それじゃぁ2回でイイですよー忘れなかったら4回さしてくださいねー」
ファンキーおばあちゃん、どうりで20時には眠っていないはずだ、と勝手に納得。

20時にはすっかり眠っていた隣のおばあちゃんは、夕食を大絶賛。
ナースにシェフを呼んでくれと懇願し丁重にお断りされていた。
とくにこの魚の煮物がなんとも言えない味付けで…と言っていたのだが、私のメニューはトンカツだった。
美味しかった、確かに美味しかったが、私はトンカツがあまり好きではないので、おばあちゃんが絶賛してシェフを呼びたくなるほどの魚の煮物を味わいたかったな、と思った。
白ワインのグラスを高々と上げて、シェフに向かって乾杯をしたかった。
そして、言う。
「ガスト!!グラッ~チェ!!!」
すかいらーくグループ語で、おいしい!!ありがとう!!!です。

残るひとりのおばあちゃん、私の斜向かいで19時くらいから既に眠っているおばあちゃんなのだが、このおばあちゃんは私をドキドキさせた。
うなりながら眠っているのである。
私は一泊二日の入院中にナースコールを絶対に押さない、という意気込みで入院していたのだが、このおばあちゃんのために危うくナースコールを押しそうになった。

持参したオキノームという麻薬を、ナースは私から取り上げた。
麻薬の管理は各薬局でも別管理でいちいち帳簿を付け金庫に保管しているらしいが、どうやら病院でも麻薬の扱いはそれに準ず、ということらしい。オキノームを服用する時にはナースコールで麻薬コールをしろ、とのこと。
我が家では大変にセキュリティが甘いオキノーム。
居間のおコタに2袋転がり、PCの横に3袋が転がり、バッグの中で2袋ほど行方不明になっている。
だってオキノームに手を出すほどの痛みは、末期である。
「スグソコ」にないと、意味がないではないか。
麻薬コールをしないと手に入らない私のオキノームを飲もうかと迷うくらいの痛みにさえ耐えて押さなかったナースコール。
まさか私自身とは関係ないことで押すことになろうとは。
私はナースコールを本当に『ここぞ』という押すべき時に備え、状況を見極めた。

うなりながら眠るということは痛いのだろうか。
しかし私は経験上知っているが、痛みが末期となると、うなれない。
痛くて声が出せないほど痛むのである。
短い息が漏れているだけのひとは意識レベルがギリギリで、麻薬を打つほど痛いのである。「麻薬を、打ってください」と言うのが振り絞れる最後の力である。
おばあちゃんの呼吸は長い。痛みはさほどでもないのであろう。
すると今度はおばあちゃんが、もごもごと話しを始めた。
病室は、メールはいいが通話は出来ない。通話はエレベーター前のデイルームで、という決まりであるが、おばあちゃんは誰かと通話をしている…と思ったら、寝言だった。
たまにいる、寝言を文で言うタイプ。
もごもごと言うし文章が長いしで、なにひとつ聞き取れなかったのであるが、一番短いセンテンスだけ、聞き取ることが出来た。
「○○の時はええ格好してきね」
である。
なぜ聞き取れたかというと、このセンテンスだけ2回言ったから。
まさかのリピートアフターサービス。
…大丈夫だ…私がナースコールを押さなくても。
私が起きているからといって、4人部屋の他の患者の見守りをしとく義務はないし、そもそも私が患者なんだから私は自分が血痰を出して驚いてナースコールをしたってイイくらいの自分本位でいようじゃないか。内視鏡検査をしたら血痰が出るから驚かないでとナースに言われたけれど、驚いたことに私は痰そのものが出なかった。それでもナースコールは押さなかった。
押さないぞ…押さないぞ、ナースコール。

おばあちゃんはまたうなり始めた。
うなっては文を唱える。

「はぅっ!!!」

本を書いていた私の手は止まり、耳をそばだてた。
聞き間違いか?
苦しそうにうなって文をしゃべり、いきなり「はぅっ!!!」なんて叫ばれたら、何か悪いモンでも憑依したかと思ってしまう。
おばあちゃんの身体はベッドから浮いてしまってるくらいの「はぅっ!!!」の音量。

うなるおばあちゃん。

しゃべる文章。

…大丈夫だな…大丈夫だ。

「はぅっ!!!」

呼ぶ!呼ぶよナース!
押す!押すよコール!

いよいよナースコールを押すぞと構えたその時、一足早くナースが病室を訪れた。
「眠る前のお薬を飲みましょうかねー、もう寝てたー?」
薬を服用させる目的でナースは憑依おばあちゃんを覚醒させた。
そして、薬を服用させ自他共に認める正式な就寝の儀に移る。
この薬が睡眠薬だったら許さないぞ。
起こされて夢現のカンジでナースに薬を飲まされているおばあちゃんは、こうしてわざわざ世話を焼きに来てくれるナースを労い、そして感謝の言葉をかける。
「ありがとうございますね、すいません。はい、どうもね。どうもありがとう」
私の病室の3名の老人は、常に感謝の言葉を口にしているひとたちだった。
だから私もこの病室の先輩方の在り方に準じた。
感謝カンゲキ雨あられが降り注ぐ中、憑依おばあちゃんがナースに問う。
「いびき、かいてました?」
「ううん、大丈夫よー」
いびきなんて生易しいモンかいてなかったよー。
いよいよナースコールを押そうかという事態の数々を、かいてたよー。

これは…これは何かの陰謀に違いない。

翌朝、ガタイのいいファンキーおばあちゃんの元へ白ナースがやって来てこう言った。
「湯たんぽの水、捨ててきましょうかね?」
「そうやねん、かたくてフタが取れへんねん」
「熱湯やったからね、漏れたら危ないからキツくしたのよ」

何かの…何かの陰謀だ。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-14 18:18 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

恐怖へのカウントダウン

「オマエ今週、入院やで」
「そうやねん」

「まぅとうとう入院が近づいて来たな?」
「そうやで」

どうして私の検査入院のカウントダウンはするんだ。
普段、私の病状の心配はしないのに。

たった一泊の検査入院に、家族2名はワクワクしている。
残りの1名は無関心。
脾臓が痛んでも涼しい顔をしている私が、どんだけ悲壮な面持ちで帰宅するかが楽しみなんだと思うが、私はシラ~と帰って来るつもりだ。
職場の偉いさんの無理難題なシフトのおかげで、退院の翌日にフルタイム勤務、一日休んで、翌日は大阪まで研修に行く。
この身体にはハードなスケジュールだが、シラ~とこなしてみせる。
倒れた時は、仕方がないなと思うことにするさ。

入院とその後の日常が過酷なので、入院までに『今この瞬間の自由』を満喫するつもりでいた。
古着屋さんを回り、なんかちょっとヘンな服でも買って、クレープを食べカフェオレを飲み、西に新しい古着屋があれば行ってひやかしてやり、東に小さな100円ショップがあれば行ってひととり見て回り、干渉もされず、採血もされず、管が差し込まれることもない、そうゆう時間をわたしは、持ち、たい。

そう思っていたのだが、三が日にあんなにいい日和であった気候が一気に寒気を帯び、冷ややかな風が吹きすさぶ悪天候。
私は寒いと楽しめないと思い、出歩くのをやめた。
病院内で着る部屋着の毛玉を取ったりしてみたが、一泊だし前日の夜に準備すればイイやと思い直す。
そこで、やることがなくなったので、画像の整理をしていった。
こないだも画像整理をしようとしたのだがさっそく動画を作って遊んでしまい、それに満足していっこも整理をしなかった。
何百枚もの画像を見てみると、この写真のドコが自分の心をグッと掴んだのかがサッパリな画像も出て来る。
心惹かれたものを写真に残しているはずなのだが、30枚に1枚くらいはサッパリ写真が紛れている。
けっこうな無駄を重ねているもんだが、無駄を排除した人生って充実感が減ると思う。気付かずに積み上げた無駄こそが、『達成感』をサポートしているのだ!そう思って生きることにしよう、私のやっていることはひとからみたら80%くらいの無駄で出来ているだろうから。
こうしてまた、無駄の多い私は画像整理がまだなのに、遊びにハシる。
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2013年6月15日撮影の、イオンお客様ご意見うけたまわりカードである。

イオンの敷地内入口のベンチで、宗教の勧誘(朝起き会)をしていた。
しつこくつきまとってめいわくでした。


注目すべきは5月3日金曜日の夜9時頃のしつこい勧誘であるということ。
『朝起き会』と名乗るくらいだから、朝の早起きをしているんだと思うが、金曜日の夜9時にしつこく勧誘活動をしていて、朝早く起きれるのか?
勧誘を「しつこい」と感じるには1分2分の勧誘ではないと思う。
入口のベンチで勧誘してきたということは、がっつりベンチで休憩している相手をターゲットにしているのである。
座っているところをロックオンされれば立っている時と比べて逃げ場が減る。
しつこいと思われるまで勧誘は10分~15分くらいは続き、なんやかやでいろいろゴソゴソしとってイオンを出るのは早くても9時半くらい、と見積もろう。交通手段は自転車。勧誘しているのはたいがい女性である。うら若き娘が「人生につまづいていませんか?」という投げかけをしたところで勧誘には成功しそうもないので、たいがい子育てが終わった主婦が勧誘の主流。
最近では「よりよい子育て」というテーマで幼子を連れたママの勧誘要員も増えてきた。よりよい子育てのまずはの一歩に、幼子を引きずり回して勧誘に没頭してないで、家に帰って手作りのおやつを食べさせてやり子供のすることを見て一緒に感動してやんなさい。
イオンからほど近い場所にこの朝起き会勧誘婦人が住んでいるのであれば、こんなに頻繁にイオンに行っている私が勧誘されていても不思議ではないと思う。
昼間も夜もまんべんなくイオンをご贔屓にしているのに、見かけたことすらないのだから、勧誘はたまに行う程度だと思われる。なぜならば、勧誘婦人はイオン近辺にお住まいではないから。と、仮定して自転車で帰宅するのに要する時間を20分としよう。これでイオンでの勧誘が済んだ勧誘婦人が帰宅したのは夜の9時50分ということになる。
子供も社会人となり独立して夫と二人暮らしの主婦だとしても、9時50分という帰宅時間はさすがに夫の帰宅のほうが先であろう。
帰ってきた妻に夫は、どこに行っていたのかと聞きはしないのか。
盆踊りに行っているとわかっているむーちんでも、少し私の帰宅時間が遅いとドコに寄り道していたんだとカンカンである。コンビニに寄ってアイス食べてとってんテヘペロ、と言うとさらにカンカンカーンである。
こういった夫婦間の悶着があり、10時10分頃にシンクの洗い物を片付けるなどの家事を行う勧誘婦人。
早朝に毎朝お寺さんへ拝みに行っているウチの祖父母ならもう眠っている時間である。ウチの祖父母の早朝とは4時5時のハナシであるが、朝起き会は早朝ではないのだろうか?普通の時間に起きていては単なる起床である。わざわざ「朝起き会」なんて言い放つくらいだから、人より早い時間に起きてなければ許されないぞ。
勧誘婦人は10時半頃にようやくお風呂、気になる小ジワや目元のたるみに化粧水や乳液や美容液をこれでもかと塗りまくって床につくのが11時過ぎ…朝起きさえすれば就寝時間はそう問題ではないのだろうが、『早寝早起き』という言葉もあるくらいだから、早起きと早寝はセットである。
朝起き会、土日は昼まで寝てたりして。

こんなコトしてないでとっとと画像整理をしたいのだが、魔が差しているので『朝起き会』なるものを調べてみた。
昭和26年に創立した社団法人実践倫理宏正会というのが正式名称であるらしい。う~ん、政治の匂いがする。通称『朝起会』てコトみたい。
ご注目の内容であるが、毎日午前5時から6時まで日本各地にある会場で開かれている『朝起会』と呼ばれる集会は年中無休だそうだ。「朝の誓」というのを全員で唱和するそうだ。この「朝の誓」というのがまぁもぅどうゆぅていいのか、ソウネーという内容である。宗教団体が言いそうなことをギュっと箇条書きにした「朝の誓」を唱和するが、宗教団体ではないらしい。社会教育団体だそうだ。サークルやボランティアではないので、ソコは間違えないでいただきたい。

皆さんが一番知りたい情報をひとつ、載せておきましょう。
入会金が600円、会費は月額200円です。
安いと思われますか、高いと感じられますか。
それでは、これではどうでしょう。
月刊誌『倫風』という300円の冊子があります。
コレ、私どっかで見たことあるなぁと思うんですがね。
ちゅうことは、私が見たことあるくらい配られているんですねぇ。
この『倫風』というのが勧誘婦人たちが勧誘をする時のアイテムとして配る冊子となっていて、これは個人負担で社団法人実践倫理宏正会から彼女たちが買っているものらしいのです。つまり、一般に向けて売られてはおりません。
さぁ、カンのいいひとはもう見えてきましたね?
彼女たちは徳を積むという口車に乗せられて『倫風』を買います、それを勧誘先で配る時に、最初は無料で差し上げるでしょうね。
この冊子、本人の寄稿によるものなのか引用や転記によるものなのか、直木賞作家などの文章が載せられているようです。この作家たちの文章が一度に読めて300円なら買いだけどな。それほどの冊子ですから、内容が面白くて読み応えがあるのは間違いないでしょう。
勧誘婦人たちは、あとは自分がされたようにすればいいだけ。

社団法人実践倫理宏正会のサイトを見て、いろいろと書きたいのは山々だが画像の整理も半分くらいしておきたいので、これだけ、言っておく。

実践倫理では「幸せ」を「仕合わせ」と表記します。

と社団法人実践倫理宏正会は言っている。
辞書を引いたことがおありだろうか。
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私の辞書はそもそも「仕合わせ」としか表記していない。
幸運の意では「幸せ」とも書く。と、そっちのほうが別表記である。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-07 09:43 | +丁猫犬堂+ | Comments(0)

運試し

大晦日にむーちんが激混みの温泉へ行って帰宅後、小銭入れをどこに置いたんやったかな、落としたかな、と騒いでいた。
自分の心当たりを探し回った挙げ句に、自ら単独行動をしといてからに「なぁ?小銭入れ知らん?」と家族全員を尋問。
「車の中ちゃうか~?」との私の助言には半分キレて「探したわっ!」と、ぬかした。
あのねぇ、奥様100人に聞きましたの『ダンナのハラ立つ言動』ベスト10ね、コレあるあるやね。速攻八つ当たり。

翌日も、その翌日も何かのついでに小銭入れをちょい探しをしては、私と目が合うと「小さい、黒いオレの小銭入れ、知らん?」と言ってみたりする。
オレの小銭入れの形状と色は知ってるよ。
でも落とした小銭入れの行方は知らん。

3日目にとうとうあきらめがついたのか「失くしたな…」と自分の非を認め、それでも女々しく「オレの小銭入れを見つけたひとに中身半分やるで~!」との懸賞金をかけてきた。
もはやここまでいくと大事なのは小銭入れの中の小銭なのか小銭入れ本体なのかわからなくなるが、小銭入れはダイソーで買ってたからなんやったら私が同じものをプレゼントしてあげてもいいと思えるくらいだ。…中の小銭か。

「ぜったい車の中やわ」
「だから車の中は見たっちゅ~ねんっ!」
「私なら車の中のドコに落ちてるかまで心当たりある」
「オレもあるある、あるトコはわかってんねん、そこも見た」
いいや、おヌシの目には見えぬ。
八つ当たりをかますような汚れた目には見えぬのだ。
「あ~~~オレちょ~~~~~どお金を貯めていってたトコやから、小銭入れっちゅ~てもだいぶあんねんで~2000円くらいはあるんちゃうかなぁ~」
「…なぬ?」
私は俄然やる気を出した。
金額を聞く前にもやる気は出していたが、次に車に乗った時に探そう、くらいのやる気だった。
しかしそれが今では、コートをひっかけて今すぐにでも探しに行こう、くらいのやる気である。
しかしそのやる気を出した「今」が夜でしかも寒かったので、行かなかったが。
私の『寒いのイヤ』ていう気持ちは2000円の現金に勝つ。

やっと車で出かける用事が出来て、しかるべき箇所をしかるべき角度で探すと、ものの2秒で小銭入れを見つけた。

「あった。」
「え~~~~?!そのヘンなら、オレも探したんやけどなぁ…」
八つ当たりオヤヂの目には見えんとゆぅておろぉが。
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1000円、稼ぎました。
時給換算にしますと1時間で180万円を稼ぐオンナですね、ワタシは。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-06 11:02 | +朝臣寺+ | Comments(0)

まぁるい

私は2日からすでに養生の床についている。
初詣のみくじが『養生すれば治る』と言ったからではない。
4日に、仕事が入っているからサ。
実は過去5回の就労のうち2回、ブッ倒れている。

家事が出来ないほどの爆睡をかまし起き上がることが出来なくて、そんなことならば辞めろとお叱りを受けている次第でありまして、だから4日の仕事に向けて体調を万全にしておこうと、出歩かずじーっとする。
おかげで日中に活動量がないもんだから眠れなくて夜更し。
まったく意味がないんじゃないかなァ~と思いながらの養生でございます。

2日の昼間に何度か故郷に電話をするも出てくれず、LINEでメッセージを投げかけてみても同居の弟からの返事もない。
叔母のイネさんちの電話も数回、ひつこく鳴らしてみたが留守番電話にすら切り替わらない。
「みんなドコ行ってんだよ~~~~っ!今日も正月気分か~~~っ?!世間はまだ正月なんだなぁ?おまえもかぁ~~~おまえもなんだなぁ~~~???」
とひとりプンプン丸して、後回しにしていた年賀状を書いたり、SDカードの整理をしながらついつい遊んでおりますと、実父タカボからリターンコール、キたーーーー(゚∀゚)!!

「どした~?」
「どした、って。新年のご挨拶だよ」
「そうか。で?調子はどうよ?」
「ダメだね。高い薬飲んでても痛い、お手上げだね。我慢するのみ」
耐えるが美徳、ザ・日本人。

そんな私の精神論に、タカボのアドバイスは意外なものだった。
私の病気はよくわかっていない病気なんだから、twitterでつぶやいとけ、って。
ヤフー知恵袋でこんな症状に困っていると書いて、経験者の方からのアドバイスが欲しい、と助けを求めろ、て。
そしたらいつか、経験者が知恵をくれるかもしんないから、て。

ネットってのは世界中の人とつながってるんだろ?世界中にはいろんな経験をしているひとがそれはもうたくさんいるんだから、そうゆう人の中には同じ経験を先にしている人がいるはず。その人が何か教えてくれるかもしれないだろ?同じ経験をした人にしかわからない事って、あるからな。

びっくりしちゃった。
メールのメの字も無視してるアナログなひとタカボが、twitterや知恵袋の存在を知っていたこと自体もそうだけど、それを活用しろってすすめてくるとは思わなかったから。あのタカボがねぇ…ひとに頼ることの大きさを説いてくるとは思わなんだ。

65歳のタカボはもぅ死んでもええかと思えるトシだけど、オマエはまだ死ぬには若いし母親としてもうちょっと生きているほうがイイ、って。単に生きるんではなくて、誰に対しても安心感を与えるような生き方をしていけ、って。油断するとつい自分中心の考え方をしてしまうから、それに人間性を加えて冷静に考える一呼吸を置けるように、て。

「ちょっと~~~オトン、丸くなったなぁ?」
「そうじゃろう?」
我が故郷でタカボの名を出せば『不良』の筆頭株主、一流の不良を育てることで有名な工業高校に進学致しまして、果てはエリート中のエリート。
道を歩けばチンピラが頭を下げるような顔をしてございますそれがタカボという男。
そんな父親の子供は決してグレません。怖いから。
威嚇が趣味で威迫がおともだち、威圧があとから付いてくるそんなタカボが、安心感を与えるように生きてゆこうぞ、と対等に言う。

「そうよ、それが本当よね…て思うわ。トシくってまぁるくなって、さ」
世界平和が最終目的かのように、誰に対しても優しくなってゆくもんよね。
それまでの生き方で、やせ我慢や強がりを繰り返して、我慢も辛抱もしてね。
若い時の苦労と挫折と憤りと後悔と、若気の至り、空回り。
責任感を不安で飲み込まれたり、衝突があってわだかまりを抱え、問題にぶつかって乗り越えてね。
そうゆう経験を経た人間は、そうやって人間的にまぁるくなるのが本当なのよ。

それでも人間とは未熟なもので、やせ我慢や強がりが頑固な自分を作り、我慢や辛抱が猜疑心を生む。卑屈な自分になっていることを、ことさら誰かのせいにしたがるの。ラクなほうに身を任せたくなってしまうこの自分よ。

成熟した人間には安心感が溢れてる。
だから黙っていてもひとが寄ってくるし、困った時には誰彼ともなく力になってくれるひとが次から次へと集まってくる。
安心感とはそうゆうことなんだろうと思う。
その安心感をつけろということなんだろうと思う。
要するに、未熟なままでいずに今から成熟に向かえ、という意味である。

いま、出来るだろうか。
とても未熟さを出してしまいそうな状況の私である。
これは状況のせいにする、ていう未熟さかなァ。

人間性プラスの一呼吸、冷静に・冷静に。
このワタシという人間は、まぁるく、いれる素質があるだろうか。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-03 23:46 | +ミルニング+ | Comments(0)

大晦日と実家と元日と時々オカン

皆さま カウントダウンも終え
良き新年を迎えられたことと
お慶び申し上げます
ワタクシは検査入院へのカウントダウンが
始まったトコロでございます

本年も変わらぬご贔屓のほどを。



三田の実家で年越しそばを食べるためにその買い物をするのにスーパーに寄ったら、塩釜鯛の価格表示が198円とある。
横に並べて置いてある尾頭付きの小さな焼き鯛は498円。
それなのに、手間暇かかってる塩釜鯛が木槌付きで198円。

「これって、値段合ってる?これ値段こんなモンなの?」
あまりの価格破壊に、一緒に塩釜鯛を見ていたおじさんにタメグチで話しかけてしまう。
「さぁ?間違いちゃうかと思うけどなぁ…」
「そうやんなぁ?この鯛の相場知らんけどさぁ…こっちが498円やったら1980円の間違いちゃう?印刷ミス、なぁ?」
「そうやろと、思う。そら198円は安いわ」
「やろぉ?だって198円なら買うよ、私」
「店の人にきーてみ?198円では、ないで」
「きーてみるわ。でも、ここまでハッキリくっきり堂々と198円って書かれたら、198円やで。そら198円で売らなな、店も。」

おじさんと私のやりとりを途中から見ていたチョモが「どしたん?」と寄って来た。
「これ、198円らしいから、確かめて買おうと思って。あのバイトのニィちゃん脅してくるわ~」
おせちの具材に割引シールを貼っている最中だったバイトのニィちゃんに声を掛ける。
「ちょっと・ちょっと、ちょっとこっち、来て~」
「はい、なんでしょう?」
「コレやねんけどさ、コレの値段198円って書いてるけど、いんだよね?」
「ええーっと…えー…違うと思いますが…」
「これでもぉ~…198円で買うよ、私」
「99%間違いだと思いますが、確かめて来てもよろしいでしょうか」
「確かめて来て。」

しばらくして件のニィちゃんが小首傾げて戻って曰く
「あのぅ…店長が値段に間違いはないとのことで…」
「値段が198円て表示されてること知ってんの、店長?ちゃんとゆぅた?知らんで?私、198円で買うからな?ニィちゃんが『店長が198円てゆぅた』てゆぅてんからな??」
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バイトのニィちゃんも99%値段の表示間違いだと疑った塩釜鯛。
まさかの1%の奇跡で198円。
そうさ私は奇跡的なオンナ。
5年はかかるだろう病気も奇跡的に1年くらいで治します。
だから今年の梅雨くらいには完治しましてですね、夏はボンブーかな。



体調の悪い日が続いていたので今年は初詣に行かないつもりだったんだけども、やっぱり行かないってのはね、運だけで生きていると言われ続けて来た人間のモラルに反すると思ってサ。
本当に私って自他共に認める運の良さ。
それってやっぱ、暇つぶしにお参りしてるからだと思うんだよね。

平日はスイスイ本堂まで行ける中山サンも
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この混みっぷり。
この人混みを写メに撮っている人を見ながら、twitterかなぁ~それともFacebookかな~、あ・LINEか…と思いつつ、歩を進める。
『初詣なぅ 激混み~(/ω\*)』とかかな。
私は、ブログですの。リアルタイムじゃ、ないタイプ。

パワースポットとして知る人ぞ知る、スピ系女子にはたまに人気の売布神社。
平日に行っても3回に1回くらいしか参拝客と出会わないのに、今日はこの混みよう。
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地元の人間には最難関国公立大学京大祈願としてのご利益があります。
チョモ、最難関じゃないけども経済的事情から国公立大しか志望させられない受験生だから、売布参り。去年ココに参って、ひー坊も無事に公立高校合格したしね。
なんしか「公立」の神様なのサ。



「オマエ…オカンに似てきたな~」
「どっちのっ?!」
「オマエのほうのオカンに決まってるやないか」
あんまりしみじみとオカンに似てきたって言うから三田のオカンに似てきたのかと思ったけど、ウチのオカンだって。
顔が似るわけないか…三田のオカンはむーのオカンで私とは血の繋がりがナイもんなぁ。
「ヤメテよ。人間的に最低なあの人とは絶対に似たくない」
数回チラと会っただけのウチの母親の顔を、むーちんが正確に覚えてるわけないから、きっとむーの見間違い。
私は、似ていない。

ひとの顔には自然とその人の『ひととなり』が出るもんなんだなぁ~と私は、去年の春に我が故郷へ帰郷して、感じ入った。
私は久々に我が母の顔を見て、さらに間違った道を歩んでいるのだな、と思った。
離婚した夫の親戚たちが集っている葬儀の場に顔を見せる母親がそもそも非常識なんだけれども、その姿には何の遠慮もなく、さらに私は呆れた。
すると父方の叔父であるツグおじきが隣で私にこう言ったのだ。
「どうしたんだろう?コケさん(私の母)あんなにキツい顔になってしもて。お嫁に来た時は可愛らしい顔しとったのに」
同感以外の何もなかったね。
私の幼い頃の記憶の中の母も、とても可愛らしい人だった。
しかし、道を踏み外して二十数年。
私はもう母に対して、ため息しか出ない。
自分の母親を見て「こんな人間にだけはなりたくない」と思って二十数年である。
…ながい…長いぞ。

「オマエ、ほんまにオカンに似てきとんで」
「イヤ!絶対に似てきてへん!」
断じて、むーの見間違い。
私は、決して、似ないのよ。決して。
だからアナタの見間違い。

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どんな見間違いやねんっ!
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by yoyo4697ru980gw | 2014-01-02 12:09 | +in the sky?+ | Comments(0)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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