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大収穫祭

秋の味覚狩り、行かれましたか。

我が家の実家には栗の木が3本あります。
いや、4本だったかな。
5本ってコトはないと思うんだけど。

実家には2本以上5本未満の栗の木があります。

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こんな立地条件で植わっているもんでまるで自生しているかのようであるが、苗木から植え、3年後の収穫期を楽しみにオカンが手塩にかけて育て、今や収穫が追いつかないほどの大木に育った15年超の栗の木である。

この栗の実は渋皮煮や蒸し栗といった食べられる状態となって我が家に届くことが多いのだが、今回は、狩ってみた。
栗は『栗拾い』という味覚狩り名なので拾うものと相場は決まっているが、我が家は生っている栗をちぎる、もしくは叩き落とす、というホットな味覚狩りであるからして『栗ちぎり』もしくは『栗落とし』である。

栗も拾うと地味だが、ちぎったり叩き落としたりなんかすると途端にアクティブな収穫方法となる。
しかも我が家の栗の木は山の斜面を利用して植えてあるので、アクティブの度を超してサバイバルに近い。
漁船が港に帰ってくる時に大漁旗を掲げているが、正直、あのド派手な布を広げてはためかせるテンションはどの時点で引っ張り出されるのかと思っていた。
大漁最中は旗どころの騒ぎぢゃないだろうし、『大漁旗あげよか』となるタイミングとは本当に大漁な時ほど掴みにくいのではないかと。
ありゃ、いつでもイけるね。
最初でもイイし途中でもイイし、帰港前とかでも全然オーケー。
『大漁』とか『豊作』とかはね、コンスタントにテンションのピークが喰いぎみにやってくるね。

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サバイバルな環境での栗の収穫というのは、走り出した時にはもうトップスピードである。
イガ1個を叩き落としたダケでゲレンデ滑走。
自分でも止め方がわかんねぇ。
収穫に『祭』つけちゃうの、わかるな。
もぅ『まつりぢゃ・まつりぢゃぁああぁああぁあ!!!!』てなテンションなので、大漁旗さえあれば序盤で揚げてる。
残念ながら実家は工務店なのでアげるモンちゅうたら棟上げになってしまうが。

これまでの栗の収穫祭は、息子たちが祖父母と楽しむものであった。
子供のお楽しみであったわけだが、末息子も15才となった今さらワーキャーゆぅて悦ぶでもなし…といったテンションであったことを自白しておく。

「そう言えば裏の栗ってもう生ってるんちゃ~ん?」
「もぅ落ちてんのんあるんちゃうか」
「おばーちゃん帰ってくるまでに拾っとこうか~」
ヒー坊と裏へ行って、にわかに沸く。

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「ちょっとーっ!
栗やんかコレーっ!
栗が生ってるやんかーーっ!
すっかり栗やんかーーっっ!」
「栗の木やから栗が生るやろ…」
「アンタ小学生の時こんなん収穫しとったんか?」
「そうや?」
そうか…家庭菜園の延長線上というイメージを抱いていたが、コレはもう果樹園という規模に匹敵する。
「役割分担がいるな。
私が栗を落とすからヒー坊は中身を取り出して」
「えーーーまぅだけ楽しくない?」
「別に逆でもええで?
でもアンタ、あっこの高さまで届くわけ?
ジャンプとかして叩き落としたり出来るわけ?」
「…火箸とってくるわ」
ん、そんでええねん。
適材適所で配置しとんねから文句言いないな。

「これさぁ…登る時にコレを踏み台にして大丈夫?崩れそうやねんけど…」

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「大丈夫やで?けっこう深く刺さってるから全体重乗せても大丈夫」
「ソレはアンタの体重やからやろ?」
「いいや?大人でもヘーキ」
「信用してええねんな?落ちたらすんげぇ怒るよ?」
「何回も乗ってんねんってば~ソレ」

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「お~~~イけんなぁ…」
「な?」
「コレさぁ、今は半分くらいの体重しかかけてへんねけど、全体重イけそうな気がする」
「いけるってば」
「チャレンジしてみるから写真撮ってみて」
「もぉー…余計なことし過ぎやねん、まぅ…」
「ピント、意識して合わしてな?」
「ちょっとーーーーナニ命令しちゃってんねーん…頼む分際でホンマー…」

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影とか明るさとかホワイトバランスやコントラストってあとでなんぼでも簡単に加工出来るけど、ピントのブレって修正が面倒な割にはあんまりクリアにならないんだよねぇ。

「うぉおぉおぉ~…たのすぃ…」
楽しいぢゃないか栗の収穫祭。
「むっちゃ楽しいやないか、コレ」

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「ホンマ・ホンマ。意外に楽しいよな…ちゅうかむっちゃたのすぃ~…」
地味なポジションでも楽しいようだ。
侮れんな、栗の収穫祭。

楽しくって次々にイガを叩き落とす。
もぅ茶色いとか青いとか熟れてるとか未熟とか、関係ないね。
見つけ次第、収穫の対象である。

「ちょっとーーーーダメなヤツまで落ちてきてるよーーーー!落としたらアカンのはダメでしょーーーー!」

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「こうさぁ…足でな?ウニウニウニ~ちゅうて、中身を剥き出す、ていうそうゆうカンジでイけんじゃない?中に栗はありそうよ?」
「やってみるけどなぁ…栗あってもさぁ…育ってるかどうかやで…わぁああぁあぁああぁぁあ!!!まぅ…栗や…栗になってる…栗っぽいものが出て来た…開いてなくてもイけんねんや…ま…白いけど…」

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「青いうちから収穫できるってトマトと一緒やなぁ…白い栗…レアもの」
「問題はおいしいかどうかやけどな」
確かに。
味までレアものだといただけない。

完熟イガを求めて登って登って行き止まる。
「おぉおお!!あんな所にイガ塚が出来ておる…縄文時代早期前半の生活を知る上での手掛かりとなり得るぞ!なおかつ動物遺体が発見されれば動物考古学の観点からも貴重な遺跡ということになるんだワトソン君…」

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「おばーちゃん第一弾の収穫をもうしたんやな~栗ごはんしたんかな?」
あ・そんな最近のハナシけ?
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by yoyo4697ru980gw | 2012-09-30 17:12 | +knowing+ | Comments(0)
鬱蒼と雑草が蔓延る地面を

ひとは『荒地』と認識する

ひとの手が入らないと

舗装されることもないのだから

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見りゃ、わかるぞ。
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by yoyo4697ru980gw | 2012-09-29 20:14 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA