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渋ガキDASH!!

おじーちゃんちまで車で40分。そのおじーちゃんちには渋柿の木があって去年【柿渋】という天然染料を作るために収穫してもらった。
今年は坂のテッペンにあるおじーちゃんちへ行く途中の空き地に植えてある渋柿の木から渋柿を奪取。
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ここに同居していた時にはこの空き地で秋祭りが開催されていた。要するに、この住宅地に住む人たちの「誰が憩っていてもよい空き地」であると言えよう。所有者がいるのかどうかはわからないが「あっこの渋柿だ~れもとらんから毎年腐って落ちてんで?」というチョモの言葉を信じて、奪取しにゆく。
「あんな高いトコに成ってんのにどやってとるん?」
「…アンタ木になる実を盗ったことないん?…やったコトないん、木登り?」
「怒られるやん」
…なんてスマートに育ったのだろう。
さすが集合住宅住まいと同居を繰り返しただけのことはあるな。
生き抜くためには「おとなしい子供」でいなきゃなんない世代の象徴のようなスマートさで、侘しい限りである。

向かいの山本さんちのキンカンを盗んだら見つかって隠居の頑固ジジィが竹ぼうき振り上げて追っかけてきやがった!…て経験ナイんだな、かわいそうに。
死ぬほど怖かったが、そんな経験の数々があってのこの精神力のタフさだと今では思う。
平成っ子たちよ、知らない他人から追いかけられてションベンばチビる思いをしたことが、あるか?
親父に鼻血ブ~になるほど殴られてケンカをした相手の家へ引きずって連れて行かれ、玄関のたたきに額をこすらんばかりの土下座をさせられたことは、あるか?
そんな経験の数々が良い事だとは決して言わない。経験をしなくてもよい失敗だったとは思う。でもそれは、後でわかればいいことではないだろうか。その行動が間違っていたと反省出来ないようならダメだけど、何かしらの行動を起こすには勇気が必要だ。その勇気を振り絞ったこと自体を私は悪いとは思わない。
「怒られる」という理由で行動に移さないような好奇心ほどもったいない感情はないと思う。怒られることを覚悟でやってみることにこそ、価値があったりするんだぞ。一度「普段では絶対にやらなさげな出来事」に手を出してごらんさい?自分の視野がとっても狭いことに気付くから。
夜更かししてたら鬼が来るよ~とかおばーちゃんに脅されても「山本のジジィよりマシ~」とまで子供に言わしめた山本のジジィの迫力ちゅうたら、この世のモンぢゃない。そしてそんな山本のジジィが紛れもない人間だとゆう事実。…ある意味で視野が広がった。

先がワシャっとなってるなが~い竹を操作する人
枝を折って落とした柿を段ボールでキャッチする人
この最強タッグを組みましょう
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「ココな?」
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「よっしゃ!」
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「ないすっ!」

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「高枝切バサミもビックリやで~!この枝、何の機能もナイのに。高枝切バサミの機能をウデでカバーやからな。」
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私、ひょっとして高く売れるんちゃうか。

「この渋柿奪取の一部始終を撮っといてな、ヒー坊。」
「えー…」
「えー、ぢゃねぇよっ!木にも登れずキャッチも出来ずオマエに何が出来るっちゅうねんっ!シャッター押せやっ!」
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「もー…何なん…仕方ないなぁ…」
「決定的瞬間を撮るように。」
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「もー… …くっくっくっくっく… 撮れた。むっちゃイイ感じ!」
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ないすっ!ヒー坊!

「コレ…甘柿ちゃう?」
「ちゃう。こんだけの熟れてる柿が木に無事に残ってることが何よりの渋柿の証拠やないか。甘柿やったら鳥が喰うとるわい。」
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「いや…これは甘柿やって!食べてみよう!」
「…オマエは凝りひんやっちゃのぅ…渋柿やっちゅうてるやん。去年のコトをもう忘れたんか?渋柿やったやろ?」
去年、柿渋作りのために渋柿を切っていてチョモは「コレ…甘柿ちゃう?」と言い出した。その時も「違う」と教えてあげたが、甘柿だと思い込んで喰って確かめた。結果は渋柿だった。その後も「コレこそ甘柿や」とか「今度こそホンマに甘柿や」とか言って喰って確かめ、100%渋柿だった。
「いやいやいや、これは甘柿やって!甘柿の形しとる!」
「去年もそうゆぅとった。一応な…教えることは教えるけど渋柿で間違いないで?渋柿やで?言うたからな?渋柿やけど喰うて確かめてみるか?」
「こ~れは絶対甘いって~!甘柿やって~!!」
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「しぶっ!!!」
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オマエはもう毎年、喰うて確認しろ渋柿を。

「たのすぃ…楽しいたのすぃ…にゃっはっはっ楽しいな?」
「最後の一個、オレにとらしてよ。」
「ええで。ええカンジで座れるポジションみっけたわ、休憩してから降りるから交代しよか、キャッチするわ。」
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「ぜんっぜん休憩してるようには見えんけど?」
「コレは座ってるモンにしかわからんよ、このフィット感はね。他からどう見えようが私がくつろいでたらそんで休憩は成立しとんや。」

「最後の一個やねんからちゃんとキャッチしてや?」
「まかしとけっ!」
「落ちるでっ!」
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「遠いわっ!ヘタクソっ!どっちに飛ばしてんねんっ!」

腕もねぇヤツに竹棒を任すんぢゃなかったとの後悔は残るがまずまずの収穫。
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柿渋作りに失敗したので今回はこの渋柿をおじーちゃんに干し柿にしてもらうことで決定。
追っかけてくる山本のジジィはいなかったけど、渋柿奪取の非日常をご経験いただけたかと。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-29 01:17 | +mender!+ | Comments(7)

見ながらチャリに

部活動をサボらず真面目に取り組んでいる数少ない陸上部のひとりであるチョモは1年の下積み時代に「来ても来なくてもどっちでもイイ」という日程の部活動にも喜んで行っていた。学校にあるトレーニンググッズを使い、学校でしか出来ないトレーニングをしたいと言って。
伸び悩んでいた身長も順調に伸びる頃合いだったようで春の身体測定ですでに、156センチなのに158センチと嘘をこいてる私を抜いた。
「とうとう抜いたか…」と沈む私に「オレで158.4センチやで?そこまで差ぁないからやぁ、157はあるんちゃう、まぅ?あると思うけどなぁ?」と気を遣ってくれたが、その言い方が大変ムカっ腹が立ちますわねー。
私がこの2センチをどれほどの根性でカモフラージュしてきたかわかっとんのかワレ~実測156だろうが157だろうがどっちゃでもええね~ん、ホンマは4センチのヒール履いてて160まで到達さしてんのに「158ですぅ~」ゆぅて「そうな~ん?160はあるとおもた~」っていう小技をつことんのやぞ~!「もっとあるとおもたけど低いんや~??」という反応の「低い」の最低ラインを「158」に底上げしているという根本的な詐欺を働いとるんぢゃっ!コレ「詐欺の基礎固め」ていう技で全国レベル。

誰がどう見ても「陸上一筋」であるチョモは目出度く「2年生の時代」を迎えた陸上部でキャプテンというポジションにトップ当選。実情は部員による投票で決まる「部長決め」で、みんなに「チョモでよくね?」と押しつけられたんだけどね。全国大会優勝(ハードル)を果たした先輩「なかぢぃ」にくっついて、放課後のリンゲン氏による特別練習に行きたいが、なんせ「雇われ店長」だから…ちゃうちゃう…「押しつられ部長」だから学校の部活動をまとめなきゃなんない。
「学校の部活に出るとリンゲン氏のが間に合わへんねん、17時半からやねんけど。」
と言って18時に帰宅。お前は既に…大遅刻。リンゲン氏に「千徒は毎日遅刻やなぁ?」と言われ続ける日々を重ねた。いまや「千徒はやっぱり遅刻やなぁ?」「今日も遅刻やなぁ~千徒は~」と色々なバリエーションで遅刻を責められるほど、痛くも痒くもなくなった。もともと遅刻を軽視する性格をしているので、コレで遅刻がクセになったら困る。時間を守る人間の信頼度が高いのはどの世界でも一緒だから、最低限時間厳守。

そこでチョモの時間感覚が世の中の時間とどれほどズレているかを知るため、最近はチョモがどこかへ遊びに行くなり特別な練習に行くなりする時に、帰宅予定時間を訊く。大幅にズレていることもないが、予定時間を意識して合わせた風でもない。30分単位で区切って申告させようか…と考えていた折「某企業グランドで陸上選手指導の練習に行く」というような特別練習の日があった。朝から出て行き弁当はいらないと言うので帰宅時間を問うと「昼くらい」というアバウトな設定だった。出向き参加型の練習なので学校の部活動などとは違い、タイムスケジュールが組み難いのか、帰宅時間を大まかな朝・昼・晩で区切ってきやがった。

その日、夕方には実家に行く予定だったので残された家族はチョモの申告を信じて「昼」を今か今かと待っていた。
私は、休日の洗濯をサボろうと思っていたが、あまりにチョモが帰宅しないので洗濯をしてしまった。むーちんも「チョモおっそいなぁ…」と何度もつぶやき待っている。私は出来上がった洗濯物を干すため、2階のベランダへ移動。間取りの関係上、洗濯物を干すベランダへはチョモの部屋経由である。出掛ける時にカーテンと窓を開けておけとあれほど言っているのに、換気もしなければロクに掃除もしやしねぇ…えっらそうに私には掃除をしろとかホコリがどうのとか言いやがって…小汚い部屋を経由したらそのような不満がフツフツと湧いてきたので、電気のリモコンのCHを横にポチっとズラしておいた。CHを変えたのでたった今、チョモの部屋の電気のリモコンはご臨終。どのボタンを押したって電気つかないから。CHをプチと変えなきゃなんないことに気付けばいいけど~。

鬱憤を晴らした私がベランダで洗濯物を干していると、田んぼを挟んでむこ~の通りに、アレ中の目立つジャージを着た中学生の姿を認めた。こちら方向に進んでい、背格好もじつに我が子のようだ。この時間だし、じつに帰宅途中の我が子っぽい。あ・左折した、我が家ルートじゃないか、我が子だろう?

しかし見えている間中の約2分ほど、その中学生はずーーーーーーっと左手に持った物体を凝視して自転車を片手運転しているのだ。周りの景色や前方を気にする様子は一切無く、とにかく左手に持った物体ばかり見ていて、田んぼを挟んで向こうの通りである公園外壁に沿った直線、見えている区間でどのくらいの距離だろうか…100mはあんのかな…その間ずーーーーーっと左手の物体を「ためつすがめつ」といったカンジ。あたかも「ケータイをいらう中学生」。いやもうそれしか考えられん。だって個人用のケータイを持っている中学生の共通の行動として、しょっちゅうしょっちゅうケータイを開くのだ。メールの受信音が鳴ったわけでも着信があったわけでもないのに、とにかく画面を見てボタン操作をやっている。人との会話の途中でもそれは突然始まる。その左手の物体は小さくて確認できはしないがケータイである雰囲気がたっぷりとあった。「食い入るように見ている様」と「ちょっといらってる感」と「手から放すつもりのなさ」が揃えば、ケータイ以外の何物でもないのだろう。

だから私はこの「ケータイをいらってる」の一点のみで、我が子でないと判断したのだ。
背格好、自転車に乗っている時の姿勢、自転車のこぎ方、どれをとっても我が子チョモだという自信はあれど、我が子はケータイなどいらわない。
ケータイを持たせていないチョモがケータイをいらっているわけがない。

しかし判断は覆され、我が子チョモが帰宅し部屋へと上がって来た。
「…あ…チョモやった?今の?ソコの道、帰ってきたの、チョモ?」
「オレ・オレ」
「そうやと…おもててんけどさぁ…公園の前からずーーーーっと、ケータイいらってんねん、アレ中のジャージ着てチャリを片手運転で。ケータイなんか持たしてないから絶対チョモちゃうおもてんけど、あれ、何か持ってえらい脇目も振らんと見入ってたん、アンタ?」
「あ…オレ・オレ」
ものすご~くニタニタしながらチョモが答える。
「なんやねんアンタ…気持ち悪いねんっっ!」
気持ち悪いほど絡みつくようなニタりを放つチョモは「ケータイいらうわけないからチョモじゃないっておもてんけど…」と言う私を見ながら、どっかにエロ本でも隠してんのかというようなニタニタを繰り出して「オレ、オレ・オレ」と詐欺もビックリの「オレ」主張。
「アンタあれ…そんなに一所懸命、なに見とったん?」
「ドングリ。」
ニッタリ・ニッタリ・ニタニタニタ。
「ヌフフフ~…ど~んぐりぃ…」
ニタ~・ニタ~。
「怖っ!こわい怖いコワイっ!気持ち悪いんぢゃワレっ!!」
ドングリから何故そないにまで目を離せなかったかの理由はあえて訊かない。
今後も一切、興味はないから自分から誰にもその理由を話すな。
ただ、一方的にこれだけは言っておく。
中学生にもなってドングリに心を奪われるな。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-25 00:50 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

休憩の授与

夏休みの課題が11月なのにまだ出ていません、と2年チョモのクラスの担任キョシーが嘆くようなレベルであるアレ中において、平均学力ソコソコのヒー坊の「予習能力」の高さだけはピカイチである。正確には「宿題を先へ先へとすすめた結果、復習が予習になっていた。」能力である。…何かが間違っている気がしないか。

国語には「授業ノート」と「語句ノート」というものが存在するらしい。その「語句ノート」に只今授業中である単元の中に出てくる漢字を復習として書き取るというのが、国語の宿題なのだそうだ。それを国語の教科担任は「一日3コずつを目安に書き取り1週間で」仕上げるよう指導した。中学の宿題は「今日の宿題を明日提出」といった小学生スタイルではない。教科ごとに教科担任から宿題が出されるので「何日までに」や「次の授業までに」という期限だけがあって、ペース配分は生徒本人がやる。
そこがネックでもあり利点でもあるのだが、やる生徒はやるしやらない生徒はやらないというハッキリとした性格が宿題に出る。
ヒー坊は突発的なことに対処できない代わりに前もってわかっていることはコツコツとやる、というなんとかバランスのとれた短所と長所がある。その長所は「語句ノート」の宿題で発揮され、最初は今やっている「竹取物語の漢字の書き取り」だったはずが、次の単元「枕草子」にまで喰い込んだ。

「休みの日の~朝に1回、夜に1回、書くやろぉ?3コずつやから、そうやると6コ書き取るやん?一週間でって言ってたけど、竹取物語の語句ノートが3日ほど余ってんな?とりあえず枕草子にいっとこうかと思って。」
一日3コが目安だって先生が言ったのに、一日2回の服用くらい、きっちり書いた。一日2回のプレコールか、効き目長持ちか。一日2回で早く済む!漢字書き取り語句ノート!

そうやっているとそのうち「枕草子」も書き取ってしまい、仕方がないので次の次の「矛盾」を書き取ることにしたそうだ。漢字の書き取りは必ずあるからやってダメなことはないだろう、と判断して。
そして国語の授業、今の単元「竹取物語」冒頭読み上げのテスト中「テストしていない生徒は語句ノートの書き取りをして待つ」というシュチュエーションがあった。竹取物語の語句書き取りを終えていない生徒が殆どであったという。
「もし『竹取物語』が終わったという人がいたら~」と先生。
今の単元「竹取物語」の語句が「終わっている生徒」の枕詞『もし』仮定形やね。このことから「終わっている生徒がいない」という可能性が高いことがわかる。そして先生は続けた。
「まぁいないとは思うけど『枕草子』も終わってるっていう人がいたら、その次の『矛盾』をやってもいいです。」
ヒー坊はその次の指示を待ったそうだ。
だってヒー坊は「いないとは思うけど枕草子を終えた生徒」で、その上「矛盾まで終えたありえない生徒」に該当するから。
しかし、先生の指示は終わった。続きはなかった。矛盾の先はなかった。そして僕は途方に暮れた…じっと手をみる…
何をしようかなぁ…と考えてるヒー坊の様子に、周りのクラスメイトがヒー坊の語句ノートを覗く。

「ヒーさん…矛盾も終わってる?え?終わってんの?せんせ~い!ヒーさん矛盾も終わってます~!!!」
アレ中史上大事件勃発!!
「えっ?!矛盾も終わってんの?!」
先生、前例のない予習の予習の終了に驚きを隠せません!!!
今までこんなに予習のススんだ生徒がアレ中にいたでしょうか!!!!
ヒー坊の「やらなきゃなんない」ことをサッサとやりたがる性格がこのような快挙を成し遂げました!!!!!

「…で、結局その時間は何をやっとったん?」
「何も。」
「へ?次の単元はもうないの?矛盾で終わり?矛盾の次にも単元があるやろ?」
「いや…普通の単元はあるよ?でも古典の単元は矛盾で終わりやから…先生が…休憩しとき、て。」
休憩…授与。
アレ中には学力をアップさせるための「生徒の意欲を引き出す学習プログラム」とかそうゆうのはないのか?
そこいらへんの塾でも独自に「教科書と連動した理解力を深める教材」とか使って授業以外の学習に取り組んでるくらいやのに。
公立ってまだゆとり教育に蝕まれてんねなぁ…ホンマにもう☆
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-23 15:26 | +in the sky?+ | Comments(4)

ゆぅてはならぬ

事務所スタッフ12名。
「一風変わった流れ作業みたいなことで部署に配置」という仕事内容でスタッフはそれぞれに持ち場に居る。「商品撮影・出品・メール・梱包・発送」という流れである。商品を撮影してそれをオークションに出品し落札されたらメールでやりとりをする。落札された商品は梱包され入金が確認できれば発送して、商品の販売は完了。それがオークションの取り引きの流れ。だから一つの商品にたくさんのスタッフが関わっていることになる。撮影をするスタッフ→その画像を使って出品をするスタッフ→その出品した商品が落札され、お客様とのメールのやりとりをするスタッフ→落札された商品を梱包するスタッフ→梱包された商品を発送するスタッフ、という風にそれぞれがちょっとずつ絡みながら次へとバトンタッチしているような具合。それぞれ適材適所でそれぞれの仕事内容をそれぞれの人が極めているわけである。

んで一方、私はと言えばこの各部署の、極めたスタッフの手が足りていない所を日々お手伝い程度にかじっている。ひとつの所を専門にやっているわけではないので、いつまでも極まることはなく中途半端に手を出しているのが現状である。どこもかしこも手が足りなくなれば、度合いによって一時的な穴埋めをし、かといって任されるほどの仕事量はこなせずにあくまでも補助。
おおかた撮影か出品かの補助として入るけれど、たまに「梱包の後半」をしていたり「一部メールの前半」をしていたりして逆に足手まといぢゃなかろうかと思うようなかじり方もしている。

ここんとこは個人的に「午後からは撮影」に力を入れている。撮影技術を高めようとおもて、いろいろ聞きながら。撮影部屋が2部屋あり、撮影方法もディスプレイ方法もさまざまあるんだけど、私がやっているのは「平置き」という方法。いろんなアイテムを撮るが、三日間ばかしずーーーーーーっと同じアイテムを撮り続けてきた。ビミョーにデザインが違う同アイテム、100枚以上はあるなアリャ。撮影専門スタッフはみっちり5時間をひたすら撮影しているわけだが、私は昼からの2時間を撮影に費やすことが殆どである。撮影専門で5時間ひたすら撮影すると、モノによっては100枚近い写真を撮っていたりもする。
そんな数をこなすスタッフと同じ部屋で、私は部屋の隅のスペースを間借りしたった20枚程度の撮影をしただけで言ってはならぬことを呟いてしまう。

「…はぁ…飽きたなぁ…」

わかってる…わかってる…たったの20枚…わかっているのよ…でも出てしまう、タメ息。

「…デザインがビミョーに違うから一枚一枚…違う事は違うねんけど、同じ物ばかり撮り続けてる時って…タメ息が出ませんか?」
「出る」
「出ますよね?」
「ずっと見てる物が一緒やもんねぇ…景色が変わらへんやんね?」
「ホンマそれですわァ…」
そんなタメ息の出る撮影が、あと300枚ほどは眠っているかと思う。

このように午後から力を入れる撮影とは別に、私には「これが私の部署ということだろうか」くらいに思っている午前中の「なんとなく私だけがやっているような気がする仕事」というのがあるのだが、それは大きく括って「事務」っぽい。「求人担当でございます」時も「経理担当でございます」時も「ホームページ担当でございます」時も「返品担当でございます」時も「あらゆる方面からの質問処理担当でございます」時もある。それらは社長の意見を乞うことが非常に多い。しかし社長は月に数日間しか事務所にはおらっしゃらっしゃらず、朝に見かけ、アレもソレもドレもコレも訊こうと思えばずーーーーっとひっついて回らなければ全てを訊くことが出来ない。この3ヵ月間だけでも社長のクチから「ココおったら捕まるからもう行くわ」というセリフを5回は聞いた。
先週末からホームページ管理会社とのやりとりをやっているが、私だけではどうしようもないので事あるごとに「シャチョー・シャチョー!」とラウンジ呼び込みの中国人なみに気安く社長を呼び止めてきた。社長からコストをかけていることを聞いているだけに、出すべき結果は「早急に」である。

休み明けの月曜日はそれでなくとも仕事が豊富にあるのに、更なるやる事に次ぐやる事に次ぐやる事。能力をちょっと無理したベストを尽くしていて、とうとう私はやらかした。
PCがフリーズしたちゅうたら「シャチョー・シャチョー」接続が切れたちゅうたら「シャチョー・シャチョー」プリントアウトが出来んちゅうたら「シャチョー・シャチョー」管理会社からメール来た「シャチョー・シャチョー」来社予定のお客さんから電話「シャチョー・シャチョー」
あんなに順を追ってやる事を書き出し、チェックも入れながら計画通りに仕事を進めていたのに、お茶休憩の後で私自信がバグってしまったんである。アタマが真っ白になるってコレかぁ…わ~~~~シャチョーっっ!!!ホンマに何もかもが飛び、固まり、ハっとした。「今日は居るからええねんけどな」と社長に囁かれたことで「いつでも聴ける」と油断したのか、考えて整理した事そのものが、あまりにキレイさっぱりと何もなくなってしまって驚いたのなんのって。

それは明らかに誰が見ても「飛んだ」状態だったのだろう。私がゆ~っくりと頭を抱えてイスに座ると、社長が対面のベンチに腰掛けて「大丈夫か?」と訊いた。
「私…いま何してるんやろう…どう…したいんやったっけ…」
その言葉にシャチョー大ウケ。

やることがいっぱいで整理できんとパニくってるからひとつずつやろか?
何をする?
アレからやろか?
こっちは?

「コレは…後回しにしても大丈夫なヤツで…」

私は真剣な顔をしてシャチョーの誘導に答えていたが、実は頭の中は依然まっちろちろで「あー…シャチョー…ウケてるなぁ…アレ私…大丈夫か?」とそんなようなことを10分近く考えながら、とりあえず電卓だけを打ちまくった。
そして帰る時分に、まだ数回しかお会いしたことのない会計士のおっちゃんにまで「頑張りや?」と念を押される始末である。
今日が特別ダメだっただけで、大丈夫ですなんとか大丈夫ですから日々ちゃんと持ちこたえてるほうです、ただ今日はホントたまたま厄介日でしたものですから。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-17 00:37 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)
大変です、ブログ更新を怠ったため、一所懸命育ててきたグリムスの木が、また弱っています。
成長してきたなぁ~と感じていた矢先のこの枯れかぶり。
私は、森に一本の木を植えることを目標にこのブログパーツを貼っているのに、てんやわんやの現状に、花壇で挿し木して増やしているバラまで枯らしてしまいそうです。

いやね、書くネタは山ほど溜まってまんねやで~。
けどさぁ、書く時間とモチベーションがとれへんねんよ~。
最近の私は二言目には「ネタ増やすんぢゃねぇよ、書く時間ねんだからっ」と言っている。
ウチに集う天然の皆さん、思わず書きたくなるような言動にはくれぐれも注意してください。
書いてるヒマねぇから。

今日、来週月曜日から稼働する「携帯版ウェブサイトの検索でアげちゃうよババ~ンとトップ表示ガツンとヒット!」計画のため(あくまでもこのキャッチコピーは私個人の計画名であり、会社とは一切関係ありません)我が社のウェブサイトのプログラム等々を任せている管理会社と、携帯版のトップページをわかりやすくするための打ち合わせ。
PC版トップページと携帯版が連動するように見直しをしたり、携帯からのショッピングに不具合が出ないようチェックしたり、という基本的な操作の面からデザイン的なこと、各カテゴリの表示の仕方、そういうことを伝えるのにメールでやりとりしていると埒が明かないので、管理会社に直接電話で伝えよ、との社長の指示。ところが手広く事業を展開しているらしい管理会社は忙しくて、電話をしてもメールにしてくれ、ワードにまとめてくれ、といつもの要求である。オンタイムでの打ち合わせが何の意味もなさないカンジ。とにかく月曜日から稼働してしまうので金曜日、つまり明日までには私はこの件をしっかりと完了の形にし、管理会社には確認作業や変更作業に取りかかってほしいわけである。

別件もあって今日は朝から管理会社にはしつこく電話をしまくっていた。
そしてお昼前、管理会社へ電話すると私は第一声こう言った。
「たくさんのことを今からお願いしますので、メモのご用意を。」
横でゆきちゃんが「わ~ホンマにゆぅてる…」とつぶやく。
いつもいつも電話で用件を伝えても「それではその内容をメールしてください」と二度手間を要求されるので、これは苦肉の策であった。
「メールでその内容を…のセリフを言われる前にこっちからメモを取ってくださいって言ってみようかなぁ~…」
とつぶやきながら電話をかけ、そして本当にそう言ってみた次第である。ゆきちゃん、思いっきりジョーダンだと思ってたんだ…私も…本音としたらジョーダンで言ってたんだけど、コールをしてる短い間に急にアリだと思えてきて。
メモを取れとのこちらの要求に、管理会社はこう返事。
「今…ちょっと出先なので…」
う~そ~こ~けぇ~~~~!
管理会社の固定電話にかけとんね~~~~~んっ!!
転送の切り替え音なんぞぢゃなかったぞぉ~~~~~~!!!
めちゃめちゃクリアな通話やっちゅぅの~~~~!!!!

だ~か~ら~
思わず書きたくなるようなこと言ったりしないでってゆってんぢゃ~ん…もぉ…
忙しいってばぁ~…もぉ…
明日の打ち合わせも、たぶんこんなカンジで埒が明かないと思う。
結局、メールを送った…トホホ。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-12 00:48 | +丁猫犬堂+ | Comments(0)

冬のおたのしみ

盆踊り会場のにぎやかし「ボンブー連」の危機が間近に迫っている。
いくつかの自治会長様よりオファーを受けるまでに成長した我がボンブー連のメンバーは、基本的に「その日に予定がない中学生」で構成されているため、夏の週末に予定のない若者を捕まえることほど難しいモンは無く、試合後そのまま学校指定ジャージで途中参加するなんてな熱き魂を持った中学生は、我が子チョモ以外にはいない。

「来年…再来年…私の夏は寂しいひとりぼっちやなぁ…」
だって来年、チョモは受験生。年子のヒー坊が再来年、受験生。勉強するとかゆ~んだろうなぁ…私のようにはなりたくないって言ってるし。
やってきたことの大半が楽しいねけどなぁ私は。
学はナイけどそないに生き難かったこともナイねけどなぁ私は。
「さびしいから太鼓に手を出そっかなぁ…」
私たちのエクササイズボンブーは「前後のペアになって左右対称に飛び跳ねる」か「通常の3倍速で櫓の周りをグルグルする」というパターンである。「どっかのポイントで前後が入れ替わる」という小技をキかしていたり「後半の疲れたタイミングでこれでもかと声を張る」という無茶をするためにド派手で、それゆえ「にぎやかし」としてお呼びがかかるわけだが、このスタイルは最低限2ペアの4人が居てこそ盛り上がるという人数勝負なトコロが大きい。
「アンタたち来年…受験よなぁ…冬のおたのしみとして始めて、アンタらが受験に現をぬかすようなら太鼓を考えてもなぁ…保険として打っとこかな…いや…ぼっちでもあと5年はエクササイズで…うぅむ…」

太鼓叩かへんかぁ~? とアニィに夏に誘われて、夏の間に重い腰は上がらなかった。
だって…叩いたら踊れないぢゃん。
出会いは神社の盆踊り。太鼓を叩いているアニィたちはよく見る私たち親子を櫓から「アレは親子かきょうだいか」という二択で賭けをしたんだって。「いやいやあの仲の良さは親子やで」「い~やいや二日間あんのにいっつも一日目しかけーへんやん、夜、出歩かれへんのちゃう?きょうだいやな」
その答え合わせを神社で本人確認という方法で問い合わせたアニィたち。
「自分らよぉいろんなトコで見るけど、きょうだい?親子?」
「親子」
「やった~ほらな~っ!」
親子に一票入れてたおっちゃん、ビールGET。
「ありがと~自分らが『親子』ってほうにかけとってん、おっちゃん。ビール手に入れたわ~っ!」
「お役に立てて何よりやわ~」
こうしてその後、何度もアニィと盆踊り会場で顔を合わすうちに太鼓同好会会長をご紹介いただいたり、会長の家を地ベタに描いて教えてもらったりと、外堀が固められていったのだが夏の間はやはり腰は浮きもせず。
だって…踊りに忙しいもの。叩くと踊れないでしょ?

アニィの息子エッティがチョモの同級生でしかもおなじクラスだという偶然まで発覚したので、新学期に「エッティにどんな感じで太鼓の練習をしてるんか探り入れてきてよ」と言ったら後日、ケータイ番号が手書きされたアニィの名刺がやって来た。
「いつでも電話していいってよ?」
「コラ…。エッティから間接的に聞きたかったのに。名刺ならもう持ってんねん、ケータイの番号も知ってるし。だたアニィ本人と話すと『太鼓を叩く』前提で進んぢゃうやんか…私はまだエクササイズでエキサイティングやねん。だから息子の口から聞くというワンクッションを…」
「逃げ道をつくんなっっ」

冬だけ太鼓を叩いたら、ダメ?と一応きいてみたら「そんでええね~ん」とかる~く言うアニィ。それに付け込んで「ほんまかいな~じゃぁ行くわ~~っ♪」と返事をして太鼓を打ちに行ったのが10月だったかなぁ。
会長に基本のキを教わる。
一緒にするとツられてわけわからんくなるから、ひとりずつ叩いて練習。
チョモが叩いている間は、バチで自分の足を叩いて練習。
夢中になりすぎて、足、大変なコトになってしまった。
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時間が経つほどに腫れ上がる足。
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[カ]より[ドン]が多いことが、太ももからわかる。
身が持たないんで超高級品[宮太鼓]を作成。
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バチは軽くてめちゃ丈夫。
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どうでしょう、二尺二寸に見えてきたぁ?
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…見えたとしたら眼科に行きよし、目ぇ悪ぅおまっせ。
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サイズが「洗面器(小)」に見えたら正常だけど。

しかしこの立派な[宮太鼓]も私たちのボルテージの前にひれ伏した。
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あっつー間に壊れてしまったんである。
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「最高級品なのに…けやきって書いてるのにおかしいなぁ…」
「書いただけやろっ!」

「あれは二流品だった…だってアレがなかったもんね、鋲。今度は、鋲をちゃんと打とうっと。」
「打てんのっ?!」
「打てるよ、簡単簡単。」
「どやって?」
「油性マジックで」
「描くだけぢゃねーーーーかっっ!」
「しゃ~しぃのぅ…職人のウデがモノを言うんだよっわからんもんは黙っとけ…さてと…今度こそ最高級宮太鼓でも作るかねぇ…」
「今から?!」
「今から。材料を厳選してきたからねぇ、100円で~。」
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「100均か~~~~~~いっ!」

「あ、これは違う違う。材料のついでに買ったヤツ。」
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「あ、これもちゃうヤツ。のどあめ。」
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「これもちゃうねん、ゆずのどあめに凝ってるから、最近。」
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「あぁコレも関係ないねん、仕事で使う油性マジックやからコレは使ったらダメ。」
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「関係ないヤツばっか出てくるやないかっ!!」
「コレは根付けの紐が切れてたからついでに買った」
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「ついでのほうが多いねんっ!何も残ってナイやないかっ!」
「残ってるで?」
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「メインの厳選素材。やっぱ白にしなかったから壊れたんだねぇ…」
「色が原因みたいな言い方すなっ!」
「バチが食べ箸ってのもちょっとねぇ…天ぷら用菜箸にした。」
「結局、箸やんけ。」
「袋を下げるタイプのゴミ箱と~、定番のゴミ箱と~、テープで作るのね~♪職人の腕を見せたろさっ!」
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「材料の殆どがゴミ箱やな…」
「見て、この配色。ピンク×黒。小悪魔姫系二配色!」
「知るか~っ!」
しゃ~しぃのぉ…作りもせんヤツが…

皮面完成
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鋲を打つ職人の道具マッキー!
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いざ!!
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雰囲気が大事だから台座の幅調節に使うのは江戸打ち
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さぁ好きなだけドンドン・カ・カ!!
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座って練習するのがベストポジション
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-03 22:53 | +YOU WIN!!+ | Comments(2)
職場の先輩だけど年齢が一緒だからと何かありゃぁフってきていたまーちゃんが、このところ私との会話の途中で黙る。
「はっ…ウチ黙るわ千徒さんの前では。だって悪口書くやろ?」
「悪口ぢゃナイですってば。」

土曜日の休日出勤が月一度。基本的に私は出て「誰かひとりをプラス」という二人体制のようであるが、就職した最初の土曜出勤に出た後で、いろいろと土曜日がたてこんでしまい10月まで出勤していなかったのである。だから10月の土曜日が2回目で「誰かひとり」のプラス人選がたまたままーちゃんであった。そのうち慣れてくれば一人ということもあり得るハナシであるという。まーちゃんはひとりで歌ったり、寂しく独り言のボリュームをあげて「作業」という名の休日出勤をこなして来た経験を持つ。
「イヤやなぁ…ひとりで作業…だって私の作業って…電卓やもん…余裕があれば出品?…いやいやこうゆう時間にこそ普段ちっともやれない表を作ったり?一気に精算を片付けられたら…そっちか…どっちにしろヤだひとり…」
そんなコトを呟きながら、一番苦手な精算・伝票処理と金曜から取りかかっている仕事をする。おおかたひとりで行動しているので一匹狼タイプに見えている私は、その実とっても寂しがり屋である。しかし誰も信じてくれない。それなのにどうやら私の仕事内容は一匹のオオカミである。その時々の穴埋めをするような、仲間のいないポジション。
あまりに覚えることや取りかかることがありすぎて整理出来ないまま次の仕事が増え、基本的に「明日あったら便利な資料」みたいなものは夜な夜な家で作成している現状が続いている。会社の保存用の表とかは家で作って会社のメールに送ったりなんかして。会社で開くと表の色が変色してパステルピンクがビビッドなピンクになっていたりする。そうか…色に無理があったか…惑わせてゴメン…という気持ちで渋くなった表に列を挿入。家のPCではもちょっと可愛かったのに…と思ったりね。

電卓をはじき一番の苦手作業である経理をしていたら、いつもはPCで作業をしないまーちゃんがしょっちゅうPCをいらっては別の部屋へ移動し、また戻ってはPCをいらう。違う所で作業をしていて途中でまたPCの前に戻る。
私たちはそれぞれにやっている仕事内容が違うので、仕事上の共通話題があまりない。そこでトシが一緒だとか高校の学科が一緒だとか、そうゆうことで過剰に仲間アピールをして「ねぇ?まーちゃん?」とフってきた。しか~しそれをまーちゃんが「だーかーらートシが一緒やからってもぉええって~っ!」なんてごっつい冷たく私を切り捨てるんである。その怨み辛みをブログで書いているという事実を、世間話のひとつとして会話したのが土曜日のことである。
日記を書いてるって感覚でブログをやるわけで自分の日常を書くんだけど、当然働いていれば会社のコトもネタにする機会は増える。ここで働いてるスタッフではダントツまーちゃんを勝手に登場させている、と。

「許可は取ったりしないわけ?」
「ええ、とくには。勝手に書いたもん勝ちですもんねぇ?」
「ウチの何を書いたんよ~っ!」
「何って…私たちの会話ですよ、単なる。『今スルーしたでしょ?』『バレたぁ?』とか、そうゆう…」
「それ、そのブロク、教えてよ」
「イヤですよ悪口書いてるんやから絶対に教えませんよ」
「え~~~~なんでよっ!何をそんなに悪く書いてるん?」
「ウソウソ、悪口ぢゃないですよ。あったことを書いてるダケですけどぉ、ブログを教えるにあたって鉄の掟というのがあって…」
「守る守る、守るや~ん」
「ほんじゃウチに私のコーヒーをいれに来ていただかないと。しかも3回以上。」
「はぁ?!じゃぁ千徒さんのブログ知ってるひとって3回以上コーヒーをいれた人ってこと?」
「そうですよ、だからごっつぃ少ないです」
「私ここで千徒さんにコーヒーいれてるやーん!何回いれたよ?あと何回いれたらええのよ~!」
「あぁ…そうですねぇ…いっつもまーちゃんにいれてもらってましたねぇ…」
「やろぉ?3回以上いれてんで?」
「そうでしたねぇ…まぁ…まぁじゃぁ…そのうちに…」
「あ、『そのうちに』て絶対あれやろ?教えへんつもりやろぉ?どんな悪口書いてんねん…」
「悪口書いてるから教えへんよぉ~ゆうてホンマに教えへんっていう付加価値みたいなもんでハクをつけたい…みたいな。少人数にしか教えてない、的な?…だから本当に悪口を書いてるってわけじゃなくて、誰に教えたっていいんですけど、もったいぶってるだけなんです。」
「なんなんそれ…。じゃぁ知らないひとが読むとかはないわけ?」
「…いやフツーに公開はされてるから検索ワードとかでひっかかれば飛んでくることはあるでしょうけど、まぁそれで飛んできたからといって定着してしまうようなブログには仕上げていない自信がございますんでねぇ。アラシ以外には人気のないカンジで。」
「なにソレ…」
「少人数制ですね」
あ・ちょっとええようにゆぅたな、今。レア感…的な?

13時までの仕事の中では「時間配分をやって仕事をこなす」それが出来るといいね、とまーちゃんが言う。
「そんなんねぇ…時間配分やれるんやったらとっくにやってますよっ!私何ヶ月アタフタしてると思ってんスかっ!わからへん仕事を教えてもらおうと聞きますやん?説明きくでしょ?その説明中に『あそやそやソレやるんならついでにコレな』とかって、次から次に違う仕事が追加されてる状況で、いま自分がやってることの把握が出来ないってゆぅか、区切りがドコかわからんってゆぅか…」
「それはだから…することを書き出して優先順位をな…」
「見てくださいよ見てくださいよっ!ほら!書いてますねん!!ほら、消していってるでしょう?4コめの仕事で疑問が出来たとしますやん?これを聞いてる最中になぜか3コくらい仕事が増えてますねんってば!」
「書いてんねんやんか~ふぅ~ん…」
「…他人事やと思ってるでしょう?」
「だって、他人事やもん。」
「ですよね?まーちゃんてそうゆうひとですよね?」
「わかってんねんやんか」
「わかってますわかってます・いいですいいですいいんです!」
私は自分の仕事を“今日の区切り”だけを見定めてせっせとやった。なんとかどうにかなり、月曜日にやることの段取りを書き出していると、まーちゃんがモノトーンの紙が挟まれてしかもちょびっと出ているCDを私の横に置き、言う。
「はい、千徒さんの分。」
「これ…漏れなくですか?」
「そう。だって木曜日にしといてなって言われてんから。これも私のちゃんとした仕事やねんから。」
それは、詳しいことは知らないが社長のビジネスである「トウホウシンキ」という韓国のアイドルのメンバーのなんちゃらの日本未発売のCD。事務所スタッフが聴いて感想を?芸能に疎い私は…このCDを聴くだろうか…。
「ほな…もーときます…」
重要書類を金庫にしまうため、まーちゃんがいらっていたPCの前を通った時、山と積まれたコピーCDを発見。全部、モノトーン紙がちょびっと出てる。
「まーちゃん…めっちゃ焼いてますやんっ!!」
「だって平日なんてコピーしてられへんやん」
「さっきから…コレだったんスか…えらいなんかキュルキュル音さしてるなぁ…と…」
「どうせアレやろ?千徒さんからみたら私のやってる仕事なんかCD焼いてたんかいっ!とかそんなんなんやろ?」
「ゆぅてませんやん、そんなん一言も。」
「でもおもてんねやろ?ほんで書くんやろ?悪口。」
「帰ったらミクシィでつぶやくダケですよ。私が電卓をせっせと打っている間中まーちゃんはCDを焼いてやがった、て。」
「ほらやっぱり書くんやん!」
「と、ほざきやがった、て。」
「だってコレだって私の仕事のひとつやねんから!」
「と、言っていた。」
「もー…黙ろう…千徒さんの前では黙っとこう…」

と、言っている。
それでなんか急に、まーちゃんが私の前で口を開かない。
寂しいなぁもう…アタシ寂しがり屋さんやのに☆
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-03 14:53 | +in much guy+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA