どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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漫画にしてみました

本日の折込広告、ご覧になられましたか。
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「なぁ?買ってみる??ほら、3億円当選おめでとうございます!!やってよぉ~~~~~!!!」
「またか。」

地域の企業へと職業体験をさしてもらいに行く「トライやるウィーク」という行事に突入したチョモが希望した企業は図書館。直行直帰の一週間なので学校にはこの一週間、2年生の姿が無い。図書館は月曜休館なので本日チョモは自宅待機で、代わりに土曜日に働く。だから朝っぱらから「することない~することない~」と言ってとてもうっとうしい。私にはすることがたくさんあるからほっといてほしいが、タイミングが悪い事に今朝の折込広告にひっかけ企業が漫画を載せた。

霊尊念珠は木村先生の元に直接相談に訪れないと手に入らない、大変貴重なおジュジュ…」
「言えてぇへんやん、お数珠!」
せめてあのおジュジュだけでも…」
「おジュジュでちゅか?おジュジュがほちーんでちゅか?なんぼやねん?」
「なんぼやねんコレ…ズバリ~…17800円!!」
「ズバってねぇ。よくも高値をつけたもんやで。」

そこで今回、この広告をご覧の方に限り霊尊念珠を特別にお分けできることとなりました。ただし稀少な霊石を使用している関係から…」
「ん?」
木村先生があなたのために紡ぐこの世にただひとつの…」
「ん?しやわせのいしの匂いがする。ミキちゃんだっけ?あのコも石を紡いぢゃってたな。みんなにだたしやわせになってほしいだけで。本人は「しあわせ」のつもりで言っていますやで。カッコ笑い、やろ。要るやろ、カッコ笑い。つけろよ、カッコ笑い。本人は「しあわせ」のつもりで言っています(笑)ナイんだよねぇ…カッコ笑い、が。…おかしい。」

私は斉藤智子53歳の主婦です この不況でリストラされた夫が現実逃避からギャンブルにはまり…」
借金催促の電話に悩まされ、大学へ通う息子への仕送り目的で出たパートもシフトが激減、ローンあるし貯金はなし、それなのに年金を株に投資する姑は生活費を入れてくれず。
まさに生活苦にあえいでいたそんな時 『あの有名なイタコの先生だわ』 」
「おまえが一番、現実から逃避しとるど~~~~~~!!」
伝説のイタコと呼ばれている木村先生が紡いでくれる霊尊念珠
「初めて聞いた~誰て?」
「木村先生らしい。木村先生はテレビや雑誌の霊視相談で活躍中の日本で指折りのカリスマ霊能者
「きーたことなーい。誰って?もう忘れた~」
うれしい!使っても使っても、まだまだ残ってます!やって。ほら見て。」
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「劇団『念珠』の皆さんか?」
「見てよ、旅行の写真。チョー合成。」
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「もっと上等な技術があるのになァ今は。」
「思いっきりそうゆう看板の前で撮ったカンジよな?」
「う~ん、写真を貼ったパネルの前に立ってるように見える。パネルの前でこの笑顔が出来るとは、劇団『念珠』は来た仕事は一切断らないシステムだな。」

「なぁ?買ってみぃひん??」
「何度も言うが買ってみぃひん。私だって何でもかんでもに金をつぎ込むわけじゃないからな。注ぎ込むだけの価値あるネタしか買わん。」
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100日間体験保証つきやってよ!返金するってよ。返してもらったらええやん、100日後に。」
「それを買わなくても、100日の間には絶対に一回以上ラッキーと思えることに遭ってしまう。あいたくなくてもイイ思いをしちゃうよ、100日もあれば。それを自分の手柄にしようとは木村先生もハッタリかましたね。」
イタコっつ~よりイタいコやで。
躾からやり直してもらいなちゃい。
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このパワーを信じるか信じないかはアナタ次第やて。
結局、こっちの思い込みの力に頼るんかいっ!
おジュジュ関係ナイやないかっ!
ったく…イタいコやなぁ…
ジュ~ジュ~お灸を据えてもらいなちゃい。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-31 12:30 | +in the sky?+ | Comments(0)

コソ泥効果

「今日さ夢の中でヘンな祭りに参加した。」
「どんな?」
誰もいない家に入って行く祭ってゆぅんやけど、帰って来た家の人とかご近所さんに見つかったらダメってゆぅルールやねん。明らかに泥棒やないかっ!て突っ込んだんだけど、ムリヤリ誰もいない家に入って行く祭に参加させられちゃった。すごくヘンな祭やねん。」
「なんぢゃそら」
ん、同感。
誰もいない家に入って行く祭にとくに興味がなかったのか、この夢の話はその内容を誰も聞いてはくれなかった。私としても思わず話したくなるほどおもろいってコトもなかったし。
主催者側の人間に無理くり祭に参加させられることになった私は、見つかろうというつもりでわざと音を立てたりなんかしながら一軒の屋敷に入っていったのだが、地元の少年らしき二人に協力してやると言われてしまい、この祭の成功者に仕立て上げられるのである。
少年らは、成功者たるもの数々の武勇伝を打ち立てねばならんってなことを言いくさり、やれああせぇ、やれこうせぇ、と私をたきつける。

その武勇伝っちゅのが、食卓に準備してある膳を喰うてまうとかトイレットペーパーをカランコロンカラン~となるまで全部床にぶちまけとくとか干してある洗濯物をビチョビチョにするとか冷蔵庫の牛乳をカラにしてパックだけまた冷やしとくとか、そんなんばっかのヘタレ武勇伝。次々とやり遂げる私に、少年二人は異様に盛り上がりを見せる。今までもこの祭に成功者はいるけどここまでの武勇伝記録保持者はいないゼっつって、その要求がどんどんエスカレートしていく。もちろんよりヘタレの方向に。
今度は白いカッターシャツの袖口のボタンをしようとするとブチっと取れるようにしろと言う。無理だろ、そんな微調整。やったトコロで誰がそんなことに気付くんだよっ。この家の人が白いカッターシャツを着る機会がきて「あ・取れた…」ていうシチュエーションでもない限り、気付かれることもねぇよっ!そもそも気付いたとしてもそれが意図的に仕組まれた「取れ具合」だと思う人間はこの世にひとりもいないことだろう。それは武勇伝にはならねぇ~~~~!!と私が反論するとまたまたヘタレなセンをついてくる少年二人。

ネジ式のフタがバカになる加工
閉めても閉めても窓に隙間ができる加工
ドアノブが取れはしないがグラグラしてる加工
何に触っても静電気が起こる加工
酢が自分が思っているより酸っぱくない加工
クッションの弾力がちょっと足りない加工
看板のアルファベット[O]の文字を[C]に見えるようにカスレさす加工


んなコトが出来てんならあたしゃその技術をもっと活用して有効に使うがなっ
なぜその技術をわざわざこの祭でのみ披露せにゃならんのじゃっ


少年らが要求してくる武勇伝はどれもこれも「ぁあっ!っんもぅ!!」てなコトばっか。
ほんの一瞬だけ活気付く、というような。個人的な突き上げるエネルギーって言ったらいいのかな、瞬間的なものだけど。
この祭が開催されていたのはどうも「村」っぽい。少年二人は素朴なカンジだったし。どの家もゆったりとした構えの大きな屋敷である。そういえば祭のためなのかドデンとしているはずの門がどの家もウエルカムオープンであった。いいや…屋敷の立派な門は、閉まることなどないのではなかろうか。ずっと開いたままなのだ、そうだそうに違いない。あまりに開けっぱなしなのでもう閉まらないのだ。南国の雨戸なみに閉まらない。
村人たちは皆、見知ったひとたちなので気兼ねなくそして仲良しでおおらかで、いがみ合いなどないのだろう。
この祭の時に発生する「ぁあっ!っんもぅ!!」という感情以外には、ムカつくことなんてこの村に起きないのだ。

過疎化がすすみつつある村の村長さん、いかがでしょうか。
村おこしの一環として「コソ泥まつり

イラっ!をエネルギーに。
年に一度ムカつくことで毎日を穏やかに。


ネオエネルギー
ネオライフ

合併の前にできること
「コソ泥まつり」

ぁあっ!っんもぅ!!コーディネータには是非ともあの少年二人を起用ください。
連絡先は知りませんが。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-31 10:04 | +cool down run+ | Comments(0)

予言者キョシー

「今日センセイ、おもろかってん。」
「…よかったやん。」
チョモの属するクラス、2組はダメクラスである。
と、言いますのもね、生徒が担任をなめくさっており何一つ聞きゃぁしないんでございますのよ。
担任キョシーの「静かにしなさい」は占い師のまぢないくらいにキかないと思う。だってキョシー、家庭訪問で「新しいクラスになりまして、どうでしょう?」ちゅうから「どこよりもうるさくて落ち着きのないクラスですね」と感想を述べたら、「今までまわってきた家の保護者の皆さんが同じことを言いますぅ」って。
ベテランの先生なのになぁ…生徒をおシめにならないのね。長年の教師生活からモンピの存在などを考慮してか、生徒を野放しにさせるので2組ったらうるさい・うるさい。

新学年が始まった第一日目で「まったくおもんない」との感想が出ていたチョモは、このクラスでおもしろみを見出すことに、今の今までかかっていたのだろうか。…ずいぶん、かかったな。
私は、これだけはPR出来るというセールスポイントがひとつある。「どんな辛い状況にもおもしろみを見出すことが出来る」である。我慢をしてそうするのでなくて、はぐらかしてでもええから切り替える。愚痴りもする、文句も垂れるし、泣きもする。誰だって辛いことには遭っているモンなのだ、こんな私でもね。そんなことなんか山とあるのだ、誰にでも。それを「そんなことはたいしたことない」なんて自分のものさしで測って決めつけることなど、誰にも出来るはずはないが、人々はどうしても何かと比べて辛さや悩みや幸福の度合いを測ってしまう。チョモもクラス分けを値踏みして「7組はええなぁ~」なんてなことをほざいていた。そう考えることで自分で自分の首を絞めてんぢゃないかと、私は思ったけれど、そう考えるのも私のものさしなんだろうから意見するのはやめといた。チョモはもう中学生だけれど、まだ中学生でもある。感化されやすい年頃でもあろうから、むやみやたらと私の考え方を言うのはよしとこうかな。言っても大半き~ちゃいないしね。

辛いと感じればどんなことも辛いし、おもろいと思うことでおもろくないことも十分おもろく出来る。他人の辛さは自分のものさしで測れはしないが、自分の辛さをどうするかは自分の尺度が決めている。「どうせ」と思えばどうせそんなもんなんである。私は、同じやるなら「楽しむ」ってことに力を注ぐ。それを「楽しそうで何よりや~」ゆぅて見ていて気に入らないってひともいるし、「ラクばっかして~」つってやっている事がいいかげんだと思うひともいる。大成功やんな?ホンマはイヤやのに楽しそうに見えてんねで?無理してやってんのにラクチンでこなしてるって思われてんねで?まんまと騙されよってぇ~~~~~♪♪やんか。
そやって私は腹黒く楽しんでいる。
それが、ウリ。
めっさ敵が多いのがタマニキズ。

「今日な?避難訓練やってん。そしたら朝、言うねん先生が。『予言者キョシー予言しまーす。今日は火事がおきまーす。』て。」
「ピンポイントで予言したねぇ」
とにかく2組が守ること、やらなきゃならないことはひとつでーす。しゃべらない!
「予言者キョシー冴えてるねぇ」
詳しいことはまた火事の前に言いまーす。
「さすが予言者。詳細はそろそろ火事が起こる時分に。」
「おもろいやろぉ??」
「おもろいやんけ。」
「続きもあんねん。」
「まさかの二部構成?」
「避難訓練の時間になってな?キョシーが説明してて『火事が起こりますがドコで起こるかはまだわかりませーん』てゆぅたら『ドコで起こる~ん?』て誰かが言い出してな?予言者キョシーならわかるんちゃん?てなってきて、そん時はキョシーもドコで起こるかは言えませーんてゆぅててん。」
「予言者の守秘義務か」
なぁ~予言者やねんやろ~予言して~予言者キョシーならわかるやろ~とかどんどん言い始めてなァ。そしたら『たぶーん…予言者キョシーが思うにはー…理科室で火事が起こるんちゃうかなぁー…』って、ゆぅちゃってん。ソコ隠しとかなアカンのに。」
「知ってるもんやから、つい予言しちゃった?」
「予言者やからな。」
「困った予言者やなぁ…うっかり予言しちゃってサ。」
正直者の担任で、楽しいそうやんか。
今日ノリええな~!とかガッキーがゆぅてな。」
やっぱナメとんな。
予言者をナメるとイタい目に遭うぞ。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-31 09:56 | +in much guy+ | Comments(0)

間に合いましたか

5月30日
午前11時前後
証言者チョモによる
一度目の発言

「夏バテやわ…なんか…」
「だたの『バテ』やろ?なんで『夏』を付けんねん?昨日の記録会でバテてるだけや、夏は関係ない。」
こんだけの異常気象に今年はこのまま夏が来ないと懸念されているというのに、オマエだけ夏を先取りしてんぢゃねぇよ。

5月30日
午前11時過ぎ
証言者チョモによる
二度目の発言

「あっわかった!これ5月病ちゃう?なんもやる気しぃひんわ~5月病や、5月病!!」
「ん~明日までならギリギリ5月病にかかってられんで、おめでとう。」
間に合ってよかったな。

いいか、耳の穴かっぽじってよぉ~く聞け。
昨日の記録会で記録の更新に励み、バテている上にギャストでの夜な夜な自首勉強、そしていつものパターンならば記録会や試合の後の休日は「身体を休める」という名目で部活は休みなのに、今回は部活がある、と。
だから言ったぢゃないの、あんま勉強するとカラダに毒だって。
基礎知識ばっか詰め込んでも、応用力・順応性は育たないって言ってんぢゃん。

バテた身体に鞭打って有無を言わさず朝からトレーニングさせればいいものを、なまじっか午前に身体休めて午後からの練習にしちゃうから、バテてる身体にナマった精神がついてかない。
いいか、5月は関係ないぞ?
気力が出ない原因を、根拠のない病気に求めるような精神ではいずれ踏ん張れなくなるぞ。
挫折した時ほど「いかに喰らい付けるか」の根性が問われる。
人間、落ちるのは早い。現状維持に喰らい付くというのはとても地味な根性である。喰らい付いていることすらわかんないほどの地味な根性であるが、その根性がなければ「あれよあれよと落ちるだけ」と、失敗した結果にだけはいち早く気付ける根性でもある。心当たりがおありだろう、わかってはいるが踏ん張れなくてあきらめてきたことが、大なり小なり誰にでもあるんぢゃなかろうか。
悪くなった時にメンタル面での踏ん張りがキくことこそが、スポーツマンシップではないのか。よい時によい人でいられるのは当たり前。悪い時にこそ卑屈にならずにいられるか、どれだけよく在れるのか。
調子のええ時に落ちるなんてひとはおらへんで。ダメな時に落ちてくねん。
「あの時…もうちょっと踏ん張れていれば…」そう思っていることが私にはごまんとある。しかし私は、ほんのちょっと持っていたスポーツマンシップのおかげで、最後の最後で踏ん張ってこられたと思う。そういった意味でスポーツをしていてよかったと思っている。スポーツで記録を残すことはなかったけれど、精神力というものを私の中に残せたことは大きい。それは、悔しい思いをすることで残ったような気がする。順調でない時ほど、精神力を付けるチャンスだと学んだ。

ふぉっふぉっふぉタフなのよね~私ったら。
だって15年前、マリッジブルーには罹ってナイからね。
そもそも結婚が急すぎて罹っているヒマもなかったが。
今まで数え切れないほどの5月を迎えたが、一度たりとも5月病を患ってはいない。
いつも気がつけば5月が終わってる。
今後の目標としては、我が子を一人前にした後で燃え尽き症候群にならぬようメンタル面の強化にあたるつもりだ。
だから心配はいらないぞ。とにかく自活することを考えてくれ。
こんなに溺愛している息子どもを、大学卒業と共に家から追い出して自活させる予定であるオカンはきっと、米10キロを買いに行けば涙することだろう。
「重いなぁ米10キロって…ついこないだまであのコが担いでたのに…ちぇっ」
夕食を作りながらオカンはきっと、想い出に涙することだろう。
「チョモ~!これ炒めながらグリルの魚の焼き具合みつつ、タマネギみじん切りね~!はよぉ~降りて来てってば!焦げる焦げる!!!…て…そっかアイツ…おらんなぁ…ちぇっ」
次男を呼んでオカンはきっと、感慨深く涙することだろう。
「ヒー坊~!水汲み行くついでにさァ~図書館寄って予約の本とってきてくれるぅ?…て、アイツも自立したか…ちっ」
世話を焼く対象を失い燃え尽きてしまう気がしないでもないが、まァ大丈夫だろう、私にはたくさんの趣味があるのでそれに喰らい付こうと思う。
若い息子どもよメンタル面を強化せよ。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-31 09:26 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

『ゑこ豆本』普及推進委員会の奇怪活動の一環です

駅前で配ってる風に加工してみましたよ
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まァ実際
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駅前で配ってたヤツなんですけどね
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-24 14:16 | *ゑず研(リンク)* | Comments(0)

こんがり

「焦げてない?ブロッコリー。」
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「いつもこんなんやで?」
「あぁ、そう?ココって『こんがり』のストライクゾーンがえらく広いね。」
デッドボールで乱闘騒ぎくらいのカンジだと思ったんだけど。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-24 14:13 | +in the sky?+ | Comments(0)

気軽なコース

春の初めにヒー坊と私は、神戸の観光地から徐々に山奥へと登山した。
これは登山をするために神戸に行ったのではなく、ヒー坊の知能テストを受けに神戸へと行ったその帰りに、散歩がてら神戸異人館へ寄ってみようということになり、そこから山奥への登山へと逸れて行った無計画の登山である。
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私はハナシの種にとヒー坊に、イスの話をしながら異人館へと向かった。
「…そこにイスがあってな?ええっとどっちだっけ?女は左・男は右、やったかなぁ?座るイスが決まってて、ソコに座って願い事をするとその願いが叶うちゅうイスがあんのよ。」
「イスに座るのタダ?」
「イスに座ること自体はね。でもそのイスが置いてある館に入るのに入館料は要ったと思う。」
「まぅ座ったことある?」
「ある。」
「願い事、叶った?」
「さぁ…叶ってるんじゃないだろうか…と思ってるけど、どうかな?」
「わからんの?!何か願い事をしたんやろ?それが叶ってるかどうかもわからんの?」
「それが…2回座ったんだけど…」
「2回も座ったん?」
「成り行きで、2回来てしまったもんで。1回目は昔のこと過ぎて何を願ったか記憶にない。2回目は数年前やから覚えてはいるけど、願いが叶ってるかどうかの確認がやりづらいことを願ってしまったからどうなんかなぁ?て今、思ってるトコロ。叶ってるんじゃないかなぁ?」
「いったい何を願ったん?」
私の人生なるようになっているかとは思うので、どうぞそれが狂いませんように
「んー…その願い事は叶ってるかどうかがわかりにくいなぁ…」
「やろぉ?」
「なんでそんな事を願ってしまったん?もっと夢とかなかったん?欲しいものとか。」
「だって数年前やで座ったの。もうええ大人やねんで?何かの力でどうにかしてもらおうってすがるような心境でもなかったし。そもそもやることがなくて異人館でも~って思って来たってゆぅね、イスに座るのが目的じゃなかったわけ。館に入ってイスの説明を受けて『そういえばあったなぁ』って思い出したくらいやのに。そんな急に願い事って言われてもさぁ…アンタだっていついかなる時でも叶えたい願い事をもってるってわけぢゃナイやろ?いついかなる時でも今欲しい物がサっと出る?」
「出るで?」
「何よ?」
「んー…たーとーえーばー…」
「出ないぢゃん」
「ホンマやなぁ、くっくっく…」
「そんなモンやねんて。たとえあったとしてもやで?何かの力にどうにかしてもらうために働きかけをするのは結局、自分なわけよ。イスに座って願ったから絶対に叶う!って自分が強く信じ込めば叶うだろうと思うのよ。強く信じるっていう努力を怠れば叶わない。ひとはそれぞれよね。私は強く信じて叶えようっていうより身を委ねるタイプやねんね。別のトコで強く積極的にやってるから我が身にかかることについては委ねるね。身を任せて~どこまも~…あれ?ココ行ってみる?」
「お金いるならやめとこう?節約しよう。無駄使いはせんとこう。」
「アンタそうゆうトコが子供らしくナイね。」
「だってそうやろう?節約するんやろまぅ?」
「そうだけど…観光地で現実を見せるなって気はする…」
「ボクたちここに寄っただけやろ?これ散歩やろ?観光客じゃないやろ?」
「ぅうーん…痛々しい…」
「なに?イタイタシイ、てどうゆう意味?」
「いや…ええねん…ひとりごとやから。カキワリから顔出してみて?写真撮っとこうか一応。」
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「背伸びしてソレ?」
「うん。くっくっく…」
「痛々しい…」

「この先…なんか道、つながってそうじゃない?」
「ひとんちかもよ?」
みはらし台らしいよ?行ってみようか?…て…着いた…?ココのこと?」
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「そうちゃう?」
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「なんか…近いんやねみはらし台って。展望台感覚やったな。展望台ってゆぅたら登って登って頂上行って『やっと展望台か~っ!』て感じやけど。」
北野異人館自体が北野坂を登ったトコにあるもんね。登ってきてるって感覚がマヒしちゃってんのかな。あっという間に到着「港みはらし台」
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みはらすと、こんな景色。
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さすが港町神戸。
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「なぁ?本当かな?こんな道たどって、新神戸に着くと思う?新神戸への抜け道ってコト?」
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「行ってみたらええねん、行こっ。」
「昔は行けてたけど、て道なんじゃないの?途中で道なくなってたらどーすんのぉ?」
「その時は引き返したらええやん、行くで。」
知能テストの後で散歩をしようと予め言っておいたことで、ヒー坊は首から万歩計を下げていた。だからこの歩数を稼ぐため、歩くことには意欲的である。なにも山道でなくとも歩数はカウントされるっつーの。
「なぁ?アンタは危ないんぢゃないの?登山なんて数回しかしたことないんちゃん?」
止める言葉も聞かずグングン進むヒー坊。
「まぅ?見てここ。着くみたいやで?新神戸駅。」
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「え?!異人館から300メートルも来た?!」
「来たんちゃう?」
「すぐそこやで?異人館。300メートルってすぐなんやな…じゃぁアレかな?800メートル先の新神戸駅ってそんなに遠くないかな?つーかこの表示…これって今も有効やろうな?」
「有効じゃなかったら撤去するやろ」
「わからんで?この石、重そうだしサ、道はなくなったけどそのままにしてるとか。まぁ…でも…行き止まりならこの先行き止まりっていう看板は立てるやんな?…てことはあるのか…道…」
「行こうっ!」
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「えー…なんかだんだん人の手が入ってないカンジになってきてる…崖ぢゃん…」
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「でも開けてるんよな向こう…あっこに繋がってんのかなぁ…」
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「足が滑ったらコロコロ転がって行っちゃう。気をつけてよ?アブナイんぢゃない?もう引き返さへん?」
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「落ちたらひとたまりもナイでっ!」
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「まぅ~っ!ほら~っ!やっぱ新神戸に着くで~っ!」
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きーてねぇな、ひとのハナシをよ。引き返そうっつってんのによ。
「だんだん森ってカンジになって来たけど、引き返さへん?」
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「えぇっ?!こんなに歩いたのにたった100メートルしか来てないかっ?!この石って信用してイイの?!デタラメ言ってない?!」
「100メートルくらいやと思うで?いちいち置いてるんやからさぁ…歩いた分の表示も変わってるし…信用できると思うけど…」
「そうかなぁ?そうかなぁあああ??あとワンシーズンの落ち葉で完全にこの石、埋もれそうやけどなぁ。見過ごしても支障ないってゆう扱いぢゃんけ。信用するかしないかの責任はこっち持ちってカンジ。」
「ま・道が繋がってなかったとしても、行けるところまで行ってみよう。」
「うぅーん…」
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「落ち葉いっぱいやなぁ…」
「まぅここ気を付けたほうがええで。」
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「ぎぃやぁああぁあぁああああ!!なんか音した音っ!!ヘビちゃうか?!冬眠から覚めたヘビちゃうかっ?!なんせ春やしそろそろ冬眠から覚めてもおかしくないしヘビヘビヘビっ!!!!ヘビかもヘビかも!!あったかくなったから冬眠を今やめたとこかもぉおおぉおおお~~~~~~!!!」
走って、逃げる。
「まぅ…すんげぇ早口でいろんなことゆぅたなぁ…?なんて?」
「へぁー…あぁー…ばびったぁ…。春が来て、あったかくなったから、冬眠を、今やめたところの、ヘビかも、ってハナシを、逃げながら…してました…」
「そんなことの説明をせんともっと集中して逃げたら?」
これで恐怖心を逃がしてんだからイイんだよ。
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「あったで~まぅ。」
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「すでに埋まっちゃってんぢゃんけ」
「掘ってみよう」
「ヘビおるかも気をつけて。」
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「おぉ~っまぅ!あとちょっとで中間地点やで。」
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「ソコが一番キケンな香りがする、と思えてならん。」
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ほら歩きにくい。

「お~まぅ、あった・あった、石。」
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「あれ?早くない?」
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「ふぅん…丁度中間ってのを示したかったんだ…ちょっと信頼したぞ。」
「今まで石の写真撮ってて信用してなかったん?」
「いいや?信用はある程度してたよ?その信用が、この丁度中間地点の表示で信頼に変わった、てことかな。」
「何か違いがあるん?」
「大アリやね。今まではこの石を目安に歩いてた。でもここからは違う。この石に委ねたね。身を任せて~新神戸まで~。」
「くっくっく…委ねるタイプ?」
委ねてごらんさい。
ほら見えてきたでしょう?
向こうの
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開けた世界

しっかし
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ココだけ
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かなり別世界やね
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同じ新神戸とは思えないね
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出発地点であった神戸異人館と到着地点である新神戸駅の距離表示がとうとう逆に。
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おお~見えて来た~!!
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「ほらっ!なんか人の手が加わってるカンジが出てきた~っ!」
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「ほらっ人工的な~っ!!」
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「おぉ~っ!!」
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「ついにアスファルトが~~~~!!」
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「あれ?!ここからスタート?!ここから北野異人館へ行くんや…」
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こうべの森
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森すぎる
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現在地、ココ。
まだ森の中みたい。
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ここから気軽に行かなきゃなんなかったのか…向こうから来てる間、気が気じゃなかった…という逆散策をしてしまったな…」

「こんなコースを辿ってきたんやなぁ…ココでロープウェイのひとたちに手を振ってたんやな。」
「だいぶゴールに近いトコで手を振ったんやな?」
「そうみたいやなぁ?あんなに人恋しくて手を振ってたのに…ゴールが近かったんやな。」
森の中を歩いていて、二人の見知らぬ人とすれ違った。そのお二人が反対方向からやって来たことから私たちはやっぱり道があるんだ、と安心した。ノボリーナ(登山者)らしく見知らぬ人への挨拶を欠かさないポリシーの私たちは、お二方と元気に挨拶を交わした。
「こんにちは~♪」
それ以降とんと人に出会わなくなった私たちは、あまりの人恋しさに頭上を通るロープウェイを見つけるとそのポイントに足を止め、ロープウェイが来るのを待ち、乗っている人たちに向かって一所懸命に手を振った。それはさながら「救助を求めるひと」のようであったろう。5グループ中2グループの人々が、見知らぬ私たちに向かって手を振ってくれた。私たちはあまりに嬉しくて、両手を大きく振ってピョンピョン跳ねた。足場が悪くて少々足首をグネったが「わ~いわ~い手を振ってくれたね~♪」とアホ丸出しで人間の温かみに沸いた。
そのポイントが…
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ココだったのか。

私は学んだ。
いろいろキョロキョロと見てまわるところのある300メートルは短いが、森の中の100メートルは、おそろしく長い。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-24 14:05 | +朝臣寺+ | Comments(0)

カラダが忘れナイの…

「チョモよ…こんだけ広い調理台になってもまだ床を使うか?」
「あっはは~…そやな・そやな。調理台ヨユーあってんなぁ…ついクセでな。」
文化住宅に住んでいた時、台所は3人で定員オーバーであった。手伝いをさせる時、私はよくこう言った。
「じゃぁミズオはナベ用の白菜と白ネギ切って、オママゴトで。」
オママゴトとは、床に新聞紙を広げその上にまな板を置き、床で作業をすることである。

フルハウスのキッチンは、リフォームをしたからちょっと狭くはなったが文化住宅に比べれば十分すぎるほどの広さである。5人6人やって来てもオーケー。だけどひとりずつ来て欲しい。いっぺんに来たら玄関の床は抜けそうだからサ。

床でガガガ~っとケーキ作りを楽しんでいたパティシエ・チョモは、調理台にボウルを上げてガッガ~と続きをやり始め、すぐにこう言った。
「アカンっ!この工程って床でしかやったことないから上じゃやりにくいな。下やな、やっぱ。」
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「おっほっほ~っ!これ・これ~っ!!やっぱこうじゃないと力加減がな~。んっ♪いいカンジ♪」
習慣って、環境と密接に関わってるね。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-24 10:10 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

派手な

「千徒さん、ケータイも派手やなぁ~?」
「あ・見ますぅ?」
私は持ち物や服装がじつに派手である。顔や名前を言ってわかってもらえない場合は「ヘンな格好してるひと」と付け加えて説明いただければ「あぁ~!あのひと?」と見当が付くくらいに、派手である。しかし顔や名前で覚えてもらっているわけではないので、真面目な格好をして名乗るとよく「誰?」ということにはなる。3年くらいの付き合いがある知人にノーメイクのほぼ部屋着で挨拶をしたら「失礼ですけど誰でしたっけ?」と言われたこともあった。それほど印象の薄い顔のようだ。だから見た目のパターンで覚えてもらうのが易いかと思う。手っ取り早い説明としては「腰に手拭いがぶら下がっている人」で全員一致だと思う。
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手拭いを中心にコーディネートをするとだいぶガヤガヤしたカンジになるのでそれが派手の原因であろうと思うが、この手拭いはファッションでも何でもなく「ココにぶら下げとくとすぐに手が拭けしかも自転車に乗ってる間にすぐ乾く」という実用のためにぶら下げているもので、派手であることに問題はない。
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タオル地のタオルだと乾きも悪く厚みも邪魔でいろいろ試した結果「本手拭い」と「ガーゼ手拭い」の二種類がベストであった。実施テストに基づいた根拠のある実用性なので「派手」なことくらい目をつむろうさ~。
「この、ボンブー連って何?」
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「あ・入りますぅ?ボンブー連。」
「連って、あの連?踊りの?」
「はい。盆部族連盟、略してボンブー連。盆踊りを踊るサークルで、夏に市内小学校の納涼盆踊りを回って踊り狂うんですけど、どうです?」
「そ…そんなコトしてんねや…」
自由ですよ、ウチのボンブー連は。現地集合・現地解散。なんやったら会場内別行動で、メンバーが来ていたかどうかの確認すら出来なくったってオーケー。参加不参加自由、服装自由、遅刻早退自由。本人の希望がない限り練習もありません。じゃぁなんで連として組まなアカンのやろう?って疑問が、当然でてきますよね。それは「何日何曜日の何時からドコドコで盆踊りがある」という情報を得るための『報告連絡総おどり組合』(略して:ホウレンソウ組合チョイナチョイナチョイトカケタノドッコイショ~)を組むためツラなっているダケなんです。メンバーたちがそれぞれに市内で遊んでいる時にふとどこかの地区の掲示板の前を通り過ぎたとして、そこに「納涼盆踊りの開催のお知らせ」が貼ってあれば、その詳細をまぅゾクチョーにメール。私はメンバーの皆さんにネットで調べた市内盆踊りの情報と合わせてそれらのホットな情報を横流しします。

ボンブー連の夏はハードなんですよ。
ひとつの小学校で納涼の盆踊りが始まったら毎週末どっかしらでやってますからね。盆部族という部族は先祖供養を怠らない部族ですから、朝から大忙し。
家から水着をきて自転車に跨り、市民プールで禊ぎ。プールは19時までやっていますから「最後まで居た~い」という気持ちを抑えるのが毎回、過酷です。17時前後に水着のまま塩素のきいた水をしたたらせつつ帰宅。軽くシャワーでみそぎってから先祖供養のための浴衣なり絽の羽織なりに着替えます。そして再び自転車に跨り、今度は盆踊り会場まで競輪。現地に着いたらエクササイズの前に腹ごしらえを済ませます。19時になると先祖供養儀式のはぢまり・はぢまり。あとは無心になって踊り狂います。途中の休憩時間で急いで晩御飯です。たこやきとポテトは人気で長蛇の列が出来ていますから、フランクフルト→クレープ→カキ氷→やきとり→やきそば、喰い合わせは悪いですがこの順番で並ぶのがベターだと思います。これを二手に分かれて並ぶとよりいっそうスムーズです。
どうです?
なかなかハードでございましょう?
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-24 00:07 | +朝臣寺+ | Comments(0)

ヒマは潰すためにある

陸部一の親バカを誇る千徒家では、チョモが試合じゃ記録会じゃと言えば交通費のみの出費であればホイホイと足を運ぶ。近くで行われる「だ~れも見に来ていないような記録会」でも時間があればチャリで行く。我が家はローコスト親バカ。

しかしやねぇ競技と競技の間の時間がすんごく空くのね。アレ中の陸部、うぢゃうぢゃいるはずやのに何の競技にもアレ中選手が見当たらなかったりする。幽霊部員が多いのか。
競技場の近くには時間を潰せるような場所はコンビニくらいしかなく、そのコンビニも3回入ればもう飽きる。
競技場をゆ~っくり一周してみたりもするのだが、さすがに2年目ともなると新鮮味がなくなってきた。
「体育館に入って行ってみようかぁ??」
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「えー…ヒドイなぁ…劇場とかホテルも下駄を拒否するんだよねぇ…とうとう体育館もか…」
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袴姿のひとが居たことを思えば体育館で剣道の試合かなんかやってたんだろうなぁ。和の心なんぢゃないの?剣道って。武士道とかだったりしないのかな?剣道って。はぁ…下駄って邪険にされてんのか…こりゃもう別段御触書に匹敵する迫害だな。平成の下駄迫害じゃ~!民よ今こそ立ち上がれ!白装束を身に纏い天狗下駄を履いて武装はせずに戦おうではないかっ!
…ヨロ…ヨロ…ヨロ…ヨロロ…ヨロロロロ…ヨロレイヒー…
…なんせ一本歯なもんだから千鳥足ですンません…
この事件を後に人々は「パ~リラ一揆」と呼びました。

「あ~タンポポ。ヒマつぶしにフ~~~~って飛ばしてみて。」
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「えー…やるん?」
「ぁんでそんなにやる気ナイねんっ!ひとがせっかくええヒマ潰しを見つけたったちゅうのにっ!」
「ちゃうちゃう…フ~ってせんくても…勝手に自分で飛ぶやろ?タンポポ。」
「そうやけど…アンタこれから先、タンポポを見てフ~~~って飛ばそうって自分から考えると思う?」
「いいや?」
「な?」
な?って、何が?」
「大人になったらタンポポみて飛ばそうって思うことはなくなるってコトやろ?んじゃ子供の今のうちにフ~~~ってやっといたら?」
「じゃぁまぅがやればイイやん。」
「私はもう若くないからやめとく。フ~~~ってした後でクラクラするから。」
「タンポポってキケンやな。」
「ん~…キケンなのはタンポポぢゃなくて私の血圧かそこらへんやなァ。」

「飛んでくトコうまく撮れるかなぁ~?」
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「いくで~」
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「吹いてる?」
「吹いてるよ」
「もっと近くで吹いてみて?」
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「しぶといな…そのタンポポ。」
「くっくっく…」
いいかタンポポよ?飛ぶことで繁殖するんだろ?思い出せ!飛んでイイんだよっ!飛ぶべきなんだよっタンポポっ!!
「もうこやって取るで?ほんで飛ばすで??」
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「えーーーーーーっ?!」
「アカンの?」
「それって最終手段ってカンジがする」
「もう最終手段しか残ってないやろ?」
「たしかにな」
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「投げるで?」
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「えーーーココはアスファルトやん。なるべく遠くに散らばしたほうがええよ、しかも土んとこね。」
「じゃ、あっこ行ってくる~」
「ぁいよ~」
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「まぅ~?ちょっと来てみて~?」
「なに?」
「ココ。ちょうどいい穴があった。」
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群生しちゃうな。
散らばしたほうがありがたいんじゃないかなタンポポにしてみたら。

「ほら。ウソ。」
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タンポポの茎に違う花を刺してみた。

「ほら。タンポポはタンポポだけど、ウソ。」
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ジョイント・タンポポ。

「ほら。絶対ウソ。」
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枯れ葉が咲いた。

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ウソ花3本。

「チュアブルに会いにいこうか~。」
ヒー坊のクラスメイトでありチョモの後輩でもあるチュアブルの顔を私は、まだ2回しか見ていないのでバシっとわからない。それなので、アレ中のテントの前でキョロキョロとチュアブルを探す。
「いる?チュアブル?」
「ええっと…上のほうに座ってるのチュアブルちゃうかなぁ…」
視力の悪いヒー坊はよく見えない。すると私たちに気付いたチョモが寄って来た。
「チョモに用事はナイんやけどな?チュアブルに会いに来た。」
「そうなん?チュアブルなぁ…」
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チュアブルと千徒兄弟で写真を撮ろうかというタイミングでなかぢぃがやって来たのでなかぢぃにも借金を負わせる。

「あ・トイレ行ってくるわ~」
私がトイレから出ると、待っているはずのヒー坊の姿が無い。
トイレの裏のほうに回ってみると、フェンス付近に蔓延っているクローバを撫でていた。
「ココにおったん?探したで。」
「四つ葉のクローバ探してんねん。」
「そんなに簡単に見つからへんもんやで?四つ葉のクローバって。」
「うん、知ってるで。0.001%の確率で見つかる。」
「調べたん?」
「調べた。シロツメグサの場合で0.001%」
「ぜんぜん見つからんやんか。でも簡単に見つかる公園、知ってるで?若。あっこ『見つけよっと~』って言った途端に見つかるトコやで?」
「アカンやん。四つ葉のクローバって見つけてる時間が幸せやのに。」
「お~言えてるねぇ。時間の浪費やもんな『四つ葉のクローバ探し』ていう大義名分をふりかざして。」
「見つかるまでが幸せなんやって書いてた。見つけてることが幸せらしいで。」
「ふぅ~ん…」
「まぅも探してみたら?」
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「見つかる確率0.001%って聞いた後だと探す気が失せるなぁ…あった。」
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「えぇっ?!」
「幸せな時間、短かかった。」
「くっくっく…。ほんま簡単に見つかったなぁ?なんで?」
「なんでって言われても困るわ。こんなに早く見つけるつもりはなかったんやから。」
「そうよなぁ…たまたま?」
「たまたま以外ないやんけ。」
「やんなぁ?ここにあるなんてわかるわけないもんなぁ?」
「ないよ。」
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「なぁ?もうやめようや、暑いし。」
「う~ん…」
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「なぁ?行こう?私の四つ葉のクローバあげるから。」
「自分で見つけたヤツじゃないと意味ないから。」
「そうやろなぁ…じゃぁコレ、捨てるよ?」
「え?!押し花にしひんの?」
「そうゆう決まり?」
「決まりじゃないけど、滅多に見つからへんねんで?やったら?」
「だって…あんまりクローバのありがたみが実感できひんし…。」
私は子供の時からよく「四つ葉のクローバ探し」をしている現場に出食わすことがあった。
何してんの~?四つ葉のクローバ探し~♪私もやってみる~…あった
こんなパターンが実に多かった。見つけるのが目的で探すのに見つかったら見つかったであんまり早々だと具合が悪いのがクローバなのだ。苦労の末に見つかるのが相場なので。
「こんなに短時間で見つかったクローバには思い入れがないからなぁ…取っておきたい気持ちが湧かない。だからヒー坊にあげるのが一番かと。」
「まぅが見つけた四つ葉のクローバはまぅのやんか。」
「そりゃそうなんだけどぉ…効能は一緒やろ…。だって0.001%なんやろ?もう見つからないと思ったほうが…」
「でもまぅは見つかったやんか。」
「だから私の四つ葉で…確率がほぼゼロに近くなったと…」
「まぅ、2つ目を探したら?」
二つ目の四つ葉のクローバ探しなんてきーたことないで…そんなにたくさん集めるモンぢゃないやろし…あった。」
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「えぇっっっ?!なんでっっっ?!」
「なんでって言われても困るんやけど…」
「ホンマに?さっきの捨てたヤツちゃん?」
「いいや?生えてたのをちぎったんやで?形は歪やけど四つ葉やで?…ほら。」
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「くっくっく…ホンマや。すごいなぁまぅ…2つ目やのになんでそんなにすぐ見つかるん?どやって見つけとん?」
「どやってって言われても…たまたまよ。ま~た見つけている間の幸せってあんまなかったな。これって幸せなんだか不幸せなんだかね。」
「ホンマまぅってこうゆう運はええよなぁ?」
こうゆうコトで運を使ってきてるんやと思う、今まで。
たまたまやってみたことに全ての運を使い果たしてサ。
ここぞって時には運が尽きている気がする。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-23 23:59 | +朝臣寺+ | Comments(0)
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