どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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引っ越しの極み

「お~なんか『引っ越しする』って感じがしてきたなぁ?」
「してきたやろ?」
「やっと『引っ越し』の雰囲気、出てキたなぁ?」
「実感ねぇ、してきたぁ?」
「する・する。引っ越しの極みやな~!」
昨日あたりから、ヘイポーもチョモも声に出して「引っ越し」を噛みしめている。
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こんなカンジとか。
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こんなカンジね。これだけカラになってくるとココから出るってカンジがするよね。こっちがカラってことは自動的にフルハウスがツメツメってカンジね。
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コレも引っ越しの雰囲気が満載だよね。
荷物を入れてからクロスを貼ることになっているので、細かいゴミが入らないように塗装する時なんかにカバーするヤツをしといたほうがええらしい。コーナンに行ってみたが、そのようなモノが見当たらず仕方がないので「デカいラップ」みたいなもんを買ってきた。ラップにしてはデカいが押し入れをカバーするには小さい。ひとりでするにはやり難い作業をコツコツとやっていると「こっちのほうが大きいから、これのほうがラクやろ。これを貼ったらええで。」と床に敷く用のシートを棟梁がくれた。

「さぁ~っ!今日から食材処分でどんどん粗食になってイくで~っ!!質素の極みやな~っ。」
品数だけ多いけど、どれもこれも「ちょっとずつ」の食事。

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コレ、知恵の輪みたいになってんだけど。
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こんな風に設置したのは、誰だっ。…それは私だが。

ハンドパワーで…取ってみせましょう…
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あれ…パワー切れ。
「これはさぁ…考えるに、この空間で外すんはムリやな。入れる時もこっちの広いトコロで分解しといてはめ込んだのをふたつ同時に押し入れに持っていったな。だからその逆をやるんやけども…そうなると、コレ、邪魔やな。」
奥から奥から入れてったハズだから、手前から手前からのけてかないとねぇ。…最後でえっか。


私は伊達に何十回と引っ越しを重ねてきたわけではない。引っ越す度に「引っ越し力」がついてきているのだ。
何週間も前から荷物をまとめていると、「使わないからまとめていつでも運べるように」しておいたつもりが急に要り用になる、ということが必ず起きるものである。そして「あっちに入れたかこっちか…」とやっているうちにもう面倒になって、あるとわかっていながら買い足すという無駄な出費が発生してしまうのがオチなのだ。ギリギリまで何もしない。それが引っ越しの極意である。「よし」と思ったその日から急に荷造りを始めるのが一番、効率が良く且つはかどる。ただ「疲れる」ということだけは覚悟せねばならない。私はこの二日間で「こんなトコにも筋肉があったのね…」と思うくらいの筋肉痛である。これが「引っ越しの極み」である。
無駄なく、出費を抑え、イイ感じに引っ越しをする場合、引っ越しの二日前までは普段通りの生活をするほうが得策である。食材の計算をしこれをカラにするようにしつつ「今いるものダケを残す」という消去法で荷造りをするのが一番、スムーズ。
そして、最後まで使っていた「使いサシ」などを詰める時のポイントは「無駄なく一切合切」である。
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これはあそこに・これはここに、なんてな梱包上の配慮は無視しよう。ごちゃまぜでよいのだ。
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だって引っ越し先でも「今、使っていた。」というものはすぐに使うことになるのだから、ひとつの箱にまとめて入っていたほうがラク。文具は文具・雑貨は雑貨・キッチンはキッチンという区別はいらない。辞書の中に靴下が入っていても気にならない自分をつくるのである。

「使いサシ」の物は小さい箱に入れてから詰めるのが基本。グラグラするからって新聞紙を丸めて詰める、という無駄は絶対にやってはならない。
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エコバックの中にゴミ袋を入れておき、それをクッションとして詰めるんである。
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荷解きをする時、ゴミ袋まであればひとつの箱を開ける時に出たガムテープのゴミなども「その箱の中の物」だけで処理できるので作業がラク。雑巾・軍手なんかを入れておいても活用率は高い。
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そして大きなポイントが「テープ」。これはビーっと貼る「キチンと封」をしたらば、テープがいくらだって要るし荷解きの時のゴミも増えるので端を二カ所だけちょこっと。
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なんやったら一カ所だけでもいいくらい。30個も40個も荷解きするんである「キチンと」がどえらい無駄になる。要は、蓋が開かなきゃいいわけだしね。
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「何が入っているか」を書いておくのも、誰にでもわかるようにでなくてよい、自分だけにわかれば。
こうして、封を「しているもの」と「していないもの」の個数を考えながら荷をつくる。一番上に「していないもの」を置き、その上に袋詰めにした「軽いもの」で「押さえ」的な処置を施す。荷解きをラクにするためである。
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極みやな~キ・ワ・ミ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-27 00:15 | +mender!+ | Comments(2)

ながら勉強

あっちに襖が立て掛けてあり、こっちにはまとめた荷物が山となり、向こうにもココにもソコにも段ボールが点在する環境の中、明日からチョモは期末テストである。テスト一週間前から、フルハウスの手伝いはいいからテスト勉強をするようにとお上(むーちん)から温情をいただいていたが、チョモはちょこちょこと手伝わされている、お下(私)に。それがバレて「オマエ~!今日はフルハウスに手伝いに行くなゆぅたやろぉ~っ!勉強せぇよっ!!」と怒られていたチョモ。かわいそうにね。でも自主的に手伝いに行ったんだもん。私が、嫌がるチョモを無理矢理やらせたわけぢゃないもん。手伝おうとするチョモを止めなかっただけ、私は。

「今度の期末は、捨てないか?…と、言いたいトコロやけども、ま~た三者懇談あんのよ。科学の領域がメリメリなグっちゃんとの懇談が長引いたらヤだから成績を落とされたら困るねん、私が。…でも、ちょっとくらいなら手伝って欲しいわけよ。」
「えー…?またあんの?三者懇談??」
「あんねん、12月に。なんで一年に2回もするかなぁ…。今までの成績があるからガクンと落ちるってコトはないハズやねん。今までなろたことが出るわけやんか。授業さえしっかりきーてたらその中から出るわけやしね。だからこの期末くらい落としてもええかな、て思うねん。引越しのほうがテストよりなんぼか一大事やからな。まァ、けど学生の本分は学業やからして、点数を落としてキたら担任は許さんのやろうな。私だって懇談が30分もあるんはヤだし。」
「400点あれば許すで。」
「あ・そう?んぢゃ手伝って。期末で400なんて楽勝ぢゃん、教科増えてんだし。」
っつーわけで、テスト前で部活動休止なんで、ベッドの下と本棚の整理を担当したチョモ。頼んでもいない私の本まで整理してくれた。…いらん世話ではあったが。

テスト一日前の今日くらいはと思い、荷物の整理などは頼まず夕食の手伝いも「カレールーを粉にする」というのがメインであった。カレー鍋用に、スライサーで固形のカレールーをかいて粉状にするのであるが「うゎ~手がウンコ色になった~♪」と大変よろこんでいた。ナベのシメのカレーチーズリゾットを大変お気に召していらしたので、手をウンコ色に染めた甲斐があったというもんだ。

キッチンの整理整頓、山ほどたたむ洗濯物、食材の箱詰め、それらを私が終え「さぁてこれから休憩をば」とコーヒーを入れようかとしていると、チョモがテスト勉強をしていた。勉強をするための机がある部屋の照明はすでに先週くらいに撤去しており、居間にしか明りは無い。おコタの天板は片付いているのに、チョモは腹ばいで漢字を覚えている。ながら勉強の姿勢である。
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漢字をじっくり見ては、操作。
「この『ポイント』ってやりた時、ここ押すだけ?」
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「押すだけ。」
あ・ピッピッピー。

まるで音楽でも聴きながら勉強をしている若者のように、漢字を覚える合間に低周波治療器の調節を行うチョモ。
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その線は、耳でなくお尻に装着。
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「アンタ…音楽でもきーてるかのようにいらうなぁ…。」
今の曲リピートっ♪てカンジで「もみ」のコース「ポイント」でビリビリ。…じじむさい。
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おっちゃんらの小指って道具化しとるよな。鼻ほってみたり、耳掻いてみたりな。
12月の三者面談が5分で終わるように、よきにはからえ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-25 23:40 | +in much guy+ | Comments(3)

シマウタ

二週間ほど下っ端仕事でくすぶっていた私が、「塗り職人」から「掃除のおばちゃん」に転職し「ノミ職人」へと返り咲いたかとおもたら「ヤスリ職人」に就任。野球部の階段ダッシュよりも速いこの出世劇の重責に堪えかねてか、どうも体調を崩してしまった。こうみえてとっても責任感が強いんだわ…押しつぶされそうになっているのだわこの重要な任務に…と、買い物のついでに薬局へ足を運んだ。
「今の症状はどんな感じかしら?ん?」
と白衣の堕天使が訊く。随分と自由な意思をお持ちの薬剤師は、喉と鼻が痛いからカイゲンを買いに来たと言う私に「副鼻腔までキてるわ」と「カイゲンならこれがいいのよ」とニューカイゲンをおススメしたが、それよりもダンゼン「葛根湯」を推した。ちなみに「ビャクエのダテンシ」は「オネェな薬剤師」。どっからどうみても男性である。最近はオネェマンが増えているのだろうか、私の行く先々、訪問販売の人の中にまで「オネェなスタッフ」が非常に多い。そしてオネェマンスタッフの共通点は「いやん♪」てカンジなのと「同じ説明を何度も繰り返す」ということである。それから言葉の選び方が、独特だ。
「おネツを、ん、測られたと思うけど、ネツがこもるタイプだわアナタ。ワタシが見る感じでは、アチラさんもそうだと思う。」
アチラさん、とは私のすぐ横にいるヘイポーのことであるらしい。
「インフルエンザは潜伏期間が二日、あるの。」
とビャクエちゃんがピースサインを私に向ける。ハイ、目で見る「二日」はピース・ピース。
「これからおネツが上がってきた時にはインフルエンザよ。我慢しないで病院に行ってね。」
心なしか既に熱がアがってキたような気がするがこれはインフルエンザの症状では、ないな。さっきまでは喉と副鼻腔が痛かったわけであるが、今現在は「目の前の状況」がイタい。私は体調が優れないしあまり我慢をしたくはなかったので、ビャクエちゃんのススめる「葛根湯」を買う事にした。
「これだと5歳以上から飲めるの。だからコチラさんも大丈夫よ。」
コチラさん…ヘイポーのこと。
「錠剤ですね?この錠剤の大きさはどんなもんでしょう?デカいですか?」
「ん~~~。そうねぇ…マーブルチョコレートよりは小さいわ。」
当たり前ぢゃっ!そんなデッカイ錠剤、見たことねぇよ。マーブルチョコレート、噛んで食べるぢゃんっ!マーブルチョコレート、ちょこれいとぢゃんっ!なんで例えにマーブルチョコレートもってクるかなぁ…まぁ…ビャクエちゃんに似合ってはいるけどさぁ…。キライぢゃない、うん、キライじゃないよ。でも今はちょっと調子が悪くメンタル的にも万全ではないので、ノり切れない…ごめんよビャクエちゃん、ソチラは悪くないの。
「もし大きいと思ったら割ってもらっても構わないわ。」
めんどくせぇよっ!マーブルチョコレートよりかてぇぞ、錠剤。薬を服用しようかってくらい病んでる時に、そんなしちめんどくせぇことしたくねぇよ…飲むよ…どんだけデカくても4錠まとめて飲んでやるよ…割ったら溶けるんがはえぇだろ…錠剤には錠剤にしてる意味があんだろぉ…じんわり溶けろよ…そして効けよ…。ごめんよビャクエちゃん、ソチラは悪くないの。コチラが症状を用法容量を守って緩和したいダケなの、しかも今すぐに。
「おネツが上がったら無理しないで病院に行ってね♪」
ムリ~今がムリ~。今の体調でビャクエちゃんに付き合うのがムリ~。
「ぁいー…」
「大人は4錠、しっかり飲んでもらっても120錠入ってるから。これだとコチラもイけるからね。」
コチラ…ヘイポーのこと。
「ぁいー…」
「身体を温めるからいいのよ「葛根湯」が。これにはマオウが入っているの。」
「ぁいー…」
マオウが入っているの…。魔王の手先か白衣の堕天使…。入れるなマオウ、抜け魔王。
「喉を温めてね、冷やすといけないわ。」
「…ぁいー…」
「二日間はしっかり飲んでね…」
「あぃー…」
「おネツが上がっ…」
「ぁいー…」
支払いを済ませた後も私たちに、店から完全に出るまでいつまでもいつまでも声を掛け続けるビャクエちゃん。…何がアナタをそうさせるの…。

「…あのひと…ヘンぢゃなかった…?」
店を出た時にヘイポーは、ビャクエちゃんのオネェっぷりを指摘した。
「…うん。オネェやったなぁ…思いっきり。」
「うん・うん、そうだった。ボクのこと、なんで『アチラ』とか『コチラ』とか言うんやろ?『お子さん』て言ったらええのに。」
「うん・うん、言えてる。なんで頑なに『コチラ』やってんやろ?」
「う~ん…失礼になると思ってんのかな?『お子さん』ってゆったら。」
「失礼?失礼か??『お子さん』やで???」
それはどっちに対して「失礼」になるんだ?ヘイポーに対してか?私に対してか?ヘイポーはどう見たって「お子さん」の年齢だし、私もどう見たって「お子さん」を産んでそうな年齢である。私が母でヘイポーが子。どっちに対しても、何の失礼もない。「失礼」を加味して『アチラ』や『コチラ』にする意図がわからんなぁ。アチラ・コチラ呼ばわりするほうが失礼ぢゃん。それならもう立場的な絡みから「コチラのお客さん」「アチラのお客さん」にしたほうがなんぼか印象イイと思うし。

ビャクエちゃんのススメる葛根湯を、ビャクエちゃんオススメのピース・ピース二日間きっかり飲んだ甲斐も無く、結果はダウン。ビャクエちゃんが危惧したインフルエンザの潜伏期間ピース・ピースの二日間後、私の熱は平熱のまま割れんばかりの頭痛でダウン。…魔王が…やって来た・やって来た・やって来たっ・ぞ~♪
幸い単なる風邪であった私は丸一日の休息で回復。6粒しかないピノの最後の1個を食べるまでに力尽きて眠ったらしい私は翌朝、枕元で液体になり更にそれが乾燥した状態になっているピノを発見した。
「ぅお~…ピノ…1個残ってたんや…無残な姿になってる…」
「もぅ…くれたらよかったのに。食べへんのんやったら。」
「食べたらよかったのに。気付いたんやったら。」
「気付いてないから。」
ヘイポーと私はよく「ピノを半分ずっこせぇへん?」という食べ方をするが、3個・3個の頭があるのでよもや1個が余っているなどという状況を予測する能力は、ドチラにもないようだ。
「あぁ…あの喉が痛かった日に風呂に入ったんが失敗やったわ…。あの時あったかくして眠ってれば悪化しひんかったんかも。寒い中で掃除すんのわかっててんから、事前に手を打ってたらよかったなぁ。あの一日が風邪を呼んだんやろぉなぁ…。」

♪風邪を呼び~嵐がきた~♪

ヘイポーが口ずさむ。むむむ。アげられるわ。イけるわハナモゲスト。だから今は活動したくねぇーってばよぉ…。病み上がりで声まで枯れてんのに、もぅ…。

元歌の歌詞を若かりし頃のTHE BOOM『島唄~ウチナーグチ・ヴァージョン~』から「そう聴こえたように」抜粋。

でぇ~ごぬ花が咲き かじぇ~を呼び あらすぃが来た

でぇ~ごが咲き乱れ かじぇ~を呼び あらすぃが来た
くり返すくぬあわり すぃま渡る波ぬぐぅとぅ
ウージぬ森であなたとぉ出会い
ウージぬ下で千代にさよならぁ
島唄ぐゎ かでに乗り 鳥とともりぃ 海を渡れ
島唄ぐゎ かでに乗り 届けてたぼれ わんぐぬぅなだぐゎ


それではハナモゲストが「そう感じたように」アレンジ。
「何を」そう感じたかは「ビャクエちゃんを」でも「風邪のひき始めを」でもどちらでも可。
沖縄の方言の一部は、なにかと騒がしかったのが最近やっとこさ落ち着いた我が故郷宮崎県の方言と、意味も使い方も同じ言葉があったりよく似た言い回しを使う。近いからかな。せっかくなんでその共通方言を使いつつ作詞。ウチナーグチではないから沖縄弁オンリーには出来ないので、ウチナーグチくらいわかんないモロ弁を入れ込んでいくゾ。
ただ、方言のみでは3分の1ほどかな~何を言っているのかわからないかもしれないので「わりかし標準語翻訳」を付けることにしよう。

『シマッタ…~ウチんげらへんさるき・ヴァージョン~』

でぇ~じゃ~ど店んしが 風邪ひっかぶいのよこん来た

でぇ~じゃ~がかんげもねぇ 風邪を呼ぶはぬしゃやんど
くびっていぬ葛根湯 行くが医者よだきぃかい
うぜらしきかす てげやじしなす
だからよぐらし いらんこっがよ
あだも~したん やっせんなぁ まこてのさん もへてにゃわんど~ 
よこた~ら よかあんべ せっぺしゃぶっが いっきまっちょけよ


わりかし標準語翻訳による歌詞の意味

『しまった…~我が家近辺をブラブラする・ヴァージョン~』

大変だよ~!お店のひとが、風邪をひきかけている私の傍に来た!
大変なことじゃないか…どうしよう…風邪を呼んでるのはあなたじゃないですか
葛根湯を包んで帰りますから メンドーだな…病院にも行きますから
ひつこく説明されるのももう限界ですよコノヤロー
なんて可哀想な私…余計なことを…
あれまぁ…どうしようもねぇなぁ…ほんと困った…あぁやってらんねぇ~
休んだら具合よくなりますから十分にしゃべりましょうよ すぐだから待っててね

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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-23 00:06 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)

BDなの

「まぅ、おいで。はよー。」
朝もはよぉの手がはなせない時間帯やっちゅ~のに、むーちんが呼ぶ。
「はよぉーって。もう行くでー。」
「もぉー…何よぉ…」
給食が無い中学校のお弁当作りには、10分から30分を要するが「前の晩におかずのひとつでも作っとこか~」をしなかった今朝は大変に頭を使う。アレとアレとコレでソレの…炒めるか…詰めるか…冷めたか…。

「はい。今日のお弁当は全部カンゼン手作りです。ふぉっふぉっふぉ~。」
「えー…一個くらい冷凍食品入れてくれたらええのにー…」
「オマエはそうゆうヤツやな。オカンの手作りより冷凍食品がウマいと言うようなヤツやな。知ってるけど。」
「きのーの、白身魚?マヨネーズのアレ、おいしかった。」
「オマエの味覚もたいしたモンぢゃないな。白身魚のフライはタルタル内蔵や。けっ、味のわからんヤツめ。」
「あれタルタルソースやったん?おいしかったで~アレ好きやな。」
手作りの愛情スパイスより、冷凍技術の完成度の高さがキく男チョモ。温かい愛より、凍ったフライをチンするのがお好き。
「冷凍食品はな、アレが完成形やからな?研究に研究を重ねて完璧な出来上がりになったヤツが売られてるわけやから、おいしくて当然やねん。私の弁当のおかずは常に研究中やねん。未だに出来上がってないねからマズくても想定内。」
「やったら冷凍食品でええよ、おいしいし、まぅもラクやん。パン購でもええしな。」
「アホか。じゃ冷凍食品1コの弁当になんで高いんやから。パン購なんてしてたら月の後半は昼ごはんナシやで。ラクなんはええけど金がモたん。弁当、100円で出来てるから。日によっちゃぁそれ以下で。」
「弁当なぁ…なくなんねよなぁ…『おっ!毒舌しらたきサンや~ん!ちょーだいっ』って昨日もしらたきサンはココちゃんが全部、食べよったからな。」
「しらたきサンのレシピ教えたったのになぁ…まだ作ってなかったんか。ま・アンタもココちゃんからもーてんねから、あげたらええがな。」
あとは冷めるのを待って、フタをして縛り上げるだけ。ようやっと居間に移動でき、むーちんの「おいで」に応えるとむーちんが歌う。
「ハッピバ~スディ~♪」
「おぅ…そうか…今日か…」
自分の誕生日だ…またこの日を忘れたな。「まぅの誕生日って18日やんな?」「まぅちゃんの誕生日って20日やったよな?」と、私の誕生日19日は皆すっかり抜かしてなかなか覚えておくれでないが、本人すら抜けるのだから他人様が覚えていようはずはない。11月になった途端「今月、私の誕生日やね~ん19日♪」と言うが、19日って中途半端やねんな。15日くらいまでは「もうすぐ~♪」とかゆぅとんのに、いざ当日となると抜ける。「あれ?!今日か?!」と性懲りもなく毎年、言っているのだ。こんなに毎年、楽しみにしているのにまただしね。

「じゃじゃぁ~ん、はい。」
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むーちんが会社で「ご褒美」てなカンジでもらう現金の報奨金を未開封のままとっておき、私の誕生日にサプライズで初めてくれたのがたしか2年前の出来事だったと思う。それからこれが恒例のプレゼントになったようでその封筒の数は年々、増えている。今年は、年末調整の用紙までセット。
「…うわっ戻ってキた?!」
年末調整「毎年オマエが書いてるやろ~」とか言われて書いたけど、どーも記入漏れってゆぅか不備があったってゆぅか~。控除のトコってほんまヤになる、控除証明書とかいろいろごちゃごちゃと。今年はもうリフォームや引っ越しやと重なってこの時期、年末調整にかまってられる頭の容量の空きがなくてね。ガス・水道・電気に電話・ネットを止めるや出すやの手続き手続きやろ?郵便物転送に思いつく限りの住所変更届やろ?いざひとつやり出すと、これが「あ・今からぢゃ間に合わなかったみたい」ということが発覚して大忙し。
「…コレ…書き直すの?もしかして?」
「オレがやっといた。」
「よかった~…それにしても…増えてる。…絨毯…買えるな。」
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じ~っと私を見るむーちん。
「あ…。わ~い♪ありがと~。」
そしてじ~っと私を見るむーちん。
「あ…。今、開けるの?」
「…いや?開けんでええ。もう行くで。」
「あ…うん、はい、行ってらっしゃい。」
今日の予定、7項目あるから開けるのはあとにしようと思って。夜ぢゃダメかな夜ぢゃ。やることリストを書き出して予定を立てたのが昨夜…いや今朝になっての1時頃だったと思うけど、むーちんは「2時過ぎに寝たから眠いやろ~昼寝するんやろ~」と言ってた。ちゅ~ことは睡眠時間、4時間。…仕方がないなコレは。「即行動」に移せるような休息を、脳がとっていないと思う。
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封筒に入っているのが「1000円とかやから」とむーちんは言っていたが、なんのなんの最初の封筒は7500円。
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合計こんだけ。
ええっと…フルハウスに必要なのが…絨毯・カーテン・押し入れスノコ…イけるか…うぅむ。

「なぁ~何、買うん?」
「う~ん…考え中~。」
「いくらあった??」
出勤前のむーちんが今朝、私に訊きながら手を出すので、これまた恒例になっている「小銭をむーちんにバック」しながら答える。
「めっさあったで。5万なんぼかくらい。」
「ウソやん、そんな無いやろ?この小銭で2~3千円くらいのモンやろ?」
「いやいやいやいや、もっとあるって。ほ~ら、昨日数えて書いておいた。59600円て書いてる。な?ええっと…ほらこれで1万…1,2,3……」
私は紙幣をむーちんの目の前で再度、数え直した。
「45000円。…えぇっ?!ぢゃぁその小銭って1万以上あんのっ?!そやな…重いもんな…。」
「いや、ない。」
「…そうやな…いくらなんでも1万超えてる小銭って…財布に入るわけないよな…。じゃぁコレ、49600円の間違いやな。でもほぼ5万ぢゃん。」
「なに買うの?」
「まだ何も。決まってない。」
「あぁ、そう。じゃ、行くわ。」
「はい。」
むーちんが家を出た後、私は新聞広告にサササ~と目を通した。そしてピンと来た。早速メール。

iPodナノにしょ~かな~

いつだったかラヂオで言ってたもん「iPodナノってのが出ました~」みたいなこと。「iPod」と「iPodナノ」と違いは何ナノ、と言うと「ラヂオが聴けるか聴けないか」だと説明していたハズだ。数年前、iPodよりも小さな携帯ラヂオが壊れ、この際だからデジタルオーディオプレーヤーにしようかな~と言っていたら、むーちんだったかチョモだったかが「iPodにすれば?」という意見を出した。いらんくらい曲が入るらしいやん?とかゆぅて。私の「iPod」の認識は「iPodって音楽を持ち運ぶんやろ?私が持ち運ぶの、ラヂオやねんもん。」程度のものだったので結局、ラジオが聴けるその場で現金値引きの細長いヤツにした。ただ、コレがおっそろしく電波をキャッチしてくれない。大通りを歩いているならいいが、ちょっと路地に入ろうものならただのノイズで知らない国の電波なんかをキャッチしちゃってんぢゃないかと思うほどの雑音混じり。「ナノってラヂオもナノ?そんぢゃぁちょっと欲しいかも。」という会話をむーちんとした。そうだ・そうだ、ナノなら私向きナノ。

カーテンとかどない

私のナノ希望をむーちんは全く無視ナノ。

何色にしょ~かな~

むーちんの提案には耳日曜ナノ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-20 23:40 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)

セーブしタマえ

タマちゃんか?最近、節操もなくこのブログを開いているのは。いかんよ、「今3月~」とかゆぅてそんな前から読んだって、ためになることは書いていないから「思い出したら」くらいのペースで開くんだよ、いいね?
「タマちゃんがブログ読むゆぅてたでぇ~」と我が家の一人息子がココの宣伝活動をしたようだが、チョモが説明した通り、私は「底辺のブロガー」としての地位をひたすらに守り抜くため、現実にカラミのあるひとに対しては「ここのブログを教える」ことにキビシイ・キビシ~「鉄の掟」を設定している。それもこれもココは現実にカラんだひとたちのことがネタにされているからで、しかも知らない間に無許可でそうしているからなのだ。
チョモがタマちゃんに教えるためだったのかココのURLを書き写したメモを発見したのを受け、直ちに没収しておいたのでタマちゃん、ちみはココを開くのに「キーワード検索」で辿り着いているハズである。そのキーワード、絶対に他言無用である由、肝に銘じておきタマえ。
それから既に聞いたかとは思うけど、ココを開いたからには「我が家に来て3回以上私のコーヒーを入れる」という義務が、ちみには生じている。引っ越し先であるフルハウスリフォーム中につき、今現在、我が家に来られてもコーヒーを飲む私が留守なのと、引っ越した12月早々にフルハウスに来られてもこれまたちょっとした迷惑なので、チョモを通じて私が出すGOサインを、しばし待たれい。予め申し上げておくが、私のコーヒーは季節とその日の気分によって濃さや甘さや温度が違うとても繊細なインスタントコーヒーである。基本の配合は一度しかお教えしないので1回でマスターすることを望むが、2回まではタマちゃんからの再確認には応じるので、そのおつもりで学習力に磨きをかけ我が家を訪ねて欲しい。
そんで、休日の度にフルハウスにリフォームの手伝いに来てくれるなら、12月に開催予定である『引っ越しそばだとノびちゃうからチョコレートフォンデュでパニーチョ・パニーチョ』の参加権を得ることが出来る、というお得なプランがあるのだが、21日から手伝いしないと間に合わないよ。汚れてもよい服装で昼食とガッツを持参されたし。おやつと飲み物は支給、軍手貸与。
詳細・疑問・質問・現地お問い合わせ先は、ちみのクラスの便利な窓口『接骨院で「これに着替えてね」とLLサイズのボトムを渡され「そんなに着痩せするタイプに見えました?」と突っ込み忘れたチョモ』まで。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-18 23:28 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

集う家

「なんでフルハウスなん、あっこ?」
「だからよぉ…何度もゆぅとるがな…」
購入して只今リフォーム中である中古一戸建。そこをなぜに「フルハウス」と呼ぶのかとチョモもヘイポーも何度も訊くが、ヤツらはちっとも私の説明などきーちゃいない。この時も私はひとり台所で夕食の準備をしながら、答えた。
「いろんな面からみてフルハウスだからだって言ってんぢゃんかよぉ…『満員』という意味もあり、ホームコメディのあのカンジも取り入れて…」
「お前、スパイク持って帰ってきたか?」
「あー…うん。スパイクな?持って帰ってくるわ…」
今日もきーてねぇのかよ…。私に質問しといてむーちんと別の会話してんぢゃねぇよ。
「…で?なんでフルハウス?」
「アンタねぇ…。はぁ…『フルハウス』っていう外国のホームドラマ、知らん?」
「知らん。」
「じゃぁゆぅてもわかるわけないな。いろんな意味を持たしての『フルハウス』やねん。…じきにわかるわ。」
「明日、ハリ行っとき?6時半に着くように。オレ帰りにお前を迎えに行くから。」
「…え?明日、行くん??」
「雨でたいした練習してへんやろ?こうゆう時に行っとくねやがな。」
またきーてねぇな…。なぜにフルハウスなのかと二度と訊くな。

1ヶ月で済むのかなぁ~と思うようなリフォームを1ヶ月でやっている棟梁の仕事は「現場仕事」である。図面もアがってはいない。キッチンや風呂の図面というのはメーカーがコンピューターでピピ~っと出してくるので、注文した翌日に見積額と一緒にアがってきた。その図面を、新しく立てた柱に「太いホチキスのタマ」みたいなヤツでブスっと止めている以外、このリフォームに図面は存在しないのだ。しかし棟梁の作業だけですべてのことが出来ることはなく、ガス屋さんも水道屋さんも電気屋さんも来ていろいろな作業をするのだ。
「仕事はな?段取りやで。段取りが7・あとは3で仕事は出来るねや。段取りがうまいこといってたら、現場の仕事は素直に行くねや。…ところでなぁ…ガスコンロやゆぅとったなぁ?IHやとばっかしおもとったから、ソコだけがな、うっかり段取りがうまく行かへんかったんやがな~うっかりしとったなぁ…。さっき連絡したんやけども、ガスをなぁ…やってもらわな他の作業がでけんのやけど、きーてみたら予約が詰まっとって早くても19日やゆぅからなぁ…まぁそれまでは他のとこをやっとくけども…1…2…3…4日やなぁ…4日しかないけど…まぁ…ギリギリかなぁ。でも19日でよかったで。それより遅かったら引っ越しが今度は間に合わんからな。先に二階を仕上げるから出来たら荷物をチョコチョコ入れていったらええわ。引っ越しは最後の日に、人間と布団だけを持って来るようにしょ~か。」
そう言って棟梁は下の階の作業を一時中断し、二階の作業へと移った。間もなく電気屋さん到着。長らく一緒に仕事をしてきた職人さんらしく「明日な?電気屋さんに、ここらへんにコンセントが欲しいやら電話線がほしいやらそうゆう場所の希望を言うて。」と前日に知らされた。私は、「えぇっ?!明日急にコンセントが欲しい場所と言われましても…」と焦った。ドノ部屋でナニをどのくらい使うかなんて、まるっきし考えていなかったからだ。前日の夜に「とりあえず電話の場所だけは定めた」といった状態であったのだ。

「あ~どうもどうも。ほな、ここねぇ、図面なし。図面は、ワシの頭の中にありまんねや。」
棟梁「図面なし」と電気屋さんに説明。…て~いいのかな~?…と心配になる私。
「はいはい、図面は頭の中ね。ん。ほな、きーとこか。」
あ・イイんだ。
「ココがこんだけ逃げといたほうがいいね?ここは?」
「こっち洗面、ここ洗濯機、あそこが風呂でね。」
「はいはい、ほなココに差し込みやね。」
「あ、ほんでココはハコ。インターホンのアレが来まんねや。」
「ハコね。ほな裏から出しとくわ。埋め込みやね?」
「そーそーそー。ほんで、ココはひとつにして、コレをコッチにずらすわな?」
「あーそやね、じゃぁひとつにしよか?入口、コッチやね?ん・わかるわかる。アッチに一緒にまとめよか。」
「そのほうがええな。」
このように棟梁と電気屋さんのな~に言ってんだかわからない、頭の中の図面での電気配線は、ショートすることもなく次々に決まる。
「ほんなら…まぅちゃん、アンタ言いなさいよ?」
「ええっと…何て言ったら…?何の話しでしょうね…?はははー…」
「アレよな、差し込みの場所やら、あるやろ?電話も親機と子機とあるがな。あとなんや…パソコンのヤツとかも言わなアカンで?なんかあんねやろ?ソレをアンタが言わなワシはわからんで?」
「はぁ…うぅん~っと…場所…ですと…そのぉ…電話の親機とLANのモデムが玄関っていうのしか決まってナイんですけど…」
「ん。じゃぁ一応、きーとこか?」
と、電気屋さん。
「コンセントがココにあればいいなぁ~、くらいのだいたいの考えがわかればそのヘンに持ってくるからね。細かいとこは中を見てみなわからんけどコッチでやれるからね、だいたいの位置でええからゆぅてみて?」
私は、前日の夜に「おまかせ」に決めていた。電話とモデム以外の位置は。電気屋さんは数々の現場を見てきていろんな家庭の動線を知っているわけだし、部屋数に対するコンセントの数と位置、どれも便利な場所というのを把握しておられることだろう。すでに私でなく棟梁との会話の中で「掃除機のための差し込みがココらへんに要るなぁ」とか「乾燥機と洗濯機の分をココで取ろうか」とか、考えもしなかったコンセントの位置が次々に決まっていたので、私が説明するのは親機の位置と子機を置く部屋、モデムの位置、それからパソコンは線で繋がない、という情報である。
「ん。ハイ、理解しました、っと。今のうちに中に入れられる線は全部入れとこかていうことと、あと電話会社の線をね、引いてもらう位置を確認しといたらええ、おもてたんやけど、あれやね?パソコンと子機と、電話線は必要ナイねんね?」
「そ~です、そです。電話線が要るモンは全て玄関にまとめようおもてますから。子機は充電のためなんでコンセントが欲しい、ということで。パソコンは無線LANなんで、親機とモデムさえ電話線で繋がっとったら、どの部屋に置こうが電話線無しなんです。設定の時だけ線は要るんですけど、設定だけですから玄関でチョチョっとやってあとは繋がないんで。」
「は~い、ハイハイ。そういうことやね。電源を入れたいだけやね?」
「そ~です、そです。電源入れるのに電気が欲しいだけです。」
「はいはい、了解。コンセントね。中に入って引っ張ってきたらいけるわ~。」
なんという職人会話で仕事がススむもんであろうか。現場仕事って、こうゆうふうに「ただ話す」だけで決まる所がよいと思う。融通がキくって感じ。融通がキかなければ「信用」があるとでもいいたげな「デスクワーク」よ、ちったぁ見習いはったらどないでっしゃろ。何でもかんでも「確認書類として」やら「何かあった時のために」やらゆぅていろいろ書かすけど、それってお互いを信頼してないからやんな。問題が起こったら「ココにはこう書いてありますから」の証拠が必要なダケぢゃんか。世知辛い世の中になったねぇ…親方ぁ~。融通がキく仲だから、あっしは親方のことを信頼しとるでぇ~任せるでぇアンタが大将やぁ~ええ仕事しとくれや~たのんまっせ~。ひととは、信頼を簡単に裏切ったりはしないものだ。職人同士の信頼とは、持ちつ持たれつの関係から生まれた、その腕とその仕事ぶりを長年に渡り評価した上での信頼なんである。「このひとに言われたんぢゃぁ~ええ加減な仕事は出来ねぇなぁ~」といった仕事ぶりから「おっとこの仕事だったらヤツに任せといたらまちげぇねぇっ」といった信頼が根付いてゆく。現場仕事で見られて評価された信頼は融通がキく、ということを知った。だって棟梁の頭ン中の図面が、電気屋さんに見えちゃうんだもん。どこまでもキくなぁ…融通。

そんなこんなして電気の筋道みたいなもんを言っていたら、なぜか到着ガス屋さん。
「あ~ドモドモ。明日、急遽キャンセルが出たんや。2時頃、来よか?」
「あぁ、そうかいな~。そらラッキーやったなぁ…明日やってくれたら助かるで~。アンタ来るんか?」
「いやいや私は別の所に行かなアカンから来られへんねけど、ひとりコッチに寄こしますわ~。」
急いでいるみたいだ、ということを察してキャンセルを有効活用すべくガス屋さんがお知らせに来てくれた。ガス屋さんまでキくなぁ…融通。しっかしなんてタイミングよくキャンセル…キくねぇ…ラッキーもキいてる。そのラッキーを運ぶ先にとウチが選ばれたということが、現場仕事の融通の成せる技である。これもみな、棟梁に信頼があってこそなのだろう。職人の力って…スゴい。
そんな棟梁(つまり義父)と同居をしていた時期に、こんな話を聞いた。仕事に行ったおとーさんが帰って来るたびにいろいろな物を持ちかえる。最初は「おやつにどーぞ」と現場で出して頂いた「おやつ」みたいな物だったのが、日を追うごとに米とか野菜とかの「農作物」になってゆくのだ。これはさすがに「おやつ」にはもらわないんぢゃないか…と若い私でも気が付いて、おかーさんに「これってわざわざ用意してくれてるんじゃ…」と言ったのである。するとおかーさん「そうやねん…用意してくれてはんねん…」「えぇっっ?!」。
訊けば、話しはこうである。その頃、棟梁は企業に「工務店として入っている」ということのようだった。手広く事業をやっている企業の「建築部門」のような仕事に職人として携わる、というような。何年も前から不況になっていたらしい建築業界では、昔のように基礎から一職人に任せるような家を造ることはなくなってい、お客のニーズも「ローコスト」が優先であった。仕事を受けるのは企業で、工務店として入っている棟梁は企業が受けた単価で仕事をするようになっていた。しかし棟梁は住み込みの修行からして職人を全うしてきた大工であったので、家というものを知っていた。こんな単価でええ加減な仕事をしていたら信用も何もない、こんなことでは駄目、と単価以上の仕事をしてしまう。それでは採算が取れないという企業側は客の求める単価で単価に見合う仕事をするように説得するし、目先の安さに飛びついてええトコと悪いトコがあるという考えの棟梁は単価以上の仕事でなければならないトコは単価以上にする。言い合いになった結果、その企業に工務店として入るのをやめたのか仕事が回ってこなくなったのか、ソコは「まぁ…いろいろあってなぁ…」とおかーさんも濁していたので深く訊くこともしなかったが、棟梁の仕事の結果としては、技術が信頼を得た。その企業で棟梁が単価以上の仕事をしたお客さんがどうも安い所で安い仕事を頼んだようである。今の私、その気持ちが痛いほどよくわかる。家の手直しというのは自分が思う以上に出費が嵩むものなのだ。しかし、それがすこぶる悪かった。絶対に安い仕事をしてはいけない所を安くしてしまったがために不具合が出たようで、その箇所を「あの時の棟梁にやり直して欲しい」と棟梁の連絡先を調べて直々にお電話いただいたらしいのだ。あの時は安さにひかれてヨソに頼んでしまったけどやっぱり棟梁の言うてることがホンマやと思った…と、単価が高くなってもいいから棟梁に全てお任せでお願いしたい、とのこと。
「あの時は、時代が安いほうへ安いほうへいってるのは仕方のないことやねんから、そこは単価を1と言われたら1の仕事をしたらええのにおとーさんはそれぢゃぁ使いもんにならん、ゆぅて1を10の単価でやってしまうもんやからなぁ…あんなことになってしまったけど、それでもやっぱり単価以上の仕事をしたことは、ちゃんとわかるもんやねんなぁ…こうやって『棟梁の仕事でお願いします』ゆぅてくれるひとがあんねから、ちゃんと価値のある仕事やねんで。」
と言ったおかーさんの言葉も忘れられないが、もっと感動したのが、棟梁がそのお客さんの仕事を前と同じ単価でしたことである。もちろん、10の仕事を1の単価で、である。
「そやからそのひとがな、『それじゃぁ申し訳ない』ゆぅていろいろくれはんねんけど…。」
「くれはる…ゆぅても…そんな単価で…仕事は…成り立つんですか…?」
私は仕事のことは何もわからないけれど、10の仕事を1でやっちゃったら赤字ぢゃないのか、ということくらいはわかったのでそのことがとても心配になった。
「いや…それはなぁ…まぁ企業を通してない分、安く出来るってのはあるねやろけどなぁ…まぁ…おとーさんがそれでやるってゆぅねから。」
「それでやるって…それで…やれるもんなんでしょうか…」
「しゃ~ないでまぅちゃん、おとーさんがやるってゆぅねんから~はっはっは~。」
しゃ~ないでって…はっはっは~って…。このおかーさんあってあのおとーさんで、そんで成り立ってんだろうなぁ…と思いつつも私はやはり心配だった。お金のない私たちが転がり込んで同居までして…私が…私がこのひとたちを守らねば!!…いや…思いっきり足引っ張ってるぞ…面倒かけ通しだぞ…今もって…。…あ・なんか情けなさ倍増する思い出をピックアップしてきたな…。しかし、同居していた時に私が両親から学んだ大きなことのひとつは、これである。1の単価で1の仕事をやってはならない、ということを見極めるような人間になろう。1の単価で10の仕事をやれる人間になろう、ということ。

「よぉ~掃除しとるかぁ~?」
塗り職人から掃除のおばちゃんへと転職したての私に、むーちんが声を掛ける。
「ここは…30年ばかし掃除をしとらんな。拭いても拭いてもウフフフフ、やで。はぁ…疲れる。」
「精が出るなぁ~?いよっ塗り職人っ!頑張っとるか?」
「ふ…もう『塗り』なんてちぃせぇ仕事はせんのぢゃ。私、今日からノミ職人。」
「ノミ職人?ノミになったん?」
「うん、さっき。」
さっき、サッシの掃除をしていたトコロ、隅にこびりついた汚れを取るために、「おとーさんおとーさん、コレ、この先をちょっと削ってこう…ヘラみたくしてください。」と頼んだのだ。おとーさんは「コレか?片面か?両面か?」と言いつつ、私が「片面で。」と答えると、ノミでもってちょちょいと削ってみせた。
「むむ…出来るぞなもし。」
と私は独りごちた。それが『ノミ職人』の誕生である。私、篆刻するしサ、いけっかも。
「おとーさん、ノミ、借りますよ?」
「はいよ。」
「おとーさん、ノミ、借ります~。」
「はいよ。」
「おとーさん、ノミ、借りててイイですか?」
「いいよ?」
「おとーさん、ノミ、あっち持って行っててもいいです?」
「いいけど?」
「おとーさん?ノミ、全部、持って行ってもいいですか?」
「かまへんけど…まぅちゃん、何してんねや?」
「掃除です。」
「アンタ、それ、ノミで削ったりしたらアカンで?傷付くで?」
「いえいえいえ、ノミで削ってるのは割り箸です。ほら、鉛筆みたいに削ってコレでサッシをキレイにしてるんです。ほら・ほら。コッチがヘラみたい、コッチは鉛筆みたい。2wayですよ、ね?」
「ほーか…そらよかったなぁ…」
「ほら、これも・これも。これも2way、なかなかでしょ?」
「ほーかー…」
棟梁、忙しくて私の彫刻、見てらんない。
「あ…どうぞ続けてください…私、静かにやりますんで…」
「ほーかー…」
棟梁、私の言葉もさしてきーてなかったみたい。…寂しい…喜んでるの…私だけ…。

「じゃぁ、明日9時半で~。」
リフォームの手伝いに来てくれるというイノッキに、しつこく「私は『ノミ職人』やからな?」と言っておく。
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「なぁ、ノミ職人?何してんの?」
「ノミ。」
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「ちょっとオレにもやらしてよ。」
「知らんモンが手ぇ出すんぢゃねぇっ」
職人は道具が命なんだよぉ、勝手にさわるんでねぇ。
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「ま・これが『ノミ職人』のウデってやつ?」
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「彫刻してくんだよね。」
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「どうよ?どうよ・どうよ??」
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ん~たのしい。
「オレも削ってみたい。」
「やりてぇか?ちょっとだけやで。」
イノッキが割り箸をほそ~く彫刻。
「ふ…まだまだやのぉ。そんなんぢゃ、折れるで。」
ええか?ノミってのは扱いが難しいんだぞ?
「なぁ、ノミ職人?何したらいい?」
「網戸剥がしてよ。」
「ええで。オレ、網戸職人?」
「網戸『剥がし』職人な。」
そこンとこ、はっきりしとかねぇとな。網戸を「張る」職人は、私だからな。
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「そこ、『ぷー』やろう。」
「なに『ぷー』って?」
「知らんのか『ぷー』を?これこれ『ぷー』な。」
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「この、掃除機みたいなやつ?」
「掃除機とは逆やけどな。掃除機は吸うやろ?これは『ぷー』て出るねん、風が。」
「あぁ…だから『ぷー』なんや。」
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油断してっと、どんどん出世すんで。
「じゃ、枠もキレイにしてな?」
「むっちゃキレイになったで。見てよ~この雑巾のたなびきよう。」
タオル一枚をまんま雑巾にしゴシゴシとキレイにしていると、ダランと垂れた部分がブルンブルン揺れる。
「たなびいてるなぁ…って…『たなびきよう』ってえらい表現すんなぁ…笑かすなや…腹イタイ…たのむからツボにはまるようなこと言わんで欲しい…作業がススまんから。」
「だってめっちゃたなびいてんねから。」
「たなびいてる、けどもやなー…腹イタイ…やめてくれ…」
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ワタクシ、本日を以て「ノミ職人」の座を譲り「ヤスリ職人」になると決めたぞなもし。明日、ウィ~ンと動くヤスリの機械が届くそうな。おもしろそうだ、そっちでイく。職人が足りねぇなぁ、誰か修行を積まねぇか??

さぁ、そろそろわかってきたかな?フルハウス。
棟梁が水道やさんも電気屋さんも呼びガス屋さんも呼ぶ、木材屋さんも来てメーカーさんも来たよな。チョモがお手伝いに友達を呼んで、どんどんこの家は満員になってゆく。いろんな人の手によって、この家は出来あがっていくんだよ。みんなが楽しく、それぞれの役割を持ってフルハウスに集うのさ、ホームコメディ『フルハウス』のようにドタバタと楽しげに。出来上がったら手伝ってくれた友達を呼んでね、12月には引っ越しそばパーチーだぞ。そばだとわいのわいのやりながらやってたらのびちゃうから、チョコレートフォンデュ祭りでもいいな~なんて考えているが、どうであろう。あ~ワクワクしちゃう。早く12月にならないかな~♪ようこそ!楽しげな我が家『フルハウス』へ!!
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-18 00:46 | +mender!+ | Comments(0)

布告弁当

「なぁ…ヘイポーきーてよっ、アイツほんまイヤやねん、チョモよぉっ!」
「…ボク…寝てるから。」
「…寝てんの?」
「うん、寝てるの。」
「それはそれは失礼しました…ホンマに寝てんの?」
「ホンマに寝てるの。」
起きてんぢゃん。

チョモの朝練がある時、ヘイポーとチョモの登校時間の差は1時間くらいある。だから、チョモが家を出てもヘイポーは30分は眠っていられるのだが、起きると必ずと言っていいほどチョモと私の会話を聞いていてその内容を突っ込んだりする。むーちんと私の会話を聞いていて「むーちんとラブラブやったなぁ?」とか言うので「むーは私がいないとダメなヤツでなぁ…手袋の場所がわからんのや…私の隠し財産の場所なら知ってるのに…」と答える。あ・むーちんに貸した2万円、まだ返ってきてねぇぞ。
むーちんと私の会話を聞いているということは、ヘイポーは6時半からタヌキ寝入りをかましていることになる。それなのに、今日は寝ていると言い張るのだ。今朝は歴史的な朝だとゆうのに。

「えっ…?!そのノリ…今日もしかしてオヒノマル??いやー…今日オヒノマルは困るねんけどなぁ…ホンマ…あー…アカン…オヒノマルを食べてる時間がないのに…」
「オヒノマルと思うんやったら思っといたらええやんか。」
「だってそのノリは、オヒノマルやん。」
「ふ…アッチ行けよ。」
私はキッチンバサミでノリを細く切りながら、チョモのケツを蹴り上げた。チョモのしろ~いテーピングのあるケツを。
チョモのケツ痛が長引いたため、むーちんがかかりつけにもう一度連れてゆくよう、私に言いつけた。私はかかりつけに行っても結果は一緒だと言った。だって「いがんでる」という痛みっぽいからだ。スジ違えてる、とかそうゆう痛みは医者より接骨院のほうがどうにかできることを、ハタチでぎっくり腰を患った私は知っている。そしたら、むーちんが評判のいい接骨院をリサーチ。そこへ連れてゆきハリを打って見事に痛みは消え去った。しかし、チョモが接骨院にかかる前に経験者の母は言ったのだ。
「一回いがんだら、一生つきあっていくしかないねん。私もそう言われた、痛めた時に。『そのうちわかるようになる』って。そん~なまさか、治ったんだから~って思ってたけどな最初は。何回かやって言われた意味を理解したわ。ボキボキいわしてるやろ?私、アレな、ズレてるんがわかるから入れてんねん。そのタイミングでやらんかったら完全にはずれる~てわかるから。ハズれたら接骨に通う羽目になんねん。接骨とか行った時は正常になってるからいいねん、でも普通に生活してたら必ずいがむからな?いかにストレッチが大事やったか、てコトやねん。もうそんなんなってるから今さら遅いけどサ。『そのうちわかるようになる』まで正しい姿勢とストレッチをやりや、ここいらの接骨院って高いねん。ホンマになぁ…ただでさえ金が出ていってんねから今…たのむで。」
インフルエンザでさえ撃退したのに、電流ビリビリ流してお金まで流してんぢゃねぇよ…ホンマ、たのむで。

筋肉の痛みを取るためにチョモは毎夜、氷嚢でアイシングをしているのだが、そのまま眠ってしまう夜が続いていた。そのまま眠ってしまった、というだけなら大目にみよう。ヤツは、私のベッドで「そのまま眠ってしまう」のだ。ロフトベッドにチョモが眠り、その下にスッポリと入れた折りたたみベッドで私が眠ることになっているのだが、チョモは下のベッドでアイシングをしながら眠ってけつかるのだ。夜中に眠ろうとした時にほぼ毎日、私はチョモを揺り起こすが、チョモはいつまでもデカい図体を丸めてベッドにしがみつく。殴って蹴って叩いて引っ張って、はがすようにベッドから引きずり降ろしているのだ。そしてこの二日間、私のベッドで眠ってけつかったチョモは、氷嚢の中の水を私のベッドにぶちまけていた。「おもらし」くらいの量である。
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これが、問題のアイシング用氷嚢である。
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このように使う。卓袱台があるような昭和のテレビドラマに出てくる普段は元気な子供が、高熱を出した時に額を冷やすような吊り下げ式ではない。私の子供時分ですでに氷嚢ではなく「氷枕」というアイテムに変わっていたのだが、これは「昭和の名器」だと思う。パッケージがなんか昭和っぽかった。リサイクルショップで180円。
口の部分にパッキンがついているのだが、眠ったチョモは寝返りを打ちこの氷嚢の上に全体重を乗せるらしく、その重みに耐えかねた氷嚢は破裂を免れようと圧力を分散させるため、どうもパッキン部分から水をジワリと漏らしているらしい。「アイシングするなら自分のベッドへ」と注意をしたが、翌日またもヤツはおもらし。しかも敷布団のど真ん中をビッチョリ。私は夜な夜なタオルで拭き拭き、それでもちべたいのでタオルを重ね、自分の重みで滲みてきて濡れるのはイヤだから、ど真ん中のおもらしを避けるため「C」の姿勢になって眠ったのだ。私は怒り心頭。

「…だからな?ヘイポー。私は昨日やぁ…こ~やってこんな寝にくい姿勢で眠ったんやで?」
「めっちゃ迷惑やな。」
「ほんと、迷惑。」
タヌキ寝入りだと踏んだ私は、寝ていると言い張るヘイポーに構わず語った。案の定タヌキ寝入っていたヘイポーは反応した。
「だから今日は制裁弁当にしたんや。」
「オヒノマル?」
「オヒノマルぢゃ刑が甘いから、布告弁当。」
「フコクベントウ??」
「うん、最新の制裁弁当。法律だって毎年変わってんだから、私の刑法だって変わんだよ。」
今年のクリスマスプレゼント候補を早々と絞りにかかっているヘイポーの第一希望はついこないだまで「六法全書」であった。
「二千円を超えてもいいんやろ?価値があったら。」
「本当に価値があると認めたらね。ヘイポーのためになるならね。」
「六法全集なら、認める?」
「…六法『全書』やろ?六法ゆぅくらいやからまとめとるやろ、一冊に。残りの二法は第二巻で!てのはイヤぢゃん。しまった…民法は二巻やったわ…一巻しか持ってきてない…とかなりそうでヤだ。」
自分の気に入っている法令を丸暗記して楽しんでいるヘイポーは、六法全書を手に入れていつでもペラペラしたいようだ。今は、ネットで法令を検索しないといけないから電気が必要になってくる。「インターネットの電源入れていい?」と言っても「ダメ」と私が言うので、なかなか思うようにいかないのだ。しかしヘイポーの調べによると法律は毎年変わっているらしく、すると「六法全書」は毎年、買い替えなくてはならない。そうなると今年以降のクリスマスプレゼントが「今年の六法全書」となってしまう恐れがある。
「やっぱり六法全書はやめようかなぁ…今はじめるにはちょっと早いかなぁ…と思って。」
「うん…ずいぶんと早いと思う。」
私が六法全書をはじめたのは高校生の時だ。授業で使ったからだが、買い替えた記憶はないし、卒業したら見ることもなかったな。12歳で六法全書をはじめるのは早いだろう。そもそも「六法全書」って「はじめる」ものなのか?冷やし中華ぢゃあるめぇし。

制裁弁当新バージョンであったので私はワンランク上の包布を用いた。
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この包布でお弁当が包まれていたら今日の弁当はちょいと豪華版だとおもてええで、とチョモには言ってある。だからチョモはこの包布で「おっ?!」と思うわけだが、まァ滅多にこの包布が登場することはない。しかし本日はあえて使う。記念すべき制裁弁当の新作発表であるからだ。
「布告弁当と言ってね、布告した命令が書いてあるんだけど、ごはんの分量が多いので梅干しを2コにサービスしておいた。だから『。』が2コついてるってコトなんだよね。ソコがちょっと不満。」
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本日ヨリ下ベッドヘノ立入ヲ禁ズ。。

な?せっかく布告してるのに緊張感がナイだろ?句点がふたつってのは。
ヘイポーも来年から中学生になって弁当になるんでね、制裁弁当の刑法改正を丸暗記して十分に理解し、刑に処されないよう気をつけることやね。ちなみに、千徒家制裁弁当の刑法は罪のレベルによって随時更新していきますんでね。ほんでその新しい制裁は六法全書に記されることは一切、ないんでね。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-13 23:01 | +mender!+ | Comments(1)

ショールームへgoでリフォームにno

水周りのリフォームというのが一番ややこしいらしい。そして一番、金もかかる。手間も暇も金もかかることはいろんな人から聞いて知っていた。お風呂を広げ、洗面を広げ、キッチンの場所を変える。とってもオオゴトである。しかし大工のおとーさんが言う。
「住みながらやろうおもたら、大変やで。家具とか置いてしもたらクロス貼るんも大変やしな。今、何もないウチにやってしまうんが一番ええねから。」
古い家なのでそのままでは住める状態でないのは確かだが、リフォームはさすがに現金では払えない。今の今まで前の人が暮らしていたのだから住めないということはないこともないが、どうして売買契約に判をツく段になって「家がちょっと傾いている」という事実をやっと出すのだろう。これって詐欺ぢゃないのか?買いますと意思表示をして手付を入れさせる、そしてその契約書が全て整ってから「傾いている」と言う。その時点で売買契約の破棄をしたら、手付は戻らないということが発表される。家が傾いてるって知っていたら、誰も買わねぇよ。
「えっ?!傾いてるんですか?!」
と当然言う。すると不動産屋はこう言う。
「少しだけですよ?普段の生活をするのに支障があるような傾き具合ではないです。」
…だから二階の窓が開かなかったのか…一階の窓が壊れていて開かないと言っていたが、傾きが原因か。普段の生活に支障があるやないか…窓が開かんねんぞ…開けるだろ、普段の生活で窓。
窓が壊れて開かないってなコトくらい、大工のおとーさんに頼めばちゃんと直してくれるもんな、新しい窓を入れたらいいしね、と言っていたが、窓枠がいがんでんならいくらサラの窓を入れたってそりゃ、開かんだろうよ…。リフォームマンションを見に行った時に、えらい古いマンションがえらい現代的に変わっていて驚いたのだが、一箇所だけ建築の古さを感じる箇所があった。それが窓である。どうしてコレを残したんスか…と不動産屋に問うと、総リフォームをしても絶対に入れ替えることの出来ないものがひとつだけあるのだと言う。それが、窓。だから窓だけが古いまま残され、フローリングにカウンターキッチンにウォークインクローゼットのあるマンションの窓が、取って付けたように「おばーちゃんち」っぽかった。
「…なんで今ごろ、そんなことを言うねやろなぁ…」
買った後でフルハウスに行ってみると、買う前に行った時には知らされていなかった傾きを感じた。「傾いている」と知っていれば「あぁ、確かに傾いてんな…」と感じることの出来る傾き具合である。欠陥住宅で体調を崩す話しはよく訊くが、まさにそんな感じだ。
中古物件を見に行く時には必ずビー玉を持参してゆくことをオススメする。そっと置いてみてビー玉がじっとしていないようなら、買うという返事をしてはいけない。見ただけではわからない「傾いているかどうか」というのは、手付が相手に渡った後で知らされるのだ。

そんなわけで少々の傾きかかっているような古さの家なので、今後10年は住むかな~と思えば手入れをせざるを得ない安さで買ったフルハウス。こうなったらリフォームローンを組むか…とまで話に出た頃、大工のおじーちゃんの知っている業者に声をかけ「これだと激安に出来る」という職人価格のプランで「ワシがこ~たら、ごっつい安くで話しをもっていけるから。」という案が浮上。それは「お金のことはワシがやったげるんやから、あんたたちは何も心配せんでええねやがな。注文してから2週間かかるからな?やから色だけ、選んどいて。」という「支払いまでもおまかせプラン」なのであった。
キッチンやら洗面台やらを扱っている会社で働いているむーちんは、「システムキッチンにすると高い」とか「保温浴槽は高い」とかそうゆうことを知っているので、これにすると高くなるやらこれだと安くなるやらコレとコレの違いで値段が変わるやら、そんなことがわかるようで、機能面やグレード面でのアレコレで、そりゃもう「チョイスの幅」が限りなく広がるのである。こうゆう機能があればイイだろうねぇ~とかキズがつかないドアだって~とか、良いと思うものを全てつければ、オプション・オプション・オプションの嵐でべらんめぇに値が上がる。そのピッピ~っと国が抱える借金のようにあれよあれよと上がっていく値段を度外視しておじーちゃんは「IHにしとったらええがな」「人工大理石ならこれだけ色があるがな」「今はみな、こないなっとんやで~」と、新築プランのオススメで私に説明。
「おとーさん、この中で何を選ぼうがみな値段は一緒、てゆぅてたで?」
「親父がそんなん、知るわけナイやろ~っ!」
と、まぁいっろいろな「ああぢゃない」「こうぢゃない」が半日単位で繰り広げられた。
最初はカタログを見て私もあれがイイこれがイイと言っていたのだが、機能の上等をみていては果てしなく上がってゆく。あの機能・この機能・そのグレード、なんて言って自分の好みに機能を選んでいくより「標準仕様に自分を合わせるのが一番安上がりである」という結果に気付き、機能を捨てた。フルハウスで打ち合わせ中のむーちんが言う。
「オマエやろ~どうすんねん?」
「何を?」
「キッチンや~オマエやないか~どうしたいねん~?」
「…どうしたいって…そうゆうのはナイよ。私がどうかしたいのは色だけやねんもん。」
私に機能を合わしてたら、そりゃ欲が出て安くなんて出来ないよ。価格変動が無いような選び方をした仕様に、自分を合わせるの。自分にソッチを合わせるんちゃうねん、ソッチに自分のほうを合わすねん。ソッチは値段を私に合わしてはくれへんから。この色の中から何色を選んでも値段は変わりませんよ~の中から、色を選びたいってコトなのよ。この結果に落ち着くまでは、そりゃピンクもキレイね~なんて言っていた。しかし、何も手をつけていないフルハウスを見ていたら、フッと私にある思いが宿ったのだ。私は…この家に色合いの『落ち着き』を求めるぞ…。和風のモノトーンで。前のフルハウスの持ち主の色彩感覚がとっても奇抜だったのだ。最初に見に行った時から感じていたが、それは家族全員がそうだったようで「もしあの家を買うことになったとしたら…とにかく…お風呂はどうにかしないと…。」と全員が言い、最終的に一緒に見に行ったおじーちゃんも「あの風呂はなんとかせなアカンな。」と言った。風呂の壁に蛍光っぽいグリーンのスプレーがまぶしてあったのだ。…ココはスラム街か。身の危険を感じる入浴…ニューヨーク…スラム街…ビンゴー…いか~んっ!
アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイスにあった住宅団地、ローコストを追求し「住みやすさ」を考慮しなかった設計でスラム化と犯罪の増加を招いたことが失敗の最大の要因とされているプルーイット・アイゴー。入居者が激減し1972年に爆破解体されたが、この団地の廊下の壁にはスプレー缶何本つこたんや~という落書きがあふれ、無残なまでに荒れ果てていた。
ローコストだけを追求する私でも「住みやすさ」は考慮したい。「住みやすさ」って何だ「ローコストな住みやすさ」。色合いなんぢゃねぇの??「使い勝手」は自分が慣れることでローコストでイける。何かの不便がありゃぁ、自分を慣らす。もっと便利に出来たかもしれんが、3日で「こんなもんやで」と思うことにしよう。しかし「色」だけは自分ではどうすることも出来ない。蛍光グリーンを思い込みでピンクにすることなんて不可能である。やろうと思えば出来んこともないが15年はかかりそうだ。50手前くらいで視力が落ちるだろう、そうなれば情報伝達力も衰え、目で見た「グリーン」が脳に届く頃には「ピンク」に摩り替る。…視力だけの問題ぢゃないんちゃうけ?
そこで私は、風呂の壁が蛍光グリーンで二階の引き戸が動物ウヂャウヂャの柄であるこの古い家を「落ち着いた色」で改造したい、と考えた。古さを活かした「和風レトロモダン」という色合いを狙い、黒とベージュで統一。風呂もキッチンも。それをむーちんは「暗いっ!!」と大反対、働いてもいないオマエに色を選ぶ権利はないと猛反対、「絶っ対っ後悔すんでっ!もう一度、考え直せっ!!」と寸前まで言っていたが、「私の色はもう変わりません」と一歩も譲らず、引っ越しが完了したら働くという条件で私は色を選ぶ権利を得た。

考え直させたかったむーちんは、私をショールームにまで連れて行った。私が「立体で見てみたい」とも言ったし、現物を見ればきっと考え直すという勝算があってのことであったろう。がしかし結果は「ますます黒とベージュ。」と心に決めた次第である。暗い暗いと思うほどの漆黒ではなく、どちらかと言えばグレーに近い黒であった現物を実際のサイズで見たからには、もう揺るがない。
キッチンの前に立つ。シンクの前に出っ張りがある。
「これ、いるん?」
「何、これ?」
洗い物をする時に自分を支えてもらうバーだって。体重を預けるとずっと立っていてもラクだって。それにちょっとシンクとの距離が出来るから、洗い物をした時の水が自分にかからない、って担当のおねーさんが言わはる。
「おぅ…確かに、ラクやね~。でもこれもオプションでしょ?」
「そうですねぇ…」
「いりません。自力で立てます、脚力あるから。」
濡れてもいいの、そのうち乾くから。エプロンするわ、3着あるから。
ショールームからの帰り際、チョモが訊く。
「なぁ?ガスコンロやろ?Siセンサーつけるん?」
「お~~~あるなぁ~~~~~センサー・センサー。チラっとCMで聴き覚えがあるぞ…。あぁ…アレか…誰かがコロッケが好き~とか言うねん。そしたら派手なヒゲのヤツが…あのヒゲめっさ長いねん、知ってる?地面についてんねん、引きずるんちゃん?汚れるやん。アイツが言うねん、センサーが揚げ物の…揚げ物の…何をするゆぅたかな?揚げ物の行く末を見守る、みたいなコトかな?センサーが教えてくれんのか?『コロッケガモウスグ、爆発シマス。』『海老フライノウマミガ、逃ゲテルヨ。』賢いな、センサー。どうせオプションやろうけど。」
いらんな。自分のカンでイく。今まで一か八かでコロッケ揚げてきたわけぢゃないから。コロッケはな、中身を完全に冷やすことやで。油に入れたらいろたらアカン、触るから爆発すんねん。それさえ知ってたら、センサーに爆発予告なんかいただかなくても未然に防げる。カンを頼ってゆこう、私は一生。かかってこんかいっセンサ~っ!オマエさんにゃぁ「おいしそうな『こんがり』まであと一息」というこの刹那がわかりゃせんだろう。目がねぇからな、けっけっけぇっ!アら、ごぉ~めんなさいねぇ~「人間」をひけらかしちゃって、かっかっか~。ま・人間、大いにミスるけど。

キッチンを注文して出来上がるまでに、風呂を注文して出来上がるまでに、2週間もかかるのに、本当に1カ月でリフォームなんて終わるのだろうか…と、私はもう着工して1週間は経っているのに未だにそう思っているのだが、どうやらおとーさんが言うには、終わるみたい。大工さんが言うんだから、終わるんだろう。だから私は一日にものすご~く大変な仕事をこなすのだと思っていた。11月は一日20時間労働くらいに匹敵する働きをするもんだと。その助手をするものだと。
「なんか…朝も行って、ほんで昼ごはんを持って行って一緒に食べて…夕方も行ってんけど…。私に仕事が回ってけーへんねけど?おとーさんになんか手伝うことは…て言うねけど『今のところナイで』て言うねん。行ってもすることがないから帰ってきたんやけど、いつになったらあるんやろ?」
「最後までナイ思うけどな。」
むーちんは仕事の合間にフルハウスに行って、なんかしらの部品みたいなもんを届けたり打ち合わせみたいなことなんかをして、ドーノコーノというなんか大工用語みたいな言葉で棟梁と会話をする。しかし私は、「こないだ手伝いにきとったコは、チョモの同級生か?」とか訊かれて「趣味が渋いからおっさんみたいな外見してますけど同い年ですよ~」なんて答えている。棟梁との仕事には発展しそうにない用語だ。

「…今日の午前中はな?『ノコ取って』とか『コレをアッチに持って行っといて』とかの仕事やってん。」
夕食を作りながら、チョモに仕事の内容を語る。
「やからな?たいがい体育座りをしてて~たま~にスニーカーについたゴミをとってみたりしててん。そしたらな?『じゃぁ、ココとソコにコレ塗って、ハケで。』っていう仕事が回ってきてん。すごく『仕事』って感じやろ?『重要な仕事』って感じやろ??でもおじーちゃんこう言うねん。『横と下だけやで。』それ、木の防虫剤とかそうゆうのでペンキ塗りみたいなことすんねけど~、『横と下に塗ったら、2~3時間乾かして、乾いたらもう一回塗って。』塗るの10分くらい、あとは2~3時間待つねん。何もせん時間のほうが長いねん。待ってる間にごはん食べて『ほんじゃ、もっかい塗ってな。』って言われて、今度は5分で終わってん。手際がよくなってたからな、一回もう塗ってたからコツもつかんで。ほんでまた2~3時間、乾くのを待つ。そしたら、木材屋さんが来て打ち合わせ。私がきーてもわからんからむー呼んでん。そしたらむーが『オマエは何しとん?』てゆーから『コレ・コレ!コレ塗ったの、私・私!』アピールやんか。むー来た時には「待ち」の作業中やったから「何もしてない」みたくなってたけど、その前に5分で作業が終わってっから。もぅ…重要な仕事した後やのに…と思っていぢけてたら、木材屋さんが『一番エエ仕事をもろてますやん』てゆぅてくれてん。『そうでしょう?一番、大事なトコしてるでしょう??』てな…分かち合った、木材屋さんと。」
木材屋さん、昔、若き頃の我々夫婦に『30までは好きにやったらえ~ねん!』と吹き込んだ社長の、甥っ子にあたるそうな、棟梁情報。私はこの社長の一言にそうっスよねぇ~っ!!とゆう気にずいぶんとなって、今思うと「よぉあんなことやったもんやで…」ということをやってきた。でも今となっては「今しろと言われたってとてもやれない」と思うのでやってきてよかったと思う。若いって「無謀」を後先考えずにやっちゃえるパワーがあるんだな、という経験になったと思う。そういう意味で社長の一言は正しいと思う。「30まで」にやっとかないと「好きなように」だけでは出来ないコトがたくさん、ある。自分が臆病になるってのもあるし。働き口も住む場所もない状態で他県へとりあえず行っちゃう、しかも子供を2人抱えて。…そんなこと今やっていいと言われても絶対、やらない。…よく生きてたな…私たち。我が家の若きパワーに追い打ちをおかけになった社長の、甥っ子サンは、若手トリオ「我が家」の一番背の高い芸人にちょっと似ている外見でらっしゃる。

「ほな、ヒィちゃん?アレをコッチに運んできなさい。」
夕方、ず~っとフルハウスに居るのに「暗がりでミカンを食べる」という仕事しかしていないヘイポーにおじーちゃんから任務が与えられた。部活終わりに立ち寄ったチョモは、来て早々「コッチを半分だけ出して支えといて?ええか?」と「なんか大工助手っぽい仕事」というポストに就いたというのに。
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ソッチにあるものを全てコッチへ運ぶ、という下っ端仕事である。
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「ふっ…下っ端やな…。」
私は午前と午後を使って15分の重要な仕事を終えていたので、チョモに解説をした。
「あれペーペーの仕事やねん、運び屋。私が下積みの時にやってた仕事やな…懐かしい。あの次の段階が『塗り』やねん。ま・今のところ私が塗り職人やから?しばらく下積みすることやな、ヘイポーは。」
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下積み時代はダメ出しも、ある。
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塗り職人になるには険しい道のりなのだ。
…しかし…とんと「塗り」の仕事が回ってこないのだが。
「なぁ~?ヤスリをかけるとかゆぅてたやろ?あれってどやってすんの?塗るとか言ってたやん?ペンキ塗るとかそうゆうこと?」
塗り職人である私は「塗り」に意欲的である。だから、わざわざむーちんに電話をした。
「あーアレ、俺がやるけど?」
「え~…もぅ…することないから塗ろうおもたのに。」
「やるって…やるならサビを全部ヤスリで落としてキレイにしてから塗るねんで?オマエ、出来るんか??」
「そんなん、無理ちゃう?どのくらい、とか知らんし。」
「やろ?やから俺がやんねん。」
どうやらこのリフォームに塗り職人はノーサンキューらしい。
「オマエ、窓枠とかキレイにしとけば?これから汚れるゆぅたってどうせホコリがかかるくらいやろ?キレイにしとけば拭けばしまいや。」
「あー…まー…うん…。掃除かぁ…。」
「キレイにせぇよ、オマエ。」
塗り職人だったのに…。塗り職人になったばっかりなのに、もう掃除のおばちゃんに転職。はえぇな。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-10 23:32 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

チンギス犯

♪チン・チン・チンギス・ハ~ン・殺・人・犯~♪
「やめろよ…ネタ増やさんとってくれ…ホンマに忙しいのよ、今。それぢゃなくても今日バンバン更新してネタ減らしたばっかなのに、ちっとも減らへんやん。休めんの今日しかないからおもて頑張って減らしたのに…。でも作れる…イけるぞ…絶対アげられるぜ、替え歌…。イヤや…そんなことしてるばやいぢゃないのに…。」
「大変やな~ぁ?ネタ増えて。」
「なんかおもろいことないかなぁ~ゆぅてる時はいっこも提供せんと、提供していらん時にみんなさぁ…なんでツボにはまるようなこと言うねん…昨日もさぁ…イネさんよ。電話あったゆぅたやん?あのひとに、椎茸をもらった話をしたらイネさんもちょうどどんこがおいしいゆぅててん。ほんでレシピを教えてもーて、ちょっと干したらええゆぅから干したら虫が出てきて、ってゆぅたんや。気持ち悪くてよぉ…ちゅ~話しでな?そしたら、虫が出てくるのが新鮮でええ椎茸や、て言いやんねん。ほんで『時々、ブロッコリーでも虫が出てくることあるよ、あぁ見えて。』ちゅわけよ。もうツボやで~『あぁ見えて』って。そんな…ブロッコリーに特別な印象なんか持ってねぇよ…。イネさんブロッコリーのことどう見てんねん。どう見えてんねん。『実は上品そうに見えて、虫わいてます』とか?別にどうも見てねぇよ、ブロッコリーのこと。」
「大変やん、ネタ増えて。」
「…ほんま…増やさんとって欲しい。イネさんってそうゆうタイミング多くてさぁ、忙しい時に限って書きたくなるようなこと言ったりやったりすんねん。しかもイネさん、真剣やからな。真剣に言うねんで?『本当よ?ブロッコリーも時々ね、いいやつ買うと虫が出てくるんだから、あぁ見えて。』『そんなにお高く見てたの?ブロッコリーのこと?』やんか。お~た~けぇ~~~~っ!!」
その会話をしながらチョモと、台所でイネさん直伝どんこレシピを試すため、夕食準備。
「それでイネさんサ、『ラップも何もせずにレンジで2分半よ??』て、えらい『2分半』を言うねん。トマトなかったらケチャップでええねんな?とか訊いても、最後には『レンジで2分半よ?2分半。』て『2分半』にこだわんねん。そんなん、作る量とかどんこの分厚さによっても変わってくるやんか。ワット数もあるしや…レンジのクセもあるやん?ターンテーブルのはじっことセンターでも火の通り具合って変わるしな?それやのに、もぉしつこく『2分半よ』って。そこ、重要ぢゃないと思うねんけど。ケチャップとかマヨネーズとかチーズの分量のほうやろ、重要なの。」
「よっぽど2分半でイイ感じになったんやろな…」
「なったんやろ、イネさんのどんこでは。でも、うちの椎茸、どんこくらいの大きさしてるけど、厳密にはどんことちゃうからな?」
「様子見ながらしようや。」
「ん、それが一番や。」
こうして、台所でちょこまか準備をしている最中に、我々ハナモゲストはチンギスハンを殺人犯に仕立てる歌をアげた。元歌はもちろん「ジンギスカン」ウ!ハ!
ハナモゲストの替え歌はシチュエーションアレンジである。ペペペーと作っているようで実はペペペーとやっているのはきっかけ作りだけであり、歌詞をアげる際にはシチュエーションを具体的に描けるまで下調べをするんである。
「チンギスハンて、何したひと?」
「元の…」
「ゲン?!ゲンってナンぢゃ?なんかきーたことあるなぁ…」
「時代よ、宋とかさ。」
「あ~あのコロコロ変わるややこいヤツか。ソーとかゲンとか、シンとかミンとかメェーとかモーとか。」
後半のそんな時代は来ねぇな。
「チンギスハンの名前しか知らない。調べよっと。こやってハナモゲストの活動してると賢くなっちゃって困るんだけどなぁ。どうする?ホンマに賢くなっちゃったら?どうしよう、天才になったら…」
「…ねぇよ。」
「…ねぇか。そだな、だってこんだけ調べてアげてる歌詞あんなんやもんな、ハナモゲスト。あんだけ調べてコレ?!ってなってるもんな、結果。」
情報収集してんのにペラペラというハナモゲストのアレンジ内容。まぁ、やってるコトが替え歌だしね。
「うっわ…チンギスハンって、ホンマは『チンギス・カン』てゆぅねて。知っとった?いろんな発音のしかたで変わってきてもともとが『ジンギス・カン』やねんて。ジンギスカンて、食べ物かおもてた。」
「調べてよかったやん。」
「ひとつ賢くなったなぁ…ロクな使い方せんけど。」
「父、イェスゲイ。」
「…とうとう認めたか。」
「なにを?」
「イェス・ゲイ、やろ?イエス・ノーの、イェス。ゲイであることを認めました。」
「母、ホエルン。」
「母、吠えるん?」
「吠えへん、吠えへん。」
「人間か。」
ジンギスカンの家族の名前、おもろいなぁ。
三弟、カチウン。アクセントを頭に持って来て早口に。リピートアフターミー。
チウン!
何か、当たってるわ。しかも金属製のカタマリのようなモノが。
妹、テムルン。
女の家族は、関西弁やで。吠えるん?てむるん?
「てむる」ってどうゆうことやろう?「帰るん?」に近い動作かな。「てむるん?」「うんそろそろ、てむるわ。」なんかちゃうなぁ…。あー…アレか。そやな、アレやな。「てむるん?」「てむってへんよっ!」あぁ、コレやな。「一瞬、寝てた~」ていう状態。一瞬「ねむる」こと、すなわち「てむる」。だから今後は「うぉ~今、一瞬、寝てた~」という、徹夜中のどうでもええ報告はこう言おう。
「うぉ~今、てむってた~っ!」
どうでもええけどね、ホンマにね。

「ふぅ~ん…征服事業やってんだ…。じゃぁ、ひとのひとりやふたり殺めてるよね。あながち間違った替え歌でもないんちゃん?」
いくら国家創建の英雄と言えど、戦えば死傷者も出よう。欲が出るほどに攻めてはいかん。いかに血を流さず戦うか、引き際を見極められることこそ英雄の英雄による英雄が英雄で、ケータイはauである。

「アげるか…。♪チン・チン・チンギスハーン・刺~した・刺~した・ひ~とり・刺~した・チン・チン・チンギスハーン・刺~した・刺~した・またひとり刺した・う…はぁ…うぅ…はぁ…・チン・ギス・殺~人犯・刺~した・刺~した・もひとり刺~した・チン・ギス・連~続犯♪どう?最後はもう『チンギス』呼ばわり。」
どんこレシピを実戦しながら、殺人犯に仕立てアげた。
「二種類やるん?どんこ。どっちもやるん?」
「てむるん?吠えるん?…二種類やってみる。2分半やから2分半。」
「2分半やろ?2分半。」
「うん、しつこく2分半。」
「突きつけられたな、三行半。」
「足りてへん。三までイかへん、2分半。」
♪に・に・2分半~・ど~んこ・ど~んこ・ど~んこ・うどん粉♪
あ・うどん粉になってもた。
「あ…できたな。♪み・み・三行半~・い~まで・ゆぅたら・役所の・離婚届・み・み・三行半~♪もう『ハン』しかおーてぇへんやん。」

せっかくなんで「ジンギスカン」の歌を試聴してみた。あれ、ドイツ語だったんだね。
発見があった。ドイツ語の「ジンギスカン」ね。空耳アワー。日本語で聴こうと思えばイけんで。

サビが2回リピートされるが、その1回目の歌詞ね。2回目は微妙に違うから。
まず、説明しよう。出てくるのは「アラレちゃん」とここ掘れワンワンの「ポチ」と「爺さん」かな。
とにかくアラレちゃんが「ばいちゃ・ばいちゃ」言うね。なんか動くのが億劫になっててプレギレやね。キれる寸前てトコか。「粗プレ」ってのは「マヂギレ寸前」いろいろ粗い。仕事とかも粗くなっちゃう。「保プレ」ってのは「プレギレ」の状態を保ってるってカンジ。なんとか保ってる。でも、あ~ぁ今キれちゃったよぉ…ていつなるかわかんないよ?ポチはとにかく掘らされてるね。爺さんも手伝ってみるけど、地盤が硬くて全然掘れん。ウンテイがねぇ…ちょっと古いんだよねぇ。校庭にあるウンテイ野晒しだからサ、向こうから三番目の棒、一個、グラグラしてんだろうね。

シチュエーションはだいだい、おわかりいただけただろうか。
それでは「ようつべ ジンギスカン」と入力して検索。
だいたい3分くらいの曲なんだけどね「ジンギスカン」。
空耳アワー「サビ」の部分は始まって45秒前後で一度、2分5秒あたりで一度。2分5秒だよ、2分5秒。2分半ぢゃないよ、2分5秒。この二度のサビが以下のように聞こえるので、耳を澄まそう。

ウ!ハ!
ジン ジン ジンギスカーン
へ~ばいちゃ ほ~ばいちゃ へ~ばいちゃ 今ばいちゃ
ジン ジン ジンギスカーン
億劫で 粗プレ 保プレ 今ギレ
ラスト どっか掘れ オホホホ~!
全然 爺も掘れん アハハハ~!
ウンテイ ちょい古 1個 ちぎれ~る~


危ないから気をつけてね。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-07 01:25 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)

おおブレネリ

車にヘイポーを乗せて重い重い買い出しを終えた帰り道、陽気にヘイポーが歌い出した。

♪I want you あなたの名前はなに~?私の名前は有名人よ~♪

「はい??」
「最初はな。」
「その歌、I want youぢゃないで?♪おおブレネリ♪やで?ブレネリってゆぅてるくらいやから、名前は知ってるで?訊くのは家はドコか、てことやで?」
「うん、今は知ってるで。でも最初は知らんかったからそう歌っててん。」
「じゃぁさ?その次の歌詞は?」
「もう一回、繰り返し。」
「うとてみて。」

I want you あなたの名前はなに~?
私の名前は有名人よ~
私の名前は有名人よ~


「なんで2回ゆぅたん?」
「だって知らんかったから。」

あなたが欲しいと言っておいて名前を問う、そいつはカンペキにストーカーだ、しかも一目惚れ。そんなヤツにやっぱ名前なんて教えたくないから広い範囲で答えとく、有名人よって。でも本当に有名人だったら名が知れてるはずだから、そんなに有名ぢゃない。だから復唱して強調。覚えて、いただけましたか。
ストーリー性になんとなく流れがあることはあるな。

「じゃぁ二番ではI want youゆぅて今度は家はドコかって?」
「うん。」
「確実にストーカーやな。名前きーて家きーて…なんて答えんの?うとてみて。」

I want you あなたのおうちはどこ?
私のおうちはアイヌランドよ
私のおうちはアイヌランドよ


ねぇな、アイヌランド
また2回ゆぅたな。

私のおうちはスイッツァランド、よ?スイス。
さぁ、地図帳の世界地図を思い描いてみよう。メルカトル図法ゆうんかえ?私はうまく思い描けない。だからそんな仲間のためにザックリと説明しよう。
日本のずいぶん下に「オーストラリア」日本の左の陸「アジア」その左の陸「ヨーロッパ」。ここにスイスはある。その下の陸は「アフリカ」。日本の左のそのまた左の、アッコにあるのスイッツァランド。家はそのきれいな湖水のほとりなの。アイヌランド…アイヌランド…アイスランドの間違いかな。説明しよう。「ヨーロッパ」ありましたな、左の左に。その左ナナメ上の島、ソコ、アイスランド。けっこう離れてると思うよ、地図上はたいして遠くないように見えるけど。アイルランドと間違えてるかもしんないね。説明しよう。「アイスランド」ありましたな、けっこう離れてるトコに。ソコの下の島、アイルランド。ちょっとは近くなった。惜しい。

「じゃぁ、職業は?訊かないといけないのに。名前知らないから名前訊くトコ入れたら、家きーて終わっちゃうぢゃん。仕事は?♪わた~しのしご~とは羊飼いよ~♪やねんから。」
「もう、ない。2番まで。」
「まぁ…名前と家きーたら、あとで仕事とかは調べがつくから本人に訊かんでもええか…。」
でも名前も家の場所も情報はガセだけどな。

スイスきれいな湖水のほとりに家がある、ブレネリという名前の少女のプロフィールであるこのスイス民謡を知らない最初の頃に、ストーカーソングで歌っていたヘイポーの歌詞から読み取れたストーリーは、一目惚れによりストーカー被害にあっている少女が相手をキレさせないようにガセの情報でうまく交わす物語。アイヌランドに住む有名人になりすまし。

アイヌ…聞き覚えがあるなぁ…。
おぅ、アイヌ。

これ~から行く場所 アイヌ博物館~
白老(しらおい)最寄りの駅になるの~
ポロト湖ほとりのコタンなのよ~
ヤ~ッホ~ 北海道
ヤッホ 北海道
近くにあるよ~
ほらポント沼~
ヤ~ッホ~ 北海道
ヤッホ 北海道
是非 行ってみよ~う!観光
 

ハナモゲスト、観光案内もはぢめちゃおっかな。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-11-06 20:17 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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