どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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VAIOのようこそ

パソコンの電源を入れたらVAIOというロゴが出て、ほんで真っ黒になってツツツツツーみたいになって青とも緑とも言われん画面になって、そんで竹林の壁紙を設定しているデスクトップが、出るの。
言わんとすることはわかってもらえるんかなぁ…このアホな書きっぷりで。
数秒間の、この、流れ。
電源いれましたー・デスクトップ出ましたー、じゃなくて、電源→ロゴ→黒→ツツツツツー→青緑→デスクトップ、これ。

これって、みんなそうゆう手順を踏むのかな、どんなパソコンでも、踏むのかな。
この、青緑の時の4~5秒くらいの画面に、こう出るの。
丸い輪っかがグルングルンしてて、そのすぐ右に「ようこそ」て。

毎回、思うねんけど、マイPC、デスクトップ型パソコン。
「ようこそ」と言われても、ずっと家。ようこそって言われる場所に移動もしてへん。
これって、もしビジネスマンでノート型パソコンを持ち歩いてたりした場合ね、LANあるトコで接続でもしようと電源入れた時「ようこそ」って出るかな?出るよな、私のチクリンは毎回あきもせんと出んねから。
つーことは~、だ。この「ようこそ」を音声で出して欲しいな。
そしたらビジネスマンには「ようこそ」の次に場所の名前を言って欲しいな。
「ようこそ マクドへ」
う~ん…グっとくる。
どうスかビジネスマン、仕事ばっかしてんとたまにはフザけた一言を。
いろんなトコでパソコンに「ようこそ」と言わせてあげたらいいぢゃないスか、たまには。
懇意の取引先のご自宅へとオシカケ商談をする際には、その方の苗字。
「ようこそ 川埼専務宅へ」
オマエが言うな…だけどグっとくる。

さて、とりあえず兵庫県の公衆無線LANスポットから、「グっとくるスポット(略してグポット)」ご紹介いたしましょう。

「ようこそ 新神戸オリエンタル劇場(楽屋)へ」
「ようこそ 神戸国際展示場2号館コンベンションホールBへ」
「ようこそ コモード56商店街4へ」
「ようこそ 神戸淡路島鳴門自動車道淡路サービスエリア下りへ」
「ようこそ あこうビジネスホテル桜館ロビー付近へ」
「ようこそ 杜丘自動販売機前へ」


グポット…バスの停留所よりもグっとくる。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-29 22:24 | +in much guy+ | Comments(0)

テルマの告白

我が家の玄関には黒板がぶら下がっている。表はチョークで書くタイプ、裏にはブラックシートを貼ってペンで書けるようにしてある。出かける時に不在の家族へ向けて行き先を告げたり、行き違いになるような家族に向けて頼みごとをしたり居場所を知らせたりするための黒板である。私は主に、ドコドコに行くからナニナニをしといて、それからアレとコレをした後でモノはついでだからソレもやっといてな。という風に行き先を告げたついでに手伝いを多めに頼むという書き方をしている。
私が買い物から帰宅すると、チョモの書き置きがあった。
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…ソコで一句。

じゃぁ書くな インク減らすな うっとうしい
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-29 11:45 | +cool down run+ | Comments(0)

見返す記録とココロザシ

「リンゲンの言葉にカチンとキた。」
陸上の試合の、2つか3つしかない1年生の選抜枠に絶対に入ってやるとチョモは言い捨てた。
「絶対、入ったんねん。絶対に。」
「はぁ…。…頑張れば?」
1年生だけで20人はおろうかという陸上部で、試合に出られるのは2名か3名である。もちろん上位2名・上位3名という、記録を出せた者のみの枠で弱肉強食。走りの早い1年生が4名ほどいて、うち2名は「走るためのカラダ」が相当に出来上がっており顧問のリンゲンからの期待も大きい。チョモは背が低くて体も細身なのでたいした期待はされていないようだ。
「ミズオがリンゲンから『千徒クン速いで』てきーたゆぅてたやろ?アレ、完璧、お世辞やったみたいやな。」
あぁ、そぉ?なして?と訊くと、リンゲンの期待する2名のどちらかと一緒にタイムを競って走っていた時に、リンゲンはその期待大の生徒に向かってこう言ったそうである。
「お前、ヘタすると千徒に負けるぞ?」
僕の頑張りって…ヘタした結果かよっ。
そう思ったチョモはカチンとキて、リンゲンを見返したるっ!と選抜枠をトりに行くことに燃えはじめた、というわけである。「リンゲン、頑張る生徒は応援するって言ってたのに…ヤル気を挫く言い方すんねなぁ…。」そう感想を言ったが、ひとつ思い当たるフシが私にはある。
チョモは、非常に努力家である。いったい誰に影響を受けたのかと思うほど、何が楽しいかは知らんが努力をするヤツなのだ。そこまでヤったら逆に無駄だろうて、というほど努力を惜しまない。しかし、その努力を決して他人には見せない性格をしている。みんなで頑張る・共に頑張る、という姿勢でなく、ひとりで頑張る・ひとりで努力、の個人集中型である。他人がひとり加わったダケで、120%努力している姿が「無気力」に見える、という厄介な見た目の努力をするのだ。どうしてだろうか、原因は全然わからない。照れとかそうゆうことだろうか。わからないけど、チョモが頑張れば「手を抜いている」ように見え、チョモが努力すれば「とりあえずカタつけた」ように見えるのだ。どう見ても「言われたからカタチだけヤってます」という風にしか、見えないのである。本人は、フルの力で取り組んでいるのに、だ。
オンチのチョモがすごく努力して音をつかみ発声したのに、音楽の先生が「君から頑張ってるという感じを受けない」と言って、ピアノのフタまで壊してご立腹したという話を聞いた時にも、同じように思い当たった。そうなのだ、チョモ。アンタは頑張ろうとするほどにテキトーにヤっているように見えてしまう、ヘンなヤツなのだ。先生の言葉にチョモは「一所懸命、音を聴いたし、こうかな~ああかな~って声も出してやってみて、もうこれ以上どうやったらいいかわからんまで考えて『あ~~~~』ゆぅて、『君は一所懸命にやってないんよなぁ…』やで?どうせぇっちゅーねんやし…ピアノ壊して…アレ高いのに…。」…う、うん。ピアノの問題はどっか置いておこうか。そもそも考えすぎてんぢゃないか?考える前にもっと声を張ったらどうだろう、音が合っていなくても。自信のなさがボリュームを下げているとは、考えられないだろうか。伝わらない一所懸命さ、って何が原因なのだろう。

逆のパターンのひともいる。何も頑張っていないように見えるのにヤれるひと、である。サボっているのにデキるひと、である。陰で努力をしているか、それとも才能か。実は、どちらでもないのである。学生の時の私自身が、まさにそう見えている生徒だったのだ。私は努力をしなかったし、才能なんてなかった。ただの、意地だけである。そりゃ、意地だけで記録が出せるということはない。それなりの素質はいる。けれども、自ら陸上をしようというヤツが「運動会ではいつもビリ」ということはありえない。「走りなら得意」という自覚があって陸上を選択するのである。部活を陸上にする時点でそれなりの素質は入部する全員が持っていることになる。高校生になってもチビでヤセの私が、選択希望者がひとりだけという「ハードル」を選んだ時にコーチは「オマエはひとりでやれ」と指導放棄的な態度であった。すすめられた種目を選ばなかったことが反抗と取られたのかもしれない。オマエはハードルでは記録が出せないと言い切られ、このコーチを見返したいという意地だけで取り組んだ。しかもコーチがいる日は練習に出ないという反抗的なやり方で。予選落ちだと思われていたので予選落ちだけはヤだ、とコーチがいない日にだけモーレツに頑張った。結果、試合でどこまでイったかは忘れたが2回か3回くらい勝ち進み、予選落ちはしなかった。ちょっとした努力では、ちょっとした結果しか出せないのは道理である。試合後にひとりひとりがコーチに呼ばれ反省点の指導をもらうのだが、コーチは私の試合のベストタイムを告げてからこう言った。
「練習をサボってこのタイムなら上等なんじゃないか?満足したか?」
私はこの言葉で退部を決めた。褒められず認められなかったことが理由ではない。コーチが、記録を出すような先輩でも決して褒めたりはしないことなんて誰もが知っていることであったし、この日は山のような反省点がダダダーと雪崩を起こさないだけマシだったほうである。私はこの言葉に「コーチを見返してやるーーーキィーーーーっ!」という思いしか今後も持たないな…と、思っている自分に気付いてしまったのだ。浅ましい…。なにがスポーツマンシップだよ…思いっきり、クサっとる。ほら思春期ってサ、打算から遠いトコロに居るからネ。十代の私には、向上心や志を持って走ることが何より重要なことであった。「青い」てヤツである。なにクソという思いでしか走れない、見返してやるという思いでしか記録が出せない。そういった陸上をやりたいとは、当時の私は思わなかったのである。今になって思うのだが、コーチは私の性格を当時しっかりと見抜いていたのである。向上心や志を持って私が取り組むことは、まったく上手くゆかないのだ、何においても。向上心や志を前に置いて「こうでなくちゃ・こうでなくちゃね~」とルンルンしていると私は、現状に甘んじているのに満足する、といった性格をしているようである。負けず嫌いで意地になる私の性質は、悔しさをバネに伸びるのである。なんてイヂ汚い気質であろう。あぁ穏やかに…あぁ上品に…あぁ生きることに美しく…、そんなコトにこれほど焦がれているというのに、私の気性がそれを求めるのを許さない。そうだった…所詮…私はそうだった…。忘れていたわけぢゃないのに…見て見ぬフリを…かましたなぁ…。

性懲りもなく、でも私は未だに思っているのだ。
向上心や志で走るのと、なにクソの精神で走るのと、どっちでも記録を出せたとして、この二つには「残ったもの」の違いがあるのだと。
その「残ったもの」から何を学ぶかは、個人の受け取り方の違いだろうと思う。自分さえしっかりしていれば、何が残っても悪いものにはならないだろう。しかし私は、向上心や志で走るほうが断然、自分をしっかり保てるのだと思えてならない。
しかしこれは私の場合の考えかたである。どれをよしとするのか、なにをどう感じるかは、自分で経験して気付くほかない。だから私は、チョモに何も言わなかった。本人が見返したい根性で走り記録を出した時に、何かが残って何かに気付くのなら、それが一番よいのだろう。

「ぅあーーーー…しんどい…一位になってきたー…次も絶対…一位になるー…絶対…選抜トる…」
一位になったチョモは、前かがみになって命からがら帰って来た。…そうなるよな…あの背のた~かいコの誰かを相手に一位をトったとすれば…そうゆうカラダに…なっちゃうよな。私もチビだったから経験あるよ…倒れたことが何度も…吐いたこともあったし…。なにクソの精神は早速チョモに記録を出させたようである。…見抜いてんなぁリンゲン、チョモの性質を。
「なぁ…選抜トれたら、2万円のスパイク、買ってくれる?」
「買ってくれない。褒美を与える陸上をさすつもりはない。その8千円スパイクの記録をまず出せよ。記録を出してやっと当たり前のコトをしとんや。」
リンゲンに「ヘタすると」と思われないくらいに、記録を維持することだね。
性質を見抜かれていることには、ヘタすっともう気付いたか?
そのちんこい体だと人一倍の努力が必要だろうて。
身長は一気には伸びてくんないだろうから、なにクソの気力でフォローするのが記録への近道ってコトなんだろうな。
記録が出せてもよい選手にならなくば、おかーさん…シバきますよ。アンタはヤればデキるコぉやでぇ~。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-29 11:15 | +開楽館+ | Comments(0)

オヒノマル玉砕

「遅かったなぁ、何してたん?今日は部活がないから早く帰るハズやのに、てヘイポーがまだかまだかと待ってたで?なんか見せたいモンがあるとかゆぅて。」
「そうなんか?なんや?」
玄関が開く音を聞いて裏へ何かを取りに行ったヘイポーは、ガチャポンのカプセルの半分をチョモに見せた。
「はい。」
「うわっ!なんやこれっ。死骸やないかっ。」
「うん、しとめた。」
カプセルの中には、大きな蚊の死骸があった。
「…ヤブ蚊やな。」
て、チョモに見せたいってコレ?
「遅いなぁゆぅてチョモ待ってたん、コレ?」
「そやで。」
「だ、そうです。」
「ん、気持悪い。」
終了。
なんなの、なんなのこれー。
「なんで遅かったん?」
「いや…部活あってん。実は朝練も。」
「お~っ、てことは作ったん?カミカゼ。…だからアンタさぁ部活の有無をいいかげん把握し…」
「あ~っ!!そうや、オヒノマル!!」
私のカミカゼという呪文でチョモは弁当を思い出した。
「半分も食べられへんかった。」
しめしめ。味を付けてもハシがススまんかったか。
「それでこそ、オヒノマル。ほら、おとついな?「日の丸弁当、食べてみひん?」てきーたやろ?アレ、日の丸を嫌と感じるかどうかの確認やってん、実は。虐待弁当やねんから、嫌って思ってないと意味ないやん?それで確認してん「日の丸が好き」じゃ、虐待にならんからな。ススまんかったなら、それでいいねん。アレはアンタに対する制裁やねんから。制裁弁当・制裁弁当。」
「…いや?好きやな、あのロシアンオヒノマル。食べられへんかったんは、説明書を読むのに時間がかかって食べる時間がなくなったからやし。」
「なにっ?!なんで説明書を読むのにそんなに時間がかかんねん、一枚やろ。」
「…ちゃうねんがな…みんなが『何コレ~』とか『千徒のオカンおもろいことするな~』とか興味津々や。読まして~って説明書がいろんなひとの手に渡ってやぁ、ちょっとまだ読んでないねんから~ゆぅてんのにアッチ行きコッチ行きやんけ。」
…しまった…野次馬は計画に入れてなかった…。つーか食べもしひんヤツが説明書を読んでどうすんだよっ。
「ただでさえ授業が遅くなって時間なかったのに、読んでる途中で説明書はなくなるし、みんなは集まって来てハズいし。」
「あ・それでもイイ、それでもイイな。屈辱弁当・屈辱弁当。ソッチでもイイ。」
「ラップぐちゃぐちゃ~って丸めてから説明書が返ってきたから、カミカゼとか作れへんし。」
…説明書は先に読むもんだろうが、説明書やねんから。
「それに、ドコ食べても味がしたし。」
「…あぁ…そうやねんなぁ…ちょっとアクシデントがなぁ…今朝は…8ブロックなんて無理やってん。7つに減らしたんやけどな、チマチマすくわんと無味ゾーンがない、てことになってたんや…失敗したな…」
「ほんで、食い合わせの悪いトコなんてなかった。」
「…それもなぁ…朝に食い合わせの悪いコンビを作る予定やってんけど…今朝のコンディションが最悪でなぁ…食い合わせまで吟味する思考が持てへんかったんや…失敗やそれも…」
「次にオヒノマル作る時は説明書いらんで。アレ、回ってめんどくさいから。だからルール同じにしてや、いちいちルールは変えんといて。そしたらロシアンっぽく食べるし。オヒノマルにするんやったら今日のヤツで作って。」
…アカーン。
…完全に、失敗や。
次を希望したらアカンやないか、虐待やねんから。制裁やねんから、屈辱やねんから。
「おっ!コレ、腐ってへんかな?まだ食べられるんちゃん?」
チョモは残したオヒノマルを温めて、夕食の時に食べた。
…好物に…すんぢゃねぇよ…結局この制裁も…私だけが苦しかったのかよ…御日ノ丸大作戦…美シク散リマシタ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-28 22:32 | +mender!+ | Comments(0)

ザ・ロシアン御日ノ丸弁当

これが本日のチョモの弁当に入っている説明書である。
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昨日のお昼に弁当のイメージを頭の中で練りながら、コッソリ書きあげて隠しておいたのだ。
朝に弁当を作ったあとで説明書を綴る時間は、ないから。

おとついのことである。
ヘイポーの自転車の練習の付き添いで私は細長い公園で読書をしていた。その公園には、ベンチに腰掛ける老人二人と、ボールを投げ合っている高校生らしき三人がいた。三人は休憩をとりつつボールを飛ばしては取りそれを投げつける、もしくは蹴る。ドッヂボール時々サッカー、というような遊びをしていたと思う。そのボールが私の座っているベンチの後ろにコロコロと転がってきた。男の子のひとりがボールを拾いにやってきて、何かしら言いながらボールを投げた。それを受けた男の子か女の子かが投げ返し、ボールはもっと遠くに飛んでいったようだ。それを向こうに拾いにいった男の子と他二名の間で、距離があったためだろう大声で会話が繰り広げられた。内容はなんということもないただの会話なのだが、その彼らの仲間内での言葉遣いというのが、非常に「反抗期チョモ」の口調と、似たものだった。女の子が言う「~ほんなら休ましたるわ。」男の子が言う「~させられた。」そして言う「~とかムカつくし。」とくに彼らの仲が険悪になっているようなコトはない。楽しそうなコトにも変わりはないようだ。感情的な言葉なのでなく、単なる語尾として使っているのである。
休ましたるわっ!!
させられたっ!!
ムカつくしっ!!
と、言っているのではなく、
休ましたるわぁー…
させられたぁー…
ムカつくしぃー…
こんなトコだろうか。
口をついて出てきただけで、その語尾に心はこもっていなさそうである。

反抗期のチョモは、帰宅するなり文句めいたことしか口にしない。「ムカつくし」「しんどいし」「ダルいし」「ヤれるかっちゅーねん」「てか、ムリ~」「ちゅうかな~アホやろ」「ぅあ?何しとんねん」。前向きな感情は全く感じたことがない、それらの言葉から。本人は無感情でタラタラ垂れ流すだけの言葉なのだろう。「仲間内」でならそれはそれでよかろう。流されるだけの語尾で終わり、誰も不愉快な思いはしない関係性があるのだろうから、「仲間内」で使ったらよろしいがな。私が思うのは、ソレを「仲間内」ではない「家族内」にまで適用するな、ということである。ハッキリ言って不愉快だ。せっかくヘイポーと楽しく農園について語っているのに、仲間内言葉でチョモがチャチャ入れると足蹴りを喰らわせねばならず、楽しい気分が台無しでなのである。「私はたった今、あなたの言葉でとても不愉快な思いをしました。」というのを伝えるためには「足蹴り」という制裁が必要なのである。言ってわかるようなチョモではないから。それが「反抗期」というものだ。制裁するのも、痛いのだ。足の甲とかは当たり所が悪いとごっつぃ、痛い。テキも蹴られると思うから防御する、するとコッチの痛い部分がテキの痛くない部分に当たったりして、痛いのは私だけという悲惨な制裁になる時がある。
彼らの会話からそんなことを思い出した私は、心からチョモの反抗に反抗をしたいという気持ちになってきた。それで、帰路につきながらその思いのたけをヘイポーに語ったのである。
「今度チョモが腹立つコトを言ったりヤったりした時には、次の日の弁当を『御日ノ丸』にしてやろうかな。予備の梅干しを2個くらい、さも『おかず』みたいにアルミカップに入れて添える、ていう嫌がらせもしとこっかな。」
「いいんちゃう?自分がそうやったら次の日のお弁当が『御日ノ丸』になるってわかったら、もうやらないかもしれないしイヤなこと。そうしないとアイツ、わからへんヤツやしな。」
辛口の意見やね~、目指せ、たかじん。
「そうしよっかな~♪名付けて!!『虐待弁当・御日ノ丸』!!」
駅で売りてぇ~~~~~。
虐待…響きがわりぃな。
『御日ノ丸』なんだから、神々しく玉音っぽく謹んで君が代…そんなコンセプトで。
つーわけで『御日ノ丸弁当』の構想を練った。これは家庭内弁当戦争である。士気を高めるため私は歌う。

守るも攻めるも黒鉄(くろがね)の
浮べる城ぞ頼みなる
浮べるその城日の本の
皇国(みくに)の四方(よも)を守るべし
真鉄(まがね)のその艦(ふね)日の本に
仇なす国をせめよかし
…チャカ・チャン・チャン
本日は~阪急沿線数ある遊技場の中から~当店にご来店いただき~
まことに~あ・まことに~ありがとうございま~す
50番台~あ・50番台~スタートです~
あ・おめでとうございま~す

パチンコ屋さんでしか聴いたことねぇ、軍艦マーチ。
今日日、館内放送でまだゆぅかというくらいに「いらっしゃいませ~いらっしゃいませらっしゃいませ~らっしゃいまっせ~」と肺活量のスゴさをアピールしているパチンコ屋さんも、ないと思う。大音量で軍艦マーチを流す店もないだろう。…今にもツブれそうな店は別として。…いやそんな店でも、有線で軍歌は選ばないかも。
そうだよな…ギャンブル性だよな。
弁当には要らない、ギャンブル性。
まったくいらんもん、イれていみる、意味もなく。

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ハラがヘったか我が息子よ

おあがりなさい、本日の弁当、恐れ多くも
ザ・ロシアン御日ノ丸を。

本当の御日ノ丸にしようと思いましたが、それではハシがススまんじゃろうて、味、内蔵方式を採用。
説明しよう。下のピカソライクな図を見たまえ。
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ランダムにしたのでわかりにくくなったが、このようにこの弁当はA~Hまでの8ブロックから成る。ではAブロックを例にとり拡大してみよう。
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各ブロックがこのように、更に①~⑤のブロックに分かれている。おかずは、この①~⑤のいずれかの位置にジョーダンくらいに入っている。AとDで拡大しよう。
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A-③・D-②におかずがある時、チョモが赤枠のごはんをいくらすくおうが、味は無い。完全な御日ノ丸状態である。
わかったね?つまり、「ADGH」「FBCE」の二口で食べるのが◎!
しかし、おかずの食い合わせが悪い可能性はある、と言っておこう。

ラップを用意しておいた。キレイにはがしておくのがよいだろう。こんなにゴハンばかり入らない、と思えば残りをラップに移し、にぎってプリーズ。部活後に食す「おいしい爆弾むすび」を作るがよい。コレを“カミカゼ”と呼びたまえ。「千徒くん何たべてんの?」「ウマい弾丸、カミカゼです。」

そして最後にシメた。
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と、これが昨日の昼までの私の御日ノ丸大作戦であったのだが、もちろんこの段階では弁当を作っていない。だって作るのは今朝なんだから。弁当を作って説明書でなく、説明書に合わせた弁当作りをせねばならないのだ。
しかし、たくさんの問題が勃発した。
チョモが部活を終えて夕食前に帰宅すると、明日は朝練がないと言う。朝練だけじゃなく、午後の部活もないと言う。えーーー…部活後のカミカゼは、どんすんだよぉ。もう御日ノ丸のために大量のゴハンを炊いたあとである。…やるしかない。
そして私はうなされた、夢に。今までの夢見人生、5本の指には入ろうか、というくらいのうなされっぷりでむーちんに起こされたのが2時半過ぎ。夢にうなされている場合の、一番よい起き方は「自力で起きる」ということである。一番アカンのが「途中で起こされる」という起き方。なぜに起こされるとアカンのか、それは途中で起こされた時の体のダルさは、異常だからである。ともすると正気を失いかねないダルさなのだ。しかし周りは夢にうなされていると「おいっ大丈夫か?!」と助けようとするものである。起こされたあとが大丈夫ではないことが多い。もし隣で寝ている誰かが夢にうなされていた場合、「自力で起きる」ポイントは夢の中で何度もあるのでそのことをよく観察して欲しい。むやみやたらと起こすのは、かえって苦しい時もあるのだ。うなされているひとが時々目を開けるようであれば、自力ポイントに近づいているので心配はいらない。起こさないで。そのままにしといて。目を開けた瞬間、うなされているひとには現実が見えているものなのだ。「あぁ…夢だコレ…」とちゃんと自覚できている。でも目を閉じたらスコンと夢の中へ入ってしまうのだ、なんでだろう。しかし2回3回と繰り返すとイイ感じであまりしんどいことなく、自力で起きることが出来る。それで起きることがなくても、自分で涙を流して起きることになっている。涙が最終ポイントである。もし涙が出ていて起きる気配がないのなら、その時は一刻も早く起こしたほうがよいと思う。涙が出る時間が長ければ長いほど、体がキケンである。途中で起こされたダルさなんてもんぢゃないから。真っ直ぐ歩けないよ、しばらく。
途中で起こされた私は、とりあえず起き上がり、トイレに行くまでの居間で倒れ、冷蔵庫の前でまるでシナでもつくっているかのように水を飲んだ。「うるさいよぉまぅ…」というヘイポーに反応することも出来ず、「どんな怖い夢を見たんや?」と問うむーちんに答える気力も持ち合わせていなかった。最悪のコンディションは3時過ぎまで続いた。少し落ち着いて「夢…むー出てきたで…」と報告すると、私の夢にダケは絶大なる信頼を置いているむーちんは「えっ?!死ぬ夢?!」とバビった。「いや死んではなかった…何年か前にガラスのコップが割れたことあったやろ?…あのコップを…」と私が話し始めると「ひえぇえぇっぇえ~オマエ、やめろよやめろよ、話すなっ!」と人一倍バビり屋のむーちんは私から離れていった。自分からきーたんだろぉ…もぉ…ダルいっちゅーのにぃ…。
ベッドに横たわり浅くウトウトで睡眠を繋いで6時半に起きた時には「あぁー…」という地獄からの呻き声を漏らした。今更フツーの弁当をこさえる思考能力はない。あぁー…やるしかない。

昨日の昼に計画をした時、チョモの弁当箱がこの家にあるわけがないので「だいたいこのくらいかな~」と見積もって8分割にしたのだが、実際、8分割できるほどの大きさがなかったという失敗まで起きてしまった。あぁー…。しかし「無味ゾーン」のハズレは作りたい。そこで、おかずを7種類に減らした。あぁー…。1ブロックは「白いゴハン」というハズレ中のハズレをこさえた次第だ。あぁ…ダメだ…完成度が低い…。持ち堪えるダケで精一杯である。余裕のヨの字も…ない。
それを、なぜだか朝練がないというのに今日に限って早起きしたチョモの目を盗み盗みこさえるという緊張感。あぁー…オマエ…台所に来んぢゃねぇよ…朝ごはんをそんなに早く喰い終わるんぢゃねぇよ…。ノリを隠れて切りながら「私…このままぶっ倒れるかも…」と二度ほど覚悟したりなんかした。
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これが、そうやって死に物狂いでこさえた『ザ・ロシアン御日ノ丸弁当』である。最後の力を振り絞ってシャッターを押した後、私は5分間ほど正気を失った。…アブねぇ…こんなコトしてるお日柄ぢゃねぇぞ今日は。ご機嫌うるわしゅうないぞ全然。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-28 10:38 | +mender!+ | Comments(0)

困った

私は今、とっても悩んでいることがある。
…心が、揺れている。

我が家の文化住宅の右隣と裏は、かなり迷惑なご家族である。裏は朝から晩まで怒鳴り散らしているし、右隣りはどうも真夜中にパーティを開いているようだ。裏のひとも右隣のひとも、同じ学校の保護者であるよしみでクレームをつけたことはないが、右隣りはウチにクレームをバンバンつけてくれる。それも、こんなカンジのほぼヤカラ。
「ウチの子がケンカして怪我させられたんやけど、たぶん千徒さんのコと同じクラスや思うねん、○○クンの電話番号、知ってます?」
…アンタの問題や、それは。学校で訊けよ。親が子供のケンカに口出すな、て相場は決まってるけど。
「ヌノカメ、とってる?ウチの前に車停めてたみたいだけど、担当者の名前、教えて。」
その停め方が気に入らないから文句を言うという。もちろん、名前なんて教えなかった。営業所に電話をしたようで、私の担当者のひとは菓子折を持って謝りにいったという。休日前夜、おたくのおじーちゃまが孫を迎えに来た時に、私の車の真ン前に車を止め、出られなかったことが三度ほどあるが、あたしゃ一度もおたくのおじーちゃんに文句を言ったことはない。「すいません、すぐ移動さしますから。」と言うおばーちゃまを、「いいえ、いいんですよ、急いでませんから。」と気遣ったくらいなのに。オイ若いの(とかゆぅてみたけど、もしかすると私が年下かもしんない。)、コレは「お互い様」という心遣いなんじゃないか?そんな狭い心でどうする、自分の首を自分で絞めているのがわからんのんけ。そうゆう態度は敵を作るばかりだぞ、世の中にはおたくさんが思っているほど、悪人はいてへんで。おたくさんが悪人を作っとんやでそうやって。

しかし私が悩んでいるのは、裏の怒鳴り声でも右横のクレーマーでもないのだ。左隣りの、私の心のオアシス・優しすぎるおばちゃん、なのだ。

クレーマーが三日三晩のパーティを開いた後、私は「今すぐにでもこの環境から別の場所へ行きたい」と願った。タイミングのよいことにむーちんが、西宮で手頃な中古物件を見つけた。おお~離れるってカンジがするな~いいんぢゃな~い、と思い、見に行きたいという気持ちに早速なった。学校が変わるのでいまいち乗り気ではないチョモを説得さえしたら、事は簡単に運びそうだ。チョモは中学校に未練があるわけでなく、6年間で築いてきた友情に物理的な距離を置きたくないだけである。ふぉっふぉっふぉっ、カンタンなコトよ。毎年、夏に会えばよいではないか。私は西宮に引っ越しても、夏の祭りで伊丹中を徘徊するぜ。我が家の夏は伊丹にアリ。友達をひとり残らずボン部族にして差し上げるのだ。「盆踊り」は君たちの友情を確固たるものにするだろう。マエショーなら大丈夫、あのコ、力出し切って踊る性格してっから。

家の狭さも周りの環境も、離れるのに申し分ない条件が揃っている。なのに私の心が、揺れる。
「…でもどうしよう。心のオアシスがなくなったら…。おばちゃんと離れたくないよぅ…。」
この抜け出したくてたまらない生活環境において、左隣りのおばちゃんの存在は、とても大きい。私は、このおばちゃんのようなオアシスを新たな地で見つけ出す自信がない。それほど「おばちゃん」はいいひと過ぎるのだ。こんなおひと…100年に一人やで…そう思えてならないのだ。…おばちゃん…一緒に西宮へ行きませんか。

私が育てたちょっと出来の悪いキュウリをお裾わけすると、すんごく喜んでくれたおばちゃん。キュウリは夏のさかりには、毎日ガバガバ成った。ちょっと目を離すともう大きくなってしまい、そんな見過ごしたデカキュウリが毎日のように収穫出来る。さすがに4人では消費できない。
「これ…ちょっと大きくなりすぎてしまったんですが…よかったら…。毎日できるものだから…食べきれなくて…。」
無責任におばちゃんに押しつける脳炎長。…こんなにバカバカ成るなんて、知らなかった…。小さくなる私におばちゃんはこう言った。
「ウマいこと育てはったねぇ~。私、キュウリ毎日食べるくらい好きやから、すっごい嬉しいわ~。」
「うわ~っ!そうなんですかぁ?!じゃぁ、もうキュウリは買わないでください。持ってきますからっ!!」
「ほんとに?助かるわ、ありがとう。こないだもーたのも、おいしかったよ、新鮮で。」
「よかった…よかった…ウチこそ助かります。食べきれずにいたんでいくの、もったいないから。」
育てたものをおいしいと食べてもらえる、これぞ生産者冥利に尽きるというもんである。

今朝、裏のイッパチ農園にネコが来る鈴の音を微かに聞いて、私はジャッ!!と網戸を開け、濡れ縁台に仁王立ちになりしばし見張った。
…空耳か…あぁ…もう聞えもしない鈴の音に反応するようになったんだ…病んでんなぁ…。
そう肩を落として洗濯物を、発芽したばかりの作物の上にある物干し竿へと干すために縁台から降りた。そしたらおばちゃんが裏に出ていらしたので、朝の挨拶を交わした。そのあとでおばちゃんが、こう言わはった。
「これ…ちょっとまいてみる?なんか容れモンあるんやったら…」
「ええ~いんですかぁ?うれし~~なんでしょう・なんでしょう?」
私が農園をはぢめたまだプランターレベルの時、ローコストで肥料はやらないイッパチ農園のポリシーを知ってか知らずか、おばちゃんは高級そうな肥料をくれた。牛乳瓶しかなかったのでそれにもらうことにしたら、ずいぶんたくさん、入れてくれようとするのだ。いいです・いいです・そんなに…と遠慮する私に、育って来たらまたやったらええし腐るもんじゃないから、と多めにくれた。その肥料をやってみたトコロ、急に作物がワサワサ茂った。…肥料って…すげぇな!!と思ったが、ま・もらった肥料がなくなれば…それまでヨ。だって、肥料ってタダじゃないんだもん。
「これ、猫避けのヤツやねん。猫が嫌がる匂いがついてて、まくねんけどな。雨が降ったら長持ちはしんと思うけど、まいてみたらどうやろう?こないだお兄ぃちゃん、がんばっていろいろやってたみたいやん?」
「あははは~、猫。そう、猫をおどかす仕掛けを(笑)。風で落ちちゃっちゃんですけどね、結局は。」
チョモが小一時間かけて作った『必殺猫脅し』を、おばちゃんは高く評価してくれたのだ。
「なんか容れモンある?手ぇ臭くなるからいらんスプーンとかでまいたほうがええよ。」
「わ~ありがとうございます~!」
なんせローコストなのでたいした容れモンがなく、プランターの受け皿を「これでいいですか…」と差し出すと、おばちゃんはまたもぎょうさん、くれた。
…なんていいひとなのだろう。
「その、い~っぱい発芽してるの、何?」
「…あ…これ…実はわからなくって。封筒に入ってた種を『何かやろうな~』て全部、播いてみたんです。育ったらわかるやろ、と思って。まだちょっとわからないですけど…。」
「ハハハ、そうなんや~。でもすんごい発芽してるねぇ~たくさん、ねぇ?」
「そうですよねぇ…いつのかわからんのに、こんなに出るなんて…」
「すごいもんやねぇ。」
いいかげんで一か八かのこの農園を、そんな風に見守ってくれるのは、おばちゃんダケ。テキトーに耕して、肥料も施さないこの土で、いつのかわからん種は芽吹く。秘めていたのだ、生命力を。そのことに気付かせてくれるのも、おばちゃんダケ。もちろん、おばちゃんは私にそれを気付かせようとして言ったのではないだろう。自分が感じたままを言葉にしたのだと思う。しかし、私ひとりではソコにいきつくことはなかっただろうことは言える。立ち止まり、考えるきっかけになる言葉を、親切心とともに与えてくれるひと、それがおばちゃんなのだ。私は、おばちゃんの傍を離れたくない気持ちが年々、どうも強くなっている。

騒音で寝付けなかった翌朝、クレームを付けられた夕方、私の心が沈んだ時にはいつでも、左隣りのおばちゃんの親切があった。おばちゃんの一言がココでの私の心のオアシスになったことは言うまでもない。
そして私はこのおばちゃんから学んだことがある。
クレームや怒鳴り声は、言えば言うほどひとを傷つける。
たくさんの言葉が、心の痛点を無常にも刺す。
数々の言葉に痛手を追って、私は自転車を走らせた。もうイヤだもうイヤだと何回泣いたか知れない。もういい、もう私だってキレてやるっ!そう決意して髪を振り乱し帰宅すると、玄関先で花の手入れをしているおばちゃんが私に向ってこう言うのだ。
「あぁ、おかえりなさい。暑いねぇ。」
私はそれまでの怒りが全て自分から引いてゆくのを感じた。あぁなんてちっぽけなコトで、私の心は乱されたものか。
人を傷つける言葉は、たくさんの束にならないとその人の心にまで入ってゆけないというのに、人を癒したり励ましたりする言葉は、たった一言で足るのである。その力の違いは歴然としていた。口汚い言葉をアレもコレもと掻き集めてやっと攻撃の力とする「傷つける言葉」に対し、「癒しの言葉」はなにげない一言、たったそれだけでいいのだ。決まりきった挨拶の「おはよう」が、時には50の悪罵を一掃するのである。
そのことを私は、左隣りのおばちゃんから何度も何度も学んだ。
私もおばちゃんのように年を重ねたい。「こんな大人にはなりたくない」と思わせる大人はそりゃそりゃたくさんいたけれど、「こんな大人になりたい」と思わせてくれるひとは、本当に数少ない。だって人間、そんなよい面ばかり出しては過ごせない。腹も立つし失敗もするしイライラもすれば愚痴のひとつも出てしまう。グチグチ言いはじめてしまったら、そりゃそりゃ限が無い。
おばちゃんの隣から引っ越しする時に私は、おばちゃんがそうしたように違う誰かをふと立ち止まらせ、考えるきっかけを作るような言葉を言える人間になりたい。
それが今ではないような気がして、悩んでしまうのである。
困ったなぁ…困った・困った。
…ホンマに困ってんねけどなぁ…なんかあんま困ってないような字面だなぁ…。困った。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-27 22:54 | +ミルニング+ | Comments(0)

ジャマペン

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これが我が家の忌み嫌われているペン、名付けて『ジャマペン』である。
嫌われている理由はハッキリしている。インクの出が悪い。
しかしインクがこんなにあるもんだから、捨てるのも忍びない。インクが出ないのなら捨てるのだが、インクの出が悪いだけなのでペン立てに立っている。どうインクの出が悪いのかというと、カスレるのである。インクを温めようがペン先を炙ろうが湯に浸そうが激しく叩きつけようが、頑なにカスレる。そのカスレっぷりが小憎たらしくて「字が殆ど読めない」ほどにはカスレていないのだ。しかし「読めないことはないが読みにくい」くらいにはカスレる。毛筆の筆跡がカスレているのはアジがあるが、ペンの筆跡がカスレているとだらしなくなる。それなので、手紙をしたためるにはちょいと不都合。ゆ~くりとそろ~りと丁寧な字で書くとカスレが最小限に抑えられるのだが、それでも「これしかペンがなかったのか?」と思わせるのには十分なカスレが出てしまう。…一応…書けるには書けるんだよなぁ…コツがいるだけで。そんななので「思い切って捨てる」という行動をとるにしては、処分に値する力がやや弱め。
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落書き用に…などと理由をつけて捨てずにいるのだが、このペンは一度しか使われない運命にある。カスレるなぁ…と思うと二度目はないのだ。この『ジャマペン』にコピーをつけるとしたら、こうだな。

ジャマペンを手にとってみませんか
それは
たった一度の過ち


みんな一回で自分のミスチョイスに気付くんだよね。
次から、このペンだけは使わなくなるの。
だからこの『ジャマペン』は、かれこれ8年ばかしずっとある。邪魔だ。使わないから。
持主の私でさえ、たまに使うとしばらくは使いたくないシロモノなのだ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-26 21:49 | +mender!+ | Comments(0)

弁当のおかずは健康から

中学校で給食が無いという伊丹市では、オカンたちの負担は大きい。とくに料理がイヤな私にとってはかなりの負担である。入学後3日目にしておかずのレパートリーが出尽くした。そこで参考にするかしないかは別としてパラパラするだけでも何かしら浮かぶかもと思い、図書館で本を借りる時に数冊「おべんとうのおかず」というような料理本を紛れ込ませた。しかし料理嫌いの女の性であろうか簡単なおかずが書いてあるハズではあるが、三行以上の工程があると「こんなことじゃ間に合わん」と思ってしまう。「作って冷まして詰め込んで」このお弁当の作業工程を私は30分で見積もっている。その中には約7分間の朝ごはん調理と約5分間の私のコーヒータイムも含まれている。もちろん、朝ごはんの調理だけに7分間も専念するわけはなく基本的に弁当を作っている片手間の合算で12分間は、弁当作りとは別の事をしている具合になってくる。そうなると、朝ギリギリまで寝ていた私の頭をわずか2分で働かすという秘儀が必要となってくるわけである。ギリギリまで眠っておきたいから2分で行動できる技を身につけたのだ。朝っぱらから揚げモノだとぉ??わしゃ、揚げモノをするためにそんなテクニックをあみだしたわけではない、全ては「あと15分」の快眠のためである。起床時間を早める気など、ないわい。

時間も足らんが材料費も足らん。栄養バランスを考えていると食材が増え、材料費が嵩んでしゃーないわ。ダメだ、料理本に書いてあるおべんとうのおかずではダメ、やってけない。栄養バランスを一食で考えるほど我が家の経済状態は良きことはなし。栄養バランスは一週間というスパンでトントンにするモンである。水曜日の弁当が茶色にまみれても、金曜日の弁当が緑色でひしめき合っても、火曜日が肉のセールなら、木曜日がお野菜の日なら、イロドリという色彩感覚なんてノシつけてお返しするわ。私が求めるのはバランス弁美的センスでも、キャラ弁アートセンスでも無いの。日の丸弁の経済性、朝っぱらのセールにかける熱き血を活用したローコスト根性なのよ。100円で出来るおべんとうですって?そら100円もかけりゃぁ出来るわい、おべんとう。そうゆうユルい状況じゃないんやで~月亭可朝じゃないんやでぇ~。

そう憤っているところへ、おかーさんがいらした。
私がおべんとうおかずの料理本を積んでいるのを見てこう言った。
「あー…家におべんとうのおかずの本、あったんやんかー…持って来たらよかったなぁ…」
「はぁ…でも本に載ってるのは作りたいと思えるよなシロモンではないですから…」
「よーけあんねで…200円で出来るおかずとかあったのに…」
「はっ?!200円っ?!」
「そーやで~、200円で出来るねんで~。」
「それって、おかずです?おかずで200円?」
「そやで~、ちゃんしたおかずやで~?」
「おばーちゃん、それ、おかずだけやろ?おかずだけで一食200円やろ?…高すぎるわっ!」
私たちの会話を聞き捨てならん、とチョモがおばーちゃんに言い捨てた。
「えーーーーっ?!200円で高いんか?!」
「高いです。めちゃくちゃ、高いです。弁当だけに200円をかけることは出来ません。しかもおかずだけでなんてありえません。」
「あー…そうかー…200円は高いんか…」
「おばーちゃんええ弁当持って行ってんねんなぁ?」
「…いいや…?おばーちゃんは夜の残りもんやし…」
一人前500円のおかずの残り物で考えても、その弁当、おかずだけで100円は超えてるとみた。
いいすか、我が家は平日の20日間の食費を15000円でやるんすよ。
いいすか、200円も弁当にかけたらそれだけで4000円すよ。
いいすか、弁当平日20日間は、1500円でやるんすよ。
一食を75円で作るんすよ。
頭…使うでしょ?
あたしゃ、考えを新たにしたな。
弁当のおかずがどうのレパートリーがどうのゆぅてるレベルじゃないな。

まずは自分の健康の維持。
そして体力の温存。
遠くまで自転車でセールへ出向けるように。
そこからだな。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-24 21:37 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

勧誘電話は前もって、わ・か~る。めでたくもありめでたくもなし。

電話の子機の充電器の下に再利用したエコメモ用紙を挟んでいる。
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この紙には通常ならば「出たくない」と思うような電話番号を記している。
勧誘や営業を「電話」というツールで成し遂げる企業の電話番号である。
門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
勧誘は 毎度のナビで わかるっつーか メモ書きもあり ま、出たくもなし。

…私って…陰気やなぁ…と、コレを見ると思うのだが、どうだろぉかぁー・doだろぉーかぁー。
そう、私はdo[du:;]してしまう。ドゥーーーーしてしまうの。「行う」…まぁ「解く」とかでもイけるかな。
悪質な電話勧誘とかしつこい電話営業とかの実態を、みたい・ききたい・といてみた~い♪
…そうゆうことなのね。それを隠語で「ドゥーする」と言う…ま、勝手に言ってるんだけど。
最悪な企業が一社、あった(画像・右)。某新聞社である。本社に電話をかけてみたらソコの対応もえ~かげん、という結果が得られたので、私はココの新聞を定期購読することは今後ないだろう。自分から行動を起こしてまで実態を探りたくなるほどにスペシャル悪質だったのは、今のところこの一社に限る。

自分でもどうかしてるんぢゃないかと、最近は思うようになってきた。そのような電話の相手をするのは疲れるからである。第一声で断ったほうがラクチンなのはわかりきったこと。オススメの商品を買うつもりはない、というのが事を難しくさせている。あくまでも私が探るのは「イエスと言わせるやり口」なのだ。商品の素晴らしさや、投資の流れを知りたいわけではない。よって「うん・うん」と相槌を打っているだけではその話術のほうを引き出すことが出来ないし、相手に「買う」と思わせないと「やり口」の全貌がみえない。しかし最終的には断るわけだから「買う気マンマン」という姿勢で話しを聴いていては逃げ道がなくなる。あまり早い段階で買わないことを出してしまうと営業トークにキレがなくなるし、かといって長引かせてしまうと断る理由がだんだん探しにくくなる。時間的な見極めも肝心だし、キャラ設定が豊富に要る。キャラ設定は、相手と5分くらい話してようやく決まるのだ。相手のクセを掴んで、そのひとが「コイツ、落とせる。」と思えるようなキャラをもってこなければ意味がない。それを探るのに最長5分である。それ以上かけると、こっちのキャラがブレる。「自分の意見をはっきり言えず専門知識にとっても流されやすい主婦」と決めたら、断る時までそのキャラでイくしかないのである。このキャラで設定した時の断り方は、めっちゃ買う気マンマンになって「じゃぁ今夜、主人に契約したいって言ってみるわ♪明日、電話するから電話番号、教えて♪」と言うのがベスト。たとえナンバーディスプレイで電話番号が表示されていても、必ず「電話番号、ゆって。」と言うことをお忘れなく。「あなた、名前なんて言ったっけ?」と付けるとよりイイ感じ。「そんな、ご主人さまに相談して契約した人なんていらっしゃらないですよ~男の人は理解なんてナイですから~やりくりですよっ!主婦の皆さんはそうやって契約されてるんですっ、毎日1杯分のコーヒーを節約するだけのローンなんですから、ちょっと頑張れば出来ますって!キレイになりましょうよ!」となおも喰い下がってくるので、こう言ってシめる。「…そうなんや…じゃぁ、ウチは契約はできひんわ…だってウチ…お金の管理しとんの主人やねんもん…主人の口座しかないから…今いくらあるかも知らないし…」これで、まぁ、夕食の買い物はどうしているのか、とかそうゆうことを訊かれるので、毎日その日の買い物代をもらっている、という日常を語る。相手が何を言ってもそれ以降は「まぁ…いろいろとあって…信用がナイってゆぅか…まぁ…ソコは訊かないで…」を通す。いろんなトコに騙されて、とうとう夫が呆れて金の管理をさせなくなった、というイタい現状の設定。…意外と疲れるコトをやっているのだ。それなので、こちらに万全の体調と、万全の気力と、万全の時間的余裕がなければ、電話が取られないわけである。だから以前に受けた電話で勧誘や営業だった企業の番号をメモしておき、その番号や連番だったら「そうゆう手合いからの電話やな」ということで、体調・気力・時間を瞬時にピピっと計算して、覚悟の上で電話を取っている、というわけなのだ。
しかしこればっかりは、自ら行動できる事柄ではない。電話勧誘をしているらしいとの企業情報がもし入ったとしても、こちらから電話をかけて、悪質な勧誘をなさっているそうですね~よかったら営業トークをお聴かせ願えませんか~はい・どーぞ・アーーークショッン!!と言って、ハジけてくれる企業がいたらお目にかかりたい。一社もないことであろう。…ドゥーするのも、大変なのだ。

もうひとつ、電話ではなくメールというツールにも、同じようにドゥー出来そうな手合いが存在する。こちらを男と思っていて「お会いしたいのですがココに連絡してください、待ってます。会うのが無理なら電話でお話し出来ませんか。本当は私、こんな出会い系みたいなものにはぜんぜん興味ないんですけど、あなたのプロフ見ていたらどうしてもお会いしたくなって…。」ちなみに私は23歳のOLです、ウフ、スリーサイズは~、とかナントカ。私のプロフって、一体ドコにあるのだろう。作った覚えがないけれど。ネットのシステムはよくわからんが、誰かが勝手に作ってくれてんのかな。だとしたらそんな親切なことをしてくれている人にぜひとも言いたいことがある。性別、まちごぅとるで、失敬な。ここに書かれてあるのが携帯のメールアドレスだと、ムクムクと私のドゥーしたい欲求は膨れ上がる。デタラメな情報入力でこさえたフリーメールを使って、時には紳士を、時には輩を、時にはオカマを装って、OLに歯の浮くような骨抜きメッセージを送るも、なしのつぶて。あなたのためならなんでもします、てゆったんちゃうんけっ返信しろぃ。メールアドレスだと探りも入れられようが「電話番号を公開しているのでココにきてください。」というどっかにジャンプするようなコトになっている時が、困る。翌日から迷惑メールが200件くらい届きそうで。実際、届いているひとがいるのである。まだチョモが小学生だった時に、パソコンの授業の講師として、ここいらで3本の指に入るというほどのパソコンに詳しいおっちゃんがやって来た。そのおっちゃんがパソコンを極めたキッカケってのが面白くて、会社で若い子がパソコンをいらってて、すごい真剣にやっとるからえらい難しいコトやってんねなぁ…賢いコやなぁ…とそっと覗いたら、ゲームやってた。ゲームやってるだけやのにパソコンでやると賢く見えるもんや…こりゃええなぁ…、と思ったおっちゃんは、オレも賢く見られたいとパソコンを極めてしまった。動機が不純すぎるではないか。しかしおっちゃんはパソコンでゲームをして賢く見られたいという初心をすっかり忘れ、パソコンを使いこなすことに夢中になりすぎたあまりうっかり技術を会得してしまった。そして、小学生にパソコン指南をする羽目になるくらい、ホンマに賢くなってしまったのである。不純な動機だけでやれたことでは、なかろう。小学生の興味を引きつけるためのマクラじゃないの?と私はその話しを聞いて感想を述べたのだが、どうやら違うんぢゃないか、とその後の講義内容を聞いて思った。ホンマにおっちゃんの動機は不純で、いつだって「こりゃええなぁ」でココまできちゃった、てひとなのかもしれない。
おっちゃんは、小学生に向けて話しをするという打診が来た時に、何を話したらええやろなぁ…と考えたそうだ。
「ほんでそのおっちゃんにな、前々から迷惑メールが届いててんて。ココを開いてください、ていう女の人からのメールみたいなのが。そんで、小学校でパソコンの講師をやることが決まってたから、ココを押してみたらどうなるんかなぁ~ていうのを話したらええんちゃうか、おもて、ソコ、押しちゃってんて。『そしたら次の日から毎朝200通のメールが届くようになって、いまだに毎朝、届きます。だからそうゆうメールが来ても、押さないほうがいいみたいやで。』ゆぅてはった。おっちゃん、僕たちにそのことを言うためだけに、ソコ押しちゃってんねん。そんで毎朝、200通のメールを削除することから一日が始まってんねん。」
どうだろう。「師匠」とお呼びしたいくらいのガッツをお持ちのおっちゃんである。もう私は既に心の中では師と仰いでいる。顔も名前も知らないが。

情報化社会で情報は広がり放題である。200通のメールが届いてもその中に知りたい情報がひとつもないことに驚くが、それにもまして、予備知識を持たずに足を突っ込もうとしているひとがいる、ということに驚く。突っ込んだ結果、いらんもん背負ってしまった、という結末にも驚く。
しかしだからこそ私は思うのだ。
私が求めている電話勧誘って、何だろう。悪質なら悪質なほど、コーフンしている自分がいる。これでこそ電話勧誘!と思ってついつい電話を切るのを忘れてしまうほどだ。
体調・気力・時間、万全じゃない時ほど電話に出るべきではないだろうか。
前もってドコとわからないほうが、楽しいのではないか。
しかし年々、電話勧誘や電話営業に個性的な人材がいなくなっているのも事実である。ドン底の体調で虫の息の気力、10分後にはイヤな所へ出向かなければならないような時に、勧誘電話と知らずに電話を受け、一週間前の電話営業の人と同じセリフでトークがはぢまったりなんかしたら、私は心肺停止の憂き目に遭うだろう。今まで、全く職種が違うのに同じ誘い文句を何度も聞いた。「まぅ様は…」と下の名前に様までつけるバカ丁寧な言い回しの超謙譲語営業トークは、もはや訪問販売の世界をも浸食中。寝起きの体がスムーズに動かせなくなってきたこの頃では、昼寝と勧誘電話とどっちをトるかという選択を迫られたら、迷った末に昼寝をトる。それほどに、電話勧誘・電話営業(訪問販売を入れてもOK)に、魅力的な人材がいなくなっているのである。…でも、もしかして次こそ…どっかに隠れていた人材が…そう思ってしまう私を誰が止められよう。少ないが、「何で今まで隠れてたんだよぅ」という人材が、いるにはいる。だがそれとて、数を出ないことには、当たる確率が減るというものであろう。その当たりを引くために、数をこなすべきなのか。…実際問題ね、疲れるでしかし。
考えるトコだよなぁ…。
電話とりたや、心算したや。
勧誘は 手口のサマが 似てるっつーか
知りたくもあり、知りたくもなし。
それにつけても金の欲しさよ。
それにつけても、おやつはカール。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-24 12:53 | +ミルニング+ | Comments(0)

ポパイのさんすう

「イネさ~ん、イネ~、…てメールがアンタから届いてんのよ。運転中やったからさ。今、帰ってきたから。」
イネさんが電話をして来た。
「へ?私から??」
「そうよ、アンタからよ。」
「心当たり、ないで?てか、ケータイどこやろ?」
私がイネさんと電話のやりとりをしながらケータイの所在を探っていると、クックック…と笑いをこらえたヘイポーが人差し指をワレの胸に二回、突き付けた。
「あぁ~…。今、ヘイポーが『僕・僕。』てジェスチャー、してる。」
「ひーちゃんかぁ…そっかぁ…。まぅが体調でも崩してヘルプを求めてる??とか思ってさ。」
「飽きてんねやろ、することないから。」
「そうよねぇ…退屈よねぇ…子供は。」
それからというもの休校期間中、ヘイポーとイネさんはメル友。チョモもそれに加担した。歯医者屋さんに行って来るというイネさんにチョモが、歯医者なんて行かないで僕にかまってくれぇ!!!と無理難題をフっかける。返信が来ると「おっ!歯医者に行かずに頑張ってくれてるっ!!」と喜ぶチョモに、私は言った。
「向っとるわい、歯医者屋。アンタのヒマな時間を削る手伝いするより、歯ァ削って治療するほうがなんぼか大事やっちゅーねん。」
「え~~~~~もぉ~~~~」
ナニサマや、ヒマ人。

ヘイポーはヤカラッチなチョモと比べると丁寧なやりとりをしているが、「これからごはんを食べるからメールしないでね」という後味の悪い、別の意味でヤカラなメール。言葉を選べよ、言葉を。表現その①「これからごはんを食べるから、メールの返信が出来ないけどゴメンね。」伝えている内容は一緒だろ?
そんなやりとりの中、イネさんからヘイポーにこんなメールが届いた。

この折り紙を、むかーし昔、イネさんが入院してた時、中学生のまぅが手紙とともに送ってくれて、今まで大事にしまってたんだよ。で、その時、問題も出されてたぁ~。
じゃ、ひーちゃん、問題いくね!
8+8=4
9+2=1
183+48=4
6+3=1
それでは
89+60=?
さて、何でしょう?ひーちゃん、教えて!


「まぅ、これ答え知ってんの?」
「問題を出したコトすら記憶にねぇよ…。確かにイネさん、鹿児島の病院に入院しててん。その時に手紙を書いたのは覚えてる。お見舞いも行ったし。でも、中学生の頃って言ったら数学なんて既に頭の中から消してたからな。数学的な問題じゃないってコトだけは言えるな。」
「まぅが考えた問題?」
「んなワケないぢゃん。もしそうだとしたら、この数字に数学的な意味は絶対にないね。」
「やんなぁ??」
数学こそ嫌いという私の学力をよく知っているチョモは、4・1・4・1とキてるから4ちゃうか?という単純な答えを導いた。
「根拠は?理由は?」
「あんの?」
「なかったらおかしいやろ。」
「まぅが作ったんやったら、なくてええやろ。」
「作ってねぇーっつーの。そんなの作る頭はねぇよ。」
「じゃぁ、1。」
「なんで?」
「1やな。う~ん、1。」
根拠は、いらないらしい。
チョモは1て言ってるけど、僕は5だと思う。とヘイポーは返信した。するとイネさんからの返信は、こう問うていた。

まぅの見出しは『頭を使おうポパイのさんすう』てなってるけど、張本人はなんて言ってる?

記憶にないと言っているまぅが一番考えてる、とヘイポーは実況した。チョモと私は、この見出しにおおいに混乱した。「さんすう」なんだ…「さんすう」なのか。
「さんすう、の意味なんて絶対ないと思うけど。ポパイやろ?そこがポイントやねんって、絶対。」
「ポパイって?」
「セーラーマンやんか。ほうれん草!ほうれん草を食べたらポパイ、強くなんねん。そうゆうカンジかな?8つのほうれん草と8つのほうれん草で、4ポパイ、みたいな?ナンのこっちゃわからんな。報告・連絡・相談、か?」
「何がどうわかんねん、報告・連絡・相談が、どうわかんねん。」
「さぁ??」
「ほうれん草、関係あるん?」
「さぁね。だいたい、私が出す問題が『頭を使おう』てコトがあるわけないぢゃん。聞いたら『あぁ~っ!』て思うような答えやって。考える必要、ないな。」
「なんなんやろ…」
「答え、ナイんぢゃない?ただ手紙の返事が欲しくて考えさすようなこと書いてるだけで。これって何?て返事を書かしたくて。…ありえるな、そうゆうくだらないことは考えてそうやもんな、中学生のまぅ。」
「自分やろっ?!どうなんよっ?!何か、ないん?ポパイで、ヒントみたいなこと。」
「ポパイ?ポパイなぁ…船乗りやな。」
「あっ!モールス信号ちゃん?!言葉に置き換えるとか。」
「モールス信号は数字じゃナイやろ。ツ・ツー・ツ・ツ、点と棒じゃ、音・音。」
「違うか…何か思い出さへんの?自分が出した問題やろ??」
「…てか、アンタな?20年前のこと、全て記憶にあるか??ちゅーか、なんで20年前に聞かへんねんっ、イネさん。そもそもなんで今になって答えを知りたがるのかが、わからんな。20年前に知りたがって欲しいねんけど。」
その私の心の内を、私はイネさんに伝えた。

すんげぇモノ持ちイ~ネ~。答えが解らんのやけど、私でさえ。てゆうか、答え出さないまま20年近く過ごしたイネさんが不可解やし。てか、答え気になる。

イネさんは「うける~!」とウケていた。…アンタや。
「…チョモ…ウケてはんでイネさん…。厄介な出題してくれたもんや…。」
「…イネさんって…そうゆうトコ、あるよな…。なんで今さらになって、てゆうようなコト言ってくれちゃうトコあるよな…。」
「そう…あのひと、そうゆうトコ昔っからあんねん。妙なコトを考え込む癖、あんのよ。今ぢゃなくね?ソレぢゃなくね?てゆうのが、出ちゃうんだよねぇ…完全にそのへん、ズレてんだよねぇ…。」
イネさんは身内の中でも、冷静に物事を判断するタイプのひとである。情に厚いひとなんであるが、情に流されている最中にふと客観的になってしまい、それが仇となっていつも損な役回りを買って出ている結果となってしまう。要するに、冷静なおひとよしなのだ。冷静なひとがおひとよしであるわけがないのだが、そういった真逆にある性質を、兼ね備えているのがイネさんである。だから逆のことも起こり得る。ソコは冷静になって考えないと!といった場面で、よからぬコトに流されてしまう。例えば、お金のない私がイネさんちに泊まりに行く、となると「じゃぁ外食しようか~」となる。スポンサーはイネさんなのだから私は万々歳であるが「いや、家で食べよう。」と思いとどまらせる。そうすると「そうだね…。」と自分を戒めつつも「じゃぁ呑もっか~」となる。ここぞとばかりに浪費しようとするのである。私は下戸であるが酒呑みの酒の肴が大好物なので「いいね~」とノる。ノるのだが、缶チューハイひとつでアルコールは足るので、酒への費用をグレードの高いつまみに充てようと、その一品を吟味する。「ほらほら、アンタ食べたいの探しておいで~」と気前の良さは天下一のイネさん。あ~ホタテ…ホタテの珍味もええなぁ…いや~なによ・なによ、この高級そうなパッケージのサラミは…食べてみたい…、さーしーみ~~~!刺身を見たらもうアカンやろアカンやろ…刺身、落・札。てなことで刺身を大切に抱えてイネさんを探すと、イネさんはアタリメの前で銅像化しているのである。私が缶チューハイを選びに行った時にも、イネさんはアタリメの前にいた。天ぷらと揚げだし豆腐とどっちのクチかを訊こうとした時にも、アタリメの前でお取り込み中だったので声を掛けなかった。…長い…長過ぎるだろ…そんなに種類豊富なのかアタリメ…。
「イネさん、さっきからずっとココおんの?」
「あぁ…まぅ…コレどう思う?」
「何が?」
「コレ、1袋だと398円。3袋買うと1000円。アンタ…食べたいの2つ…ない?」
「気持ちはわかるけど、ないよ。」
度肝を抜かれた。アタリメの前でずっと動かなかった理由、1袋買うか3袋買うかを考え込んでいた、みたい。
「どうしよう…コレしか食べたくないけど…でもコレならいつか食べないこともないかなぁ…アンタ、1つ、なんか欲しいのないの?」
「ないってば。」
イカン。完全にイネさんは冷静な判断が出来ないクセが出てしまっている。「3袋買うとお得」に流されてしまっている。
「イネさん、今日コレしか食べないよね?絶対、コレしか食べんやろ?明日、私、帰るやん?そのあとコレ、食べるかえ?いつ食べるっちゅーのよ?いらんもんはいらんやろ、無駄やんけ。迷うまでもないコトや、コレだけ買えば?いらんもんを2つ足して1000円って、高くね?」
「はっ…そうよねぇ…私って…こんな何百円くらいのコトで迷って…」
「さっきまで外食しようとかゆってたクセに…398円に疑問を感じるなよ、て思うんやけど。」
「はぁ…言われてみたらそうよねぇ…」
言われるまで気付かないイネさんがどーかしてるっつーの。

これ、まぅがこっちにいる時にプレゼントしてくれたフリース。まだ着てるよ~。

と、イネさんは10年前にプレゼントしたフリースをまだ大事に着ていた。
私は、慌てて返信した。

まさかそのフリースにも問題が付いてるんちゃうやろな?
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-23 10:30 | +YOU WIN!!+ | Comments(2)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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