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VOWの棺に片足を突っ込む決心をとうとうしてしまったので、武道便所へ行って参りました。

タイトルが長過ぎて、長いなりにも「声に出して読みたい日本語」にだけはなってしまっちゃなんねぇと考えた結果、本文を書く時間がなくなってしまいました。
私は、12時半に焼き上がる、焼きたての安い食パンが今日、どうしても食べたいのでもう行きます。
探さないでください、パン屋にいるけど。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-30 12:31 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)  

おにぎり半額

閉店間際にスーパーへ行ったことがおありか。

30%引きだったら買わないけれど半額なら買う、という査定がある。

それが、おにぎりだ。

自分でにぎれんこともないのでわざわざ定価で買うつもりはない。

しかし夜中に小腹が空いた時など、わざわざにぎろうかという気にはならない。

だから半額なら買わんこともない、おにぎり。

そういう基準で買う商品のおにぎりであるが、割引シールを貼り付けるスタッフは商品のおにぎりを喰うたことがないのだろうか。

売っているおにぎりがどういったスタイルでオープンするものなのかを知らぬのだろうか。
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レジスタッフに50%の値引ボタンを押させるのには好都合だろうが、もっと購入者のその後に目を向けるべきである。

家ではこんなことに、なってるよ。
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1のツツー、30%割引シールの上に重ねられた半額シールの上部にさしかかりました~
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1のツツー、ヅヅヅーと二重シールの中ほどまでグググー
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1のグググー、グブ、ブブグーと商品シールもろとも三重の負荷に耐えて貫通。

指先二本で済むコトを四本の指先つこてんねやで。
お年寄りには酷やで、シール貼る位置、考えてくれてもえんちゃうの。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-30 11:32 | +in the sky?+ | Comments(0)  

アフターよりも味わい深い

チョモが部活から帰宅してオサレ~なバウムを食べていたら、キューから明日の部活があるかどうかの確認メールが届いた。
「は?キュー行ってへんの?部活?」
「そ!そやねん、アイツ来てなかってんで!!」
「明日3時に集合やと教えて差し上げなさい。」
チョモは先輩が朝5時から梅田のホールで走るからその応援で学校に4時集合だと返信した。先輩は何が悲しくてホールで走らなアカンねやろね。ナニの催しや。『ランニングコンサート2009』か、もしくは『その場かけあしライヴin梅田』か。5時からやるほうもやるほうだけど、ホールを貸すほうも貸すほうやな。「マジのマジ?!」とノってんだかトってんだかわからないキューの反応に、ほんまは9時やけど8時半に集合だとまぢのまぢを教えてあげる。まぢをゆぅてんのに、何故に8時半なんやと疑問を抱くので、ちょとまって~先生に確認するわ~、と返信してゲームを始めたチョモ。だって、先生のアドレスなんて知らないもん。その間にはオジィと呼んでいる部活動仲間から電話があり、キューが部活に来なかった理由が明かされた。
「アイツ!部活にこへんかった理由、なんや思う?向かってたら雨が降ってきたから引き返した、やとっ!」
「なにっ?!キューは南の島のロマンチックな王様の子かっ。風が吹いたら遅刻して雨が降ったらお休みで~♪かっ。独断にもほどがあろうが。」
6月は殆ど行かねぇな、学校。
「まぁ…雨が降ったら陸上はナイっちゃ~ナイねんけどなぁ…雨が降ってきたからやめようか、てなるからなぁ…」
「筋トレがあるだろ、筋トレはどうした。階段を使ってのモモアゲダッシュや犬走りを利用してのキンちゃん走りは、どうした。筋肉マッサージを互いにやり合っていつのまにか関節技になってるトレーニングが、あるだろ~~~っ!!やる気音楽っ?!」
さぁ、皆さんも言ってみませう。
yakarassimo『やる気音楽っ?!』
あぁアカンね~言い方のニュアンスの違いかな~。ボールド装飾の速度標語はちゃんと見てるかな?意味はなんだっけ?そうだね「それらしくハクつけて」だったね。じゃぁもっかい言ってみようか。ここはこうゆうカンジで言ってほしいな『やぁるきぉんっがくっ?!』。
『音楽』の『お』を小さめに言い始め、速度はやや速めに声の調子を不機嫌に。いいね?はい、もっかい。
「やる気音楽っ?!」
いいねぇ。だいぶ口の悪い『やる気ぁんのかっ?!』に聞こえてきたね。

「オジィが電話かけてきた時なぁ…『あ、オレオレ~』ゆぅねん…」
チョモがゲームをしながらタラ~と話す。
「『へ?誰?』てきーたら『オレオレ、カイAやけどオレオレ詐欺やで~』て。」
「カイAを語ったってゆぅオジィの詐欺なんか…。詐欺の使用目的が違うな。」
ちゅぅかな?チョモの情報がたよんないから、キューのアドレス訊いて、キューは交友が手広いからひとりでええゆぅたんちゃうんか。キューからメールきてオジィから電話きて、情報源がてめぇなのかよ。大丈夫か、陸上部。決め手の人物はいねぇのか、一年。

どうやった?
どうやら先生と連絡を取るということを本気にしていたらしいキューからの、お伺い。
「どうやった?てきーてはんで、キュー。テレパシーを送ったけどアッチが受信拒否しとるみたいや、と送ってやりな。」
わかりにくいボケかます。

翌朝、我が家に集合した陸上部たよんない組の面々の中に居たキューに、オトンかオカンは九州の人かと質問すると、全く違った。じゃぁなんでメールでの問い合わせの語尾が「~と?」てなってんの?その語尾、九州スタイルやで、と九州出身者の私が問い詰めると、
「…それは…マンガの影響…や…」
とボソボソ答えるキュー。クラスメイトよりも早い時期に反抗期を迎えその反抗がわずか半日で終了したという伝説を持つ反抗期百分割型少年キューは、前からそうであるがこのボソボソしゃべりを得意とする。大人との会話では『オレ、今12分間の反抗期っスから』てな具合でしゃべるのだ。完全無視を決め込まないあたり、根はいいヤツなんだろうけどね。不必要に大きくハッキリしゃべる千徒家のようなおしゃべりタイプでないのはわかるが毎回、キューがしゃべっている途中でその口を縦にも横にも斜めにも広げたろかという衝動に駆られるのを抑えるのが大変だ。この調子でいくと、来月中にはキューの口に4指ばかり入れて横には割いているだろう。世間はそれを虐待と言うだらうか。
「メールでつこてる言葉が全体的に奇妙やねん。『なんで8時半やん?』ておかしいやん?何かを間違ってるやん?」
突っ込むとキューはボソボソとこう答えた。
「それは…日本に来た外国人が…間違った関西弁を覚えて…使ってみた…みたいな…」
私たちのボケよりもわかりにくいキャラ設定だ。
サグっても答えの出てきようがないイイ味、出ちゃってるってトコか。
まるで、イノッキが自分で唯一つくれるメニュー『ダシしかキいてないうどん』だな。
いろんなダシがキきすぎて、うどんから離れていっている。
おまいら、悪いことは言わんからビフォーなダンナ『みうらじゅん』に今のうちに心得を箇条書きにしてもらっときなよ。
役には立たんだろうが、なんらかの心の支えにはなると思う。「イイ味デてる大人」に一番近いトコロにいるぞ、おまいら。将来有望だな。社会はそれを求めちゃいないだろうが。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-29 23:43 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)  

ヨミ

折込広告で目にした「子持ち浅羽」に私の、朝の働かない脳はめいいっぱい働いた。
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「これ…なんて読むんやろう…?今まで『子持ち』のあとに『浅羽』がキた見覚えがないけど…『子持ち』ってきたらシシャモしか…シシャモって、書いてんのかなぁ…でもシシャモって漢字、違うよなぁ?」
子持ちの私のこのしょ~もない疑問に私が持っている子は、朝ごはんを食べながらこう答えた。
「魚っていろんな漢字があるからなぁ…書き方がいろいろあるやん、魚って。」
「これでシシャモ?どこをどう読んでシシャモなんや…」
シシャモに浅い羽根か何かついてたっけ?シシャモなんて二口ほどでパクっやで。まじまじ見られるような大きさしてへん。
「アサハ…アサバ…アサ…アサ~…サ~…サン~…サンハ、サンバ…あっ!サンマ?!子持ちサンマ?!…あぁいやいやいや、サンマの漢字なら知ってるわ秋の魚でサンマ。」
「秋に刀の魚でサンマや。」
「あぁ、刀・刀。いるいる刀。それにもう右にさんまが出てる…違うな、サンマ。それに今までサンマが子持ちだったこと一回もナイもんなぁ…。でもサンマだってたまには子くらい持つか…じゃ、サンマかな?いや?子を持ったサンマが売りに出さたことナイもんなぁ…よっぽど喰えへんのやろな、サンマの子。子持ちはやっぱ…シシャモよなぁ…」
「子持ちカレイ、もあるけどな。」
「あっ?!子持ちカレイ?!あ…これ…二行で書いてるってコトか?!」
「あ…そうちゃう?子持ち 浅羽かれいの切り身、ちゃうか。『豚肉』と『ももかたまり』じゃなくて『豚肉ももかたまり』やろうからな。」
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「あぁ、そうやな。『豚肉』と『ももかたまり』やったら『ももかたまり』のほうは何のももがかたまっとんねん、てコトになるもんな?『おさかな』と『ハンバーグ』やったら『おさかな』ってえらい漠然とくくったな、てなるもんな?『おさかなハンバーグ』ていうヘルシー商品やな。…そしたら『浅羽』て地名ちゃん?なんで『子持ち』の後に地名を持ってきたんかなぁ…最初に付けりゃイイぢゃん。『浅羽産 子持ちかれい切身』にすりゃいいのに。…あ、違う…アメリカ産や…アメリカに浅羽って漢字の地名があるとは思えん。」
オハイオ州アサハ、みたいなことに漢字を充てたりしてんのかな。ホンマは『Ah-sir-ha』という脱力したカンジの地名がアメリカにあって「ア~サ~ハ~と表記すると商品イメージがだらける」という理由から「ここはバシッと浅羽でイきましょう!」て会議で決まったの。
「なんやねん『浅羽』…子持ちカレイだけではアカン何かが『浅羽』にあんねやろ…なに?浅羽よ…。…はっ…こんな無駄に考えるコトないわ…別に買う気もナイんやから…こんなコトしてるばやいちゃうわ…今日忙しいねん…朝のタイムサービスの準備せな…保存食も作らなアカンのに…手作りで餃子作るのに…朝の貴重な時間が…しょ~むないコトやめようしょ~むないコトやめよう…こうゆうトコがアカン…ココがアカンねん私のココがアカン…」
嗚呼人間是何故 否否理解正確在 我無知中毒症状 突発性魅流忍愚
この七言絶句の書き下し文は以下。
あぁ人間とは何故ゆえ アカンアカンとちゃんとわかっているのに 自覚のない中毒症状に 突然に悩まされてしまうものか

「うわーーーっもうこんな時間っ!!あと1分で制服に着替えられると思う?!」
「無理やな。」
「おはよぅさーん。」
「イノッキはやっ!」
「うわっ!チョモおまえ何してんねんっ!」
「歯磨き。」
「ゆぅてる場合かっ!はよせぇっ!イノッキ、早くない?」
「いや?早くない。おじゃましまーす。」
「ホンマやなぁ…イノッキは早くないなぁ…こっちが遅いんか…」
「ゆぅてる場合かっ!ほよせぇゆぅねんアンタは…。なぁ、イノッキ。これ、何て読むと思う?知ってる?」
「なに?…ええっと…手打ち…」
「ああ~~~~~もうダメや~~~~『子持ち』から読めてないやんアンタぁ~~~~ソコ読めへんのに『浅羽』が読めるわけない~~~~~~もうダメや~~~絶望的や~~~」
「あぁ『子持ち』かコレ。」
「なんて読むかずっと考えてんねけどな…こんなコトしてる場合ちゃうから一回はやめたんやで?でもやっぱ何て読むんかが気になるトコやねん。」
「それこそPCで調べろ、やな。」
「電源は入ってナイ、まだ。今日、朝することあるからしばらく電源は入れない。…なんやろぉなぁ…」
「…うぅむ…なんやろなぁ…」
「チョモっ!!おまえはええからはよしろよっ!!おまえは会話に入ってくんなよっ!!」
「ほんまやっ!手を止めるなよっ!!覗き込むなよっ!!アンタにはきーてないからっ!!」
「うわ~~~~っ!こんな時間やんけっ!!」
「オマエじゃ、やな。」
「ほんまソレ。」

「じゃ行ってきまーすっ!!」
「アンタら走りやっ!!気をつけて走って行って、走って!!イノッキがウチに寄って遅刻したなんてイヤやからなっ!!」
「学校に着いたら『千徒君の家に寄ったから千徒君のせいで遅刻しました』てゆぅとくわ。」
「名前を出すな。伏せろ、名前は。チョモ、後でゆぅときや。『井上君はどうしてそんな事を言ったのかなぁ…僕のせいで遅刻したって事にしときたかったのかなぁ…』て。疑われるんはイノッキやから、そやって言っといたら。」
「うっわ!わっるぅ!!」
「ハイハイ行ってらっしゃい、走って走って、遅刻すんなよ?」

電源を入れたので調べてみた。

宮城県以北に棲息する。一見、ありきたりな姿のカレイである。市場には頭を切り落として入荷することが多く、その入荷量も多い。関東では安いカレイというと「あさば」という印象があり、定食屋の店や、食堂などでよく使われる。
冬から春が旬。「子持ちガレイ」と書かれていると本種である可能性が大。煮つけにして美味。真子もうまい。


あさば、て読むそうな。安いカレイってゆぅたら「あさば」やねんて。
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どうりで。
この値段で提供できるカレイってコトはもちろん「浅羽」っスよ、ていうアピールだったわけだ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-28 16:37 | +in the sky?+ | Comments(4)  

キューおねぇマン

家庭訪問の期間中、部活動が前半と後半に分かれてそのどちらなのかは部によって違うらしく「何時からやろうな~」と言ってみたり、朝練が「あるんかな~ないんかな~」と言ってみたりまた今週の週末の部活は「あるんかな~ないんかな~」と言ってみたりするチョモ。そんなにキワキワじゃないと部活動の有無や活動時間は告知されんのか。顧問の気分次第か部活動。
そんな頼りない情報しか入手しないチョモに私は陸上部の話しやすい先輩とか知ってる同級生なんかに数名、電話番号を訊いておいたほうがええで、と提案した。個人情報に厳しくなっている学校は、学級名簿を作ってはくれない。執行部のダレダレさんと至急連絡を取りたい「同じ学年のナニナニ部の千徒ですが、電話番号を教えていただけませんか。」と名乗っても返ってくる返事は「本人に電話番号を教えていいかの確認をまずは取ってみます。」である。急いているんだがな…とても。学校を介すと事がスムーズに運ばないので、自力で入手するのが手っ取り早い。

「はい、これぇ~。」
とチョモが古びた紙キレをよこす。
「なに?」
「キューのメールアドレスぅ…ぁあしんどぉ~…」
以前はちょくちょく交流があったが、ここ何年かはパッタリと姿を見せなくなっていたキューが同じ部活なのでキューにアドレスを訊いてきたらしい。
「ほな、チョモ友で登録しとくわ。」
我が家は携帯電話共有である。中学生に自分専用の携帯電話を持たせる気はさらさら無い。
「空メールしといて。ホンマにカラでイこう。」
「おぉ、auってコトはEじゃなくてCでイけるやん。Cのおせーて、て入れとこかな。」
「Cのおせーてって、電話番号教えてってコトやろ?」
「ぁあ、そうか…そやな。キューて共有?」
メールアドレスは変更出来るけど番号は簡単には出来ないから、共有だとオカンの番号を聞き出すということになるではないか。私は、キューのオカンとは面識がないので、電話番号を教えてなんて「突然のご無礼」ということになる。
「いや?自分の。」
「なぁにぃ~?個人でお持ちか、キュー。」
「そやねーん、自分専用やで~、生意気やろぉ~?」
「ナマのイキやなぁ~っ!訊き出そう、番号。チョモを装って訊き出そう。キュー?携帯番号おせーて~…アンタ、キューとはどうゆう関係よ?おせーて~とか、言うん?それとも、お願いします教えてくださいすいません申し訳ない、て関係?それとも、教えろやコラついでにコーラ買って来い、て関係?」
「うーん…『教えてくだせぇ』くらいにしといて。」
古くさい付き合いだな。
携帯番号を教えてくだせぇ。おいら名乗るほどでもない千徒です。送信ピコ~。
すると、キューからの返事がこう来た。
仕方無いわね一回きりよ!(電話番号)ですわ
見ない間におねぇマンになっちゃったみたいやな、キュー。明け方に無言電話がかかってきたらアタクシだと思っていただいて結構よ、と礼を返し、シャワーから出てきたチョモに、キューがおねぇになっとるぞ、と報告すると「いやいや、アドレス訊いた時からそのキャラやってん。」と言う。

「メールアドレス教えてくれる?」
と申し出ると、キャラの確定しているキューは、
「仕方ナイわね~ちょっとお待ちよ~。」
と艶を出して筆箱も出したらしい。今から書いてくれるんかおもたら筆箱の中から紙キレを出してきて渡した。
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「まァこれは予言してたコトやから。今日、訊かれるおもて書いて入れとってん。」
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だいぶ前に予言したなキュー。
メモの切れ端ボロボロやないか。昨日今日の折り目とちゃうぞ。
予言の後でなかなかアドレス訊かれへんかったみたいやなぁ…。
リユースか…エコ精神が高いヤツだなぁ…よきこと・よきこと。もったいない・もったいない。
親と携帯共有すると、出費もエコだぞ。

他の人にも電話番号とか訊いといたかとチョモに問えば「いや?キューだけ。」と言う。そのキューは携帯を肌身離さず持っているわけじゃないだろう?気付かないって可能性だって携帯電話は高いぢゃんか、現に私は携帯が鳴ってることに気付かない率、高いぞ?固定電話の番号を知っときなよ、念のためにあと一人くらい…そうアドバイスすると、チョモは言い切った。
「キューは交友範囲が広いからな、キューひとりで十分。」
そのキューの携帯がエンプティーだったら、どうすんだよ。
「アンタはほんま…個人主義やなぁ…少しは広げたらどうなんや…」
返事はない。
家庭であけすけなぶん、学校では秘密主義を貫く姿勢か。
ボロが出まくりやがってると思うが。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-27 23:08 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)  

指ですくう

コース料理のデザートでクリームブリュレが出てきた。あまりのおいしさにスプーンでスミに残るクリームブリュレを掻き集め、味わった。同席の友人たちが会話をしている隙をツいて、欲望を抑えきれず指を器に突っ込みまるでゴムベラかのようにクリームブリュレを寄せ集めて舐めていると、それに気付いた友人が「やめさないよ、はしたない。」と注意した。友人の目を盗みながら素早く指をすべらせもう舐める余地がないというほど舐め終えると、ウエイターが皿を下げにきた。ほどなくして彼女の前に件のクリームブリュレが運ばれて来た。もうデザートは先ほどいただきました、と告げるとウエイターはこう言った。「こちらは店からのサービスです。大変にお気に召されたようでしたので。」友人の目を盗んで舐めている所を従業員にしかと見られていたのである。なんと粋なお店であろう。コース料理を出すくらいなのだから、それなりのお店であるはずだ。マナーを守ることなど基本のキであろう。はしたなくはない食べ方をしてシェフを呼び「デザートが大変おいしゅうございましたわ。」かなんかって言うのが礼儀だったりするようなトコかもしんない。そんな高級店が、指を突っ込んで舐めくりまわす客の行動を、最高の称賛と受け取ったのである。料理人にとってそれは確かに無言の称賛である、舐めまくってしまうほどおいしいということなのだから。マナーは大切であるが、あまりの素晴らしさに一滴さえ一粒さえ残したくないと思えば、この行動はルール違反ではないと思う。それがルール違反ではないことを、もう一皿サービスするという行為で認めたこのお店の、心意気が最高級ではないか。

さて、私は高級店でコース料理を食べる余裕はないが、ちょっとばかしの無理を承知でコスメをしこたま買っている。
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なけなしの金をチープなコスメ研究につぎ込んできた。安価でありながら文句なしというコスメを厳選することこそ、女に生まれてヨカった~っ!とひたれる喜びだとかたく信じている。それほどにチープコスメに心血を注ぎこよなく愛してきた。
接客業を辞めてからというものだんだんと薄汚れてきているが、たまにメイクを施して年上の女性と会ったりなどすると「やっぱ千徒さんはわっかいなぁ~ノーメイクでいけんねや~んっ♪」と言われて小さく反抗する「…いや…30分かけてして来ましたけど。」
中学校の保護者など年齢層が高いのでカバー力もそれなりに高いゆえ、私も負けじとフルメイクで出陣する。行きしに剥がれ落ちても知らんぞとばかりに層にしたメイクで到着すると、特殊メイクでもしているのかと見紛うほどのキングオブフルメイクに出くわすのである。海外コスメの香りが漂っている御婦人がひとりふたりまたひとり。帰宅して速やかにオイルクレンジングをしながら私は思うのだ「…メイクって…なんなんだろう…」コスメに対する情熱が一時的に萎えたりなんかする。
だからというわけでもないのだが最近は基礎化粧品に全力投球中である。メイクは毎日やらないけれど、洗顔・整肌・保湿なら毎日やる。ならば基礎化粧品を究めよう。

安価であるとは具体的な金額でゆぅたら、1アイテム1000円以下である。3段階あって、0円~500円(0円が存在するのはいただきモノだから。季節の変わり目に大阪あたりをブラつくと試供品で2週間のUVくらいは蓄え可能)ならば誰の許可も必要無くチープコスメ殿堂入りという価格。500円を超え1000円未満である場合、これは質と量を兼ね備え、使い心地と優秀さの評価が高ければチープコスメと呼んでいいだろう。まれに1000円を超える場合がある。上限は2300円である。2300円を超えた時点で、それはもうどんだけ優秀な成分が配合されていようがチープではない。ただ金をかけただけ。そりゃ金さえかけりゃぁ海の底のミネラルでも何でも入れられるわい。美容とは金をかけることではない、心掛けである。美容クリームが8000円だとぉ??…この心掛けが必要だ。金銭感覚の「安い」の脳内底値を値上げしてはならぬのだ、絶対に。風呂上りに塗って翌朝流すクリームに8000円は、高いぞ絶対に。朝から私の喉を大量に流れている2リットルのインスタントコーヒーなら21本も買えるから。これさえ飲んでたら一食くらい抜けるから。「たいした金もかけずにキレイね、いつも~。」言われ方は悪いけど、これこそ真の美しさであるぞ諸賢よ。

基礎化粧品の中でどう転んでも高価なアイテムがある。それが「美容液」と「保湿ジェル」なるものである。ま、どっちかひとつでいんだけど、どっちも同じくらい高価である。スポイド付きの青色のビンに入った美容液が1万円を超えていたりなんかして、これ何年モノですか?と訊こうかと思うほど。テスターを指先にチョコンと乗せるとタラ~と流れゆく美白エッセンス、ちぃせぇチューブで9000円。これ似てるからスジャータポーションミルクでも塗っとったらえんちゃうか?ベタつくか?アカンか?なんせ「褐色の恋人」やからな、美白はせんか。
もうちょっと頑張ってぇなコスメ企業。こうしょう、詰め替えタイプのみ販売してパッケージも業務的にしよう。遮光瓶は各自用意で。一回使い切りタイプビニール包装で防腐剤入れんとこ、その分、安くしよ。ミキサー車かなんかで顧客の家まわって、保存容器に注いでいったら…あ・コレは高くなりそやな。…もうちょっと安くしてくれななぁ…ちふれよ、期待できるのはおたくですわよ。もうちょいイけるよ、おたくさんは。続けて買えるような価格にして。『続けることが、きれいの、きほん』なんやろ~消費者は『いつも「キレイ」に、まっすぐ。』やで~。

いただいていた保湿ジェルが昨晩、底を尽きた。
「1回分にしては多いけどもう1回分はないな」というような時だけの贅沢が、指ですくう行為である。
この、いただきモノだから価格はわからないがきっと100円や200円ではなかろう保湿ジェルを、今夜は顔だけでなく首にも、ほんで腕にも、きゃっきゃっきゃ足にも塗っちゃうもんねぇ~。指でこれでもかといつまでも絡め取り贅を尽くす。
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目を盗みながら舐めくりまわして味わったクリームブリュレに匹敵するほどのまるで舐めたような空容器は、無言の称賛である。
どこかの企業よ、この悪食さながらの執着心をしかと見てはくれまいか。これほどまでのお気に召しようを認めてはくれまいか。私が、貰わないかぎり手を出さない美容液を1本サービスしてはくれまいか。私はモニターとして、細かな採点レポートを提出する所存である。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-27 13:30 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)  

モノでツラれて

晩におばーちゃんから電話があった。チョモが「うーん…元気やでぇ…?」とかなんとか言いながら会話をしている。
電話を切ったあとで「なんやったって?」と問えば、予約してたケーキあるから、明日、持って行こうか?やって。
「おじーちゃんちに来るんやったら、おばーちゃん明日、仕事が昼までで夜はないし、おばーちゃんケーキ届けに寄った時に迎えに行こうか思うけど、てゆぅてた。お菓子も持って帰らなアカンしな?やってサ。」
「あんたがおじーちゃんの誘いとかを断るからやんか~こないだも行かんかったし。ますます、モノでツラなタダでは来へんと思われてんちゃう?予約で買うケーキまで用意さして、贅沢が過ぎとんねん。それでも行かへんて、ナニサマやねんアンタ。今週、部活ないねんから行きなさいよ~たまには。もう部活で行かれへんようになんで?」
私が言ってもおじーちゃんちに行くという気にどうもなっていないチョモ。

翌朝はおじーちゃんから電話があった。「うーん…元気やでぇ…?」と同じような調子で電話を受けるチョモ。まだ行く気になってないんか。おばーちゃんから誘われ、おじーちゃんからも誘われ、あんなにいろいろよくしてもらって何の躊躇いがあるというのじゃ。
「ううーん…あ…うん、行くわ。そうやなぁ…ちょっと待ってな、まぅ?何時くらいに来てもらったら、いいやろ?」
「いつでも、ええやん。あ、でもアンタ昨日、おばーちゃんが寄るでって言ってたんやろ?確認したほうがええんちゃう?おばーちゃんに。」
「あ…そうやな。あ、おじーちゃん?昨日おばーちゃんがこっちに寄るわ、ってゆぅててん。おばーちゃんに電話してみるわ。」
電話を切ったあと、おばーちゃんはケータイを持って仕事することなんか滅多にあらへんから、連絡がつかなんだら電話ちょーだい、おじーちゃんが迎えに行くからな、と最後に言っていた、とチョモが言う。
「おばーちゃんからもおじーちゃんからも電話があって…こんなに呼ばれてアンタのその態度はなんやねんな…」
私は静かにため息をついた。
「いやぁ…行かれへん理由がまぁ…あんねんけど…朝練があるなら向こうをめっちゃ早くに出なアカンから…悪いやん…」
「土日に部活がないねんからないやろ…月曜に朝連なんて…」
「…まぁ…あったとしても来てない人とかおるからな、一回くらい朝練を出んかってもええねけど…。朝練あきらめたとしても、40分にはここに着いとかな間に合わんやん?今までは7時に出てたんやけど…それより前に出てもらわななぁ…早いんよなぁ…朝が…。」
「そやなぁ…まぁソコはおじーちゃんとの交渉やな…。おじーちゃんの仕事が休みで朝ゆっくりしてるようなら、日曜の夜に帰って来たら?迎えに行くし。」
「そやな…交渉してみよ…」

そして午後におばーちゃんに電話をしてみると、ちょうど今、仕事が終わったトコというタイミングだったらしい。土曜やから混んでるかわからんけど今からそっちに向かうわ、と言う。
スムーズに来られたのだろうおばーちゃんは小山ロールを持って現れた。
「うわっ一本まるまるなんっ?!」
そうだな…もう誕生日にケーキをホールで買うことも最近はなくなったな。クリスマスケーキだけだもんな、ホールで買うのは。だってクリスマスケーキはむーちんの会社が買ってくれるんだもん。
「ほんじゃ、早速いただきましょう、おやつにしましょう。コーヒーいれますわ。」
「うわ~~~キメ細かなスポンジやな~フッワフワっ!」
「おばーちゃんが居てよかった~。おーへんかったらケーキ食べるようなこと、ないもんな~。」
「ホンマやなぁ…結局…チョモの誕生日、ケーキ買わんかったなぁ?」
「まぁ…中学入学のお祝いも兼ねてこーたりんかいな、まぅちゃん…。」
「そうやん。今からでもおそないで、買ってや。」
「えー…だって…ケーキって高いんですもん…」
「チョモは去年もいらん、てゆーたやんか。自分がいらんてゆーたのに。」
「クリスマスケーキ買ってるトコのケーキなんて、ショートケーキやのに四百なんぼとかするんですよっ?!めっちゃ高いぃ…」
「そうやなぁ…一切れで400円500円してたら買われへんわなぁ…」
「買えません、買えません。」
一切れでは満足しなかったチョモは、余りの分の小山ロールまで「コレ、食べてええのん?」とウマいウマいと平らげた。そしてぬけしゃーしゃーとおばーちゃんにこう言ったのである。
「おばーちゃんな?何かしら買って用意してないと、そうゆうモノがないと、僕が来へん、ておもてない?」
「いやいや、そうゆうことは、ないねんで?」
「ほんまに?ケーキとかでツらな、とかおもてへん?」
「違う違う、このケーキはもらったんやで?予約して買うからね、てえらい騒いでたんはきーててんけど、それをもらったんがたまたま昨日やってん。これが月曜や火曜ならアレやけど…昨日やったからアンタらに食べさそうかなーおもたんやんか。そんなん、部活で来られへんやろな、とはおもてるで?わかってんねんから、来られへんのんは。」
「騒がれるだけあんな。たしかに、ウマいで。ほな、行こか~。」
おまえ…間違いなくモノでツラれとるやないか。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-26 00:07 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)  

あれから壱年

関西に住んでいるからには一度は見ときたいよね造幣局の桜。
そう言い続けてこんなに近いのにやっとこ見に行ったのが、関西に住み始めてから数えて14年目の去年のハナシ。…おせぇな、行動が。
桜の季節になったので、今年も行こうかとむーちんが言う。もう息子のひとりは中学生になってしまい友人と遊ぶ約束なんぞしておじぃちゃんちにも行かなくなってしまったのだよ、むーちん。友人と遊ぶのに親の許可などあらかじめとったりはしないのである。「友達と遊ぶ約束とかしてるかもしんないから帰って来たら訊いてみとくよ」とメールの返信をすると「どやった?」と頃合いを見計らってチョモの返事を催促するむーちん。「ヘイポーのチャリキ練習してるから、チョモにおーてない。」「そうか」。私が土曜日ランチをしたいがため、遊ぶ約束しないでね、一緒に行くならいいけど、私の約束のほうが先やから後からの約束で裏切るなよ、とチョモの時間の束縛をするのを「いつまでゆ~とんねんっ子離れせぇよっ!」とタシナメルむーちんだが、自分との約束は例外のようだ。

「土曜日の午後から造幣局の夜桜、行くってさ、むーちんが。アンタ、部活もう始まるん?」
「いや?今週の土日はまだないみたい。他の部はやるとこもあるみたいやけど。」
「んじゃ、午後から行くから遊ぶ約束なら午前中に。」
「いや…とくにせへんわ。…そうか…んじゃテキ屋でごはん?」
「そのつもり。」
「じゃ、さとうきび食べるやんな?」
「そのつもり、半分ずっこしような?あ、あのハジくやつもしよう・しよう。」

昼までで仕事を終えてきたむーちんが、じゃぁ行こか~と言って財布からお金を出す。
「はい。」
1000円。
「なに?」
「今日の、遊び代。」
「へ?!」
「まぅは食べる量、少ないから800円やな。」
「はぁっ?!」
「しかし夕食は別に出る。夕食は後で買って帰るからそれまでの腹の足しはそのお金で。テキ屋で遊ぶなり、食べるなり、1000円以内で好きにやりや。何もせんとそのまま1000円をこづかいにしたかったらそれでもええし。ま、そのへんは、自分でどうなっとして~。」
「ええー…」
何よ、ナニよ、このルール。

「おぉっ?なに、その不満そうな顔。テンション、ひっくいなぁ~!かっかっかっ!!」
車の中で押し黙るチョモと私。
「あ…?…いや?JR?チケ得で三人分の切符、買っとくわ。」
「んじゃオレ、会社に車とめてくるから~後で合流な~っ」
駅付近で車を降りた私たち三人は、むーちんと行動を共にしてどうせ全部むーちんに払わせる一名を除いて、かなりダークなオーラに包まれた。楽しんでいるのは夫ばかりなり。
「…来年はもうええわ、造幣局。こうゆう制限付きの遊びって楽しさ半減やねん…むっちゃヤカラやなむー…アイツは私らが楽しもうという気分を削ぐのが実にウマいな…」
「…1000円やで…めっちゃ考えるよな…」
「考えながら遊ばなアカンってそれって遊びとちゃうゆぅねんっ」
「ケバブ食べたくない?アレ600円やで。もう半分以上使っちゃうやん、ひとつで。」
「チョコレートタワー、どうするよ?あれ300円とか400円とかやで?二本買ったらもうナイぢゃん、お金。」
「さとうきびは半分にして出し合うとして…ええわ、僕、自分の1000円、使うわ。」
平日、ケチりとして名高い私であるが、遊ぶ時はたいして考えもせずお金を使う。遊ぶ時にパ~っと遊べるように、平日の節約なるものを顰蹙を買う程に徹底してやっているのである。私のこの5日間の綿密な計算による食材の使い回しはナンだったんだ。そう訴えてもみたが「知るか」のひとことで片付ける男、むー。筋金入りブタちゃん野郎め。てめぇ…遊ぶ時に遊ばさんかったら後で痛い目に遭わせてやる。介抱はしてやんねぇぞ。私の「遊びの恨み」は、戦時中の「食べ物の恨み」よりも恐ろしいことを、思い知らせてくれるわ、けっ。

むーちんは、真面目な男である。そして世間体を重んずる男である。彼は、私がフザけるのを好まない男だ。新婚当初はそんな私を多少は理解しようとしたのか、雪だるまを頭に乗せてみたり大量の金魚をバケツで飼ってみたりもしていたが「アイツが楽しんでいるほどの喜びをオレは感じねぇな」ということがわかってからは、私のやることを冷やかに見つめケチをつけるという役職に就いた。だから、フザけるのが嫌いなむーちんと出来ればフザけたくないヘイポーが行動を共にし、思い存分フザけたいチョモと私が行動を共にする。真面目組と非真面目組は、別行動を取ることが多い。

数メートル前や後に風紀委員が居る間は、非真面目な私たちもエセ的に真面目である。
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「これが最近、注目されている御衣黄か~」
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なんつって。

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「造幣局の桜は、モコモコしとるな~」
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なんつって。

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「幸福やって~」
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「…幸福ゆぅてるわりに無残な姿やな…来るのが遅かったな…」
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「…時期によっちゃまァ…幸福も散るわな…」
なんつって。

「この夜桜の…ライトアップされてぼや~んとしてるカンジって、肉眼で見てる印象のままに写真に撮ることって出来んねやろか?どうも撮ってみるとちゃうんよなぁ…」
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「…シトミさんみたいな一眼レフとかじゃないとアカンのんちゃん?」
「性能じゃぁないやろ~…腕ちゃうの~…カメラが趣味のひと誰か居てたなぁ…きーてみよっかな。」
「何にでも他人を頼るなぁ…」
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この世で最も頼りにならない人間、それは自分だ。
しかし私は、頼りにはならないだろうが支えることが出来る。
支えることなら、出来るのだ。
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苦労はするが、支えるのだよ。
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苦労をするがな。
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なんつって。
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てな具合で、便所休憩、どうぞ。

食の好みが合わないので、テキ屋めぐりからは互いの居場所すらわからないほどの別行動である。
「ほら。」
テキ屋ゾーンへと入る坂を下り切った時、私は腰にくつけていたチョークバッグの中身を、チョモに魅せた。
「テレレレッテテ~♪隠し財産~!…4000円は入ってると思う。」
「おぉ~~~~~っ!!まぅううぅううぅう~~~~~っ!!」
ふぉっふぉっふぉ、ひれ伏せ・ひれ伏せ、我がシモベよ。
こんなこともあろうかと、気付かれずに持ち出せる財産を私はチョークバッグに潜ませているのだ。…て、言いたいのは山マウンテンだけど、現金振り込みだと思ってたお金が口座引き落としだったのを、そのまんまにしてたダケのコトなんやけど。
「早速、喰おうぜ~~~~~~っ!!」
チョークバッグをジーンズによくぞ引っかけた、偉いぞ、私。

「あ~~~あったっ!チョコレートタワーっ!!」
「あれ…?ホワイトは??」
「ないなぁ…」
「ホワイトがなきゃ…」
「どうする…?」
「うぅむ…黒でもいいか…。」
ホワイトのチョコレートタワーが目的だったのに。それなりの魅力がある黒いチョコレートタワーでもよいにはよいのだが…。いや、まてよ?フルーツ買って、タワーにズボンと刺すのさフルーツの串を。私たちはそうやって毎回、チョコレートタワーに長居するのだ。いつまでやっとんねん、てくらいにブスブス刺す。
「やめとく…見つかったらヤバい…他に行こう…」
チョコレートタワーに夢中になっている所を、もし別行動のむーちんに見られたらどうする。そんな危険を冒してまで妥協の必要がある黒いチョコレートタワーに手を出すよりも、ココは逃げの先手を取るのが望ましい。買ったらすぐにその場を立ち去れるようなモノを食べねばならん。私たちは、合算して1800円しか持っていないことになっているのだから。敵はこうゆう不正が何よりも嫌いだ。偶然出くわした時に我々は絶対に口をモグモグさしてたらなんねぇし、手に何も持っていてはならぬのだ。いいな?とにかく喰うモノも我慢してひもじぃ思いをしている、そうゆう哀れさを演出をしてこそ隠し財産が生き金となってくるのだ。

私たちは食べた。
ケバブを、じゃがコロを、なんとか焼きを、アレやコレやを。
はじくタイプのパチンコを楽しんでいたら、背後にはむーちんとヘイポーが立っていた。
はっ…パチンコの玉っていくらで買ったっけ…ええっと…100円…セーフ。
もう一回パチンコをやりたかったけれど、ソコはぐっと我慢。
「ええっと…さとうきび、探しに行こっかな。」
さとうきびの200円を残しておきましたアピール。

去年、しゃぶりながら歩いていたさとうきびが今年は何故か見当たらず「残念やなぁ…」と呟いた私のポケットで、どうゆうわけだか500円玉1枚と100円玉8枚が、茶利茶利と鳴っているのであった。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-25 22:44 | +朝臣寺+ | Comments(0)  

伸びるびるびるノビルびる

春の初め、橋の上を通った時チョモが私に言った。
「おっ?!もうそろそろえんちゃん?!」
「あっそやなぁ…ほんじゃ午後に収穫に来よか~っ!」
「収穫?なんの??」
「伸びるびるびるノビルびる。」
一緒にいたイノッキは私との付き合いがまだ浅いので、冬の終わりに目をつけた、自生している野蒜を春に掘り起こして収穫し、ノビル味噌を作るというプロジェクト「伸びるびるびるノビルびる」を、知らない。
「は?なんなん、チョモ?チョモのオカン、なんてゆぅてんの??」
「伸びるびるびるノビルびる、やがな。」
「なんなん、それ。」
「知らんの?野蒜?食べられる野草。」
「…あぁ、ノビル、な。知ってるけど…なんでそんな言い方やねん?」
喰いついているのは、タダ食材「野蒜」じゃなくてその言い方のようだ。説明が、いるか?たかが言い方じゃねぇか。それよりもちみ、興味を「タダ食材」の方に向けないとよい収穫技術は身に付かないぞ?働かざる者喰うべからずじゃ。
「伸びるびるびるノビルびる、は、タダで食べられるんやで?興味が、湧くだろう?収穫しよう。」
「いや…おばーちゃんちにあるから…収穫したことならあるけど…」
「じゃぁ、収穫せぇよ。」
「…なんでオレが千徒家のタダ食材を収穫せなアカンねん…タダ働きやんけ。」
「ごもっともやなぁ…。ノビル味噌、作るねん。出来たら味見さしたるからよっ、しようや収穫。おもろいで。たぶん。」
「…まぁ…べつにええけどなぁ…収穫するんは…」
「いや?下処理までやけどな、するのは。」
「どんだけひとを使うねんっ」
「おおいに収穫しようじゃないか。おいしいみたいやぞ、ノビル味噌。箸がススんで止まらん、て書いてた。」
「何に書いとってん?」
「つくれぽ。」
「ほんまにな?『つくれぽ』ってアテになるねんって!『つくれぽ』がなかったらたいしておいしくないねけど『つくれぽ』が7件とかあればめちゃめちゃおいしいで。僕たちが調べたヤツでは『つくれぽ』ないのが基本やもんな?あってもまぁ2~3件。生キャラメルな?あれ『つくれぽ』7件やで。」
クックパッド検索担当、チョモが情報を捕捉。
「めちゃめちゃ調べてるやんっ収穫する気マンマンやな。」
わてら、かれこれ冬からずっと、ノビル様のことお慕い申しておりますの、ホホ。

収穫に行った野蒜の…埋まっている土が固いのなんのって。
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持って行ったスコップが全て折れるほど。

「ここの土…良質やなぁ…欲しいなぁ…」
「なにすんねん、土。」
「いや…ウチ、裏にイッパチ農園ちゅうのがあって一か八かで野菜をなぁ…育ててるんやけど…」
付き合いの浅いイノッキは、我が家のイッパチ農園を、知らない。
「ケト土っぽいなぁ…ちょっと前にあんなに欲しかったのに…ココにあったんか…」
「ケト土?」
「趣味が『マン盆栽』ていう時期があってなぁ…苔玉作るのにケト土っていう土が必要やったんや…ま、もうその趣味はないからいらんか。」
付き合いの浅いイノッキは、我が家の玄関横にある盆栽がマン盆栽であることにも気付いていないであろう。よ~く見たら、Nゲージフィギュアがいろんなおイタをやらかしているんだがな。

折れたスコップで一所懸命に掘るヘイポー。
一心不乱に掘っているが、かきだしている土が全てイノッキに降り注ぐ。
「うわっ!なんか降ってきたっ!うわー…もぅ…やめてやヘイポー君…」
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「ヘイポー、イノッキに土がかかってんで、謝り。土を飛ばさんように掘り。」
私はヘイポーにイノッキへ謝罪するよう言った。
「くっくっく、あ、ろめんろめん。ちょあらんおーにてゆぅれおら?おのウロップおわれてんれれ?ちゅち、あらいねんあら…。おうらってらんあっておってぅんやわら!」
「まぁ…それもわからんでもないけどやなぁ…とにかく土をイノッキの方に飛ばさんようにやりや?」
「ああった…ちゅちろあんよーにうるけど…もいかいららああるかも…」
「やってさ、イノッキ。」
「…なんて??…ちょっと…、ヘイポー君、なんてゆぅてんの???」
付き合いの浅いイノッキは、言語発達が遅れ気味のヘイポー語を聴き取る通称『ヘイポー耳』が出来ていないようだ。
「わからんかぁ?」
「わからんわっ!っちょっと~っ!!二人で盛りあがらんとってぇや~。」
「今の会話、盛り上がってないから、ひとつも。」
「…そうなん?」
では、会話の再現を。

「くっくっく、あ、ごめんごめん。飛ばさんようにてゆぅけどな?このスコップ壊れてんねで?土、固いねんから…。僕だってがんばって掘ってるんやから!」
「まぁ…それもわからんでもないけどやなぁ…とにかく土をイノッキの方に飛ばさんようにやりや?」
「わかった…土飛ばんよーにするけど…もしかしたらかかるかも…」
「やってさ、イノッキ。」

盛りあがってないの。
文句、垂れてるだけ。

大量収穫した野蒜を、ノビル味噌にすべく、下処理。
3人が定員の我が台所で、新聞紙を広げて、下処理。
選別作業が私、球根の包丁処理チョモ、葉の包丁処理イノッキ、この流れ作業でイこか。
「包丁、使ったこと、ある?」
「あるよ。」
「チョモから見てどう?イノッキ。ハガネを扱えるだけの腕、ある?」
「ん~…どうやろなぁ…。まぁ…最初やからステンレスやろ…みんなステンレスから始めてるわけやし。」
「そうやな。んじゃ、イノッキはステンレス。」
「なんか違うん?」
「切れ味が、全然違う。ハガネ使ったらステンレスの切れなさがよぅわかる。でもハガネは絶対に刃を横滑りさしたらアカンねん。やから、最初はステンレスやねん。それで横滑りさすようなクセがあるなら、ハガネは無理。ハガネは包丁の背で横に払うなら、ええねん。」
「わかった。じゃぁオレ、ステンレスでも背でやるわ。」
「そやな。そやって練習したらええな。見とくわ。包丁の扱い方見てハガネを持たすかどうかを見極める。」
「よしっ!ちょっとその前に、一回だけチョモのハガネで切らして。どんだけ切れるか。」
ザク。
「おぉ~っ!」
「な?切れるやろ??」
「まぁなぁ…」
ジャク。
「あっ、やっぱハガネって切れるなぁ…。」
イノッキはステンレスの包丁で切ってみて初めてハガネの切れ味の良さを実感。私はイノッキの包丁使いを見てご報告。
「ま…2年やな。2年、ウチに通いぃな。そしたら、ハガネ。」
「2年かよっ…なげぇ…」
「毎日、ウチに来るわけちゃうやんか。来たら毎回、包丁使うわけでもないし。」
「そうやで、短いほうやで2年。ミズオなんか6年以上も通ってんのにまだステンレスやで?イノッキよりウチに来て色々やってるけど、まだ基本的に皿洗いしか任せられへんねんから。」
「ほんまやで、アイツは長過ぎる。最近ようやく監視付きでハガネやで。チョモなんてハガネ持つのに1ヶ月もかかってないからな?」
「チョモ…家庭的やな…」
「なんやねん、こないだからその『家庭的やな』ていうのは。褒め言葉じゃ、ないで?」
「いやいや、褒めてんねで・褒めてんねで。」
「褒めてんねやったら『器用やな』てゆぃいや。男に『家庭的やな』は…ちょっとなぁ…」
社会的に使えねぇ男、てカンジ、するよな。

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そろそろ『ノビル味噌』はええ塩梅やでイノッキ。
はよ食べに来な、なくなんで。
『めんつゆノビル』はあと一息ってトコかな。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-25 19:33 | +knowing+ | Comments(4)  

ヒヤヒヤE.T

USJのE.Tのアトラクションが5月10日でなくなるそうですよ。
だから「G.Wに乗りに行ったほうがいいよ」ということなんだと思います。
しかし、先月か先々月かくらいにいったミズオから「むっちゃ混んでた」という情報をつかんでおります。
むちゃむちゃ、混むと思います。

小学校のお別れ遠足の場所がUSJだったチョモは、なくなるとは知らず乗ったらしいE.T。
「なくなるからE.T強化週間みたいやで?いろんなトコから『なくなる』って聞くから。みんなが『臭いで?乗るん?』て言うのにもメゲずに乗ってよかったんちゃう?」
「うん、タイミングのええ時に行って知らんと乗ったみたいやな。」
「どんなアトラクションやったん?」
「うーん…ヒヤヒヤしたな。」
「どうゆうふうに?ヒヤヒヤする乗り物なん、E.Tって?ヒヤヒヤする映画やったかなぁ…そんな場面あったっけ…」
「いやぁ…あんなぁ…自転車みたいなやつに乗るねんけどな?」
「あぁ、そうゆう場面ならあるある。自転車のカゴにE.T乗せて月の前を飛ぶ、そうゆう場面。E.Tっぽいやん。」
「それで自転車やったんやな…。まぁ、その自転車のカゴに荷物を置くねんけどな?僕が置こうとしたらもうカゴに他の人の荷物が置いてあってん。あれ~僕の置く場所ないわ…おもてな?しゃーないからポン、てシャカモトのカゴの上に置いたんやけど、動き出したとおもたら僕の荷物が徐々に徐々にズレてきて、落ちかかってんねん。カチって固定されてるからな?体。どう考えてもココからは荷物に手が届くとは思えへん距離があるわけよ。んで、アトラクション自体はグワンて動いたりとかその程度やから人間は別に…こんなもんかくらいやけど…荷物のほうは…遠心力が働いても踏ん張る力とか出さんやん。グワン、てなったら荷物がズルって。ここで落ちたらぜったいに取りにはいけんやろな、てトコで今にも落ちそうになってん。最悪、落ちた時にはスタッフに話して取りに行ってもらおうとは考えたけど、この隙間に落ちたらスタッフでも無理ちゃうか~みたいなポイントが出てくんねん。まぁなんとか無事に落ちんとイけたけど、あんなにヒヤヒヤしたことはなかったで。」
かすりもせぇへん。
説明に一回もE.T出てこぉへん。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-24 23:11 | +朝臣寺+ | Comments(2)