どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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ヘイポー内宮のスパルタ教育

我が校は、1・2・3年生を低学年、4・5・6年生を高学年、という。高学年は低学年を斎き傳く。「いつきかしづく」…そう、大切に世話をするのです。その仕えっぷりはまるで侍従のごとし。6年生の侍従長は1年生の太子に仕え、5年生の尚宮は3年生の親王に仕えるのが、法度でございます。

6年である平次侍従長は、1年太子から「ブン」と呼ばれかわいがってもらっているご様子。
「ブン~♪ブーン。ブンッ!ブンってばっ!!」
「あ?!ボクのコト?!」
「ブンっ!もぅっ!!さっきからずっとよんでるのにっ!!!」
「あー…ごめん・ごめん。」
太子たちはまだ幼くあられ「だっこアピール」すさまじき年齢でございますから、成長痛が膝にキている侍従長は「たかいたか~い」に「ひくいひく~い」をプラスしては、手加減をしらぬ太子の容赦ないストレートパンチを顔面に受けなどし、流血の日々を全うするのでございます。

一方、5年であるヘイポー内宮は、3年親王に心構えをお教えします。3年間の宮(学校)での行事や学習をご経験になり、法度に慣れてこられた親王は、わりかし自由の身であられるその立場を謳歌しておられますが、これからの4年生という即位に際しましては、それなりの教育を受けることが必要となります。そうですね、4年生に即位しますと2年大君の忠臣となるのが、法度でございますね。

もうおわかりですね。
可否宮(小学校)での序列は。
太子として大君として護衛が付くのも2年目までなんですよ。3年目の親王は4年目には忠臣として忠誠を誓い、5年目に内宮として教育に力を注いだら、最終的に侍従長として皆から一目置かれるほどの総責任者とならねばなりません。位が下がり切った所で今度は従者トップとしての人格をつけねばならぬ、厳しい世界です。
それが可否宮の法度ですから。

では今夜は、スパルタと名高いヘイポー内宮の親王教育をご紹介しましょう。
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「親王様、今夜のお勉強は『牛乳パックのたたみ方』でございます。」
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「ご覧になっていただけたらわかるとおもいますので、よく覚えてください。」

「なぬ?!わからないですって?!何回書いてると思ってるんですかっ?!もう最後までは書きませんよ?ヒントしか書きませんよ?」
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「こうして、こうでございましょう?」
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「もしくは、こうで、こうでしたでしょう?思い出されましたか?」
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「親王様…これでもうおわかりですね?」
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ヘイポー内宮…廃位されずよくぞご無事にここまできなすった…。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-26 21:40 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

妊婦三

月曜日に電話が鳴る。
♪キャッラメルコ~ンっほほぅほっほ~♪と鳴る、カラオケバージョンで鳴る。だからそれに合わして歌う。♪東ハトっきゃっらめるこぉおおぉお~~~~ん♪…て、うとてる場合やないがな着信やんけ、取らな。ちなみにEメールを受信する時には♪懐かしいひと~に~出会ったよぉな~優しいたよりが~いま届いた~忘れかけていた~し~あ~わ~せ~あ~な~た~に~も~わ・け・て・あ~げ~た~い~ほ~らっチェルシーぃ~もひとつ~チェルシ~♪とエエ声で歌ってからセリフを言う『あ・な・た・に・も、Eメール、あげた~い。』Cメールもね、歌う。♪おお~きくふくら~む~夢・夢・ゆめ~輝く朝のまど~光・光・ひかり~誰でもが~願ってる~明る~い住まい~積水~ハウス~せきす~いハウス~♪参考までにインフォメールが届くと金曜ロードショーが始まって、メルマガ届くとレナウン娘がワンサカさっさ。

月曜日に電話をかけてきたのは本職美容師で牛丼を作りながら年を越した弟、ター。
「はいはいよ~…どう?」
この「どう?」は、何にかかってもよろしい。「最近」でもいいし「仕事」でもいいし「体調」でも「おひとつ」でもいい。「首より下太ももより上」でもかまわない。

ま、とくにこれといった報告も連絡も相談もなく話は無駄にススむ。かかってきた電話なのでとくに通話料金も、私は気にしない。
「んで、結婚式はいつごろするって?」
「まぁ…アンタら帰って来るとしたら、冬休みがいいじゃろ?」
「ううーん…私はね、別にいつでも自由の身やし?ただ問題なのは一泊二日くらいの帰郷じゃねぇよ、てコトやじ?帰るなら居座るわけじゃんけ?」
耐える覚悟がそっちにあるのか、という問題だけがネックなのよ。アナタがたがワタクシを、トンでもないワガママだと、思ってらっしゃるフシがあるので、事前に言うておくまでよ。大丈夫、夏だろうが冬だろうが私には遊びの制限はないから。常にベストな状態で遊べると思うの。自分なりに遊びの幅も広げられると思うのよ、どんな環境でもねもう大人なんだから。切実なることは…大人になり働き者になってしまったちみがどこまでついて来られるのか…こっちの心配はそれだけね。辞めてもらうぜ、バイト。
ええっとひとつ希望を言わせてもらうと平次が釣りをやりたいって、夏とかどうなん?…釣りぃ~??言っとくけどこっちの海なんて魚ウジャウジャいるよ?夏なんていすぎて大物が喰う前に雑魚がエサ喰っちゃうよ、冬・冬。寒さで雑魚の動きが止まってないとベラかフグしか釣れんじ。…あぁ、そう。んじゃやっぱ正月かぁ。早くやんなよ、来年?…うぅん…それがぁ…。
「どこで入れ知恵されたんか知らんけど、あのひと…式より三人目が欲して言うっちゃわ…」
「ぇえっっっ?!さ、さん、三人目っ?!産むの?!育てるの?!三人目を?!」
私は誰よりも驚いた。三人目が欲しいと言われたターよりも驚いたはずだ。
「そら産んだら育てるじゃろて。」
「…す…すぅ…すぅごい…ね…」
…私は脱力した。考えるだけで想像するだけで、脱力するのだ私は。だって三人目やで?一人目でなく二人目でなく三人目。ちゅーことは三人目を産む前から子供が二人いるってことなんやで?…わかっとるけど。5才男児と2才女児を育てている最中に三人目が欲しくなる、その原動力を教えて欲しい、そのタフさを教えて欲しい。それは、若さだろうか。ターの嫁ヤッチ、28才。
34の私でも、二人の男児を産み落とした私でも、「三人目産んだら?まだ若いんだし。」ということを周りから助言される。二人の子供が男児なのでひとりくらい娘をという声が、身内からはよく出るものだ。しかし、産める体と産めと促す声があっても、若さだけで子供は産めない。とくに三人目の子供は産めない。経済的に無理だということを全面に出しているが本心は、産みたくもないし育てたくもないんだもの。欲しいと思う気持ちが湧かないんだもの。人間を産んで人間を育てるのは長期にわたる大仕事である。私は自分の人生でこれほど責任を伴う仕事はないと思っている。自分自身の性格を読んでみて推測できることは「子育てを楽しめるのは二人が限界」ということである。私は楽しめないことには長続きしない、という自分の性格がようやくわかってきた。いろんなことを中途半端にやってきたもんだけど、子育ては、楽しめなくなったからといって「もうやんぴっ」で済む問題ではない。私は今や自由気ままを求め始めてしまった…三人目に注ぐ時間を楽しめるとは思えない。
しかし私の周りは「子供は三人派」が主流である。友人コベは妊娠する前から一緒に三人目を産まないかと誘っていたし、辞めた職場で一緒だったユンちゃんは最近三人目を妊娠した。ササんち三人姉妹、ツケマエんち三人きょうだい、アーリんちも三人やなぁ。あ、私自身がきょうだい三人じゃん。そのきょうだいの三人目が嫁に産みたいと言われている、三人目を。もうこうなったら『三人の会』でも作っちゃおうかな。作らないよね、そうだよね。

三人目を産むとなると式、出来ないよ?
産むとなれば、遊びに行けないよ?
ボクちん、もう身を粉にして働いてるんだけど身を素粒子にして働かなきゃいけないよ?
三人目を切望するヤッチは「うん、別にいいよ。」という反応だそうである。最近のワカモンは~っ、なんて言わせないこの28のヤッチの根性を見よ。最近の若いひとは子供をひとりしか産まないから少子化は深刻な問題とされていると言ってけつかる高学歴のおっちゃん、アホなこと言いないな。『三人の会』(妄想上発足)は、着々と一人ずつ人口を増やしながら拡大中である。
「ちゅ~わけで、…ま、結婚式とかそうゆうの無しに帰って来んけ?冬なら…片道の交通費くらいオレ用意できると思うじ?」
「おお~っ!まぢでっ?!期待してるで助かるわ~っ♪」
私はヤッチに感服した。
だから弟よ、私が言うことはひとつである。
夫なら、嫁の希望を300%聞き入れよ。
私はもう、遊びに帰ることは考えていないぞ(これぽっちしか)。
私が遊ぶ金に困った時、小学生にして小銭の詰まった箱を地中に埋めその在処を示した地図を作成し私に無償でくれたちみになら、やれんことはないサ。『三人の会』会長としてターよ、よきにはからえ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-25 22:03 | +開楽館+ | Comments(2)

粉と構想をネりました

「はい、ストーーーープっ!今すぐソレ、止めて。」
玄関から狙いを定めて私の居る台所へ来た平次が言った。私はちょうど白玉粉をネって茹であげている最中である。沸騰したお湯にポチャンと入れて浮き上がってきたら2分くらい茹でる、て書いてあったけどすでに3分くらいは過ぎていた。1分やそこら過ぎたからって白玉だんごが鏡餅になるわけでもないしさ。お供え時間を過ぎた鏡餅はカタくなるが、茹で時間を過ぎた白玉団子はまわりからブヨブヨになる。覚えておいて損はないが、ブヨブヨになるって聞いたらなんかヤなカンジは、せへんか?

「今日、デンタク来られへんから。英語やねんて。」
「英語なろてんのか~デンタク。さすがやな。かしこそうやもんな。」
「やから、もう作らんでええで。」
「デンタクのために特別に作ってるわけちゃうで?いつでも、あるものの中から最高のおもてなしをする。いつでもいいけど、明日来るよりは、今日来たほうが種類が豊富だった、ってだけの話でな。それにいまさらここでやめろと言われても、やめられるような段階にないねん、もう。やから作って~そんで今日中に消費する。」
「まぁ、ササは来るけどな。」
「じゃ、ササにあげる。いい日に来たな~ササ。残念やな~デンタク。フィナンシェも成功したのに。」
「団子…めっちゃ作ってるやん。」
「うん、足らんより余るほうがいいからな。残念やな~せっかく白玉を赤血球にしたのに。ほら、似てるやろ?ヘモグロビン。」
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「うわ…なんで?」
おもてなしの出来心やないか。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-24 22:23 | +cool down run+ | Comments(2)

リアリティ

絵本には正直さがなくてはなりません。
それから不思議さも入れ込まなくてはなりません。

興味を引きつつ~あくまでも可愛く~リアリティ。
そしてわかりやすさと、奥深さ。

いやぁ…難題ですね。
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かがくのおうさま
かんがえるえほん
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あし
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ひとは、2本。
うん、2本。
「いないいないばぁ~」では笑わなくなったおチビちゃんを、今度は怖がらしたろおもてよく、化けて出たような顔をして両手の爪を立て「がぉおおおおおおお~~~~~っ!!」と演出したりしますがその時に使用した両腕ですね、人間の場合は「前足」とは言いませんので覚えておきましょう。
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あり、6本。
うん、6本。
昆虫なので。昆虫は基本的に足は6本と相場は決まっているわけですが、ここでもうひとつ昆虫情報を追加するとすれば、その6本の足は全部、胸の部分に集中しています。だからこの絵本のありは、バランスはとれていませんがとても正解ですね。可愛らしさを重視して足を減らすこともできました、なんやったら腹部に2本ほど移動さしてバランスを整えることもできたでしょう。しかし「かんがえるえほん」はそれをしなかった。う~ん、考えさすわ~。
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だんごむし、14本。
うん、14本?!
数えたんだ…知らなかった14本…。
そうだな…こんくらいの密集具合だな。う~ん、リアリティ。
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むかで、いっぱい。
うん、いっぱ~い。
数えたくな~い。
その気持ちわかる~。
リアリティ~。
メンタル的リアリティ。
むかでの足は、いっぱいで手を打ちましょう。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-24 14:41 | +開楽館+ | Comments(0)

侮れぬDNA

ある程度の年数をかけて接点を持っていただいたかたにならわかっていただけようが、私にはもっともらしい小嘘をつく癖がある。自分自身の感覚だけでモノゆぅたら『テキトーにジョーダンぶっこきましたぁ~』とゆうノリなのであるが、それをこれから小嘘を付く段になって、これからテキトーにジョーダンぶっこきますけどね、なんつって断ってからは勿論ぶっこかない。ジョーダンが通じなくて本気に受け取られたからといって訂正を入れるわけでもないし、ジョーダンがジョーダンを呼んでデッカイ小嘘になっていってもそれは大嘘ぶっこいたコトとして処理している。しかし、それはあくまでも自分自身の感覚としてそうなだけで、実は周りがちょっと難儀しとるかもしらんな、ということを最近考えるようになったのである。進歩やな…これは進歩や。あ、でも『考えるようになった』という幅が出来ただけで、もっともらしい小嘘ってこれからもツくと思う。癖ってそうゆうもんだから。本人も周りもトドノツマリはあきらめるしかないんちゃうんかなァというのが結論である。

大人になってから学んできた常識的行動と本来は律儀であるというその性格が絶妙に御膳立てして、私の「もっともらしい小嘘」は、まるでそれが真実かのようにもっともらしく聞こえたりなんかする。ここでいまさら断言するのもナンやけど、はっきり小嘘ばっちり小嘘であるのに、何かのデータにでも基づいた真実だと勘違いされることがたまにある。それが「言い方」だということに気が付いた。そしてシチュエーションも大きなポイントである。

そもそものこの「もっともらしい小嘘」ってゆぅんが、私が計画的にいっちょウソでもこいたろかおもてこいてるわけでなくて、なんつーんかなァ、血の濁り?DNAの中に微量に混ざる「しょ~もない情報」の遺伝やねんから、ホクロみたいなもんで年々濃くなるわ毛ぇ生えるわで、ついつい触っちゃうねんやろね。その遺伝情報を強力にサポートしたのが、祖父のふぢおちゃん。私が何年、私が幾度、ふぢおちゃんの前に泣かされて来たか知れない。憎めないおひとであるが、読めたこともない。ふぢおちゃんは終始一貫してフザけた男であった。ものすごい責任感を持ってフザけることに妥協をしない男であった。アノ世でも早々にフザけ、閻魔様という最初の関門で時間稼ぎをしたためにコノ世に飛ばされ「空いてから来なさい」と言われた。アノ世が混んでいるので、今日も元気にコノ世に居ることだろう。今日も電話が鳴ればふじおちゃんは電話に最初に出るだろう。そうしてこちらに何度も同じセリフを言わせるのだ。
「も~し~もぉ~しぃ?聞こえてるぅ~??まぅ、なんやけどさぁ~?」
「ぁあ?」
「ばさんに、代わりぃや~ぁ!ばさん、おんのぉ?まぅ、やけどぉ~?」
「ぁああ??何て??」
「ばさん、よ?おんの?」
「誰て??」
「まぅ、ってばっ!ばさん、はぁっ?!」
「何を言いよるかひとっっっつもわからんで、ばさんに代わるで…ちょっと待て…ほれ、ばさん・ばさん…。んー…誰かじゃろう…」
…そら、誰かじゃろうて。一方的だな、オイ。
聞こえないなら、電話に出たらあきません。
「もしもーし?」
「あ、もしもし?」
「はーいはいはい、まぅしゃんかぁ?…ほれ、じさん、じさん、まぅじゃ、まぅ。」
クミちゃんが私と伝えるとふぢおちゃんは、おーまぅじゃったか~、とご納得。クミちゃんが、代わるんかえ?と訊けば、聞こえんからよか、と拒否。誰かわからん電話には出るくせに、孫とわかったら出らんてか…じじぃ…どげんかせんといかーんっ。
銭湯に行き「あがったらココで待っとけよ~」と言うふぢおちゃんをバカ正直に待っていたら、ふぢおちゃんはとっくに家に帰ってる。
「薬局でナントカを買ってきてくれ~」と頼まれ100円を渡されるが薬局のひとに「ナントカをください」と言うと「ナントカ」が200円する。お茶くれ~と言うのでお茶注いで持っていくと酒、呑んでる。お茶やろ?と言えば豆くれゆぅたんじゃと、きかねぇ。昼にドコドコに行くからと言い残して朝に出て行って、夕方まで帰ってこねぇ。
こんなふぢおちゃんのハタ迷惑なDNAがものの見事に脈々と混入され、私は自分の理性ではどうすることも出来ないくらい気付かないうちにテキトーな人間であることが多い。関西という土地柄がそんなテキトーを容認したこともテキトーを改められなかった一因だと言えよう。

まずシチュエーションが大事なポイント。私と二人きりで今日はぢめて会う、なんてお方は、私がどんだけ日々テキトーなのかを知らない。だから私をよく知るひとを近くに置いていると都合がよい。
「まぅちゃん、昨日どっか行っとったん?」
「あぁ、会議。」
「え?ずっと??何回か来たけど、おらんかったやん?」
「あぁ、会議が長引いてなぁ…しんどかったわ…」
「そーなんや…めっちゃ遅かったな…6時にも来たんやで?帰って来たん、その後?」
「今朝やで、帰ってきたん。」
「えっ?!」
この会話を聞いていた、私をよく知るひとは助言してくれる。
「まぅの言うこと信じらんほうがえぇで?そんな長い会議、あるわけない。もしあったとしても、そんな会議にまぅが出るわけないやんか。」
この助言者がいなければ、私はコウソにオオウソを重ねウソの上塗りをして大嘘付きの代名詞となることであろう。
『私をよく知る人を傍らに』これは最も大事なシチュエーションである。

そして『小嘘』が真実かのように聞こえる『言い方』とは『消極的に言う』ことである。
エイプリルフールなんかで「ちょいとだまくらかしたろか」と思った場合、『小嘘をつく』という同じ行動を取ることになるのだが、エイプリルフールの小嘘は簡単にバレる。それは今日がエイプリルフールだという認識が皆にあるからだと思いがちであるが、実は「積極的」についている小嘘であるからだとみた。
積極的に小ウソをついてからに、その小ウソを本当にするための裏付け的な捕捉を次々と、説明に説明を重ねてしまうのである。相手がちょっとでも疑おうものなら、「ほんま・ほんま。ほんまやねんってっ!」とウソを全面に出してしまう。だからエイプリルフールの小嘘はすぐバレる。小嘘は、積極的についてはいけない。

そして私は、我が二男ヘイポーに、消極的に小嘘をつかれマンマと騙された。
おじーちゃんちから持ち帰って来た荷物の中に、何かを二つに分けたのだろう、と思わるる物が入っていた。
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私はこの袋を見せ、横でゴロンとなって本を読んでいるヘイポーに訊いた。
「なぁ、この袋に入ってるコレ、なぁに?」
「あぁー…?」
本に夢中のヘイポーはキリのいい所まで読み進んでから答える様子で、私の手の中の袋に目もくれない。
「なぁ?何、コレ?」
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「ん?あぁ、それ?ええっと…ソレは…砂糖菓子…やったかな?」
「砂糖菓子?」
「ほら、おばーちゃん、あんまり甘い物とか食べたらアカンって言われてんやん。やからわけっこしたんちゃう?」
「甘い物制限されてたら、砂糖菓子なんて買わんやろうに…」
「もらったんちゃう?お供えとかそんなので、あるやん、よく。いろんな形してるヤツ。花とか。」
「あぁっ!あのお盆の時とかに飾る、アレ?」
「あーそうそうそう。ああいうの。砂糖菓子、やろ?」
「あーあー。そういえば、砂糖菓子って、こうゆう和紙みたいのに包んでるもんなぁ。…でも、ウチがもらっても食べるひとおーへんで?」
「まぁ…チョモのともだちとか来た時に出してみたら?キレイやし。」
「子供が好きなおやつじゃぁ…なさそうやけど…」
「わからんで。好きってひと、いるかも。」
「ま…きーてみて好きって言ったら、あげてみよっと。」
「そうしたら?」

そして、何週間かが過ぎた。
砂糖菓子の出番はなくスナック菓子ばかりを食べていた私は、ヘイポーに「砂糖菓子を食べてみないか?」と数回、持ちかけたがその都度「今はいらない。」と断られ続けた。
それから何週間とまたもすっかり忘れ去っていた砂糖菓子であるが、なんしか砂糖だから賞味期限というものがない。消費しないままでもいつまでも置けるのが砂糖である。インスタントコーヒーの粉をストックしてあるラックに一緒に入れていた砂糖菓子の、見向きもされない様を不憫に思い、ひとつくらいこの口に運んでやっても…という情が湧いた。
「…砂糖菓子…好きじゃないけど、一回…食べてみるだけ食べてみようかな…。」
そう呟いて、私は風呂上りのおやつタイムに和紙を開いた。
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…あ。
いかなごのくぎ煮だ。
砂糖菓子じゃない…ごはんのお供である。そら「今はいらない」よな…夕食後。

「ヘイポー。どこが砂糖菓子やねん。」
「…くっくっく。」
「砂糖菓子とは程遠いモンが出てきたで。」
「…うー…くっくっく。」
「…知ってたん?最初から、知ってたの?砂糖菓子じゃないって。」
小嘘をどんだけあっためんねん。
「…くっくっく。そうやったな、くっくっく。今、思い出した。」

なんて消極的につくんだ、小嘘を。しかも確認すら一切ナシで、ばかりかついた小嘘を忘れてやがった。「砂糖菓子、食べてみた?」とか訊きもせず「砂糖菓子」て小嘘を、言いっぱ。
おぬし、素質は十分なようだな。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-23 23:49 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

おもてなし

「明日、デンタクをおやつに誘ってみて。」
日頃、デンタクんちでいろいろな手作りおやつをいただいているので、一度くらいはデンタクをもてなしておこうと、私は平次に言伝た。
「なんで?」
「デンタクんちでおやついただいてばっかやろ。やから。明日はいろいろおやつを手作りして種類が豊富やからな、おやつタイムにデンタクを誘いなよ。」
「…あぁ…まぁ…ボクの気分でな。」
「明日は、フィナンシェとプリンとぜんざい、だんご。なんならクッキーも焼けるで。それくらいの材料が揃ってるから。ま、材料が揃ってるってだけで、味の保証があるわけじゃないけどな。『レベルの低いおやつ食べに来ぉへん?』ていう誘い方、してよ。」
「…あぁ…誘いたい気分やったら頑張って誘うわ…」
頑張って誘わなアカン理由がなんかあるんか、ごら。
どうも乗り気じゃねぇんだよなぁ…。

PCの画面に向かいながら平次が告白する。
「…デンタクなぁ…ゆぅてたで?『フミのオカンって、ハッキリ言うタイプやな。ひとが気にしてることとかも、ズバって言うタイプやなぁ…』て。だから言っといたで。『うん、本人もゆぅた後で気づいてはいるみたいやけど、なかなかなおせへんみたいやわ。』って。」

明日…頑張らんでええぞ…もてなす自信がなくなってきた。
ちゅーか…もてなしてるつもりで地獄に落としてるかもしんない。
…やめとくのが、賢明な判断だ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-23 22:55 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

サクセスにアクセス

むーちんが観ている横浜国際女子駅伝を、聴きながらチャック(旧:半吉)が、釣り具の手入れをしていた。5月から、趣味である釣りを再開する予定なので今から準備が必要とのこと。
「板オモリが要るなぁ…チンで拾ってくるか。」
「…拾う?」
「うん、落ちてるからな。」
「こないだ…オモリみせたやろ?あるやん、あれ。吐き下しやったっけ?」
「カミツブシ、な。噛んで潰してとめるから、カミツブシ、やで?」
「噛んで潰すんか…吐いて下したら辛いよな、嘔吐下痢症っていう病気の症状やからな、アレは辛いな。…カミツブシじゃアカン理由が何かあるわけ?板オモリじゃなきゃダメな理由があるわけ?」
「コストダウン。」
カミツブシは噛んで潰したらそれまでやけど、板オモリだとこまかーい重さの調節が可能やから。それに、チンにいっぱい落ちてるし。落ちてるし、とかゆーてコストダウン情報通みたいなコト言ってるけど、カミツブシにだって一銭の金も投じてないからなぁ。ルアーフィッシングを楽しむ友人に釣りの面白さを語りまくってんねんゆぅてるおもたら数日中には「ほら、もらってん♪」て報告になってたもんな。口は災いのもとなんていうが、チャックは口にチャック出来なくて得してる。ちなみに、チャックのチャックは横着の着である。

横着であるが几帳面でもあるチョック(旧:チャック…もうどっちでもいい)は、もらったカミツブシや拾った板オモリやもらったワームや木にひっかかっていたルアーを整理して、「今日、行かへん?」と鼻クソをほりながら訊いた。
「チン、にぃ~?」
私は、目クソを拭き取りながら答える。
「ちゃうちゃう、行かへん?って、キラやで?」
「何しに?」
「そりゃ…本返しに。次の本を借りたいから。」
口だけでウマく釣り竿を手に入れる方法が書いてある本なんて、ないと思うぞ。あったらその本にはこう書いてあると思うぞ。「休日におじーちゃんちに行ってそれとなく言ってみましょう。『おじーちゃん、ボク…渓流釣りがしてみたい…ついては高級な釣竿を恵んで欲しいと存じます。』孫可愛さにおじーちゃんは大枚をはたくことでしょう、しめしめ。」
あこぎなヤツめ。

車のオイル交換に行かねばならぬのでキラに行く気のない私は、阿漕の平次(旧:チョック…改名しすぎてもうわからん)をしら~と無視。すると、むーちんが夢中のTVからこんなCMが流れてきた。

冬こそ、頭皮。
サクセスのCMで伊藤英明が、頭皮ケアは冬だと訴えている。

「夏こそ頭皮!て、言ってなかった?この人?」
「実は冬のほうが…てゆぅとかなサクセスの売上が冬に落ちるやんか。」
「みんな『え~…夏じゃねぇのぉ?!』ってビックリやで。」
CMに翻弄される民しか半吉の世界には住んでいないようだ。どこまでおめでたいヤツなんだ半吉。国民は善良ではあるがアホではないのだ、半吉よ。確かにメディアの影響力って大きいとは思うけどそこまで鵜呑みにしているひとなんて、もはやいないと思う。TVが圧倒的な信頼を得ていた時代はとうに終わり、インターネットに取って代わられた。そして垂れ流しの情報から国民は、自分で取捨選択をする時代にまでなっているのだ。半吉よ、誰の言葉を信じ何からの情報を信頼するかは自分で選んでゆかねばならぬ、裏付けを取るのは己なのだから、じっくりと検討したまえ。参考までに、伊藤英明が口にするかもしれない商戦を私が展開してみよう。

冬にせっせと頭皮ケアしたメンズは春に伊藤英明から衝撃の事実を聞くことになる。

夏直前の今こそ、頭皮ケアっ!

えぇ~っ?!冬じゃねぇのぉ?!
春もせっせと頭皮ケアしていたメンズは夏になって伊藤英明から決定的な事実を聞くことになるだろう。

頭皮ケアは夏が本番っ!

えぇ~っ!春にやってたアレって、予備ケアっ?!春じゃねぇのぉ?!

惰性で続けた頭皮ケアを本格的にやった夏が過ぎると伊藤英明からの悪魔の囁き。

夏から解放され冬に向かうこの季節ほど、しっかりと頭皮ケアっ!

えぇっ?!夏でもねぇのぉ?!
秋はアフターケアに力を入れよ。

「そして地獄の冬が来る。伊藤英明は今日も言う。『冬こそ、頭皮!』結局、一年中、頭皮ケアに励むしかないの。頭皮ケアに休息はない。」
私は阿漕の平次に、頭皮ケアのなんたるかを商業ベースにのせて教えて差し上げた。

「年がら年中、頭皮ケアじゃねぇかっ!」
平次は伊藤英明の商戦(あくまでも私が勝手に続けたCMの商戦だけど)をなじった。
「口がウマい」という括りで言えば、伊藤英明も平次も目クソ鼻クソなんだけどね。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-22 21:07 | +in the sky?+ | Comments(0)

改革派

「日本ジンミンはその所有権が侵されることがないとある。日本コウホウをひらけばコウザン事業がもし公害に害をおよぼした時は政府は与えた許可を取り消すことができるとある。なぜ、政府は」
「はい、ストーーーーープ。はい、一時停止、はいストーーープ、ちょいと待たれい。はいはいはい、そのままそのまま、そのままで一時中断。」
残業して帰宅したむーちんのため夕食を炒めている私の後ろで、ブツブツと訴えながら冷蔵庫より何かを取り出す半吉を見た私は、中華鍋の火を止めて、デジカメを取りに居間へ向かった、四歩半。
「はい、再生。続けて。」
「…何よ?」
「いいから、どうぞ最初からもう一度。写真撮るけど、お気になさらず。」
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「帝国憲法によれば、日本臣民はその所有権が侵されることがないとある。」
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「日本坑法を開けば、鉱山事業がもし公害に害をおよぼしたときは、政府はあたえた許可を取り消すことができるとある。」
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「なぜ、政府は法律に従わないのか。渡良瀬川沿岸の農民は、すでに十年にわたって被害を受けてきた。この農民を見殺しにしていいのか。足尾銅山に、鉱毒をくいとめるよう厳しく命令し、それができないというなら、採鉱をやめさせるべきではないか。」
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「私はアナタに言うべきでなはいか。グレープゼリー片手に語られてもなぁ、説得力に欠ける。」
国語の授業で習っている箇所を、暗記したんだね。
「やめさせるべきではないか。…ま、御苦労さ~ん。」
「…ネタ?」
「ネタ。」
そのエネルギーは他に使え。
私の前で披露してもブログのネタくらいにしか、ならねぇからサ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-20 23:27 | +開楽館+ | Comments(0)

かたつむり

大人になると子供ほどの好奇心は抱かなくなるものだ。
同じ年代の大人の中で私は、ちょっとした好奇心くらいを持ち合わせていると自負していて「私…チャレンジしてみる…」とチャレンジして失敗に終わることが多いが、こと「食」に関してはとても否定的である。というのも私が大変な偏食であるからで、今でこそマシな食事をしているけれど食べられるかどうかわからない食材が多すぎる。チャレンジ精神を発揮してたまにチャレンジはしてみるが、おおよそのカンで「無理だろうな」と頭から決めてしまうクセがある。「チャレンジしたくない」と一度思ってしまうと、チャレンジしたくない理由をアーダコーダと述べられるというのが、偏食家の癖である。
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「お。なぁなぁ、すんげぇ気になるやん『エスカルゴのオーブン焼き』。みんなで食べてみーひん?」
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「食べてみたくない。みてごらん、ここ。デンデンムシやで。よくわからんのはなんで「殻つきのイメージ」をわざわざ載せたんか、てトコや。イメージダウンやないか、隠しといてほしい。全然、チャレンジしたくない。食べたかったら半吉ひとりで食べてや。」
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「ほらほら、『香ばしいガーリックバター風味』やってよ?まぅガーリック好きやん、バターも。香ばしいってサ。」
「ええか?ほんまにおいしい食材は、基本「ナマ」がウマいねん。ガーリックで臭みを消してなおかつオーブンで焼かんと食べられたモンちゃう、ていう解釈をするな、私なら。」
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「ほら、ほら。一個くらい食べようよ。『サザエ・ワビに似た食感で大人気』みたいやで?」
「サザエとアワビに味が似てるなんて一言も書いてないやろ?似てるのは食感だけやねん、わかる?食感が似てるっていうことはつまりカタいってことやと解釈するな、私。いい言い方したら『コリコリ』悪い言い方したら『ゴムのよう』。食感が野性的、て意味なだけ。」
「大人気ってことは、ウマいんかもわからんやん?」
「あのね、売れ残ってる商品とか売りたい商品を売る時、私は『スタッフおすすめ!』とか『人気急上昇中!』ていうPOPを描いてた。世の中の仕組みはそうなってる。」
どこまでも否定し続けたが半吉は責任持って自分で消化すると言い『エスカルゴのオーブン焼き』を注文。どうぞおひとつ、と勧めるのでかじるだけ、と断ってかじる。
「はい、無理っ。アンタ、責任取りや?」
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責任を取って平らげながら半吉は言った。
「ぬっるぬるしてる…」
「やろうな。殻を外したデンデンムシはもうデンデンムシじゃなくてナメクジに近いからな。想像に難くないてカンジ。」
「どっこが『大人気』やねんっ…ホンマに人気あるんか??」
「それ『ダイニンキ』じゃなくて『オトナゲ』やで。味がオトナゲ、やねん。『大人の味』って表現するよなモンがどうゆう味をしてるか教えたろか?クセがキツい、アクが強い、辛味がエグい、食べにくい。」
「オトナゲやったんか…まぎらわしいな…」
戯け者めが。偏食家の忠告を甘く見た半吉に非があるんや。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-20 17:50 | +in much guy+ | Comments(0)

あれ

我が家では大粒の牡蠣が安い季節に、おもてなしとしていける酒の肴をたまに作る。牡蠣をジュウジュウ焼いてオイスターソースをからめそれをオイル漬けにしたもので、コジャレた感じに小鉢なんかにちょこんと置いて白髪ネギをあしらったらコレでちょっとした酒のアテになる。それなりのおもてなし度があるし保存もきくので大量に作っていると、酒豪がよってたかって「あと一品」の物足りなさを感じた時に、もてなす側としては楽勝で追加できるというすぐれたアテである。しかも、簡単なのに「手間暇かけた」みたいな味が出せるので株も上がる。
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で…その…このアテなのだけど、我が家の定番メニューというわけではなくおかずというわけでもなく単なるアテなので、メニュー名なんぞというものがない。
毎日のように「今日の晩飯なぁに?」と訊く我が家の男衆に、これが晩飯に一品として入っている時「牡蠣のアレ」と言っている。反応も「あぁ、牡蠣のアレな。」ということなので、我が家でコレは「牡蠣のアレ」になっているが、本当のメニュー名は何と言うのだろう。たとえちゃんとしたメニュー名があったとしても今更そのメニュー名で言う必要もないのだが、もしも誰かをもてなす際に「飲み会でも開きませんか。唐揚げ、パスタ、餃子に牡蠣のアレなど用意して19時にお待ちしております。」と言うのもアレかと思って。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-20 08:46 | +in much guy+ | Comments(2)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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