どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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プロジェクト・S

私の『サザエ計画』が動き出した。
家族の中では一番の絵心を誇っている私であるが、なんしか我が家の絵心が残念なレベルである。落書きよりもヒドい。
そこで、ササをヘッドハンティングした次第である。
噂によればササ家は親の代から絵心がズバ抜けているらしい。「ドコまで希望が通るカンジ?」と半吉に訊けば「どんな希望でも通る!」と言い切る。「あぁ、そう。んじゃ、ササを呼び出そう。」
呼び出すまでもなくササは1月23日、我が家に「大人気の酒粕」を持参してやって来た。
ササやんがくれると言っていた酒粕は、そのまま食べてもウマいらしい出りゃぁすぐに売り切れる入手困難な酒粕。「いい酒粕が手に入って~ん。食べるんやったら、味、みてみる?」「わ~いっ!みるみる~っ!!」遠慮を知らないので、もらう気マンマン。
早速、粕汁を作った。あと30分で出来上がるから味見していったらええやん?と門限の時間になったササを引き止め、「ウチとこでかる~くごはん、食べるからね~。」とオカンのササやんに了解を得る。一応、ウチと違って女の子だから。

私のサザエ計画を、大雑把に説明するとササは言った。
「サザエ…なぜそんなことを…」
「楽しいやんか。」
ど~かしてんちゃん、ササ?楽しいからに決まっとるやないか。他になんぞ理由があるか?
「んじゃ、ササは『サザエ計画』に、はよ、取りかかって。」
「…はい。」
私は、ササに希望を言う。セクシーサザエと~、セクシーワカメ、クールカツオに、げっそりタマ、でイこか。大きさな?サシで測って。特徴さえディフォルメ化してればサ、似てなくてもそれはそれでオーケーやから。ほら、このな、この髪型さえあればもう似てなくてもサザエやん?ほんでほら、パンツ半分見えてたら似てなくてもそれはワカメじゃん?坊主でぇ学生帽がなんか被らしたらまぁ似てなくてもカツオでイけんちゃん?そしたらやぁ、もうネコ描くだけでソレって、タマやないか。
「…うぅーん…。てゆーか…もうサザエとワカメでタマがキたら、このメンバーならカツオしか…」
「じゃぁそれでいいやん。サザエとワカメで固定メンバー作ったら~まぁ、猫がタマで~、ほならもうカツオはどうでもいいや。マッチョカツオでもええで。何ひとつ似てなくても、もう疑いようがないからな、カツオ。ホモダホモオみたいなことでも、カツオとしてイける。」
「う…ぅう、ん…」
アンタならヤれるよ、ササ。
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スイカがはんぶんこなわけよ。
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たにおりのやまおりで~
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コレが~
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こうでしょ~?わかるよねぇ??

下書き、する?と言えば、する、と言う。
下書きの出来具合をみて、追加注文を次々に出す。
おっといいコトかんが~えた♪つって。
私のいいコト、それはササにとって面倒なこと。
粕汁の試食と引き換えにササは『サザエ計画』の右腕となって身を捧げる契約を、自動的に結ばされた。私のコーヒーのいれ方のレクチャーまで受ける。
「いい?一回しか教えへんで?こう・こう・こう・で、こう。はいジャーで、ほいジャー、はい出来上がり。覚えた?次に来た時、テストするからね?じゃ、サザエ計画に取りかかって。」
言われるがままにサザエ計画の任務を遂行するササは、描いている途中で訊く。
「ええーと…コーヒーの粉は…2?」
「2。」
「あの白いのは?白い粉って、何やったっけ?」
「ミルクパウダーね、あれ3ね。」
「ミルクパウダー…3。…3。」
「砂糖1。ま、配合に関しては2回までは教えるからサ。」
「家で…練習してくるわ…。」
ザ・真面目の塊、ササ。
「あ~家で練習したってアカンで。粉の濃さが違うから。ウチの粉やから2で味が出るけどたぶん一般家庭のコーヒーは薄いで。ウチのは業務用やから。」
「そうなんや…」
「うん。」
デカさも二倍、量も二倍、濃さも二倍、業務用コーヒー。を、ちゃんと消費できるの、私ひとりで。
私の好む濃さ、好む味、好む温度をバシッとつかんでるのは、私しかいないんだけどね。でも一応、レクチャーするの。ミズオとノロに加えササも入れてみた。只今『まぅコー係(まぅの好むコーヒーを入れる係)』三名。クッキーのようなケーキを作る職人チィには教えらんねぇ。だって私のコーヒー、一回の量が500ml近くあるんやから。マズかったら500飲み干さなアカンねで~地獄。半吉にも教えらんねぇ、アイツいらんことしぃやから。よかれと思って味の素を隠し味に入れそうだ。隠れてねぇからな、味の素。今のところ、ダントツでウマく入れられるのはミズオであるが、受験生なのでジクに忙しくとんと入れに来なくなったので、次世代コーヒー係を確保。

軽食をとってドップリ暮れたので半吉にササを送って行かせ、戻って来たところで『サザエ計画』再始動。正確にサイズを測って描いたはずの磯野キョウダイたちが、若干こんまい。
「ぅあ゛~~~~~~~っ。半吉、ササにメール打って。本文ゆぅでぇ~事件ですぅー…」
「ぁあ゛~~~っ待って待ってっ!」
「件名が『事件です。』でいいや。はい、イくで本文。『ワカメの足が2ミリ、タマの腕が1ミリ足りません。サザエの頭も1ミリ足りねぇ。強引に引っ付けてみましたが許せない隙間がございます。わたくし、完璧主義者です。ところで明朝4時はどちらにおいでですか?あなたにはやらねばならぬ仕事が出来ました、ご愁傷様です。』はい送信ピコ~。」
「ええー…と…。」
「ササ、本気にしそうやなぁ。」
「するで、ササ。ホンマ本気にするからなぁ。」
「明朝3時…いや5時…やぁ~5時やとリアルに来そうやしなぁ…来られても起きてないで土曜やのに。平日でも寝とるわ5時。3時じゃぁジョーダンっぷりがよくて本気モードオンにならんしなぁ…。…4時。あぁ、やっぱ4時かなァ『よ、よ、よ、4時ぃ~~~?!』あ・4時でイこう。4時な半吉?4時・4時。」
本気モードのボーダーライン『明朝4時』。
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ササからの返信は、どうしょう全部ミリ単位やな~朝…家の布団の中、起きてたら机の椅子に座ってると思うゼ!
明朝4時はどちらにおいでかの質問に答え、半分だけ本気モードのスイッチ入った模様。
そのままほっといたら、ササからのデコメ。ガンダムが『サザエ計画』にノってる。パケット喰うやいないか…私、パケホちゃうのに。
「遅くにすみまそ~ あのさ、明日の朝に…どうすれば…?まぅの家に行くん? ガンダム ガンダムじゃないの」
ガンダムじゃ、ねぇよ。サザエだよ。『サザエ計画』だ、これは。4時はジョークやで?修正はしてほしいけど急がへんから、と返信すると、血管浮き上がってるマークが連打され「傷ついた(怒)」。4時なんて起きれないからもうずっと起きとくしかないと思い、21時くらいに襲われた睡魔とカックンカックンして戦ったらしいササに、連打された血管マークを引用し「←これ、四角につながってる~幾何学的・幾何学的」と開楽館。ウチなぁ…言ってることの9割はテキトーやから、ゆっくりおやすみや?

後日、まぅコーの練習とサザエ計画の修正をしにやって来たササは開口一番、私に言った。
「ひどいよな?なぁ?ひどいよなぁ?4時とか。」
「アンタが本気にするからやん。あんなん信じるほうがどーーーーーかしてんちゃん?」
「ふ…ふふー…」
ササやんは、力なく「ふふー…」と笑いをフェードアウトさすのがクセである。
「さっ!とにかくササは『プロジェクト・サザエ』に取りかかって。正確に測ってな、もっかい。ミリ単位の修正やからな?きもーち長めに描いといて。余りを切ることは出来ても、足らずを伸ばすことは出来ん。あ、それとなぁ、タマの鈴さぁ、あれヨダレかけみたくなってた、アレはいかんなぁ…。除夜の鐘やからな?こう…わかる?みたことある?煩悩の数だけ打つやつ?」
「…ぅうーん…ちょっとだけなら…」
「私さぁ…描けるかなぁ…ちょっとイメージをな…こう言いながら描くけどさぁ…こやってな?ほら、鉄のちょっときったない錆びてるかな~くらいでさぁ…このヘンのトコがボコボコってサ。大仏の頭みたく丸いのがポコポコポコて、ほら、なってんやん?ここほら、帯状にサ?な?でココほらほら、突くトコさ、まぁるく、な?ココを打ってね~みたいなな?あるやん、そうゆうの。ココ目掛けて突いちゃ~うよ~百八っつ!な?な?な?わかったぁ?ほら、こんなん、除夜の鐘。つかんだ?イメージ。」
「…う、うーーーーん…ビミョー…」
「だってな?こんだけ重い除夜の鐘を~首から下げてるからこそ~、タマ、げっそりしてんねんで?ソコ、大事。タマ、毎日めっさ苦しい。」
アンタがヤらんでダレがやるよ、ササ。
頑張ってそれらしさを出して描いたササであったが、いかんせん「ミリ単位」の微調整がいるほど「タマ自体」が小さいのである。そのタマの装飾品である首の鈴に「除夜の鐘」の重みを出す…難題だ。
「…はい…これ…どう?」
「…ううむ…。前よりかはよくなった…けど…なんか軽いねんなぁ…そうか…この小ささでは無理かぁ…。」
ドデンとデカい除夜の鐘。その重量感を出すのに必要なキャンバス、3ミリ。…無理か。
「…わかった。除夜の鐘、やめよう。普通に鈴つけよう、いつもの。けど、タマはげっそり。すんごいげっそり感を出そう。あばら見えちゃってるくらいの。」
「…ふふぅー…」
クセが出ちゃってるね。出すのは、あばらやぞ。

「出来た~っ!どう?」
「あ、いんじゃない?サイズ大丈夫?長さ、正確??ソコ、ほんーーーーま、重要。」
「大丈夫、ちゃんと測ったから合ってる。2センチ。」
「オーゲーオーゲ。テェ~ンキュゥ♪ネイティブな発音でゆぅたで、テェ~ンキュゥ!どうする?今日の門限て、何時?」
「…門限…まぁ…帰った時が門限…」
「遅かったら怒るやろ、ササやん?メールしてみ?ウチで夕食、食べるって。ウチは知らないひとが夕食を一緒に食べてるってカンジやからかまへんけど、了解だけは取ってよ?私とて何の報告もなしに半吉がヨソで夕食を食べて来たら、さすがに怒るからな。」
「…まァ言うやろけどな、迷惑やろっ!てな。ドコの家の親も、絶対ゆぅからなぁ…」
半吉が推測。まぁ今まで「迷惑やろっ」て言わなかった親、いないもんね。
「私、迷惑な時はハッキリとその場で『迷惑やから帰って』て言うで。なぁ、ミズオ?アンタ『はよ帰って?』て何回も言われてるよなぁ?」
途中で我が家にやって来たミズオに話をフる。
「いっぱい言われたなぁ…。あと、まぅちゃんち行っていい?て訊いたら『イヤ』とか、まぅちゃんちに来たんやけどドコにおんのぉ?あと何分くらいで帰って来るぅ?『今日は帰らん』とかな。」
「はぁ~??最近、私の誘いを断ってんのはミズの方やでぇ??いっつもジクやん。ジクジクジクばっかり。そんなにジクが大事かっ、ジクぐらい休めやっ、勉強しやがってっ!」
「だってホンマに塾やねんってっ!ミズ受験生やねんでっ塾大事やんっ!受験が終わったら、行くやんっ。高校生になったら遊び行こな?みんなで大阪、行こな?」
「ふぅーん…高校生になったら大阪?高校なったら?…なれれば、な。」
「ひっどっ!…どうしよう…落ちたら…」
「ウチで下働きしぃな、時給、出さんで。」
「ひどい…」
私たちが楽しく盛り上がっている間に「まぅちゃんちでごはん食べていい?」とメールしたササは、オカンに「アカンに決まってるやろっ!」と返信をもらい、深く落ち込んでいた。早く帰ってきなさい、別に帰って来んでもええけど?とカブせられ、「うわー…こんな返信…傷つくわぁ…」と、涙をチョチョ切らしていた。
「ササ帰ったらな?オカンにウチとこの情報、少しずつ流してったら?ヨソの子が来てごはん食べてる、とかさ。ミズオ、昨日もウチで食べとったで?ミズオのオカンも最初は『迷惑かけたらアカンっ!』とか言ってたけど、今じゃぁ『ゴメンなぁ、よろしく~』てなモンやで。」
「いや?今でもオカンゆーてんで?『まぅちゃんの迷惑もちょっとは考えやっ』って。」
「ちょっとも考えてへんやないかっ」
「考えてるーっ!ミズだってちゃんと考えてるーっ!今の時間に行ったら迷惑かなぁ~とか、考えてんねんでっ!」
行く時間帯かよっ。行くこと自体を「迷惑ちゃうかな~」て、まずそこで考えるんだけどね、通常は。
「結局、来るんじゃんけっ。」
「まーまーそーやけどぉー。言うやろ?まぅちゃんアカンかったら『帰って。』て。」
「言うね。」
「やっぱ言うんかいっ。」
「そんなんなー迷惑やおもてんのに『ぜんっぜん、迷惑ちゃうよぉ~』とかゆぅてホンマに居座られたら、めっちゃ迷惑や。私は、言う。」
今までも言って来ただろう?うわ~先月ちょっと仕事サボりすぎてんやんかぁ…ちゅうわけで今日から二週間ほど貧乏週間に入るから。夕食の時間になったらさっさと帰って?
優しいミズオは、ウチにトマトやミツバやなんやの種をくれたね。
収穫する頃にはね、なんつーのかなぁ、来月の給料が入ってね、貧乏からは脱してたな。十分、喰ってたよ。
「…あれ?ササは?」
「…えぇ?!とっくに帰ってったで??」

ササの健闘の結果、プロジェクト・サザエは成功。
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サ~ザエ~さん・サザエさ~ん・サザエさ~んは・ゆっかいだなぁ~~~~~~♪
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夢の共演、かんぺち~。
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見えてるね~パンツ。セクシー!
クールだね~カツオ。
服の上からでもわかるカニ腹の腹筋。脱いだら、ズコいわよ~っ。
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セクシー盛り盛り盛っちゃってね~、セクシーサザエ。
タマ、辛そやな~。

か・ん・ぺ・ち。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-29 18:46 | +朝臣寺+ | Comments(0)

ゆらぎ

約6年前この家に越して来てから、我が家の入浴事情は『基本的にシャワーシャワーの一本槍』というスタンスでやってきた。つまり浴槽に湯を張らない。浴槽が「深くて狭い」うえに「追い炊きや保温の機能は一切ない」というバリアメニーなバス環境にあるからして、垢を落とすだけの目的しか持たない風呂場であり、あまり長居をすると古傷が疼いたりなんかする。とても「癒しの空間」とは言い難い。寒さの厳しい冬の季節にだけ致し方なく浴槽に湯を張っているが、驚異的なペースで冷めていくものだからなんとかぬる湯でも「あったまった~」という気分を味わいたいために、入浴剤をこれでもかと入れている。そんな過酷な、バスタイムである。

ほんで最近は「桜の湯」と「ゆず湯・濃縮タイプ」で暖をとっているのだが、浴槽の湯が冷めれば壁の給湯スイッチを操作して75度の熱湯を足す。油断をするとヤケドの恐れがあるが、6年もの長きに渡り熱湯での湯温調節をやっていればこなれてくるもんで、湯の温度を上げるも下げるもピピピピピ~っと指一本よ・かっかっかっ。スイッチ2つしかねぇから。

給湯の湯温調節のスイッチは2つしかないのだけど、風呂場の壁にくっついてる「スイッチ収納ケース」みたいなんをパカっと開けると、ここには計9個のスイッチがついている。うち8個は使いこなすのであるが、ひとつだけ、ただの一度も触ったことのないスイッチが存在する。それが「ゆらぎスイッチ」。
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「なぁ?お風呂のな?『ゆらぎのシャワー』ていうスイッチ、押したことある?」
家族全員に訊いてみたが全員一致でこう答えた。
「ない。」
6年だぞ?6年間シャワーをガンガン使ってきて家族四人の誰一人、ゆらぎのシャワー体験者おらず。
「あんな?あのカパって開けるとこの下にな?ゆらぎ中はゆらぎます、みたいな注意書きがあんねん?どうゆらぐんやろなぁ?」
「今度、シャワー使う時、押してみようか?」
そう名乗り出たのはヘイポー。
「うん、やってみて。」
カパっと開けたとこに説明のある「ゆらぎ設定」を読み、ゆらぎスイッチを押したヘイポーは報告した。
「あんな?ゆらぎ、押したんやけど、温度を設定する、とかあって…それをやらんかったから、いつもと変わらんシャワーやったで?」
「そうか…」
温度を設定しなければ、ゆらがんのか。
つまりは予想こうである。
ゆらぎスイッチを押し、我が家の給湯温度設定37度から75度の範囲で「ゆらいでもいいかなぁ」と思える温度を設定する。
そしたらシャンプーを流す時に、最初40度だったシャワーが39度になったり41度になったりする。
…ゆらがれてもなぁ。その微妙な違いを感知できるかなぁ。43度だったシャワーが37度になれば感じるかなぁ。そしたらアレかなぁ、山奥にキャンプに行って~共同浴場があるからお風呂行ってくるわ~ゆぅて~、うわっ10時までで終わりやてっ!うわっ!15分しかないやんっ!ほんで行ったはええねけど水圧がどーも足りひんとチョロチョロ出るシャワーで~うわっ急に水になったっ!あっうわっあっつっ!!…て、デジャヴー?!…あったな、キャンプでそうゆうこと。家に居ながらにしてキャンプ気分『ゆらぎのシャワー』。宣伝文句は決まったな。
一か八かの湯温フル設定にした場合、シャワーが「ぬるい」から「熱過ぎる」までの温度幅を独断でチョイスしてゆらぎ始めるというサバイバルバスタイムが実現するわけあるが、コンディショナーを流す時に一瞬だけ75度にゆらいでしまったりなんかすりゃぁ、命にかかわる。ゆらぎスイッチ、別名、ガチンコスイッチ。キャッチコピーはちょっと魅惑的につけといたほうがよさそうだな。
熱湯風呂のあのリアクションを 日常で ちょっとだけ
                 今夜ア・ナ・タを… 訴えてやるっ♪

どうだろう、ダチョウ倶楽部が浸透・浸透。
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湯温をゆらがしてみるか、今夜あたり。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-28 15:50 | +cool down run+ | Comments(2)

感謝の意

卒業という節目を前に、「感謝を込めたプレゼントを作りましょう」という家庭科の学習があるということで、希望を訊かれた「なにが欲しい?」
「私、いま欲しい物の一番は帯なんやけど、織ってくれんの?フォーマルな感じで。」
「無理に決まってるやろっ」
「まず弟子入りしないとねぇ…とりあえず卒業してくんないとなぁ…弟子って住込みやで?」
「4時間しか、ないねん?絶対ムリやねん?4時間で出来るモンゆーてくれるか?」
「感謝なら言葉でええわ。いらんもんはいらんから。」
「授業として作らなアカンから何かゆぅて。」
創作キットの一括購入の中から選んでもいいし、自分で材料を用意して別の物を作ってもよいので、冬休み中に決めて材料を取り揃えておくように、とのお達しがあったので「創作キット」なるものの見本を見に行ってみたが、ピンと来ない。ティッシュカバー、ランチョンマット、ううむ、いらん。

そんなわけで、私が作ろうと思っていた「刺し子ふきん」の材料をそっくりそのまま半吉に渡し、刺し子図案をいくつか見せて刺し方もチョロっと教え、一針一針、感謝の念を込めて刺してきな、と言い渡した。完全手縫いだぞ?と言っていたので半吉は最初の2時間、ふきんのフチを装飾っぽいデザインを考えながら手縫いしていたそうな。すると担任のごっちゃんが、あまりに時間のかかり過ぎる半吉に、回りはミシンでガーって縫って模様を刺繍したら?とアドバイス。
「いいえ…母が…刺し子の良さがなくなるから手で縫ってほしいと言うもんで…」
そう答えると、ごっちゃんは笑っとったそうだ。
「ミシンつこたほうが早くてキレイに仕上がる、と思うならつこたらええ。アンタが使いたいならミシンにしたらええ。でもそのふきんは、刺し子じゃぁないから『刺し子じゃない』と思いながら私は使う。」
完全手縫いで『刺し子』の冠がつけられるよう、頑張ってはみたものの自分が思うようには進まなかったようで、デザインを大幅に変更して挑んだが、それでも4時間では出来上がらなかった。それが腹立たしかった様子で、帰宅した半吉は言った。
「結局、出来あがらへんかったがな…。」
「まァえんちゃう?とうぶん一緒に暮らすやろから、出来あがったらくれたらええし。そないに急ぐモンでもないで、ふきん。」
「急ぐねんっ。4時間で出来とかなアカンかってん。コッチだって急いでやってねけどなぁ…ごっちゃんが色々ゆってくんねんっ。刺し子やってゆーてんのに『ミシンで縫ったらええのにーっ』とかやっ。もぅ…刺し子やのにっ!」
「くっくっく。ごっちゃん、若いからなぁ…刺し子のなんたるかを教えたらなアカンなぁ…。じゃぁ、今度ごっちゃんがなんやゆ~て来たら職人気質でゆぅたら?『知らんもんが手ぇ出すんぢゃねぇっ!』ゆぅて。触るでねぇ!あっちゃ行けぇっ!ゆぅてな。」
「もう時間ないで。家庭科展に間に合わへんかったから。縫う時間はもう無い。」
「…なぬ?」
どうゆうこっちゃごらぁ。時間はある、たっぷりとな。出来た時が完成の時や。何をほざいとるんじゃ、半吉。

事の詳細を訊けば、4時間の家庭科で作った作品から家庭科展に出品する作品を選ぶ。その作品を作る、4時間。
学校教育よ、そんなに締切が大事か。感謝を込めてプレゼントするとはよぉゆぅてくれたもんや。キレイごとゆーてんじゃねぇっ「家庭科展に出品する作品を作るついでに親に感謝を込めてみましょう」の授業じゃねぇかっ。学校がそれを求めても、母は求めん。半吉よ、手縫いでやれ。刺せ、出来あがるまで。てめぇが守るのは締切じゃぁねぇ、感謝の意だ、てやんでば~ろ~っ!

刺し子はね、下々の暮らしの民がね、産着やおむつなんかに刺したのさ。麻の葉のようにスクスクと子供が育つようにと願いを込めて、麻の葉を図案化して一針一針、おっかぁが夜な夜な刺しに刺したんだよ。…と、私は本当にそうは思っていない。子供5人10人が当たり前だった時代に、短い期間しか着ることのない産着やおむつを、次の子供その次の子供でも使い回すためには、上質とは言えない布を補強する必要があった。フチだけを縫い合わせた雑巾はすぐにヘタるが、フチから渦巻き状にグルグルと運針して縫い合わせてある雑巾はいつまでも使える。それと同じで刺し子を施した産着は、洗っても洗っても簡単にヘタれはしなかっただろう。長男に着せ、二男に着せ、長女が着、三男が着る、ほつれてきた所に違う糸で夜な夜なまた身籠っているおっかぁが刺す。「この産着も…もう4人も着たのねぇ…」あと2人が限界かしら。スクスクと育って来た我が子を家庭の雑事の片手間に育児しているおっかぁは「私の赤ちゃんがスクスクと育ちますように」なんて、いまさら悠長に願いを込めて刺すまでもないだろう。スクスク育つことは4人の子供で実証済み。
合計3回の刺し子を施し、おっかぁは4男6女の子供を育てあげる。丁度そのころ隣村では、おっかぁの姪っ子が初めての子供を授かるのである。
「タエちゃん、ウチの子たちの産着を持って来るさけぇ。赤子が産まれたらなにかと物入りだで、財布の紐はしっかりときつく縛っとかなアカンえ?」
おっかぁは押入れにしまい込んだ産着を2枚、出してきた。ススけた産着に最初は黒、そして紺、最後は朱色の糸で刺し子が施してあり、裾はだいぶほつれている。
想いが込もるのは、この時である。
この産着に最初に手を通した長男も、もう、12才。百日咳を患って寝ずに看病をした時は、末っ子のチエがこの産着を着てただやぁ…ほんにあの子の夜泣きはひどぉてそこいらじゅうのたうちまわっとったもんや…。

半吉もじきに13才。
初めて刺し子に手を出した時は、家庭科展に間に合わなかっただやぁ…。
「だからミシンで縫ったらええってゆったのにっ」てごっつぁんに言われた時は、悪態ついてのたうちまわっとったもんや…。
ウチではなぁ…ふきんが台拭きになり、雑巾になり、靴磨きになるだで、しっかりと刺さなアカンえ?
半吉の込めた感謝は、裏切ることはありゃしまへん。
刺し子に費やした時間の5倍、使い回せるだけの強度になってちゃんと返って来るけぇ、休み時間を使ってちゃ~んと最後まで仕上げてくんれろ。おっかぁの待ち時間に、締切はねぇだで。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-27 15:11 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)

箸の研磨体験

日曜日に我が子が行ってきたバス旅行の行先は箸の産地。そこで「箸の研磨」を体験することが出来たようだ。
「あれ?荷物の中に箸が入ってたやろ?」
月曜の朝に帰って来てそのまま学校へ行った半吉が、漁った形跡のある土産物袋を漁りながら、言う。
「箸…?ぁあ~そういやぁどれかの袋に、割り箸のようなモンが入ってたんを見た記憶はあるなぁ…」
「割り箸ちゃうわっアレ!研磨してきたちゃんとした箸やでっ。どれに入ってた?」
「…さぁ…どれやったかなぁ…見たなぁ…割り箸か、ておもたけどなぁ…」
「もしかして、捨ててへんやろな?」
「捨てた記憶はないけど…割り箸やからなぁ…触りもせず、出しもせず…」
「塗り箸やでアレ…割り箸ちゃうゆぅねん…」
「カニ手掴みで食べて来て割り箸つかわんかったからもって帰って来たんとちゃうかったんか…」
「なんでわざわざ割り箸持って帰って来んねん…」
「…いやぁ…貧乏精神で?何かに使えるおもて?アレか、最近ハヤリのエコか。これもエコか、靴下スーパーソックスなってんやん、それもエコか?」
「だからちゃうゆぅてるやろーーーーっ」
結局、ビンコゲームで当たったフォトフレームと目覚まし時計と一緒に入っていた箸は、ヘイポーの研磨した箸で、「半吉はおじーちゃんちに行った時に僕専用として使うゆぅて置いて来たやんかっ!」と、教えてもらっていた。自分の記憶なのに弟にストックされていた。兄弟間、記憶量のエコ。覚えてんのは、ひとりでえぇ。

塗りの箸の塗りの回数は、な・なんとオドロキの11回重ね。塗ったね~。真っ黒の箸を研磨することで、下に塗ってある塗りの色が出て来、それが模様になるという研磨体験。緑と黄色の色をいい具合に模様として出そうかなぁ~と思えば、きっとポイントは研磨の角度であろう。これぞ技術職といった趣きの体験というのは興味をそそられるものである。
「わ~楽しそ~うっ♪やってみたーい。」
「まぅもバスに乗れたら、こんな楽しい思いが5000円で出来んのんに。」
「やっすいなぁ…5000円…。いや、5000円ある?ってゆぅたら今は無いけど?そう思うと高いな…」
「安いがなっ!ゲームして、ジュースもビールも飲み放題で、おやつ付いて、豪華な昼ごはんついて、温泉入って、お土産あって、箸削って!5000円やで、5000円!」
まぁあ…箸はなぁ…。『えぇ?!箸が削れて5000円?!』てゆう喰いつき要素として加えていいかどうかはわからんけどな。そら私にしてみたら、『えぇっ?!箸も削れんのっ?!箸削っても5000円ぽっち?!』やで?確かに。でも、5000円の日帰り旅行のプランを発表して『えっ?!箸が削れんの?!じゃぁ、行くっ!!』てな反応したら間違いなく言われるだろう。『ソコかよ。』て。
私はこのごろ物件を見ていて、『ソコかよ』という視線を浴びている。カントリー調の内装にリフォームされたモデルルームでは、キッチンにかわいらしいタマネギがぶら下り、小麦の穂がディスプレイなんかされ、アンティーク塗装がされた使い勝手の悪そうな家具が並べてあった。中に居らした不動産屋さんの事務員のようなおねーさんが「このマンションは家具付きですよ。」とおっしゃるので「そうですか…で?あのタマネギもついてきますやんね?」と確認すると「…もちろん。」と言った。おねーさんは言葉にはしなかったが『ソコかよっ』と突っ込んだと思う。「あ~この家、見に行ってみぃひん?…縁側、あるで。」と広告を見ながら言えば半吉が『縁側?ソコなん?』と言ったし、築古年の中古物件を見たあとで「古いですけども…まぁ…どうでした?」と質問するフクちゃんに「落ち付く、ゆぅたら、落ち付く家ちゃいます?…おばーちゃんちみたいで。」と返すと、フクちゃんは笑った。『ソコかよっ』ていう突っ込みやったんやろな、あれ。私、率直な感想を素直に真面目に述べただけなんやけどなぁ。ガラガラガラ…おばーちゃん居てるぅ?もうお昼たべたーん?ゆぅて、入っていったからな、あの空き家。実に自然だった、居そうだった、おばーちゃんが。

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「この箸の削り方でなー、性格がわかるねんてー。」
削ったあとで性格判断のオマケ付き。
「へぇ…性格がねぇ…。で?ヘイポーはどんな性格やって?」
「それがなぁ…ナントカタイプ、ってゆぅのを言ってる時、おばーちゃんと話ししとって、ちょーどそのタイプのとこだけ聞こえへんかってん。」
説明してくれてはんねから、私語を慎め私語を。肝心なトコを聞いていないタイプ。
「これなぁ…なかには『もうこの黒の塗りのままでええわ~』ゆぅて削らへん人、おるんちゃん?」
「あ、そうゆう人、おるで。一回も削らへん人は…なんってゆってたかなぁ…あ、お金持ち・お金持ち。」
それって…性格判断か?
まぁ確かにお金持ちって、削らなさそう。そうゆう作業は、やらなさそうね。
「半吉は?どんな削り方してどんなタイプ?」
「丸く削ったうえにー、いっぱい削ってー…、削ったから~…。…わからへん。」
やるだけやったらあとは忘れるタイプ。

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「ヒーのは削ったトコロな、下の木の部分が見えてるやろ?こうやって木が見えるまで削る人って努力家やねんて。」
「あ、そう?私とことん削って木ぃ出しちゃうな。塗りのよさ全部ね、削り取っちゃう削りっぷり。いつまでも削っときたいわ~楽しそ~っ♪めっさ木目、めっさ木目。せっかく11回も丁寧に丁寧に塗ったのに水の泡。でも、すんげぇ努力家やん。そうゆうことやんな?」
「そうゆう人はひととしてどうかと思うな。」
「性格判断してくれる人が説明に困るかな…『この削り方は…人間じゃないですね。』とか言われたりしてな。『次に生まれる時は人間を選びます』て返しとこ~っと。」
性格が曲がっている。が、努力家なコトには違いない。
「じゃぁさ、一回『ガリっ』てやっただけで『出来た。』とかゆぅ人は?もうそんなんやったら削らんほうがマシちゃうかっ出直してこいっ!研磨やゆ~てるやろぉ~っ!!みたいな~。」
「あぁ、そうゆう人は、自分を誇示したがる目立ちたがり屋らしいで?」
あ…。性格判断する前から、モノ申しててすンませ~ん。性格判断出たあとだから言うとくけど、あと3回くらいガリってやっといたほうがよろしいで~。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-21 22:38 | +朝臣寺+ | Comments(4)

オンドレたいがいにせぇへんなんだらピンキーやぞ

私は30才を過ぎてから「ピンク」という色をかいらしいと感じるようになった。それまで暖色系のかいらしい色と言ったら「オレンジ」であった。20代前半まで「青」を本気でかいらしい色だと思っていた。「青みがかった紫」なんて私が手をだしてもいいのかしら、と思えるほどめっぽうかいらしかったんである。ズレてたな…感覚。思うに「青みがかった紫」は玉石混淆な色だと思う。決して「かいらしい」と形容できる色ではないと、気付いたのは数年前。私の目…フシアナ。ネクタイが青紫だったらシブいけど、レギンスが青紫だったらエグい。何が「青紫」かってコトで渋みとエグみが入り混じるそんな色だった「青みがかった紫」。

だから、30過ぎて買った持ち物は「ピンク」が圧倒的に多い。かいらしい、非常にかいらしい。かいらしいが、私はわかっている。ピンクが似合わない。身に付けて似合う色ではないという自覚がある。だからデジカメがピンクだったり、タンブラーがピンクだったり、PCがピンクだったり、イザとなったら手放せる距離を置いてピンクに手を出して来た。それなのに何を血迷ったのか数年前に、ショッキングピンクとまでは言わないがクスミのない明るめピンクのインナーを買ってしまったんである。着心地が大変によろしく、まぁこれがハイネックの部分がクシュクシュとしていて実にかいらしいインナーなのである。インナー単体で見たらすこぶるかいらしいおべべでごぢゃるのでごじゃる。だけど私が着ると「身ぐるみ剥がされてもう着るものはコレとパンツしかないの」くらいの悲惨さで似合わない。着心地がいいので2~3回着てみたけれど、着れば見た目心地が不快でたまんない。服って…人を選ぶねな。
けれども捨ててしまうのも勿体無いので、ずっと箪笥の肥やしにしてきた。そしてついこないだウチに栄養を摂りに来たミズオに「アンタさぁ、ピンクが似合う友達、いてへん?ピンクのカットソーがさぁ…あんねんけどさぁ…めっちゃ着心地ええのにさぁ…似合わんねん…。知り合いに、似合う人も思い浮かばへんねん…。」と、相談した。ミズオに現物を見せると「あぁ、確かに。まぅちゃん似合わなさそーーーーーーっ。」と、失敬にもホドがある反応。正直者は首絞めたろかー…。

ミズオもピンクが似合うような友人を持たないと言う。
私たちは「ピンクが似合う」という人の条件をいろいろと挙げた。
まず、最低条件として髪が長くなくてはならない。…最低条件がもうアウトだ、あたしゃ。
色白であること。
普段着としてスカートを着用している。
どちらかといえば「フリフリ~」て感じの服を好む。
趣味、ピアノ。
習い事、バレエ。
あぐら、かかない。
おとなしい。
大きい声、出さない。
おしゃべりをしていても「ん~」という相槌を多用。
髪にリボンついてる。
顔が優しい。
絶対、二重目。
「~せぇやぁっ!」とか言わない。
「はよっ!」とか言わない。
「うーざいっちゅうねんっ!」とか言わない。
「うわ~やめて~足臭いからやめて~っ!」とか言わない。
下痢で学校休まない。

そんなヤツ…知らない。

「ミズオもなぁ…ピンクってカンジじゃぁ…ナイもんなぁ…」
「ミズもまぅちゃんもな?ピンクを着るにしては、活発すぎんねん。」
「そうか…活発かぁ…」
私のこの激しさが…!
この溢れだす情熱が…!!
ピンクを青紫へと変色させてしまったと言うのか!!!
お~マンマミ~ヤ~っ!!!!

「紫とかさ、カラシ色とかさ、そうゆうババくさい色やったらめっさ似合ってるけどなぁ、まぅちゃん。」
はぁ…そら「なにわ的」ゆぅことでよろしいかー?
ほな考えときまっさ。
どれでさしてもらいまひょ?
目ぇグリグリがええのん?
手ぇボキボキがええのん?
歯ぁバキバキがええのん?
血ぃダラダラがオススメやけどじぶーん、どれでいてこましたろかー。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-19 14:43 | +開楽館+ | Comments(1)

しっかり者

日曜日に我が子たちは、久々の日帰りバス旅行をエンジョイした。
おじーちゃんの属す建築業界の組合がちょくちょく、至れり尽くせり日帰りバス旅行を催しているのであるが、私たち家族が独立してからというものその旅行には参加出来ていなかった。バス旅行の参加条件は「同居の家族」だからである。
そのバス旅行ったら、バスに乗っている間中、もういらんと思うほどのジュースやビールが次々に配られ、今日一日で食べきれるわけがないと思うほどのおやつが配られ、こんなに当たるかと思うほどのビンゴゲームを楽しみながら現地へ到着すると、ここでもかと思うくらいのお土産が配られる。

同居家族がいなくなってからは参加希望をしていなかったが、今回の「カニ食べまくりバス旅行(現地に着くまでもきっと食べまくり)」の参加人数が少ないとあって、以前に旅行参加をしていたおじーちゃんに「参加しませんか」と連絡が来たという。私ら二人でだけ行ってもなぁ…と電話に出たおばーちゃんが、前ごろに行った時には孫がおったからねぇ…もう一緒に住んでへんのんよ…孫ももう中学生になったら部活やらに忙しくて旅行も行ってられへんやろからねぇ…孫も行けるんやったら連れて行ったろかとも思うねけど…と言ってみると、「じゃぁお孫さんも一緒に行ってもいいですよ、同居家族じゃないことは聞かなかったことにしときましょう。」という組合の人の計らいで、行くことになった。

「…てコトで、バス旅行に行けることになったからな?」
とこの旅行を半吉もヘイポーもとても楽しみにしていた。
「靴…履いて行こう。絶対に、靴を履いて行かんとアカンからな。おばーちゃんが靴を買っちゃうから。」
とヘイポーは、靴に注意した。前回の一泊二日の旅行に誘われた時、毎週末におじーちゃんちへと行っている我が子たちにとくに持ち物の指導はなかった。これといって場違いな持ち物を持って来たりしたことなど、なかったからであろう。しかし旅行に行く前日、どうゆうわけだかヘイポーは、週末に靴を履いておじーちゃんちへと行っていたというのに、履物のチョイスをこの時だけ下駄にしてしまった。それに誰ひとり気付かず、気付いたのは仕事から帰って来たおばーちゃんであった。
「なんでこんな日に限って下駄で来たんや…ママは気付きもせへんかったんかぁ?」
おばーちゃんはびっくりしたが、靴を購入してくれた。旅行から帰って「まぅちゃんは何しとんねな~親が気付いてやらんでどぉ~すんねんっ」て、おばーちゃんご立腹やったで?と、間接的に怒られた。いつも靴なのに…なんで下駄やったんや…?と訊けば、私が旅行に行く時、下駄を履いている、と言う。…つーかよぉ…違うだろー…私は旅行の履物として下駄を選んでいるわけではない。私は日々の履物が下駄なのでそれを変えることがない、というだけである。真冬の旅行ではブーツを履いただろう?選ぶ時は選んでるんだから、そこを見てくれよ。
「旅行に行くねんから、下駄はアカンで下駄は。いつも靴やねんから、靴で行きや。」
靴、注意。
「…でもまぅは旅行でも下駄よなぁ…下駄履くよなぁ…。」
半吉が、ゲタゲタと笑う。いいじゃん、下駄。だって私の旅行はおおかた夏やからな。夏の温泉旅行も下駄履いて行って、旅館で下駄に履きかえ温泉めぐりに出掛けたが、どうも旅館の下駄が履きにくいので、自分の足におーた自分の下駄に履きかえた。後からやってきたおばーちゃんは半吉に「ママの下駄、えらい上等やなぁ?あんな下駄、どこに置いとったんや?おばーちゃんの、なんかえらいチビてんねけど…」と不満を言っていたが半吉が「まぅのはあれ自分の下駄やで?」と答えると、「まぅちゃんアンタ、下駄履いて旅行に来たんか?!」と驚いていた。「へぇ…」と返事をすると「アンタが下駄やったらそらヒーちゃんも下駄でええ思うわなー…」とアキれていた。いいッスよ?下駄…。私はいいと…思いますけど…下駄…。大丈夫ですよ…スーツに下駄を履こうかという考えは…ありませんから安心してくださいね。

首尾万端で挑んだバス旅行。今回は何の不備もなかろうと送り出したが、半吉がマフラーを失くして帰って来た。
「いやぁ…どこで失くしたやろうなぁ…どこで落としたかって記憶もまったくないわ…まァ、どこで落とした、って記憶があったらソッチのほうがアブナイねけどな。つーわけで、失くしちゃった。」
「まぁ…困るのはアンタやからなぁ…。アンタの管理不足。春まで寒いのガマンしぃや、てだけの話やな。」
「そやなぁ…しゃーないなぁ…。」

そしたら朝、おかーさんから「ごめんなぁ~」と電話がかかってきた。
「ヒーちゃんと座ってたからヒーちゃんのことは気をつけとったんやけど、あのコはひとりで座っとったもんやから私も気ぃつけんと…ごめんなぁ。ほんで今朝バス会社に電話してみたら、あってんよ。前の席にくくりつけとったんは見てたからな?もしかして、おもて電話してみてんやん。バス会社もな、どこに誰が座ってたんかは知っとるから、電話しよおもてはってんてー。ちゃんと取っててくれてたらしいわー。やから今日、帰りに寄るわな、ごめんごめん。」
おばーちゃん…て…すごい…。
私にもいずれ孫が出来るだろうが、孫が下駄で来ても気付かないような気がするし、マフラーを前の座席にくくりつけてたって記憶に残す、自信は…ない。望むべきは…いずれできるだろう我が孫よ…曾祖母に似てしっかり者であれ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-19 13:26 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

休日には、勝たない。

半吉の担任ごっちゃんはこの一年「勝ち」にこだわっている。
低学年の時にも担任だったがその数年前のごっちゃんはたしか、大学をお出になったばかりの「熱意の担任」だったように思う。熱意は十二分に伝わるが、熱意だけが先走って精神と行動がついてけてナ~イ。フレッシュマンにありがちな現象「やる気DE空回り」。その若さゆえ目が行き届かない部分も多少はあり「大丈夫かしら…」との心配の声も方々から聞こえたが、一年また一年と経験を得るごとに、得た経験をプラスに出来るごっちゃん。一度は我が校を去って行かれたが、そのしっかりさを買われ呼び戻されるほどの教師となられた。ずっと半吉の学年に何かと携わっておられるので、私はごっちゃんが「熱意の担任」から「判断の担任」へとなってゆく過程を見学させていただいた。やっぱ、頭のええひとって、わずか数年で経験を糧にすんねなァ。
前回の低学年の時のやり方を180度も変え、最終学年を締めに締めて追い立てておられる。「6年生が我が校の手本であれ」それがごっちゃんの方針のようである。
「ごっちゃん…ほんーま、しっかりした担任になったなぁ…。『勝ちにこだわりたいねんっ!』って言うより『参加することに意義があるっ!』て言うタイプやったのにね。」
「なんかな、6年生やし最後やから、徹底的に勝ちにこだわりたいねんて。このクラスでみんなで協力して勝って欲しいねん!頑張ったからこそ、勝って嬉しい、負けたら悔しい、ていうことを感じて欲しいねんっ!て、燃えてんねん。」
「ふぅ~ん…。私、ごっちゃんに賛成やなぁ~。」
「勝つこと?」
「ごっちゃんの考えかたね、好きやなぁ。『徹底的に』てトコ。」
勝って嬉しいのは、どうやってもうれしい。テキトーに手を抜いて勝っても、勝てば私は嬉しいと感じると思う。ラッキー♪こんなにラクして勝っちゃったぜ♪て、私なら思う。でもそうゆう時に負けたら、悔しいという感情は味わわないという自信がある。だって負けても当然なくらい手を抜いたことは、自分が一番わかってっから。負けて悔しいと思うのは自分が努力して苦しんだからそう思うねな。ほんま、努力して苦しんだうえで負けた時って、泣くね。悔しい。だからこれからする努力の質が、変わる。テキトーにやって負けた時って、周りの何かや誰かを変えようとする努力を考えるけど、徹底的にやって負けた時って、自分自身が変わろうとする。ほんで自分自身が変わると周りが自然と変わってくるもんやねんなぁ、て気付くのね。こんな簡単なすんげぇ容易いことに気付くのに、泣くほど悔しい思いをしなきゃわかんないんだから、自分ってアホ。

リレーでも騎馬戦でもなわとびでもドッヂボールでも、とにかく「学年一位」になると勝ちにこだわり続けて来たごっちゃん。しかしその期待むなしくあまりに勝ってこなかった我がクラスを見てとうとう「一位になれたら宿題なしにするっ!こんなに皆で頑張ってんねんから、皆に勝って欲しいねんっ!」とまで言ってのけた。雨が降ろうが槍が降ろうが「宿題なしにしてくれるっ?!」と期待する生徒たちに「ソレとコレとは話が別」という姿勢を貫いていたごっちゃんだけに、「勝ちにこだわる」こだわりっぷりが窺える。1回ぐらい期待に応えて勝っておけよ、6年3組!どんだけ弱いんじゃ~っ!

「あの、2月8日、時間ありませんか?」
「2月8日…ですかぁ…?ううーん…2月8日…2月8日…」
「ちなみに、日曜日なんですが。」
「ぁあっ。だったら、ダメですね。日曜日はあきませんわ、時間はナイです。」
だって、日曜日っておやすみだから。ウチの教育方針は「遊び」と「手伝い」に力を注ぐのだ。
防災訓練で児童引き取りがあった日チェックを受けているとごっちゃんが、日曜日の百人一首カルタ大会・田辺聖子杯を、半吉とヘイポーに推してくださいまし、と言う。実は半吉とヘイポー、即戦力として使える駒なのである。半吉なんて100首全て覚えちゃって、ことば科カルタ大会に於いては一位であられる。100首とまでは覚えていないヘイポーでも、一位タイくらいの成績。とにかく勝ちにこだわるごっちゃんが目指すのは「優勝」だから。半吉情報によれば、校内カルタ大会から既に選抜の目が光っていたそうである。クラス対抗戦では、何か情報をつかんだら教えて!と生徒にシレ~っとスパイ行為を促し、他のクラスが出席番号でチーム分けがなされるという情報を誰かがつかむと「それはええ情報きいたっ!じゃぁ1組の強い子は…誰々と誰々やなぁ…ええっとー…た・ち・つ・て…、ううむ、だいたいココらへんのチームに入るな。そしたらココにまぁまぁ強い子二人、入れよう!ほんでなんとか一人10枚な?二人とも10枚は頑張って取って!あと誰おった??あ、フミ(半吉)!フミはひとりで頑張って!」と勝ちにイく戦法を組んだ。任務に忠実なクラスメイトが10枚のノルマを達成し半吉が一人で50枚頑張って、見事に勝ったので一週間の宿題無しが実現。勝ちを味わわせるという希望がみえたごっちゃんは、田辺聖子杯にかけている。「聞く話によるとフミ?弟も強いらしいやん?な?行こう、田辺聖子杯!弟も一緒に行ったらいいやん、な?」と半吉をスカウト。弟という奥の手まで出してきて誘うごっちゃん。情に厚い半吉は、学校寡黙のヘイポーがこれで自信につながる行動となる可能性も考えたのであろう「行っても…いいかな…」という気になっていた。が、断った。日曜日だから。我が家の日曜日の在り方を半吉は体で知っている。
「先生が防災訓練の迎えは誰が来るの?って言うから、母です、てゆぅてん。じゃぁ、お母さんに聞くからね?って言うから、はい聞いてください、ゆぅてん。田辺聖子杯、出ぇへん?て言われた時に『その日だけはダメです』て言うてんけど、ごっちゃん『ほんまにぃ~ぃ?』て思いっきり疑ってたからなぁ。どうせ日曜ヒマやろ~?みたく。強いひとは皆、ヒマみたいやで。行くことにしたらしいわ。やからフミもヒマなんやろ?てコトやったんちゃう?まぅに、2月8日時間ないですか~て訊いてた時も、僕のことチラチラ見てたやろ?あれ、疑ってんねん。ホンマはヒマやのに僕が行きたくなくて断ってるっておもてはんねん。やからまぅが日曜日って聞いて『あぁ日曜日ならダメです』て言った時、あんま強く『行きましょう』て言いはらへんかったやん?ホンマにダメなことがやっとわかりはってんで、あの時。ヒマじゃないってのがウソやったら強くゆぅてんねで、ごっちゃん。だって田辺聖子杯の〆切、今日やねんから。」
「そ~ゆ~ことやったん?だってダメやんウチ。日曜は遊びに忙しいやん。たぶんおじーちゃんちに居るやろ?」
「居るやろな。」
「伊丹に居なかったらどうしよーもないやん?ダメやんか。」
「ダメやねん。だからダメですって言ったんやけどなぁ…。」
「熱心やなぁ…ごっちゃん。」
「なんせ勝ちにこだわってるからなぁ、ごっちゃん。今はカルタのことで頭がいっぱいみたいやで?」
「なんかごっちゃん…たくましい…たくましくなったなぁ…感動するー…。戦力として買われてんねやん、半吉ぃ。」
なんか感動するぅー。
若き日のあの熱意もちゃんとあり、判断力をめきめきとおつけになり、経験から培ったいろいろな計画性をプラスして、完璧な教師たるごっちゃんが出来上がっているではないか。あとごっちゃんが経験するのは、挫折だろうか。それによりごっちゃんには深みがプラスされることであろう。生徒たちに我が身を以って教える、これぞ、教育者。徹底的に勝ちにこだわることを貫く一年を最後の最後までやり遂げるその姿勢。目的を持ってそれに進むことをこんなに体現してくれる教師が今、何人いるだろうか。問題が起こらないようにナーナーにする教師や、保護者からのクレームが怖くて当たり障りのない授業をマニュアル通りに進めるだけの教師を、何人、見てきただろう。いやいや、責めているのでは決してなくて。私たち保護者の躾の仕方だって未熟なの。叱ってくれる先生に愛があるのかないのかを見分ける目を持っていないのも保護者だし、愛があるムチをありがたいと感じる心を、我が子に教えることが出来ないのも保護者のほうだと思う。保護者も学校も、面倒を避けている。私だって避けている、とくに役員の部会で「誰か参加できるひと…」と言われた時に。動員がかかるとなるべく部長サンと目が合わないようにする。
だからこそ「それが若さ」と言えるようなごっちゃんのプッシュが…私には痛い。「私からも言いますので、お母さんからも推してくださいっ!」ごっちゃんからの決め科白。よろこばしい反面、ずっしりと重くのしかかってくるのである、私のこの怠け者精神に。それを若さと呼ぶ「やる気」。大阪府知事が今でもあんなにお持ちである「やる気」。
「そこまで買われてるんやったらや?行ったら?半吉。」
「僕はええねで?行ってええんか?…ヘイポーも行こか?一緒に。」
「いや!」
「…だそうです。」
「じゃぁええわ。僕ひとりだけで行っても~…やしな。」
本人にやる気がない時は、結果を出せてもそこから学ぶことは、すくのぉございますな。
私は果たして我が子に教えることが出来るのだろうか「やる気」ってやつを。もう既に手遅れのような気がするんだが。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-18 16:30 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

がんばりましょう

高校生になれるかどうかの瀬戸際のミズオは、高校受験というものはそれなりに勉強をしなければならぬ、ということがわかっているらしく、我が家でご飯を食べても「30分になったら…帰るっ!」と自分から時間を決め、私らのダベリングにツラれない強い自分を持つまでにカシコクなった。市内で一番、学力の低い中学に通うミズオが「高校に受からんかったらどうしょ…」と言うので、私は何も根拠もなく「大丈夫やって~受かるっちゅーねん」と言っている。大丈夫じゃない根拠ならあるんだけどね、でもここはいっちょポジティブシンキング。大丈夫・大丈夫と言っているとミズオは大丈夫な根拠を挙げる。
「やんな?まぅちゃんでも高校、受かったんやもんな?」
「どうゆぅ意味じゃ、こら。あーたーしーはなぁ、アンタらの時代と違って、ゆとりの教育じゃ、ナ・イ・の!授業自体が、ガツガツガンガンやってんのっ!」
「でも行ってナイやん。」
「いーきーまーしーた。中学はけっこう行ってるっ!問題は起こしたけど、行くことは行ったのっ!」
「授業は?やった?」
「授業は勝手に先にす・す・む・のっ!きーてなくても、進むのっ!」
「アカンやん。」
「まぁ…それでもサ私だって受験の前は家庭教師と勉強はしたわいな。大丈夫や、私が受かってんから。」
「そうよなぁ…まぅちゃんだって高校行ってんねんもんなぁ…。」
ミズオは、私でさえ高校に受かったという事実を自信に変えて、頑張っている。…失敬な。しかし、やっぱ何をどうしても不安にはなるらしく、私立に受からんってコトはナイよな?とか、行く高校がナイねーん…とか、口走る。
ったく、もう。

ほな、とっておきのオ~モロ~見せてあげよう。
「半吉、アレ。ミズオに見せたって。なわとび、の。」
「あぁ。見る?無理なコト。」
「なわとび?無理なコトって、何?」
「まぁ、見たらわかるわ。」
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なわとびがんばりカード。
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半吉が選んだAコース。
だいたい1級の後半のチャレンジあたりから「無理」が多くなる。
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「いくで?後ろ二重跳びが、5回出来ると、1級やん?でも2級は、後ろ二重跳び、200回出来なアカンねん。どう考えたって、無理やろ。1級でも5回でええのに、2級なんてそれよりレベル低いくせに、後ろ二重跳びだけ200回せなアカンねん。200回したとしても2級やで。」
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「ほら、後ろ両足跳びが100回やん?ま、両足跳びやし?ポンポンポーン、てな。ま、簡単やん?ほんで前が200回。でもまぁ両足でしかも前やしな、楽勝やん?次が問題やがな。急に二重跳びやで?しかも後ろやのにやで?200回とはなぁ…ムリ言い過ぎやで。」

小学生の冬休みのしくだいでさえ、こんだけの無理が言い渡されてんねや。
受験生ミズオよ、高校に受かるのなんて、ここまで無理なハナシとは違うで~おきばりや~。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-17 20:52 | +in much guy+ | Comments(5)

チューニングがまずむつかしい

クレーンゲーム全種類いまだけ100円!
と、ゆぅので1回だけやってみた。
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テルミンのおもちゃ『テルミンミン』100円。

取扱説明書には微妙なことばかりが指示されている。
音が鳴らなくなる寸前にダイアルを調整しろとか、音階を探れとか。

楽しそうだとおもって喰いついて運良く手に入れたが、とても私に演奏できる技術があるとは思えない。
試しに演奏してみたが騒音に聴こえる。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-16 00:01 | +朝臣寺+ | Comments(0)

やってるばやいじゃな~い

企画書が届いたのが9日。その企画書の〆切が21日しかも必着。
どゆこっちゃこら~っ!企画書もーーーーちょい早くに郵送してほしいわ~っ!6日消印の企画書が9日午後に届くねで?3日かかっとんねで??つーことは逆算して16日投函でギリ間に合うか合えへんかやで???あまりに試しすぎや、あまりにヒドイ。いくらなんでも叩き付けすぎ!
前回の「2週間後の〆切」が今では十分過ぎる時間に思えるから不思議。喉元過ぎれば熱さはやっぱ、忘れるねな。あの時も、あまりに試しすぎあまりにヒドイいくらなんでも叩き付けすぎ、て言ったけど、今回ほどのあんまりさは、なかったなァ…あくまでも「今となっては」だけど。下には下の条件を突き付けられてこそ、だけど。

この企画書を受け取った金曜日、三連休を前にして私はめっちゃホ~リデ~♪モードに突入していた。十日戎まで我慢した遊びを十日戎で存分にハジけさせる気であったし、土曜日も日曜日も祝日の月曜日も、さほど使わない頭をよりいっそう使わない気で、そのスイッチは早くも金曜日の午後にオンだった。

「1週間、あるやん。」
「1週間もあるねで?十分ちゃう?」
他人事であるチョモ(当時)とミズオは、かる~く私に言った。
「書ける日数は、平日3日じゃ~っ!ゼロからのスタートは完全に無理~っ!」
「今から始めたら7日あるやんか。」
「馬鹿を言えーーーー!土曜日、十日戎、遊ぶ。日曜、おやすみ、休む。月曜、しゅくじつ、国民の休日、私、国民。この3日、あたしゃ何も考えたない。考えないと、決めている。3日間、私は「生きる屍」状態。13日から3日しかないわけ。えぇか?執筆ハイってゆう『魔の現象』が一番タチ悪い症状なんや!寝かせる時間が最低でも3日、出来れば5日、脱したいなら2週間、要るんやっ!どこにその2週間があんねんっ!どこにその5日が?どの3日??どうせぇっちゅ~の?どうせぇ~っちゅうねん?何をどぉ書けゆぅねなーーーーっ!!」
半ば発狂している私をはぢめて見るであろうミズオは、なんかまぅちゃん大変やなぁ…と同情したが、私が書くたびに発狂しているのを見てきたチョモは、何の同情もしなかった。前回のタイムリミット2週間の時、ゼロからスタートした私は執筆ハイから脱す期間が3日しかなかった。しかも前回の時の私は4時間半「も」働いていて、日々の主婦業「も」あるという悪条件。最低限の主婦業をやらねば書かせてもらえない、私のチャレンジの過酷さよ。何がツラいって、2週間まるまる産みの苦しみに耐えて書き上げた原稿が一銭のカネにもならない、ということである。つまり私は「下積み期」であるのだ。書く人間なら吐いて捨てるほど居る・石を投げたら自称物書きに当たる。それが出版界の厳しい現状である。基本的な文章力がなければ、企画書すら届かないキビシイ世界なの。そしてソコにチャレンジしたのは、他でもない自分であるというキビシイ現実。やるしかない、というこの状況。書いたら全て上々かと言えばそうでもなくて、書きあげてはぢめて「掲載・不掲載のふるいにかけられる場」に参加できる権利が与えられるという、かくも厳しきこの企画。企画趣旨には脅しの文句「失敗は許されない」。…許されないんだぁ…失敗。…誰が許さへんねやろぉか、それにもよる。「失敗は許されない、首相の名のもとに。」とかだったら、許されない条件、ユルそ~う。歴代の首相の方々、結構許されないコトやっちゃってるもんね~。

「なンでそんなお金にもならへんこと、やってんの?」と訊くチョモに、「好きやから…やろうか…」と自分でもはっきりとわからない理由を述べる。本当に好きでいられるかどうかを試すためだろうか…いや、強いて言うなれば持続力をつけるため…か?何とでも理由づけしようものならやれんこともないけれど理由なんてナイんだよね、やりたいと思ったからやってるってダケで理屈じゃぁナイんだよねぇ。ただ、イヤになるのも理屈じゃぁナイんだよねぇ。10分に一回は、こう言う。
「向いてないと思う。」
「…うん。」
「なァ、ヘイポー?向いてないと思うわ。」
「うん…。」
「向いてない、おもう。」
「…うん。」
「向いてないと、思う?」
「うんっ!」
元気、いいね。代わって欲しいくらい元気、あるね。
私…ホリデー返上するしか、…ないね。ヤだけど。

土曜日にかかってきた不動産屋のフクちゃんの電話に、物件を見に行く日程を月曜の朝にでも電話しますわ~と返事をしたすぐ後で、「あ、でも月曜は祝日やんねぇ…」と、月曜になっても私は何も考える気もなければ行動もする気もない、という意味で呟いたが、フクちゃんは「いいえ大丈夫ですよ。祝日でも店やってますから。」と言った。「フクちゃんじゃないの私なの。フクちゃんの都合はごめんやけど全然考えてへんかってん、私の都合が悪いねん。せめて月曜、息抜きたいねん。」と言えたらよかったけど、マメ男フクちゃんのこの悪気のない素直な反応。このまぢめな青年を、コッチの悪化したスケジュールに引きずり込むのはよくないな、私は咄嗟にそう判断した。「…そう…じゃぁ月曜に電話しますわね…」ヤだけど。月曜日、7000字超を1600字に削ってる片手間に、フクちゃんに電話する。営業に出ているフクちゃんに伝言「火曜日の16時でどうでしょう?」。1400字にまで削っておいて火曜日に寝かす。その寝かしている時間を利用して物件を見る。…はぁ…切羽詰まるとはこのことやな。ヤだな…こんな余裕のないカンジ。するとフクちゃんが火曜日はダメなので木曜日か金曜日でなんとか…と言う。水曜日以外なら大丈夫って言ったじゃんっ!!と噛みつきそうになったけど、優しく噛む。「ダメダメダメ!ダメなの。火曜日しかないの。今週は13日しかダメやねん…なんとかして…なんとかして…。お願いやからなんとかして…。」ダメな理由は言わないけど絶対にダメなの。自分で始めたことを投げ出すことは出来ないの。話し合ったけど結局、私が譲って「じゃぁ…今日の13時くらいで…」急遽、昼ごはんの後で物件を見に行くことで手を打った。「…ほなら今から急いでやることやりますわ…」十分あった削り時間が2時間半に減ってしまった。減ったなァ…ノーメイクで行こう…。土曜日の十日戎でハジけるのだけは、楽しみにしていたからとハジけたのが仇となって、私のトライ時間が減ったのだが、あろうことか息抜きなんてしてるばやいでないとゆーのに、日曜日まで遊んでしまった…。だって日曜日なんだもの、日曜日のルビは「おやすみ」じゃないか。「月曜にやるもん…月曜にやるもん…」そう自分に言い聞かせて、お休みなのに早起きしてトライしてたのに、こんなことになってしまった。…どうすんだ、自分。そして物件を見に行くという電話の最後では「3時までには家に帰りたい」と希望したが、いざ物件を見に行ったらこれが存外たのしくって「3時までに家に着いてたらいいですか?」と言うフクちゃんに「いやいや、絶対に3時に着いとかなきゃってコトじゃないねん、清荒神の家も、見たい・見たい♪」と言ってしまった。…アホか、自分。…ちゃんと自分を持て、私。

月曜の帰宅後から集中しまくって削りに削った翌2時過ぎまで。火曜日の昼頃には目がトロ~ンとしてきたが、ストイックにコーヒーだけにして自分にムチ打った。するとタメコの友人コベから電話があって、初夢が悪くて厄開けたとおもたらなんつーかスタートが悪い、そのうえ恐ろしくタイミングが悪いコトばっかなの、との近況報告。私もタイミングの悪さには引けを取っていないので、現状報告。「あたしら…どうよ?」とこの一年を心配し合った。1月から毎日パートをすることになったコベは「でも2時間なわけよ、金にはならんわけ。」と言う。「でも2時間の時給は手に入るわけやん…それにひきかえ私ときたら…あ、思い出させてくれてありがとう、私、時間ナイんやった。」と陰に入る。まぅはでもサ、ちょっとずつでも進んでってるわけやからサ、ええやん♪と慰められる。私が進んでる先って、ひょっとすると闇かもしんない…と、悪寒が走った。いつもなら、陰に入るコベを私が「考えようによってはサ、ええやん♪」と狂わせているが、思いっきり役目は逆転した。そして思ったね「気楽って…素晴らしい。」こんなお気楽な友人、ひとりは居るべきだ。ひとりしか、要らんが。結局、私たちは「この一年、タラ~とやってきましょうっ!」とこの30分間の結論を出した。だからよぉ…しっかりしろよ、私。1分1秒を、惜しめよ自分。

んで~、水曜日の今日は朝から~、関係ないことばっかでキーボード打って~、無駄に過ごしたわけだけど~。
やってるばやいじゃない時に~、やってるばやいじゃないコトやってる時って~、すんげぇ楽しいのね。
だからよ~しっかりせぇよ~私ぃ~。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-15 01:08 | +YOU WIN!!+ | Comments(4)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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