どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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ナンDAY

一日というのは実にリズミカルである。体勢で見てみよう。寝てる→座る→立つ→歩く、あ~起きた。立ってる→歩く→座る、あ~メシ喰ぅなコリャコリャ。立ちあがった→歩く→またがる、チャリンコでご出勤。トントントン、と立て続けに立ったり座ったりしてるうちに朝昼晩と過ぎてゆき、最後に座っているトコから歩いて寝転がると、それがご就寝。実に、リズミカル。

そのようなもともとリズミカルな一日であるのに、もっともっとリズミカルな一日が始まるなんてことがある。「なんでぇ??」と思うようなことが立て続けに起こる時ってのは起こることになっているものなのだ。そんな一日のことを「ナンDAY」と世間は呼ぶ。

ナンDAYの幕は朝に開いた。

連休明け、ちょびっとしかしなかった洗濯物が溜まっているのを見、むーちんが出勤する直前、私に言った。
「洗濯もうそろそろやったほうが、えんちゃう?」
「…うん、やったほうがええ、おもう…。」
やったほうがええおもうんと、実際にやるんとではね、温度差あるね。なぜなら、我が家の洗濯機は屋外設置であるため、「洗濯やったほうがええな~」と思うと実際にやろうとする前にはこの季節「あ~寒いからヤだな~」という後ろ向きな考えが起こり「やらんほうが幸せ、私。」という結論が出るわけである。
全自動洗濯機ってサ、もっと進歩しないかな。ドラムなんか斜めになってくれんでええから、洗濯物を自分で取りに来て洗剤入れて勝手に回ってほしい。洗濯が終わったらべつに絡まったままでかまへんからカゴに入って居間まで歩いて来んかえ?ナショナルあたり、どう?ナショナルパナソニック超全自動洗濯機!電源を、入れる前から全自動。超全自動ならナショナル!電源が、切れた後まで全自動。コピーはもう出来てんねけど、どうすか?「洗濯機」という分類でイくかどうかは、ナショナル次第。♪見事~自立~な~んでも~ナショ~ナ~ル~♪超全自動洗濯機の商品名は「オカン」やね。オカンなみに全部やっちゃうもんね。洗濯終了の合図は音じゃなくて音声でお知らせ『アンタはやれば出来る子ぉやでぇ~!』…洗濯ト説教ガ終ワリマシタ。

めんどっちーなぁ~なんてなことを考えながら「ふん…」と、するともしないともつかない返事で濁しているとむーちんが、ガラガラガラと玄関を開けて言う。
「…まぅう??なんか…洗濯機に…ごっつい量の髪の毛が降りかかってんねけどぉ?アレ…200本はあるなぁ。」
「…えぇー…なんでぇー…??」
「いや、知らん。ほな、行ってきま。」
洗濯機を見てみると、200本ではキかん量の5センチ程度の髪の毛が、洗濯機のフタ一面に生えていた。ぅうさびぃ…という体感温度の寒風吹きすさぶ中、その風に飛ばされることもなくまんべんなく積もる髪。白銀の世界ちゃうで、漆黒の世界。ウチとこの洗濯機の上で散髪したとしか思えない散らかりよう。
「な…なんでぇ…?」
ただそれだけを呟いて私はフタの髪の毛を雑巾で払い落しフタ、オープン。そこには、長い一本の髪の毛が入っていた。我が家4名みな短髪…更に、なんでぇ?

洗濯が終わり化粧が終わり、仕入れの指示を受けて2分早めにチャリンコ走らせて3分。造園屋さんをちょいと過ぎたあたりの民家の前におばちゃん。車道を隔てて向い側の歩道におばちゃん。おふたり、世間話に花を咲かせてはる~ぅ。なんでぇ??なんで、車道を挟んでいるのだろう、なんだろうその距離間。車2台がちょいギリの感じで擦れ違う幅の車道なので、そないに隔たり感はナイ。されど世間話に花が咲いたついでにと佐々木さんトコのダンナさん(重役)の話題で盛り上がるにはちょいとアケスケ、そんな距離。話しは、止まない。私は、この車道上にまさに居る、チャリンコに乗って。そして、向かい合いハナシの尽きないおばちゃん二人の仲を裂くように、突っ切った。
ハナシが…止まない。
なんでぇ??
あれ?続いちゃうんや…会話。
アレかな~私~今日はトクベツ~透明度が高かったかな~もしかして。

「今日なぁ~2時から完全にひとりやってんな~パパさん会議で~ママさん買い物で~ユンちゃんたちは2時までで~お客さんひとっこひとりいなくてな~ほんまに完全にひとりやな~おもてやぁ~補充もないしな~しゃ~ないからホールの掃除しててんやん~」
そんな今日のナンDAY報告をしながら、折りたたみ自転車後輪に取り付けたステップにヘイポーを立たせ、私は20分少々の道のりをニケツで目的地に向かっていた。
「大掃除みたくやっちゃってな~お客さんおらんしもうその時間ってお客さんこへんしな。テーブルの下にもぐってガラス磨いてたんやんか~そしたらな~なんかな…足音が聞こえたような聞こえんような…とおもてこう…振り返ったら、お客さんやねん。私に気づいてはらへんねん。『ぁああぁあああ!!すいませんすいません、はいはいはい、はい、お食事です??お訊きしますね待ってください、はい訊きましょう訊きます。』ゆぅて慌てたわ~訊きましょう、ゆぅたはええけど手ぇ泡だらけに雑巾持ってるわバケツ持ってるわ新聞広げてるしスポンジ散乱やねん。そんな私が店番ひとりやねんで?ど~考えたって「訊けるとは思えん」みたいな感じやのにな、お客さんが『いや、大丈夫ですよ。』言やはってんでぇ??なんでぇ???いやいやソレ、どっちかゆぅて私のセリフちゃう??大丈夫ですよ、訊けますよ、作れますよ、すぐやりますよ、ちゅうなぁ…。大丈夫ですよ~ゆぅて時間稼いどく、てゆぅな。お客さんは何が大丈夫やったんやろ…私が慌ててアタフタしとるから落ち着かせようか~ゆぅて「ダイジョーブ・ダイジョーブ」とか??」
「あ~…そうやな。いいですよ~大丈夫ですからゆっくりしてください~てゆいたかったんちゃう?」
「…そうかなぁ…ウチのお客さんってな、時間がキッチリしてるからな。1分1秒を急くお客さんばっかやのに『ゆっくりどうぞ』の意味はナイ思うわ~」
それで、そのお客さんの頼んだメニューが私がひとりで作るにはちょっと時間のかかるメニューであった。本来のシェフである手慣れたオーナーが作ってもウチのメニューの中で一番時間がかかるメニューというメニュー。一瞬迷ったけど、もう十分第一印象が悪いであろうことはわかっていたので、いつもなら「すいませーん、今メインシェフが居ないものですから…。パン中心のメニューですと私、作れますんで、責任を持って愛情込め作りあげますっ!ダメすか、パン…?」と私の担当分野でプッシュするトコロを、このお客さんの第一希望を二つ返事でやり遂げる所存。…うーん…いやレシピ自体は頭に入っているのだが、なんしか連携作業で私の携わらない揚げ物の分野であるため手際がごっつい悪い。フライヤーの火を落とし、ご飯の保温を切り、ガスの元栓を閉め、全てが一時休止である我が喫茶店の午後の時間。さぁてと、時間のかかるものから手掛けて~同時進行2動作ずつの~タイミング時間差やな~とおさらいしながら、とりあえずトレイを一枚出すだけ出したら「あとは頼むな、まぅちゃん。今日、買い物がたくさんあってなぁ…ごめんやけど、よろしくな~」と出て言かはった大量の買い物をするはずのオーナーが予想を上回る早さで帰って来られた。じゃぁよろしく~ゆぅてそのまま顔を見ないままオーナーのご主人だけが戻り私が帰る時間になる、という流れになる時が多いのに、「行って、帰って来た」くらいの印象。行くまでと帰って来るの往復しただけの時間経過しかないように思うが、たくさん…買い物出来たのだろうか…こんなに早く…なんでぇ??
「あー…?お、おかえりなさい…?」
「はい、ただいま。」
「トンカツ…です?」
「はい、わかりました。」
あ…ちょっと戻った…てわけじゃないみたい…。作らはんねや…オーナー。手際よくオーナーがトンカツライスを作って万事オーケーなんであるが、やはり今日はナンDAY。
「た~くさん買い物あんね~んごめんな~頼むわ~、ゆわれたらや~…。普通に『買い物行ってくるわ~』とかの時でも私が帰る10分前とかそんな留守やで?1時間とかや~軽くかかる~って思うや~ん?それが30分…いや20分…そんなもんやで??そら、ひとりなんやな~っておもてた私にしたら、なんでぇ??て思うで。それなりの覚悟を持ってのひとりぼっちやねんからな、私はな。いや、そらソワソワしてるような行動はしひんで?しひんと隠してるけど内心はドギマギしとるわけや…こちとら小心者やねんから、な?」
そうヘイポーに「必死孤独の覚悟」がいかにして崩されたかを語っていたら、向かいからやって来たバイクに乗ったおまわりぴんに、声を掛けられた。ようだ。
「はーい、はいはいはい、止まってー、止まってねー。ソコの自転車の二人、止まって。はい、止まってねー。」
私は無視をしたわけではないのだが、おまわりぴんの口調が小さい子供に言う口調であったので、私たち親子のことではないと決めてかかっていた。しかしおまわりぴんはUターンして私たち親子の二人乗りを幅寄せして来て、言った。
「はーい、はいはい、止まってねー。」
「えっ?!私たち?!」
「はーい、自転車の二人乗りは危ないからね、アカンよ。」
「二人乗りゆぅたかて、親子やで??いっくらでも親が子ぉ乗せて自転車乗ってますやん。」
小心者の私が言うとおまわりぴんはちょっとためらいながらこう言った。
「自転車の後ろに乗せとるんはな…小学校あがる前の子供のコトやねんけども…」
しかし小心者の私はこのおまわりぴんの応対に「チビやから子供同士のニケツやおもてはったなっ失敬なっ」という感情を抱く。ぁあ、ええですよぉ、若く見てもぅてコリャ嬉しい限りですわいなぁ、就学してますけんどもぉ、ウチの子ぉは練習しても練習しても発達遅滞から運動能力は大幅に遅れをとっていてうまいことバランスがとれませんねや、そんな危ない運転技術で自転車乗らすほうが危ないんですわ、これが一番の安全な形やのにこの親子の安全にストップかけて、おまわりぴん市民の安全をどのようにお考えですか~、この親子から交通手段を奪いますか~。と、まぁソコまで言うのは小心者の私には出来ないので、こう言う。
「あ、そうすか。就学前の子供なん、アレって。そら小学生やでこのコ。でもこのコ自転車乗られへんのんに、どうしたらええの?ダイキまでまだまだ距離あんのんに、歩いていかなアカンの?明るいウチには着かへんで?自転車しかないのに、どうしたらええの?」
なぁ、どうしたらええの、おまわりぴん。自転車乗れない小学生の親は、徒歩しかアカンのか。近所で買い物済まさなアカンのか。自転車でダイキに行けたら洗剤が100円安いねんけどなぁ。交通費ゼロで100円、安いねんけど、どうしたらええの?やっぱ節約とかエコとかしようおもたらなんか目をつむらなアカンとこ、出てくるで~。そんな訴えを胸に、どうしたらええの?と言うとおまわりぴんは私のどうしたらええかには答えずにこう言う。
「この自転車は…防犯登録、してはらへんね?」
「してない、してない。だってこの自転車、粗品やもん。」
「粗品?」
「車買ってきたら、ついてきた自転車やねんもん。ほら、ここにマーチが。な?これマーチのイラストやで。マーチって車を買ったらついてきた折りたたみ自転車やから。折りたたみやから荷台もないねん。やからステップつけて乗るしかないやん。自転車、盗られたからもうこの自転車しか持ってナイねん。」
防犯登録してた盗まれた自転車、探してくれてはんの?3年くらいみつからないけど?といった圧力も、ちょっとだけ言葉に含ませてみたで、小心者やから遠回しに。
「そうか…車…買ったらついてくるんか…そうゆうのがあんねんなぁ…」
「そうやで。車のオマケやねん。」
ま、その車はヒーさんちの親戚の人が買ったんやけどね。ま、ベンツこーたらマンションついてきたよなモンちゃいますか~ナイやろけど。
「そんで、私たちはどうしたら、ええの?」
小心者、再びトライ。だって幅寄せしてまで止めたからには、私たちがどうすべきかまでちゃんと指導を入れてくんないと。市民としてルールを守り協力も惜しまんのでね。だって私は親だから、我が子が自転車に乗れなきゃ、自分の乗る自転車に乗せるで。ひとりで留守番、さすほうが心配や。
「…ほなら…気を付けて乗ってや?」
「いいの?乗っても??」
「…う…うん…仕方ないなぁ…でも、危ないから気を付けてな?」
「は~い♪気を付けて二人乗りしま~す♪」
なぁ~んDAY、いいんじゃんけ。

ダイキでの買い物も終わり、帰りにスーパーに寄る。そこで、夕食の材料を買い、その中にゴボウ。ゴボウとか白ネギとかってなが~いから、すんごく不安定。私のチャリンコのカゴから3分の2は出る。ゴボウって、シナるよね。もう暗くなっているので土のついたゴボウが、カゴから出ているのがわかりにくい。そのゴボウが、すれ違った少年を「たたっ切ってくれるわ~!」てなカンジで叩き切った。
「あ…ごめん…」
と言ったけれど、少年は何も気がついていなかった。
なんでぇ??結構、バシっとイったのに。
その後も、前を歩く3名の高校生くらいの左端の少年1名にゴボウがヒット。
「あ…ごめんごめん…」
しかし叩き切られた少年、またも気付かず。なんでぇ??これが日本刀だったら致命傷なくらい切りつけてんのに。
なんでだろう。ゴボウのシナりがうまく痛みを和らげる作用でも発揮しているのだろうか。ゴボウが見えない薄暗さと、先細ゴボウのシナりで、Wブロック!!少年たちよ、君たちには確実にゴボウが当たったぞなもし、ゴボウでたたっ切ったのは拙者でござる、面目ない。

帰宅後、買い忘れていた食材を買いに一番近いスーパーまでチャリンコを走らせる。
毎日のように行っているそのスーパーで、一度もそんなことないのにどうゆうわけか、自動ドアがゆーーーーーーーーくり開く。入って来た時は普通に開いたのに、帰る時にジッワジワ。手でこじ開けたほうが早い。ミリ単位で、開く。な、なんでぇ??いつまでも出られない。入って来るひとも、出ようとしている私も、自動ドア待ちの立ち往生。頑張れ、自動ドア。力尽きるな、自動ドア。馬力ねぇなぁ…自動ドア。おつかれやな…。

少しだけ空いている自動ドアを、手でこじ開けていいもんかどうかを迷いつつ、入りたいであろう見知らぬひとと出たい私は首をかしげる。…待つか。それが言葉を交わすこともなく互いに出した答えであった。
なんとか力を振り絞って開き切った自動ドアは、そのまま閉じる気配を見せなかったが、私のナンDAYはその自動ドアを最後に完全に閉じた。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-30 02:02 | +cool down run+ | Comments(4)

連音

毎年の5年生の恒例イベント「連合音楽会」が今年も開催されることとなり、市内17校の5年生たちがホールに集まって合奏と合唱をする。ここでは各学校のレベルの違いが非常にわかりやすく見てとれるわけであるが、我が校…ま…ベベから2番目と言われている実力を証明するだけあって、おおかたの生徒が“その他大勢アイテム”「鍵盤ハーモニカ」いわゆるピアニカ担当であるようだ。ご多分に漏れずヘイポーもピアニカ担当。
去年のチョモの場合は、1年前の音楽クラブの腕を買われアコーディオンと少々能力以上の任務ではと思われる楽器を担当していた。チョモの力量をご存知の音楽の先生は指揮が終わると、何故かチョモの肩をポンと叩いてソデにはけた。この行動は後に我が家で物議を醸した。
「あれって…『よく頑張った上出来だぞ』の『ポン』やったんかなぁ…それとも…『今日のことは早く忘れろ』の『ポン』やったんかなぁ…」
曲がどう、リズムがどう、ということでなしにチョモは「最後の一音を弾き終わった時ちょうどアコーディオンが閉じている状態」であることに重きを置いて練習に励んでいたそうだ。演奏のスマートさに重きをおいてみた。音楽という分野でチョモの努力が実を結ぶのはドコかと考えた結果の苦肉の策であったといえよう。チョモはずっと、自分からススんで物事にはあたらないが与えられた役割にはベスト中のベストを尽くすという「努力…それを僕は任務と呼びます」な軍人気質であった。つい、こないだまで。その姿勢をクラブで見てきた音楽の先生は、チョモにきっと戦時中の音楽家が求めたフリーダム精神を教えたかったのであろうか…はじっこにオマケで映っているチョモの写真を何故がメインで映っている生徒にではなくチョモにくれたり、来月のカレンダーをパソコンで作って音楽室の掃除をしているヘイポーにくれたりと、何かと千徒家兄弟に意味深なプレゼントをくれた。その度に我が家では音楽の先生が何を表現しているのか、という物議が醸される。
なぜに今月が始まったばかりなのに来月のカレンダーを作ってくれるのだろう…いやこれはメッセージ…来月に希望を…もう今月はアウト…アキラメが肝心、てゆぅそうゆうアレかな?…まァ…音楽の先生はどうかわからんけど私にとっちゃぁ、今月をどう過ごすかによって来月に影響してくるゆぅことが往々にしてあるんやけどなァ…わっかんねぇなァ…音楽的思考は広くてよォ…。

そして今年、音楽室掃除の担当になるとカレンダーを貰い、すでに12月のカレンダーが3枚もストック出来ているヘイポーは言った。
「ピアニカにな、紐がついてるやろ?あれが短いねん。やから、連音までに長いやつに付け替えたほうがいいみたい。連音までに長い紐、用意しとってな?」
「どのくらいの穴が空いてるんかがわからんとなァ…ピアニカ首から下げるんやろ?あんまり細い紐やとピアニカの重みで痛ァなんで?最大の太さを選んでるほうがええ思うねん。かといって紐のほうが太かったら通らへんやん。ピアニカ、持って帰って来てみ?」
「わかった~そうする~。」
「長いってゆうのにも適度な長さってあるしなぁ。連音のホールで首からピアニカ引きずって舞台まで上がるわけにもいかんやろしなぁ。」
「それはアカンやろ…長さ測ったほうがいいな、持って帰ってくる。」
「そうしぃ。」
「ほんでな、紐の注意があってな。暗闇で、光るような、紐は、アカンよ、てゆってた。」
「…う…うん。…その注意…要るかなぁ?」
「だって光ったらアカンねんて。ホール暗いからって光るのはアカンねんて。」
「光らしたいとも、思わんけどなぁ…。誰に向けての注意やの?そんな親いる??連音までに紐付けてないひとや~紐が短いひとは~紐を付け替えてもらうようにね~…あ、光る紐はアカンよ。…光る紐うれしがるトシでもないで?5年生やで全員?注意しとかんかったら光る紐つけてきよるヤツらがよーけおるみたいな釘の刺しかたやんか…。『連音でピアニカに紐がいるねんてーオカンこーてきといてー。』『ほなら蓄光の紐にしょーかー。』…ならんやろ。蓄光素材の紐を探すほうが手間や。アノ紐でええやん~ゆぅて引出しのどっかに蓄光の紐がある家、そうそうないでぇ?あってパーカーの紐くらいちゃう?洗濯してるウチに抜けたヤツな。黒やろたいがい…暗闇でひとっつもわからん黒やろ。蛍光色はパーカーじゃなくてジャンパーに採用されるからなぁ…蛍光ジャンパーなんて駐車場整理のひとしか着てないような気がする…教頭先生は着てるけどアレって地域の安全委員会か何かが絡んでるスタッフの一員的なユニフォームやもんなぁ…教頭…毎朝校門に立ってるし…。…光る紐をつけよう…て…自然に出てくる考えじゃぁないなぁ…注意されたから思うだけでな…そうか…光る紐にする、ていうチョイスがあるんやな…光る必要を感じないなぁ…何のために光ってなアカンのかがまずわからんなぁ…」
私は「紐が光る」ということに何の思い入れもなく、なんで光ることがええことなんか、わからんのでチョモに問うた。
「なんで?紐が光ると親にとってええこと、ある?」
「まぁ…たまに居るんちゃう?自分の子がわからん親が。全クラスが舞台に上がるわけやから100人超えてるわけやん?自分の子ぉはドコかいな~みたいな?やから舞台に上がるまでの薄暗い時に、目印として光ってるとえんちゃう?『あ、あっこ光ってる、ウチの子や。』て。」
「舞台さぁ…ライトすぐ付くやん。暗いのなんか一瞬やで?見逃すで?その一瞬の暗がりに賭けるんか…かなりの光を放ってる必要があるなぁ…紐がボヤ~ンと光ってるくらいじゃぁ私なら気付かんな。高速点滅してくれんと居場所を特定できひんわ…。何しとんねん、てハナシやな。」
「そやってな『光るとええな~』て思うと親バカの度が過ぎるわけや。フラッシュたいて写真撮りはじめて、な。ウチの子の紐が光ってないんですけど先生ど~ゆ~ことですかっ?!光る紐禁止なんて言ってなかったでしょっ?!てな。だいぶ迷惑やで…」
モンピ的発想の理由から注意を促したというわけか…。広いなぁ…音楽の先生…。
運命がドアをノックする音…ベートーヴェン…。
ウチの子スキスキの度が過ぎてノックアウト…モンスターピアレンツ…。
…広い。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-24 16:29 | +in much guy+ | Comments(2)

驚くグミ

週末をおじーちゃんちで過ごすチョモから脳炎長へ緊急のお電話。
「今な?ホームセンター出たとこやねんけど、ロイヤルにあったで、グミ。」
「グミ?ハリボーが安かったって話?」
「ちゃうちゃう、そのグミやなくて、グミの木、な。」
「あぁ、そっちな…。でも『びっくり』や思うわ、それ。」
私はここ1、2年グミの木を探しているのであるが、市場に出回っているほとんどが『びっくりグミ』という品種。そのグミは自家結実をしないということである。実が大きくおいしいので食べる楽しみとしてはケッコウな代物であるが、自分の花粉でほとんど受粉しないという自分嫌いな性格をしているようだ。私は、実が小さかろうが多少エグかろうが、自家授粉で勝手に成ってほしい。私の子供時分おばーちゃんの畑の坂道の途中に、植えたのか生えたのかはわからない背が低く横に広がるタイプのグミの木があったのであるが、おばーちゃんは朝夕と真心込めて二つある畑を往復し世話を焼いているのに、このグミの木は完全スルーしていた。手を掛けているのを見たことなんて一度もない。私のおばーちゃんなのに、タカボーの母なのに、サヨさんは実にマメな農婦である。農家としての現役を退いた今もなお、茶の葉を摘み遠赤外線処理を加えた「サヨ茶」なる日本茶を製造し、それを遠く離れた兵庫のコーヒー党の孫に送ってくれるほど、マメである。今の季節を農作物で理解する、そんな土と共に暮らすサヨさん。サヨさんが自宅に不在という時には「上の畑」か「下の畑」に行けば居る。そんな土いぢりばっかやってるサヨさんがスルーしちゃう、グミの木。なのに、このグミの木は毎年、頼むから成らんでくれと思うばかりの実をつけた。半分以上が、収穫もされずに腐って落ちた。甘酸っぱいグミの実は、決してマズい食べ物ではなかったと記憶する。私は、そのグミの木が欲しい。何もしなくても勝手に実り最終的には腐って落ちるほど成るグミの木が。
「そのグミ、実は?デカかった?」
「いや…実は成ってなくて、ツルンとした単なる枝だけの木や?六百ナンボで安い割にはしっかりしてたほうや思うけど?」
「そうか…じゃぁ確実にジベレリン処理が要るなぁ…『びっくりグミ』って書いてなかった?」
「おどろきグミ、て書いてた。」
「言いかた変えただけで、意味合い的には『びっくりグミ』のことやな、ソレ。」
「まぁ…こっちでもグミが出回ってるってことは今が時期ってことやな、そっちで他の品種が出てるかもしらんから行って見てみれば?」
「そやな、そうする。見に行くわ。」
ちょっと前に「びっくりグミ」が出回っていたが、12月中旬の寒さが続いているここんとこ、作物という作物が鳴りを潜めた。この季節、種子となった自然界の作物は地中で春の訪れを待っているのである。イチゴは寒さを感じることで上に伸びるのでなく地を這うという防寒の姿勢を取り、十分な寒さから暖かくなるというその温度差を感じて勝手に「そろそろ成る準備やな」と自分のサイクルを全うする。実によく出来ている。ほんで自然界は臨機応変でタフである。作物や植物はカレンダーで季節を計らない。温暖化が進んだ地球で四季がズレようが、土の温度と水分と気温の条件が揃った時に秋になり、冬になり、春になる。
「おどろきグミ」とは言い得て妙。
びっくりするくらいの大きい実がなることからのネーミングで、びっくりしてんのは人間という解釈なんだろうけど、成るのを自力でやれなくて、もう季節もなんやらわかれへん。
今頃おどろいてんのん、グミのほうちゃうか。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-22 10:08 | +knowing+ | Comments(0)

デンタクのママとチョモのまぅ

「今日はぢめてデンタクんちに遊びに行ってん~。」
「あーそう。」
「デンタク、おもろいねで。なんか~家の中にちょっと狭い通路があんねけど、通る時に『バキっ』てゆぅてん。僕は『えっ?!バキっゆぅたけど?!』ておもたんやけど、デンタクは自分ちやし慣れてるからやろなぁ『あ、気にせんとって~コッチ、コッチ~。』て。いつものコトなんやな~。そんなコツがいる家やねん。ああゆぅ家もいいなぁ。」
「…まぁ…どんな家やろうが人間って慣れるからなぁ…」
「デンタクんちって、飽きることないわ。ズラーーーっとこっちの壁には本、向こうはピアノ2台。秘密基地っぽい間取りで、かたつむり飼ぅてて。それに、デンタクんちのオカンがええよな~。ああゆう『お母さん』ってカンジのオカンがええよなぁ~。」
「デンタクんちは芸術肌やからな、オトンもオカンも。余裕がにじみ出てるもんな、絶対家におって子供を迎えます、子供第一です、みたいな、な?」
「そうそう、子供第一やねん、あっこ。ま、オカンおらんかったんやけどな。」
「おらんのかいっ」
「おらんけど、置き手紙があるわけよ。それがええやん。」
「ウチだって玄関の黒板に書き置きしてるがな。」
「まぅのは、『米二合半 大根短冊 きんぴら 水』とか、そんなんやん。」
「簡潔やんけ。インクの減りも最小限。エコ。」
「手伝いしか書いてないやんっ」
「デンタクは手伝いせんでええってか…それがええのんか…手伝いすると応用力付くで?」
「ちゃうねんな~。デンタクも手伝いはあるねんな~。でも、置き手紙の書き方がまぅとはちゃうねん~。デンタクのオカンって訛ってるやん??」
「… …?訛ってたっけ??」
「こっちの人ちゃうやん?ってゆうしゃべり方してんやん?」
「標準語…な。」
関西人の中で数少ない標準語を使うオカンを訛ってるゆぅなっつーの。標準語が標準で、関西がメジャーに訛ってるんだけどね。ちゅ~かここ関西で「訛ってる」という印象を抱く言葉ってのは「九州訛り」だぞ。つまり、私が宮崎の友人コベと電話で会話する時の方言がいわゆる「訛ってる」ってヤツじゃこっせ~ん??
「そーそー。東京のな。アレやねん、置き手紙も。『おかえりなさい。洗濯物をいれておいてください。おやつにマフィンを作ったからよかったら食べてね。塾、がんばって。』もう愛が溢れてるや~んっ。子供のこと第一や~んっ。」
「あぁ…そう…そうゆうのをお望みか?」
「そうゆうのやねんっ」
あ、そう。
ほな、そうゆうのしょ~か??
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「見た?愛の溢れる黒板の書き置き?」
「…見たけど…なんか違う。」
「同じ単語使ってるやんけ。『よかったらクッカー使っていいよ』『がんばってチャリンコでね』。東京風。」
「よかったら、のよかったらがちゃうねんっ!がんばって、のがんばるカンジがちゃうねんっ!」
「違わない、何も違わない。」
「根本的に違うわっっ。」
お母さんね、デンタクのお母さんと、何も違わないわよ。
ハートまで付けてえらいサービスやないか。
つべこべゆわずにとっとと、やりくされ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-20 21:29 | +in much guy+ | Comments(2)

BDおやつパーチー

おやつパーチー。11月19日開催。
ノロとチィが、プレゼントとおやつを携えて我が家へやって来ることにはなっていたが、私が帰宅しても5時間授業であるはずの彼女らは到着していない。ばかりかチョモの姿もない。
「あいつら~ドコ行きやがったんや~今日のこの大事な大事なおやつパーチーの約束を~ま~さ~か~破るつもりじゃぁ~あるめぇ~なぁ~!!」
と、ひとりポツンと取り残されていたヘイポーに向かって言っていると、チョモが帰宅。
「おかえり~。だんご~どうする?作っちゃう??」
と提案する。え???!!!今から???!!!時間ないやろ…。と心配する。いやいや、上新粉じゃなくて団子粉のほうね、茹でたら即食べられるほうやから、あっつー間に出来上がり。作ってもいいし、作らなくてもいい、おやつはいっぱいあるしあの子らも持って来るゆぅてたし夕食のこともあるからどっちゃでも~て感じ?
ビュッフェの夕食を予定している我々は、このおやつパーチーできなこ団子を作るかどうかを彼女たちが来る寸前まで迷っていた。小食の私はおやつパーチーと夕食のために昼食は抜いているし、なんならおやつパーチーは雰囲気だけ参加で実食は控えたいくらい。

「まぅちゃぁあぁああぁああ~んっ」
「あ、きたきた~。はよぉ~、はよおやつパーチーするで~♪」
さぁて、どのおやつを御開帳しようかのぉ、と探っていると、小さいチィが小声で迷う「どうしよう…どのタイミングで…言う?」。なんやねん?さっさと出すもん出しなっ!と脅すと、こう言う。
「…うぅん…あんな…甘くないようにケーキを焼いてきて、そんで何日が前に作ったおいしいかどうかわからんゼリーを持って来た。…絶対、何か言われんのんわかってるけど…」
夕食を作る担当として家の手伝いをしているノロとは違い、どうやら何でもかんでもやってもらっているらしいチィは、我が家で散々な扱いを受けて来た。我が家は、客人をも使う。お飲み物おもてなしの度合いは、我が家の手伝いをどれくらい出来るかによってランク分けされる厳しい世界なのである。カレールゥをうまく溶かすことの出来なかったミズオは、しばらくの間、我が家のおやつタイムに同席しても水しか飲めなかったのであるが、割りながら洗っていた皿を手際よく洗えるようになってからは紅茶を飲めるようになり、とうとう自家製梅ジュースを飲めるまでに成長した。今では、我が家の食器がどこにどのように収納されているかを覚え、何を言わずとも自主的に洗い拭いて片付けることをする。私の好む濃さ好む甘さのコーヒーを好む温度で作れるまでになっているので、我が家の飲み物の好きなものを好きなだけ勝手に飲めるようになっている。このようになるまでを約4年もかけ、その間くぢけることがなかったことを、尊敬する。…よくも途中で投げ出さんかったもんや…度々の出入り禁止令にもめげず本当によく頑張った…数多くの人々がイヤになって去って行く中、ミズオだけが類まれなる根性で我が家の居候的ポジションに就いた唯一の人物である。
「ほんまにミズオ…皿…割らんくなったなぁ…」
3歳年下のチョモはとても感心している。カレールゥさぁ…カタマリが出てきたこともあったのにね…藤原のカタマリって呼んだろか…と、ミズオは未だに我が家で言われているのだ。料理をまかすと半生で焼き上がり、中身オエオエの皇子になる時もあった。
そんなミズオをも凌ぐ、チィの「何もやらないの」オーラ。このようなオーラのことを私は密かに「ユキジオーラ」と呼んでいる。コンビニへ行ってレジカウンターに毛皮をお預けになったザ・セレブ朝丘雪路嬢に因んで。
「チィ、これ片づけてきて。コレとコレはシンクの横にそのまま置いといて。」
「…シンクの横って、どこのこと?」
「はいぃ??シンクやで??シンクがもう十分な説明の細かさや。あんたシンクのことなんてゆーてんの??茶碗洗うところのーベコってへこぼってるー洗い桶に水がたまってるトコ、とかゆーの???」
「ぁあ~っ♪皿とか入ってるトコ??」
「の、横に置くんやで?入れへんで??」
「えっ?!横?ココ??中??」
「…ノロ…行って説明してきて…」
も~!コレ、シンク~!ココ、シンクの中~!コ~コ、シンク!コレ全体がシンク!ココ台になってるやん?ココがシンクの横やんっ!… … …『シンクの横』を手取り足取り教える女、ノロ。シンクをもっと細かく説明するのか??排水溝があってー、蛇口から水が出るとこあるや~ん?…なげぇな。ウチではシンクが最終の単語なんやけど。台所置いてきて~、イスの上置いといていい~?、シンクに置いてシンク。シンク出てきたら、しまいやーゆぅねん。

大丈夫やろうなー…というような、チィ手作りおやつを食べる。
「ううーん…これは、ケーキではないな。確かに甘さはおさえてあるけど、ケーキと言われてもケーキやな、とはさすがに言えない食べ物やな。クッキーに近い。」
「…かたっ」
「な?固いやろ?フォークで切れへんくらい固いな。」
「まぁ…味は悪くないで?」
「おしいよな…味は悪くないのに。」
皆でよってたかって、ケーキより固く、クッキーにしてはやわらかい、全体的にまとまりのない『チィのケーキ』の感想を述べる。傷つく?と訊けば「いいや…もう、慣れた…」と返事をするので、皆で「味は悪くないねからええやん、もうちょっとがんばりー」と慰める。
「コレをな?完璧なケーキやゆぅておいしいおいしいって食べたら、上達はしひんやん?それって、優しさじゃないしな。だからあえて言うけど、味は好きやけど食感はアカンよな。」
「…う…うん…確かに、固い…」
フォークで切ると崩れるポロポロケーキ。ポロポロって響きがかわいいよね~。
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「んでー、このオレンジゼリーの不透明さは、なんやろな??」
「スプーンが跳ね返されるで??」
「ゼリーってぷるんぷるんしてる食べ物やで??コレは…ビヨンビヨンしてるな…。ゼラチン、入れすぎやで。ゼラチン、めっさ増えるやろ??」
「う…うん…」
あやしい。返事があやしい、チィ。さては、作ってもらったなっ。何日か前に、作ってもらったのを持って来たダケとみた。誰も食べへんから、て漏らしてたしな。残飯処理するんじゃねぇ、こらっ。
「いいネーミング考えた、このゼリーの。低反発オレンジゼリー。どう?」
「ぴったりやん、低反発。」
プラスチックスプーン、じんわり入っていくで。
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「はい、まぅちゃん、おめでとー。約束のグミ。で、チョモにもグミ。これはカーが渡してって。ほんでこれはお父さんから。」
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「お~ありがとうありがとう。オトンにお礼ゆぅといて~ってか、私、会えば言うけどな。最近オトン、お店に来てないで?」
「うん、お母さんがお弁当作ってるねん。」
「ほな、メールしとくわ~。」
去年わかったことなのであるが、ノロ父は、我が喫茶店の常連のお客さんであった。ノロがチョモと同じクラスになって一緒に遊ぶようになったのが5年生の出来事だったので、それまでは接点はあれど単なる「お客さん」であったノロ父。まぅちゃんドコで働いてるん?とノロが訊くので喫茶店の名前をゆぅたら「ウチのお父さん、まぅちゃんトコでお昼ごはん食べてるで?」と言う。「えーどの人やろうなぁ??」と言いつつ、たくさん来る人の中からノロ父をヒットさせることが出来たのが最近になっての話。かれこれ2年くらい前からは知ってることは知っていた、お店のお客さんとしてね。

「グミな、お父さんと買いに行ってんけど2つ買おうとしたら『なんで2つもいんねんっ』て怒られそうになってん。やから『このグミ、まぅちゃんがめっっっっちゃ大好物やねん。』てゆったら『あー…ほならえぇか…』て。」
魔法の言葉みたいやな『まぅちゃんが』って。
「ドンキっておもろいもん色々おいてた。ほんでー、お父さん、行ったり来たりして『これにしよっ』て、コレに決めたんやで。最初は『ヘリウムガスにしようかなぁ…』てゆぅてたけど、めっちゃ迷ってコッチにした。」
「なんでその二つで迷うねん…」
「いや…『何かおもろいモン…何かおもろいモン…』て探しててん。他にも見たけど、これやな、って。」
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「別にフツーのもんくれたらええのんに…何で『おもろいモン』限定やってんやろ…」
「いやぁ…それは…まぅちゃんの…性格やん?」
ノロおめぇー…。ノロ家で『まぅちゃん』のキャラ、どうゆうふうに作り上げとんや?
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シークレットが出るといいな~と言っていた『くしあげ入浴剤』は、今の季節にピッタリのスイカが出てきた。写メを撮ってノロ父に「新世界も脱帽の食材ですぞ!二度漬け厳禁どころか一度も漬けません、ソース。」とお礼のメールを送信すると、「やっぱりまぅちゃんは明るいですね」との返事。
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「明るい」ぃい??ネタはあがってんだ白状しやがれノロ父っ。やんわりとヴェールに包んだ表現使いやがったな~っ。変人ベースでプレゼント選んだくせに~っ。
…いやいや、ありがとうございまして、ホンマ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-20 20:19 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(0)

到底

私の前に母がいる
私の後ろは誰もいない
ああ 自然分娩よ
母よ
私を一人悩ませた働き者の母よ
私から目を離さないで叱る事をせよ
常に母の気魄を私に充たせよ
この同じ月の誕生日のため
このあいだハッピバースデー

おめでとうございました、おかぁさん。
今月19日は私の誕生日であるからして、うれしさのあまり早まって私は11月になった途端「今月は私の誕生日なの~」と、「19日よ、覚えとったら何かうれしくなるようなこと、して~♪」と、ちょっとでも目が合ったひとには要求する。そのように、今年もゆぅた。そしたら、チョモのクラスメイトが何人かで祝いに来てくれると言う。ゆぅてみるもんやねんて、なんでも。プレゼントの希望商品である「ハリボーグミ」を買ってくれると言う。だからものすんごく楽しみにしている。だから、19日の自分の誕生日を覚えておきたい。19日の朝に「とうとう今日だわ~♪」と思いたい。今年こそ、自分から思い出して「今日で~す」と言いたい。あと三日後だから、絶対、言いたい。
しかし毎年のようにこの19日という中途半端な自分の誕生日当日を、忘れてしまう。結婚してからとくに忘れるようになった。と、いうのもむーちんの母上の誕生日が11月11日であり、私は『11日のおかぁさんのプレゼント大作戦』を練りに練ってそれを終えると、今月のイベントが終了したような『やり遂げた感』に満足する。自分の誕生日当日の朝に「あ、おめでとうね、何歳?」と言われて「ぁああぁあああっそうやったぁああぁああ上旬までは覚えてたのにぃいいいいぃい!」と残念な気持ちになるのが常なのである。
到底…。到底、私は思い出せそうにない、自分の誕生日を。
どぉして私は、いつも誕生日当日をフツーに迎えてしまっちゃうのぉー…。
ずっとずっと「特別なお誕生日」として迎えたい願望があるとゆぅのにぃー…。
私の父であるタカボーの誕生日が21日なもんだから、我が家ではずっと20日に「二人まとめて誕生日」という合理的な誕生日が祝われていた。私は一日過ぎており、タカボーは一日早いのであるが、「いくつになった?」「13になった」「お~まだか…」「で?いくつになんの?」「39」「お~もうか…」といったやりとりである。この毎年に私はさんざん「誕生日当日じゃないと意味ないんじゃ~っ」と文句を垂れてきた。当日に祝ってもらったためしがなかったためである。…いいのサ…どうせケーキ…喰えない舌なんだし…。
誰も覚えていてくれない我が誕生日を、本人である私が覚えていられないことがなによりも残念なことである。さんざっぱら「当日じゃないと!」とかゆぅといて…な。こうやって毎年、過ぎてゆくなんてことを、今年こそ阻止したーい。だから私は覚えておくぞっ。今年はまだ、間に合うっ。

と、ここに固い決意を以って書けているのも本日、むーちんが私の誕生日を思い出したことにある。むーちんは、女よりもいろんな記念日を記憶出来る男である。頼もしい。…夫だから「頼もしい」で済むが、つきあっている彼氏が「今日は初デート記念日だね♪」とかゆぅてきたら、暗がりで吹き矢、飛ばすと思う。夫が結婚記念日を覚えていることが夫婦円満の秘訣と言うが、それは結婚した相手が覚えているからこそ円満の秘訣であって、結婚もしていない将来を誓ってもいない彼氏がいちいち「今日が告白記念日」「今日が初めて手をつないだ日」「今日が初旅行記念日だよ♪」とありとあらゆる言動にアニバーサリー謳ってきたら、正直、憤懣やるかたない。円満別離の即決である。十代の生娘なら「ステ…キ…」とドキドキするかもしれないが、自動車保険が年齢によって割り引かれるという特典が付くようになった三十代の私は「素で…奇…」と怒気怒気する。人間トシくうと「かもしれない運転」がうまくなる。

本日朝9時くらい、むーちんが「まぅ~起き~」と言って、前夜を更かしたためにまだまだ眠い眠い私を無理から起こした。洗濯をしたから、干したほうがえんちゃうか、と言う。そら干したほうがええおもったので、干した。パン食べる?と訊けば食べると言うので、パン食べた。温泉行かへん?と訊くので温泉ねぇ…と答える。今起きたトコでさっそく風呂入ろうか、という気持も湧かない。さて起きて~風呂入って~ほな寝よか~、という一日になった日にゃぁアータ、今日一日、寝てばっか。じゃぁ、むーちんが風呂に入ってる間、買い物をしとく、ということになって別行動。3時間後に合流しようということになり散ったが、3時間も経たずむーちんが「とっくにあがってマクドの前におんねけど」とのメール。3時間では足らんやろうに…と思っていた私は、立ち読み始めたとこ。さっきまでマクドの前の店におったんやで?と言いながら二人でエスカレーターを上がっていると、むーちんがこう言う。
「サウナ入ってた時におもてん。オマエ誕生日やな。オレ、隠し財産があんねん。何かこーたろさ。」
「えええええーーーっ?!あ…そうや…誕生日や…。ちょーーーど欲しいモンがひとつあんねん。」
「なに?」
「ピンクゴールドの~ネックレスの~チェーンの部分だけ~」
「いくらすんの?」
「そらランクにもよるやろけど…でもゆぅても18Kやからそないにはせんやろ…」
「そうか…じゃぁ、はい。かくしざ~いさん。」
「えぇっ?!またっ?!」
私はエスカレーターを上がっている最中に、未開封の薄い茶封筒を束で手渡された。去年の結婚記念日に手渡されたものと同じ質の茶封筒である。それはむーちんが会社から出たナントカ報奨を未開封で取っておき、私へのプレゼント資金としてコツコツ貯めた現金であった。去年の結婚記念日に私はコレに相当感激した。同じパターンなので感激は薄れようものであるが、性懲りもなく感激した。だって、束が増えていたから。いつから誕生日のことを考えて過ごしてるんだ、むーちん。私よりも気が早い。…感動する、確かに感動する、いや感動が先には来たが私はつい、言った。
「え…でも…今ここで…この封筒を渡されても…」
駐車場に入るまでが渋滞だったくらいの、この賑わったショッピングモールのエスカレーターのココで、明らかに現金が入っているようにしか見えないチャリ銭の音してる茶封筒を、束で渡されても…。私たち、夫婦に見えてるよな?悪いけどゆぅてすまんが、私は実年齢よりちょっと若い外見であるのに対し、むーちんは見た目では随分と貫禄をお付けである…「今月のお手当て渡された」みたいな誤解を招いてないだろうな?…感動的なサプライズなんやけど…手渡されたのが封筒入りの現金なだけに…束なだけに…「取引」感…出る…。そんな私の被害妄想的後ろめたさを何も察知せず、サプライズ大好きむーちんは、サプライズしたことに満足してエスカレーターが上がり切らないうちから、かなり楽しんでいた。
「開けよう、開けよう、とにかく開けよう。人気のないトコ行ってはよ中身、見よ、見よ。」
これこれむーちん「人気のないトコ」とかそうゆう単語を挟むと一気にアヤシイ金になるから…。清いから、このお金、清いから…言葉を選ぼうか、慎重に言葉を選んでみようむーちん、ありがたいとてもうれしいがここはひとつ、誤解を招くような表現を含む単語は排除しよう。

再現。
私は茶封筒を、エスカレーターを上ってる最中にこのように渡された。
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何の取引に手を染めとんやろね、私。

どっかベンチないかな~、あ、ここ座って数えてみよ~、とワクワクが足元に出ちゃってるむーちんを前に、私は「家に帰ってから開けたい」とは言えなかった。目の前がショップという絶景のベンチ、全部ひとが座っていて1こだけ空いてたという満員御礼のベンチ、そこに私たちは腰を下ろし、開封の儀を行った。去年同様、封筒に入っている小銭はむーちんに渡す。全部の袋を開け終え、3年間のレジ打ちで培った紙幣早数えの妙技を炸裂させる前には、一応確認した。
「なぁ…ここでお札の束を数えてたらイヤラシくない?」
「大丈夫や、千円札やねんから。」
額なんや…。私のポイントは「束」ってトコやってんけど…。

ちゃんとした宝飾店でちゃんとしたチェーンをみてみるということでまるまる持ち帰った茶封筒の現金の紙幣総額。
四万五千円。
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チェーン、買います。
結婚して、サイズダウンして、働き始めてまたサイズダウンしたからユルユルになってずっとせずにいた、結婚指輪と10年目にもーたダイヤのリング通して、首から下げるために。

絶対忘れないぞ、三日後の自分の誕生日。
起きたらまず、誕生日や~♪て、思う。
今年こそ絶対、思う。

毎年の、記念日ごとのむーちんの行動には、到底及びませんが、私もコツコツとちゃんと思い出します覚えます。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-16 22:34 | +談合料亭『千徒馬亭』+ | Comments(2)

淡白宣言24

グルメリポーターが「見た目より味が淡白ですね~」と感想を述べたらそれは「味が薄い」という意味らしい。

グルメでもリポーターでもない私に、出勤早々オーナーが言う。
「今年の風邪は長いみたいよ、気をつけような、まぅちゃん?」
「…ぁの…もう…既に…私…」
「ぃやー…まぅちゃんもうひいてるやーん…夕べ、寒かったからなぁ…」
「…はい…油断しました…」
前日の夜からどうも鼻通りが悪く、何を食べても食感だけの食事を2~3食、摂るには摂ってみたけれど、味が薄いかどうかすらわからない。淡白なのかアッサリなのかコッテリなのか美味なのか、わからない。
「この焦げたかき揚げ、私、食べる。どうせ…味わからんのやから。」
「そうやな、まぅ、食べ。どうせ味わからんのやし。」
「はい、まぅ、これもちょっとココ焦げてる。まぅが食べ、どうせ味わからんから。」
…いくらなんでも…病んでる母に辛い仕打ちやな…。普段、あたしゃぁおやつとか分け与えてるほうや思うねけど?こんな時こそ、優しくせんか~いっ。
「あぁー…昨日のご飯が…たしか冷蔵庫に残ってたなぁ…」
「温めて食べたらええねん、まぅが。どうせ味わからんねやろ?」
「…そうやな、どうせわからんしな。」
温めなおした見るからにマズそうなご飯を、食べてみるがさっぱり味がわからない。昨日のノリ弁の残りのちょっとのごはん、見た目マズそう。
「ちょっと、食べさして。」
とチョモが一口食べて、年貢でも納めるかのように私に上納。
「マズいのがわからんって、幸せやな。味のわからんまぅが食べんかったら、誰も食べへんわ。」
…ひどい言われよう。
黙々と、どうせ味のわからん私が食べずして誰が食べるかという、マズいものだらけの夕食を食べ、唯一まともな献立と思える味噌汁をすすったその時、私の鼻の通りが一瞬だけ通常に戻ったのである。
「うっっっわ、マズっ!ニガっ!!なんやコレ、このごはんおっそろしくマズいな?!かき揚げ、にっが!こんなん喰えたモンちゃうで。これが食べられてた自分が怖い…今…味噌汁すすった後に、一瞬…鼻がキいた。…鼻って…大事やな…。」
「…すごいな。その一瞬でいろんな味が一気にわかるんやな…。よぉ喰えるなぁ…ておもたけど、まぁ味わからんみたいやしいいかと思って。」
「いくらなんでも…健康被害を考えてソコは止めて欲しいわ…味がわからんゆぅたかて…あんまりやで…エサに近い…」
「いや…味覚って、人それぞれやん…?」
ううーん…「おいしさ」は人それぞれやろけど「マズさ」はたいがい共通しとるおもうで。

鼻のつまりが極限に達したとも言える翌日、とうとうダウン。
前日に我が家に遊びに来ていたノロとチィに「しんどぃよぅ~。働いてくれよぅ~。」と涙ながらに訴えて夕食準備を手伝ってもらったのであるが、「明日も遊びに来てい~ぃ?」と言うので「たぶん私寝込んでるから来んほうがええで。感染るで。」と脅した。…のが、冗談のつもりだったのに、本気で寝込んでしまった…面目ない…。「ホンマに悪化したから来たら感染る…て…伝えて…」と息絶え絶えにチョモに言伝て、ふかぁ~く、眠る。休ませてください、とオーナーにメールを打って、返事も待たずに、ふかぁ~く、眠る。チョモが帰宅するまで、ふかぁ~く、眠る。一に睡眠、二に栄養、それでもダメなら諦めるか~、三日経てば医者に運んでもらえるかな~これが私の風邪の流れ。
チョモはノロとチィにちゃんと伝えたようであったがそれでも、彼女らは「まぅちゃぁあぁあぁ~ん?」とやって来て、チョモに「来たら感染るでってゆぅたやん、今日は来んほうがええゆぅたやろ?ほら、帰り・帰り。」と冷たくあしらわれていた。それでもメげす「入ってい~ぃ?」「ココまでやで、コレ以上入ったら、感染るからな?知らんで?」「まぅちゃん、ドコで寝てるん?」「あっこ。」「まぅちゃーん…大丈夫…?」「…ダメ…」「まぅ…ちゃん…死んでるなぁ…」というやりとり。台所の、昨夜からの洗い物てんこもりを「よしっ!洗うかっ!!」と率先して片づけてくれ、冷蔵庫の食材で夕食の献立を提案「卵あるやん、ウィンナーと一緒に焼けばいいやん?」「質素やな…」「味噌汁、コレは?」「インスタントかよっ」。
とにかく何とか台所回りを落ち着かせたらしい彼女らは「帰るね?」と言って私の様子を見にやってくる…。渾身の力で…手を振る…。声がもう出なくなっているがユサユサ…手を…振る…。
「まぅちゃん…もうダメやな…」。
とうぶん…あきまへん…。…と、病人モードに突入していたのだが、どうゆうわけだか翌朝、元気100倍、鼻のつまり3倍、声のかすれ2倍。集中的に口鼻周辺悪化、驚異的にそれ以外回復。10分前には職場にも着き、早引けることもなく職務を全う、午後からの小一時間なんてひとりで店番。担当の自家製ソース、山ほど作った。「シェイク・シェイ~ク♪シェイク・シェイ~ク♪」と言いながら撹拌していたがなんかアホらしくなって黙ってシェイク、保存した。テーブル、ピカピカに磨いた。「ぅわ~っ!めっちゃキレ~イっ!!」と言ったが、予想通り誰からの何の反応もなかった…ま…ひとりやしな…。ちょっと熱とか上がってるかもしんないな、病人ハイに入っちゃってるとかな。

「…より一層…何の味もわからんなぁ…」
ミキサはそう呟いた。
前日、病床に伏している間、ほぼ家事全般をやり遂げたケベンとピラに感謝の意を表明するため、将棋に取り組む彼らに夕食下準備の手伝いを乞うことをしなかったが、「はよ、対局、終われ。はよ、ツめ。」という波動は衛星通信に切り替えて強烈に送っていたことは認めよう。栄養を摂るための食事としてありとあらゆる野菜を入れ込んだ大統領のミネストローネ。煮込む段階までジャク・バウアーめっさせわしない。鍋振りのケベンは刺し包丁のケベンへと既に昇格したが、本日「煮込みのケベン」。味見の匙加減も、託す。
「味、どう?」
「これで、ウマいんちゃう?」
「そう…?色で見る限りでは薄い印象やけど、ウマいならいっか。」
洗い物を片付ける、ミキサ・バウアー。
洗ったモノを拭く、ミキサ・バウバウアー。
「…薄味と言やぁ、薄いって気もするなぁ…。」
ケベン、後でクるタイプ。
「えらい時間かかったなぁ…味見…。」
オンチは音楽に対してだけかとおもてたけど、味に対しても同様だったケベン・味馬鹿ア~。
「…味の素…足す?」
狂ってる…一体どうしたらいいんだぁあぁあ~!!。ケベンはヴォーカリストとして致命的ともいえる「欠けている音が何か」というトコロがバシっとわかっていないようであるが、「欠けている味が何か」もわからないようである。サブヴォーカルのピラもエコーヴォーカルのミキサも、何かの音を欠いて活動にあたってはいるが、ミキサは十年を超える感覚で答えた。
「…味の素ってな、『うま味調味料』ゆぅねん。『うまみ』が入ってるわけやん?ちゅ~ことは、甘くなる思うけどなァ。たいがい新鮮な魚とかな、高級な肉とかな、喰うたグルメリポーターはまず最初に『あま~い』て、言うやん?てことは『うまみ』ゆぅんは『あまい』わけや。…んで、このミネストローネに足らんのは、酸味としょっぱ味やと思うな。ケチャップと塩やろう。でなけりゃ、コンソメとコショウの可能性が高い。」
「…あ、ついでやから、味の素も足しとく?」
ケベン、お前に言っておきたい、ことがある。
このシチュエーションでアげてしまったことを、


…ほんとうにすまないとおもっているクソ~っ!!


元歌:関白宣言

「淡白宣言」

お前に味を みてもらう前に
言っておきたい事がある
かなりキビシー話になるが
耳の穴かっぽじって聴いておけ

味を先にみてはいけない
味見の後にまたみてもいけない
一度で上手く探れ
うま味は具で出る
味の素にはもう構うでない

忘れてくれるな
淡白というのは
しょっぱさ控え目
塩分さほどないってことを

お前にはお前にしか
できない事もあるから
それ以外は口出しせず
黙って味の素置いてこい

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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-14 23:44 | +ハナモゲスト ゲリライブ+ | Comments(0)

ミルニング素質『深読み』

チョモは最近、考えることの楽しさを覚えたようである。
世のため人のために考えるのも、それはそれは重要なことであろうがしか~し、我々はミルニンガーである。
考えても考えても何も出てきやしないことを掘り下げて考えてこそ、無駄なことやと気付きながらも真剣に考えてこそミルニング力は磨かれる。ミルニング素質、それは持っているだけではタダの性質。鍛えてこそである。筋肉と一緒ね、つくりあげてナンボ。ほら、ジムとか行きはじめたひとらが、筋肉ついたの実感しやったくらいから、ガラスっちゅ~ガラスに自分が映るとも~う筋肉との対話はぢめちゃうやん?あんなカンジ。自分の体が映ったらもうやめらんない。出て来いっ筋肉!みたいなね。クセなっちゃうのね。ミルニングもジムの通い始めみたいなもんでね、鍛えるほどに、自分の中でクセになっちゃうねんね。頭の中で考えてることやからとくに「体が映る」とかのスイッチも必要なく、歯止めがきかんという状況になったとしても外見的な支障があるとすれば、ちょっとキモチ悪い笑みがこぼれてるくらいのもんでね。悪化してきたな~と自覚する頃には既に五臓六腑に沁み渡り、もう気分はハ~イ。だからこうやって例えを出して考えたら、ミルニンガーは「アル中がジム通いを始めた」みたいなもんやね。まわるやろなァ~、酒。

「マエショーの誕生日が夏やねん?もう過ぎてんねん。やから、僕、来年のプレゼント渡したいな。引っ越しするやん?やからその時に『これ、来年のお前の誕生日に開けて。』ゆぅて。や~か~ら~、長い間モつものって何かな~て考えてんねけど、花が入ってたら、驚かへん?こう、フラワーアレンジメントみたくさ、活けてや、箱に入れてそっから管出すかなんかして、『2日に1回、水をやってくれ。』て頼んどくねん。」
「めんどくせぇ…そんなプレゼント開けたないわーもらいたないわー。」
「…そうか…世話掛かるんはアカンかやっぱ。でも、驚くよな??」
「別の意味でな。来年の誕生日まで水やり続けるんかいっ、て驚く。あとは、梅雨の時期時分にカビ生えてきたり、異臭が漂ってきてさぞかし驚くことやろな。」
「…まぁ…花は…無理やな…」
「…その夏の誕生日に読まれることを想定して書いた未来おてまみ風の手紙にすれば?今のことも思い出として織り込むわけ。マエショー賢いんやろ?そしたら、読んでるんは今やけどチョモがこれを書いたのってあの頃のハズよなぁ…て、書いてる時期のことを考えるわけやん?この手紙を書くためにアレをやっとったんか~?!と…そうゆう驚き。」
「なるほどね…。でも、マエショーが『誕生日に開けて』てゆぅたんを守らんと、誕生日より前に開けちゃう可能性だってあるわけやん?日付で指定した内容のことをするとして、もし読んだ時にまだやってないこと書いてたら、バレバレやん。」
…おめー…マエショーを信用してねぇのかよっ。何かプレゼントするとかゆう前に、ちゃんとした信頼関係を結べ。

何をプレゼントしよっかな~、何して驚かそっかな~、と漠然と考えているだけでは進行せんと思ってか、チョモはマエショーリサーチを始めたようである。
「今日、マエショーにな、『マエショーさぁー…食べた料理の味が薄かったとするやん?そしたら「塩コショウもっと入れたほうがえんちゃう?」て言える?』てきーてみたら、『あ、オレ、言うほう。』て言うねん。やから『じゃぁ、マエショーってどんくらい自分の舌、信じられる?例えば、高級な店に行ってトンカツを注文したとするやん?出てきた料理がどーもチキンカツっぽいねん。どう?言う?チキンちゃうんけ?て言える?』て、きーたらな?『それは、言えんな。』やって。」
…おめーはいったい何が知りたいのだろうかー?
この込み入った設問から私が汲み取れることと言ったら、マエショーに「どんくらい自分の舌、信じられる?」って訊いてること自体がマエショーの舌を疑ってること前提でシチュエーション考えてるやんけっ、とゆーことと、高級な店に行ってなんでトンカツという庶民の味をチョイスしたんやっ、とゆーことに加え、そもそもトンカツがメニューにあるってコトはその店、怪しいんちゃうんけ、ゆーことね。その高級料理店がどうもチキンカツを出したっぽい店であることを理由として、ソコの看板では高級料理店となっているかもしれないが、明朗会計の優良店でないことは決定的やね。
解説しよう。
マエショーが『それは、言えんな。』と答えた背景に何があるのかを。
身の危険を感じたから、言わずに店を出る決心をしたと、そういうことだろう。
チョモよ、ミルニンガーとしてアッパレなくらい質問内容がくだらない。
間違いなくミルニンガーとしての人生を歩んでいることを母は、嬉しく思う。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-08 18:57 | +ミルニング+ | Comments(3)

ユングより 定年退職した おっちゃん

歴史上の人物とか偉人とかそうゆうひとはよく名言名句を残しているようで、それは書物というよりも口伝えでよくひとへ伝えられる。それは、よく偉いさんが知識で披露されるからである。偉いさんは、その言葉に感銘を受け唸った唸った~、と、なるくらいの知識があるのだし、偉いさんになるくらいなのだから偉人が言っていることの意味が理解できよう。…が、とくに役職も持たないただの暇人がそれを聞きかじったところで、唸れないという事実もご理解いただきたい。私のレベルに合ったわかりやすーい名句を言ってくれると、ちょっとは相槌も打てようというものであるのだが、「私の一生は、無意識の自己実現の物語である。BYユング~」…て、言われてもぉ…ううむわかるようなわからんようないや全然わかんない。一生が過ごしやすいのが過ごしにくいのか、どっちなんだ。

私が今の喫茶店に下っ端として皿洗いで入った当初、ひとりの老人がオーナーを訪ねていらした。まぁお久しぶりお変わりなくお元気そうで、とオーナーが挨拶をしたということは、かつての常連のお客さんであり定年退職されたひとであることが察せられた。ちょいと特殊な条件下にある我が喫茶店では「常連サンで定年退職」この2点が揃っていることだけで「それなりの人物」であることは間違いがないということが言える。
その方はとても気さくな大阪のおっちゃんであった。このおっちゃんの前に同じく定年退職されたらしい「それなりの人物」が訪ねてらした時には、そんな気さくさはなかった。知識人であられるらしいその方は、定年後の転職もそれなりであり、世間話のレベルからして高く、私には何一つ共感出来ることもなく、懸命に皿を洗い続けていた。しかし、そのおっちゃんは、皿洗いの手を止めて思わず振り返ってしまうような世間話をされたのである。

こないだや、ミナミ行ったんやがな~。自転車置く場所ものぉて、そこいらにウジャウジャ止めとんのや。どこぞワシの自転車止めるトコないもんかと探しとったら丁度、一台分スペースが空いとる。そこに置いて数分で戻ったらもう周りにはよーけ自転車が置いとって出すに出されへんねで。しゃーないから、一台一台のけてやなぁ…ワシのんを出すしかあらへんやん。ほんなら…やっぱトシやなぁ…二、三台のけたらフラフラ~バターンゆぅて、自転車と一緒にコケてもたんや。そしたら、地ベタにこ~~~~してしゃがんどった若モンが、「おっちゃん大丈夫かぁ~?!怪我はないんかぁ~?!」ゆぅてすっ飛んで来たんや。ワシぁ~感動してなぁ…。そんな、大丈夫か?なんかゆう格好しとらへんねん。髪の毛は金髪キンパツ、眉毛やら口やらに釘刺さってんねんで?アレ、どうゆうの?ぴあす、ゆぅんか?あれや。首からなんやジャ~ラジャ~ラぶら下がっとるわ、ズボンはパンツ見えて穿いてるか穿いてへんかわかれへん。そんなヤツらがやで?み~んな立って走って寄って来て、ワシが倒した自転車起こして、「気ぃつけなあかんで~」ゆぅてワシを立たせるんやがな。ありがとう、ありがとう、どうともないから大丈夫や~ゆぅて、おっちゃん嬉しかったからオマエらにジュースでもおごるわ、ゆぅてな。そしたらそいつらが、そんなんいらん、ゆぅねやがな。目の前でコケたら手ぇ貸すん当たり前のことや、と、こないゆぅねで?

私はこのひとは、一体どんな顔をしてどんな身振り手振りで、語っているのかともっっっそ見たくなって、皿を片づけるフリなんかして、見た。おっちゃん、カウンターの椅子からケツ浮かして赤い顔してね、「ウチとこの孫がかけっこで一等賞とりましてん」ていう風に話してはった。かわいぃてしゃ~ない、ってカンジ。

最近の若モンゆぅのんも、捨てたもんちゃうやろ~?それからな、ワシ、ほら。ずーーーーっと、財布に図書券入れてんねん。アイツらみたいな若モンに今度おーた時は、ありがとうゆぅてコレ、渡すねん。現金渡すんもイヤラシイ話やんか、なんかおごるわ~ゆぅても遠慮してまた逃げられる、考えた結果や、図書券やったら誰がもーても使うもんやん。金額も500円なら負担にならへん。な?

私は、このおっちゃんに感動した。
おっちゃんの財布に入った500円の図書券が、1枚ではなかったことに。
それから、「今の若モンは本を読まない」と決めつけていないことを。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-07 21:40 | +開楽館+ | Comments(0)

あと何分

炊飯器は、電源プラグを抜いているのに、時計が、動く。
なんで?
ウチの炊飯器、時計ズレてんのに。動いてくれる必要、ないねんで?
そんな不必要な動きをする我が家の炊飯器であるが、便利な機能がある。それが炊きあがりを13分前あたりからカウントしてくれる機能である。「あと13分」と表示されたら、おかずを作りましょか盛りましょか~と動き始めることが出来る。炊き立てのご飯とおかずが同時仕上がりでおいしくいただけるという、便利なカウントダウンである。しかし、おかずによっては「あと13分」で動き始めては遅い時なんかもあるのである。揚げ物を、衣をつけながら揚げることにした時などである。この見計らいが非常に難しい。シュシュシュ~と蒸気が上がっているのでそろそろ13分前をお知らせするのだろうと、揚げ油に火を入れて、衣をつけつつ揚げ始めると、こちらの思惑とは裏腹にシュゥ~…とかゆぅてなんか休憩、挟みやがるのだ炊飯器。こら休むな、流れが狂う。
そんな「そろそろ『あと13分』を見込んだこちらのフライング」になった時というのが困る。それから早炊きをしたら『あと8分』と勝手にカウント時間を縮めたりなんかして、こちとら13分でやってんねから5分端折られても困る、となる。
だから、私たち親子の共同夕食クッキングタイムは、「あと何分、出た?」「出てない。」「えーまだぁ?困るねけど。」「あ、出た。」「一瞬、遅いねんっ!も~…。」てなことがよくある。
その、ちょっと狂う時差を話題とし今日のクッキングタイムをこなしていると、チョモがこう希望を述べた。
「このさぁ…『あと何分』てのを知らせる『あと何分』まで『あと何分』てのが出るとええねん。」
あと13分、まで、あと3分。…なんか、慌てる。
「そんなんゆぅてたら、『あと何分』まで『あと何分』まで『あと何分』になっていく。」
あと13分、まで、あと3分、まで、あと10分。…よけいに流れが乱れるわ。
そんなことを言い合っていたら、私は極論にたどり着いた。
「もうや、めんどくさいから炊飯のスイッチ押した時点で『あと40分』て出れば?」
長い、ゆぅねん。
カウントダウン感まるでなし。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-11-04 22:26 | +ミルニング+ | Comments(2)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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