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惨憺さん

木曜日は「燃やさないゴミ」の日である。ゴミの分別が細かくなってからというもの「燃やさない」タイプのゴミがえらい増えた。それやのにゴミ回収はそのまま「燃やさないゴミ週一回」から変えない。根本的なトコ間違ってんじゃないか?「ゴミの分別をしましょう!」って促したってムダや思うねんけど。市民として提案します、市長。燃やさないゴミの日を週二回にするほうが、効果大。指定ゴミ袋がないから、我が伊丹市は透明であればスーパーの袋でゴミが出せる。以前は色付き袋でもよかったが「透明にせよ」とのお達しが出た。その時のスーパーの対応ったら素早かった。レジ袋をこぞって透明に変えたのである。ゴミ袋を買う費用を出したくない主婦層を狙い撃ち。「燃やさないゴミ日」が週一回であると、かなりの量になりまっせ、ゴミ。どこぞに溜めとこか、思うくらい。若年層家庭の貧困ゆえゴミ袋購入というコストを削減したいのは山々やけど、出来ればスーパーの袋でゴミ出したいけど、6~7袋分のレジ袋ゴミになると困ったもんだ。我が子が学校行く時にゴミを出すので、彼らはおおかた片手しか空いていないのである。持って行くモンが多いみたいで。雨が降ると更に傘が持ち物に追加され両手がふさがるので、何が何でも一袋にまとめねばならん。我が子が二人いるから二袋までイケるわけであるが、体格差を考慮して重みの調整をせねばならん。頼むから「燃やさないゴミの日」を二回にしてくらさい。がしかし二回にならないので、45Lゴミ袋を購入し「ゴミ一袋」になるようにしているわけである。

今朝も私は45Lゴミ袋を引きずって部屋を徘徊していた。ここと、そんであそこの、ゴミ箱の中の「燃やさないゴミ」を集めるために。ここ、のコタツではイチャとナキヒーが朝食を必要以上に咀嚼して食べていた。我が家には間違いなく「シャキっとしていない朝」がやって来ているらしい。しっかりしろぃ~。私はあそこの部屋のゴミを集めて、45Lゴミ袋を右肩にウンコラショと背負い我が子たちの前を通った。見るとまた目を閉じてカミカミカミカミやっている。シャキっとしろぃ~。私は背負っていたゴミ袋をワシャ、と床に下ろして言った。

「さぁ~サンタさんだよぉ~。うぅ~んどのプレゼントにしようかなぁ~。君にはどのプレゼントをあげようか~。よし、君にはこれをあげよう。はい、ボロボロの靴の中敷。これは多分…スニーカーの中敷だったかな。レアものだよぅ。」
「お気持だけで…。」
イチャはこのプレゼントが気に入らなかったらしい。
「さぁ、弟にはどれがいいかなぁ~。何が欲しいかなぁ~…」
私はゴミ袋の中のゴミを掻き回してアサった。
「何もいらんっ!」
謙虚なヤツだな。

「みんな欲しいモノはないのかなぁ?遠慮はいらないよぉ?サンタさんのオウチには、もっともっといっぱいプレゼントがあるからねぇ~」
「…その袋に入ってるようなプレゼントがまだ家にもあんの?」
イチャが訊くので、私はなんの心配もいらないようにと返事をしてあげた。
「そうさ~。サンタさんのオウチにはこの袋よりもっともっとたくさんあるんだよぉ~。」
「サンタさんちって、ゴミ屋敷やないか。」
好きなん、もってって。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-28 16:56 | +in much guy+ | Comments(2)

いまなんじら~

「今、何時ら?」
「今、クジラ。」
という全く時間のわからない問答がある。これと似た問答にもっと細かいがやはり全く時間はわからないというのもある。
「今、何時何分何十秒?」
「おやぢ興奮夢遊病。」
鼻血デンプン画鋲でも可。

でもこんなことゆぅてフザけたかて、ホンマは本当の時間がすぐにわかる。すぐにわかるような環境がいつでもどこでもあると思っていたけど、そんなの今日日なかったってコトが衝撃的である。うそぉ~ん。

私はその日、一切合切の持ち物を忘れた。「何もかもを忘れた」てことやけど、一個一個忘れたわけじゃないの。そこまで抜けてたってコトではないのよ。ゴト、忘れたの。バッグごと忘れたわけ。どこまでも抜けてたのよ。
だから、何もない状態でショッピングモールに着いてしまったわけである。目的はあった。買い物。だけど、♪財布無いのに気付いて~そのまま万引き~♪てわけにはいけへんやん。かといって、もう駐車してるやん。何も買わない場合、駐車料金は1時間無料。選択肢は、ないやん。1時間以内のウィンドーショッピングやん。とりあえず何の買い物だったかと言ったらプレゼントだったわけで、その目的の大半は「今日すぐに買うまでもないけど、なんしか現物を見てみてジャンルの見当をつける」という具合。不幸中の幸い的目的。

つーわけで、だ~いたいの予想で4~50分くらいだろうか、ざっといろんな品を見てまわった。しかし、私の体内時計は狂っているのでいくらか不安になって来、私は時計を探した。簡単に考えてたね。各ブースとか、各店舗とか、各階とかに、ウジャウジャ時計があるもんと、そんな予想を立てていた。どこを見ても、時計なんてなかったんである。柱にもくっついてない、店舗の中にもそれらしきモンはない、食品店も、魚屋も、靴屋も、アクセサリーショップにも、ベーカリーショップにも、皆無。驚くことにインフォメーションの壁にも、時計がない。時計売場だっ!と思い希望の光を抱いて向かうも、どれもこれも時計、止まってる~。これは何かの陰謀だ。探さねば…。腕時計をしているひとを…。しかし、見る人見る人、だ~れも腕時計なんかしちゃいない。メールしてるっぽい高校生には声が掛けづらい。私はこの時ほど時計台が恋しくなったことはなかった。時計台…行ったこともないが。…無銭駐車…無銭駐車なのよワタシ…バーを開放してやれる甲斐性がないのよ…ワタシ…。…近所の中学生の顔が浮かんだ。両親が共働きで社長の一人娘であるミズオには、貸しがたんまりあった。人一倍寂しがり屋のミズオを度々我が家の夕食に同席させているんである、かれこれ5年も。一番最近では「焼きそばパァちぃ」という焼きそばを大量に作って食べる夕食に御招待して差し上げた。今だろう…借りを返してくれるハズだ。
いや~!いいこと思いついたでぇ~!と膝を打ったのも束の間、ワタシ、あ~ほ~ちゃ~う~か~。だからよぉ、一切合切なんにもないんや~ゆぅねん。ケータイもない~ゆぅね~ん。10円もない~ゆぅねん。

もう万事休すやおもてそのまま駐車場へダッシュした。バーが上がらなかったら、それまでよ。
結果、1時間以内だったらしくバーは上がった。
ショッピングモールから車道に出たというだけやのに私は「自由って素晴らすぃ~っ!!」という気分になったね。
出所って…こんな気分かな…。

帰宅して私は我が子たちに言った。
「…私のこと、しばらく『網走さん』って呼んでいいよ。」
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-27 09:31 | +cool down run+ | Comments(2)
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春のブライダルイベント

ローズプロポージング大作戦

プロポーズの勘当を挙式で再現!
模擬チャペル魚式!
無頼ダルミニコース至嘱会!

結婚式わくわく体験ツアー
一足先に本番披露宴の雰囲気を体験&試食

…そこで知る、配偶者予定の男との味覚の相違
…そこでわかる、配偶者予定の女の大食漢
…二人の感情にいったい何が…?!

ビギナーズ相談会
試食も出来てプランナーとじっくり相談できる

…相談しているつもりが、プランナーの身の上話を聞く羽目に
…そして…衝撃の結末…

人前式・神前式体験相談会
参列者に見守られる二人だけのオリジナル挙式

…この中に…犯人が…あら、あら、あっら、ダンナさま…

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花嫁は見た

市原悦子でお送りいたしました
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-26 09:18 | +in the sky?+ | Comments(0)

どこかにいる君よ

今から外出しますので外で会えませんか?お茶をする時間はありませんでしょうか
このまま自宅に帰る予定でしたので明日の9時に待ち合わせということでいかがですか?
もう直ぐでますのでhttp://(以下は表示削除)こちらからメールしてください
スケジュールの中で伝言板に書き込めます、ここからでもいいので連絡してくださいね
それかあなたのアドレスを伝えてもらえれば私の携帯に届きますので外にいても大丈夫です。
もう出ますので連絡お待ちしていますね

=~ 不倫スケジャー転送 ~=

このメールは転送メールです。ご返信はhttp://(以下削除)
内メールサービス(完全無料)より可能ですのでご利用下さいませ。


衝撃的な事実が判明した。
おい、知らないのか「あなたのアドレス」。

私がこのメールを開いたのには「もしや」と思う心当たりがあったからである。
送信者の名が、我が勤務先のオーナーと同名で、件名が「Re:今どちらにいますか?」となっていたからである。
自動的に「迷惑メール」というフォルダに入るメールはそのまま放っておくに限るのだが、どうゆうわけかひとりだけ、ちゃんとした知り合いなのに「迷惑メール」へと振り分けられるひとがいる。何を隠さん勤務先のオーナー(女性)である。
オーナーから連絡があるくらいだから、その用件は緊急を要する場合が殆どである。そして私がオーナーと連絡を取ろうとする場合もまた、緊急を要している。だからしてその連絡方法にPCという媒体をチョイスすることはあまりない。起動が手軽でないからである。携帯のメールのやりとり若しくは携帯での通話で連絡をつけようとするのが常であるが、たま~にどうやっても連絡がつかない時があり、そういう時は、携帯に三度メールを送り、携帯に二度電話をかけ、オーナーの御自宅に電話を入れ、それでもあかなんだらPCにてメールを送るという手順を踏む。
オーナーの名で「今どちらにいますか?」に対する返信が、PCに入ったのだ。もしや私は早急にオーナーと連絡を取る必要があり、なかなか返信が得られずPCまで使ったことがあったのではないか。ましてやオーナーの居場所を今すぐ知りたい旨の件名で送ったその返信である。今更で遅いが、このオーナーの返信に無反応というのは失礼なハナシである。
そのような「心当たり」から、先出のメールを開くに至ったんである。

そして私は自分が「今どちらにいますか?」なんてなことを、誰にも質問していなかった事実を知った。さも私が所在を問い、それに返信してきたかのような件名で転送という体を成して新規作成されたバッリチ迷惑なメールの差出人、ヤスヨ(仮名)よ。明日の9時だね?オレは行くさ。お茶でもしようか。えぇっと…一ヶ月ばかし過ぎてるけどまだ待ってるかな?腹、減ってねぇか?おぢさま、丼飯、おごっちゃうぞ。そうかそうかそんなに腹が減ってたか、味噌汁も付けちゃろか、てにゃわんのぉ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-26 08:47 | +丁猫犬堂+ | Comments(0)
みなさ~ん♪楽しんでますかぁ~??
と、ハイテンションなイベントコンパニオンのような問いかけで何を楽しんでいるかと問うたかと申しますと

迷惑メール♪たっのしんでるかなぁ~??

です。

『迷惑メール』と呼ぶくらいだからそれはそれは迷惑な内容のメールだということは承知の上ですが、この迷惑極まりないヤカラをネタにもてあそんぢゃおう、というのがここ『丁猫犬堂』の目的です。
毎日のように届く、アダルトサイト誘導の迷惑メール。不愉快ですね~♪では、愉快に愉快におちょくってみましょう。なんて楽しい暇つぶし。『迷惑メール』というフォルダが、とても素敵な小部屋になりますよ。
さぁ、イってみよぉ~っ!

『丁猫犬堂』は『てい・ニャン・ワン・どう』と読みます。
これを略して『てにゃわんど~』と読んでください。
これは、現在話題を掻き集めている東国原氏が、知事をなすっている宮崎県全域で使われる方言でございまして、その意味するところは宮崎県在住歴26年目をお迎えになられたタ~氏にご説明願いましょう。

では、ネイティブな発音と共に、ご解説賜りたいと思います。
んじゃよろしく、タ~。てにゃわんどが?
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-24 23:47 | +丁猫犬堂+ | Comments(3)

ゲームDE御臨終

テレビの側でそうなっているのか、ゲーム機の側でそうなっているのか知らないが、テレビ画面にゲームの電源を入れてから30分後「30分」と表示される「ゲームモード」というモードがある。これはゲームモードというのをオフにすれば表示されないのであるが、それをオフにすればその時点で我が家は一生ゲームが出来ないことになるので、仕方なしにこの「ゲームモード」というモードでゲームをしなくてはならない。そして、「30分」と表示された時点で、ゲームの電源を1分以内にオフにしなければならない。それは私が作ったルールであり、それを破るとその時点で親子の縁をオフにする旨、勧告してあるのである。自活するか否かをかけてゲームを進めなければならない過酷なゲーム環境でも、イチャはその30分にゲームを、やる。テレビゲームはおもしろいらしい。
ゲームの種類によっては、今までやってきたことがムダになってしまうことになるらしく、イチャはよく「セーブ出来るところまで待って。」と言う。「どうぞご勝手に、さようなら。短い間でしたがお世話しましたよ。ゲームをセーブしたらこの生活はセーブしないってことやからな。明日からどうぞおひとりで人生をお楽しみください。」と言うと、「今までのやってきたこと全部ムダや…全部ムダ…何もしてないのと同じや…」と言いながら電源を消す。なっかなか次に行けないようで、ひとつのゲームにかれこれ半年はかけている。よくぞそこまでの時間をかけてひとつのことを続けたもんだな。途中で気付かなかったのだろうか、30分では無理っぽいな、とかそういった感覚をつかまなかったのだろうか。そんなことをも気付かないほどの集中力で挑んだのか。すげぇな、ゲーム。が、しかしその継続力と集中力はゲームにしか発揮されていないようである。我が子をみている限りでは、脳トレをゲームでやったとして、そのトレーニングによって培った能力は、実生活では活用されないようだ。ゲームをやる上での「慣れ」に上書きされるだけだ。結局、応用力なんか、つきゃしねぇ。

夕方、ゲームをしていたイチャが真剣に見入っているテレビ画面をふと見ると、バッチリなタイミングで丁度「30分」と表示された。「うわ…」とイチャは小声で叫んだ。そして私のほうを向いて私がニヤリとしているのを見、どうしてもセーブしたい気持ちが勝ったのか、直接的に訴えてもダメだと痛感してきたイチャは私にこう言った。
「先生がなぁ…ゲームでなぁ…」
一節一節を間延びさせるのは時間稼ぎの技らしい。
「はい。」
「先生がぁ…ゲームでぇ…」
「それは、もう聞いた。」
「ゲームで死んだりした時、『わ、死んだっ!』とか言うやぁ~ん…?それを~…やめよう、て言うねん。」
「先生とゲームの話題で会話をしとんか。そっちを『やめよう』やで。」
「なんかぁ…「死ぬ」って言う言葉かなぁ…麻痺するから、簡単に『わ~死んだ~』とか言うのはやめよう、『わ~ダメやった~』とかにしよう、て言うねん。死ぬとは言わんとな、アカンかったわ、とかそうゆう風に。」
「あっそ。んじゃ、ダメにして。アカンよ。早く電源、切りなさい。3、2、1、ゼロ。」
「はぁ…やっぱアカンか…」
「あくかっ!…で?今のゲームはどうなったって?ダメになったか?アカンかったわ、になったか?それ以外の言葉で表現してみ?」
「…お亡くなりになりました…。はぁ…今までしてきたこと、全部ムダ…」
「御愁傷さまです。」
「御臨終や…何もしんかったんと一緒のことや…また…」
「惜しい人を亡くしましたね。」
「まぅやってコツコツやってきた事がパァになったら、イヤやろ?!そんな気持ちになるねん、わかるやろ?!」
「どうぞお気を落としのなきよう。」
我が子はゲームから、コツコツやってきた事がパァになるということを学んでいるようだ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-24 21:00 | +cool down run+ | Comments(2)

体内時計の危機

私の体内時計がはやまっとる。春眠暁を覚えん。雪がチラついとるゆぅのに既に私の身体は春を迎えた。ねむぅてねむぅてしゃ~あらへん。すっかり春、春。起きられないのよぉ~てハナシでなくて、起きた瞬間もう眠い。それなりゃ眠っとりゃええでがんしょ、と、事はそんな簡単な問題ではないのである。眠るという行為には体力が必要であり、ずっと眠っていられるほどの体力が三十路の体にはないのであるからして、重大な問題となっているのであるこの春時刻の到来が。
いかんよ、いかんよ、起きたそばからもう眠いんはいかんよ、危ねぇよ。
とにかくとにかく眠いので、隙あらば「チョイ寝」といった状態なのであるが、この「チョイ寝」は三十路のカラダから恐ろしく体力と正常な思考を奪うようである。

起床時間である6時半に起きる。もう眠い。それを隠して新聞を取りにゆく。玄関をチロと開けてサッと取れば済むのであるが、なんしか眠いよぉ眠いよぉ、と思っているもんで、新聞を取らずに玄関からパジャマのみで出て行ってしまうのだ。目の前の駐車場に停めてある自分の車を通り越して、ハタと我に返る。わしゃ、どこぞへ行くぞなもし。ぅおおお~ちゃうちゃう~、新聞やんけ新聞やんけ、新聞取るだけやんけ~。私は、あまりの眠たさに、他人の家の新聞を取りに行くところだったぞな、もし。でもセーフ。まだセーフ。
そして、コーヒーを入れて世帯主むーちんを起こす。むーちんは基本的に朝ごはんを食べないひとであるから、コーヒーを入れたら私はただただ眠いことをひた隠しにすることに努める。努めているのに、何故かバレる。私はさも自分の意識がはっきりしているかのように、じーっとむーちんを見つめ、「今日の帰りはおそぉおますけ?」と努めてハッキリ質問するのだが、むーちんの返事は「…なに?」である。「なに?…て言われても…遅いか遅くないか、て訊いてるやん…こっちこそ『なに?』やしけ。」そう反抗すると、むーちんはこう言う。「眠たいんやったら、もっかい眠れば?」は?な~にをゆぅてはんねやぁ~?あたしゃぁ~これっぽっちもねむぅおまへんえ~っ!と訴えて、しっかりと目を開けている。すると、新聞を読んでいたむーちんには、しかるべき時間がやってき、彼はしかるべき着替えをし、いつものように家を出て行こうとした。だから「いってらっさいね~」と、声を掛けて手を振った。私は完璧に眠いことを隠し切ったわけであるが、帰宅後むーちんは私に言うのだ。
「まぅ、朝起きられへんねやったら夜更かしやめれば?」
「へ?なんで?今日、6時半に起きたやん。」
「ほっとんど、眠っとったわいっ。」
むーちんによる説明で、私は朝の自分の行動を教えられた。

まず、6時半に起きたと思った私は、目覚ましを止めて起きたのであるが、私は鳴ってもいない目覚ましを止めていたそうだ。パソコンの横にある目覚ましが鳴っていたが、私はベッドの横の目覚ましを叩いていた、というのがむーちんの証言である。
…思い出した。止めても止めても鳴り止まないので、起きたのだった。時計が壊れた壊れたおもてベッド横の時計をしきりに叩いたことを思い出した。どやったら止まるんだ~っ!!とバンバン叩いてたら、どうも音が違うトコロから聞こえてくるので、「こっちかよっ!」とパソコン横の目覚ましを止めたんだった、そういえば。そして、むーちんの証言によれば、ベッド横の目覚ましを叩いては眠り、叩いては眠り、とその行動を何回か繰り返していたそうである。身に覚えがないが。
ハッと気が付いて新聞を取って部屋に戻ったと私が思っていた、朝の新聞取りの一件であるが、あれは私は起きてすぐの行動だと思っていた。むーちんの証言によると、私はしばらく座っていて突如立ち上がり玄関に向かったそうである。しばらく座っている間に「チョイ寝」をしたと思われる。起きとったんかいっむーちん。そうとも知らず私はむーちんを「起こしてやったぜ」とおもてたことになる。なんちゅ~こっちゃ。コーヒー飲みながら新聞読んでたむーちんが、私に話しかけたけれど、目を開けたまま眠っているのであろう、と推測したそうだ。いきなり「ひょ~ろきゃ~りおろろろろけぇ?」と私が話し掛けてきたのでその推測は断定に変わった。私は「今日の帰りはおそぉおますけ?」とハッキリ言ったのだが、どうも「チョイ寝」効果でロレツが回っていなかったようである。むーちんの「…なに?」は『なんて言った?』の意味だったと思われる。それ以降も私は目を開けたまま「チョイ寝」を謀り、な~に言ってんだかわからねぇ反抗をし、全く説得力のない言い回しで「全然、眠くない」と訴えたそうな。しまいにゃ、出勤しようとするむーちんに「行くのぉ?」と言い、おいでおいでと手首をブラブラさしたらしいぞ。ちゃうちゃうちゃう、私は「行ってらっしゃい」と言い「手を振った」んだよっ。引き止めたんじゃねぇ、見送ったんだっつーの。
キケンだ。このままいつまで眠いことを隠せるか。もうバレているが、どんげかせんといかんっ!こうもやってる事と伝わってる事が違うのはキケンである。

そこでだ、私は考えた。「眠い」ということを思うから、「いやぁ~んねむぅ~い」となるわけで「アカンやんアカンやん眠ったらアカンやん」という気持ちが起こり、ついには起きてらんなくなるわけだ。つーことは、だ。両手広げて「さぁ、お眠り。」と、ド~ンと構えとったらやねぇ、「べつにぃ~とくに眠くないみ~た~い~なぁ?」てことに、なるかもしんないね。コレ、試す価値あるね。

んで、実行したわけ。
ひどいね。
ことごとく眠ったね。
チラとも起きひんで、チラとも。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-24 00:54 | +ミルニング+ | Comments(2)

ウィーン少年合掌談

ナキヒー生まれて初めての歯医者屋。ウィーンと歯、削る。

書くと一行の簡単なことであるが、そうは問屋が卸さないのだ。だってナキヒーは場面寡黙症だから。会話をしないと本人が決めたら、絶対にしないのだ。そして、初めての場所に行ってそこで会話をしたことなんてただの一度だってないのである。初めての歯医者屋。するわけない、会話。4年も通っている学校ですら会話しないんだから。

知り合いの人が受付をやっている歯医者屋、兄のかかりつけ、公園の隣、予約した時間に行ったらすぐに治療、すみやかに帰れる、家からチャリンコで5分。こんだけ好条件が揃っていても、行くまでに二週間もかけた。どんだけかけんね~ん。歯に穴あいとるやないけぇ~。明らかにう歯やないか~い。ハラくくれや~。

「べつに行かないならそれでもいいけど、ほっといたら歯が大変なことになるで?そうなってからはもう、手遅れ。」と説得して行ったはいいが、着いたら、人間のはずのナキヒーが低性能のロボットになっていた。もはや誰の言葉をも理解する能力はない。

「歯医者は、初めてかな?」という医師の質問を100%無視。涙を流して200%完全無視。「はい、初めてです。」と、私が代返した。「機械は何も見たことない?知らん?」という医師の質問も無視。「何年生?」も無視していたら、医師は何回も「何年生?」と訊いた。ナキヒーは会話しないと決めたらしく、「何年生?」と訊く医師を無視して私を指さした。私が答える、という意思表示である。それを見て医師は「一年生?幼稚園のもっともっと小さい子だって出来るんやから、一年生やったら、出来るで。」と励ましてくれた。「…四年生です。」私は小さく答えるのだった。

口を開けて、と言っても開けないナキヒーに医師は、機械の説明から始めた。最初のバキュームの説明で既にアウトである。一生、口、開けないな、こりゃ。仕方がないので医師は、いっぱいいっぱいまで我慢して、もうダメと思ったら左手をあげる、そうしたらすぐにやめるから。と提案した。そうやって治そう、それでいい?ナキヒーはこれを承諾。斯くして治療は開始された。ようやく開けた口の中にウィーンという音を出しながら機械が入り、ガガガと表面を削り始めた途端、ナキヒーは左手を高く上げた。…はやっ。あまりの素早さに、医師はすぐにやめられないほどだった。
「もうちょっと、頑張ろうか…」
医師もあきれるほどのナキヒーの頑張り度合。ものの1秒で我慢終了。
おそろしく時間をかけてう歯の治療が終わり、医師は言った。
「もうこれで次に来た時は、出来るもんな?もう、大丈夫やんな?」
その言葉を、ナキヒーはやはり完全に無視していた。…ここに来るまでに二週間かかってるなんてまさか思うまい…ウィーンと削り始めての我慢はたった1秒だったかもしんないけど、ナキヒーにしてみたら14日間と1秒我慢していたんである。上等、上等。

この我慢を褒め称えて、帰るときに「よく頑張った!」ゆぅて受付で、チョコレートやらアメやらのあま~いおやつのご褒美をしこたまくれたら、繁盛するよなぁ歯医者屋さん。虫歯になってすぐにまた治療せなアカンから慣れるん早いやろうし。どうすか、チョコレートのご褒美、用意してみませんか、歯医者屋さん。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-22 18:14 | +ミルニング+ | Comments(2)

ボーズめく~り

最近、頭に毛穴のない箇所が出来てその部分に頭髪が生えていない、つまり端的に申しまして「ハゲ」という症状におきまして、それを気に病んで深く悩みぬいておられるかたは、絶対に以下の文章を読まないでください。

ナキヒーは円形脱毛というのをかれこれ7年くらい患っていて、もう自分が「若ハゲ」であること自体に自覚がないが、健康そのものであり「ハゲ~ハゲ~」とナキヒーをおちょくっていたイチャが今年、若ハゲデビューをした。絶好調。これは隔世遺伝というやつやもしらぬ。我が父は、我が子たちが家出をしたり警察のお世話になったりということで心労を重ね、一時的に大部分ハゲていた。ココロの健康って髪で測れるねんな…と言ったら、オ~マ~エ~が原因じゃっ!と殴られた。とにかく、ストレス性のものなのだろうね、円形脱毛というやつは。そして我が血統の男衆ったら、精神的にモロい。あ、あ、殴られる…もとい、ナイーヴ?繊細な?神経が?精神的に細やか?ちぃせぇ?…あはぁ~…もう殴られようっと。
外見を気にするようになってきたイチャは、この「若ハゲ」を、髪を掻き分けその箇所を鏡で確認しては「やっぱ…ハゲてるように見える。」と言っている。ハゲてるようにみえる、じゃねぇだぁでぇ~?現実を直視しなはれ。ちみ、ハゲあがっとるだぁ~でぇ~。そうなる前に何か手を打ったらよかったかもしんないくらい、ハゲとるね。客観的に見て、ズバリ、ハゲでおいでだな。掻き分けて バッチリ出てくる ミステリーサークル。

「ハゲるほど悩んでるんなら、力になるで?」
と私は若ハゲブラザーズに告げた。
「皆の衆~っ!ハゲ引きしようぜぃ!」

ちょいと前に、イッスィに小倉百人一首を借りていて、それ下の句が3枚足りなくて、でも気にしないの、やりたいのは『ボウズめくり』だで。読み札に描いてあるその歌を詠んだひとの容姿で遊ぶ『ボウズめくり』。ハゲを引いたらイヤなことが起こり、姫を引いたらええことが起こる。一番イヤなことが起こるのは「隠れハゲ」を引いたときである。蝉丸というハゲがいて、その蝉丸が堂々とハゲを楽しんでいないのだ。帽子みたいなもんを被ってハゲであることに誇りをもっていないのだ。いいか蝉丸、ハゲは、物事を深く考えるがため気に病むがためそして物事に心を痛めるがため、起こる現象なのだ。自分の周りの出来事に関心を寄せず、諸行無常を気に病まず、誰かを想い心を痛めない者は、まず、ハゲない(…かな?)。とにかく、ハゲであるということは、あなたが人間味を帯びているという証なのである。誇るべき外見なのである。それをあなたが隠したがため、私はコツコツ集めた札を一挙に取られたやないか~いっ!もぉ~っ!!姫で取りかえそうと頑張ったのだが、蝉丸で勢いづいたハゲ軍団がどっと出てきて私から2枚3枚ぽっちの札を奪っていった。そして「ハゲはハゲの味方である」とでも言うが如く、全ての札は7年もの長きに渡りハゲとともに歩んできたナキヒーが最後の最後でかっさらっていった。私は『ボウズめくり』をすることで、我が家の若ハゲたちに「ハゲは楽しい。そんで、なんか底力があるよね~」てことをわかって欲しい限りだ。

「あ~楽しかったぁ~♪後半、盛り上がったなぁ~?またやろうな、ハゲ引き♪」
「…ボウズめくりやっちゅうねんっ」

ちぃせぇこと、気にすんなよ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-21 23:41 | +in much guy+ | Comments(2)

感激にして酔狂あり

稀代のジャーナリスト宮武外骨の背後霊と化してみる。

外骨さぁ~んアナタの滑稽新聞は、新聞やのに繰って読むことはできまへんえ?

触ったらアカンと、展示室監視のひとにこっぴどく叱られた。

威武に屈せず 富貴に淫せず ユスリもやらず ハッタリもせず

その編集方針しかと記憶に残すべし。

言い分発せず 不可避で落着 捲りもやらず ガッカリもせず
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罰金を15回払って発禁処分を14回喰らい、4回入獄してまで残した刊行物。

現代人はそれに触れることすら禁止ナリ。

つくづく読まれることを禁じられる男、宮武外骨。

天晴。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-02-17 23:32 | +ミルニング+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA