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ゴミ問題

平成28年4月から伊丹市のゴミ分別方法が大々的に変わる。
これまでもチョイチョイ変わっていて、燃やせないゴミとしていたものがいつの間にか燃やすゴミになっていたりなんかしてその都度「どっちやね~ん!」とは突っ込んできた。しかし、今回ばかりは突っ込めない状況だ。ゴミ有料化の負担がジワジワと忍び寄って来ている。トースターを捨てるのに、自転車を捨てるのに、布団を捨てるのにお金がかかる。消費が促されないだろうなァますます。それでなくても「まだまだ使えるもったいない」つってだましだまし家電とか使ってるのに、捨てるのにお金がかかるなんつったら棺桶に一緒に入れてと頼むイキオイやで。

「これ見れば見るほどおもろいな」
平成24年保存版ゴミ分別表を眺めながらヒー坊がつぶやく。
3月までに捨てれば無料なのでただいま絶賛断捨離中。

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「これさァ…片手で持てる重さってわかりにくいよな」

「誰が片手で持てる重さかによって変わるよな。私が片手で持てなくても男の人なら持つし。ゴミ収集のひとなんて持てるドコロか片手で放り投げてるからな。45Lサイズを片手でほってんねから片手で持てへん重さなんかないんちゃう?」
これまでの分別表…こんなに突っ込めたのか。

「ペットボトルの紅茶だけなんかこんな容器やったかな~てカンジやで」

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「アンタが知らん種類の紅茶なんちゃう?アッサムティとかそのあたり」

「カルシウムってこんな容器で売ってんの?カルシウムだけ?」

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「カルシウムていう商品名の牛乳ちゃうか?」
「ペットボトルで?」
「ないか…牛乳は牛乳パックやな。カ・ル・シ・ウ・ム、5文字か。プ・ロ・テ・イ・ン。書き間違いや」

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「水だけ『おいしい』て書いてる」
「そこまで書くならもう六甲のて付けたらええのにな」

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なめらかティッシュってワンランク上のティッシュなハズなのに、醸し出してる雰囲気が安い。
中身を見たわけではないがMr.ケーキのケーキがまずそうだ。

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「なんかこの人間、ヘンじゃない?」
「何が?」
「何かが…ヘン」
「いそいそ、てこんなカンジやけどな。それちゃう?ゴミ捨てるのにいそいそは行かへんから違和感あんねん」
何に浮足立ってゴミを捨てにいそいそと。
さすがにオカンはええオトナやからいそいそ感が顔には出ない。上半身にも出ていない、セーフ。でも足元に出ちゃってんだよね、アウト~!子供に関しては全身に出ちゃってる。だいぶ喜び勇んでゴミステーションへ。表情なんていそいそが止まんない、アウト~!

「シャンプーとリンスがこの大きさやのに、ソースがこの大きさっておかしくない?サラダ油もむっちゃ入ってるやん」

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ソースとサラダ油は業務用。

「電化製品のデザインがどれもこれも古くない?」

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ゴミにするくらいだからな、完全に壊れてから捨てると20年前とかの製品になるんだよ。…でも平成8年…もうちょっとデザイン性は上がってたけどな、全体的に。早速捨ててる新製品があるけどアレで2003年製とかそうゆうレベルかな。

「このネットもこのネットも見るけど…これって見る?」

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「見ない。」

「何が入ってるんやろこのネット」
「たまねぎ1コ」
「ネットに入ってる意味ある?」
「ない。」

「まぅ!卵がまさかの12コ入り!」

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「お得やなァ」
「わからんで。値段がそのぶん高いんかも」
いまだけ2コ増量中!や」
「日頃のご愛顧に感謝しとんな~」

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「まぅ、安全な工夫してキケンて書いてる?」
「キケンて書いてるだけじゃなくて、キケンなキャラまで描いてる」
「あぁ…アレな。言いたい事はわかるけど何かが足らんヤツ」
「伝えたいことはわかるけど足りない何かがわからないアレな」

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「アレって何が足りてないんやろ?」

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「絵心やろな」






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by yoyo4697ru980gw | 2016-03-07 01:47 | +in the sky?+ | Comments(0)

異変に気付きましょう

年末に仕事を辞めて次の職は3月までに決めたらいいので、この無職期間にヒー坊を連れて宮崎に帰郷する。去年も帰ったのに。3年に1回くらいにしないと金がモたない、体力はモつけど。まァでもヒー坊の卒業生宅習期間以外に長い休みはこれからそうそうないと思う、社会人になれば。女だったらあるけどね、専業主婦になれば。ただもぅ世の中的にも専業主婦を許さない社会になってきてるよね。

ロクなこと無いと思うけどなァ主婦が働くと。
社会に出て行く息子の躾をして世の中に通用する人材に育て上げ、ストレス社会で徐々に壊れていく夫の変化にいち早く気付き暴走を喰い止めているのが専業主婦。そんな専業主婦になるべく娘を育て上げるのが専業主婦。人間は片手間で育つほど効率良くないし、もののついでに育てられるほど甘かぁないねやで。

やってみせ
言って聞かせて
させてみて
ほめてやらねば
人は動かじ

話し合い
耳を傾け
承認し
任せてやらねば
人は育たず

やっている
姿を感謝で
見守って
信頼せねば
人は実らず  by山本五十六


ね?手間かかる~

数年前の短期バイトに行った先の事務の女性が、専業主婦ってだけで下に見られてイヤだと言っていた。旦那が重役でお金に困っているわけではないけど専業主婦と言うと「あぁ…そぅ…」と言われ、下に見られてると感じるらしい。「いいわねぇーうらやましいわー」とか言ってるけど全然うらやましいわーなんておもてへんやろ!という口調らしい。
私は、うらやましい。
誰にどんなことを言われようが、どんな反応をされようが、それに影響を受けないほど専業主婦でいたい。しかし子供が大きくなりお金がかかっているうえに、家のローンなどの月々の支払いが家計を圧迫しているとそうはいかない。
だが、専業主婦とひきかえに夫が重役ってのはイヤだ。
たまたまだろうけど、私の知ってる重役たちがちょっと考え方がおズレになっているので、共に生活をするとなると忍耐が度を越して病みそうだ。
おズレ様との生活に耐える専業主婦ならば、私は健康的にパートに出るほうを選ぶ。

暖冬だなァと思っていたのにこのところ急に寒く、今日なんてうっすら雪積もっててびっくらこきました。
週末、ちょうど寒波来たタイミングで宮崎へ。
ベリーベストオブ避寒地やね。
ほんで帰って来た時には伊丹にだいぶ早めの春が来ていて欲しい。
難病を抱えた私のささやかな願いをきーてください、神様。
なんか地球規模で具合悪いですかねぇ、これ。
インフルエンザの流行も暖冬のせいで遅れてますしね。
異変が起こるのはなんとなく地球規模で具合悪いカンジしますもんねぇ。
世の中的には小さな異変は数々起こってるんですけどね。
みんな気が付いていないけど。
そう、異変は察知しないといけません。
気付きが大切。

これね。

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日本の出入り口のマストアイテム『消毒用アルコール』です。

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ただ置いてあるだけの所も多いですが、しっかりと進化を遂げていますよ、センサー式だってあるんです。

これは足踏み式です。

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手を前に置いて噴射アルコールをキャッチする準備。

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噴射されたら幇間の得意技!手もみです。

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どやって噴射するかっつったら青ペダルを踏みますよ。

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まさかの白だけどね、ペダル。









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by yoyo4697ru980gw | 2016-01-20 23:47 | +in the sky?+ | Comments(0)

退会出来ないシリーズ⑬

あなたの贅沢度診断というのがあった。
名前を入力するとあなたの贅沢レベルを診断します!
と言う。

そうか。
んじゃ、贅沢度を診断してもらおうかな。

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貧乏神は
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通勤はしないな。
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ホームレスは

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自宅がないし。

嘘をおこきあそばすな。

そう、この世は嘘だらけ。

退会届を出せば退会届が受理される、と書いてあるけど退会出来ないこと丸1年。
よくぞ、退会届を出し続けたもんやで。
もう退会理由がなくなって、日常のヒトコマを書いてまーす。


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イヤホンをして、熱唱しているひとがたまにいる。
このひとにとってのイヤホンの意味とは何なのだろうと思う。
無意識に口ずさんでいるとは思えないほど熱唱しているから、歌っている自覚はあると思う。
部分的に口ずさんた感じでは決してない。
フルコーラス歌い切る勢いがあるから周りの目とかを気にするタイプではないのだろう。
にしては、イヤホンをしている。
イヤホンをして熱唱しているひとに出くわすと私は混乱する。
いやもうそれならいっそ伴奏と共にその熱唱をお届けして欲しい、と思う。
アカペラと思って聴くアカペラはいいのだ。
しかし、イヤホンから曲が流れててそれを歌ってるんだろうなァと想像出来る状況で聞こえてきているのが結果的にアカペラ、というのは混乱するぞ。
熱唱するなら音を漏らせ、イヤホンするなら熱唱はするな。

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私は出掛ける時にメガネをしていることが多い。
しかし、私の視力は1.2可。
とても良好で裸眼でもクリアに見えている。
パソコンをいらうのにパソコンメガネをかけていてそのまま出掛けることもあるし、日中の陽射しの強い時ならばサングラスをかけている。
夕方以降のとくに陽射しも強くない時に真っ黒いサングラスをするのも大仰だと思うので、グラスに色のついていないメガネをかける。
完全に伊達、私のメガネはブルーライトや紫外線から目を守るためのメガネなんである。
そんなこととはつゆ知らず、コンタクトショップのスタッフが、そろそろコンタクトレンズにしてはどうですかと言わんばかりに、私を早くからロックオンしてチラシを手渡しして来ようとするのだ。
もう雰囲気でわかる、私にだけ渡そうとしているのが。
あぁそうだろうとも、財力に確信の持てる年齢の私にこそ、そのチラシを渡したいのだろうとも。
しかし私はいらない、なぜなら視力が良いからだ。

私の視力がコンタクトを必要としていないのをご存知ないことは100歩譲っていいとして、ロックオンを私にして何がアカンのかをちょっと考えてみてほしい。私に限ったことではなく「私のような外見の」人間をロックオンすることの無意味さである。
私は40歳だ。
このトシで今メガネを掛けている、という状況を考えて欲しいのだ。
目が悪かったとしよう、そうでなかったとしてもそろそろ老眼鏡が必要になってくる年齢かもしれないこの40の女は、コンタクトのひとつ、試していないなんて思えないではないか。
私が学生の時からコンタクトレンズは存在していた。
いつから私は目が悪かったのかは知らないが、20年以上も前からコンタクトの存在を知っていてメガネからコンタクトにしようと思わないとは思えない。きっと試している。既に試しているが、今メガネなのだ。とすると、コンタクトにしない理由がもうハッキリしている。あるいはコンタクトは使っていて「今日はメガネ」というたまたまだ。
いろんな商品に喰いついてきたと思う。1dayタイプとか使い捨てとかね。それで「自分のコンタクト」ていう逸品に辿り着いてる、それが40のメガネ女。そして自分のコンタクトを簡単に変更しないのが40のメガネ女だ。視力の悪化を自覚しない限り40のメガネ女はコンタクトショップのチラシはいらない。それが、40のメガネ女だ。

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よく行くショッピングモールは庭だ。庭は庭なのだが方向音痴の私の庭は、箱庭なのだ。
食料品に医薬品、服も靴も駄菓子も本も、たいがいのモンがひとつの場所で揃うのでショッピングモールを利用しているひとは多いだろう。専門店のテナントが軒を連ね、ちょっとしたプレゼントからしっかりとした贈答品まで調達できるが、その全てのショップに行くかというと、自分が利用する店の種類なんて2~3あればいいところ。
それなので、2階のこのヘンにあるはずなのに…が、3階のことだったりなんかする。
2階でなかなか店が出てこないのでフロアガイドの冊子を広げ階が違ったかどうかの確認をしていたら「あのぅ~…すいませんが…」と声を掛けられた。
「100円ショプはどこにあるんでしょうか?」
「3階の一番向こうの端ですよ」
箱庭でもたまたま場所を知っていたから教えることが出来たけれど、普通に考えたらショップの場所がさっぱりわかんないひとがフロアガイドを見てるからね。人を、吟味して声をかけていただきたい。

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鮮魚売り場に行ったら私の知らないたたきが出てきた。
「ちょっと見て見て~サーモンのたたき、やって。今まであったんやろか?かつおとかまぐろはたたきで見るけどサーモンは今日はじめて気付いたわ」
「なんでもたたきゃぁいいと思いやがって」
いいや、まだこのスーパーでは3種類しかたたかれてない。
海ではどれほどの魚がたたかれるのを待っていることか。


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隠し味は大々的に公開されている。
カレーの隠し味におでんの隠し味にシチューの隠し味。
それらの味はメインの味の中に隠してあって表には出てこないので『隠し味』なのだろうが、ご家庭レベルの隠し味はこれぞポイントと強調しまくって公開されている。
シェフは『企業秘密です』と言って隠すが、シュフは『コレが決め手!』と言っては自ら言いふらす。
『隠れ家的小料理屋』はテレビで紹介され『実は…隠れファンです』と隠れているファンが名乗り出る。『隠れ肥満』が人間ドッグであぶり出され『隠れキリシタン』は踏み絵を踏まされる。
隠れたものはそっとしておくのがいい。
隠れている自覚があるのなら出てくるもんじゃない。
隠れていることをまずは隠せ。

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めざましテレビが「今日のわんこ」というコーナーをやっている。
テレビをさほど見ない私はこの「今日のわんこ」というフレーズだけを聞いて、わんこそばの記録更新を毎日中継しているのだと思っていた。随分と花巻・盛岡に特化したコーナーだなァと思っていたらそばじゃなくて犬だった。
「この『今日のわんこ』てさ『今日はにゃんこ』とかやったりするん?」
「さぁ?やらんのちゃう?わんこゆぅてんねから犬だけやろ」
「ペットは犬や猫だけじゃないのに、なんで犬しかやらへんの?」
「じゃぁ他に何あるんよ?」
「今日のカメ公」
「亀って少ないやろ…」
「今日のメダカ」
「いやぁ…少ない少ない」
数なのか?出演数の心配か?見分けがつくわけじゃあるまいし第1回目のメダカを30回目くらいで使い回しても私は構わない。
「今日のイグアナ」
「おらんやろ」
一時期は流行ってたけどな、イグアナ。
「んじゃ、今日のインコ」
「あ。インコなら…まぁまぁおりそうやな」
「その流れで、今日のオウム」
「ま・インコがいけるんなら、てカンジやな」
「オウムってたいがいおばちゃんが肩に乗せてなんかしゃべらしてるから、出るとなったらおばちゃん込みやけどな」
今日のわんこより今日の人間のほうが興味深いかもしんない。

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秋の初めにくまもんのキャラクターが描かれたリップを「コレあげるわ」と夫にもらった。くまもんグッズを何一つ買ったこともないのに急に一方的にもらった。スイカのかおりのリップなので旬が過ぎたため出血大サービス価格で店頭に並んでいたのをちょっと可愛かったから買った、という感じだったのだろう。
とくにリップが欲しいともくまもんが欲しいとも言った覚えはないが、職場で使うか~と思い、開封して唇に塗ってみてそりゃ驚いた。
スイカとは似ても似つかぬかおりが漂っていたのである。
いや、正確には香りはスイカっぽく漂ってはいる。想像上香って香らんこともないスイカフレグランスは嗅ぎ取れる。しかし唇に塗った途端、それは百貨店1Fのミックスフレグランスに早変わり。第一声「なんじゃこりゃ!」と私は殉職した、職種は事務だけど。
なぜだ。なぜスイカの香りがこうも百貨店の1Fになるんだ。
ハイブランドコスメが凌ぎを削り、あっちでメイク指導、こっちで基礎化粧品の試し塗り、そこで美白美容液の先行体感ここで新色口紅の発色テストむこうでハンドトリートメントあっこでボディケアプロモーション。
ひとつひとつは高貴な香りに包まれる癒しのコスメなんだろうけども、ギュっとひとつの場所に集めると混ざって混ざって相乗効果のキツいトコだけ出てる、それが百貨店の1F。
一人息子の晴れ舞台を見に来た一張羅のオカンみたいな匂いになっているのだ。愛情の裏付けなくしてはとても我慢出来たもんじゃない代物である。
乾燥した職場でスイカくまもんリップを塗るたび、普段は足を踏み入れる事のない百貨店に行った気になり、それはそれはとても優雅な気分でクレーム処理をしている。シャネルのルージュを重ね塗りしたような香りのこのクチで「大変申し訳ございません…おっしゃる通りです…はい…お手数をお掛け致しまして本当に申し訳ございませんでした…」と言っている。

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祖母の家の食卓のみずやの棚の一番下には大きなビンに入った個包装の海苔が鎮座ましましていた。夏休みの朝、なにげなくそのビンのフタを開けてみたら海苔がぎっしりと詰まっていた。ビンの胴体を裸足の足の裏で支え両手でフタをねじ開けるほどの大きなビンである。子供の手足を重労働に駆り出すほどのビンなのである。
これはイカンと思った。一袋取り出して試しに食べてみると案の定湿気っていた。小学3年生の夏である。
それから私は祖母の海苔をせっせと食べた。
食が細く米飯が嫌いだった私が海苔でご飯を黙々と食べるので祖母は「珍しいこともあるもんじゃ~まぅが白飯を食うとる~」と言った。
なかなか無くならないのでいとこやきょうだいたちにも海苔をすすめ、私は海苔リーダーの威厳を見せて誰よりも海苔を食べた。
朝も昼も夜もごはんで海苔を食べ、おやつにもそのままでイった。
「なくならないなぁ…」
これほどの大きなビンだとぜんぜん無くならない。
夏休みでは足りそうにないな、そう思っていた矢先、ラジオ体操が雨で中止になってだいぶ早めに同じ敷地内の祖母の家に向かい、台所に直結している勝手口から入って行くと、叔母が海苔のビンを開けて海苔を補充している現場に出くわした。
「あ…」
私は言葉を失った。あんなに頑張って減らしていた海苔が、まさか秘密裏に足されていたとは。
「あら、まぅさん。今日は早かったねぇ」
海苔を減らすために足繁く祖母の家に通い、祖母に「白飯を食べるようになったが偉い」と褒められる言葉も耳に入らないほど一心不乱に、好きでもない米飯を貪った日々。
私は大人になった今でも海苔を食べると「無くならないなぁ」という気持ちで食べる。実際には補充する人がいないので海苔は無くなるんだけど、なんとなく義務感にかられて海苔を食べ、無くなった暁には達成感を味わう。
誰も知らないが、私には『海苔を食べる』という行為に壮大なドラマがあるのだ。

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シャチハタの印鑑を100円ショップで買える苗字の人は、100円ショップで売っていない苗字の人がいかに1本のシャチハタを酷使しているかを知らない。インクが薄くなってきたら次のシャチハタを100円ショップで買えばいい、そんな恵まれた環境の苗字の人は、探しても探しても無い、惜しい苗字はあるのに無い、という苗字の人がいかにして持っているシャチハタを使える状態に維持し倒しているかを知らないのだ。

私が6年前に作ったシャチハタは訂正印もあるツインタイプで、訂正印のほうのキャップが丸い。印面にインクを直接1滴垂らしたら印鑑をしばらく立てておくのだが、キャップが丸くて立てておけないので、職場でシャチハタにインクを補充した時に、ガムテームを倒した円の中に立て掛け消しゴムをストッパーにして置いていたら、ガムテープを使おうとした普及している苗字の同僚たちが次々に「シャチハタのインクってそうやって補充するんや~」と言ってきて驚いた。
「インク補充しないんですか?」
「したことないよ」
「つかなくなるでしょ?」
「そしたら100均で新しいの買うやん」
「なぬ?」
「あ~千徒って苗字は売ってないか~。私はあんねん」
「私もある~」
「私でもあんで。珍しいほうやけど」
「私はありません。だからインク補充でやってます、ずっと。」
「千徒さん大変やな~。インクって専用のヤツが売ってんの?」
「売ってますよ、300円くらいで。いいですか、300円で10回以上補充できますからね、こっちのほうが100均で買うより得です。補充でいきましょうよ」
「補充してそうやってしばらく立てとかなアカンねやろ?時間どのくらいよ?」
「1滴垂らして2時間くらいですかね」
「すぐ使えへんやんめんどくさっ!買うわ」
その面倒臭いことを、これからもやる苗字で悪ぅございましたね。

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シラタキさん、という生保レディがいそうだ。出会ったことはないが。シラタキを買った、1キロ。縮れ麺みたいな白いこんにゃくのほう、しらたき1キロ。
下茹でのためにザルにあけたら、1キロのしらたきの中から、中途半端な結びしらたき風の「ギリギリしらたき」「見ようによってはしらたき」という物体が出現した。
結んだしらたきがほどけてきている、と表現するのが正解なのか、しらたきを結ぼうとして途中でやめた、と表現するのが正解なのか。
「したらき」と「結びしらたき」の製造ラインは、もしかして一緒なのか。じゃぁ、私は今後しらたきと結びしらたきのことを、どう受け止めたらいいのか誰か教えてくれ。

機械が結びしらたき主体で稼働しているとするなら、機械は結びしらたきマシン。最初からしらたきを結ぶ。ガンガン結ぶ。しらたきをしらたきのままにさそうなんて気はサラサラなく、とにかく結ぶ。長い長い結びしらたき用しらたきは長すぎる、このまましらたきとして売っては大変なくらい長い。その長い長いしらたきを機械がいい具合にシャーとやると、キャンディヘアーのようにポコポコと結ばれてゆく。最後の工程ではこのポコポコ結びしらたき連を単品結びしらたきに切り離すわけだがこの時に、機械の不具合で「結ばれなかった部分」というのが、短く切れた食べやすいしらたきになるのだ。しらたきが出来るのは結びしらたき作りの最後の工程。副産物ラストエンペラー。

一方、機械がしらたき主体で稼働しているとするなら、機械はしらたきマシン。長しらたきが出来たそばからカットカットカットの嵐。これでもかとカット。食べやすい長さにカットされたしらたきがレーンを流れていく時に、カットがうまくいかずひとくちで食べるには若干長いかな~くらいのちょい長しらたきが出来る。それらを集めて「結びしらたき部隊」へと送る。カットという単純作業は機械でも出来るが「結ぶ」なんてな高度な技術はひとの手によってでないと成し遂げられない。しらたき結んで35年の伊藤さんがテキパキとちょい長しらたきを一定量の束にしてレーンに流す。ベテランパートの三浦さんから新人アルバイトの本山さんまで総勢5名の先鋭部隊が一心不乱にしらたきを結ぶ。結びしらたきは職人の技術の結晶。職人技で今日もちょい長しらたきがせっせと結ばれているのである。

新人アルバイトの本山さんが叫ぶ「あ!!」
アルバイト教育係でもある伊藤さんがレーンの一番後ろの本山さんに、ちょっと背伸びをし首も伸ばして声をかける「どないしたん?」
「すいません…私…ギュって結んでるのに…ほどけてきたみたいで…」
と、本山さん。
このようなミスがあっても、しらたき結んで35年の伊藤さんは動じない。ちょい長しらたきを束にする手を休めることなく、レーン一番手前の三浦さんにそっと呼びかける、すぐ近くにいるから。
「三浦さん、ちょっと行って見てきたって。アンタの前の束、私が結んどくさかいに」
三浦さん、山本さん付近に到着。
「これ…こうなってしまって…どうしたらいいですか」
「ま、なんとなく結んでる感じがあるけどこれやったら『しらたき』のほうに入れといたら?運搬中に完全にほどけるやろ」

…後者か。
しらたき1キロの中から出て来た中途半端な結びしらたきもどきは、このラインの三浦さんの判断ということか。
しかし、三浦さんの読みは外れ、運搬中に完全にはほどけなかった。
しらたきの中から明らかに結びしらたきにしようとしていた形跡のある、出来そこない結びしらたきとも、絡み合ってまるで結んだかのようなしらたきとも言える新人アルバイト本山さんの作品が出てきたのである。
本山さん、よいお年を。

そして皆々様も
どうぞよいお年を。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-12-31 09:55 | +in the sky?+ | Comments(4)

箱入り

私は箱入りドライバー。
ド方向音痴だから知っているルートで市内の決まった場所にしか行けない。
だから「ペーパードライバーです」という言い方をしているが、実のところペーパードライバーよりは運転している。

3年前から難病を患い、家からチャリンコ3分のかかりつけでは手におえないので、家から車で30分の大阪の病院まで自力で運転して行っているのだ。

最初は道もわからず車線変更も技術的に出来ないので、オカンについてきてもらっていたが、オカンは70過ぎても現役バリバリで働いていて私の病院に付き合うのにわざわざ仕事を休まねばならないため、退院後の体調が安定してからは自力で行っている。

今ではこなれてきて運転しながらラジオに突っ込んだりなんかしている。

こなれてるから、前の車に突っ込んだりなんかもする。

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褐色の恋人スジャータが何か宣言している模様。

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当たり前じゃっ






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by yoyo4697ru980gw | 2015-12-17 09:36 | +in the sky?+ | Comments(0)

退会出来ないシリーズ⑫

フーケのシューラスク『居留地の壁』が好きだった。
とっても甘いので毎日はいらないけどキャラメルコーン現象と一緒で、たまになんか無性に食べたくなるという衝動系ソレのクチがおさまらないお菓子。
だった、ということは過去形であるがべつに嫌いになったわけではない。
買えなくなったので過去形になったのだ。

フーケの店舗が伊丹にはないのだが『居留地の壁』は空港で買える。
北ターミナルで神戸土産として売っているから。
だから飛行機に乗りもしないのにわざわざ空港まで行ったというのに、店内から『居留地の壁』が消えているではないか。

「すいません、ココってフーケのラスク置いてませんでしたっけ?」
「あぁ…フーケは会社自体が倒産してしまったんです」
「えええぇぇぇえぇぇぇぇぇえぇぇえぇええっっっ?!」
ショーゲキの事実である。

「あーぁ…まぅが好きになったばっかりに、な。」
私が好きになった商品がよく廃番になるので、私が好きなモノはじきになくなると予想しているヒー坊がやっぱりな色の語気を強めて言い放った。
「強くなってる…チカラが強くなってる…とうとう会社を倒産させるまでのチカラを得てる…」
ここ数年で、廃番になるだけでは済まなくなっている。

あっこぜんぜん客入ってんの見た事ないのに潰れへんゆぅことは経営やっていけてんのよな~いっかい入ってみよっかな~、というブティックに入ったら次の月には臨時休業の貼り紙が出されそのまま長期休業に突入、とうとう薬局に変わった。まだ興味を示しただけの段階やのにスゴイな!とヒー坊は私のチカラを絶賛した。
私が興味を向けると何か災いが起こります!アナタの憎いアイツをアナタの手を汚すことなく!ライバル会社に気付かれることなく!どうぞお気軽にご依頼ください(相談無料)という謳い文句で商売を始めようかとも思ったがイマイチ決め手に欠けていた。
しかしこの決定打は強烈だ。
なんせ倒産なのだから。
世界各国から依頼が殺到しそうではないか。
私が全力で好きになるだけで会社ひとつ潰せるのだとしたら、私の好意ひとつでいとも簡単に為替や株が動くだろう。
ミセスワタナベもビックリの振れっぷり。
円売りもドル買いもしていないから原因は探れない。
絶対に私がかんでいるなんてことはバレないのである。
私のビジネスの相手は常に私の気に入らないひとが絶対条件である。
うっかり好きになってしまったら依頼人が消えてしまう恐れがあるから、気が合ったりなんかしちゃいけない。
なかなか感情のコントロールが難しい仕事だ。

この商売を始める前に本当に私のチカラが効くかどうか、確かめねばなるまい。遊びじゃないんやから。

いつまでも退会させてくれないサイトだからってちょっと嫌っていたけれど、好きになってみようか。いいや、もう半分くらい好きかもしんない。

woofoo.netよどうする気だ、私が好きになりかけているぞ。
退会を受理したほうがよろしいで。
じゃないとサイト閉鎖かもしんない。


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「受け取りちょうだい」
「…ウケトリ…ですか?」
「領収書ね」
「レシートでよろしいでしょうか」
「ダメですね」
レシートでよかったらわざわざ受け取りちょうだいなんて言わないでしょうが。

年齢にして45歳以上だと『受け取り』が領収書だということがわかると思う。40歳の私でもギリわかる。レーコーがアイスコーヒーだということも、私はわかる。しかし平成の民には通じないので注意されたし。

領収書ちょうだいと言うと、殆どがレジから『領収書状の紙』を出してくる。しかし、レジからベロンと出される領収書状の紙は、感熱紙である。
仕事上や地区役員などで会計を預かっている同士ならおわかりだろうが、感熱紙は字が消える。
会計ファイルを灼熱の太陽のもと車内に置き去りにすると、3ヶ月後の会計報告書をまとめるころには、ドコでナニをいくらで買ったのかを見るのに、天を仰いて微妙にああでもないこうでもないそうでもない角度にグリングリンやりながら蛍光灯を反射させなければならない。

「ほら、ほらほらほら。読める?315円て書いてるやろ?文具、ほらココ。これね、ボードマーカー代やねん」
「まァ…私はあんま見えへんけども…別に疑ったりしぃひんから315円渡すやんか」
「消えてるからペンで上に書いとくけど、ホンマにコレ値段とかココに印字されてるやつをなぞるだけやで?」
「だから疑ってないってば」

レジで「複写はいいけど感熱紙は資料として保存に向かないので書いてもらえます?一年間ちゃんと保管しておく必要があるので字が消えると困るんです」とお願いする。
いつから領収書は手書きでなくなったのだろうか。
「受け取りをください」とは、人間が書いたものを受け取りたいという意思表示であり、プリントアウトされた感熱紙が欲しいわけでは決してないことを、平成の民には覚えておいていただきたい。


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9歳の姪がカルボナーラをぬちゃぬちゃと食べているので、すすり上げられないのかと訊くと、うどんなら出来ると言う。
「うどんが出来るならカルボナーラも出来るやろ?液体と一緒じゃないとすすれへんとかそんなコト?」
「ううん、そうじゃなくて…。パスタはそうやって食べないって給食で決まってるから」
どうゆうことか説明を求めると姪は私にパスタ食文化の背景を語ったのである。
給食のパスタでは音を立ててすすりあげるタブーを犯してはならない、というマナーを教えているとのこと。
「ああ、そう。麺はね、すすれ!やね。日本人なら麺の種類に関係なくすすればええねん。こうしてみ?ほら。すすってみ。クチの形はこうやで」
私はパスタのすすり方を姪に教えた。姪はちゃんとすすれたし、そうやって食べるほうがダンゼンおいしそうに見えた。

私は外国の子供が蕎麦を食べるのに、スプーンを使い蕎麦をボソボソにちぎってクチに運んでも、それをマナー違反だとは思わない。
その子が食べたいと思う方法で食べたらいい、それが一番おいしいはずだから。おいしく食べている子供をマナー違反だと責める大人がいるとしたら、正すべきはその大人の食事環境だと思う。


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9歳の姪に朝「アイスでも食べるか~」と提案するとママが朝はアイスを食べちゃダメって言う、と断ってきた。
「なぬ?アンタんちではアイスに時間帯が存在するのか?お腹こわすとかそうゆう内臓レベルの理由で?」
「わかんな~い」
そうか、9歳ではなぜに朝にアイスがダメなのかの疑問を抱かない感じなんだな?
いいや、我が子は5歳で既に疑問を持ったら聞いてくるタイプだった。
粘土を捨てると言ったら、どうして?と疑問を抱いて聞いてきた。遊んでいるところを見たことがないからだと答えると、今から遊ぶと言う。黙って見ていると粘土の塊を少々てのひらで捏ね繰りまわして10秒ほどで細い棒状にし、それを粘土板にポトと落としてこう言った。
「ヘビ。」
「捨てる」
「まってまって!まだあそぶから」
「私を納得させるような遊び方するなら捨てないから何か作ってもっといで」
「なっとく、てなに?」
「納得もわからんで説得が出来るか?自分で考えや」
お母さんね、5歳児には甘くないの。

隣の部屋から音の外れた鼻歌がしばらく聞こえていたが、作品が出来上がったのか我が子はヘンな節で営業に来た。
「だんごいりませんか~だんご~」
団子でキたか。丸めるだけやからな。
「いっぽんしかありませんよ~」
串に刺したか。ちょっと技術的なトコ見せたけど、在庫薄。
「だんごいっぽん、300えーん」
「高い。要りません。」
「たかくないでふつうやで」
そう言って団子屋が売り歩いていた珠玉の串団子一本は、団子15個が一本の串に刺さった見た目がふつうじゃない団子だった。3本にしろよ。団子の相場はわかっているみたいだったので、5歳児の粘土は一命を取り留めた。
9歳児のアイスも疑問で状況は変わりそうなもんだが、姪はイエスマンのようである。
「んじゃ、食べないのね?私だけ食べるよ?」
そう言って冷凍室からアイスを取り出そうとすると、姪が衝撃の一言を放った。
「ハーゲンダッツ?」
「なぬ?オマエのウチのアイスはハーゲンダッツなのか?」
そりゃ、朝から食っちゃダメだな。
ハーゲンダッツはカップの側面を押したらアイスが盛り上がってくる“食べごろ”を待たなきゃなんない優雅でリッチなアイスだからな。
朝っぱらからアイスの食べごろを優雅に待たれたりなんかしたら、おかぁさん時間がいくらあっても足りゃしねぇ。
それに、兄のカイはちっとも宿題なんかせずに黙々とアイスを食べ続けていたしな。
大学生と高校生の従兄に加え、私の夫である伯父までもが、かわいい小学生のイトコたちのためにこぞって買ってきたファミリーパックのアイスを、ものの数時間で食べつくしていたからな。そんなアイス消費量を誇る胃袋で朝っぱらからハーゲンダッツを食べられたりしたら、金がいくらあっても足りゃしねぇ。


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「何回それすんの?」
家で半袖パーカーを10回ほど脱着していたら、友人に指摘された。
「脱ぐと寒い、着ると暑い。この季節ってどうしてもこうなるよねぇ」
「ならんわ」
衝撃の事実である。

季節の変わり目の気温変化に対応すべく人々は、着衣の脱着によって微調整をはかっていることだろう、とくに夜とかに。
と、思っていたら、しないみたいだ、夜はとくに。
日中の外出先で移動中に上着を脱いだり羽織ったりする程度で、季節の変わり目の夜の家の室内では今着た部屋着一本でやっているらしいじゃないか。

そう言えば私以外の家族が室内で頻繁にパーカーの脱着をしているところを見たことがない。しかし今の今まで私の方が大多数派の人間で、我が家の男3人が普通じゃないと思っていた。だって裸族だから。季節の変わり目の脱着とか以前に、もともと脱着するような衣服を着ていないのだ。
しかし言われてみればだがこれまでの40年間の人生の中で、まァ記憶があんまりない7歳まではすっ飛ばすとして、33年間で季節の変わり目に他人と部屋着姿で夜を明かすような場面はいくらでもあったが、私のように脱着を繰り返す姿を見た記憶はない。しかし私は昔からそうしているが誰からも指摘された覚えもないのだ。40になって初めて、季節の変わり目に友人が部屋で夜にパーカーを脱着しない事実を知った。別にパーカーじゃなくてもいいんだけど私はパーカーだから。あるいは彼女だけかもしれない、季節の変わり目にパーカーを脱着しないのは。いやだから別にパーカーじゃなくてもいいんだけど。

いや、やはり私は大多数派だと思う。
だって毎年「朝晩が肌寒くなってきましたね」て言ってるじゃないか、天気予報とかで。
誰の肌にも明らかに寒さと暑さが混在する期間が存在しているのである。
我が家の男3人と友人だけが季節の変わり目の夜に部屋でパーカーを脱着しない少数派なんだと思う。とくにパーカーじゃなくてもいいけど。

友人よ、パーカーを羽織れ!そして暑くなれば脱ぎ、肌寒くなったらまたパーカーを着ろ!そしてそれを繰り返せ!それが季節の変わり目の夜の部屋での過ごし方だ!厳密にはパーカーじゃなくてもいいけど!




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by yoyo4697ru980gw | 2015-10-18 15:48 | +in the sky?+ | Comments(0)

ひとふり塩

「またこの塩やな」
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最近、この食卓塩をいろいろな店で目にするが、この塩の裏にはこう書いてある。
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「コレってさぁ…タイミングが難しくない?」
「なんで?」
「だってちょうど固まりかけた時にこの店に来るとは限らないわけやし」
「そしたら他のお客さんがひとふりしたらええねん」
客の連携プレーでこの塩はサラサラを維持できる感じか。
ひっきりなしに客が入っている状態ならいいけど閑古鳥が鳴き始めたらスタッフの手も必要だ。
うっかりふり忘れて完全に固まってしまったらもうひとふりではカタつかないからな。

何が感心するってその人々の連携プレーもそうだけど、この会社がこの商品のラベルに固まりかけたらひとふりして下さい。と書いてるところだよね。この塩は放置されることがないと確信しているのだ。常にこの塩のそばには人間がいる。そして固まりかけた時を人々が見過ごさないからひとふりでいつもサラサラなのだ、この塩は。

最新技術が発達しても、未だ塩の粒子ひとつサラサラに出来ないんだから。
結局ね、確実なのは人頼みという結論だから徳は積んどいたほうがいいよ。
固まりかけたら、ひとふりだぞ。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-10-02 10:14 | +in the sky?+ | Comments(0)

車検に行くのは私の役目だ。
本当に行くだけの役目だけど。
車を持って行くだけの役目だけど。

火曜日に予約をして車検を受けるとトイレットペーパーがもらえるということでむーが予約を入れたので、仰せの通りの時間にオートバックスに着く。はずだったんだけど、10分くらい早く着く。だってまったく道が混んでないんだもん。私の予定だと道混んでて2回くらい信号に引っかかって踏切で電車が来ることになってたんだけど、な~んにも起こんなかったね、平和。

「予約より早いけどいけない?」
と受付のおねぇちゃんに言ってみる。
私は早く到着しましたけどそれが何か?みたいな誤解を招く言いっぷり。
ちょっとしたモンスター。
おねぇちゃんは、いいですよーと言わはった。
予約時間ってあってないようなもんやな。

このままでは車検に通らないというほど劣化した箇所の説明を受ける。
これは交換が必要です、と。
しかし、そこから先の説明は聞いたってわかんないカンジ。
「こちらは車検に通ることは通ります。ですが、次の点検の時までもつかもたないかで言うと可能性として半々ですので交換をおすすめします」
「ええっと…何だっけ?部品?何のハナシ?ドコっつったっけ?」
「うーん…ハンドルですね」
「ハンドルが動かないの?」
「動きますよ。うーん…ハンドルの舵取りをする箇所があるんですけれども、そうですねぇ…ハンドルを左右に動かすための手首と思っていただいたらいいです」
「ちょっと相談さして。電話していい?」
「どうぞ」
車に関して何をどう判断するのかの基準が私にはないので、むーに電話。
「なんかな~ナントカっていう部品か何かの手首が切れてる、みたいなコトらしんやけど~」
「切れてはいないですよ!」
適当に説明していたら、整備士からの訂正。
「あ。切れてはないんやって、手首。」
じゃ、どうなってんの?と整備士に聞くと、手首にヒビが入っていていずれ破れることになる、破れると中身が出てきてハンドルが左右に操作出来なくなる、というような説明。まだ破れていない、車検には通る状態だと言う。
「ハンドルの手首みたいなトコにヒビ入ってて、いずれ折れて中身が出てくる、みたいなことやってさ。中身出たらハンドルきかんらしいわ」
整備士、私が理解していないと判断して劣化箇所を示す整備箇所一覧みたいな写真を持って来る。参考までに、みたいなカンジで見せてくるんだけど、写真を見て電話で説明出来るようなら判断も自分で出来るからね。なにそれ?ドコの部分のハナシ?と聞いてくるむーに、なんかね黒いヤツかな、と説明。車の内部ってたいがい黒いと思うけどこの情報からアタリをつけてくるだろうか、こないと思うけど。
結局むーの答えは「もーなんかわからんけど替えとき」だった。
「替えとき、てゆぅてるんで、替えといてください」
と整備士に伝えると、ふか~~~く一回頷いていた。
深い溝を感じた、整備士との間に。

車検の作業時間が1時間半ほどかかると言うので、向かいのEDIONでヒマをつぶす。
買うつもりだったSDカードを買っても時間が余ったので、Ymobileの店頭お試しスマホをいらっていたら、すぐさま猛烈にチャラい店員が話し掛けてきた「乗り換えをお考えっスか?」つって。

何も返事をせずに「Ymobileてどうなの?繋がらないとかあんの?」と聞くと「ぶっちゃけぇ~一緒っス!」と言う。
よかったな兄ちゃん、私に時間的な余裕があって。
そうでなければこの二言目で「ちょっとまともにハナシ出来るひと呼んで」と言っているぞ。
これね、文字で書くと「ぶっちゃけぇ~一緒っス」と滑舌がいいように見えるが、聞こえたママを文字にすると兄ちゃんは「ばっちゃけぇ~えっしゃっス!」ゆぅてるからね。
書いてある通りに、少し強めにクチを横に広げて発音していただきたい。
それが、兄ちゃんの基本的な口調である。

社会人の先輩として、私はこの兄ちゃんと会話をせねばならないと感じた、なんせヒマだったから。ガラケーからスマホに乗り替える気なんて300%ないんだけど、ヒマだったので激チャラ店員の相手をすると決めた。だってヒマだったから。

「ちなみに、今どこっスか?auっスか?」
「au」
「そうスか~だったらウチが一番お得っスよ~!よかったら見積もり出しますよ~!」
ちなみに、この最初の「ちなみに今どこっスかauっスか」を聞こえたママの文字にすると「ちぇなみり~?えまだぁこっスかぁ?auっスかぁ?」と言っている。「よかったら見積出しますよ」も「やーたらまーつまりだーしゃースよー」と言っている。もういちいちママの文字では書かないけどね、ハナシがいつまでたっても進まないから。

ビジネスシーンでこんなに「っスよ~!」と言ってくるひとも珍しいが、兄ちゃんの見積もりも珍しかった。ガラケーからの乗り換えで見積もりを出し比較する、と意気込んでいるが本当に大丈夫か兄ちゃん。

私はauが吸収したTU-KAのユーザーである。
auのスタッフから電話がかかってくるまでTU-KAからauに切り替えなかった人間だ。
わかるひとにしかわからないと思うが、TU-KAを使っていたということは何よりもコストパフォーマンスを重視する人種ということだ。
ガラケーを電話とみなし、電話としての用途を全うしている。
比較でいいのか?比較の基準がきっと兄ちゃんとは違うぞ?
それに、私の基準で照らすと圧倒的に勝つ自信があるけど。

「今ガラケーでどのくらいっスかね?月々?」
「基本料金980円、メール・通話は家族間無料、ほとんど家族間やりとり。だから安いよ」
加えて繰り越しに繰り越しがこじれてもう繰り越せなくなっている無料通話は常に5000円たまってしまっている、という状況だ。無料通話分を消費するためにわざわざ家族じゃない誰かに電話をかけている、という悲しい現実である。宅配の不在票なんて入ってた日にゃぁ喜んで電話しているさ。今どこらへんにいます?とか、30分以内に来るとか無理やんねぇ?とか、家に居ることは居るねんけど~今から20分後に40分間くらいだけ留守するからその時間帯だけ避けて欲しいねんねー悪いねんけど。とかゆぅて、ドライバーが「へ?今なんつった?」と感じるような会話が長引く具合に持っていっているので、私からの電話は間違いなく迷惑だ。
「基本料金を払ってる感じだね」
「ネットとかはしないっスかね?」
「PCでやるから。ガラケーではやらない。家族以外のやりとりはWi-Fiつこて他の端末でやるし」
「じゃぁ…せん…1500円くらいっスかね?」
「そんなにかかってないと思うけど?」
「1500円を超えないっスか?」
「超えないね。」
「んじゃー…まァ…2000円で計算していいっスかね?比較になんないんで」
だろうね。
1500円以下だっつってんのに、無理から私のガラケー月々使用料金を2000円に繰り上げる斬新な比較のお見積り。何の参考にもならん。

「じゃぁ~」
ゆぅて、兄ちゃんが主導権を握ったお見積りは勝手に進む。
いいけどね…どう詰まれても私のツーカー魂に王手はかけらんないから。

「スマホを持ったら何がしたいっスか?」
なんだろうな“夢のスマホ”みたいなその高みにアげてるスマホ様は。
「電話、メール。」
「ネットはどうっスか?」
「だからネットはPCでやるってば。とくにネット接続してこんなんやりたーい、とかは無い」
そもそも私は出先でガラケーが鳴っていても3回に1回くらいしか気づかない。それなのに兄ちゃんは、スか~?スか~?ゆぅてネットを推す。いつまでも兄ちゃんの誘導がうまくいかないのでしゃぁなしにネット経由の希望を申告する。
「そうやなぁ…マップかな」
「なるほど、そっちっスね」
どっちなんだ。
選択肢がふたつあった覚えもとくにはないが。

iPhoneとの操作性の違いとかどうなの、とか、使いやすいのはどっち、とか、機種に関する質問をいろいろとぶつけてみると何をきいても「ガラケーからの乗り換えっスよね、ぶっちゃけ、ほぼほぼ一緒っス」と言う。私は「ほぼほぼ」を接客で使う社会人のことを、ほぼほぼ信用しない。1回のほぼほぼで信用を失うというのに、兄ちゃんは私のその後の質問にはすべて「ほぼほぼ一緒っス」と答えるのである。それのみを発するロボットがどっかでしゃべってんのかと思うくらい、それしか言わない。
最終的に斬新な比較のお見積りは「2980円+税でスマホが持てちゃうんス、すごくないっスか?いいっスよね?」と締めくくられた。
なんだろうな“憧れのあのスマホ”みたいなその高みにアげてるスマホ様は。
これっぽっちもスマホの魅力を説明出来てないんだけどな、兄ちゃんよ。

そろそろ車検が終わる時間だったので「それじゃ、検討します。」と言って席を立つと「ぜひぜひ~」と兄ちゃんは合いの手を入れた。
兄ちゃん耳の穴かっぽじってよく聞きな、是々非々に。
公正無私に判断しても独断と偏見でジャッジしても、兄ちゃんの接客は最初からアウトだ。
Ymobileよ、社員教育を今一度見直したほうがいいのではないだろうか。
まずは接客する上での適切な言葉選びから研修をしたほうがいいと思う。
ガラケーユーザーを引き込むのは一筋縄ではいかないはずだから、スマホそのものを売り込むより、人柄で押し切ったほうがよっぽど易いで。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-10-01 11:19 | +in the sky?+ | Comments(0)

退会出来ないシリーズ⑪

もはや私はこのサイトを退会する必要があるのだろうか、退会届を出し続けて季節が移ろうこと甚だしいが。地味に8ヶ月も続いている間にボンブーのハイシーズンがやってきて、すっかり退会届の理由を考えるのが疎かになってしまった。

子供がすでに大学生と高校生になっている我が家では、休日は各自が己の腹を満たして久しい。中学生になれば己の面倒は己でみんかい、というスタイルでソコソコ自立してきたがこの夏、小学生の甥と姪が宮崎から来ている間に私は50%小学生のママ気取りでオムライスを作ったり、卓上で回る流しそうめん竹取物語を発動させたりなんかした。
クックパッドへのサルレシピ投稿を始めたのも手伝ってキッチンに入り浸っておりすっかりブログ更新がママタレ化していたが、四十肩の軽症化に伴いうっすらと目も覚めて来たところである。

7月半ば、急に左手でハミガキが出来なくなるという四十肩に見舞われた。タイトランジェリーであるブラキャミが脱げなくなり、会社の電話機を取ろうとして肩が軋む。メールするのに親指を動かすと左肩がずんずん下がってしまいには痛い。持ったコップを傾けられない。
前から薄々そうだとは思ってきたが、私は右利きなのに日常生活の動作をなかなか左手に頼っていることが、左の四十肩を患ったことでひしひしと痛感出来た次第である。
日頃は無意識でそうしてきたが、こんなことまで左手でやっていたのだなァと実感する。

洗濯物を畳みまとめて渡そうとして渡せない、四十肩で。
「はい、カイ。アンタの洗濯物カゴに入れとき。あぅ…あぁ…カイ…取って…痛いイタい痛い…早く…まぅちん四十肩でこれ以上アがらん…はよ取って取って取って…」
渡そうとした洗濯物がどんどん床に近づくさまを見て、11歳の甥カイが腹を抱えて笑っていた。オマエ30年後を覚えとけよ、同じようにせせら笑ってやるからな。下腹が今以上にデブっと出てたら容赦なく笑ってやるからな。今は小学生の幼児体型なごりということで難を逃れているオマエのその腹も、中年の頃には醜態を晒している状況になるんだからな。ライザップの耳障りなBGMを入手してテーマソングとして流して笑ってやるからな。

1ヶ月後くらいに急に四十肩が治るという経験者データに基づき1ヶ月耐えてみたがその「急に」がまだやって来ない。しかし、症状は日に日に軽症化している。悪化の一途を辿ったのは2週間ほどだった。どんどん腕がアがるようになり、今ではたまに軋む程度。「急に」動かせなかった腕が動かせる、という劇的な治り方を想像していたのだが、私の四十肩は徐々に治った。四十肩だったかどうかが疑わしいが、治ったものは治ったのだから、これからの盆踊りは俄然はっちゃける。だから、退会のことなどしばらくはほっとくのである。woofoo.netが私の退会届をほっとくくらい、退会届の再々再々再々ささささささささささささ再送信を、ほっとく夏である、ワッショーイ!




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柑橘系を次から次にバクバクと食べているとみかんなら何でも好きなのだと勘違いされて、みかんゼリーやオレンジジュースまで回ってくるようになる。
私はみかんの味がする食べ物やみかんの香りのする飲み物が好きなわけじゃなくて、みかんそのものが好きなのだ。
生の、くだものの状態のみかんが好きなのだ。
皮を剥いて食べるみかんの身が好きなのであって、剥かれたみかんの身や潰されたみかんの身は嫌いなのだ。
しかしそんなことを理由に、私をみかん好きだと思っている人がくれたみかんゼリーやオレンジジュースを拒否することも大人げないと思うので、みかんゼリーを食べて、オレンジジュースを飲む。
生の、くだものの状態の柑橘系はなんでもおいしくいただけるのだけど、みかんゼリーやオレンジジュースはどちらかというとおいしくいただけないのである。
見た目には私は柑橘系大好き女で、みかんもみかんゼリーもオレンジジュースもバクバクとゴクゴクと食しているように見えているだろうが、私には密かに味の感じ方に違いがあることを、ここで密かに明かしておきたい。
明かしたところで、今後もみかん加工品が回ってくることは確かだが。


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生クリームが苦手だ。あんこも苦手である。だから『甘い物は苦手です』と言うことにしている私なのだが、ぜんざいが大好きだ。ぜんざいだけ、異常に好きである。
しかし表向き甘い物が苦手なことになっているので、ぜんざいだけが好きだと言えない。言ってもいいのだけど『何それ』と言われるのが怖くて『ぜんざいが食べれたら饅頭も食べれるだろう』と認定されるのが怖くて、言えない。ぜんざいが大好きなのにおしるこが大嫌いなのだということを理解してもらえるなんて到底思えないので、言えないのだ。
だからぜんざいが好きな事をひた隠しにしている。
初詣でぜんざいが売っていると必ず食べるけれども、周りを見渡し自分の視界内に友人・知人・顔見知りがいないかどうかを確認してから、人々に背を向けてこっそりと食べている。
甘い物が嫌いと言っておいてぜんざいを食べていた、とのウワサが広まらぬよう、私が嘘吐きにならぬよう、出先でぜんざいを食べる時は細心の注意を払わねばならない。
私にとってぜんざいは愛人だ。
世間様に知られてはならない。
好きなことがバレてはならない。
だってみんなに責められるから。
「甘い物は嫌いってゆぅたんちゃうんけ?ぜんざい食ぅとるやないかい!」と私は犯罪者扱いされたくないから、この愛人を隠すのである。



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メロンかと言われればメロンじゃないけれども、メロンと押し切られるとメロンよりおいしいような気もするメロン味の飲み物は、嘘くさいメロンの味がしているけれども、メロンよりもおいしい場合がある。

けれどもどうゆうわけだかメロン味の飲み物は姿を消す。
私が小学生の時に市場の中の自動販売機で売っていたカップタイプの飲み物に『メロンホワイト』なる飲み物があった。
ある日の早朝、父親の運転する軽トラに乗り、野菜の出荷について行った市場で、私をおとなしく待たせるための手段として父が強制的にこの『メロンホワイト』を手渡して来た。
私の希望など一切訊くこともせず、冬の早朝にアツアツの『メロンホワイト』を一方的に渡されすぐに父は市場の奥へと消えたので、私はこれが自分のための飲み物なのかそれとも「ちょっと持っといて」の飲み物なのかわからなかった。
とてつもなくあま~い匂いのするあったかい牛乳だと思ったのでしばらくは「持っといて」飲料として扱ったが、なかなか父が帰ってきやがらないので私はこのアツアツ甘牛乳をちょびっと飲んでみた。
とてつもなく、おいしかった。
すっかりメロンホワイトの虜になった私は、とうとう放課後にひとりで勝手に市場の敷地内に入って自動販売機に貢ぐようになった。当時60円だったメロンホワイトは小学生でも十分朝に晩に見境なく貢げたのである。自分の所持金が60円に満たない場合は自転車を10分走らせて祖母をたぶらかしたりもした、メロンホワイトのために。
ああ、それなのにそれなのに。
メロンホワイトはある日突然に市場の自動販売機から忽然と姿を消したのである。こんなに貢いだメロンホワイトが何の前触れもなく消えた現実を、小学生の私は受け入れられなかった。一時的な気の迷いで消えたものの何事もなかったかのように元のサヤに戻るはずだと根拠もなく確信しており、定期的に市場の自動販売機をチェックした。あまりにメロンホワイトがいつまでも戻らないので、登下校ルートを変更してまでチェックをする毎日を繰り返したが、ついぞメロンホワイトとの再会は成らなかった。

ああ、そしてそしてである。
39歳となった私は2015年5月、またもメロンミルクに逃げられた。
いつものようにいつもスーパーのいつもの飲料陳列棚に、メロンミルクを取りに行ったら忽然と姿を消していたのである。先週まであったのに、苺ミルクや珈琲ミルクの横のメロンミルクだけがない。
だか私はもう大人だ。通勤ルートを変えてまで毎日毎日メロンミルクの復活チェックなんてことはしないのだ。

「確認したいことがあるんですけどね?」
「はい、ありがとうございます。どういったことでしょうか」
フリーダイアルよろこぶミルク、森永乳業お客様相談室への電話である。社会組織というものの活用方法を知っている大人となった今、小学生の頃のような無駄足は踏まない。裏切りメロンの消息を知る手立てがあることを、大人の私は知っている。じっくり聞いてやるさ、ああ納得いくまで聞いてやる、フリーダイアルで通話料金もかからないからゆっくり聞いてやるさ、メロンよ、ん?
「あのね、贅沢倶楽部っていう飲み物あるでしょう?」
「はい、ございます」
「あれのね、メロンミルクって季節限定とかそんな一時的な商品ですかね?」
「はい、メロンミルクは出荷の期間が限定されている商品となります」
「いつまで?」
「毎年、出荷のタイミングは一緒ではないのですが、今年は2月下旬から4月20日までとなっておりました」
2014年は3月から6月まで、2013年は4月16日から7月まで。
旬もバシっと定められないカンジでズレこんで出荷されているメロンミルク。
「はぁ…そうですかぁ…終わったらもう店頭には並ばないのね?」
「はい…そうなります」
「一年中は置かないの?」
「はい。こちらの商品は今のところ定番商品にはなっておりません」
「定番にして欲しいですけども」
「はい。そのようなご希望の声があったことはしっかりと申し伝えます」
聞き飽きたわ、ご希望の声をしっかりと届けるというセリフ。
どの企業のお客様相談室も最後はそう結ぶわ。
でも私ひとりの声が届いたことは今まで一度たりともございませんのよ。
これまで20年間ばかし、たくさんの企業に小さなひとりの声を届けてまいりましたが、実現している声はひとつもございません。
大多数の声でなければ届かないことを大人の私はわかっているのです。
だから小声で言っておきますよ。
メロンはメロン味加工飲料のほうが、おいしいです。
一年中置いておくれでないですか。



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ドコドコで自転車乗ってる姿を見かけたと知人に言われ「あぁ、それ、道に迷ってた時やな」と答えたら「いやいやいや、アンタんちのめっちゃ近所やって!」と言われた。
どうしてだろう?自分の家のめっちゃ近所だと道に迷うことはないのだろうか。何十年とその家に住んでいるのならば、迷わないことと思う。けれども私は転居を繰り返し、今の家に住んでからはまだ6年しか経っていない。必要がなければ遠出もしないし、道を歩いている時は考え事をしていて、自転車に乗っている時は50%上の空である。それに加えて平和な住宅地である我が家の周りにはこの6年間で一歩も入ったことのない路地がうじゃうじゃある。
子供が突然出て来てこんな所に道があったのかと思うこともしばしばだ。だから私は自宅の目と鼻の先でも簡単に道に迷うことが出来る。
この能力を何かに活用出来ないかと常々考えながら歩いているので、全く目的地に着きゃしない。
「近所とか近所じゃないに関係なく迷うで」
迷っている本人が迷っていたとそう主張しても知人は信用せず、こう言った。
「そんなことないって!めっちゃスピード出てたって!急いでどっかに行ってたやろ?」
「いいえ。迷ってました。間違いなく、迷ってました。迷ってる迷ってないに関係なく、常に自転車はMAXのスピードを心がけて運転しておりますよ。だから運転中は電話出ぇへんやんか」
「え…じゃぁ…『運転中やから出られへんかってん』てアレ…運転中って自転車?」
「そうや?あのスピードで出れると思うか?」
「あれは出られへんな」
「そうゆうことや。」
「え?どうゆうこと?」
へ?
まだ続く?
この先?



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ブランコに酔う、車に酔う、電車に酔う。バスにもタクシーにも絶叫マシンにも酔う。調子が悪いと自分が運転する自転車に酔う。乗り物という乗り物すべてに酔うそんな私には、尊敬してやまない市井の臣がいる。それが、動いている乗り物の中で読書をする人々である。
なんて効率的な移動時間を満喫できる人であることかと羨望の眼差しで見ている、とくに電車の中で。乗り物酔いが比較的軽い電車でなら、頑張れば私にも読書が出来るのではないかと何度かトライしてみたが、10分の読書で下車後3時間くらい生きた心地はしない。
目的地に行くまでの30分間で本が読めたなら私は相当賢くなるのに、それがかなわず残念である。



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彼氏をとっかえひっかえする女が唐突に「男の兄弟いる?」と聞いてきた。兄も弟もいるので「いる」と答えると「似てる?」とさらに聞いてきた。それで私は自分の顔が男顔であることを悟ったのである。17歳で知るにはショッキングな事実であった。
以来、顔に見合う漢気を備え付け決して女々しいことは言わず男っぷりを上げてきた。「超かわいい~」などと連呼することはもちろん無く、パンケーキの店には並ばない人生を歩み、40歳となったいま、居酒屋のおしぼりではご期待通り顔を拭いている。


私という人間の一部分をご理解いただけましたら幸いです。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-08-17 15:15 | +in the sky?+ | Comments(0)

退会出来ないシリーズ⑩

ジョークがシュールなおいちゃんがかつて私の書く文章を『重箱の隅つつき』と表現した。なんて的確な表現なんだと20代だった私は膝を打った。
そして今ネット記事を読んだ見知らぬ人物が私の書く記事を『わりと面白いが只のクレーマー』と表現する。なんて的確なんだと、40歳の私は二の腕を掻きむしる。

そしてはたと気付いた。
私は長らく変わっていないのだな、と。
変わらないことが果たして良いことなのか悪いことなのかはわからない。
しかしこんなに長く、変わらないままでいさせてくれてありがとう、と思う。
厳密には、私にも変化はある。
しかしその変化がまるでないように、錯覚し続けているのだ。
変わらないことなどこの世にありはしないのに、ずっと変わっていないように過ごして来れたのだろう。
それを思うとありがたい。
だってそんなこと、私ひとりのチカラじゃ無理だから。
いつまでも私に無駄を見させ続けてくれてありがとう。
ありがとう、延々と私に同じことばかりさせてくれて。
もう今更ちっとも成長とかは、したくないです。

退会出来ないシリーズもいつまで続けるつもりなのか、まだまだ続いてしまってワンワンワワン。語尾のワワンって犬の吠え方として歯切れが悪い。クレームのコツは歯切れの良さである。

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日常のちょっとした不満を退会理由に乗せてお届けしてみることにした。
もう退会理由も底を尽きた感じだが、ちょっとした日常の不満であれば数限りなく湧いて来るので楽勝である。べつに勝つ必要もないが。
この不満に共感してもらえるのなら、あるいは退会もあるかもしれない。
昨今のママたちは雑巾をよほどホームセンターで買っているようで、雑巾の売り場が年々広くなっている。真っ白いピカピカの雑巾はミシンで縫われており、さぞかしフカフカの手触りで学校の廊下をラグジュアリーにお掃除お出来になることだろう。そのうち今治雑巾かホットマン雑巾かが販売され『新学期にドコの雑巾を持って来るか戦線』が白熱しまくるに違いない。
若いオカンたちよ、目を覚ませ。たかが雑巾されど雑巾である。子供の教育は雑巾から。ミシンが家にあっても使い古したタオルで雑巾を手縫いする姿を子に見せよ。モフモフのおろしたてのタオルはまず顔を拭くのに使い、それからキッチンの手拭きになる、ふんわり感が薄れてきた頃にトイレの手拭きへと降格され、タオルの吸水性が疑問視される頃にやっと雑巾へと変身する事を教えよ。毛羽立ちのある頃はまだタオルは雑巾に向かない。水含みが最小限で毛羽立ちのないタオルでこそ、床をキレイに拭けるのである。へたれた薄いタオルだからこそ子供の手でもしっかりと雑巾が絞れるのである。子供にオカンが雑巾を手縫いする姿を見せる。運針は子供にはとても簡単に縫えているように見えるが、実際にはとても技術が要るものなんである。子供が高学年になったら、自分が学校に持って行く雑巾は我の手で縫わせよ。オカンがあんなに簡単にしていた運針がこんなに難しい技だったのかと思い知らせるのである。雑巾ひとつ取ってもオカンの仕事に容易いことなど何もないと教える。
それを教えたなら、多いに雑巾を買えばいいし使わせればいい。買った雑巾のあまりの使い勝手の悪さに、結局は雑巾を作るようになるだろう。使い古しの雑巾でなければ、と気付ける人間かどうかが今後の自分の全ての目利きに影響するといっても過言ではないのである。

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お茶一杯分の水を沸かすのに50秒。体感時間としては30秒ほどで湧いているティファール。水を入れてスイッチをオン、湧く間にトイレに行って顔を洗って…と思っていると顔を洗っている途中でティファールから『カチッ』と音がする。早い、確かに早い。

しかし私は今、ティファールの反抗に頭を抱えている。
二杯分の水を目測でティファールに注いだつもりでいるんだけど「ちょっと足りない」という事件が起こる。
二人分のお茶を作りたいのに、二人ともの湯呑に「なんか少ない」というお茶の出来上がり量である。これで「粗茶ですが」とお出ししてしまったら、やっとこ抽出しました感満載の本気の粗茶と思われそうな量なのだ。
そこで、あとちょっとを足すために再度お湯を沸かす。
ところがティファールの『カチッ』が反抗してくるのである。ちょっとだけ注いだ水を『これはたったいま沸かしたでしょ』と言わんばかりにすぐさま『カチッ』と言ってきやがるのである。
違うだろ?ティファール、お前の勘違いじゃないか。この水はさっきのお湯ではない、新しくちょっとだけ足した水なんだよ、だからこれは新規でまた沸かさなきゃなんないんだよわかるだろ?
しかし反抗期のティファールは舌打ちをする『カチッ』
…てんめぇ…よくも。

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ウチのトイレに入ると高確率で、ちょうど私でトイレットペーパーが切れる。どう考えても私が断然トイレットペーパーを取り換える係になるのだ。4名いるのだから4分の1の確率なのに、取替え時期から逆算しても圧倒的に私しか取り替えていない。卑怯だ、これは卑怯な手を使われているに違いない。そう思って観察したら、男衆3名はトイレットペーパーが切れかかると『ほんのちょっと』を残し、二列並んでいるトイレットペーパーの『多い方』を使うというテを使っていることが判明した。率先して『少ない方』を使っている私がいつもいつも紙切れに遭遇し、取り替える羽目になっているのだ。
…てめぇら…よくも。

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日曜日から始まるタイプの同じ大きさのカレンダーを2冊、横に並べている。
16日から始まり翌半月をまたがるシフトが組まれる会社なので、当月と翌月のカレンダーを並べておかないと一ヶ月の予定が立てられないためである。
通常通りの一ヶ月が終わると、当月のほうのカレンダーを2枚めくる。
すると今まで翌月だったカレンダーが当月扱いとなり、当月だったほうのカレンダーが翌月を示す、ということになる。
この時に、カレンダーがキレイにちぎれたためしがない。
どちらもちゃんとミシン目がついている。
しっかりとくっきりはっきりミシン目がついているのに、である。
失敗して少し残ったカレンダーの部分は翌月もそのまた翌月もソコで失敗する。
道に小さな石が転がっているようなものなのだ。
それで、この小石が邪魔していてつまづくのだと指先に渾身の力を込めて細かく残った残骸を処理する。
これで翌月はキレイにちぎれるだろうと思っていると、やはり甲斐も虚しく残るのである。
恩を仇で返された気分。

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市販の弁当の中には揚げ物が入っている。そしてその近辺には醤油やソースやタルタルなんかが添えられている。そしてそしてこの袋は100%ヌルヌルしている。こうなることがわかり切っているのにどうして揚げ物からソースを離さないのだ。弁当のケースのフチとごはんの隙間にでも挟んだらいいじゃないか。
弁当屋はすでにこのヌルヌル解消のため上フタにテープでソースを貼り付ける技を編み出した。しかしこのテープの位置が悪い時がある。新人が客を思いやる余裕もなく時間に追われてピと貼り付けたソースのテープは「ココにテープを貼ってしまったら開け口が塞がってまうやろ」という位置にぺったりくっついている。予算の都合上マジックカットのソースを採用していない弁当屋では、開け口以外に切れ目はないので致し方なく犬歯を使って逆からソースを開けるも勢い余ってソースが顎に垂れてしまう。
拭いても拭いても仄かに香る顎からウスター。

ほのかにかおるアゴからウスター

地下アイドルの新曲にどうだろうか。


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我が家では自分で買って来て自分で食べようと思っている物には名前を書いていなければならない。名前が無い食べ物は誰が食べても良いというルールがある。私は雪見だいふくファミリーパック2コを買い、ひとつに名前を書いておいたのだが、その書いていないほうから長男が雪見を奪っていったのである。かもしれない予想が出来ただろう?同じモノが二つあってひとつに名前が書いてあれば、自動的にそれは2個口だろう?既に大学内にいるであろう長男に怒りのメールを送る。すると「名前がなかったから」とすました答えが返ってきた。お前は社会の暗黙の了解を守らずに孤立するタイプだな。いいさ、それでゆけ。私が雪見を許しても日本の社会がそれを許すわけがないからな。


70回目の退会届送信。私が1年に1回退会届を送信していたとしたら、産んだ子供が今日で70歳を迎える。私は生きちゃいない。がしかし私は退会届を平均3日に1回くらいのペースで送信しているので、この算出だと産んだ子供はまだ7ヶ月。人見知りをする頃である。そうか、人見知りが激しくて私の退会届を避けているのだな?ヘイベイベーおかぁさんはもう少しだけ様子をみてみるぞオ・イエー。
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日本人はA型40%O型30%B型20%AB型10%という割合である。そんなわけで多くの人がA型だ。日本人ならたいがい几帳面だと思うがこれがA型となるとさらに几帳面になるので几帳面の二乗と算出し、これに真面目と責任感をプラス。粘り強くて用心深く、協調性がありモラルやルールを大切にする。控えめであるが芯は強く、素直に相手を信じ、また、相手を裏切るようなことはしない。
そんな人物が日本の4割を占めていないことなど、全国民が知っている。

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天気予報が花粉とビールを抱き込んでから久しい。
天気だけお知らせしていれば本分は果たしているのに、季節のサービスで花粉の飛散状況やビール指数まで出してくれる。
しかし、ビール指数が高いのにビールって気分ではない、という人だっているんじゃないか。
私はアルコールが好きではないのでいつでもビールって気分ではない。
いくらビール指数が高く本日のビールが最高にうまくても、私はビールを飲まないだろう。
いろんな種類のアルコールがあるのに、ビールだけがビールを飲む本人の気持ち以外の影響を受けるのだろうか。
日本酒指数やどぶろく指数が出ないところをみると、どうやらビールだけが気温の影響を受けるのは確かなようだ。
麦か?麦なのか?麦は気温によりうまさが違うのか?
しかし麦焼酎指数を天気予報は出してくれない。
麦茶指数も出ていないはずだ。
よくよく考えると、ビール指数が低いから今日はビールを飲まない、と言っている人にこれまで出会ったことがない。
そもそもビールを飲む人がビール指数に言及している場面に出くわさない。
いいのか、ビール指数よ。

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くだものというのはいただく種類の食べ物である。
そしてそれを嬉しい度合で表すと概ね「みかん」より「いちご」が嬉しく「いちご」より「メロン」のほうが嬉しい。
しかしメロンは身体でも壊さないとなかなかやって来てはくれない。
ただいま私は絶賛難病中だが、そんな私でさえも10日くらい寝込まないとメロンは登場しない。
よって、我が家にやって来る「いただく果物」の中の嬉しさトップは「いちご」である。
苺を食べていてよく思うのが、世に蔓延している「いちご味」には、苺の味のカケラも漂っていない、ということである。
かき氷いちご味、苺の味ではない。
ストロベリーチョコレート、苺の味ではない。
いちごミルク飲料、苺の味ではない。
まったく違う、と味覚は正常なのに私はこれを「いちご風味」だと思って食べている。
苺の味の何たるかを知っているのに、苺の味とはまったく別物のいちご味の食べ物を、プレーンよりもストロベリーにしようと思っていちごを求めて買い、いちご風味をわざわざ選んでいちごっぽいのだと思いながら食べているのである。
このような離れ業が可能な私は、この能力を違う食物でも活用したいと常々思っている。
例えばキュウリを食べながら「マンゴー味だな」と思って食べたいのだ。
フランスパンをかじり「トリュフの味がする」と思い、ピザにかぶりついて「プロシュート風味か」と思い、ラーメンをすすりながら「後味がフカヒレ」と思いたいのだが、「いちご味」にしかこのチカラが発揮できていない現状である。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-07-10 02:32 | +in the sky?+ | Comments(0)

退会出来ないシリーズ⑨

ちょっと前に選挙カーが『あなたの一票が ものを言う』と七五調で訴えていたけれど、私の39年間の経験上では、たったひとりの言葉やたったの一票では、この国は変わらない。たったひとりの異なる意見は掻き消されるのが常である。それが、民主主義なのだから。
ただ、そのたったひとりが声を上げ続けるのを怠らなかったら、やがて理解者が現れ多数の声となって届く。そうやって積年の小さな声から耳に届いた現状を、政治家は平等な目で見るだろうか。末端の人間の声を聴き洩らさない耳を持っているだろうか。我々が受けた痛みを感じる心があるだろうか。

私が公平な目で見、両方の耳で聞き、何を感じるかをアナタの一票で判断してください。

そう言って選挙活動をする政治家がいたら、私はそのひとに注目すると思う。そんなことを言う人間が宗教家ではなければね。


地道にたったひとりの小さな声をお届けしている私は、まったく政治に興味はないけれど、穿った目で見、面白い情報だけを聞き、フザけゴコロを全面に出して活動していきますので、どうぞアナタの一票で評価してください。


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うんぬん、は「うん、うん。」がそのうちなまって「うんぬん」に変化した云(うん)である。その後に付け足した強調の言葉にはたいていこれといった意味はない。リズムや語感が決め手である。「うんぬん」だけよりも「うんぬんかんぬん」のほうがオシャレでインパクトがあるのだ。『ウンナナクール』と聞こえんこともないくらいオシャレではないか、ほら。退会の云々かんぬんもやっぱりオシャレでないとこれからはいかんのだろう。退会にもオシャレが求められる時代なのだ。

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時代がエコにモード感をプラスして、最近では古着屋のセレクトショップ化が進んでいる。
私は古着屋を20年以上愛し続けているが、20年前の古着屋は『臨終前の衣料の墓場』といった有様だった。どこで仕入れているのか品揃えのクオリティは低く『捨てる前の服』がズラリと並びそれらの衣料は雑多に置かれ、商品感がまるでなかった。
しかし今の古着屋は見違えるほどの脱皮を遂げた。
古着屋と言わなければファストファッションの新店舗かと見紛うほどの外観、ブランド別・サイズ別・色別・アイテム別とわかりやすく陳列された商品、若いスタッフたちは雑誌の後ろのほうにサムネイル掲載されている『街角のオシャレな人々』のようなカンジで、どのスタッフも読者モデルのよう。
あたたかく古着屋の行く末を見守って来た人間としては、昨今の古着屋がオシャレに傾いている現状を嬉しく思う。思う、思うさ、思うが、USEDという言葉に片足を突っ込んでいるこの抜けたオシャレ感を、少し寂しくも思うのだ。

20年前のビフォーな古着屋。
ジーンズくらいしか購買意欲が湧かなかった品揃えに、閑古鳥も鳴く気力を失っただろう人の気配の薄い店内、ギャンブルが本業じゃないかと思える風貌の店主は「いらっしゃい」の一言を発すわけでもなく、たまに釣銭がなくて端数切捨ての値段になる“抜け感”なんかじゃなくて本気で抜けてるそんなビフォーな古着屋。あの雰囲気も捨て難いモノだと思う。
そんな哀愁を胸に秘め、行きつけの中でもとびきりアフターなUSEDショップでオシャレな風に吹かれていると、その風に乗ってスタッフの声が聞こえてきた。

「いらっしゃいやせぇ~」
「どうぞごらんくだせぇ~」


江戸か?
大江戸か?
だいぶビフォーに遡っているスタッフ。
そこまでのビフォーを求めたわけではないが、もしかすると『鎖国セール』や『士農工商キャンペーン』を始めるのかもしれない。
ビフォーが注目される日も近い。
ビフォーの決め手は「なんじゃこら」感。
なにかひとつでもいいので疑問が浮かぶと、立派なビフォー。

今まさにこのサイトではビフォーがアツいのか?先取りビフォーか?
退会してもしてもしてもしても受理されない、輝かしいまでのビフォーが今まさに展開中なのかもしれない。


去る5月18日、ルポを書く事とうとう3ヶ月の月日が流れた。
ちょっとした正社員なら試用期間が終わったくらいの月日である。
辞めるなら今だ、というタイミングでもある。
試用期間ならたった一枚の退職願で辞められるだろう。
もしくは本契約前の口頭意思表示でもいいかもしれない。
そうか、私はきっと優秀な人材なんだな。
60回も無視というカタチで引き留められるなんて。
そんなわけで、記念祝ルポをわざわざ書いてみた次第である。

退会出来ない【祝☆記録3ヶ月記念日】

woofoo.netに退会届を送信すること60回、送信し続けること約5ヶ月。
ルポとして投稿をし退会届の受理を本格的に指折り数えること、今日でちょうど3ヶ月を迎えました。月日の過ぎるのは早いものですね、退会しようと思い立った時には12回目の転職先でペーペーの新人だった私も、3日間の講習を受けステップアップしてスーパー新人になりました。

5ヶ月も退会届を送信し続けているのに、ルポのほうが今日でちょうど3ヶ月と差があるのは、退会届を出し始めたのは2014年の12月下旬ですが、ルポとして書き始めたのは2015年2月18日だからです。
退会に手間を取られる生活も、冬から春をまたぎとうとう梅雨に入ろうかという事態で、いまも雨がシトシトと降っています。
一体いつになったら、はたまたどうしたら、何を渡したら、ドコへ行けば、何を書き何を訴え何時に何回どのように送信をすれば私は退会出来るというのでしょうか。最近では回線種別が原因ではないかとネット環境の見直しを考えるようになりました。大変に、迷える子羊です。

この3ヶ月間に送り続けた60回の退会届の1回分のルポ執筆にかかる平均時間は40分。退会理由を考え、解説を作り、送信をするのに短い時には10分、長い時には2時間以上かかっています。とてもそんな時間をかけているとは思えない文章に仕上げるのは本当に苦労の連続で、空港が近いのをいいことに海外逃亡を謀ろうかと思うことも184回ありました。しかし、私は逃げませんでした。パスポートがないからです。私の人生に於いてパスポート申請をするような出来事が起こらなかったのが原因で、私には悲しいかな旅券がありません。

そんなわけで私は旅立ちませんから、時間がわりと余っていて、こうして退会届の文章を書くのに本日も3時間20分を無駄に消費しました。この文章に3時間以上もかけているとは信じられないでしょうが、紛れもない事実です。とてもそんな時間をかけているとは思えない文章に仕上げるのに苦労して、コンビニが近いのをいいことにコンビニ強盗でもやって憂さを晴らそうかと過りましたが、そんなことをしたら退会届が出せなくなるなァと思って踏み止まりました。継続はチカラなりですね。どうかしているとしか言いようがございません。



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九死に一生を得る人がいる。危機一髪で助かる人がいる。そうやって命拾いをすると考え方に変化が生まれるという話をよく耳にする。物欲がなくなり出家するひとまでいるというから、死を感じる体験が人間の心理に及ぼす影響の強さとは計り知れない。
2年前、突然の激痛に救急車で運ばれては家に戻り運ばれてはまた家に戻り、激痛が止まず「こりゃ下手したら死ぬなァ」と覚悟した病名不明の8ヶ月間を経て、無事に難病の診断が付いて病気を飼い馴らしながら生きていくことが決定したが、これが私にとっての九死に一生を得た経験だとしたら、私は助かってなおも物欲があり出家など滅相もない気持ちでいっぱいだ。考え方の変化と言ったらより死が身近になったくらい。人間の死亡率はなんせ100%で、早いか遅いかの違いがあるだけだな、ということがわかり、残念ながら私は早いタイプだと悟った。こんな悟りを開いたので、せっかくだから退会したいと思う。

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お蔵に入ってしまうと、それはそれはなかなか出てこない。
人間がお蔵に入るということは、要は拗ねているのだ。
私はお蔵入りします。
なかなか出て来ませんので、そのおつもりで。

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つゆだくの丼物をかっこむと、ごはん1粒が、目の奥とも鼻の奥とも口の奥とも言い難い、目と鼻と口の奥の交わった箇所その1点のスポットにはまり込み、咳をしようが鼻をかもうが口を開けて喉を鳴らそうが、ごはん1粒はウンともスンとも言わない。いつまでも違和感があるのだけど、何をしても頑固にごはん1粒がビクともしないので、あのスポットから出すのを諦めて素知らぬ顔をしていると、お風呂やトイレで急に自ら出て来る。なぜこのタイミングで出て来た、と思うがこれをコントロールする術はないという話を知人としていたら、このポイントに何か名称はあるのだろうかという疑問が浮かび上がった。知人Aは「鼻の奥」と言っており、知人Bは「鼻の奥の下」と言っているそうだ。私は先出の通り「目と鼻と口の奥の交わった箇所」なので、3人とも位置的には同じ場所を指しているようだ。こんなに皆が身体の内部の特定の場所を指しているのに、そこに名称はない。あるのだとしても聞いたことがないのだから知名度は低い。そろそろあのスポットに名前を付けてはどうだろうか。例えば『イン』とか。入るという意味のINでもイイし、INに入ったら気分的に陰に入るので陰でもイイというなかなか韻を踏んだネーミングである。







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by yoyo4697ru980gw | 2015-06-02 14:06 | +in the sky?+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA