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退会出来ないシリーズ⑭

私がWoofoo.netに退会届を提出するようになってから、かれこれ一年半が過ぎようとしている。
と、いうハナシを友人知人にするとほとんどの人が、正式に退会しようとするのではなく『フリーの捨てアドレスをひとつ作って登録アドレスをそれに変更し一生放置しておく』という方法を熱心にすすめる。

友人知人たちよ、ゆぅてすまんが私はひとことも退会出来なくて困っているとは言っていない。捨てアドレスならひとつどころかみっつもよっつも作っている。なんならそれらの捨てアドレスを一括管理してドコにどれほどの迷惑メールが届いているのかも一目瞭然なのだ。

退会届に現を抜かしているのでブログの更新がままならんかったり、退会届の文章を考えるのに忙しいからフェイスブックとかツイッターとかやんないて言うと、数少ない私のブログファンや現代文明を巧みに操るひとたちが、一所懸命に私の退会届からの解放を手伝ってくれようと、事実上の退会の方法を伝授してくれようとするんだけど、ここで懺悔しておきたいと思う。

私はWoofoo.netを隠れ蓑にしているのだ。
義父の介護を隠れ蓑にして薬物に溺れた高知東生のように。

ブログの更新がままならないのにWoofoo.netは関係ありません、最初からブログはサボる気マンマンでした。
フェイスブックやツイッターをしないのにWoofoo.netは関係ありません、一生やるつもりがないんです。

私はWoofoo.netに溺れている。
退会届を出し続けることがストレス解消なんである。
ここんとこあんまりストレスはないけど。

出し続けた退会届も一向に受理されないままとうとう3ケタに突入。
この退会出来ないシリーズの記事としてケタが飛んでいる部分は、ココのブログの過去の記事から抜いたからで、わざわざ改めて記事にするこたぁないなとの判断から飛ばし、110回目のプロポーズから再放送。

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軟膏は、アルミのチューブに入っている。
このチューブは、最後まで使い切るまでに裂けてくる。
早いと軟膏を半分ほど使ったあたりでチューブに切れ目が出来て、ソコから花火のヘビ玉のようにニュルニュルと軟膏がトグロを巻くのだ。
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次々と新薬が開発され、これだけ技術も進歩し、医療は日進月歩だというのに、なぜにこのアルミチューブだけ昔ながらなのか。
変質しないような軟膏が開発されるか、空気が入らないような仕掛けのキャップが『酸化させま栓』とかいうネーミングでそろそろ発明されてもいいのに。ここはひとつ小林製薬あたりがなんとか手がけてくれないだろうか。


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箱型の物から出ているアンテナ2本間の電磁場ゾーンで、手をウニウニと動かし音階を探って奏でるというつかみどころのない「テルミン」なる電子楽器をご存知だろうか。
どうやら静電気を帯びている人間の手を電磁場ゾーンにかざすことで音が鳴るという仕組みらしいが、演者の体格や着ている服、装飾品などによって綿密なチューニングが必要なようで「演奏に向いているのか?」との疑問が浮かぶ楽器なのである。

演奏はメインではなく、副産物のほうがいいのではなかろうか。
テルミンに内臓されているのは高周波発振器なので、これを低周波に変えて患者が演奏を試みる。
あくまでも演奏は副産物であり、目的は治療だ。
治療を重ねているうちについには演奏できるようになった、ということなので、演奏がうまいひとほど患いっぷりもヒドい。
テルミンは演奏する人間の高い技術が必要となってくる電子楽器なので、とても外来では演奏出来るレベルには達しないだろう。
テルミン療法を受けられるのは入院患者の特典である。
症状の悪化によりチューニングがズレる時もある。
その音で主治医が「あ、折れてますね」とキプス。
なかなか軽快な入院ライフが送れるはずである。


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平成の子供たちから盲腸が消えているという都市伝説を聞いたことはないだろうか。
人間からとうとう盲腸が消えたか…と盲腸を持っている私は憂えた。
本当に人間には不必要な臓器が備わっていて、まだ進化していない時代のカラダの私は無駄に不必要な臓器「盲腸」を持っていて、いまも虫垂炎にかかるかもしれないという大きなリスクを負っているのだ。
あぁ…進化しているカラダの人間に、産まれたかった!産まれる時代を間違ったぜ!
が、しかし、盲腸を持たない子供など私の周りには一匹もいないことが判明した。世界中を探せばなかには盲腸を持たない子供がいるかもしれないが、私の周りにはいない。人間には、漏れなく盲腸がついている。

いいか子供たちよ、よく聞きなさい。
人間に、不必要な臓器はついていない。
不必要に思えるだけで、必要があってついているのだ。
でも人間は、必要があってついている臓器をもし失くしても、なんとか生きていけたりする。
自分のカラダを大切にすることを前提として話すが、もし何らかの病気で臓器を失くさねばならないのだとしたら、真っ先に盲腸を失くせ。
失くした盲腸から、臓器の大切さを学び大事にすることを覚えよ。
それが、盲腸が人間の身体から消えない理由だ。

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昨今のネコブームに便乗して、そんなにネコが人気なら、農家の嫁に来ないか大作戦で『ネコ科農家婚活プロジェクト』などいかがだろうか。
農具置き場にある一輪車は通称『ネコぐるま』
倉庫にはたくさんの『トラロープ』を常備
ネコ好きのアナタのために耕運機の爪は『タイガー爪』です!

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企業がお菓子にこっそりハートを紛らせている。
ハートの形をしているというだけで中年の女がそう簡単にシアワセな気分になんかなってたまるか、という気合でお菓子を食べている。
そのヘンのキャピキャピした生娘の一緒にするな、オトナのオンナつーのはハートのカタチに心揺らしたりなど、せんのだ。

そう思って、食べている時はいい。
ハートに対する心構えを持ってのハートの出現には動じない。
シアワセの感情の到達点がそんなに低いわけがなかろう。
さんざっぱら人生の辛酸をなめてきた40女は、たかだかハートのお菓子ひとつで翻弄されたりはせん。

「…あ。」
いかん…不意打ちのハートはいかんだろう。
会社で「ちょっと休憩しようか」と5分やそこらのブレイクタイムにみんなでつまんだスナック菓子に手を伸ばした時、その1個がハートだった時、手を止めている自分がいる。たまたまお菓子を食べている後輩に出くわし「どうぞ」とすすめられた流れでつかんだ1個がハートだった時、止まる、手が。
この時に「ほら、ハート」と40オンナが見せても、とくに周りからの拍手喝采による祝福があるわけでもないことはわかっているので、ただ手が止まるだけのことだ。
そして私はじっと手を見る。
厳密には指を見る。
指でつまんだハート型のお菓子を見る。
「ううむ…企業はドコまでお菓子にハート型を紛れ込ませるつもりだ」
スナック菓子やアイス、チョコレートにまで。
ハートによる「ちょっとしたシアワセ感の押し売り」の闇が、瞬く間に広がっている今日この頃である。






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by yoyo4697ru980gw | 2016-06-29 15:42 | +in the sky?+ | Comments(0)  

東のミクニ

山ヤンの会社の最寄駅に行くために、生まれて初めて「東三国」という駅に降り立った。かなり独特な駅、東三国。

使われてはいないんだろうけど、線路が近い。

肉眼で見たらホンマに近いんやけど、写真にするとイマイチ近くない。

これでわかるかなぁ?近さ?

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こっちから撮ってみて?わかる?近さ?

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と撮るも、やっぱりイマイチ近さが伝わらない、ま、近いのよ。
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地下道通路は狭いから自転車の通行は出来ないと駅長は言うけれど

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たしかに狭いから無理そうって思うけど、その前に狭さに関係なく階段が自転車は無理だと思う。

落書きをしたらいけないという駅長の注意はどの駅でも目にするけど

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東三国の駅長は落書きの中でも、とくに人の心を傷つける差別落書きを許さない。

私は学生の時分、とにかく学校が窮屈で窮屈で仕方がなくてよく学校をサボっていたのだけど、学校を抜け出せない場合の授業をサボる手段として保健室になだれ込むようになった。

ある日、一番端のベッドで壁の方を向いて横になっていたら、カーテンの裾と壁のギリギリの境目に文字が書いてあるのを発見した。文字が書いてあるのはわかるけどカーテンをめくらないと何と書いてあるのかはわからない、そうゆうギリギリなんか見えるという位置に書かれてある。

ベットに横になった状態ではカーテンに手が届かないので、私は起き上がってカーテンをめくりに行った。
ちゃんと消せるようにエンピツで『つらいんだね?』と書かれてあった。
なんて巧妙に仕掛けられた落書きだろう。

私は己の態度にハッとした。
この落書きで自覚したのだ、私は心が傷ついているのだと。

それからの私は「落書きをやめよう」の注意書きをずっと、適切ではないよなァと感じながら目にしてきた。
ひとがみな差別落書きをするとは限らない。
人の心を癒す落書きだってある。

心が傷ついている自覚のない私がカーテンをめくり、不意に出て来た言葉が『つらいんだね?』だったから、自分の心に目を向けたんだと思う。そうでなければハッとしなかったと思う。

人の心を傷つける差別落書きをするひとにこの言葉が響くのかなァ、この言葉を見てハッとするのかなァ、同じ「駅長」と書くならもっと効果的に書く方法があるような気がするなァ、と思って今回も目にしてたんだけど、東三国、ぜんぜん落書きないの。

正解なんだね、この書き方で。

なんだか長いこと、私の感じ方がまちがってたみたい。






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by yoyo4697ru980gw | 2016-04-12 02:28 | +in the sky?+ | Comments(0)  

身内カット傾斜断念MAX前下がり

「あぁいま思い出した、このシャンプーで。そういえばアンタにカットってしてもらった覚えがあるわ」
「…いま?」
「そうね。シャンプーで記憶が蘇ってきたわ、切ってもらってるね。まだヨソで働いてる時に」
「ずいぶん前にね」
そっか~切ってもらってたのか~。
ひーねと「タカシにはタダで髪切ってもらってもいいくらい世話してるよね~」「そうだよね~私たち一生タカシにダタで髪を切ってもらえるくらい手塩にかけてきたよね~」て話してたんだけど。


「1時半とかに私のカットいけるぅ?」
へ?こべむさんと会ってるんじゃないの?と弟が言う。
「うん、会ってるんだけどね。」
だって、こべむの家に行って、ほんで二人でハナシしてて、時間が空くからんじゃ弟のトコで髪でも切ってくるわ~て言ったらこべむが「弟に電話とかしたほうがいいんじゃないの?」て言うから。え?要るかな?電話?て言ったんだけどさ。「予約は要るやろ?」え~要るぅ?弟なのにぃ?「いやいやいや、他のひとの予約とかもあるから、しときねよ」etc…

「…そんなワケで、電話しております。イケると思うんだけど、私。どう?」
「いや…カットするのはべつにいいけど、いけるけど。こべむさんどうすんのよ、会ってるんでしょ?いま?」
「こべむはこべむで別の用事あるからそっちに。」
「あ、そなの?」
私たち学生時代から、何かを計画的にこれといった目的をしっかり決めて遊んだことって、思えば一度もないような気がする。珍しく今回は高千穂に行こう!なんて決めてたんだけど、宮崎に到着した日が雪だったもんで速攻で「高千穂やめよう」て私の独断を炸裂させたね。そしてそれ以降、何の計画も立てぬまま「雨だし~どうする~?」というLINEのやりとり。それが会う日の朝まで続いてたね。でもこべむとの関係性って25年間だいたいこんなカンジ。

私は概ね無計画。だからだね、友達が少ないの。この私の無計画に長く付き合ってきたひとって、身内以外では今のところ二人しかいないな。こべむとテルミ。
サンキューこべむ。
ありがとうテルミ。

「でもあん時はタカシの店じゃなかったもんねー」
だからちょっと自由度が低かった。
友人に弟による断髪式です!ていう写メを送ったくらい。
大々的に実況ってワケじゃなかった。
友人からは「お兄ちゃんじゃなくて?」て返事が来てね。
どんだけ老け顔なんだ弟よ、6歳も下なのに。

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エセ美容師と呼ばれている美容師、カリスマセットを装着。

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「あぁ~ココまで頑張って伸ばしたのにな~」

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「切るって言いだしたんオマエじゃ!」

「esoraを宣伝しといてあげよう。私の顔は隠しつつ」

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「んじゃ俺こうするわ」
オーナーの顔出てない美容院なんか誰が行くかて思うよね☆

「ストレートよねぇ」

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「違うよ、クセ毛。伸ばすとウネるよね」
「コレで?オマエふざけんな」
「ストレートでは、ないよね?」
「クセ毛をナメんなよ?伸ばすと髪が巻いてくるのが本物のクセ毛じゃ」
「… … …なによ?巻いてくる、って?」
「前髪が目を避けるかのようにキレイにクルクル巻いてくるんがクセ毛よ」
「それはないな」
「濡らすと伸びるやろ?」
「そうだね」
「クセ毛でもなんでもないね。ホノの風呂上り見たやろ?よりクッキリになってるやろ?ウェーブが」
「あ!なってるなってる!バブルの頃のウェーブな」
「それがクセ毛」
「あ。スイマセン私ストレートで。」

「ちょっとー下向かせたら写真撮れないじゃん」

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「ちょっとー押さえるのやめてよー」

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「コレするとみんな『ひんやりする~』て言うけど、せんからね。色の効果ってスゴイよね」
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「いゃ~ひんやりするわ~気持ちええわ~」
「するかっ」
「何コレ?ひんやりするわ~て言わすためにしてんの?」
「髪濡らすからじゃ」
実用的な理由からなのね。


「ねぇ、途中でどうなってるかバック見せて」
「いや。面倒臭い。」
「なんで?どの美容師も見せないよね?自信ないの?」
「面倒くせぇな、オマエ。」
「はよ。いま見せてよ、どうなってるか」

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「うん。もっと前下がりに角度を急にしよう」
「まだ?」
「うん。まっだまだ。こんな傾斜いる?ていうくらいの」
「じゃ、切るよ?」

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「見せて」
「面倒くせぇ」
「まだ。」
「まだ??」
「まだ。」
「まだ???」
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「まだ。」
「もう知らんっ!これ以上は知らんっっ!」
美容師、断念。

スタイルバランスとか一切考えなくてええのに。
どうせ帰ったらシオさんにショートにしてもらうねんから。

あ。やべ。ワタクシ就職活動せなアカンねやった。
あんまフザけた髪型とか出来ないんだったわ。
職安行こ。






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by yoyo4697ru980gw | 2016-03-13 19:47 | +in the sky?+ | Comments(0)  

ゴミ問題

平成28年4月から伊丹市のゴミ分別方法が大々的に変わる。
これまでもチョイチョイ変わっていて、燃やせないゴミとしていたものがいつの間にか燃やすゴミになっていたりなんかしてその都度「どっちやね~ん!」とは突っ込んできた。しかし、今回ばかりは突っ込めない状況だ。ゴミ有料化の負担がジワジワと忍び寄って来ている。トースターを捨てるのに、自転車を捨てるのに、布団を捨てるのにお金がかかる。消費が促されないだろうなァますます。それでなくても「まだまだ使えるもったいない」つってだましだまし家電とか使ってるのに、捨てるのにお金がかかるなんつったら棺桶に一緒に入れてと頼むイキオイやで。

「これ見れば見るほどおもろいな」
平成24年保存版ゴミ分別表を眺めながらヒー坊がつぶやく。
3月までに捨てれば無料なのでただいま絶賛断捨離中。

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「これさァ…片手で持てる重さってわかりにくいよな」

「誰が片手で持てる重さかによって変わるよな。私が片手で持てなくても男の人なら持つし。ゴミ収集のひとなんて持てるドコロか片手で放り投げてるからな。45Lサイズを片手でほってんねから片手で持てへん重さなんかないんちゃう?」
これまでの分別表…こんなに突っ込めたのか。

「ペットボトルの紅茶だけなんかこんな容器やったかな~てカンジやで」

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「アンタが知らん種類の紅茶なんちゃう?アッサムティとかそのあたり」

「カルシウムってこんな容器で売ってんの?カルシウムだけ?」

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「カルシウムていう商品名の牛乳ちゃうか?」
「ペットボトルで?」
「ないか…牛乳は牛乳パックやな。カ・ル・シ・ウ・ム、5文字か。プ・ロ・テ・イ・ン。書き間違いや」

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「水だけ『おいしい』て書いてる」
「そこまで書くならもう六甲のて付けたらええのにな」

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なめらかティッシュってワンランク上のティッシュなハズなのに、醸し出してる雰囲気が安い。
中身を見たわけではないがMr.ケーキのケーキがまずそうだ。

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「なんかこの人間、ヘンじゃない?」
「何が?」
「何かが…ヘン」
「いそいそ、てこんなカンジやけどな。それちゃう?ゴミ捨てるのにいそいそは行かへんから違和感あんねん」
何に浮足立ってゴミを捨てにいそいそと。
さすがにオカンはええオトナやからいそいそ感が顔には出ない。上半身にも出ていない、セーフ。でも足元に出ちゃってんだよね、アウト~!子供に関しては全身に出ちゃってる。だいぶ喜び勇んでゴミステーションへ。表情なんていそいそが止まんない、アウト~!

「シャンプーとリンスがこの大きさやのに、ソースがこの大きさっておかしくない?サラダ油もむっちゃ入ってるやん」

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ソースとサラダ油は業務用。

「電化製品のデザインがどれもこれも古くない?」

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ゴミにするくらいだからな、完全に壊れてから捨てると20年前とかの製品になるんだよ。…でも平成8年…もうちょっとデザイン性は上がってたけどな、全体的に。早速捨ててる新製品があるけどアレで2003年製とかそうゆうレベルかな。

「このネットもこのネットも見るけど…これって見る?」

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「見ない。」

「何が入ってるんやろこのネット」
「たまねぎ1コ」
「ネットに入ってる意味ある?」
「ない。」

「まぅ!卵がまさかの12コ入り!」

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「お得やなァ」
「わからんで。値段がそのぶん高いんかも」
いまだけ2コ増量中!や」
「日頃のご愛顧に感謝しとんな~」

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「まぅ、安全な工夫してキケンて書いてる?」
「キケンて書いてるだけじゃなくて、キケンなキャラまで描いてる」
「あぁ…アレな。言いたい事はわかるけど何かが足らんヤツ」
「伝えたいことはわかるけど足りない何かがわからないアレな」

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「アレって何が足りてないんやろ?」

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「絵心やろな」






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by yoyo4697ru980gw | 2016-03-07 01:47 | +in the sky?+ | Comments(0)  

異変に気付きましょう

年末に仕事を辞めて次の職は3月までに決めたらいいので、この無職期間にヒー坊を連れて宮崎に帰郷する。去年も帰ったのに。3年に1回くらいにしないと金がモたない、体力はモつけど。まァでもヒー坊の卒業生宅習期間以外に長い休みはこれからそうそうないと思う、社会人になれば。女だったらあるけどね、専業主婦になれば。ただもぅ世の中的にも専業主婦を許さない社会になってきてるよね。

ロクなこと無いと思うけどなァ主婦が働くと。
社会に出て行く息子の躾をして世の中に通用する人材に育て上げ、ストレス社会で徐々に壊れていく夫の変化にいち早く気付き暴走を喰い止めているのが専業主婦。そんな専業主婦になるべく娘を育て上げるのが専業主婦。人間は片手間で育つほど効率良くないし、もののついでに育てられるほど甘かぁないねやで。

やってみせ
言って聞かせて
させてみて
ほめてやらねば
人は動かじ

話し合い
耳を傾け
承認し
任せてやらねば
人は育たず

やっている
姿を感謝で
見守って
信頼せねば
人は実らず  by山本五十六


ね?手間かかる~

数年前の短期バイトに行った先の事務の女性が、専業主婦ってだけで下に見られてイヤだと言っていた。旦那が重役でお金に困っているわけではないけど専業主婦と言うと「あぁ…そぅ…」と言われ、下に見られてると感じるらしい。「いいわねぇーうらやましいわー」とか言ってるけど全然うらやましいわーなんておもてへんやろ!という口調らしい。
私は、うらやましい。
誰にどんなことを言われようが、どんな反応をされようが、それに影響を受けないほど専業主婦でいたい。しかし子供が大きくなりお金がかかっているうえに、家のローンなどの月々の支払いが家計を圧迫しているとそうはいかない。
だが、専業主婦とひきかえに夫が重役ってのはイヤだ。
たまたまだろうけど、私の知ってる重役たちがちょっと考え方がおズレになっているので、共に生活をするとなると忍耐が度を越して病みそうだ。
おズレ様との生活に耐える専業主婦ならば、私は健康的にパートに出るほうを選ぶ。

暖冬だなァと思っていたのにこのところ急に寒く、今日なんてうっすら雪積もっててびっくらこきました。
週末、ちょうど寒波来たタイミングで宮崎へ。
ベリーベストオブ避寒地やね。
ほんで帰って来た時には伊丹にだいぶ早めの春が来ていて欲しい。
難病を抱えた私のささやかな願いをきーてください、神様。
なんか地球規模で具合悪いですかねぇ、これ。
インフルエンザの流行も暖冬のせいで遅れてますしね。
異変が起こるのはなんとなく地球規模で具合悪いカンジしますもんねぇ。
世の中的には小さな異変は数々起こってるんですけどね。
みんな気が付いていないけど。
そう、異変は察知しないといけません。
気付きが大切。

これね。

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日本の出入り口のマストアイテム『消毒用アルコール』です。

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ただ置いてあるだけの所も多いですが、しっかりと進化を遂げていますよ、センサー式だってあるんです。

これは足踏み式です。

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手を前に置いて噴射アルコールをキャッチする準備。

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噴射されたら幇間の得意技!手もみです。

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どやって噴射するかっつったら青ペダルを踏みますよ。

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まさかの白だけどね、ペダル。









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by yoyo4697ru980gw | 2016-01-20 23:47 | +in the sky?+ | Comments(0)  

退会出来ないシリーズ⑬

あなたの贅沢度診断というのがあった。
名前を入力するとあなたの贅沢レベルを診断します!
と言う。

そうか。
んじゃ、贅沢度を診断してもらおうかな。

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貧乏神は
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通勤はしないな。
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ホームレスは

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自宅がないし。

嘘をおこきあそばすな。

そう、この世は嘘だらけ。

退会届を出せば退会届が受理される、と書いてあるけど退会出来ないこと丸1年。
よくぞ、退会届を出し続けたもんやで。
もう退会理由がなくなって、日常のヒトコマを書いてまーす。


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イヤホンをして、熱唱しているひとがたまにいる。
このひとにとってのイヤホンの意味とは何なのだろうと思う。
無意識に口ずさんでいるとは思えないほど熱唱しているから、歌っている自覚はあると思う。
部分的に口ずさんた感じでは決してない。
フルコーラス歌い切る勢いがあるから周りの目とかを気にするタイプではないのだろう。
にしては、イヤホンをしている。
イヤホンをして熱唱しているひとに出くわすと私は混乱する。
いやもうそれならいっそ伴奏と共にその熱唱をお届けして欲しい、と思う。
アカペラと思って聴くアカペラはいいのだ。
しかし、イヤホンから曲が流れててそれを歌ってるんだろうなァと想像出来る状況で聞こえてきているのが結果的にアカペラ、というのは混乱するぞ。
熱唱するなら音を漏らせ、イヤホンするなら熱唱はするな。

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私は出掛ける時にメガネをしていることが多い。
しかし、私の視力は1.2可。
とても良好で裸眼でもクリアに見えている。
パソコンをいらうのにパソコンメガネをかけていてそのまま出掛けることもあるし、日中の陽射しの強い時ならばサングラスをかけている。
夕方以降のとくに陽射しも強くない時に真っ黒いサングラスをするのも大仰だと思うので、グラスに色のついていないメガネをかける。
完全に伊達、私のメガネはブルーライトや紫外線から目を守るためのメガネなんである。
そんなこととはつゆ知らず、コンタクトショップのスタッフが、そろそろコンタクトレンズにしてはどうですかと言わんばかりに、私を早くからロックオンしてチラシを手渡しして来ようとするのだ。
もう雰囲気でわかる、私にだけ渡そうとしているのが。
あぁそうだろうとも、財力に確信の持てる年齢の私にこそ、そのチラシを渡したいのだろうとも。
しかし私はいらない、なぜなら視力が良いからだ。

私の視力がコンタクトを必要としていないのをご存知ないことは100歩譲っていいとして、ロックオンを私にして何がアカンのかをちょっと考えてみてほしい。私に限ったことではなく「私のような外見の」人間をロックオンすることの無意味さである。
私は40歳だ。
このトシで今メガネを掛けている、という状況を考えて欲しいのだ。
目が悪かったとしよう、そうでなかったとしてもそろそろ老眼鏡が必要になってくる年齢かもしれないこの40の女は、コンタクトのひとつ、試していないなんて思えないではないか。
私が学生の時からコンタクトレンズは存在していた。
いつから私は目が悪かったのかは知らないが、20年以上も前からコンタクトの存在を知っていてメガネからコンタクトにしようと思わないとは思えない。きっと試している。既に試しているが、今メガネなのだ。とすると、コンタクトにしない理由がもうハッキリしている。あるいはコンタクトは使っていて「今日はメガネ」というたまたまだ。
いろんな商品に喰いついてきたと思う。1dayタイプとか使い捨てとかね。それで「自分のコンタクト」ていう逸品に辿り着いてる、それが40のメガネ女。そして自分のコンタクトを簡単に変更しないのが40のメガネ女だ。視力の悪化を自覚しない限り40のメガネ女はコンタクトショップのチラシはいらない。それが、40のメガネ女だ。

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よく行くショッピングモールは庭だ。庭は庭なのだが方向音痴の私の庭は、箱庭なのだ。
食料品に医薬品、服も靴も駄菓子も本も、たいがいのモンがひとつの場所で揃うのでショッピングモールを利用しているひとは多いだろう。専門店のテナントが軒を連ね、ちょっとしたプレゼントからしっかりとした贈答品まで調達できるが、その全てのショップに行くかというと、自分が利用する店の種類なんて2~3あればいいところ。
それなので、2階のこのヘンにあるはずなのに…が、3階のことだったりなんかする。
2階でなかなか店が出てこないのでフロアガイドの冊子を広げ階が違ったかどうかの確認をしていたら「あのぅ~…すいませんが…」と声を掛けられた。
「100円ショプはどこにあるんでしょうか?」
「3階の一番向こうの端ですよ」
箱庭でもたまたま場所を知っていたから教えることが出来たけれど、普通に考えたらショップの場所がさっぱりわかんないひとがフロアガイドを見てるからね。人を、吟味して声をかけていただきたい。

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鮮魚売り場に行ったら私の知らないたたきが出てきた。
「ちょっと見て見て~サーモンのたたき、やって。今まであったんやろか?かつおとかまぐろはたたきで見るけどサーモンは今日はじめて気付いたわ」
「なんでもたたきゃぁいいと思いやがって」
いいや、まだこのスーパーでは3種類しかたたかれてない。
海ではどれほどの魚がたたかれるのを待っていることか。


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隠し味は大々的に公開されている。
カレーの隠し味におでんの隠し味にシチューの隠し味。
それらの味はメインの味の中に隠してあって表には出てこないので『隠し味』なのだろうが、ご家庭レベルの隠し味はこれぞポイントと強調しまくって公開されている。
シェフは『企業秘密です』と言って隠すが、シュフは『コレが決め手!』と言っては自ら言いふらす。
『隠れ家的小料理屋』はテレビで紹介され『実は…隠れファンです』と隠れているファンが名乗り出る。『隠れ肥満』が人間ドッグであぶり出され『隠れキリシタン』は踏み絵を踏まされる。
隠れたものはそっとしておくのがいい。
隠れている自覚があるのなら出てくるもんじゃない。
隠れていることをまずは隠せ。

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めざましテレビが「今日のわんこ」というコーナーをやっている。
テレビをさほど見ない私はこの「今日のわんこ」というフレーズだけを聞いて、わんこそばの記録更新を毎日中継しているのだと思っていた。随分と花巻・盛岡に特化したコーナーだなァと思っていたらそばじゃなくて犬だった。
「この『今日のわんこ』てさ『今日はにゃんこ』とかやったりするん?」
「さぁ?やらんのちゃう?わんこゆぅてんねから犬だけやろ」
「ペットは犬や猫だけじゃないのに、なんで犬しかやらへんの?」
「じゃぁ他に何あるんよ?」
「今日のカメ公」
「亀って少ないやろ…」
「今日のメダカ」
「いやぁ…少ない少ない」
数なのか?出演数の心配か?見分けがつくわけじゃあるまいし第1回目のメダカを30回目くらいで使い回しても私は構わない。
「今日のイグアナ」
「おらんやろ」
一時期は流行ってたけどな、イグアナ。
「んじゃ、今日のインコ」
「あ。インコなら…まぁまぁおりそうやな」
「その流れで、今日のオウム」
「ま・インコがいけるんなら、てカンジやな」
「オウムってたいがいおばちゃんが肩に乗せてなんかしゃべらしてるから、出るとなったらおばちゃん込みやけどな」
今日のわんこより今日の人間のほうが興味深いかもしんない。

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秋の初めにくまもんのキャラクターが描かれたリップを「コレあげるわ」と夫にもらった。くまもんグッズを何一つ買ったこともないのに急に一方的にもらった。スイカのかおりのリップなので旬が過ぎたため出血大サービス価格で店頭に並んでいたのをちょっと可愛かったから買った、という感じだったのだろう。
とくにリップが欲しいともくまもんが欲しいとも言った覚えはないが、職場で使うか~と思い、開封して唇に塗ってみてそりゃ驚いた。
スイカとは似ても似つかぬかおりが漂っていたのである。
いや、正確には香りはスイカっぽく漂ってはいる。想像上香って香らんこともないスイカフレグランスは嗅ぎ取れる。しかし唇に塗った途端、それは百貨店1Fのミックスフレグランスに早変わり。第一声「なんじゃこりゃ!」と私は殉職した、職種は事務だけど。
なぜだ。なぜスイカの香りがこうも百貨店の1Fになるんだ。
ハイブランドコスメが凌ぎを削り、あっちでメイク指導、こっちで基礎化粧品の試し塗り、そこで美白美容液の先行体感ここで新色口紅の発色テストむこうでハンドトリートメントあっこでボディケアプロモーション。
ひとつひとつは高貴な香りに包まれる癒しのコスメなんだろうけども、ギュっとひとつの場所に集めると混ざって混ざって相乗効果のキツいトコだけ出てる、それが百貨店の1F。
一人息子の晴れ舞台を見に来た一張羅のオカンみたいな匂いになっているのだ。愛情の裏付けなくしてはとても我慢出来たもんじゃない代物である。
乾燥した職場でスイカくまもんリップを塗るたび、普段は足を踏み入れる事のない百貨店に行った気になり、それはそれはとても優雅な気分でクレーム処理をしている。シャネルのルージュを重ね塗りしたような香りのこのクチで「大変申し訳ございません…おっしゃる通りです…はい…お手数をお掛け致しまして本当に申し訳ございませんでした…」と言っている。

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祖母の家の食卓のみずやの棚の一番下には大きなビンに入った個包装の海苔が鎮座ましましていた。夏休みの朝、なにげなくそのビンのフタを開けてみたら海苔がぎっしりと詰まっていた。ビンの胴体を裸足の足の裏で支え両手でフタをねじ開けるほどの大きなビンである。子供の手足を重労働に駆り出すほどのビンなのである。
これはイカンと思った。一袋取り出して試しに食べてみると案の定湿気っていた。小学3年生の夏である。
それから私は祖母の海苔をせっせと食べた。
食が細く米飯が嫌いだった私が海苔でご飯を黙々と食べるので祖母は「珍しいこともあるもんじゃ~まぅが白飯を食うとる~」と言った。
なかなか無くならないのでいとこやきょうだいたちにも海苔をすすめ、私は海苔リーダーの威厳を見せて誰よりも海苔を食べた。
朝も昼も夜もごはんで海苔を食べ、おやつにもそのままでイった。
「なくならないなぁ…」
これほどの大きなビンだとぜんぜん無くならない。
夏休みでは足りそうにないな、そう思っていた矢先、ラジオ体操が雨で中止になってだいぶ早めに同じ敷地内の祖母の家に向かい、台所に直結している勝手口から入って行くと、叔母が海苔のビンを開けて海苔を補充している現場に出くわした。
「あ…」
私は言葉を失った。あんなに頑張って減らしていた海苔が、まさか秘密裏に足されていたとは。
「あら、まぅさん。今日は早かったねぇ」
海苔を減らすために足繁く祖母の家に通い、祖母に「白飯を食べるようになったが偉い」と褒められる言葉も耳に入らないほど一心不乱に、好きでもない米飯を貪った日々。
私は大人になった今でも海苔を食べると「無くならないなぁ」という気持ちで食べる。実際には補充する人がいないので海苔は無くなるんだけど、なんとなく義務感にかられて海苔を食べ、無くなった暁には達成感を味わう。
誰も知らないが、私には『海苔を食べる』という行為に壮大なドラマがあるのだ。

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シャチハタの印鑑を100円ショップで買える苗字の人は、100円ショップで売っていない苗字の人がいかに1本のシャチハタを酷使しているかを知らない。インクが薄くなってきたら次のシャチハタを100円ショップで買えばいい、そんな恵まれた環境の苗字の人は、探しても探しても無い、惜しい苗字はあるのに無い、という苗字の人がいかにして持っているシャチハタを使える状態に維持し倒しているかを知らないのだ。

私が6年前に作ったシャチハタは訂正印もあるツインタイプで、訂正印のほうのキャップが丸い。印面にインクを直接1滴垂らしたら印鑑をしばらく立てておくのだが、キャップが丸くて立てておけないので、職場でシャチハタにインクを補充した時に、ガムテームを倒した円の中に立て掛け消しゴムをストッパーにして置いていたら、ガムテープを使おうとした普及している苗字の同僚たちが次々に「シャチハタのインクってそうやって補充するんや~」と言ってきて驚いた。
「インク補充しないんですか?」
「したことないよ」
「つかなくなるでしょ?」
「そしたら100均で新しいの買うやん」
「なぬ?」
「あ~千徒って苗字は売ってないか~。私はあんねん」
「私もある~」
「私でもあんで。珍しいほうやけど」
「私はありません。だからインク補充でやってます、ずっと。」
「千徒さん大変やな~。インクって専用のヤツが売ってんの?」
「売ってますよ、300円くらいで。いいですか、300円で10回以上補充できますからね、こっちのほうが100均で買うより得です。補充でいきましょうよ」
「補充してそうやってしばらく立てとかなアカンねやろ?時間どのくらいよ?」
「1滴垂らして2時間くらいですかね」
「すぐ使えへんやんめんどくさっ!買うわ」
その面倒臭いことを、これからもやる苗字で悪ぅございましたね。

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シラタキさん、という生保レディがいそうだ。出会ったことはないが。シラタキを買った、1キロ。縮れ麺みたいな白いこんにゃくのほう、しらたき1キロ。
下茹でのためにザルにあけたら、1キロのしらたきの中から、中途半端な結びしらたき風の「ギリギリしらたき」「見ようによってはしらたき」という物体が出現した。
結んだしらたきがほどけてきている、と表現するのが正解なのか、しらたきを結ぼうとして途中でやめた、と表現するのが正解なのか。
「したらき」と「結びしらたき」の製造ラインは、もしかして一緒なのか。じゃぁ、私は今後しらたきと結びしらたきのことを、どう受け止めたらいいのか誰か教えてくれ。

機械が結びしらたき主体で稼働しているとするなら、機械は結びしらたきマシン。最初からしらたきを結ぶ。ガンガン結ぶ。しらたきをしらたきのままにさそうなんて気はサラサラなく、とにかく結ぶ。長い長い結びしらたき用しらたきは長すぎる、このまましらたきとして売っては大変なくらい長い。その長い長いしらたきを機械がいい具合にシャーとやると、キャンディヘアーのようにポコポコと結ばれてゆく。最後の工程ではこのポコポコ結びしらたき連を単品結びしらたきに切り離すわけだがこの時に、機械の不具合で「結ばれなかった部分」というのが、短く切れた食べやすいしらたきになるのだ。しらたきが出来るのは結びしらたき作りの最後の工程。副産物ラストエンペラー。

一方、機械がしらたき主体で稼働しているとするなら、機械はしらたきマシン。長しらたきが出来たそばからカットカットカットの嵐。これでもかとカット。食べやすい長さにカットされたしらたきがレーンを流れていく時に、カットがうまくいかずひとくちで食べるには若干長いかな~くらいのちょい長しらたきが出来る。それらを集めて「結びしらたき部隊」へと送る。カットという単純作業は機械でも出来るが「結ぶ」なんてな高度な技術はひとの手によってでないと成し遂げられない。しらたき結んで35年の伊藤さんがテキパキとちょい長しらたきを一定量の束にしてレーンに流す。ベテランパートの三浦さんから新人アルバイトの本山さんまで総勢5名の先鋭部隊が一心不乱にしらたきを結ぶ。結びしらたきは職人の技術の結晶。職人技で今日もちょい長しらたきがせっせと結ばれているのである。

新人アルバイトの本山さんが叫ぶ「あ!!」
アルバイト教育係でもある伊藤さんがレーンの一番後ろの本山さんに、ちょっと背伸びをし首も伸ばして声をかける「どないしたん?」
「すいません…私…ギュって結んでるのに…ほどけてきたみたいで…」
と、本山さん。
このようなミスがあっても、しらたき結んで35年の伊藤さんは動じない。ちょい長しらたきを束にする手を休めることなく、レーン一番手前の三浦さんにそっと呼びかける、すぐ近くにいるから。
「三浦さん、ちょっと行って見てきたって。アンタの前の束、私が結んどくさかいに」
三浦さん、山本さん付近に到着。
「これ…こうなってしまって…どうしたらいいですか」
「ま、なんとなく結んでる感じがあるけどこれやったら『しらたき』のほうに入れといたら?運搬中に完全にほどけるやろ」

…後者か。
しらたき1キロの中から出て来た中途半端な結びしらたきもどきは、このラインの三浦さんの判断ということか。
しかし、三浦さんの読みは外れ、運搬中に完全にはほどけなかった。
しらたきの中から明らかに結びしらたきにしようとしていた形跡のある、出来そこない結びしらたきとも、絡み合ってまるで結んだかのようなしらたきとも言える新人アルバイト本山さんの作品が出てきたのである。
本山さん、よいお年を。

そして皆々様も
どうぞよいお年を。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-12-31 09:55 | +in the sky?+ | Comments(4)  

箱入り

私は箱入りドライバー。
ド方向音痴だから知っているルートで市内の決まった場所にしか行けない。
だから「ペーパードライバーです」という言い方をしているが、実のところペーパードライバーよりは運転している。

3年前から難病を患い、家からチャリンコ3分のかかりつけでは手におえないので、家から車で30分の大阪の病院まで自力で運転して行っているのだ。

最初は道もわからず車線変更も技術的に出来ないので、オカンについてきてもらっていたが、オカンは70過ぎても現役バリバリで働いていて私の病院に付き合うのにわざわざ仕事を休まねばならないため、退院後の体調が安定してからは自力で行っている。

今ではこなれてきて運転しながらラジオに突っ込んだりなんかしている。

こなれてるから、前の車に突っ込んだりなんかもする。

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褐色の恋人スジャータが何か宣言している模様。

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当たり前じゃっ






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by yoyo4697ru980gw | 2015-12-17 09:36 | +in the sky?+ | Comments(0)  

退会出来ないシリーズ⑫

フーケのシューラスク『居留地の壁』が好きだった。
とっても甘いので毎日はいらないけどキャラメルコーン現象と一緒で、たまになんか無性に食べたくなるという衝動系ソレのクチがおさまらないお菓子。
だった、ということは過去形であるがべつに嫌いになったわけではない。
買えなくなったので過去形になったのだ。

フーケの店舗が伊丹にはないのだが『居留地の壁』は空港で買える。
北ターミナルで神戸土産として売っているから。
だから飛行機に乗りもしないのにわざわざ空港まで行ったというのに、店内から『居留地の壁』が消えているではないか。

「すいません、ココってフーケのラスク置いてませんでしたっけ?」
「あぁ…フーケは会社自体が倒産してしまったんです」
「えええぇぇぇえぇぇぇぇぇえぇぇえぇええっっっ?!」
ショーゲキの事実である。

「あーぁ…まぅが好きになったばっかりに、な。」
私が好きになった商品がよく廃番になるので、私が好きなモノはじきになくなると予想しているヒー坊がやっぱりな色の語気を強めて言い放った。
「強くなってる…チカラが強くなってる…とうとう会社を倒産させるまでのチカラを得てる…」
ここ数年で、廃番になるだけでは済まなくなっている。

あっこぜんぜん客入ってんの見た事ないのに潰れへんゆぅことは経営やっていけてんのよな~いっかい入ってみよっかな~、というブティックに入ったら次の月には臨時休業の貼り紙が出されそのまま長期休業に突入、とうとう薬局に変わった。まだ興味を示しただけの段階やのにスゴイな!とヒー坊は私のチカラを絶賛した。
私が興味を向けると何か災いが起こります!アナタの憎いアイツをアナタの手を汚すことなく!ライバル会社に気付かれることなく!どうぞお気軽にご依頼ください(相談無料)という謳い文句で商売を始めようかとも思ったがイマイチ決め手に欠けていた。
しかしこの決定打は強烈だ。
なんせ倒産なのだから。
世界各国から依頼が殺到しそうではないか。
私が全力で好きになるだけで会社ひとつ潰せるのだとしたら、私の好意ひとつでいとも簡単に為替や株が動くだろう。
ミセスワタナベもビックリの振れっぷり。
円売りもドル買いもしていないから原因は探れない。
絶対に私がかんでいるなんてことはバレないのである。
私のビジネスの相手は常に私の気に入らないひとが絶対条件である。
うっかり好きになってしまったら依頼人が消えてしまう恐れがあるから、気が合ったりなんかしちゃいけない。
なかなか感情のコントロールが難しい仕事だ。

この商売を始める前に本当に私のチカラが効くかどうか、確かめねばなるまい。遊びじゃないんやから。

いつまでも退会させてくれないサイトだからってちょっと嫌っていたけれど、好きになってみようか。いいや、もう半分くらい好きかもしんない。

woofoo.netよどうする気だ、私が好きになりかけているぞ。
退会を受理したほうがよろしいで。
じゃないとサイト閉鎖かもしんない。


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「受け取りちょうだい」
「…ウケトリ…ですか?」
「領収書ね」
「レシートでよろしいでしょうか」
「ダメですね」
レシートでよかったらわざわざ受け取りちょうだいなんて言わないでしょうが。

年齢にして45歳以上だと『受け取り』が領収書だということがわかると思う。40歳の私でもギリわかる。レーコーがアイスコーヒーだということも、私はわかる。しかし平成の民には通じないので注意されたし。

領収書ちょうだいと言うと、殆どがレジから『領収書状の紙』を出してくる。しかし、レジからベロンと出される領収書状の紙は、感熱紙である。
仕事上や地区役員などで会計を預かっている同士ならおわかりだろうが、感熱紙は字が消える。
会計ファイルを灼熱の太陽のもと車内に置き去りにすると、3ヶ月後の会計報告書をまとめるころには、ドコでナニをいくらで買ったのかを見るのに、天を仰いて微妙にああでもないこうでもないそうでもない角度にグリングリンやりながら蛍光灯を反射させなければならない。

「ほら、ほらほらほら。読める?315円て書いてるやろ?文具、ほらココ。これね、ボードマーカー代やねん」
「まァ…私はあんま見えへんけども…別に疑ったりしぃひんから315円渡すやんか」
「消えてるからペンで上に書いとくけど、ホンマにコレ値段とかココに印字されてるやつをなぞるだけやで?」
「だから疑ってないってば」

レジで「複写はいいけど感熱紙は資料として保存に向かないので書いてもらえます?一年間ちゃんと保管しておく必要があるので字が消えると困るんです」とお願いする。
いつから領収書は手書きでなくなったのだろうか。
「受け取りをください」とは、人間が書いたものを受け取りたいという意思表示であり、プリントアウトされた感熱紙が欲しいわけでは決してないことを、平成の民には覚えておいていただきたい。


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9歳の姪がカルボナーラをぬちゃぬちゃと食べているので、すすり上げられないのかと訊くと、うどんなら出来ると言う。
「うどんが出来るならカルボナーラも出来るやろ?液体と一緒じゃないとすすれへんとかそんなコト?」
「ううん、そうじゃなくて…。パスタはそうやって食べないって給食で決まってるから」
どうゆうことか説明を求めると姪は私にパスタ食文化の背景を語ったのである。
給食のパスタでは音を立ててすすりあげるタブーを犯してはならない、というマナーを教えているとのこと。
「ああ、そう。麺はね、すすれ!やね。日本人なら麺の種類に関係なくすすればええねん。こうしてみ?ほら。すすってみ。クチの形はこうやで」
私はパスタのすすり方を姪に教えた。姪はちゃんとすすれたし、そうやって食べるほうがダンゼンおいしそうに見えた。

私は外国の子供が蕎麦を食べるのに、スプーンを使い蕎麦をボソボソにちぎってクチに運んでも、それをマナー違反だとは思わない。
その子が食べたいと思う方法で食べたらいい、それが一番おいしいはずだから。おいしく食べている子供をマナー違反だと責める大人がいるとしたら、正すべきはその大人の食事環境だと思う。


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9歳の姪に朝「アイスでも食べるか~」と提案するとママが朝はアイスを食べちゃダメって言う、と断ってきた。
「なぬ?アンタんちではアイスに時間帯が存在するのか?お腹こわすとかそうゆう内臓レベルの理由で?」
「わかんな~い」
そうか、9歳ではなぜに朝にアイスがダメなのかの疑問を抱かない感じなんだな?
いいや、我が子は5歳で既に疑問を持ったら聞いてくるタイプだった。
粘土を捨てると言ったら、どうして?と疑問を抱いて聞いてきた。遊んでいるところを見たことがないからだと答えると、今から遊ぶと言う。黙って見ていると粘土の塊を少々てのひらで捏ね繰りまわして10秒ほどで細い棒状にし、それを粘土板にポトと落としてこう言った。
「ヘビ。」
「捨てる」
「まってまって!まだあそぶから」
「私を納得させるような遊び方するなら捨てないから何か作ってもっといで」
「なっとく、てなに?」
「納得もわからんで説得が出来るか?自分で考えや」
お母さんね、5歳児には甘くないの。

隣の部屋から音の外れた鼻歌がしばらく聞こえていたが、作品が出来上がったのか我が子はヘンな節で営業に来た。
「だんごいりませんか~だんご~」
団子でキたか。丸めるだけやからな。
「いっぽんしかありませんよ~」
串に刺したか。ちょっと技術的なトコ見せたけど、在庫薄。
「だんごいっぽん、300えーん」
「高い。要りません。」
「たかくないでふつうやで」
そう言って団子屋が売り歩いていた珠玉の串団子一本は、団子15個が一本の串に刺さった見た目がふつうじゃない団子だった。3本にしろよ。団子の相場はわかっているみたいだったので、5歳児の粘土は一命を取り留めた。
9歳児のアイスも疑問で状況は変わりそうなもんだが、姪はイエスマンのようである。
「んじゃ、食べないのね?私だけ食べるよ?」
そう言って冷凍室からアイスを取り出そうとすると、姪が衝撃の一言を放った。
「ハーゲンダッツ?」
「なぬ?オマエのウチのアイスはハーゲンダッツなのか?」
そりゃ、朝から食っちゃダメだな。
ハーゲンダッツはカップの側面を押したらアイスが盛り上がってくる“食べごろ”を待たなきゃなんない優雅でリッチなアイスだからな。
朝っぱらからアイスの食べごろを優雅に待たれたりなんかしたら、おかぁさん時間がいくらあっても足りゃしねぇ。
それに、兄のカイはちっとも宿題なんかせずに黙々とアイスを食べ続けていたしな。
大学生と高校生の従兄に加え、私の夫である伯父までもが、かわいい小学生のイトコたちのためにこぞって買ってきたファミリーパックのアイスを、ものの数時間で食べつくしていたからな。そんなアイス消費量を誇る胃袋で朝っぱらからハーゲンダッツを食べられたりしたら、金がいくらあっても足りゃしねぇ。


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「何回それすんの?」
家で半袖パーカーを10回ほど脱着していたら、友人に指摘された。
「脱ぐと寒い、着ると暑い。この季節ってどうしてもこうなるよねぇ」
「ならんわ」
衝撃の事実である。

季節の変わり目の気温変化に対応すべく人々は、着衣の脱着によって微調整をはかっていることだろう、とくに夜とかに。
と、思っていたら、しないみたいだ、夜はとくに。
日中の外出先で移動中に上着を脱いだり羽織ったりする程度で、季節の変わり目の夜の家の室内では今着た部屋着一本でやっているらしいじゃないか。

そう言えば私以外の家族が室内で頻繁にパーカーの脱着をしているところを見たことがない。しかし今の今まで私の方が大多数派の人間で、我が家の男3人が普通じゃないと思っていた。だって裸族だから。季節の変わり目の脱着とか以前に、もともと脱着するような衣服を着ていないのだ。
しかし言われてみればだがこれまでの40年間の人生の中で、まァ記憶があんまりない7歳まではすっ飛ばすとして、33年間で季節の変わり目に他人と部屋着姿で夜を明かすような場面はいくらでもあったが、私のように脱着を繰り返す姿を見た記憶はない。しかし私は昔からそうしているが誰からも指摘された覚えもないのだ。40になって初めて、季節の変わり目に友人が部屋で夜にパーカーを脱着しない事実を知った。別にパーカーじゃなくてもいいんだけど私はパーカーだから。あるいは彼女だけかもしれない、季節の変わり目にパーカーを脱着しないのは。いやだから別にパーカーじゃなくてもいいんだけど。

いや、やはり私は大多数派だと思う。
だって毎年「朝晩が肌寒くなってきましたね」て言ってるじゃないか、天気予報とかで。
誰の肌にも明らかに寒さと暑さが混在する期間が存在しているのである。
我が家の男3人と友人だけが季節の変わり目の夜に部屋でパーカーを脱着しない少数派なんだと思う。とくにパーカーじゃなくてもいいけど。

友人よ、パーカーを羽織れ!そして暑くなれば脱ぎ、肌寒くなったらまたパーカーを着ろ!そしてそれを繰り返せ!それが季節の変わり目の夜の部屋での過ごし方だ!厳密にはパーカーじゃなくてもいいけど!




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by yoyo4697ru980gw | 2015-10-18 15:48 | +in the sky?+ | Comments(0)  

ひとふり塩

「またこの塩やな」
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最近、この食卓塩をいろいろな店で目にするが、この塩の裏にはこう書いてある。
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「コレってさぁ…タイミングが難しくない?」
「なんで?」
「だってちょうど固まりかけた時にこの店に来るとは限らないわけやし」
「そしたら他のお客さんがひとふりしたらええねん」
客の連携プレーでこの塩はサラサラを維持できる感じか。
ひっきりなしに客が入っている状態ならいいけど閑古鳥が鳴き始めたらスタッフの手も必要だ。
うっかりふり忘れて完全に固まってしまったらもうひとふりではカタつかないからな。

何が感心するってその人々の連携プレーもそうだけど、この会社がこの商品のラベルに固まりかけたらひとふりして下さい。と書いてるところだよね。この塩は放置されることがないと確信しているのだ。常にこの塩のそばには人間がいる。そして固まりかけた時を人々が見過ごさないからひとふりでいつもサラサラなのだ、この塩は。

最新技術が発達しても、未だ塩の粒子ひとつサラサラに出来ないんだから。
結局ね、確実なのは人頼みという結論だから徳は積んどいたほうがいいよ。
固まりかけたら、ひとふりだぞ。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-10-02 10:14 | +in the sky?+ | Comments(0)  

シャケーーーーーーン!!

車検に行くのは私の役目だ。
本当に行くだけの役目だけど。
車を持って行くだけの役目だけど。

火曜日に予約をして車検を受けるとトイレットペーパーがもらえるということでむーが予約を入れたので、仰せの通りの時間にオートバックスに着く。はずだったんだけど、10分くらい早く着く。だってまったく道が混んでないんだもん。私の予定だと道混んでて2回くらい信号に引っかかって踏切で電車が来ることになってたんだけど、な~んにも起こんなかったね、平和。

「予約より早いけどいけない?」
と受付のおねぇちゃんに言ってみる。
私は早く到着しましたけどそれが何か?みたいな誤解を招く言いっぷり。
ちょっとしたモンスター。
おねぇちゃんは、いいですよーと言わはった。
予約時間ってあってないようなもんやな。

このままでは車検に通らないというほど劣化した箇所の説明を受ける。
これは交換が必要です、と。
しかし、そこから先の説明は聞いたってわかんないカンジ。
「こちらは車検に通ることは通ります。ですが、次の点検の時までもつかもたないかで言うと可能性として半々ですので交換をおすすめします」
「ええっと…何だっけ?部品?何のハナシ?ドコっつったっけ?」
「うーん…ハンドルですね」
「ハンドルが動かないの?」
「動きますよ。うーん…ハンドルの舵取りをする箇所があるんですけれども、そうですねぇ…ハンドルを左右に動かすための手首と思っていただいたらいいです」
「ちょっと相談さして。電話していい?」
「どうぞ」
車に関して何をどう判断するのかの基準が私にはないので、むーに電話。
「なんかな~ナントカっていう部品か何かの手首が切れてる、みたいなコトらしんやけど~」
「切れてはいないですよ!」
適当に説明していたら、整備士からの訂正。
「あ。切れてはないんやって、手首。」
じゃ、どうなってんの?と整備士に聞くと、手首にヒビが入っていていずれ破れることになる、破れると中身が出てきてハンドルが左右に操作出来なくなる、というような説明。まだ破れていない、車検には通る状態だと言う。
「ハンドルの手首みたいなトコにヒビ入ってて、いずれ折れて中身が出てくる、みたいなことやってさ。中身出たらハンドルきかんらしいわ」
整備士、私が理解していないと判断して劣化箇所を示す整備箇所一覧みたいな写真を持って来る。参考までに、みたいなカンジで見せてくるんだけど、写真を見て電話で説明出来るようなら判断も自分で出来るからね。なにそれ?ドコの部分のハナシ?と聞いてくるむーに、なんかね黒いヤツかな、と説明。車の内部ってたいがい黒いと思うけどこの情報からアタリをつけてくるだろうか、こないと思うけど。
結局むーの答えは「もーなんかわからんけど替えとき」だった。
「替えとき、てゆぅてるんで、替えといてください」
と整備士に伝えると、ふか~~~く一回頷いていた。
深い溝を感じた、整備士との間に。

車検の作業時間が1時間半ほどかかると言うので、向かいのEDIONでヒマをつぶす。
買うつもりだったSDカードを買っても時間が余ったので、Ymobileの店頭お試しスマホをいらっていたら、すぐさま猛烈にチャラい店員が話し掛けてきた「乗り換えをお考えっスか?」つって。

何も返事をせずに「Ymobileてどうなの?繋がらないとかあんの?」と聞くと「ぶっちゃけぇ~一緒っス!」と言う。
よかったな兄ちゃん、私に時間的な余裕があって。
そうでなければこの二言目で「ちょっとまともにハナシ出来るひと呼んで」と言っているぞ。
これね、文字で書くと「ぶっちゃけぇ~一緒っス」と滑舌がいいように見えるが、聞こえたママを文字にすると兄ちゃんは「ばっちゃけぇ~えっしゃっス!」ゆぅてるからね。
書いてある通りに、少し強めにクチを横に広げて発音していただきたい。
それが、兄ちゃんの基本的な口調である。

社会人の先輩として、私はこの兄ちゃんと会話をせねばならないと感じた、なんせヒマだったから。ガラケーからスマホに乗り替える気なんて300%ないんだけど、ヒマだったので激チャラ店員の相手をすると決めた。だってヒマだったから。

「ちなみに、今どこっスか?auっスか?」
「au」
「そうスか~だったらウチが一番お得っスよ~!よかったら見積もり出しますよ~!」
ちなみに、この最初の「ちなみに今どこっスかauっスか」を聞こえたママの文字にすると「ちぇなみり~?えまだぁこっスかぁ?auっスかぁ?」と言っている。「よかったら見積出しますよ」も「やーたらまーつまりだーしゃースよー」と言っている。もういちいちママの文字では書かないけどね、ハナシがいつまでたっても進まないから。

ビジネスシーンでこんなに「っスよ~!」と言ってくるひとも珍しいが、兄ちゃんの見積もりも珍しかった。ガラケーからの乗り換えで見積もりを出し比較する、と意気込んでいるが本当に大丈夫か兄ちゃん。

私はauが吸収したTU-KAのユーザーである。
auのスタッフから電話がかかってくるまでTU-KAからauに切り替えなかった人間だ。
わかるひとにしかわからないと思うが、TU-KAを使っていたということは何よりもコストパフォーマンスを重視する人種ということだ。
ガラケーを電話とみなし、電話としての用途を全うしている。
比較でいいのか?比較の基準がきっと兄ちゃんとは違うぞ?
それに、私の基準で照らすと圧倒的に勝つ自信があるけど。

「今ガラケーでどのくらいっスかね?月々?」
「基本料金980円、メール・通話は家族間無料、ほとんど家族間やりとり。だから安いよ」
加えて繰り越しに繰り越しがこじれてもう繰り越せなくなっている無料通話は常に5000円たまってしまっている、という状況だ。無料通話分を消費するためにわざわざ家族じゃない誰かに電話をかけている、という悲しい現実である。宅配の不在票なんて入ってた日にゃぁ喜んで電話しているさ。今どこらへんにいます?とか、30分以内に来るとか無理やんねぇ?とか、家に居ることは居るねんけど~今から20分後に40分間くらいだけ留守するからその時間帯だけ避けて欲しいねんねー悪いねんけど。とかゆぅて、ドライバーが「へ?今なんつった?」と感じるような会話が長引く具合に持っていっているので、私からの電話は間違いなく迷惑だ。
「基本料金を払ってる感じだね」
「ネットとかはしないっスかね?」
「PCでやるから。ガラケーではやらない。家族以外のやりとりはWi-Fiつこて他の端末でやるし」
「じゃぁ…せん…1500円くらいっスかね?」
「そんなにかかってないと思うけど?」
「1500円を超えないっスか?」
「超えないね。」
「んじゃー…まァ…2000円で計算していいっスかね?比較になんないんで」
だろうね。
1500円以下だっつってんのに、無理から私のガラケー月々使用料金を2000円に繰り上げる斬新な比較のお見積り。何の参考にもならん。

「じゃぁ~」
ゆぅて、兄ちゃんが主導権を握ったお見積りは勝手に進む。
いいけどね…どう詰まれても私のツーカー魂に王手はかけらんないから。

「スマホを持ったら何がしたいっスか?」
なんだろうな“夢のスマホ”みたいなその高みにアげてるスマホ様は。
「電話、メール。」
「ネットはどうっスか?」
「だからネットはPCでやるってば。とくにネット接続してこんなんやりたーい、とかは無い」
そもそも私は出先でガラケーが鳴っていても3回に1回くらいしか気づかない。それなのに兄ちゃんは、スか~?スか~?ゆぅてネットを推す。いつまでも兄ちゃんの誘導がうまくいかないのでしゃぁなしにネット経由の希望を申告する。
「そうやなぁ…マップかな」
「なるほど、そっちっスね」
どっちなんだ。
選択肢がふたつあった覚えもとくにはないが。

iPhoneとの操作性の違いとかどうなの、とか、使いやすいのはどっち、とか、機種に関する質問をいろいろとぶつけてみると何をきいても「ガラケーからの乗り換えっスよね、ぶっちゃけ、ほぼほぼ一緒っス」と言う。私は「ほぼほぼ」を接客で使う社会人のことを、ほぼほぼ信用しない。1回のほぼほぼで信用を失うというのに、兄ちゃんは私のその後の質問にはすべて「ほぼほぼ一緒っス」と答えるのである。それのみを発するロボットがどっかでしゃべってんのかと思うくらい、それしか言わない。
最終的に斬新な比較のお見積りは「2980円+税でスマホが持てちゃうんス、すごくないっスか?いいっスよね?」と締めくくられた。
なんだろうな“憧れのあのスマホ”みたいなその高みにアげてるスマホ様は。
これっぽっちもスマホの魅力を説明出来てないんだけどな、兄ちゃんよ。

そろそろ車検が終わる時間だったので「それじゃ、検討します。」と言って席を立つと「ぜひぜひ~」と兄ちゃんは合いの手を入れた。
兄ちゃん耳の穴かっぽじってよく聞きな、是々非々に。
公正無私に判断しても独断と偏見でジャッジしても、兄ちゃんの接客は最初からアウトだ。
Ymobileよ、社員教育を今一度見直したほうがいいのではないだろうか。
まずは接客する上での適切な言葉選びから研修をしたほうがいいと思う。
ガラケーユーザーを引き込むのは一筋縄ではいかないはずだから、スマホそのものを売り込むより、人柄で押し切ったほうがよっぽど易いで。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-10-01 11:19 | +in the sky?+ | Comments(0)