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それもアリだ

有田みかん
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に、ひとつ混入しているように見える

ほら
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デコポンじゃないかな?
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検証
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有田みかんでした
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by yoyo4697ru980gw | 2014-02-15 11:41 | +in much guy+ | Comments(0)  

白馬の王子様

2月、立春を過ぎて日差しだけ春にはなったものの、風は冷たく耳の中まで凍えるこの季節に私は毎年、迷うことがある。
自転車のスピードを落とすか否か。

買い物に行くためや会社に行くための、目的地までの交通手段として自転車に乗る時、私は自分の脚力の限りを尽くすスピードで前進している。
常に自己ベスト更新を目指して自転車に乗っている。
そのチャレンジ精神が2月の寒さに萎えるのである。

ものすんごい寒さに耐えて短時間で目的地に到着するのがいいのか、でも鼻水が垂れているのにも気付かないの、感覚がなくなって。

それともゆっくり行って頬の感覚がちょっとは残るマシを選択するのがいいのか、でも目的地まで倍くらいの時間がかかるの、長くまぁまぁ寒い。

アホほど寒くて10分か、我慢出来て20分か、という選択で私は多くの場合にアホほど寒くて10分を選ぶ。寒くなくて20分ならそっちを選ぶだろうが結局は寒いのだから、だったら本気で自転車をこぐ。そしたら着いたあとでしばし暖かいし。

しかしそれも通勤のための自転車となれば、立ちっぱなしで働いた後にはそりゃ脚力も落ちるわて。
帰路の薄暗さも手伝い疲れもひとしおで、じんわりと我が家が向こうに向こうに移動しているんじゃないかと思えるほど、帰っても帰っても「まだココか」という位置にしか、いない。

寒風も向かい風で強いしで、なかなか前に進まない中ゆっくりと自転車をこぐ私を、競輪選手のようなスタイルのシャープな一台の自転車が音もなく私を追い抜いて行った。

「わっ!ビックリしたっ!!なによっっ?!」

シュっとしたヘルメットをかぶり筋肉と一体化したようなツナギの衣服を着ていたその男性が、追い抜いたと思ったら私の前で急に止まり、私の顔の前に腕を振り下ろしたのである。あまりの突然さに私は急ブレーキをかけたため後ろのタイヤが横にスライドして止まった。
私の顔面はあと30センチ弱で、遮断機のように下ろされた男性の腕からエルボーを喰らうところだった。

私は今なぜに見知らぬ男性に行く手を阻まれているのだろうか。
一瞬の出来事ではあったが、私には私が止まっている意味がわからない。
そうは見えないが新手の変質者だろうか、ちょっとアクティブなタイプの。
男性が無言のまま腕をハンドルに戻すと、前方左の細い路地からこれでもかと荷物を積んだ「後ろなんか見えてへんやろっ!」という軽バンが、「絶対に後方確認してないよねー」というスピードでバックしてきていた。

「えーーーーーーっっ?!」

遮断機男性の自転車のスピードならその路地を通り過ぎてもまだバックする軽バンにぶつからなかったと思う。
ただ私のスピードだったら、ひかれてたと思う。
私を追い抜いた時におそらく男性は、危険予測が出来たのである。
それで急に止まってくれた、私がひかれないために。

「あ…あ…あの…」
遮断機男性は無言のまま、ハイスピードで前進。
「ちょっとーーーーーーーっ!!!」
私の声が聞こえなかったのか、振り返ることもなく遮断機男性は去って行った。

なによ、て言ってごめんなさい、ありがとう。
…て、言うつもりだったのに。

遮断機男性のまたがる、羊の角みたく曲がったハンドルの自転車が、白馬に見えたね。
白馬、かなりのスピードよ。
それにまたがる王子様はとっとと去っていきますので、独身女性の皆様は俊敏に行動できるよう常に心掛けておいてください。
アナタを危険から救ってくれる白馬の王子様は、アナタ以外のひとのことも危険から救ってくれるでしょうからね。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-02-05 18:23 | +in much guy+ | Comments(0)  

じぇじぇじぇ

夕食を二人きりで食べていたらひー坊が

食卓のスミに置いてある開けさしの

小梅ちゃんという飴玉のパッケージを見

「梅のアメちゃんっておいしい?」と聞こうとして

「ウミのアマちゃんっておいしい?」

と言い間違えた

なんなんだよ

その正解っちゃぁ正解な間違えかたは。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-12-10 19:24 | +in much guy+ | Comments(0)  

危険予知グリーンブレッド

「アンタさぁ…あの緑色のパン、食べた?」
「ぉん。」
「ビックリしなかった?」
「何が?」
「味よ」
「べつにー」
沢尻返事をしてチョモが去ってゆく。

「なぁなぁなぁひー坊、あの緑色のパン、食べた?」
「食べたよ」
「味にビックリしひんかった?」
「あぁ…確かにな。豆入ってたよな?」
「入ってた」

おばあちゃんからの救援物資の中に入っていた小さな緑色のパン。
深緑色をしていたので、てっきり抹茶かヨモギかホウレンソウあたりが練り込んであり、まァそうでないにしても何か葉っぱか草かの苦味走ったオトナ味の朝食だと思っていた。
その思い込みで小さなパンを2枚トーストし、食べてみたら想像もしないほど甘かったので、反射的に吐き出した。
苦いと思い込んで食べて甘い時『腐ってる』と咄嗟に人間は思うものらしい。
甘いと思って食べた物が苦い時には『腐ってる』と思っても当然って感じはするけど、逆の時も『腐ってる』と思って吐き出すのかと思ったら、これはすごい発見だよね。
甘味は旨みの象徴で、甘い食べ物が食べられないなんてこれまで思ったことないもの。
でも、見た目コレなの。
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苦っぽい味がするような気がする見た目をしてるよねぇ。
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でも、甘いの。
ほんのり甘いとかじゃないの。
咄嗟に危険と思うほど、甘いのよ。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-11-16 00:59 | +in much guy+ | Comments(0)  

サンプクノヨリ

先週か先々週くらいに2~3日とっても寒い朝が続いて、5時起床の私があまりに寒いんでコタツを出そうかなァと口走ったら「この寒さに騙されんなっ!我慢せぇっ!」と気温に身を任せない夫むーちんに怒鳴られ、何をソコまで熱くなっとんねん…と思いつつ、夫のいう事をきいてというより単に面倒臭くてコタツを出さなかったが、正解やな。

この頃の暑さのぶり返しにはげんなりでございますなぁ。
扇風機をかけるも、それでは追いつかない暑さ。
かといってわざわざ窓を閉めまくってエアコンを、という行動をとるものどうかと迷うことは迷う。
家中の窓という窓を開けて通気をよくすれば、風はある、ぬるいけど。

ここ2~3日はヒー坊との会話が夏みたい。
「うっわ、むちゃ暑くない?」
「めっちゃ暑いで」
「2階って1階より暑いな?」
「言えてる。アツの戻りやな」
「アツノモドリ?ナニソレオイシイノ」
ヒー坊の言によると、春先に寒さがぶり返すのを『寒の戻り』と言うので、暑さがぶり返している今を『暑の戻り』と言ってみたらしい。
「寒に対してやったら暖でえんちゃう?暖の戻り。寒暖の差とかって言うからなぁ…でも『暖をとる』てくらいやから、暖って言うと人工的に温かい状況を作るっていうイメージがあるよなぁ…」

つくろう。
造語妙手の名に懸けて、ここは『寒の戻り』に匹敵する気の利いた表現を。

では皆さん、たった今からですね、バンバン使いましょう。

暦の上ではすっかり秋なのに、ぬっとりとした暑さがぶり返しているこの鷹鐘の候を『三伏の寄り』と方々で表現なすってください。

「春先に寒さがぶり返すと『寒の戻り』て言うやろ?暑さが戻れば『三伏の寄り』言うねん。あ・もしかして、知らん?」

ウンチクをタれる用の、それらしい理由も作っておきましたのでご活用ください。

夏至の日、またはその直後の庚(かのえ)の日を第一とした場合、第三にあたる庚の日を『初伏』第四の庚を『中伏』、立秋またはその直後の庚の日を『末伏』といい、この三つで『三伏』です。
三伏は一年のうちで最も暑気の酷しい時候で、現在では殆ど使われることはありませんが、酷暑の時候挨拶用語として『三伏の候』や『三伏の猛暑』などと使われます。
俳諧で『三伏』とは夏の季語で、その『三伏』が秋にちょいと立ち寄ってしまったこの頃の暑さが『三伏の寄り』です。

ず~~~と昔からさもそのような言葉があったかのように堂々と説明して、来年の秋までに市民権を得ましょう。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-10-11 00:41 | +in much guy+ | Comments(0)  

県ユース

こないだジンとハタが泊まりに来た時にジンが「チョモがむっちゃ寂しがってますよぉ~!」と言っていた。
暇があったら見に行っていたチョモの試合を、病気になってからというもの見に行っていないので。
リハビリの運動がてら夜のボンブーはさしつかえないが、日中の陽射しは身体に障るでのぉ。
何よりもカタいアスファルトの上を歩くのが脾臓に堪えるのじゃぁ…堪忍・堪忍。
「ヤだいヤだ~い!試合見にきてくんなきゃ泣いちゃうぞ!」
と、高校2年にもなってダダを捏ねるチョモではないので、その後の試合も見には行かなかったのであるが、久々に県ユースを見に行った。
運転手のむーちんが「見に行くやろ?」というので。

あわや間に合わずか…という間に合い方で陸上競技場へ到着し、痛み止めが切れる中ギャラリー席へと向かっていると、ちょうどマイルを走る選手たちの群れに遭遇した。
「お・チョモたちいるんじゃな~い?」
と私が群れに近づいていくと、隣りでハイエナが身を隠した。
「おいっチョモに気づかれるやんかっ!」
「ええやんか」
「オマエがよくてもチョモがイヤがるやろっ!」
チョモがそんな素振りを小指の先ほどでも出した暁には、メッタメタのギッタギタのボッコボコのガッペガペだけどな。
群れを眺めていると、ひとりだけ群れの流れに逆らってこちらへと横断を試みるカモシカがいる。
私と目が合い、にこやかに近寄ってくるカモシカ。
嵐山のサルは目が合うと威嚇してくるが、おぼこのジンは目が合うと寄ってくる。
「がんばってね~」
「はいっ!」
…悪かった…ジン…私が悪かった。
ウチのチョモは私から手を振っても手を振りかえすことは稀であるし、親子のアイコンタクトが名人の域に達したようで、最近では言葉すらも必要なく、同じ空間に居る時などは会話ではなく各自が醸し出すフィジカルオーラでコミュニケーションを取っている。
これを世間では俗に『反抗期』と言うが、ジンにはないのだろうか。
反抗期がないものと思っていた我が子ヒー坊でさえ、最近では反抗してくる16の夏である。
ジンに出逢ってから2年目の夏、彼には何の変化もない。
変わらず顔見知りを発見すれば寄って行き、変わらず手を振り返す。

「ジン見てるとさ~『青春』ってこうよね~て思う。試合で感極まって泣いちゃうとかさ~そうゆうの、チョモにはないんだよねぇ…チョモって小さい時からそうゆうのないの…」
「チョモ、小さい時ってどんなんでした?」
「野山を駆け巡ってたねぇ…大人レベルのアスレチックとか。幼稚園児にして既にカニ腹だったから…思えば可愛げのないコやで」
結婚が早かったために子育てをするのに私の年齢は体力がピークだったのさ…有り余っててね、アクティブに遊びたい盛りだったもんで『子供に合わせて』なんて配慮はなかったねぇ。
そんなつもりはなかったが対等であることを強要してたのかなぁ…振り返ってみると子供らしいとこがちっともないガキだった。
これまでにチョモが自分の感情を出し切ったところを、1回…いや2回…見ただろうか。

マイルで近畿大会出場を狙っているのでチョモは、決勝に残った200mを棄権。
マイルにかけているから、マイルで勝ち進めば最初から走らないつもりだったのだろう。
リレーの4人という選手を充実させるのは、公立高校では難しいだろうと思う。
私学であれば陸上競技に力を入れるために、記録を出している選手や見込みのある選手にオファーを出し、選手層を厚くすることも出来るが、公立高校でスポーツ推薦というような枠は無い。
チョモの学校は、これから『陸上の強い公立高校』として名を馳せ、選手が公立だったらココと決めてくるであろう『これから強くなっていく』学校といったカンジである。
『陸上といえば』とまではいかないので、競技別にまんべんなく強い選手が揃っていないゆえに『マイルにかければ200は捨てる』といった選択が必要になるチームである現状。
この環境がチョモに良く作用することを願う。

マイル決勝で6位までに入れば近畿大会出場である。
準決勝で2走を走っていたチョモは決勝ではアンカー。
6位か5位かでバトンを受け取ったチョモは後半で追い上げる。
400mを走ってバトンを繋ぐには『最後を粘れる』というメンタル面の強さが要る。
それしかないと思うな、とどのつまり根性だよね。
技術的な面とか走りのテクニックとか身体的能力とかさ、果てはスパイクの機能性や軽さとかね、いろいろ分析して速さに到達するのが今どきの陸上かもしんないけどさ。
根性がなきゃそれも活かせらないっつーのね。
「ああダメ」と思った時点で「ああダメ」の信号が筋肉にも伝わるのが人間の身体である。
まったくダメなのに「イける!」と思っていれば、身体がイけるフォームを計算する。
それがイメージトレーニング。
最後まで根性で思い込めるかどうか、てのが肝。

最後の最後に粘ってチョモは3位でゴール。
地面に転げて息も絶え絶えであった。
これまで見て来た試合の中で、こんなに崩れた姿を見るのは初めて。
人間味があるじゃないか、チョモ。

最後の最後の種目だったので、表彰の時分には競技場内が片づけの最中。
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フィールドがどことなく、のどか。
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表彰台に上がるのを写真に撮ってあげようと、表彰台から近い席でカメラを構えていると、私の後ろからショーウン生と思わるる女生徒の声が聞こえた。
「ジンくん泣いてたってよ」
涙のジン近畿大会出場に感極まって。
泣いてはいなかっただろうけど、今日の我が子からも『青春』ぽさを感じたよ、私は。
ジンほどのまっすぐさはなかったが、それでも今日のチョモはわかりやすかった。
それでオールオーケーさ。

表彰台の前に各チームが整列。
3位の台の先頭に立つ1走のジンと目が合う。
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ジン、にっこり。
思わず手を、振ってしまう。
案の定ジンが手を振り返してしまう。
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悪かったて…ジン…私が悪かった。
ココはだろ。ココは振り返してこないと思ったよ、私は。
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「本気」と書いたら「マジ」というルビであるが、私のルビは「純粋」と書いても「純朴」と書いても、無垢・純真・ピュア、どれもこれも「ジン」でイける。
最期まで思い込めると思う。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-08-27 10:34 | +in much guy+ | Comments(0)  

今日はモスの気分だがや~

♪今日・モス・気っ分♪

「これって『今日モス気分』てゆぅとったんやなぁ…」
マイキーがしみじみと言う。
「…て?」
「このCMな?『今日モス気分』って書いてて♪今日・モス・気っ分♪て言ってるよな」
「…てことは?どう間違えてたん?」
「ボクずっと…♪今日・も・スキップ♪ておもてた。聞こえるやろ?なぁ?聞こえるやんなぁ?」
「ん~…まぁ…聞こえるっちゃぁ…聞こえるけどぉ…聞こえんコトもないなぁとは思うけど…」
“今日モス気分”だと「今日はなんだかモスの気分やなぁ~」てなそんな気分ルンルンさが出てると思うけど、“今日もスキップ”だとどんだけ毎日楽しいねんてなそんなルンルンさやな。今日『も』てことは昨日もおとついもたぶんスキップしてたかな。明日もスキップする可能性は高い。
…大丈夫だろうか?そのスキップの信用度、確かか?
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by yoyo4697ru980gw | 2011-01-10 14:14 | +in much guy+ | Comments(2)  

今月は忙しいんだからネタを増やすんぢゃねぇよ(案外切実)

「おっ…菊菜やな。」
「全く違う。」
「…え?!」
「大々的に間違えたな?」
「えー…だって似てたし…」
「ほら、嗅いでみ?菊菜の匂いがするか?せんな?だってこれは大根葉だから。こんな長さの菊菜だったら成長しすぎててマズいと思う。短いほうがやわらかくておいしい、これは、大根葉。」
「なぁんや…今日のごはん何?」
「アンタ何回言わすんよ?おでんやってば。」
「おでんか~」
「思いっきりおでんの下準備してるやんさっきから。厚揚げとはんぺんを買いに行こうって話を今したトコやで?」
「あっはは~そうやったっけ~」
「とりあえずこっちの鍋である程度煮込んだら、買い物に行こう。」
下茹での大根が出来上がり、蓋オープン。
「お~っシューマイかぁっ!」
「何ですと?よく見たほうがええで大根。」
言い間違うこと師範代のヒー坊はこの期に及んでまだ言う。
「あ~間違った・間違った。水餃子って言おうとしてシューマイって言っちゃってたな~?頭で思ってる形は水餃子やったんやけど口では『シューマイ』になっちゃってたわ~」
なんやねんその『言いなおして正解』みたいな発言は。
おかしいだろ「ここまで出てたのに~」みたいな惜しさのアピール的補足。
「ばっちり不正解じゃ!間違いまくっとるわっ!二重にまちごーとんねんっ!何回ゆわすねん今日はおでんやないかっ!大根やこれは!
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by yoyo4697ru980gw | 2010-12-08 00:13 | +in much guy+ | Comments(0)  

悪口なんて言ってないのに

職場の先輩だけど年齢が一緒だからと何かありゃぁフってきていたまーちゃんが、このところ私との会話の途中で黙る。
「はっ…ウチ黙るわ千徒さんの前では。だって悪口書くやろ?」
「悪口ぢゃナイですってば。」

土曜日の休日出勤が月一度。基本的に私は出て「誰かひとりをプラス」という二人体制のようであるが、就職した最初の土曜出勤に出た後で、いろいろと土曜日がたてこんでしまい10月まで出勤していなかったのである。だから10月の土曜日が2回目で「誰かひとり」のプラス人選がたまたままーちゃんであった。そのうち慣れてくれば一人ということもあり得るハナシであるという。まーちゃんはひとりで歌ったり、寂しく独り言のボリュームをあげて「作業」という名の休日出勤をこなして来た経験を持つ。
「イヤやなぁ…ひとりで作業…だって私の作業って…電卓やもん…余裕があれば出品?…いやいやこうゆう時間にこそ普段ちっともやれない表を作ったり?一気に精算を片付けられたら…そっちか…どっちにしろヤだひとり…」
そんなコトを呟きながら、一番苦手な精算・伝票処理と金曜から取りかかっている仕事をする。おおかたひとりで行動しているので一匹狼タイプに見えている私は、その実とっても寂しがり屋である。しかし誰も信じてくれない。それなのにどうやら私の仕事内容は一匹のオオカミである。その時々の穴埋めをするような、仲間のいないポジション。
あまりに覚えることや取りかかることがありすぎて整理出来ないまま次の仕事が増え、基本的に「明日あったら便利な資料」みたいなものは夜な夜な家で作成している現状が続いている。会社の保存用の表とかは家で作って会社のメールに送ったりなんかして。会社で開くと表の色が変色してパステルピンクがビビッドなピンクになっていたりする。そうか…色に無理があったか…惑わせてゴメン…という気持ちで渋くなった表に列を挿入。家のPCではもちょっと可愛かったのに…と思ったりね。

電卓をはじき一番の苦手作業である経理をしていたら、いつもはPCで作業をしないまーちゃんがしょっちゅうPCをいらっては別の部屋へ移動し、また戻ってはPCをいらう。違う所で作業をしていて途中でまたPCの前に戻る。
私たちはそれぞれにやっている仕事内容が違うので、仕事上の共通話題があまりない。そこでトシが一緒だとか高校の学科が一緒だとか、そうゆうことで過剰に仲間アピールをして「ねぇ?まーちゃん?」とフってきた。しか~しそれをまーちゃんが「だーかーらートシが一緒やからってもぉええって~っ!」なんてごっつい冷たく私を切り捨てるんである。その怨み辛みをブログで書いているという事実を、世間話のひとつとして会話したのが土曜日のことである。
日記を書いてるって感覚でブログをやるわけで自分の日常を書くんだけど、当然働いていれば会社のコトもネタにする機会は増える。ここで働いてるスタッフではダントツまーちゃんを勝手に登場させている、と。

「許可は取ったりしないわけ?」
「ええ、とくには。勝手に書いたもん勝ちですもんねぇ?」
「ウチの何を書いたんよ~っ!」
「何って…私たちの会話ですよ、単なる。『今スルーしたでしょ?』『バレたぁ?』とか、そうゆう…」
「それ、そのブロク、教えてよ」
「イヤですよ悪口書いてるんやから絶対に教えませんよ」
「え~~~~なんでよっ!何をそんなに悪く書いてるん?」
「ウソウソ、悪口ぢゃないですよ。あったことを書いてるダケですけどぉ、ブログを教えるにあたって鉄の掟というのがあって…」
「守る守る、守るや~ん」
「ほんじゃウチに私のコーヒーをいれに来ていただかないと。しかも3回以上。」
「はぁ?!じゃぁ千徒さんのブログ知ってるひとって3回以上コーヒーをいれた人ってこと?」
「そうですよ、だからごっつぃ少ないです」
「私ここで千徒さんにコーヒーいれてるやーん!何回いれたよ?あと何回いれたらええのよ~!」
「あぁ…そうですねぇ…いっつもまーちゃんにいれてもらってましたねぇ…」
「やろぉ?3回以上いれてんで?」
「そうでしたねぇ…まぁ…まぁじゃぁ…そのうちに…」
「あ、『そのうちに』て絶対あれやろ?教えへんつもりやろぉ?どんな悪口書いてんねん…」
「悪口書いてるから教えへんよぉ~ゆうてホンマに教えへんっていう付加価値みたいなもんでハクをつけたい…みたいな。少人数にしか教えてない、的な?…だから本当に悪口を書いてるってわけじゃなくて、誰に教えたっていいんですけど、もったいぶってるだけなんです。」
「なんなんそれ…。じゃぁ知らないひとが読むとかはないわけ?」
「…いやフツーに公開はされてるから検索ワードとかでひっかかれば飛んでくることはあるでしょうけど、まぁそれで飛んできたからといって定着してしまうようなブログには仕上げていない自信がございますんでねぇ。アラシ以外には人気のないカンジで。」
「なにソレ…」
「少人数制ですね」
あ・ちょっとええようにゆぅたな、今。レア感…的な?

13時までの仕事の中では「時間配分をやって仕事をこなす」それが出来るといいね、とまーちゃんが言う。
「そんなんねぇ…時間配分やれるんやったらとっくにやってますよっ!私何ヶ月アタフタしてると思ってんスかっ!わからへん仕事を教えてもらおうと聞きますやん?説明きくでしょ?その説明中に『あそやそやソレやるんならついでにコレな』とかって、次から次に違う仕事が追加されてる状況で、いま自分がやってることの把握が出来ないってゆぅか、区切りがドコかわからんってゆぅか…」
「それはだから…することを書き出して優先順位をな…」
「見てくださいよ見てくださいよっ!ほら!書いてますねん!!ほら、消していってるでしょう?4コめの仕事で疑問が出来たとしますやん?これを聞いてる最中になぜか3コくらい仕事が増えてますねんってば!」
「書いてんねんやんか~ふぅ~ん…」
「…他人事やと思ってるでしょう?」
「だって、他人事やもん。」
「ですよね?まーちゃんてそうゆうひとですよね?」
「わかってんねんやんか」
「わかってますわかってます・いいですいいですいいんです!」
私は自分の仕事を“今日の区切り”だけを見定めてせっせとやった。なんとかどうにかなり、月曜日にやることの段取りを書き出していると、まーちゃんがモノトーンの紙が挟まれてしかもちょびっと出ているCDを私の横に置き、言う。
「はい、千徒さんの分。」
「これ…漏れなくですか?」
「そう。だって木曜日にしといてなって言われてんから。これも私のちゃんとした仕事やねんから。」
それは、詳しいことは知らないが社長のビジネスである「トウホウシンキ」という韓国のアイドルのメンバーのなんちゃらの日本未発売のCD。事務所スタッフが聴いて感想を?芸能に疎い私は…このCDを聴くだろうか…。
「ほな…もーときます…」
重要書類を金庫にしまうため、まーちゃんがいらっていたPCの前を通った時、山と積まれたコピーCDを発見。全部、モノトーン紙がちょびっと出てる。
「まーちゃん…めっちゃ焼いてますやんっ!!」
「だって平日なんてコピーしてられへんやん」
「さっきから…コレだったんスか…えらいなんかキュルキュル音さしてるなぁ…と…」
「どうせアレやろ?千徒さんからみたら私のやってる仕事なんかCD焼いてたんかいっ!とかそんなんなんやろ?」
「ゆぅてませんやん、そんなん一言も。」
「でもおもてんねやろ?ほんで書くんやろ?悪口。」
「帰ったらミクシィでつぶやくダケですよ。私が電卓をせっせと打っている間中まーちゃんはCDを焼いてやがった、て。」
「ほらやっぱり書くんやん!」
「と、ほざきやがった、て。」
「だってコレだって私の仕事のひとつやねんから!」
「と、言っていた。」
「もー…黙ろう…千徒さんの前では黙っとこう…」

と、言っている。
それでなんか急に、まーちゃんが私の前で口を開かない。
寂しいなぁもう…アタシ寂しがり屋さんやのに☆
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-03 14:53 | +in much guy+ | Comments(0)  

お疲れサマー

夏休みが終わり私の机「番台」横の古紙回収スペースには、夏休みの課題が捨てられていた。
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「ヒー坊…歴史ってコレ課題?薄いなぁさすがに一年は」
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「それチョモの課題やで?」
「歴史Ⅰて書いてんで?一年やろ?二年の課題がこの薄さはナイで~」
「歴史シリーズのⅠていう意味ちゃう?一年じゃない」
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「ほんまや…この字はチョモやなぁ」
ゆとり教育をやめたんぢゃなかったっけ?まだゆとってんの?課題17頁って少なすぎるんぢゃないか?課題を写して仕上げてきた私が言うのもなんだが、そんな私でも中二の夏の課題っちゅうたら写すのも大変なほどの量だったことは覚えている。
「あいか~らず教育はゆとってんなぁ…羨ましい限りやこんなに課題が薄いとは」
「それだけちゃうねんで?ほかにも課題がたくさん出てるんやから」
「自由研究とかやろ?そんなん当たり前にあっての課題の束は60ページとかやからな私らの時代は」
こんな冊子とちゃうで?先生お手製の裏表ギッシリ問題集。正月の書き初めくらいの長さあんねん、軽くテーブルからはみ出るほど。

「サマーアタックやて。…アタックしたんやな」
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「アタックしたんちゃう?」

「サマースクールやて。…スクール通たんか」
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「通ったんちゃう?」

「トップサマーやて。…いい加減にしろよ、て感じやな」
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「…そうやな」

勉強したくなくなるネーミングってのを参考書や問題集や課題に付けるのはもうよさないか?
「夏休みの友」からもわかるように、夏の勉強サポート資料のネーミングは、熱帯夜に投げ出したくなるようなネーミングが多い。
勉強が好きぢゃない、いいや、大嫌いな私だから特別に一方的な印象を受けるのだろうか。
「夏休み」限定の「友」を作りたいとも思ってねぇし「サマー」に「アタック」するつもりも「サマー」の「スクール」に通う気も「サマー」の「トップ」に成り上がるガッツも持っちゃいねぇ。
そう感じるのは私だけか。
一方的に押しつけられたのを「あなたのためだから」みたくうまく“やり遂げるしかない状況”とすり替えられた気がするのは私だけなのか。
…私だけなんだろな。

サマーアタックし、サマースクールにこっそりと通ったらしいチョモは、サマーの終わりに開催された地元の祭でトップのポジションを掴んだ。
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お疲れサマー
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by yoyo4697ru980gw | 2010-09-21 00:08 | +in much guy+ | Comments(9)