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「アンタさぁ…あの緑色のパン、食べた?」
「ぉん。」
「ビックリしなかった?」
「何が?」
「味よ」
「べつにー」
沢尻返事をしてチョモが去ってゆく。

「なぁなぁなぁひー坊、あの緑色のパン、食べた?」
「食べたよ」
「味にビックリしひんかった?」
「あぁ…確かにな。豆入ってたよな?」
「入ってた」

おばあちゃんからの救援物資の中に入っていた小さな緑色のパン。
深緑色をしていたので、てっきり抹茶かヨモギかホウレンソウあたりが練り込んであり、まァそうでないにしても何か葉っぱか草かの苦味走ったオトナ味の朝食だと思っていた。
その思い込みで小さなパンを2枚トーストし、食べてみたら想像もしないほど甘かったので、反射的に吐き出した。
苦いと思い込んで食べて甘い時『腐ってる』と咄嗟に人間は思うものらしい。
甘いと思って食べた物が苦い時には『腐ってる』と思っても当然って感じはするけど、逆の時も『腐ってる』と思って吐き出すのかと思ったら、これはすごい発見だよね。
甘味は旨みの象徴で、甘い食べ物が食べられないなんてこれまで思ったことないもの。
でも、見た目コレなの。
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苦っぽい味がするような気がする見た目をしてるよねぇ。
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でも、甘いの。
ほんのり甘いとかじゃないの。
咄嗟に危険と思うほど、甘いのよ。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-11-16 00:59 | +in much guy+ | Comments(0)

サンプクノヨリ

先週か先々週くらいに2~3日とっても寒い朝が続いて、5時起床の私があまりに寒いんでコタツを出そうかなァと口走ったら「この寒さに騙されんなっ!我慢せぇっ!」と気温に身を任せない夫むーちんに怒鳴られ、何をソコまで熱くなっとんねん…と思いつつ、夫のいう事をきいてというより単に面倒臭くてコタツを出さなかったが、正解やな。

この頃の暑さのぶり返しにはげんなりでございますなぁ。
扇風機をかけるも、それでは追いつかない暑さ。
かといってわざわざ窓を閉めまくってエアコンを、という行動をとるものどうかと迷うことは迷う。
家中の窓という窓を開けて通気をよくすれば、風はある、ぬるいけど。

ここ2~3日はヒー坊との会話が夏みたい。
「うっわ、むちゃ暑くない?」
「めっちゃ暑いで」
「2階って1階より暑いな?」
「言えてる。アツの戻りやな」
「アツノモドリ?ナニソレオイシイノ」
ヒー坊の言によると、春先に寒さがぶり返すのを『寒の戻り』と言うので、暑さがぶり返している今を『暑の戻り』と言ってみたらしい。
「寒に対してやったら暖でえんちゃう?暖の戻り。寒暖の差とかって言うからなぁ…でも『暖をとる』てくらいやから、暖って言うと人工的に温かい状況を作るっていうイメージがあるよなぁ…」

つくろう。
造語妙手の名に懸けて、ここは『寒の戻り』に匹敵する気の利いた表現を。

では皆さん、たった今からですね、バンバン使いましょう。

暦の上ではすっかり秋なのに、ぬっとりとした暑さがぶり返しているこの鷹鐘の候を『三伏の寄り』と方々で表現なすってください。

「春先に寒さがぶり返すと『寒の戻り』て言うやろ?暑さが戻れば『三伏の寄り』言うねん。あ・もしかして、知らん?」

ウンチクをタれる用の、それらしい理由も作っておきましたのでご活用ください。

夏至の日、またはその直後の庚(かのえ)の日を第一とした場合、第三にあたる庚の日を『初伏』第四の庚を『中伏』、立秋またはその直後の庚の日を『末伏』といい、この三つで『三伏』です。
三伏は一年のうちで最も暑気の酷しい時候で、現在では殆ど使われることはありませんが、酷暑の時候挨拶用語として『三伏の候』や『三伏の猛暑』などと使われます。
俳諧で『三伏』とは夏の季語で、その『三伏』が秋にちょいと立ち寄ってしまったこの頃の暑さが『三伏の寄り』です。

ず~~~と昔からさもそのような言葉があったかのように堂々と説明して、来年の秋までに市民権を得ましょう。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-10-11 00:41 | +in much guy+ | Comments(0)

県ユース

こないだジンとハタが泊まりに来た時にジンが「チョモがむっちゃ寂しがってますよぉ~!」と言っていた。
暇があったら見に行っていたチョモの試合を、病気になってからというもの見に行っていないので。
リハビリの運動がてら夜のボンブーはさしつかえないが、日中の陽射しは身体に障るでのぉ。
何よりもカタいアスファルトの上を歩くのが脾臓に堪えるのじゃぁ…堪忍・堪忍。
「ヤだいヤだ~い!試合見にきてくんなきゃ泣いちゃうぞ!」
と、高校2年にもなってダダを捏ねるチョモではないので、その後の試合も見には行かなかったのであるが、久々に県ユースを見に行った。
運転手のむーちんが「見に行くやろ?」というので。

あわや間に合わずか…という間に合い方で陸上競技場へ到着し、痛み止めが切れる中ギャラリー席へと向かっていると、ちょうどマイルを走る選手たちの群れに遭遇した。
「お・チョモたちいるんじゃな~い?」
と私が群れに近づいていくと、隣りでハイエナが身を隠した。
「おいっチョモに気づかれるやんかっ!」
「ええやんか」
「オマエがよくてもチョモがイヤがるやろっ!」
チョモがそんな素振りを小指の先ほどでも出した暁には、メッタメタのギッタギタのボッコボコのガッペガペだけどな。
群れを眺めていると、ひとりだけ群れの流れに逆らってこちらへと横断を試みるカモシカがいる。
私と目が合い、にこやかに近寄ってくるカモシカ。
嵐山のサルは目が合うと威嚇してくるが、おぼこのジンは目が合うと寄ってくる。
「がんばってね~」
「はいっ!」
…悪かった…ジン…私が悪かった。
ウチのチョモは私から手を振っても手を振りかえすことは稀であるし、親子のアイコンタクトが名人の域に達したようで、最近では言葉すらも必要なく、同じ空間に居る時などは会話ではなく各自が醸し出すフィジカルオーラでコミュニケーションを取っている。
これを世間では俗に『反抗期』と言うが、ジンにはないのだろうか。
反抗期がないものと思っていた我が子ヒー坊でさえ、最近では反抗してくる16の夏である。
ジンに出逢ってから2年目の夏、彼には何の変化もない。
変わらず顔見知りを発見すれば寄って行き、変わらず手を振り返す。

「ジン見てるとさ~『青春』ってこうよね~て思う。試合で感極まって泣いちゃうとかさ~そうゆうの、チョモにはないんだよねぇ…チョモって小さい時からそうゆうのないの…」
「チョモ、小さい時ってどんなんでした?」
「野山を駆け巡ってたねぇ…大人レベルのアスレチックとか。幼稚園児にして既にカニ腹だったから…思えば可愛げのないコやで」
結婚が早かったために子育てをするのに私の年齢は体力がピークだったのさ…有り余っててね、アクティブに遊びたい盛りだったもんで『子供に合わせて』なんて配慮はなかったねぇ。
そんなつもりはなかったが対等であることを強要してたのかなぁ…振り返ってみると子供らしいとこがちっともないガキだった。
これまでにチョモが自分の感情を出し切ったところを、1回…いや2回…見ただろうか。

マイルで近畿大会出場を狙っているのでチョモは、決勝に残った200mを棄権。
マイルにかけているから、マイルで勝ち進めば最初から走らないつもりだったのだろう。
リレーの4人という選手を充実させるのは、公立高校では難しいだろうと思う。
私学であれば陸上競技に力を入れるために、記録を出している選手や見込みのある選手にオファーを出し、選手層を厚くすることも出来るが、公立高校でスポーツ推薦というような枠は無い。
チョモの学校は、これから『陸上の強い公立高校』として名を馳せ、選手が公立だったらココと決めてくるであろう『これから強くなっていく』学校といったカンジである。
『陸上といえば』とまではいかないので、競技別にまんべんなく強い選手が揃っていないゆえに『マイルにかければ200は捨てる』といった選択が必要になるチームである現状。
この環境がチョモに良く作用することを願う。

マイル決勝で6位までに入れば近畿大会出場である。
準決勝で2走を走っていたチョモは決勝ではアンカー。
6位か5位かでバトンを受け取ったチョモは後半で追い上げる。
400mを走ってバトンを繋ぐには『最後を粘れる』というメンタル面の強さが要る。
それしかないと思うな、とどのつまり根性だよね。
技術的な面とか走りのテクニックとか身体的能力とかさ、果てはスパイクの機能性や軽さとかね、いろいろ分析して速さに到達するのが今どきの陸上かもしんないけどさ。
根性がなきゃそれも活かせらないっつーのね。
「ああダメ」と思った時点で「ああダメ」の信号が筋肉にも伝わるのが人間の身体である。
まったくダメなのに「イける!」と思っていれば、身体がイけるフォームを計算する。
それがイメージトレーニング。
最後まで根性で思い込めるかどうか、てのが肝。

最後の最後に粘ってチョモは3位でゴール。
地面に転げて息も絶え絶えであった。
これまで見て来た試合の中で、こんなに崩れた姿を見るのは初めて。
人間味があるじゃないか、チョモ。

最後の最後の種目だったので、表彰の時分には競技場内が片づけの最中。
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フィールドがどことなく、のどか。
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表彰台に上がるのを写真に撮ってあげようと、表彰台から近い席でカメラを構えていると、私の後ろからショーウン生と思わるる女生徒の声が聞こえた。
「ジンくん泣いてたってよ」
涙のジン近畿大会出場に感極まって。
泣いてはいなかっただろうけど、今日の我が子からも『青春』ぽさを感じたよ、私は。
ジンほどのまっすぐさはなかったが、それでも今日のチョモはわかりやすかった。
それでオールオーケーさ。

表彰台の前に各チームが整列。
3位の台の先頭に立つ1走のジンと目が合う。
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ジン、にっこり。
思わず手を、振ってしまう。
案の定ジンが手を振り返してしまう。
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悪かったて…ジン…私が悪かった。
ココはだろ。ココは振り返してこないと思ったよ、私は。
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「本気」と書いたら「マジ」というルビであるが、私のルビは「純粋」と書いても「純朴」と書いても、無垢・純真・ピュア、どれもこれも「ジン」でイける。
最期まで思い込めると思う。
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by yoyo4697ru980gw | 2013-08-27 10:34 | +in much guy+ | Comments(0)
♪今日・モス・気っ分♪

「これって『今日モス気分』てゆぅとったんやなぁ…」
マイキーがしみじみと言う。
「…て?」
「このCMな?『今日モス気分』って書いてて♪今日・モス・気っ分♪て言ってるよな」
「…てことは?どう間違えてたん?」
「ボクずっと…♪今日・も・スキップ♪ておもてた。聞こえるやろ?なぁ?聞こえるやんなぁ?」
「ん~…まぁ…聞こえるっちゃぁ…聞こえるけどぉ…聞こえんコトもないなぁとは思うけど…」
“今日モス気分”だと「今日はなんだかモスの気分やなぁ~」てなそんな気分ルンルンさが出てると思うけど、“今日もスキップ”だとどんだけ毎日楽しいねんてなそんなルンルンさやな。今日『も』てことは昨日もおとついもたぶんスキップしてたかな。明日もスキップする可能性は高い。
…大丈夫だろうか?そのスキップの信用度、確かか?
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by yoyo4697ru980gw | 2011-01-10 14:14 | +in much guy+ | Comments(2)
「おっ…菊菜やな。」
「全く違う。」
「…え?!」
「大々的に間違えたな?」
「えー…だって似てたし…」
「ほら、嗅いでみ?菊菜の匂いがするか?せんな?だってこれは大根葉だから。こんな長さの菊菜だったら成長しすぎててマズいと思う。短いほうがやわらかくておいしい、これは、大根葉。」
「なぁんや…今日のごはん何?」
「アンタ何回言わすんよ?おでんやってば。」
「おでんか~」
「思いっきりおでんの下準備してるやんさっきから。厚揚げとはんぺんを買いに行こうって話を今したトコやで?」
「あっはは~そうやったっけ~」
「とりあえずこっちの鍋である程度煮込んだら、買い物に行こう。」
下茹での大根が出来上がり、蓋オープン。
「お~っシューマイかぁっ!」
「何ですと?よく見たほうがええで大根。」
言い間違うこと師範代のヒー坊はこの期に及んでまだ言う。
「あ~間違った・間違った。水餃子って言おうとしてシューマイって言っちゃってたな~?頭で思ってる形は水餃子やったんやけど口では『シューマイ』になっちゃってたわ~」
なんやねんその『言いなおして正解』みたいな発言は。
おかしいだろ「ここまで出てたのに~」みたいな惜しさのアピール的補足。
「ばっちり不正解じゃ!間違いまくっとるわっ!二重にまちごーとんねんっ!何回ゆわすねん今日はおでんやないかっ!大根やこれは!
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by yoyo4697ru980gw | 2010-12-08 00:13 | +in much guy+ | Comments(0)
職場の先輩だけど年齢が一緒だからと何かありゃぁフってきていたまーちゃんが、このところ私との会話の途中で黙る。
「はっ…ウチ黙るわ千徒さんの前では。だって悪口書くやろ?」
「悪口ぢゃナイですってば。」

土曜日の休日出勤が月一度。基本的に私は出て「誰かひとりをプラス」という二人体制のようであるが、就職した最初の土曜出勤に出た後で、いろいろと土曜日がたてこんでしまい10月まで出勤していなかったのである。だから10月の土曜日が2回目で「誰かひとり」のプラス人選がたまたままーちゃんであった。そのうち慣れてくれば一人ということもあり得るハナシであるという。まーちゃんはひとりで歌ったり、寂しく独り言のボリュームをあげて「作業」という名の休日出勤をこなして来た経験を持つ。
「イヤやなぁ…ひとりで作業…だって私の作業って…電卓やもん…余裕があれば出品?…いやいやこうゆう時間にこそ普段ちっともやれない表を作ったり?一気に精算を片付けられたら…そっちか…どっちにしろヤだひとり…」
そんなコトを呟きながら、一番苦手な精算・伝票処理と金曜から取りかかっている仕事をする。おおかたひとりで行動しているので一匹狼タイプに見えている私は、その実とっても寂しがり屋である。しかし誰も信じてくれない。それなのにどうやら私の仕事内容は一匹のオオカミである。その時々の穴埋めをするような、仲間のいないポジション。
あまりに覚えることや取りかかることがありすぎて整理出来ないまま次の仕事が増え、基本的に「明日あったら便利な資料」みたいなものは夜な夜な家で作成している現状が続いている。会社の保存用の表とかは家で作って会社のメールに送ったりなんかして。会社で開くと表の色が変色してパステルピンクがビビッドなピンクになっていたりする。そうか…色に無理があったか…惑わせてゴメン…という気持ちで渋くなった表に列を挿入。家のPCではもちょっと可愛かったのに…と思ったりね。

電卓をはじき一番の苦手作業である経理をしていたら、いつもはPCで作業をしないまーちゃんがしょっちゅうPCをいらっては別の部屋へ移動し、また戻ってはPCをいらう。違う所で作業をしていて途中でまたPCの前に戻る。
私たちはそれぞれにやっている仕事内容が違うので、仕事上の共通話題があまりない。そこでトシが一緒だとか高校の学科が一緒だとか、そうゆうことで過剰に仲間アピールをして「ねぇ?まーちゃん?」とフってきた。しか~しそれをまーちゃんが「だーかーらートシが一緒やからってもぉええって~っ!」なんてごっつい冷たく私を切り捨てるんである。その怨み辛みをブログで書いているという事実を、世間話のひとつとして会話したのが土曜日のことである。
日記を書いてるって感覚でブログをやるわけで自分の日常を書くんだけど、当然働いていれば会社のコトもネタにする機会は増える。ここで働いてるスタッフではダントツまーちゃんを勝手に登場させている、と。

「許可は取ったりしないわけ?」
「ええ、とくには。勝手に書いたもん勝ちですもんねぇ?」
「ウチの何を書いたんよ~っ!」
「何って…私たちの会話ですよ、単なる。『今スルーしたでしょ?』『バレたぁ?』とか、そうゆう…」
「それ、そのブロク、教えてよ」
「イヤですよ悪口書いてるんやから絶対に教えませんよ」
「え~~~~なんでよっ!何をそんなに悪く書いてるん?」
「ウソウソ、悪口ぢゃないですよ。あったことを書いてるダケですけどぉ、ブログを教えるにあたって鉄の掟というのがあって…」
「守る守る、守るや~ん」
「ほんじゃウチに私のコーヒーをいれに来ていただかないと。しかも3回以上。」
「はぁ?!じゃぁ千徒さんのブログ知ってるひとって3回以上コーヒーをいれた人ってこと?」
「そうですよ、だからごっつぃ少ないです」
「私ここで千徒さんにコーヒーいれてるやーん!何回いれたよ?あと何回いれたらええのよ~!」
「あぁ…そうですねぇ…いっつもまーちゃんにいれてもらってましたねぇ…」
「やろぉ?3回以上いれてんで?」
「そうでしたねぇ…まぁ…まぁじゃぁ…そのうちに…」
「あ、『そのうちに』て絶対あれやろ?教えへんつもりやろぉ?どんな悪口書いてんねん…」
「悪口書いてるから教えへんよぉ~ゆうてホンマに教えへんっていう付加価値みたいなもんでハクをつけたい…みたいな。少人数にしか教えてない、的な?…だから本当に悪口を書いてるってわけじゃなくて、誰に教えたっていいんですけど、もったいぶってるだけなんです。」
「なんなんそれ…。じゃぁ知らないひとが読むとかはないわけ?」
「…いやフツーに公開はされてるから検索ワードとかでひっかかれば飛んでくることはあるでしょうけど、まぁそれで飛んできたからといって定着してしまうようなブログには仕上げていない自信がございますんでねぇ。アラシ以外には人気のないカンジで。」
「なにソレ…」
「少人数制ですね」
あ・ちょっとええようにゆぅたな、今。レア感…的な?

13時までの仕事の中では「時間配分をやって仕事をこなす」それが出来るといいね、とまーちゃんが言う。
「そんなんねぇ…時間配分やれるんやったらとっくにやってますよっ!私何ヶ月アタフタしてると思ってんスかっ!わからへん仕事を教えてもらおうと聞きますやん?説明きくでしょ?その説明中に『あそやそやソレやるんならついでにコレな』とかって、次から次に違う仕事が追加されてる状況で、いま自分がやってることの把握が出来ないってゆぅか、区切りがドコかわからんってゆぅか…」
「それはだから…することを書き出して優先順位をな…」
「見てくださいよ見てくださいよっ!ほら!書いてますねん!!ほら、消していってるでしょう?4コめの仕事で疑問が出来たとしますやん?これを聞いてる最中になぜか3コくらい仕事が増えてますねんってば!」
「書いてんねんやんか~ふぅ~ん…」
「…他人事やと思ってるでしょう?」
「だって、他人事やもん。」
「ですよね?まーちゃんてそうゆうひとですよね?」
「わかってんねんやんか」
「わかってますわかってます・いいですいいですいいんです!」
私は自分の仕事を“今日の区切り”だけを見定めてせっせとやった。なんとかどうにかなり、月曜日にやることの段取りを書き出していると、まーちゃんがモノトーンの紙が挟まれてしかもちょびっと出ているCDを私の横に置き、言う。
「はい、千徒さんの分。」
「これ…漏れなくですか?」
「そう。だって木曜日にしといてなって言われてんから。これも私のちゃんとした仕事やねんから。」
それは、詳しいことは知らないが社長のビジネスである「トウホウシンキ」という韓国のアイドルのメンバーのなんちゃらの日本未発売のCD。事務所スタッフが聴いて感想を?芸能に疎い私は…このCDを聴くだろうか…。
「ほな…もーときます…」
重要書類を金庫にしまうため、まーちゃんがいらっていたPCの前を通った時、山と積まれたコピーCDを発見。全部、モノトーン紙がちょびっと出てる。
「まーちゃん…めっちゃ焼いてますやんっ!!」
「だって平日なんてコピーしてられへんやん」
「さっきから…コレだったんスか…えらいなんかキュルキュル音さしてるなぁ…と…」
「どうせアレやろ?千徒さんからみたら私のやってる仕事なんかCD焼いてたんかいっ!とかそんなんなんやろ?」
「ゆぅてませんやん、そんなん一言も。」
「でもおもてんねやろ?ほんで書くんやろ?悪口。」
「帰ったらミクシィでつぶやくダケですよ。私が電卓をせっせと打っている間中まーちゃんはCDを焼いてやがった、て。」
「ほらやっぱり書くんやん!」
「と、ほざきやがった、て。」
「だってコレだって私の仕事のひとつやねんから!」
「と、言っていた。」
「もー…黙ろう…千徒さんの前では黙っとこう…」

と、言っている。
それでなんか急に、まーちゃんが私の前で口を開かない。
寂しいなぁもう…アタシ寂しがり屋さんやのに☆
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-03 14:53 | +in much guy+ | Comments(0)

お疲れサマー

夏休みが終わり私の机「番台」横の古紙回収スペースには、夏休みの課題が捨てられていた。
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「ヒー坊…歴史ってコレ課題?薄いなぁさすがに一年は」
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「それチョモの課題やで?」
「歴史Ⅰて書いてんで?一年やろ?二年の課題がこの薄さはナイで~」
「歴史シリーズのⅠていう意味ちゃう?一年じゃない」
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「ほんまや…この字はチョモやなぁ」
ゆとり教育をやめたんぢゃなかったっけ?まだゆとってんの?課題17頁って少なすぎるんぢゃないか?課題を写して仕上げてきた私が言うのもなんだが、そんな私でも中二の夏の課題っちゅうたら写すのも大変なほどの量だったことは覚えている。
「あいか~らず教育はゆとってんなぁ…羨ましい限りやこんなに課題が薄いとは」
「それだけちゃうねんで?ほかにも課題がたくさん出てるんやから」
「自由研究とかやろ?そんなん当たり前にあっての課題の束は60ページとかやからな私らの時代は」
こんな冊子とちゃうで?先生お手製の裏表ギッシリ問題集。正月の書き初めくらいの長さあんねん、軽くテーブルからはみ出るほど。

「サマーアタックやて。…アタックしたんやな」
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「アタックしたんちゃう?」

「サマースクールやて。…スクール通たんか」
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「通ったんちゃう?」

「トップサマーやて。…いい加減にしろよ、て感じやな」
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「…そうやな」

勉強したくなくなるネーミングってのを参考書や問題集や課題に付けるのはもうよさないか?
「夏休みの友」からもわかるように、夏の勉強サポート資料のネーミングは、熱帯夜に投げ出したくなるようなネーミングが多い。
勉強が好きぢゃない、いいや、大嫌いな私だから特別に一方的な印象を受けるのだろうか。
「夏休み」限定の「友」を作りたいとも思ってねぇし「サマー」に「アタック」するつもりも「サマー」の「スクール」に通う気も「サマー」の「トップ」に成り上がるガッツも持っちゃいねぇ。
そう感じるのは私だけか。
一方的に押しつけられたのを「あなたのためだから」みたくうまく“やり遂げるしかない状況”とすり替えられた気がするのは私だけなのか。
…私だけなんだろな。

サマーアタックし、サマースクールにこっそりと通ったらしいチョモは、サマーの終わりに開催された地元の祭でトップのポジションを掴んだ。
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お疲れサマー
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by yoyo4697ru980gw | 2010-09-21 00:08 | +in much guy+ | Comments(9)

ウスタージュース

パン屋さんのイートインコーナーでチョモと小腹を満たしていると、目の前に知人が現れた。

戦う

逃げる

アイテム

魔法

…まぅは手を振った
…敵はスルー


イートインコーナーのカウンターテーブルは窓にくっついていて、窓のほうを向いて座る格好となる。窓っつってもくせもので、ショッピングモール一階のた~くさんある入口のひとつ、人の往来がわりとある銀行のATMコーナーの横から入る入口に向いている全面窓。天井から床まで「丸見え」というガラス張り状態なんである。この入口は食料品売場と専門店をつなぐエントランス部分に位置しており、ATMからの流れとして入口はいってカートを取ってカゴを取って食料品売り場へ。あ~っとその前に化粧水が切れてたわついでに買っておきましょ、アラ?北海道物産展やってんの?…てな、主婦の気を引く動線となっており、その計算された撒餌のごとき売り場のセッティング方法に敬意を表して「大蔵大臣対応型餌付け通路」と呼ぼうと思う。イオンの勝利だネ☆
私はこのショッピングモールで小腹が空けばとりあえず、ここのイートインに長居する。落ち着かないが、ドリンクバーが200円だから背に腹は代えられない。ここのドリンクバーは紙コップなので、最後に帰る道々に飲む用のコーヒーがテイクアウト出来るトコロがポイント高いんだよね。本当はダメなんだろうけどね持って出ちゃったりなんかしたら。でも毎回、勝手にテイクアウトしているが、一度も注意されたことはない。だって紙コップを高々と上げてカンパ~イ♪ポーズでニッコリと、大きな声でハッキリ「ごちそうさまでしたっっ!」て、ゆぅてるもん。人間ね、堂々とした挨拶が出来ると損はしないと心得ておこうネ☆
ここでおやつタイムを満喫していると、よく知人を見かける。いつも手を振るが気付いてもらったためしがない。後日、イオモのイートインから手を振ったけど気付いてもらえなくて悲しかったよ~と告げるというパターンだが、いつも反応は「いつのハナシやねんっ!」である。
手を振ってスルーされるのは、ガラス張りだから声が聞こえず気配だけという点も関係はしているが、多くの場合、敵はATMからの入口という流れで私の目の前を通過するので、その時には通帳を見ていたり振込明細を財布の中に入れながら通過する。
この日、私の前を通過する知人も通帳をガン見していて私の気配すら届かなかった。

「ほら、あのひと。そこの、通帳みもって歩いてるこのひとね、知ってるひと。」
「知り合いなん?」
「ぅん。手を振ってみるけど確実に気付いてくれへんで、見ててみ?」

手を振った
手を振った
腕を振った
上半身を振った
全身クネクネ

…敵はスルーした


「ほらな?」
「まったくやな」
「まったく、やねん。ココでよくおやつすんねやんかぁ?よぉ知り合い通んねんけど一回も気付いてもらったコトないねん。こんだけ丸見えやのにサ」
「ほんまに知り合いなん?人違いちゃん?」
「今のひとは、バリバリ知り合いやで?メアドまで知ってる仲やのに。あ~…メール送ったろ~!まっつん・まっつん、まっつんゆぅねん。めちゃめちゃ年上やんか~?な?まっつん。」
「そうなん?トシは知らんけど?」
「見た目で明らかに同世代とは言えへんやないかっ!随分と大人やろ、まっつん!」
「ええ言い方したな?今?」
「見た感じがもう落ち着いてるやん?まっつん。キャピってはないやん?常識的な『保護者』てなカンジのオカンやったやろ?」
「あ~…そうやなぁ」
「でもな?ちゃうねん、まっつん。あのひと、めちゃコッチ色。めちゃノリええねん。ブラッキーなジョークでもノってくんねん、上品やのに。フれば99%ノる感じ。絶対メールにもノってくんで、送ろっと。ATMから通帳を眺めながら入店した事はマルっとお見通しだゾ!…ハイ、ピコ~!」

ごめんなぁ~~~~!ないお金のやり繰りに、通帳に釘付けやったわイヤ~ん、申し訳ない!

まっつん平謝り。そしてお恥ずかしい~って、まっつん。
クネクネして手を振り続けた私もお恥ずかしい限りなんやけどね。

「なに飲む?」
「アメリカン、氷2個で。」
「2コ?!」
「きっかり2個」
注ぎ係チョモに人肌アメリカンを頼むとすぐさまアメリカンが運ばれるが、チョモ自身の飲み物はえらく時間をかけている。そのくらいの時間をかけて丁寧にいれんかいと思うが、私のコーヒーは質や愛情より量なので、えっかぁ…。
「…そんでやぁ…甲子園に行ってたらしいねんけど~有線チャンネルが事務所と一緒ってハナシでな?休みやのになんか仕事モード…」
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「…聞いてる?」
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「気持ち悪いわっ」
「何の味がすると思う?」
「知りたくもないわ」
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「カルピスとウーロン茶の同時飲み、ハイ何味?!」
「カルピスウーロン」
「飲んでみ?知ってる味やで!」
「イヤやけど。そんな反応する飲みモン、飲みたないわ」
「飲んでみ~って!ほら!」
「もともとカルピス単品でもイヤやのに混ぜたない。何味やねん?」
「ウスターソースの味!飲んでみって!」
「…正解きーたらよけい飲みたないわい」
「まぅ、ウスターソース飲んだことないやろ?」
「ないね」
「これからも飲まんやろ?」
「飲まんな」
「じゃぁほら。」
ほらの意味がわからんな。
小学生の時はこのイートインで、コーヒーミルクのポーションの空きケースにストローで紅茶を注入し「ひとくティ」という飲み物をこさえて、私に飲めと言ったチョモ。中学生ではウスターソース味になる黄金比を見つけ出し、飲めと言う。年齢があがるとレベルもあがるもんだ。ただ、やっていることのどうでもよさは変わらない。
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あんたはどんなに貧乏な生活を送るような状況になっても、餓えない程度に喰っていける性格をしていると思うから、おっかぁはこの先なんの心配もいらんのやけど、なんせ今がとても不安だ。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-09-16 23:33 | +in much guy+ | Comments(0)

そうやけど

その日、私の前を歩くヒー坊は黒いTシャツを着ていた。
「ヒー坊…なんか服に白いモンがついてるけど、知ってる?」
「知ってんで?」
「知ってんの?!」
「背中やろ?」
「うん。白いモンがツツーーーっと流れたみたいについてんねけど、コレが何かわかる?」
「糞やろ」
「何の?」
「ハトやろ」
「あんた随分と冷静やな?背中にハトの糞がツツーーーっと流れてついちゃってんのに『えぇえええぇええっ?!』とか『ぅわぁああぁああ!!』とかならへんわけ?」
「心の中では、なってるで?」
「表に出さないタイプ?」
「うんまぁ、そうやな」
「それ自主的な訓練か何か?」
「いいや?」
「じゃぁなんで表に出さへんの?」
「まぁ…騒いだところで…」
「ま…確かに…騒いでどうなるもんでもないけどもやなぁ…」
「そうやろ?」
そうや~け~ど~ぉ~

その日、居間でガサゴソと物音を立てていたヒー坊は言った。
「ハートや」
一個だけポンと置いてあった個別包装のグリコを開けて食べようとしたらしい。
「これ節分豆の匂いがする、匂ってみ?」
そう言って、ハートのグリコをキッチンにいる私に嗅がせに来た。その時わたしは考え事をしながら調理をしている途中だったので、嗅いだ匂いを「グリコの匂いがする」と思った。しかし夕食を終え、風呂に入ったら急に気になってきたのである。ヒー坊がグリコを食べる前に何かの匂いだって言ってたような気がすると。そこで2階にあがりヒー坊に確認をとった。
「何の匂いがするって?グリコ」
「節分豆」
炒った大豆ということか…
「大豆ってコトね?」
「うん、節分豆。」
そうや~け~ど~ぉ~
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by yoyo4697ru980gw | 2010-06-12 13:46 | +in much guy+ | Comments(0)
食べ盛りの息子を二人もっていると、外食を躊躇する。
まぁうちひとりは並みの食欲ではあるのだが、それでも私とのシェアではもう満足はしない。成人女性一人前はしっかり食べる。

「今日なぁ…オードブル的なモンを買ってきてパーチーパーチーでもいいし~、食べに行っても…みたいな話にもなってんねんなぁ…むぅは朝から食べに行っておいでってススメてるけど、どうする?」
むーちんが連日帰宅時間が遅いので、三人で外食でもしてくればと朝からえらく食べに行くことをススメていたのだが、買ってきて家で食べたほうが安いな~という思いと翌日からのヒー坊の林間学舎に備え生活リズムを変えたくないという思いが、私の中では交叉した。
「う~ん…リンカーンやからなぁ…家でゆっくり普通のご飯を食べたいけどなぁ…」
「そうやねんなぁ…リンカーンがなぁ…」
ヒー坊の心配は自家中毒のみである。行事ゴトを前に非常にナーバスなヒー坊は、変わらない日常を保っても精神の安定がアヤシイところである。
「もう中学生になってだいぶタフになってるとは思うけど…」
「うーん…明日からリンカーンてゆぅのがなぁ…ケーキさえあれば…どちらかとゆぅと質素なごはんのほうがいいねんけど…」
「それあるよなぁ…よかれと思って作ったプリンで吐くもんなぁ…あのマヌプ、身体にいいハチミツやからえらい高価やねん。」
「だってあの時はまだマヌカハニーに慣れてなかったし…ゴミを持って行ったのもアカンかった…まぅがアカン!ゆぅてムリヤリ食べさすからぁ…だから吐いたんやでぇ?」
「そりゃ悪かったよぉ…あれは愛情の現れやってんからそないに言いないな。万全の食事をと思ってのことやんか。消化のいい雑炊・殺菌力のあるマヌカ、これでバッチリ!!ていう計算があったからつい、な。量を調節してなかったな。」
「ほんまやで。雑炊だけでお腹いっぱいやったのに。」
「あれ、去年のハナシやで。そんなに前のハナシぢゃないで。」
「やめとくかぁ…食べに行くの…」

どうしようか、こうしようか、と考えがまとまらないので私が「とりあえずチョモの意見もきいてみる?」と提案すると、チョモの事が世界一キライなヒー坊は「ボクの誕生日やねんから」と殺気づきチョモの意見など微塵も聞く気は無いという姿勢。そしてその拒否エネルギーは決断力へと姿を変えた。
「ココス!ココス行こう!」
「わかった、ココスね。道がなぁ…1回しか行ったことないんよなぁ…しかもそん時ミズオが『こっち行って~』『ここ曲がって~』ってナビしたと思うわ。」
そう、数年前。私の誕生日に私ひとりぼっち、というこの世の地獄のようなシチュエーションがあったが、その時にミズオを呼んで行ったのがココスだったような気がする。ドリンクバーのウマい所と希望したらミズオがココスだって。

「なんでココスなん?」
「ヒー坊がココスって言うから。ヒー坊の誕生日やから。」
「オレ、あんまお腹すいてないんよなぁ~」
それを聞いたヒー坊がすかさず言う。
「じゃぁ行かんかったらええやん。」
世界一チョモのことをキライだから言える一言デス。
砥げてるね~ナイフ。

ココスに到着。
「オレ~、ぜんっぜんお腹すいてぇへんわ~」
「じゃぁ食べんかったらええやん。」
グッサグサ刺さるね~ナイフ。
「お腹すいてないからコレでえっかぁ…」
お腹すいてない
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コレやから。
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無理、外食、もう無理。
誕生日でも、絶対ムリ~!
ヒー坊の誕生日を最後に、誕生日の外食ムリ無理むり~~~~~~!!

成人女性一人前プラス、バースデーサービスで無料のシフォンケーキをいただいたヒー坊は
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翌日、無事にリンカーンへと旅立った。

一円も持って行っていないのに何故だか「お土産、楽しみにしといてええで。」と言ったヒー坊。
「なんで?ナニ持って帰ってくんの?」
「現地の、石。」
「集めてないけど?」
「あのさぁ…5年の時にさぁペイントしたあの石さぁ…」
「あぁ。あの時みたいに石にペイントするわけ?赤いペンキをタラっと垂らして?殺人事件の凶器デスみたいな石にすんのまた?ちょっとは技術あがってる?」
「違う違う。しーひんでペイント。個人的にただ石を拾ってくるだけ。向こうの石やからここにはないということで、お土産。やっぱ、ちっちゃいのがいいかな?どんな石が希望?」
「希望を言うなら、いらんな。どうしてもくれるって言うなら、軽い石。とにかく軽かったら大きくでもいいで?信じられへんくらい軽いヤツね。」
「うん…一応、探してみるけど…山ばっかりやから…山しかないから…」
「ペイントの石あるし、そんな小石ばっかいらんから無理に探さんでもええで。見つからんかったらいらん。見つかってもいらんほどよ、気持ちとしては。」
「あんなぁ…実はあのペイントの石な?あれ…あの石…ココのやねん。」
「…はい?ココのって?」
「ペイントは向こうに行ってしたんやけど…あの石は家から持って行ったヤツやねん…」
「ペイントするためにわざわざ持ち物として持ってたん?」
「うん…若で拾った石で前から持ってた石を家から持って行ってペイントしてん。だから石は伊丹の石やから、あの石は実はお土産ではなかってん。」
「…あそう…なんでそんな事を今更カミングアウトすんねん…」
「だって、まぅは知らんのやろうのなぁと思って。」
「ずっと隠しといてくれても、別にええけど。」
「想い出としてとってるんやろ?」
「とってるねぇ」
「あれは実は若竹公園の石やのに、って思ってサ。」
罪悪感から今回はホンマに現地の石を拾って来て償いをするのか。
2年も騙されていて、あの石が近所の石だということを聞かされたいま私は、とくに「なんだとぉ?!」というような怒りも覚えないが。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-06-05 12:17 | +in much guy+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA