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この治療法に医学的根拠はこれっぽっちもありません

寝込むほどの頭痛に見舞われたのは何年振りであったろうか…元気だけが取り柄とみえている私には実を申せば数種類の持病があるのだが、まぁ~長い長いつきあいなのが片頭痛である。齢34にして20年をかる~く超える片頭痛キャリアの人生である、もうアッパレとしか言えんぞなもし。アタシがね・あたちがね、勉強がこんなに出来ないのはね、この片頭痛によって学校をしょっちゅう休んでいたからなのヨ、学校にさえ毎日行っていたらネ、片頭痛がはぢまる前からついてけてなかった勉強にもついてけてたハズなのヨ。そんな気がする・そんな気がするの。
小学生の時から悩まされてきた片頭痛を今では手なずけることが出来るようになったので、片頭痛持ちの同士諸賢には、あの「割れんばかりの頭痛で立つのがやっと」という最悪の症状を二日で治す秘儀をお教えしたい。騙されたと思ってチャレンジされたし。結果的に騙したら、そン時はごめん。

寝込むほどの片頭痛の症状が出た夕方、ちょうどインフルエンザが流行に突入した時期と重なり、すわ新型インフルかと私は事実上、隔離された。メールでは夫むーちんから「まぅに近づくな」というお触れが出され、こうゆう時こそ優しくせんかいっ!と訴える私は、ヘイポーに歩いてポカリスエットを買い求めに行かせた。そう、片頭痛キャリアが最悪の症状を発症した時に、それを鎮静させるのに必要なのは常備薬ではないのである。

片頭痛持ちの諸賢の多くは「頭痛・鎮痛薬」というドラックに溺れておられることであろう。髪型がのりピーに似ていると言われている私は、もう効く鎮痛薬がないほど完全に溺れている。やめようやめようと思って…いないモンだからやめられなくって。錠剤の形と大きさを見ただけで、正常なカラダならば約何十分で効き目があらわれるのかを推測できるほど、溺れている。寝込むほどの片頭痛の症状が出た時点からは、決して手持ちのプラシーボを服用してはならない。「いつもの」頭痛なら、もう効かなくなっている鎮痛薬を服用してもプラシーボ効果は得られるのだ。「飲んだ」という事実ひとつで、「だから30分もすりゃラク」という思い込みでイける。しかし、立てもしないほどの症状が出てしまってはクスリなんて無駄。もはや思い込む力が発揮できるような頭痛ぢゃねぇ~から。同士諸賢ならおわかりであろう、思い込めるような思考能力はもうその頭痛によって妨げられてい、諸賢には思い込む力すら足りていないのだ、プラシーボは効かない。「クスリ断ち」をしてトコトントントン、痛みに耐えねばならぬ時が来ているのだ。禁断症状の出た体には辛かろうが、決してクスリに手を出してはいけない。出したら片頭痛が続くと思え、一生、続くと思え。実際のトコロ一生続くなんてこたぁないが、そのくらいの覚悟で続くと思えば、二日なんておならっぷ~である。安心されたしとにかく、かかっても二日だ。二日、耐える。痛いで~、辛いで~、吐くほど苦しいで~。
立っては眠り、立っては眠り、立って全自動洗濯機をピと押してはベッドで洗濯終了まで悶え苦しみ、立って洗濯物を干し終えたらベッドで死んだように眠りこけ、立って便所掃除をしながら吐いては1時間ほどベッドで唸り、立って意味もなく玄関のドアを開け閉めしたらベッドにダイブして微動だにしない。それを「クスリ断ち」の状態で繰り返すことである。どんだけ辛いか、生き地獄。しかし、二日だ。長くても二日、最短で一日チョイなんだからおならっぷ~だかんね。一日目の夜にはあまりの痛さに「あびゃうがどぅぁああぁあぁぁぁぁぁあああ!!」くらいの戯言は言うだろう。前もって家族に「心配ないからね」と断っておくのをお忘れなく。痛みに正直に叫ぶことが重要なので、恥も外聞も無く叫ぶがよろしい。「ばびじゃがだぁああぁぁぁぁぁああああ!!」ワケのわからん叫びのほうが効果は大。

こうして翌朝を迎えると、諸賢の片頭痛が頭のテッペンやや額側にズキズキと停滞しているのが実感できるハズである。美容業界でココは「ストレスの溜まり場」とされていて、ストレス性の頭痛の墓場である。この墓場まで導いた頭痛を、諸賢は正しく供養し、葬り去る。ハイ、両手を握りしめかな?親指は外側に、ちょいと中指だけ出そう。あ・そうそう、ゲンコツが異様に痛かった生活指導のセンセーのコブシを思い出してね。♪ゴッツン・ゴツゴツ・ゴンゴンゴン♪ハイこのリズムで、30回っ!あ・そ~れっ!!♪ゴッツン・ゴツゴツ・ゴンゴンゴン♪あらよっとっ!♪ゴッツン・ゴツゴツ・ゴンゴンゴン♪イイ感じで頭がイカれてキたかな?ほのかにアツいかな?いいねぇ~♪今だ!今こそ鎮痛薬を服用だ!!このタイミングがベストなのだ。遠慮せずに用法・用量を守って正しく流し込みなされ。20~30分後、諸賢のクスリの効かない体には、最初に鎮痛薬を飲んだあの日のような似非健康体が蘇るだろう。それは、なんと半日も続く。片頭痛末期の諸賢よ、朝に服用した鎮痛薬がランチを食べる前にすっかり抜け切っちゃってるその体において、頭痛のしないパラダイスタイムが前代未聞の半日持続である。もう死んでもよかろ?…よくねぇか。

この秘儀を迅速かつ最大限の効果が得られるよう試すのであれば、ポイントはただひとつ。
痛みに耐える自分を楽しむっつーことだね。
楽しんでいる時アナタの頭は、痛みますか?
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by yoyo4697ru980gw | 2009-08-30 23:45 | +cool down run+ | Comments(0)  

ステキな名前

日雇いのバイトからぐったり疲れて帰ってくると、チクリーノヘイポーがチクった。
「チョモな?ゲーム、1時間以上してんねんで。」
「なぬっ?!オマエーーーー!!私がおらんのをいいことにゲームし放題かっ?!フザけんなよぉっ!!時間守らんのやったらゲーム禁止!!」
「ええやん・ええやん、たまにやねんから。ずっとゲームしてへんかってんから。」
そんなルールは無い。auシステムを勝手に採用するな、一日30分を無期限に繰り越せたりなどしない。ああ言えばこう言う反抗期のチョモに私は、殴る蹴るの暴行を加えた。

チョモが何かを私に訊いてきたとする、自分のいまいちわからない事柄についてである。それに私は自分の意見も踏まえ真摯に対応するが、ヤツは私に「自分の考えを否定された」と感じ取るや否やああやこうやと屁理屈をこねくりまわし御託を並べ、いかに自分が正しいかについて論じる。議題はきまって「正しい」か「正しくない」かを問われる内容ではないことが多い。「そう思うんやったらそれがアンタの考え方」と言う私の意見すら「それもひとつの考え方」と尊重する気はさらさらナイようで、いつまでも「だからそれがどうゆう意味なんよっ」と食い下がる。額面通りの意味なんだよっこれ以上に意味を掘り下げようにも、言語の限りは尽くし切った。これ以上のことがあると思うな、もう何もねぇ。通じないので私は言う。
「も、ええわ。アンタと話しをしたくない、ハイ、オシマイ。」
それを聞いてむーちんが、何故にそんな言い方をするんや、と私を責める。私が間違っていると言いたくば言え、総合的な育児をしているのは母親なのだ、一部分だけを切り取って私が間違っていると言いたくば言うがよい。日中いかにチョモがああだこうだと自分を正当化してるんか知ってるんけ?と私は父親むーちんを責めた。
「チョモはそんなコト言わへんで?」
「言わへんチョモしか見てないからや。父親にそんなクチ叩くかいな。ヘイポーがどんだけチョモを嫌ってるか見たらわかるやろ?そんだけのことをアイツがしとんねん。ゆぅてわかるようなヤツちゃうから、ゆぅのをやめるだけのことや。」
「…じゃぁ、殴れば?」
「あ?殴る?」
「だってゆぅてわからへんねやろ?殴ったらええねん。」
「…それも一理ある。」
つーわけで、殴って蹴ることにした。するとどうだろう、私が殴る蹴るの暴行をはたらく制裁を続けていると、チョモの足元に転がっている扇風機のリモコンをスッと私が取ろうとしただけで、サッと身をすくめるようになったのだ。

母親諸君よ、経験はござらんか。
幼い我が子が、身をすくめる。
「叩かれる」と思って我が身を守る仕草をするのだ。
イタズラをするようになる幼児期、たいていの母親は「やってはいけない」と教えるために幼子の手を「パシーンっ!!」とはたいてわからせる。手をぶっていた母親も、度重なるイタズラの数々にお叱りがエスカレートしてゆき、お尻を背中を、あるいはドタマをバシーンとぶちのめしている時がある。このイタズラ期には、多くのことを失敗もする。いろいろな事に興味を抱くゆえの失敗であるが、イタズラ期と丁度重なるもんだから、母親にはイライラが蓄積されており、その「失敗」を温かい目で見守るということが出来ないことがままあり、ついわかっていながら手を出してしまうのだ。しかしその自分の行為を、冷静になった時、モーレツに後悔する。
幼い我が子が、「オマエの腕力では無理だぞ」というような麦茶がたっぷり入ったピッチャーを持とうとする。
「無理やで、こぼすで。」
と教えたってんのに持ちあげ、グラスに注ぐつもりで案の定、ハデにぶちまける。
「だから、ゆぅたのに~~~っ!!」
と、こぼした麦茶を拭き取る目的で台拭きを持って走り寄ったのだが、我が子はその場に身をすくめるのだ。叩かれまいとして頭をカバーして。
そんな幼い我が子の仕草を見た友人コベは、私にこう語った。
「叩く気なんてコッチには無いのにそうやってされるとさぁ…私、そんなに叩いてるんかなぁ…て思ってサ…胸が痛む。」
「あぁ~~~~懐かしい~~~~痛む・痛む。そうゆう頃が私にもあってんって!叩かれるって思ってんだ…てね、ショックやんな~~~?」
「そうなの…だからもう叩かんとこう、てその時は思うのに…」
「ムリやろぉ?」
「ムリやねぇ…これがトラウマとかになったらどうしよう…て思う…」
「ないね。」
私は言い切った。
「負けるな、コベ!ソコでグっと我慢して『おかぁさん怒ってますよ』アピールをすんねんっ!子供って親の感情をちゃんと読むよ。アイツら結構計算高いねん、愛情を逆手に取ってつけあがる。愛情って黙ってても伝わるけど、許さへんことは許さんと言わな躾に失敗すんで。見逃したらアイツら「許された」って思いよんねん、アタシらだってそうやん?自分の都合のええように解釈するやんか。大人はまださぁ、他人との関わりが広いからそれを注意するひとがいてるやん?幼児なんて他人との関わりゆぅたって所詮「幼稚園のおともらち」くらいのもんよ。100%母親なんやってば。のさばらしたら操られんで、アンタ。そうなったら自分が後々、痛い目に遭うからな、今やでっ!!負けたらアカン!!可哀想やとおもったらアカンで。これも我が子のためや。今のチョモがどんだけのさばっとうか、見してやりたいわ~っ!!チョモもなぁ、私が近づいただけで身をすくめるようなヤツやってん。ハッとしてやめたんが間違いのモトやな、足らんかったんや…失敗した…」
「えぇ~?!あのトモ君が?!そんなにヒドいん??」
「ヒドいなんてもんぢゃないで?貴様ナニサマや?て今、蹴って蹴って蹴りまくっとうで?」
「うそ~ん?想像できんわ~っ!素直で…優しくて…よく手伝いして…アンタよりもよく動くトモ君、アンタにラクさせるトモ君、てイメージしかナイんやけど。」
「見るも無残な落ちぶれた殿様や。…てっ!コベのイメージの中で私ってヒドくね?」
「意外…トモ君は意外。アンタは私の中ではそうゆう人やけど。」
「私って…そうやってんや…。だから今やねんって!!今、情にほだされたらアカンっ!!コベは今やでっ!!」

子供は、親の顔色を常に窺っている。なぜに親の顔色を窺うのか、子供だって親を怒らせたくないからである。私が近づくだけで身をすくめるチョモ、私に蹴られると思って。分析しようではないか、なぜ身をすくめる必要があるのだ?なぜ防御の体勢をとる必要が?私とは背と体重が同等でもチョモは男だ、殴る力・蹴る力、私より遥かに勝っているのになぜ先手を打たない?私が振りかぶった腕の5インチの手首を、私が落とす目的で上げた踵につながった17センチの足首を、へし折らんばかりの握力でがっしと掴み、阻止することくらいのことは出来よう。それなのに何故、私が大きく振りかぶった腕の手首の先のゲンコツはチョモの後頭部を直撃し、私の踵落としは足首の絶妙なスナップで破壊力を増しチョモの脊椎にキまるのだ?
チョモが先制攻撃や阻止をせず防御の姿勢に徹しているからである。
「何バビっとんねん?殴られると思ったか?自覚はあるみたいやな?」
殴られるとバビるような、身に覚えがあるから身をすくめるのである。私の暴行が愛情に基づいた躾の一形態であることを知っているから反撃しないのである。愛情は黙っていても勝手に伝わっている、許さないことは許さないと頑として示すこと、親にはソレが求められているのだ。ゆぅてもきくような年令ではない反抗期の子供たちに、愛に基づいた暴力を。彼らに防御のみでそれを受け入れるという素直さがあるのなら、親は痛む心を追いやって股関節の軋みに耐えながら、我が子の背中目掛けて踵落としを炸裂させるべきなのだ。躾にキビシイ私は最近、異様に骨盤がズレている。一直線だとお褒めにあずかったイカリ肩もこの頃では、いがんだ骨盤の影響を受けて右肩上がりで、フツーに立っているだけでアヒル口でポーズをキめたファッションカタログのモデルばり。通販売上ナンバーワンっ!てトコか。親のツトメもラクぢゃないよね。

殴る蹴るの暴行を受け入れたチョモは、やめもせずにゲームを続ける。
「みてみて~名前を『ひはふ』と『ひふみ』にしてみた。この名前でいいか?って訊かれた。…いいわけナイやろっ!」
ゲームにまでイチャをつけるチョモ。
「なんて名前にしよっかな~『ふはひ』…『ほへは』…う~ん…」
「なんで『は行』で作ろうとすんねん、名前を。」
「この抜けたようなカンジがええやん?」
オマエのアタマがヌけとんねん。
「あのさぁ…「太郎」と「花子」て入れてみて。それやったら、この名前でいいか?て訊かれないかも。」
「いや?どんな名前でもきーてくんで?そうゆうことになってんねから。」
「もしかして、ってコトがあんぢゃん。」
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たろうとはなこ。ちょっとかわってるけどステキな名前ね。ドコがぢゃっ!ドコがちょっとかわってんねんっ!定番・定番。日本人の名前の見本や。記入例は「太郎」と「花子」に相場は決まっとんねんっ何ゆぅてんねんっ!」
「だから~、どんな名前でも、ちょっとかわってるけどステキな名前ねって言うねん。」
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「太郎と花子って名前のドコに不満があるわけ?!これに決められへん理由がなんかあるんか?!」
「だからな?どんな名前でも、いいか?って訊かれるんやってば。そうゆうことになっとんねん。」
「決定や、何も迷うことあらへん、決定を押せチョモ。男は太郎で女は花子や、誰に何を言われても太郎と花子に決定する。」
「…『いいえ』。…あ~何にしよっかな~名前…ひへも…はふほ…う~ん…」
本日、二発目の踵落としはゲームの電源を直撃した。
ゲーム電源は私の愛情がたっぷりこもった暴力を素直に受け止め、緑色から赤色へと変色、チョモの顔色は青色へと変わり、開いた口はしばらく塞がらなかった。
ゲームオーバー。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-08-10 14:57 | +cool down run+ | Comments(0)  

レストの余裕

「明日、朝も午後もレスト。」
これが何を意味するか。
それはね~チョモの部活が朝練も午後もナッスィ~ングっ!!てコトやで~♪
午後は別にレストしていらんけど、朝練のレストは願ったり叶ったりやね。朝に時間的な余裕があるっていうのは、私の気力と体力にとっても望ましい状態やからね。
ヨユ~で準備した朝食が冷めてしまうほどの余裕っぷりで弁当なんてヨヨヨユ~で作り上げた。あまりに余裕があるもんで、ハンガーラックの下の、むーちんの作業服の整理までしちゃった。それほど朝の30分とは貴重な時間なんである。昼間の30分なんてちょっと昼寝したらあっつー間に過ぎちゃうから。
そうやってヨユ~の朝の作業服整理中に、作業服の向こう側に白くて黒くてムクムクしたものが落ちているのを発見した。男密度の高い我が家で、ムクムクした物が落ちているのだとしたら、私の持ち物であろう。ぬいぐるみに見えるのだが、私はぬいぐるみを持った覚えがない。ゲーセンでもぬいぐるみだけは欲しいと思わない。私の持ち物でぬいぐるみがあるとすれば、100%もらいものである。しかしぬいぐるみを「いる?」と訊かれれば「いらない。」と答えている。
「あ~~~~!!ウチにぬいぐるみはないハズやけど…とおもて拾ってみたら、コレやったコレコレ、パンダ。」
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南京町に買い食いに行った時に購入した、被るのがハズいパンダ帽(大人用)である。
「わ~~~南京町行きてぇ~~~~っ!今日、午後もレストやろ?行かへん?南京町で買い食い。あー…てか、散髪って今日にせへん?何時に帰ってくんの?」
「んー…授業が終わるのが4時やから…」
「…え…?そんなに遅いの?終わんの…ダメぢゃんなんにも出来ひんやんか…」
「もー…何時に終わるおもてんねん…」
「えー…そんなに終わるのって遅いんだっけ学校って…」
ほら、私って真面目だったから中学なんて部活とダベリングに明け暮れて帰宅はおおかた月を拝んでからだったし、高校なんてもっと真面目で自主的に昼食後は帰宅してたもんだから。

薄目で朝食をうたた寝しながら食すチョモに、戴帽式。ご唱和ください、誓いの詞を。
パンダ・コパンダ。
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私はチョモからパンダ帽を譲り受け、それを被って未だ夢の中のヘイポーへと近づいた。
「パンダが起こしに来たよぉ~…えー…と…ん?…えー…あ?」
私が首を傾げてごはんを頬張るチョモを見やると、チョモも首を傾げる。
「アンタさぁ…パンダの鳴き声って、きーたことある?」
チョモはごはんを噛みながらウン・ウンと頷いた。
「パンダって、どんな鳴き声?」
ごはんを飲み下したチョモはひとつ咳払いをし、鳴いてみせた。
「んんーーーー…んんーーーー…」
「…地味に鳴くなぁ…パンダ…。ま、いっか。…ヘイポ~♪パンダが起こしに来たでぇ~♪んーーー…んんーーーー…、ほら、起きて・起きて。んんーーーー…んんーーー…。」
寝返りを打って背中を向けたヘイポーを、パンダがそっと揺り起こす。
「パンダが来たで~ヘイポ~?パンダが起こすでぇ~、んーーーー…んんーーー…」
背中をユサユサ揺らしながらパンダが鳴いて起こす。
「んんーーー…んーーーー…んんーーーー…。…なんやコレ、バイブ機能か?パンダ来たってぜんっっぜん可愛いことあらへんやん、やんぴっ。起きやヘイポー、パンダもう行くでちっとも鳴き声可愛くないから…もーなんやねん『んー…』て。」
朝の貴重な2分間を「んんーーー…」に使ったゼ…ちぇっ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-06-12 11:34 | +cool down run+ | Comments(0)  

テルマの告白

我が家の玄関には黒板がぶら下がっている。表はチョークで書くタイプ、裏にはブラックシートを貼ってペンで書けるようにしてある。出かける時に不在の家族へ向けて行き先を告げたり、行き違いになるような家族に向けて頼みごとをしたり居場所を知らせたりするための黒板である。私は主に、ドコドコに行くからナニナニをしといて、それからアレとコレをした後でモノはついでだからソレもやっといてな。という風に行き先を告げたついでに手伝いを多めに頼むという書き方をしている。
私が買い物から帰宅すると、チョモの書き置きがあった。
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…ソコで一句。

じゃぁ書くな インク減らすな うっとうしい
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-29 11:45 | +cool down run+ | Comments(0)  

気絶寸前?!

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お気を確かに!!
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by yoyo4697ru980gw | 2009-05-03 23:25 | +cool down run+ | Comments(0)  

守られたら

朝練があんねんなぁ?7時にもうおらんねん?夜は19時近くまで帰らんしな?ヘイポーは黙ってるし、話すひとがおらんわけよ。朝、まぁイノッキがちょっとだけ座ってくねんけど、ゆぅても4~5分てトコやし、つかまえとくにもちょっとやんかぁ?

夕方にウチに来たミズオを捕まえて、そんな切実なる我が孤独を語ったら、じゃぁ朝に寄ろうか?何時がいい?と言う。
話し相手になるから、朝ごはん食べさして。あ・ええでええで~♪

朝ごはんを提供しながら、検尿のハナシをする。
私が言った時間よりも早く来たのに、あっという間に時間が過ぎる。朝の時間経過は早い。バスの時間が迫っているから出なければならぬ時間には出なければならぬと、志望校にスベって隣町までバス通学しなきゃなんないことになっちゃったミズオが言う。丁度バスのドアが閉まったトコロでバス停に到着し、見捨てられたことが一回、拾われたことが一回、あるという。バスの運転手によって臨機応変さの気宇はまちまちである。

「時刻がな~42分って書いてんねんなぁ?でも一回も42分に来たことないねん。いっつも46分やねん。やけどな、もし42分に来たらイヤやから、46分に来るんやろけど42分には着いとかなアカンねん。でも絶対46分。」
「46分てわかってるから46分に合わせて行きたいトコやけど42分に来られたらなぁ…。」
「やろ?」
「42分て書いてるだけに時間守られたらアウトやしなぁ…。でもこの朝の数分間があるとなしとではちゃうしなぁ…。」
「そうやねん…42分て書いてるけど毎日46分やし…でももし42分に来たら…あ~やっぱ46分かよっ…でも42分て書いてるから…てゆう葛藤があんねん、今。」
「葛藤なんや…」
もつれてねぇなぁ、その葛藤。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-23 10:45 | +cool down run+ | Comments(2)  

迷惑な加藤クン

昨晩、その日のうちに寝た。

うぅむ…何が言いたいんだかね。

私はかれこれ…何年くらいかなぁ…15年とか20年とかかなぁ…一年の大半を夜の睡眠4~5時間で賄っている。夜の睡眠は5時間で足る。しかし、朝はツラい。三日に一度くらいの頻度で昼寝が入る。入れているのではない、気が付いたら眠ってる。体が睡眠を求めるままにと任せてみたらこんな睡眠のリズムになってしまった。それを改善さそうとむーちんは、だいたい22時あたりで眠るように促すのだが、♪いつもへんじはお~な~じ~♪「今日中には眠りません。」だいたい平均して0時~1時の間で眠くなる。それを1時~2時の間にまでなるよう、自分を騙す。時々3時~4時という詐欺をはたらいてしまい、そんな時は朝、這うようにして起きねばならぬので、このまま起きていようかと思ったりもする。

そして昨日、珍しいことに劇的な睡魔がやってきた。その日のうちに眠ったはずだ。我が家で唯一正確なビデオの時計が「23」という時間を表示していたように思う。
そうしたら、珍しいことに夢に芸能人が現われた。
芸能人が夢に出てくるというだけで印象深い夢になるものであるが、めったに出てこない芸能人がノーギャラで私の夢に出演する際、出てきた芸能人がマトモだったためしがない。
昨晩の私はいつになく充実した睡眠を貪っていたためか、夢を見ながら「現実の私の意識がある」というパターンの夢を見ていた。だから私は、現実的に尿意を催して便所に行くのに加藤晴彦に夢の中で断りを入れた。
「加藤クンね、便所に行ってきてもいいかな?」
「はい、どうぞどうぞ。じゃココにいますんで。」
御遠慮なく、といった感じで我が家にいるくせして、快く私の中座を承諾する加藤晴彦。君ンちじゃ…ないよね。
「あの…加藤クンね、君さえよかったら…私が便所から戻るまでにちょっと考えといてほしいねけど…。」
「はい?」
「その…ネジネジやけどさぁ…一緒に探すの私じゃなきゃアカンかなぁ??さっきもゆぅたけど間違ってもココにはないやん?」
「…それもそうですねぇ…」
「…ま…便所行ってくるわ…考えて結論が出たら…ココを去るという方法もございますんでね…」
「はいっ」
私は夢から覚め、暗がりの中、便所へ行った。ぅうー…なぜに加藤晴彦が…TVで目にする以外の何の情報も…とくにはないのに…。

眠気がやや覚めた私はベッドに戻って10分くらいだろうか、まどろんだ。ただただ眠りに落ちるのを待ち、その時はやって来た。そしたら「ココにいますんで」と言った加藤晴彦が、まだ居た。私は間髪入れずに突っ込んだ。
「まだ居たんかいっ」
加藤晴彦は数十分前、夢の中で我が家の呼び鈴を押しこう言ったのだ。
「あの…失礼ですが…失くし物を探しに来ました。…いやいや、責任持って僕が探しますんで。」
「はい??」
いくら加藤晴彦という人物をTVで目にしたことがあると言え、その素性は私の中で明らかではない。どちらかと言うと人物としては疑わしさのあるひとである。TVのイメージでは「あやふやな男」である。「あ、そうですか。」と家に入れるほどの付き合いもないので、とりあえず「何を探しているんかいな」と訊ねた。探し物は、ストラップ的なモノで、いろんな色の糸をネジネジしてあるお守りの類だと言う。ダレダレさんにいただいた物で…知りません?ダレダレさんですよ。…知るわけナイでしょ、私が。非現実的なのは夢の中の加藤晴彦だけか…そう思って私は自分の夢を傍観。現実的な意識のある私は、「加藤クンね、ウチに来るの初めてやんね?ウチで失くしてるわけ、ないからね。ほか当たったほうがええで。」と主張したが、非現実的な加藤晴彦はウチしかないと言い張る。困った私はどうせ夢やからええか、と思い、加藤晴彦をウチに入れた。いちいち「この引き出し開けてもかまいませんか?」と訊いてくる加藤晴彦に、だいぶめんどっちくなって「家中ひっくり返してエエから好きにやって。100%ナイから。」と強気の姿勢。だってホンマにナイってば。出てきたら、そら夢やで。夢やけど、コレ。
案の定ネジネジは出て来ず「ナイですねぇ…」と言った加藤晴彦に、私は「だから言ったでしょ」という視線を向けた。すると、加藤クンはこう言いやがったんである。
「…仕方がないですねぇ…一緒に探しましょう。」
「へ?」
ひとりの人間が探し物をしている、加藤クンだ。もうひとりの人間がその一所懸命探している様を見ている、私だ。家中の引き出しという引出しを開けてみるも見つからない、あとは押入れか…。
「しゃぁないなぁ…一緒に探そか?」
私が申し出るなら、わかる。加藤クン、なぜに君がそれを言う?
「私が…一緒に探す、ていう意味やんね?」
「ひとりで探すよりふたりで探すほうが、早いでしょ?」
だから、なぜに君がそれを言う?
そして私は尿意を催したから、加藤晴彦に断りを入れた。これが、実際に私が便所に行くまでの出来事である。まだ居たんかいっと突っ込んだ私に加藤晴彦は何とゆぅたか。
「考えたんですけどね、この家のことよくわかってるひとはアナタですし。一緒に探せば見つかりますよ、たぶん。」
だからなぜに、それを君がゆぅんじゃ。ソコを考えろとはゆーてない、我が家を探すこと自体に疑問を抱けとゆーたんじゃ。この際、我が家を捜索することには目をつむろう。しかしオマエ、責任持ってひとりで探すとゆぅたよな?

どうせ夢だしな…そう諦めて私は朝まで見つかりもしない加藤晴彦のネジネジを探した。
たっぷりとした収納力のある押入れという一点だけが気に入っているこの文化住宅の、二部屋分の押入れから全ての荷物を出してこんなに疲れたのに、予想はしてたけどネジネジなんて出て来なかった。
加藤晴彦よ、私の夢に二度と出て来るな。
性懲りもなくまた探しに来たら、しばきあげんぞ。
産地直送のカニでもクール便で届けんかいワレっ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-21 12:07 | +cool down run+ | Comments(2)  

ポキポキ事件

「あのハナシもっかい語ってよ、詳しく。」
「どれよ?」
「ポキポキ事件やがな。」
「ポキポキ事件?」
「傘のポキポキやがな。」
「ああ~…」

「で結局、イノッキ欠席やったん?」
「外に出た時にイノッキが来てん。」
「おぅたんやな?」
「ぉん。『あれチョモ、もう外出たん?チョモんちでちょっと休憩しよ、おもたのに。』ゆぅてたわ。」
中学生になって3日目か4日目くらいの登校時分、出発予定時間を過ぎてもウチまで来るはずのイノッキがやって来ない。
「もしかすると喘息出たかもわからんで、あのコ。弟、喘息で欠席やったしな、ありえるで。先に行けば?来たら先に行ったこと伝えとくから。」
雨が降っていたので先に出るようにアドバイス。足元が悪いと学校までの徒歩にも影響は出よう、いつもよりちょっと早く出るくらいでなければ。わかった~、と出て行ったちょうどその瞬間に玄関前で出会ったようである。休憩は出来ずにそのまま歩いて御登校。
「休憩したかったら、もうちょっとはよ来るようにゆぃ。ギリギリで休憩しよと思うな、やな。」
「あぁ、ゆぅたゆぅた。」
「登校し始めて10分くらいのもんやろ、ウチまで。早速、休憩かい…どんだけスタミナ無いねん、あのコ。」
「いやいやいや、ほんま荷物重いしなぁ…。一回ちょっと座るだけでも、だいぶ違うで。」
「喘息持ちやもんなぁ…辛そうな咳しやるわ…あのコ、バスケなんかして大丈夫かいな…。」
ちょっとも座れなかったイノッキとチョモは傘を差し、通学路ではない川沿いの道を通って学校へと歩を進めた。すると間もなく、イノッキの差している傘がグラつき始めた。「なんかグラグラしてんねん…」と言っているそばからパカパカポキポキ、壊れ始めた。
「そしたら、雨の重みに耐えかねたんやろなぁ…とうとう持ち手がポキって…な。」
雨の重みに耐えかねて折れる傘、それはもはや傘にあらず。かさばるゴミと化した。
「かっかっか。何回きーてもおもろいなそのハナシっ。で?ソレが橋のあたりやろ?ソコからは相合傘で?」
「いや?折れたの持ち手やから、こやって。」
持ち手から上の柄の部分を肩と首で挟み、ビートたけしのごとくの首ポジションを維持してイノッキは雨から我が身を守って歩いた。…入れてやれよチョモ…まぁ…教科書は波打つだろうが。「うわ~…帰りどうしょ~…」とイノッキが心配するので「先生にゆぅてみたら?」と提案。学校に着いて下駄箱付近に居た先生に「これ…傘が壊れたんです…」と相談した。なんでこうなったんや?と状況を訊く名も知らぬ先生に、差していたら壊れ始めたと事実のままにお伝えすると、さすがに先生もそんなジョーダンのようなエピソードはにわかに信じ難かったようである。そりゃそうだろう。何かしらの力を加えたような壊れ具合である、持ち手がないなんて。まさか雨が降って傘がこのように壊れたとは誰も信じるまい。いやいやいや、本当なんス、フツーに差していたんです。ただ差していた傘が歩くたびにあれよあれよとポキポキ折れて…これ以上の説明がしようのない二人がありのままを語ると、それじゃぁ傘を貸すから帰る時に職員室に取りにきなさい、と貸してもらえることになったらしい。

「ほんで、朝はそうゆう話になってたからな?職員室に借りに行ったんやけど、朝に相談したその先生がおらんかってん。やから別の先生に『傘を借りにきました』てゆぅたら『借りにきた???』ていう反応やねん。借りにきたってど~ゆ~コトよ、置き忘れてた傘を取りにきましたならわかるけど、みたいなカンジでな。まぁその先生も傘がみるみる壊れていったなんて言っても信じひんわけよ、そうこうしてたら、朝の先生が職員室に戻って来て『あ~この先生ですこの先生ですっ』てゆぅたらその朝の先生が僕たちをみて『あ~はいはい、傘やな?傘・傘…』て。もうその先生とは朝の段階で話はついてたからな。」
「何度きーてもおもろいわそのハナシっ。その信じてない先生もサ~朝の先生がハイハイ傘な~ってカンジで貸すの見て『えっ?!実際の出来事ですかいっ?!』てガッテン・ガッテン。なんか楽しいことが次々起こってんな…イノッキは『選ばれし者』てなカンジやな。う~け~りゅ~っ。」

「アンタらジョーダンのような毎日で楽しそうやな~ポキポキ事件き~たで~ウソみたいなハナシ。」
朝の我が家で一旦休憩を挟むイノッキつかまえて、感想を述べる。
「ポキポキ事件??…あ・何これ?ネタ帳??…『ごくごの先生図書館に住む』『ギジュツの先生300円』…なんやコレ。」
チクリン(PC)付近に、私は楽しい出来事の備忘録を置いている。あまりに毎日毎日『それってネタ?』というような出来事をチョモが語るので、忘れないようにメモしているのである。只今、楽しいことてんこ盛り盛り。イヤになるほど盛ってある。
「そ~と~楽しい毎日らしいやん?おかげでネタに尽きんわ。ネタがあり過ぎて文章が間に合わんから忘れんように書いてんねんソレ。国語の先生といい技術の先生といい、傘が折れるポキポキ事件といい、楽しそうで何よりやな。」
「ほっポキポキ事件…オレやんけ。」
「アンタや。」
「ちゃうねんって、ウソちゃうでホンマやで。ベロベロになってんから。なぁ?チョモ。ガーって開いて中とか見えとったもんなぁ?」
「見えとったな。」
ま、だいたいはな「傘が壊れる」ゆぅても、裂けるの見たりとかな、強風で帆が飛んでったの見たりとかな、骨の一本がバキっと折れるん見たりとかな、その程度やと思うわ。傘の柄の曲げてある鉄の部分が徐々に開いてきてポキっと折れたの見れるなんて、選ばれし者しか目にしんのちゃうか。
「聞くだにおもろいわ~っはっはっはっ」

日曜日「あ~明日からまたすることいっぱいやぁ~弁当かぁ~…」と嘆く私にイノッキは言った。
「ブログ更新せぇよ、どうせヒマなんやろ?」
「ブログ更新しとるばやいちゃうねん。ホンマに春は大人は忙しいことこのうえないねん。」
「どうせ毎日ヒマやんけ。」
オマエらが何も言わなんだら私のヒマは確保されとんねやないか。
ホンマ頼むで、ジョーダンのような日々を送ってくれるな。
動くな、語るな、選ばれるな。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-17 20:41 | +cool down run+ | Comments(0)  

おひとりさま

ネイルアートというものをしてよく暇をつぶしたりするのであるが、最近では爪に絵を描くよりもエナメルを混ぜて新色を作りだすことに夢中。
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「キラキラなピンクにマットな青、混ぜたら紫になると思う?」
「…赤に青を混ぜたら紫になんねん。」
「あ~~~~紫じゃない~~~っ。ピンクと青は紫にならんみたい。」
「…だから赤やって。」
「…赤…か。ピンクやったらな?ちょっと寒い紫になるで~~~!」
「…どんな紫や。」
「わ~~~爪に塗ったら寒い紫って気持ちワルイ~~~。」
「…ふぅ~ん…」
ウチには女の子供がないのでこのような会話は、何一つ盛り上がらない。

「なぁ~落ち付いたピンクに鮮やかな緑を混ぜたら、何色になると思う?」
「…わからんな。」
「ピンクよりも緑を多くするか、少なくするか、それによっても違うんかな??」
「…さぁな、やってみれば?」
「やってみよ~っと。わ~~~~~すんげぇ汚い肌色になった~~~~!」
「…どんな肌色やねん。」
「肌色やけどこれが肌なら完全にくすんでる~~~」
「…はい、残念やったな。」
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「わ~~~~~こんなに汚い肌色やのに爪に塗ったらそうでもない。いや?むしろ良い。いや~~~これって良いんじゃねぇ?大人のベージュ、的な。っな?なっ?っなっ?」
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「…あー…まー…んー…」
ウチには女の子供がないのでこのような反応で、盛り上がるのは常にひとりだ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-03-29 22:54 | +cool down run+ | Comments(0)  

粉と構想をネりました

「はい、ストーーーープっ!今すぐソレ、止めて。」
玄関から狙いを定めて私の居る台所へ来た平次が言った。私はちょうど白玉粉をネって茹であげている最中である。沸騰したお湯にポチャンと入れて浮き上がってきたら2分くらい茹でる、て書いてあったけどすでに3分くらいは過ぎていた。1分やそこら過ぎたからって白玉だんごが鏡餅になるわけでもないしさ。お供え時間を過ぎた鏡餅はカタくなるが、茹で時間を過ぎた白玉団子はまわりからブヨブヨになる。覚えておいて損はないが、ブヨブヨになるって聞いたらなんかヤなカンジは、せへんか?

「今日、デンタク来られへんから。英語やねんて。」
「英語なろてんのか~デンタク。さすがやな。かしこそうやもんな。」
「やから、もう作らんでええで。」
「デンタクのために特別に作ってるわけちゃうで?いつでも、あるものの中から最高のおもてなしをする。いつでもいいけど、明日来るよりは、今日来たほうが種類が豊富だった、ってだけの話でな。それにいまさらここでやめろと言われても、やめられるような段階にないねん、もう。やから作って~そんで今日中に消費する。」
「まぁ、ササは来るけどな。」
「じゃ、ササにあげる。いい日に来たな~ササ。残念やな~デンタク。フィナンシェも成功したのに。」
「団子…めっちゃ作ってるやん。」
「うん、足らんより余るほうがいいからな。残念やな~せっかく白玉を赤血球にしたのに。ほら、似てるやろ?ヘモグロビン。」
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「うわ…なんで?」
おもてなしの出来心やないか。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-02-24 22:23 | +cool down run+ | Comments(2)