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「今年のラッキーカラーは赤と黄色やって」
「へぇ… …?今年?」
「今年やねんて。一年間も続くんやで赤と黄色。何かと赤と黄色の組み合わせにしたらええねん、一年間。長いよな~」
「赤と黄色を組み合わせると、運が逃げて行きそうなくらいダサくなるねんけどなァ…私の記憶では。」

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だみだこりゃ!





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by yoyo4697ru980gw | 2017-02-15 10:28 | +cool down run+ | Comments(0)

聞えない

住宅街を歩いていたら、私の前を闊歩していた19歳のヒー坊が急にダメージを受けた。
「ねぇ?うるさくない?なんか…すごく大きな音鳴ってるやんな?キーーーーーーンていう音」
三歩下がって慎ましく歩いていた私は何のダメージも受けはしない。
「へ?今?」
「ほら!また鳴ってる!コレよ!」
「どれ?」
「まぅ、聞こえへんの?コレよ!」
「何のハナシ?」

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キーーーーンの音は鳴ったり鳴らなかったりするようで、41の私には何も聞こえない。
「アレか…若い耳にだけ聞こえる音か。もはやその音は中年の私の耳には届かんな」
「あぁ…あるなぁ…モスキート音な。わーーーーむっちゃうるさい!」
「お。一瞬だけ聞こえるな、ヒュンて。この音?」
「そんなちっちゃな音じゃないで。むっちゃ長く聞こえてる」

「コレかなぁ?」

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赤いランプが点く時にヒュンて鳴いてるけど、その音のみが41の私には聞こえ、ランプ点灯中に発せられているであろう長いキーーーーーーンという音は19歳の耳にのみ届く。
「で?この機械は何のために設置してるわけ?」
「モスキート音で蚊を寄せ付けへんとか、そうゆうヤツやろ?」
「10代もオマケに寄せ付けへんこと出来るやん」
「ほんまやな~コンビニとかコレ置いたらええねん、駐車場に。」

駐車場がヤンキーの溜り場になっているコンビニのオーナーさま、おひとついかがですか。
ヤンキー除けにモスキート!





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by yoyo4697ru980gw | 2016-11-15 11:41 | +cool down run+ | Comments(0)

ディスカウント

「これさぁ…999円に見えへん?」

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「見える。」
「108円やってん」
「なんで?!」
「やろ?税込1078円やから1000円出して小銭のスタンバイしてたのに『108円です』て」
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「ドンキホーテて100均やったっけ?」
「Amazonでも480円すんねんで、それに送料が要るし。これによく似たノーブランドの商品でも120円プラス送料やのに」
「レジの人にゆぅた?」
「さすがにゆぅたよ」
1078円だな~と思っていたら108円だもんね、ケタが違う。
ソコは場面寡黙でも言葉を発すのか。
YDKやな、やればできる子。
まァそもそもヒー坊の場面寡黙は学校が対象だから、晴れて学校を卒業した今のヒー坊は必要最低限はしゃべる気配を消した男になっている。居るんだけど、気配を消してるんだよねぇヒー坊。時々、真後ろに居るヒー坊を探す時がある。

「どやってゆぅたん?」
「これ、値段間違ってないですか?て」
「通じた?」
「うん、通じた。でもレジの人が『108円で合ってます』て」
「合ってんねや…」
「合ってるらしいねん。カッパ着てわざわざドンキホーテ行って野口英世の一人を亡くす覚悟やったのに無事やったわ」
「あの土砂降りの中わざわざ行ったん?」
「そやで」
「あとちょっと出るの遅かったら雨止んだのにな」
「そうやねん」
「でもよかったやん、雨の日セールで安く買えたんやから」
「そんなセールちゃうわ」
「それしか考えられへんやん。急な雨やったから値札の付け替え間に合ってへん」
「セールするにも限度があるわ。10分の1やで?」

雨も上がったもんで、ドンキホーテも商売あがったり。





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by yoyo4697ru980gw | 2016-06-28 01:52 | +cool down run+ | Comments(0)

日の出のお時間

伊丹で暮らしてて「さて日の出でも見に行くか」てな気分になるなんてまァ正月くらいのモンだし早起きは嫌々やってるけど、宮崎ではなんでもない時に日の出でも見に行こうかと早起きをする。海で見てもいいし山で見てもいい。天気が悪くて日の出が見れなかったら明日見てもいい。

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「残念ながらどんより曇りやなァ…これは日の出ないなァ」

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「2月やのにサーフィン出来るねんなァ…2月って一番寒いのに2月に海入れたらもう一年中入れるってコトやんなァ」

雨降る前の曇ってる気温が一番あったかいんだろうな。

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サーファーと共に日の出を待ってみるも、この時の日の出はなかったので、別の日にリベンジ。

「残念…水平線に雲が乗ってる…」

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「まァでも一応は海から昇って出るからえっかー…」

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日が昇る様子を見ながら、どうでもいい話をする。

「まぅ、なぼはちつて何?」
「何よ?なぼはちつって」
「まぅも知らんのか…方言なんかな~て思ったけど」
「方言やったとしても私が知らんってことは最近の方言やな。言葉は生モノやからな、生きとる。誰がゆぅとった?なぼはちつ
「いや…ゆってたんじゃなくて、書いてた。」
「書いてた?しゃべる時は方言やけど、書き言葉は標準語やで」
訛りは文字にはなりません。
「いや…あのー…時間割?あれに書いててん月曜のトコに」
「時間割て?」
「電気のスイッチのトコの壁にさ、ホノの時間割が貼ってあったやん?」
「あったな」
「あれの、持ち物の欄になぼはちつて書いててん。しかも月曜だけの持ち物やねん、なぼはちつ。他の曜日はいらんねん」
「じゃぁ、月曜の授業の小道具やろ。図工とか?」
「ない。月曜は図工はない。国語・体育・英会話・算数」

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「体育ちゃう?なぼはちつ踊り。月曜日になぼはちつをマスターしてきてねや」
「体育、とびばこやで」
「飛ぶか…英会話の小道具かな。ナボハチ~ツ~!実は英語」
「どんな小道具やねん」
「英会話を上手に身に付けるためにナボハチ~ツを用意してね。外人ソウルのことよオゥケィ?ンフ?ゥープス!」
「月曜日だけってとこがな~」
「週の始めに要るってことやろ?」
「あれちゃう?イカのおすしみたいなヤツ」
「あぁ、それらの頭文字てことか」
、名札。、帽子」
「なるほどね。、ハブラシ。、チョーク。先生のチョークは生徒が月曜に持って行きますので」
「ちゃうやろ。もっと学校が持って来いって言いそうなモンあるやん。、ハンカチ。…チッシュペーパー」
「ふぢお出て来たな」
おじーのふぢおはティが発音出来ない。ティッシュを言われせるとチッシュかピッシュ。Tシャツを言わせると、テーシャツかペーシャツ。それがおもろいので「ねーねーコレなに?」とティッシュやTシャツを見せておじーをそそのかすと横でおばーがそれを取り上げる。可愛いやっちゃ。
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ハンカチ・ちり紙、やろうな。じゃぁ『』は?」
「それがわからんねん…小学生が月曜日に持って行く『』て何?」
「靴」
「それやったら、なぼはちくやんか」
「靴だけ尻を取ってん」
「月曜だけやで」
「月曜だけ靴履いて行ったらあとは裸足でいんちゃう?3年生て鍛えてるんやなァ」
「ホノ昨日も今日も靴履いて学校に行ってたで、月曜ちゃうけど」
「じゃぁ、何の『』よ?小学生が金曜日に持って帰って月曜日に持って行く『』なわけやろ?…机か」
「そんなわけないやん」
「金曜と月曜は地獄やなァ…あんな重いもん持って帰って。3年生、鍛えるの好きやなァ」
「靴でも机でもないから。ホノ机持って帰ってきてないし」
「そもそもさ~頭文字ってのが合ってるわけ?イカのおすしはまだ言葉としてギリあるけどさァ。なぼはちつてそれだけで意味を成してへんやんか。ま、イカのおすしだって脈略もなく突然イカのおすしだけ言われても、てカンジやし。危険回避にイカのおすしやで?身の危険を感じて『イカのおすし!』て思い出したらなかなかシュールよね。イカのおすしがあるんだったら当然エビのおすしも…」
行かない・乗らない・大声で叫ぶ・すぐ逃げる・知らせる、不審者に対する防犯標語です、イカのおすし!
ええかげんにせぇよ・ビビるかアホ・ノーテンかち割ったろか・おんどれいてこましたろか・すんまへんゆぅてみコラ・死にさらせ!大阪テイスト罵倒、エビのおすし!

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「そろそろホノに聞こうか」
「そうやな。」
2日くらい考えたけど答えが出ないので、答え合わせ。


「なぁホノ、月曜日の準備のなぼはちつて何?」
「え~?まぅちん、なぼはちつ知らんと~?」

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「予想したんだけど、は名札?」
「そうだよ!」
「帽子か??」
「うん、そう。」
「やっぱりイカのおすし系列か」
ハンカチ・ちり紙もビンゴビンゴ。
「で?『』て何よ?」
「ツメだよ、つめ!」
「爪?月曜以外も爪ついてんじゃん。火曜日にはみんな爪剥がして登校?3年生て何を鍛えたいわけ?」
「ちがうよー!爪は、爪を切る。」
なぼはちまでは持ち物だったのに…どうして最後に行動になったんだ…。
月曜の心得みたいなことにまで言及していったらなぼはちつで完結せんぞな、もし。行動まで言ったらキリないでな。

衛生面で言えばマスクをするも入れたほうがええし、体調面ではよく眠るも入れとこう、努力の面では宿題を忘れない、保護者の手前『個性を大事に』も声高に叫んでおきたいところだ。ますますそれだけでは意味を成さない言葉になってしまうではないか。

なぼはちつまよしこ

…ハカラズモ。
成したな。
なほばちさんのヨシコさんですので月曜日はとくに忘れないようにしましょう。

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by yoyo4697ru980gw | 2016-03-07 00:27 | +cool down run+ | Comments(0)

箸休め

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青い空!
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白い雲!
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広い海!
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黒い影!




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by yoyo4697ru980gw | 2016-03-02 02:05 | +cool down run+ | Comments(0)

平成の迷宮入り

「たぶん3部のひとやねんけどさぁ、学校のトイレで70万をなくしたひとがおんねん」
「ん?何を言っているのかな?」
この衝撃的な告白に、私が話そうとしていた衝撃の事実がぶっ飛んだ。
会社で私に起こった衝撃の事実が何だったか、もはや思い出せもしない。

「70万?!相当やで70万」
「そうやねん」
「額がひどいな」
「そうやろ?」
「だからそのひと、死ぬわ~!てゆってた」
「そら、死ぬわなァ。1万円でもしばらく立ち直れへんのに」
「70倍やもんな」

多部制定時制高校の3部(夜間)の生徒が知り合いの1部の(普通の高校生のように朝に登校し授業を受ける)生徒に会うために朝から学校に居たのが、そもそもの事の発端であるらしい。
封筒に70万を忍ばせて朝に登校していた3部の生徒は1部の教室で眠っていて、そのまま寝ぼけてトイレへ行き、70万入りの封筒をトイレに置き忘れたということらしい。

「疑問がありすぎて何から聞いていいかわからんわ」
「やろ?」
「70万てゆう大金を学校に持って来るのが間違いやけどな」
「やんなぁ」
「何のお金やろ?封筒で持って来たってことはおろしたてホヤホヤってことやろ?」
「バイトでコツコツ貯めた70万ちゃう?」
「18歳がガッツリ1ヶ月バイトしても10万程度や。7ヶ月分をキャッシュで持ってる意味がわからん」

それから毎日ヒー坊が帰宅したらまず70万の新情報があるかと「どうやった?」と聞くも、いつも返事はおーなーじー♪
「なにが?」
「アンタ!70万に決まってるやろ!」
「あぁ…なんや70万か…知らんで?」
「アンタ!これだけ衝撃的な70万事件をお伝えしておいて続報はないんか!」
昭和の3億円事件を彷彿とさせる平成の70万事件である。
「だって知らんひとやのに」
「私だって知らんわ!けどその知らんコの70万が気になってそっちのほうが重大やから仕事の愚痴とかどうでもよくなってんのに!ホンマやったら毎日出てるねんからな愚痴が!」
「よかったやん仕事の愚痴が止まって」
「ふざけんなっ!続報を持ってこいっ!」
昭和50年の警察の気持ちがちょっぴりわかるような気がする。
未解決ってこんなカンジなのか。





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by yoyo4697ru980gw | 2015-11-09 09:06 | +cool down run+ | Comments(0)

囚われの身

「はい。」

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「何これ?」
「囚人靴下」
「日本ではないな。」
日本の受刑者服は地味やからな。
縞模様ちゃうし。
よしんば縞模様やったとしても色は黒×白やな。
テレビで見る海外の受刑者服はオレンジ一色やし最近では。
囚人服は紅白のおめでたいボーダーちゃうねから、これはドナルドカラーということでよろしいか。囚人ちっくなデザインってだけで。

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乳幼児に与えてはならないのは、靴下のほうじゃなくて外装のビニールのほうです。
注意も警告も、靴下を包んでいるビニールに対してです。

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靴下に対するお知らせは何もありませんが、アクリル・ナイロン・ポリウレタンという合成繊維で出来ていますので、静電気バチバチです。しかし、フローリングでアイススケートごっこを出来る強度はある繊維です。でも静電気バチバチです。繊維自体にはスケートごっこを楽しめる強度はありますが、熱には弱いです。摩擦熱により靴下がどうなるかはやってからのお楽しみで、確実に静電気はバチバチでしょう。何をとるか、ですね。素直に靴下としてはいてスリッパで部屋に入ればいいと思います。

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濃色と淡色のボーダーなのに、一緒に洗うなとは横暴な。
スマイルソックス単体で洗っても、濃色と淡色を一緒に洗ってしまう。




「足のサイズ聞いたん、コレやったん?」
「そやで?」
サイズの希望を聞かれることもなく大人用を渡されたヒー坊は、このソックス欲しさに300円の募金をしてきたが、スマイルソックスキャンペーンが終わって一週間以上も経っているのに一度もこのソックスをはかない。
ソックスじゃないな、目的は。

300円でマクドナルド基準の判断テストを受けに行き、どうやら大人と判断され、ご満悦のようである。

平均身長と平均体重を大幅に下回る小柄なヒー坊は、自分の筆箱に入る定規+2センチ伸びても「それだけ伸びてもやっと平均身長やねんでぇ…」とやや落胆している。これまでの自分の伸び率から考えてそんなに伸びる気なんかしていない様子で、発達障害に現れがちなホルモン分泌上の不具合をやっと疑い始め「小児科で診てもらおうかなァ…」と口走るようになった。18歳はもう、小児科じゃない。

幼稚園児の時から何かとお世話になってきたおじーちゃんのお友達の奥さんに、こないだ久々に会って「大きくなったねぇ~」とビックリされ「何年生になったん?」と聞かれたので「3年です」と答えたら「まぁ!もう高校生になるやないの!」と言われてヒー坊がビックリした。いいえ、すでに高校3年生です、もう社会人になるやないの!


セノビックってホンマに背が伸びるんかなァ


ホルモン注射したら絶対に背って伸びるん?


ボクってさぁ…低身長症ちゃうかなぁ…


どんだけ平均身長に囚われてんねん。
重要なのは身長じゃないぞ。




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by yoyo4697ru980gw | 2015-05-19 21:32 | +cool down run+ | Comments(0)

ポンコレ

「前から聞こうと思っててんけど千徒さんのそのベルトってバックル?」
「そうですよ、バックルベルトです」
「ウチのコが好きそうやなぁ~おもて見とってんけどな?」
「残念ながら一点モノです、50円」
「ご、ごじゅうえん?!」
一点モノというフレーズは高価な印象を与えがちであるが、私の使う『一点モノ』という言葉は“サイズが”“リサイクル品で”という意味である。
「コレ実はキッズサイズなんですよ。よっぽど売れないんでしょうねぇ、リサイクルショップで捨て値の50円でした」
「やすっ」
「ワタシ今日は全身安いですよ?バックルベルトは50円でしょ~カットソーは3枚で700円やったし、このジーンズは300円で~いぃや…100円やったかな?モッズは500円したかしないかくらいで。ニット帽はあまりの毛糸で作ったからタダやし。トータル1000円前後とは思えないあたたかさです」

ここ3年ほど、ヘンな服に夢中である。
広義に創作が趣味である私は、創作のヒントを得るのに手早くリサイクルショップに行く。リサイクルショップ(以下リショップ)はジャンル問わず雑多な物で溢れてい、しかも多国籍でおまけに人間模様まで垣間見れるので、いらんくらいの刺激を受ける。まぁ受けすぎて若干おかしくもなってると思うが。
行きつけのリショップが4店あってその中で一番オシャレ度の高いリショップにこないだ久々に行ったら、若くて個性派の男性スタッフが10分に1回「いらっしゃいやせ~どうぞごらんくだせぇ~」と叫ぶ。江戸前か。
創作のヒントを得るにはいろいろなジャンルでたくさんの品数を観察出来ることが必要だったので、服のみに限定されているこの店はそう頻繁には来ていなかったけれど、観察の対象は物品だけでなく人間もひっくるめてであったかと猛省した次第である。

「ほら、チョモ。すんげぇヘンな服みっけた。買いやなぁ…試着してこ」
「なんやねん、ソレ」
「わからん。ワンピースのようなシャツのような割烹着かな?」
ファッションセンスのないチョモにアイテムの数をたくさん見ることが先だと、質ではなく量が賄える古着屋に、私が行く時に同行させていた3年前が、私のポンコツの始まり。
いかにおかしいかに重きをおいてチョイス。
いったい何をコンセプトに?何と合わせろと?どう着ろと?といった感想を持つアイテムが、私にとってのヒット商品である。欠陥品のようなヘンな服。ような…ではないな、事実、欠陥品なんだけども。
ボタンが割れてる、とかの欠陥を私はグランジで処理できる女。
たいがいの欠陥をリカバー出来る腕を持つオンナ。
こんな服ダレが着んねんっ…ワタシか?という奉仕の心高き女。
恥ずかしげもなく「こんな服」を堂々と着るオンナ。
このような精神状態を私はポンコツモードと呼んでいる。

「見て見て~」
試着室からシャツワンピ割烹着を着て出る。
「すんげぇ着心地悪い~買おうっと」
「なんでやねんっ」
「洗濯表示は必ず見るねんけどな?タグにサンプルって書いてんねん、もぅ絶対買うよね~」
「だからなんでやねんっ」
だって今を逃したら、こんなヘンな服ドコで買えるのよ、て思うから。

このヘンな服を着るやんか。
明らかにヘンな服やなぁ~て買った時から思ってる。
私のモノになっていない時点から客観的に見てもヘンな服を、着る。
そして知り合いに、会う。
その知り合いが、言う。
「いつもオシャレやねー」て。
と、いいますわけでね皆さん『ヘン』と『オシャレ』は紙一重ですよ。
自分でもこれはどう見てもヘンやでな~ておもて着てる。
でも不思議なコトに“オシャレやねー”て見えてんねん。
ヘンな服も堂々とヘンと思って着てたらオシャレになることを証明したね。
ファッションセンスって『これが着たい』ていうその人の強い思いやな。
スパっ!と決めるかどうかがオシャレの高得点取得ポイントやで。

これが件のシャツワンピ割烹着。
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割烹着という響きから糊と青味のキいたホワイトカラーと思いきや真反対のサンプルブラック。
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腕と裾とに施されているのは
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アートになる前の刺し子ミステリーサークル。

裾、絞れます。
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でも絞って余ったゴムは垂れっぱなしね。

割烹着ってゴムが入ってる利便性がウリのエプロン。着物の袖が収納出来るエプロン。だから帯を締めてても着やすいように襟と腰の二箇所にある紐を用いて背中で結ぶものが多いけど、これは割烹着と勝手に呼んでいるだけだから背中オープンじゃない。でもなぜか代わりに胸部分がたゆたゆしてる。

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上からシャツワンピ割烹着980円
チェックネルシャツ290円
サルエルパンツ580円
トリプル古着:トータル1850円
一万円以上しているブーツが何らかの悪影響を受けそうで怖い。

細身のシルエットなのにたゆんでるデザインだからすんごく着心地が悪い。黒だから美容師でもいけんことはないけど、作業着のテイストが強いのとダメージ加工で作業中のアシスタントかな、職業。
アーティストまでイってない見習いは割烹着を着とけ、てなカンジ。
割烹着は保護力が高いから腕があがれば前掛けにチェンジしてよろし。
いまの私は『シルバーアクセサリーの角をやする』みたいなコトをしてるレベルまだまだ日々修行でございますわ。

さて、そろそろ仕事に行ってくるか。
私の仕事は事務職です。
銀はやすっておりません。
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by yoyo4697ru980gw | 2015-02-23 10:51 | +cool down run+ | Comments(0)

海のミルク牡蠣

牡蠣は海で牡蠣として立派にやっているわけで、海でミルクの代わりを担わされるとは思ってもなかっただろうけども、こうゆう表現ってよく耳にする。

海というシャバシャバの中にミルクというシャバシャバが存在できるわけないんだけど、畑という土から何らかの肉がニョキニョキ生えてるわけないんだけど、酪農業のミルクは水産業の牡蠣に匹敵します、とか、食肉にあたるものが農作物では大豆になります、とか当たり前にサラっと言ってもガツンとこないので『海のミルク、牡蠣!』『畑の肉、大豆!』つってカッコ良くキめてんだと思う。

体言止めで短く効果的に記憶に残る。
この方式を今後の辞書で採用してはいかがだろうか。
日本語力向上のカギはフレーズ記憶術から。

病気のフリ、仮病!

椅子の相棒、机!

暇人の癖、道草!

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by yoyo4697ru980gw | 2015-02-09 08:42 | +cool down run+ | Comments(0)

またのまた

「遠足がな、京都やねん」
「また?」
「やろぉ…?もう京都はいいわ…」
ヒー坊がガックシきている、遠足がまたまた京都だから。

去年の遠足も京都だったしプライベートでも京都に行ったしそろそろ違うところへ行きたいのだ、という心境らしい。
「また嵐山?」
「それはわからんけど…まだ京都のドコってのは決まってないけど…金閣寺とか言い出したら…」
「京都やしありえるなァ」
「もぅいいわ金閣寺…」
そうだよね…金ピカだって知ってるしね、年に何回も見ると目に悪いかもしれないしね、眩しいしね。

ヒー坊は楽しみにしていないようだが、現地集合現地解散の京都遠足の日は確実にやって来る。
「遠足って自由行動なんやろ?」
「まァそうやな。チェックポイントに先生がいて班で動くけど、寄り放題・買い放題」
「なんかお土産買ってきてぇや、たまには」
「たまには、て去年も買って来たやろ」
「へ?」
「二種類のお菓子があったやろぉ?」
「あ…食べたような気がする…あれ京都土産やったんか…そんなさァ今やで?京都土産やったんかーて今わかるくらい京都色が薄かったゆぅことやんか。だから今回はさー、一目見てこれぞ京都とわかる何かをお土産として買って来てよ。ちっともお小遣い使ってないんやしさ」
「いいよ。万華鏡やな」
「いらんわ万華鏡。どんな辺鄙なお土産屋にもどんな小さなホテルの売店にでもあるんが万華鏡や、いらん」
「ちゃうねんあの万華鏡じゃないねん、万華鏡の外側に巻いてるのが京都の高級な布ていうヤツとかさ」
「西陣織か…それでもいらん」
いくら高級絹織物西陣織でも万華鏡というカタチではいらん、帯というカタチで欲しい。
「じゃぁ、金箔は?」
「もっといらんわ金箔、何すんねん金箔。…そうか?…ウチを金閣寺にしていけばいいのか?…コツコツと?」
「いんちゃう?金箔っていくらくらいすんの?」
「金閣寺に金箔1シート200円で売ってたような気がする…いや500円だったか…。来年もどうせ京都だろうし、京都行くたびに金箔シート買ってきて20年くらいかけて金閣寺にしよっかな」
「いんちゃう?」
いいか?悪い冗談なのに。
アレは寺だから金ピカでもいけるけど個人の家だったら悪趣味だって言ってたのに。

まずは玄関あたりから攻めゆく、超ビンボー金閣交代!
『超高速!参勤交代』みたいにゆぅたけどぜんぜん急ぐ気配は無し。
誰かが京都に行くってハナシを聞いたら「サブレとか京都に行ってきましたって書いてあるクッキーとかいらんから金箔にして」とお土産の希望を前もって伝える。コツコツと地道に金箔を貼っていき玄関の壁が金閣仕様になると、地元紙に取り上げられたりなんかする。『伊丹の金閣』とか書かれてご近所ではちょっとした色モノ扱い。我が家の前を通る中学生にヒソヒソと囁かれたりなんかする数年を経て、玄関からキッチン側の外壁へと金箔貼り付け作業が軌道に乗ってくる頃には、周りの反応にひやかしよりも応援の色のほうが濃くなってくる。
何事もやり続けるということがいかに大事かということやね。

「これよかったらどうぞ。最近、千徒さん京都行ってはらへんみたいやから…」
なんせ外壁の金箔貼り付け作業なんで、進行具合が手に取るようにわかるご近所さん。
あまりのすすまなさにシビレを切らして金箔をくれたりなんかする。
「すいませぇーん、なんかいつもいつもぉー」
キッチン側の外壁の金閣度70%はご近所さんのご厚意で出来ています。

いかがですか、アナタもひとくち乗ってみませんか、千徒家金閣化計画。
屋上緑化計画みたいにゆぅたけど。
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by yoyo4697ru980gw | 2014-10-11 10:47 | +cool down run+ | Comments(0)