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エコ都々逸【ノーチャイム】~そんなアナタはエコだから~

先週、アレ中はチャイムの鳴らない日が続いた。
2年生がトライやるウィークという校外活動に出掛け、1年生が林間というキャンプに出掛け、学校の生徒が3年生のみとなったその初日、校内放送はこう切り出された。
「3年生の皆さんにお知らせします…」
チャイムの調子が悪いので今日はチャイムを鳴らさないから、各自、時計を見て行動せよ、との命がネム先生から下った。
事実上ノーチャイムシステムである。

単位制の高校で生徒の自主性がモノをいうチョモの学校は、ノーチャイム制である。
入学早々に勉強合宿があり、早速つまづき、早速ハナシをきーてない印象を持たれ、早速担任に目を付けられ、早速追い込まれ、早速しょっちゅう怒られへこんでいるトコロへ、追い打ちをかけるようにノーチャイムという方針に勉強の区切りが音でわからず『チャイム大事~~~~っ!』としばらく泣きかぶっていたチョモ。
授業の途中でより理解するために資料集やテキストを開いてノートにまとめ、ふと顔を上げると「先生が変わってるっっっ?!」とビックリする事があったらしい。
休み時間になったら…と考えて油断していると次の授業に突入している、それがノーチャイム制の洗礼であるようだ。
勉強がわからないとかついていけないより以前に、自分が今の時間にナニやってるかがわかんないんだって。

「もぅな…チャイム大事。勉強がどうとか授業がどうとかじゃないねん…アレ?ナニ?今オレ何やってる?て…なるんや…チャイムって大事って知っとったぁ?」

『学生になって勉強に関してわからないことが出てきても、一切の質問を私は、受け付けない』と幼稚園卒業のその日と、小学校入学のその日に、息子二人にはちゃんと宣言してきた。
この宣言を受け止めた息子たちから、私に対する「宿題の片棒を担がせる行為」は義務教育中に一度もなかった。
ここへきて勉強以外のこんなにどうしようもない質問をされるとは思わなかった。
しょーもない質問を受け付けないとは宣言し忘れていたので、母として毅然とした回答をする。

「それを先生に言ってみなさい。『先生、ボクちん、何やっているかがわかりません』すると先生がきっとこう言ってくれはる。『今すぐ病院、行ってくるか?』気の利いた心療内科を紹介してくれるか…もしくは…」

クラスメイトに向かって「千徒君は一身上の都合によりしばらく心のケアに励むことになりました。誰か千徒君のためにノートとってくれるか~」とかなんとかゆぅて、休暇を許可してくれる可能性もある。
チョモが通っている学校があるのは、出生の地。
スクールドクターは、かつて住んでいる時にかかりつけだった病院だぞ、懐かしいねぇ。
予防接種は全部ココで打ってるから、院長はアンタの体の抗体を知り尽くしていると言ってよかろう。
カルテには、歯が生える前に上皮真珠という似非パールを創造した輝かしいオーラル内真珠養殖実績が記入されているはずだ。
久々に院長に会ってちょっとガッカリさせることになるかも知れないが、「チャイムが大事なんです…チャイムが…」と訴えてごらん。
脱臼した肩をスポって入れてくれた時みたいに、喝をガツンと入れてくれるだろう。
大丈夫だよぉ~痛くナイでちゅよぉ~

ヒー坊なんて比にならないほどの自主性を持っているチョモでノーチャイムに苦しめられたわけだから、おぼこいコトに定評のあるイイ子ちゃんたち3年生にいきなりのノーチャイムシステム…いくらなんでも無理だろう…チャイム、大事みたいだし。

ところがオドロキの結果を叩き出し、すんなりと時計で行動出来た3年生。
さすが受験生。
気が引き締まっているのか、テストに次ぐテストで時間配分というものを意識した生活になってきているのか、チャイムが鳴らなくても何の支障もなかった。
そしてこの事実は、アレ中のエコ精神の火種に油を注いでしまった。

「また今日もネム先生が放送で『今日もチャイムは鳴りません』てゆぅてんけどな?ネム先生が授業に来た時に『ぶっちゃけ、鳴るんですけどね』て。鳴るのに鳴らさないことにしたみたいで、たぶんやけど、明日も鳴らんと思う、3年生しかおらん間は鳴らさんことにしたんちゃうか?」
ヒー坊の予想通り、3日目もノーチャイム。
3日目のノーチャイム宣言は『今日はチャイムを鳴らしません』という関白宣言だった。

チャイムは調子が悪いわけではない。
チャイムが鳴らないわけでもない。
チャイム自体は鳴るけれど、今日はチャイムを鳴らしません。
もぅ先生、スイッチ入れないとかぢゃなくて、そもそも電源抜いてます。

鳴るけどあえて
鳴らしはしない
そんなアナタは
エコだから
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by yoyo4697ru980gw | 2012-06-16 22:28 | +ミルニング+ | Comments(0)  

女子供だからって

ヒー坊が麺類を注文する時によく聞かれるのが「ネギは入れても大丈夫ですか~」だ。

これにはヒー坊が憤慨している。
「子供がみんなネギがキライって思ったら大間違いやっちゅーねんっ。ネギを抜いてくださいてゆぅたひとの分まで入れて欲しいくらい好きやっちゅーねんっ、もぉ~っ!」
ちゅうて。

いいねぇ。
いいねぇ、その言い切りっぷり。

「女がみんなピンクが好きやおもたら大間違いやっちゅーねんっ!ピンクよりむしろ青、なんやったら群青が好きなくらいやっちゅーねん、もぉ~っ!」

「女がみんなケーキが好きやおもたら大間違いやっちゅーねんっ!『イチゴショートケーキひとつ、生クリーム抜きで。』て注文したいくらい生クリーム嫌いやっちゅーねん、もぉ~っ!」

「目つきが悪いだけで機嫌が悪いおもたら大間違いやっちゅーねんっ!『怒ってる?』て訊くから『怒ってないわっ!』『ほら怒ってるやんっ!』てなってるんやんけっ!訊かれるまでは鼻歌うたい出そうとしてたくらい上機嫌やっちゅーねんっ、もぉ~っ!」

さぁ、決めつけられて憤慨しているそこのアナタ!

「○○○○○ておもたら大間違いやっちゅーねんっ!○○○○○くらい○○○○○やっちゅーねん、もぉ~っ!」

ちゅ~フレーズでいろんなイメージを覆してみましょう。
他人にどう思われようとも、どんなイメージを埋め込まれようとも、アナタはアナタの道をゆけばよいのです。
そしてあなたがそのイメージを覆す人間のひとりになればよいのです。
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by yoyo4697ru980gw | 2012-05-12 23:13 | +ミルニング+ | Comments(0)  

一長一短一億名

SNSと忍者ブログとエキブロとやっていて、それぞれに一長一短があるわけであるが、エキブロがダントツで優れている点は、画像を直接参照できるところである。

SNS(mixi)や忍者は画像を一旦サイトのサーバーにアップロードしたものを本文中に引っぱってこなくちゃなんなくて手間がかかる。しかしエキサイトの場合は投稿画面に参照ボタンがあって、PCに保存してあるファイルをそのまま参照できるので、保存場所を指定するだけでよい。これはとってもラク。
SNSにもこの参照ボタンはあるにはあるのだが、枚数指定があるし何より本文中の好きな位置に持ってくることが出来ないので、画像の適切な効果が得られない。
エキサイトは直接参照でも好きな位置に持ってくることが出来、なおかつ枚数制限が通常範囲内では限界を迎えない。

しか~し画像がこんなにラクなエキサイトだが、動画の埋め込みが面倒な上に限定的。
画像の参照ボタンのように保存している動画ファイルを指定して埋め込めたら申し分ないのだが、オンライン上にアップしたものを共有しなければならない。
ハナモゲストのアレンジ曲は動画編集しておりイイ感じに仕上がっているのだが、残念なコトにエキサイトにはアップ出来にくい現状なのである。

youtubeの動画を埋め込むことが出来るのだが、いくら限定公開にしてもハナモゲストのジャンルが『替え歌』である以上、著作権やネットマナー、それから良心の呵責等々のデリケートな問題を孕んでいるために、いろんなキーワード検索でひっかかる可能性の高いこのブログには埋め込むことが出来ないのだ。

おそらくいないとは思うが同じ苦悩を抱える同士よ、ともにエキサイトに「WMVの埋め込みを有効にしてください」と言ってみませんか。ひとりの意見なんてきーてくれないと思うので、同意見の1億名様を募っております。

以下はyoutube動画の埋め込みですが、参照ボタンでWMVファイルが参照出来るとなれば簡単にいつでも動画が貼れるので、アナタのムービーメーカー熱もますますヒートアップすると思いますよ☆


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by yoyo4697ru980gw | 2012-04-01 15:07 | +ミルニング+ | Comments(0)  

にゃんしー特集号

にゃんしーにフレンドリーな片手を挙げさせた後輩ニカの情報によると、にゃんしーが無料配布するCDは先着5名という。
「5枚???少なっ!」
クリアランスセールとかタイムセールとか初売り福袋とかね、そうゆう『奪い合い系先着』ね、苦手なんだよねぇ…奪い合う自信がナイ…ソコまでの情熱が持てないのも正直な気持ちである。
昨日今日の付き合い(しかもチョモに一方的にCDを聴かされただけ)のにゃんしーにはまだ情も移らないではないか。情に厚いとは言えいくらなんでもまだおーてもない人を…そんなあきらめモードで構えている時に、にゃんしーが取り巻きと思える熱烈なファンらしきメイド系少女を二人従えて登場したのである。ここで計算の早い人ならばおわかりだろう。取り巻き二人を従えて来たということは、5枚の無料CDは実質3枚である。
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がしかし、真っ先ににゃんしーCDを受け取りに行ったニカに続き、急かなくとも私は先着5名の中にちゃっかりと入った。
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しかも全く奪い合いはなく。
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というのも、にゃんしーは「遠巻きに見られる」というスタイルの芸人(パフォーマー)のようで、私にはびっちりとマークしているように見えたメイド風のファン2人でさえ、ひとりは早々にどっか行っちゃって、ひとりは遠巻きに失笑しているのである。
私は何かとクセのある人間に魅力を感じるが、一方で「勝手に分析する」というイヤミな方向に興味の矛先が向いている厄介な性格をしている。興味を持ってこんなに素直に本能のまま近づいているのに、当の本人に嫌われるとても可哀想な人間なんである。
私のイヤミな分析やいぢりが愛情表現だということを理解してもらえる日が、今世紀中には来るかなぁ。こねぇか。
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情報通り腰につけた機械からリズムが流れ、それにのせてにゃんしーが踊る。
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踊るというか、曲の振り付けかな。歌詞に全部、振りがついてるってカンジ。
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私がにゃんしーにタメグチで話しかけると、腰に機械をつけたにゃんしーはとても腰が低い。
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なぜか私にだけ丁寧に敬語を使う。
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集ったギャラリーの中から私が最年長だということを瞬時に見抜いたな、にゃんしー。
…侮れん!

「み~んなちょと引いて見てんのに、オレがCD取りに行ったらぶぁあああ~~~って一気に群がるねん」
にゃんしーに群がるには誰かひとりのきっかけが要る、と説くニカ。
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私きっかけでテイクフリーのプロフィールが飛ぶようにハケる。

にゃんしーが作ったにゃんしーデータを見てみよう。
にゃんしー発信のにゃんしーデータなので、にゃんしー目線である。
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夏のカエルのようだということは「うっとうしい」ということになるので、にゃんしーの性格は自虐的だということが言える。
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和製ジャイアン。
ジャイアンそもそも日本製。
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まずはプリンタのインクが豊富にある時に、ヘッドクリーニングをしとくべきだな。
プロフィールにいらん線が入ってる。
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頻繁に骨折していることになるが、よろしいか。
にゃんしーが骨の音だと思っているその音は、関節の中を液体が移動する時に出る気泡の破裂音だと思う。参考まで。
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平日に仕事をしているにゃんしーをイベントに呼びたいなら、土日祝限定ということになりますことをご了承ください。
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by yoyo4697ru980gw | 2011-05-29 18:28 | +ミルニング+ | Comments(2)  

尼と記録会と時々にゃんしー

「…まぅちゃん?」
尼崎の記念公園の体育館前の広場の、木陰の石垣みたいなベンチみたいなスペースで仮眠を取っていたら、チュアブルに見つかった。
「何してんスか?」
「ぅあ~…ん~…にゃんしー待ち」
「いつから?」
「朝から」
「え?!ずっと?!チョモ先輩、走ったの知ってます??見ました??」
「あぁ、見た・見た」
「また走りますよ?」
「知ってるよ。でも今はにゃんしー待ってるからなぁ…」
「え?!まぅちゃんまさかの…。チョモ先輩のほうが、にゃんしーのついでですか??」
「アホなこと言いな、にゃんしーがチョモのついでじゃい」
チョモが走る時間の予定はプログラムに出てる目安ってのがある。
しかしにゃんしーの出没に目安はない。
空いている時間をにゃんしーに費やすほかないのである。
私は5月21日の土曜日にかけた。
翌日22日も尼の記録会はあるけれど、私にはボンブーの予定があるからね。
ボンブーの予定を潰してまでにゃんしーを取材するほど、私もネタに困っているわけではない。
と言うより逆にネタが溜まり過ぎてて困っているくらいだ。
画像もたまる一方で全く編集する時間が足りていないのだが、どうしても「にゃんしー」に時間を割かねばならない心境に陥ってしまい、にっちもさっちもどうにもブルドック。
それにはこんないきさつがあったんである。

4月の尼崎記念公園での試合でチョモが路上ライブをしている「にゃんしー」という怪しげな男が居たらしい、と言う。実際にナマで観たわけではなく、ナマで観たカイAを介して聞いた情報なので、私の耳に届く頃にはかなり怪しさが増していた。カイA情報のチョモ伝達で私に届いた「にゃんしー」情報は知りたいことが何一つはっきりしないカンジだったのだ。

唐突にやってきた「にゃんしー」はいきなり踊り歌い始めた。
イヤホンをして。
「へ?その…音楽はにゃんしー自身がイヤホンで聴いているのかな?ギャラリーに音は届いていないわけかな?」
「さぁ?ちょっとは漏れてんちゃう?」
漏れた程度の音源で出来る路上ライブって、何がウリなんだ?
「とにかく、ヘンやねんて。ほんで無料でCDを配ってたらしくって、そのCDを後輩がもらったみたいやから、貸してってゆぅてあんねん。」

その、にゃんしーCDがこれだ。ワン・ツー・パンチ。
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クセになるオンチでポエムをそのままラップにしたようなひとりよがりジャンル。
そして曲調はとっても中島美嘉テイスト。
どの歌も同じに聞こえる不思議な現象。
歌詞も、歌の長さも違うのに、ひとつの歌の続きを聴いてる気分になってくるあの感覚。
CDには5曲入っているのだが、区切る必要があるのかと思うほどリンクする。

学校ではランチ時にリクエスト曲をかけるというシステムになっているので、チョモはにゃんしーCDを放送室へ届けた。するとCDは一曲も流されることなく戻って来たそうだ。
「どして?」
私が疑問を抱くとその答えをチョモはこう説明した。
「ふさわしくない、て。」
この答えは、私にガツンとヒットした。

私は、この男に遭わねばならない。

今まで36年間、わりと自由に生きた中で私には「~せねばならない」という感情的束縛を受けることがさほどなかった。
この機微がわかるであろうか。
「…ねばならない」思い。
「除霊せねばならない」とか「お祓いせねばならない」とかソッチ系。

チョモたっての希望で、借りたにゃんしーCDをコピー。
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驚くほど情報が何も出てこない。
CDを無料配布するって事はオリジナル曲をアピールしたいんぢゃないのか、にゃんしー。
ラベルプリントをする手間をかけるより曲目を入れたほうがいいぞ。
世話がやけるゼ…にゃんしー。
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アルバムとアーティスト名を入力してコピーしといたぞ。
ジャンルは率直な気持ちをそのまま入力したぞ。
まったく…世話がやけちゃうわ。
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各曲目もわからないので歌詞から「ココかなー」てトコを切り取って曲目にしておいたぞ。
流れ星が流れている間に願いコト3回復唱するくらいのムズさだったわ。

中学校のランチ時にふさわしくない「にゃんしー」を二度に渡り目撃しているニカが、にゃんしーの出没待ちをしている私にかなり有力な情報をくれる。
「にゃんしー15時に来ると思いますよ?」
「15時半からチョモ走るのに…ギリギリまでにゃんしーか…あ・あれにゃんしー?」
「あっ!!」
ニカがにゃんしーに駆け寄ると、にゃんしーはニカに片手をあげてフレンドリーに応えていた。
…やるな…ニカ。

ギリギリまでにゃんしーのパフォーマンスを静かに取材。デジカメ撮影。
そして急いでチョモの記録挑戦のフォーム担当。ビデオカメラ撮影。
忙しい…撮る係てごっつぃ忙しい。

On your mark! Get set! Go!
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さすがは記録に挑戦する場に生き残った選手たち、横一線!
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キャプテンの威厳を見せつける攻めの走り!
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ねばっちゃうもんねー
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だけど決まって「がんばったやん」の2位
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みんなもうかける言葉のレパートリーもなくなってきてるからそろそろ優勝してみないか

時々にゃんしーを散りばめて「走る男」をお送りしました
次回「にゃんしー特集号」でもしつこいくらいにお目に罹りましょう
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by yoyo4697ru980gw | 2011-05-22 23:11 | +ミルニング+ | Comments(4)  

疑問を持ってこの不況を乗り越えてゆきましょう

*注意*

よいコもわるいコもマネをしたら
関係者にイタイ目に遭わされても
文句は言えないと心得よ だから
人間である以上マネしないでね☆


ドライブスルー(すき家)は
愛車の自転車を
スルーの対象として認めてくれるかの検証


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注文しま~す
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ドライブスルー専用コースを進みま~す
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商品を受け取りま~す
でっきるっかな・でっきるっかな・さてはてほほ~ん♪
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「ドライブスルーは車専用ですので次回からは店内でお買い求めください」

ブレーキが軋んでキかなくなっているほど
長年乗りこなしている自分の“愛車”であっても
自転車でスルーすることは出来ません
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by yoyo4697ru980gw | 2010-10-24 08:04 | +ミルニング+ | Comments(5)  

みんなのエイジ

「…朝読でエイジっていう本を読んでるんやけどなぁ?」
中学生になってしばらくした頃ヒー坊がその名を口にした。
エイジだとぉお??聞き覚えがあるなぁ…」
「あるやろぉなぁ…」
「なんで?知り合いぢゃないで??聞き覚えはあるけど知り合いにはおらん、エイジ
「実在の人物ちゃうからなぁ…一年の時にチョモが読んだからちゃう?エイジ。」
「あぁ!!そのエイジかっ!オスグットを患うエイジやな?」
「…そうなん?」
「まだ患ってナイか?ほならちょっと部活に嫌気がさしたエイジか?」
「…えぇ…そうかなぁ…?」
「まだソコにもイってへんか?ほならワルとツルんでるエイジか?」
「あ~~~~そうやな~~~~っ!」
「ほならそのエイジは後々オスグット病に罹るので、乞うご期待やで」
「いや…ボクのエイジは罹らんと思うで?」
「いつからオマエのエイジになったんや?…て、ボクのエイジってどうゆう意味?」
話を訊けばこうである。
朝読という朝の読書の時間に、本を読んでいるがそれは自分が好きな本を選ぶ方式ではなく、皆に同じ本が渡され、同じ本を同じ時間だけ読み進める。そして一年生は「エイジ」が手始めのようである。だからよほどのことでもない限り梅雨入り前あたりには、全校生徒が「エイジ」と言えば、ちょっとグレててオスグット病にかかったエイジだと察しがつくわけである。たしかバスケ部、いやサッカー部だったかな。
なぜに朝読をやってもいない私がエイジの察しがこのようにつくのかと言えば、チョモ一年生時分にカイAがオスグット病にかかったからである。朝いつも一緒に登校するのに我が家が集合場所になっているのだが、カイAがずっと足だか腕だかの調子が悪く、病院へ行って診てもらったところオスグット病だと判明した。オスグット病って何やねんと言い合い私たち親子は「押すとグッと痛いからオスグット病」ということで処理。翌日にはオスgood情報がチョモによってもたらされた。
「今、朝読で読んでる本でな?主人公がエイジって言うねんけど、ちょうど今日オスグットになってはったわ」
「流行っとんな?オスグット」
オスグットは、人の名前らしい。その、一年生のノルマ「エイジ」と同じ本を儀式かのようにみんなして読んでいるらしいヒー坊は「エイジ」を読む前の諸注意を私に伝授した。
「結構ボロボロになってるんやんか~本が。それで、読んでいるうちにページが飛んだりしてるけど、どっかにあるはずやから見つけてって」
「該当ページを見つけるゲーム本やな、それは。ページナンバーあんねから、取れても元の位置に戻して修復したらええのにサ…意図的な何かを感じるわ。そうでもせん限り興味を引く術はない…的な?本気で読書してる生徒にしたら迷惑な話やで。乱丁本てわかってて読みたいひとはおらんやろし…中にはまともにページ揃ってるのもあんねやろ?」
「ぅう~ん…ボクが今まで読んだ中には、なかった」
「ナイんか~い!そんなんで、ハナシ、繋がる?」
「そこまでページが飛んでるわけじゃないから、流れはだいたいわかる。…今まではな」
そう、今までは。

とうとうこの日、ヒー坊は大アタリを引き当てた。
これまでは飛ばしてそのまま読み進めてもあとでフォロー出来ていたが、あまりの乱丁ぶりにたまらずページを探したそうだ。
今まではなんとなくの雰囲気で読み進め、該当ページが後になって出てきたら「あそこはこうゆうことでこうだったのか」とその時に辻褄を合せる脳トレ読書のお時間だったらしい。さすが市内ベベの学力校!先生方も学力向上のために色々な試みをしてはるんやね。しかしこの日ばかりは、ごっそり飛んだ本に出遭ってしまいハナシが見えず、あとで合わせるのに無理を感じた。未読のページから探したがどこにもない。どっかにあるって言っていたのに…完全なる落丁本に仕上がっていた。
仕方がないので同じ本を読んでいる先生の所へ行って、おそらくアイコンタクト(ヒー坊は学校での会話はしないのでね)で「手厳しい落丁っぷりだ」とか何とかのアピールをしたのだろう。

「それが、先生が読んでた本にボクの読みたいページがあって、ボクの方に先生の読んでないトコがあってん。やから『ちょうどよかった~先生の本はこの前のページがなかったのよ~ハイ、交換♪』てことになって…」

…アレ中はあれか?
先生と生徒のコミュニケーション力も向上させる計画か?
そのためにわざわざこのようなコミュニケーションツールを自作しているのか?
手が込み過ぎてるではないか。
もはや愛を感じるほどだ。
ヒー坊のエイジはオスグットに罹らないまま「はい次いってみよ~」と言わんばかりに、朝読の本が更新されたようだ。読書の本も選べなければ、変更のタイミングも自分では決められないシステムかアサドク。
「次の本は何てゆぅ本?」
「あの、コロ。」
「どの、コロ?…三丁目の鈴木さんトコで2ヵ月前に6匹も子供を産んだ柴犬のコロか?」
そのコロぢゃなくて「あの頃」だそうだ。
毒書だなぁ…自分で選び自分の意志で読み始めるという自由を与えてもらえない我が子は、タイトルを口頭で告げるのにヘンなタイミングで切ってもーてるやないかい。もともと本を読む子ぉやのに朝読のおかげで読書が面倒にならなきゃイイけど。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-09-24 00:20 | +ミルニング+ | Comments(0)  

100文努力

「センパ~イ!チョモセンパ~イ!!せんぱぁあぁああぁあああいっ!!」
「なんかセンパ~イ!って誰か来てんぞチョモ~!んじゃバイバ~イっ」
「あっ!!チュアブルやんっ?!」
「こんにちは~っ!これヒーのヤツですっ!!」
「ぉあ~ありがと・ありがと。ま・入っておいでぇや、ヒー起きてんねん。ヒ~~~~っ!チュアブルが宿題もってきてくれたで~いらんのに~っ!熱は下がってんねん。」
「じゃぁ明日は帰ってきます?」
「どこに帰んねん?」
「あー…帰るじゃなくて…明日は戻ってきますよね?」
「だからどこに?ヒーと一緒に住んどんのか?」
「あー…違う違う。戻るでもなくて…帰るでもなくて…」
「落ち付けよチュアブル。戻りもし帰りもせん。学校には行くけどサ。」
「そう!ソレ!学校に来ますよね?」
「来ます、でしょうなぁ明日ね。」」
ヒー坊(旧ジナー)が微熱を出して食欲も無く「しんどい」とトロンとした目で訴えるので大事をとって欠席をしたのだが、ぐっすりぐっすり眠ったおかげか夕方にはすっかり食欲を取り戻した。ヒーヒー・ハーハー・ヒー坊ですっ♪ヒ~ハ~!元気100倍とはいかないが、パーセンテージ65くらいは元気回復。
土日にチョモの記録会の応援をするのに一緒に競技場へ行ったが、そこで直射日光に長時間アタりすぎたのだろう。運動も日光も得意でないインドアなヒー坊は、飽きもせんと四つ葉のクローバー探しに興じていた。私の四つ葉をあげるからもうやめたらと言ったけれど、自分で見つけないと意味がないからと断ってきた。ごもっともだ。しかし二日もかけてやっと探し当てた四つ葉のクローバーが運んで来てくれた幸運とは「学校を休める」という有難迷惑なラッキー。ラッキーなことに学校は休めた、熱が出てしんどいのが原因で。…アンラッキー。どうせならピンピンした身体で学校が休める幸福を運んできてくれたらいいのにね。しかも今日からテスト前一週間で夕方の部活動は無いというのにね。午後の時間がいつもより余裕あるのに寝てるだけ。

部活動から解放された久々の放課後、一緒に帰って来たらしいカイAとイノッキがフルハウスで休憩を挟む。さぁそろそろ帰るわ~となったタイミングで先出、チュアブルのご登場である。チュアブルはヒー坊のクラスメイトで、小学校が違う。だから中学で初めて出会った男子なんであるが、なんと入学式のその日にヒー坊が会話を交わした人物である。つまり頑なに開かないジナーの心を「マニキュアって気持ち悪くない?」と“式の最中に、んなコトの意見を求めてクんぢゃナイよ!”の一言でこぢ開けちゃった男である。ツワモノ。
小学校が違ったチュアブルは、ヒー坊が学校寡黙であることを知らないのでフツーに話しかけてきたそうな。
「たぶん『矢部』って名字やと思うんやけど…隣やったからどんどん話しかけて来てなぁ、矢部ちゃん…」
「なんてゆう名前のひとだって?ヤベチヤ?」
発音に難のあるヒー坊は『ベ』と『チャ』が繋がると言いづらいらしく『矢部ちゃん』と言う時に実際は『ヤービェーちぃゅあーん』と、発音している。耳からでしか情報を得られない聞いているほうは、なんて名字だかサッパリ。
「ヤービェーちぃゅあーんがーさァ…」
「矢部チュアブルが何って?」
「何でチュアブル?ちゃん、やで?ヤービェーちぃゅあーん…」
「だって『矢部チュアブル』って聴こえるもん。」
「まぁいいねんけど…その…矢部チュアブルがな?いろいろ話し掛けてくるねん、早速しゃべってみた。」
「矢部チュアブルはジュウ小学校のコやから、ヒーがしゃべらんこと知らんやろ。」
「そうやねん…やから話しかけてきたんやと思う。でもほら…ボク発音がちょっと…やからな?通じひんかったら困るかなぁーと思って…」
「またアイコンタクトで返したん?」
「いいや?言葉やで。」
「なんて答えたん?」
「ずーっと『うん、まぁまぁ。』て答えた。」
「考えたねぇ~!違和感はなかった?会話として成り立ってた?」
「うん、まぁまぁ。」
「ぉおっ!!ナイもんやなぁ違和感。」
「やろ?!くっくっく…」
ヒー坊が確実にわかる発音として得意なのは「あ行」と「ま行」である。よって「うん、まぁまぁ。」という意見は100%の自信をもってお伝え出来るフレーズなのだ。
「本当は、そんなに気持ち悪いことはないかなぁ~て思ったんやけど、『そうかなぁ?そんなでもないで?』て言って通じひんかったらアカンから『うん、まぁまぁ。』にした。」
100%の自信をもってお伝え出来る「うん、まぁまぁ。」であるが、あくまでもセリフとして発音に自信があるだけでそれが自分の意見であるとは限らないようだ。「そうかなぁ?そんなでもないで?」という自分の意見を発音した場合、一番苦手である「か行」と「さ行」がふんだんに盛り込まれてしまうので、やむなく意見の正確さよりも発音の伝わりやすさを優先したようだ。「うん、まぁまぁ。」に気持ちは一切、込められていない。
「まぁ最初やからなぁ…。親しくなってきてから自分を出していってもえっか…。」
「うん、最初はな。いろいろ聞いてくるから全部を答えてたら、わけわからんくなるやろ?」
「うーん…そうやなぁ…アンタの場合は…そうやなぁ…。それでも、自分を出すべきやったとは思うけど。」
「仲良くなってきたら、もうちょっとちゃんとな。」
「式の最中は全部『うん、まぁまぁ。』で凌いだん?」
「うん、まぁまぁ。」
「凌げるもんやな。」
「ナニナニやんなぁ?『うん、まぁまぁ。』ナニナニやと思う?『うん、まぁまぁ。』ぜ~んぶ。」
「そんなんで、会話になるもん?」
「うん、まぁまぁ。」
「…なるやん。」
「くっくっく…。な?なるやろ?」

それから後の日々でもヒー坊は、毎日のようにチュアブル情報を口にした。

「矢部チュアブルがな?今日も名札してへんや~ん、明日は絶対してこいよ?て言うから、しようかな?」
「矢部チュアブルが言わなくてもしていけよっ!」

「矢部チュアブルって陸上部に入るみたい。」
「え?矢部チュアブル、陸上?短距離かな?」
「うーん…違うと思う…」
「明日、矢部チュアブルにきーてきてよ。ほんでウチのお兄ぃが陸上ってゆぅてみぃな。」
「矢部チュアブル、チョモのことわかると思う。学校で千徒って名字、二人だけやろし。」
「そっか。んじゃチョモに矢部チュアブルを特別かわいがるようにゆおっと。矢部チュアブルには強力なバックをつけてあげて~矢部チュアブルは…なぁ?『矢部チュアブル』って長いな?『チュアブル』でイイぢゃん。チュアブルは千徒家でカタめていこう、そうしよう。ガッチリ放さない、チュアブルを。ご愁傷様やな。」
「チュアブル、ちっちゃくてカワイイねん。」
「うん、アンタに言う権利はないと思うけど、どう思う?」
「うん、まぁまぁ。」

「陸部にチュアブル入ってキたやろ?」
「誰?チュアブル?」
「チュアブルな、ヒーの話し相手やからイヂめんなよ?特別やさしくせぇよ?そして手懐けるで。」
「ヒー…誰や?チュアブル?」
「チュアブルは…ヤービェーちぃゅあーん。」
「誰て?」
「矢部、や。あるか心当たり?」
「あ~…ある。矢部ちゃんな?入ってキたで?長距離で頑張ってるちっちゃいコや。かわいいねん。」
「やろぉ???かわいいねん。」
「かわいい、かわいい。『センパ~イ!センパイの弟が話してくれないんスよ~!』て。オマエ話ししろや。」
「してるわっ!」
「驚異的にしてるわ。入学式で話した相手やぞ、ヒーにしたらもう『ベ~ラベラ話してる』くらいぢゃっ!!」
「矢部ちゃんなぁ…ゆぅてるなぁ…ちょくちょく『センパイの弟が~』ってな。」
「かわいいや~ん。そうゆうトコがかわいいやん。」

「今日なぁ、部活でチュアブルがなぁ『センパイ!センパイの弟が今日、学校に来ましたっ!!』って報告したぞ。」
「そうゆうトコがかわいいや~ん」
「まぁ知っとんねけどな兄弟やねんから。学校行く前から今日から学校行くことはわかっとんねけどな。」
「なんやったらはしかが治ったっていう情報なら真っ先に知ってんねけどな、兄弟やねんから。」
「なんやったらはしかに罹った時から誰よりも先に知ってるくらいやけどな、兄弟やねんから。」
「なんやったら伝染するなら誰よりも真っ先にうつってるけどな、兄弟やねんから。」
「まぁでもチュアブルはわざわざ教えてくれんねん、弟が学校に来てましたよ、て。」
「チュアブルのそうゆうトコがキャワイ~わけよ。」

キャワイ~そのチュアブルを、記録会の後でチョモがウチに連れて来て、そんで家がわかったから風邪で休んだヒー坊のしくだいを届けてくれた。担任アラッチからの電話によると、家の方向も違うしわざわざ届けてくれなくてもいいで?お兄ちゃんに渡しとくで?と言うも「ぜひ行かせてください!と矢部くんが言うので、託しました。」とのこと。積極的に来たのね。しかも1年陸部4人で仲良く「チョモセンパ~イ!」て。そうゆうトコがキャワイ~んだよね、確かにチョモセンパイもこの家にいるわけであるが、ソコは「ヒー坊!」で、よくねぇか?
「お~っ!オレ~、モテモテやなぁ~♪陸部の後輩も多くてなぁ~、モテモテやでほんま~。」
陸部の女子、ひとりも来てナイけど、ウチ。先輩も後輩も、男しか来てないけど。仕方がないから同級生の女子を無理から私が拉致してる3人ほど。
「みんな陸部?」
「ハイっ!!」
「アレやん1年の、リレーの。」
「こないだの?!あの二人?」
「ハイっ!!」
「ほらこっちがリョーちゃんでこっちがキョーちゃん。低リの二人。」
「ちょっとちみたち!こないだのアレはアカンよ?練習しな。チョモに鍛え上げてもらってソコは厳しくね。低リで強いチームを作らないと。」
「ハイ…」
「おっほほ~素直ぢゃーーーーーん♪キャワイ~・キャワイ~!!チュアブルは一位やもんな~?チュアブルには厳しくせんでええねん、一位やもん。チュアブルはイイねん、チュアブルは。」
「なんでチュアブルって言われてんの?」
「それは…まぁ話すと長い話でさァ… …ちゅーわけでチュアブル。矢部チュアブルから名字の「矢部」のほう取っちゃったのよ。ほんでさぁ?リョーちゃん?リューちゃん?キョーちゃん?覚えられへんわ。別のアダ名でよくねぇ?」
「いいっスよ?」
「キョーちゃん?リョーちゃんやった?リューちゃん?名字は何よ?」
「キョーちゃん。キョーイチロウやからキョーちゃんやねん。」
「あ・東?東キョーイチロウ?」
「いいえ、違います。」
「東キョーイチロウでええや~ん!辞令は突然に?転勤物語?あづMAXにしようサ、あづMAXでよくね?」
「全然…名字…関係ないっスけど…」
「大丈夫ウチいつでもそんなんやから。あづMAXね、長いか…んじゃマックス。」
「さらに間違ってる名字でもなくなったし…」
「マックスね~」
「あハイ…マックスで。」
短くないとね、アダ名は。大丈夫よアナタたちは今までどーりキョーちゃんでもリョーちゃんでもチョーさんでもオイッス!でも、好きに呼び合って。マックスやらパーゲェやらゆぅんは千徒家コードやからね。ウチでだけ識別できたらそれでイイの。あれ?もうひとり居たよなぁ…誰だ?存在感アピールが薄いコやったなぁ…千徒家では主張してイかないとダメよ?控えめな態度へのサポートはこれといってないからね?控えめにしてるとイヂられキャラが定着しちゃうよ?カイAのように。カイAに朝「新聞屋さんおはよう!」と挨拶すると、新聞受けから新聞を取って居間まで運んでくれるのでお試しあれ。しかし届けてもらおうと本気で考えているなら3年ほどの餌づけ期間が必要であることをお忘れなく。カイAはすぐには打ち解けないタイプなの。

「ちみたちの中で一番、かしこいの誰?」
「ハイ!」
「おぉ!チュアブル一番?」
「うそウソうそ…」
「ちみたちね?100点を取れるとしたら、今度のテストしかチャンスはないよ?あとは絶対に100点を取らせないようにするから先生たち。最初のテストの数学と英語。3年間でソコしか可能性はないと思ったほうがええで、頑張りや~。」
「いいや?ちゃうで。最初のテストが難しいねんで、一番。オレ、一年の最初のテストの合計点が最低やったもん。」
「そうなんスか?」
「テストの度に合計点ちゅ~のは上げてくモンやしな。」
「センパ~イ!カッコイイぢゃないっスか!」
「そうやで。オレ、カッコイイねん。」
「じゃぁセンパイ、最初のテスト何点ですか?300はありました?」
「なんでやねんっ!」
「あ…じゃぁ…280!!」
「ちゃう!270!!」
「おい…」
「じゃぁ250!!」
「え…オマエら…そんなんなん?!」
「ちみたち…ちみたちねぇ…悪いがチョモはちみたちとはレベルが違うと言わざるを得んな。」
「そーなんですかぁ??じゃぁ…200はありました??」
「なんで下がんねんっ!!!」
「上ってことですか?!」
「当たり前やないかっ!460。」
「最低が460ですか?!」
「そう。460以下は取ったことないわい。」
「スゲー…足も速くて頭もいいってセンパイ…めちゃめちゃカッコイイぢゃないっスか…」
「そうやで?オレ、カッコイイねん。」
足が速くて頭がキレる、そのうえ足が臭くてあまりのオンチに周りがキレるの。かっこええやろうが?
「ついていきますセンパ~イ!」
「おぅ、ついてこい・ついてこい!まかしとけっ!」
「どやったらそうなりました?」
「オレ、努力を惜しまないタイプ。」
「え…努力ですか?」
「そうや?努力を惜しまんかったらええだけや。」
ついてこい・まかしとけ!ゆぅたけど結局『コツコツ自分で努力しろ』ていう教えだったね。
今ならまだ引き返せるぞ、ついて行くな。

「チュアブル、こないだの写真いるならあげるで?プリントアウトしよか?」
「ハイっ!」
「んじゃ、近いうちにね。」
「センパイのおかーさんにブログにのしてもらってんオレ~」
正確には『ブログにのすための借金をさした状態である』の段階やけどね。ここんとこ忙しくて更新してないから。
「ブログ、やってるんスか?」
「やってます。」
「何ていうヤツですか?」
「教えません。」
「教えてくださいよ。」
「ヤだ。」
「何のブログですか?」
「あんな?何のブログかもブロクのURLも、知りたかったら私のために3回以上働くことが条件やねん。ぢゃないと教えない。」
それが誰にでも等しく課される、私のブログの『鉄の掟』だから。
「毎日、更新してるんですか?」
ブログに喰いつく、男がひとり。どっちかな?丸坊主のパーゲェぢゃないから、マックスか、陰の薄いコ(仮にウッスィと呼ぶ)か。
「毎日じゃないよ。忙しいと何日も更新しひんし、ヒマやったら一日に何回も更新することもあるし。」
「何人くらい見てるんですか?」
「何人…さぁ…?教えたひとが見てる、ていう人数なら10人くらいちゃう?勝手にヒットしたのは知らんで?検索とかするやん?ほんでその単語がたまたま私のブログの中に含まれてるとするやん?そしたら検索にかかるわけやん?一応、公開はしてるからそれで飛んで来たとかいう可能性もなきにしもあらずっていう状況はあるよね。でも言えることは、検索するってことは何かを調べようとして検索してるわけやん?そのつもりで飛んで来ても、私のブログは「おフザケ」やから、何の情報も得られんってことだけは確かよ。そうゆうブログやねん、わかる?真面目なヤツぢゃないの。何の役にも立たない系ブログ。」
「教えてくださいよぉ、ブログ。」
「だから知りたかったら働きなよ、私のために。みんな知ってるひとは働くかそれに相当する手助けをやってURLを手に入れてんねんから。教えて~だけでは教えてないの。」
「働きます!」
「働いて。待っとるで。」
「ハイっ!」
「3回以上やで?」
「3回以上ですね?」
「最低3回。」
「わかりましたっ!」
ぉおっ!働くのか?ええっと…マックスか、ウッスィか…どっちか。
しかしねぇ、ちみ。「働く」ということの意味をきちんと理解しているかな?自分のことを疎かにして手助けだけをすることを「働く」とは言わないんだよ?自分のことがしっかりと出来ているということが「働く」ことよりも重要なんだよ?ちみがもし自分でやるべきことを親任せにしているのなら、それを試しに自分でやってごらんよ。不思議なことにねぇ、自分のことがちゃんとやれているひとってのは、自然とひとの手助けをしちゃうもんなんだよねぇ。自然と手助けしっちゃうひとってサ「3回やろう」てカウントした時には他人から見て30回くらいはやっちゃってるからね。努力ってやっぱ惜しんぢゃいけないよね。
ちみたちの努力はまず、部活もそうだけど勉強に注がないといけないみたいだね。
千徒家のこの「おフザけ」はねぇ、十分な自由時間の確保が全てであるから。
十分な自由時間を確保する能力なしに「おフザけ」の道は極まらん。
極めた暁には貧乏を保証するぞ。

塾に行かせる金なんてナイから落ちこぼれたら終わりだと事実を包み隠さず伝え勉強を学校だけで賄う努力。
勉強だったら小2でアウトなんだから私には絶対きかないでと事実を包み隠さず伝えひとを頼らない学習に取り組む努力。
そんな正直な取り組み姿勢で「勉強にはノータッチ」を貫いた教育方針を14年間継続しさらに期間を延ばしている私の努力。
千徒家の民たちのたゆまぬ努力の結果、塾にも習い事にもいかなくてよい状況を勝ち取り、自由時間の確保に繋がった事実があればこそ、こうして我々は「おフザけ」に情熱を燃やすことが出来るのである。

さてここでちみたちに中間テストの練習問題です。

千徒家の民は「努力」という言葉をどのようにはき違えているかを100字キッチリで答えなさい。句読点も一字として数えます。スペース、リーダー、改行の使用は認めません。

努力を惜しまずに、耳ぃ揃えて100文(字)用意しな。

ここで、この問題を回答する制限時間の発表です。
「100文」を円換算してみましょう。
さて、そもそも「文」が円換算できません。なぜなら「文」ちゅ~のは江戸初期に「金1両=銀60匁=銭4000文」てな公定相場があったことからもわかるように、3種類の貨幣が存在した時代のモンですから、日々刻々と相場は変わり、また「金・銀・銭」で相場も別々。物流サービスも今と違ったわけで、何を基準にするかで円換算の計算も違うことになります。よって、食べ物基準での円換算の高値と、賃金基準での円換算の低値で「1文」を算出して「30円」としましょう。「100文」の努力は3000円ですね。私の臨時日雇の時給が1000円ですから、制限時間は3時間になります。
では、始めてください。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-18 16:16 | +ミルニング+ | Comments(0)  

武士の魂

「千徒さん、着信なんかおもしろいことしてない?」
「私ですか?着信…普通だと思いますが…」
着うたじゃなくて着メロでクレバの『来ればいいのに』が流れる着信音。古さ以外には何の面白味もないと思う。中学校の階段を降りながらの会話だったので、私が階段の途中で違う人と出会ったりしたこともあり、先輩保護者であるおフジさんとの着信音トークはそれにて終了した。
しかし、私のケータイにはおフジさんからの無言のメッセージが入っていた。入っていたと言うより「電話を切りそびれた」というカンジで。
おぉ、そうか。着信音とはこのことであったか。おフジさんは、私からの不在着信を確認して私に折り返してくれたのである。けれども「役員選出中」であった私はその電話に気が付かなかった。

まぁ毎年のことではあるのだが、クラスのもめ事の元凶が「役員選出」ですな。執行部の人間が「役員選出時の不満の窓口」になるのは覚悟をしていたつもりであったが、それを「見ている保護者」である立場なのと「執行部として同席」である立場なのとでは、雲泥の差。正式には私はまだ執行部ではないのだが、新執行部候補の人間ということで、何かあった時の説明係として同席していたわけである、我が子のクラスでもあったしモノはついでで。
恐ろしいコトに「何かあった」ので一生懸命説明をしたのだが、追及の手が緩むことはなく、他のおかーさんに「そんなことを聞いても、彼女だってわかることじゃないやろうに。もう先に進みません?」とかばってもらったり、「こうこうこうゆうのはできひんの?」と言われ旧執行部のひとに電話で訊きまくったりして、とうとう「我がクラス待ち」という状況になるまでもめた。その後の話し合いで納得のいく形でのクジ引きとなり、時間はかかったが、最初の難関はひとまず突破したヤレヤレ感に満ち満ちた半日であった。
思ってはいたことだけれど「執行部」ってやりきれない気持ちを抱えるポジションである。今までは「執行部って大変そうやなぁ~」と思ってみていた。執行部に顔見知りのひととかもちょっとはいたので、学校で会えば積極的に挨拶はしたし、執行部のひとから「お願いがあんね~ん…」と言われれば出来る限り応えるように努力もした。イヤなポジションを引き受けてくれてはんねから、せめて協力的な保護者として貢献しよう。しかし皆が皆、そんな気持ちの保護者というわけではないのだ現実は。そのことを「執行部」という立場で知るのが一番、ツラいトコロかもしんないな。おめでたく「みんなイイひと~♪」と思っていたわけではないけれど、でもそう思いたい気持ちは100%そうだった。

「ぁたし…執行部やれっかなぁ…」
「だいじょ~ぶよぉっ♪やれるって思えるひとしか声掛けてないねんからっ!」
私を執行部へと導いた犯人キーさんが、無責任にも言い放つ。もー…今年で終わりやからってー…携帯番号訊いたからー絶対なんかあったら電話しよーっと、キーさん。
でも、任期が終わりやのにちゃ~んと新執行部候補をサポートしてくれるキーさん。キーさんのメールアドレスは知っていたけど番号は知らなくて、役員選出時のヘルプの電話を私は、引き続き現執行部として残る経験豊富な執行部の人にしまくった。しかし、知っている二人、会議室で待機しているはずの二人、どっちも電話に出てくれないのだ~。私は泣かんばかりの状態だったので、たぶん仕事中であろう副会長(男性)にまで助けを求めた。ひつこくひつこく電話を鳴らし続け、電話口に出た副会長に「今、よろしいですか?」という確認もせず「あのぉー役員選出もめてましてぇー委任状もなにも出てないひとがー」と本題から入った。副会長は「うん、あのな?それは…」と説明することの説明を私に丁寧に説明した。そして、選出された役員と共に会議室に行った時、「もぉ~副会長から電話があったよぉ~千徒さんからヘルプの電話があったよーゆぅて~、どうしたーん??」と声をかけてくれたのが、キーさんなんである。私の必死な電話の雰囲気を察知した副会長が「千徒さんだいぶテンパってんで?大丈夫か?」とキーさんに報告してくれたようである。いろんな「もめ」を経験しているキーさんは「今年はまだマシよ~ここで泣き崩れたひとだっているんだから~」と、肝っ玉かぁちゃんみたいなことを言っていた。す、すごいな…執行部の役割って…。

私の簡易留守メモリストには、おフジさんから一件メッセージが蓄えられていた。聞いてみたら、慌ただしいカンジの雑音の中、おフジさんが「ん?」と思っておいでなのだろうなぁ、と思うような雰囲気の息使いで「切るタイミングを逃した」何秒間かが録音されていた。
それでか…それで着信におもしろいことをしていないかとお聞きになったのである。
私の簡易留守メモは武士が取り次ぐ。忘れていたくらいに私の簡易留守メモにメッセージが録音されることは無い。だって応答時間が30秒もあるのだ。30秒間コールし続けてやっと武士が取り次ぐのである。「拙者のいない時に電話してくるとはなんとタイミングの悪いヤツ!何用じゃっ!名を!名を名乗れっ!!」ちゅうて。30秒は、コールしているほうには長いようで、滅多に武士の声を聞くひとはいない。その前に気付けば私も電話に出ちゃうし。しかしまれに、私が気が付かない時に留守番サービスに接続するのを待ってメッセージを残そうとしたひとが、律儀に30秒のコールをしてくれる時がある。私は留守番電話サービスには接続しない設定にしているので、30秒後には自動的に簡易留守メモになり、武士が取り次いだあとで録音開始の合図が無情にも「ピー」とすぐさま鳴るのである。
30秒コールし続けた「メッセージを残すつもりだった」ひとであっても、武士に「名を名乗れっ!」と凄まれて、冷静に名乗り用件を告げたひとはいない。「ビックリして切った」というのがイネさん。むーちんが出てかなり怒って何かわめきちらしているのでビックリして思わず切ったよ、と言うので「それは武士だ」と誤解を解こうとしたが、説明不十分のまま用件に入ったのでヘンに誤解したままだろうな。

武士だったんだなぁ…私は武士の魂を設定していたんだなぁ…そうか…忘れるトコロだった。
携帯の簡易留守メモ設定の武士はフザけているけれど、「武士の気高さ」見習おうっと。それでいこうっと執行部での自分。
「言い争い」って不満が不満を呼ぶと思う。誰かの不満が、口にした途端に違う誰かの不満の種になり、言い出したらじゃぁアレもコレもと収拾つかなくなってしまう。不満を口にしない気高さってひととしてのモラルやと思う、難しいけど。言うべき主張やと思うんやったら「不満感アリアリ」てな言い方をせずに言葉を選んだりするのが最低限のマナーやと思う。相手を不愉快にさせないことを考えて発言する配慮は要ると思う。
そんなことをつらつらと考えていたら、どーも「やりきれねぇ~」って気分。ウチの男衆ときたら、ほん~ま思いやりのカケラもないようなコトしか言わんもんやから私が見習う「気高さ」の低いこと低いこと。
家でやっておかねばならんことが、やっておきたいことが、ごっついあんねけど「家にこもってる気分ぢゃぁねぇな」とブラブラしてみた。「広告の品」を買いがてらブラ~ブラ~。

そしたら、こんなブラブラだった。

図書館に期限の過ぎた本を返却。期限が切れていることを忘れていた私が「わぁ…すいませんでした」と謝ると、「切れているのはこの一冊だけですよ、あとは期限内に返していただいています」と司書さん。
…気高い。
わざわざ言わなくてもよいっちゃぁよいこの言葉。でもこの言葉をかけることで、私の気持ちは軽くなるではないか。「ぅわー忘れてたー」という申し訳ない気持ちでいる人間には「全部ではないですよ、一冊だけなんで『ウッカリ』してたんだと思います、よくあることですよ~」のような思いやりの気持ちが伝わってくるではないか。そんな言葉をかけられると私は当然こう思う「次からはちゃんと期限内に返しにこよう!」
しかしこれが「期限が切れてますから、次からは期限内に返却してください」と冷たく言われたならどうだろう?司書さんがした仕事の結果だけをみれば、仕事内容は一緒である。「期限内に返さないひとに期限内に返すよう促した」という仕事をこなしている。
しかし私はこう思うに決まってる。
「だ~れが返すか~っ!一日遅れたダケやんけ~!期限切れたら、休館日に返却ポストに入れたんね~んっ!!」
言葉とは、いかようにも使い分けることが出来るんである。

図書館に期限切れの本を返却した帰り、スーパーに寄ると駐車場から車が出て来た。私はその車の前を徒歩で横切ることになる「スーパーの入り口」に向かっていたので、車が車道に出て行くのを待っていた。すると私とは反対方向から60がらみのご婦人が、両手に荷物を下げ小走りでこっちへ向かって来たのである。車の運転手は左右確認をする際にこのご婦人の姿が見えたのだろう。しかし、左右から車は来ておらず、ご婦人の小走りのスピートからいって十分、先に車道に出ることが出来た。だが運転していた女性は歩道にちょいとフロント部分が出ているワレの車を、わざわざバックさせ、小走りする女性のために歩道を確保したのである。小走りしていた女性も、十分に車道に出られる感覚はあったようで、小走りを徒歩に切り替え車に道を譲っていた。しかし車の反応を見、「まぁどうもすいませんねぇ、ありがとう」と言いながら、下がった車の前を深々と頭を下げて横切った。小雨が降る中、窓を開けていないから聞こえないであろう運転手はそれでも、下げられた頭からお礼を言われたことは察したのだろう、口をパクパクさせながら二度、頭を下げた。その口パクが私には「いいえ、いえいえいえ…」と言っているように、見えた。
…気高い。
このお二人はなんて気高いのだろうと私は思った。雨の中、互いに急ぎたい気持ちはあろうに、互いに譲り合い、譲り合ったことにお礼を言い合い、そうすることになんのためらいも感じられない。ためらうことなく「ありがとう」と口にし、「いえいえいえ」と口にしている。なんて気高いのであろうか。
バックした運転手はそのまま、私に「どうぞ」とジェスチャーもしたのである。今このタイミングで車道に出ることは出来たのに、やはり気高く私に道を譲ってくれた。

帰るまでには「小雨だからこその光景」を目にした。それは、シルバーカーを押して歩いている老人に、後ろから歩いているひとが傘をそっと差し出している光景である。差し出しているのは若い男性だった。おばーちゃんは俯いてシルバーカーを両手で押していて、傘はさしていなかった。さすかささないかが人によりけりという具合の小雨で、私ならささない。しかし青年はさしていた。ゆ~っくりと進むおばーちゃんの歩いている歩道が柵のあるちょっと狭いタイプで、シルバーカーの幅を考えると、追い抜かせないこともないのだが、追い抜かすのに気付いたおばーちゃんはシルバーカーをきっと脇に寄せようとするだろうなぁという幅の歩道なんである。
青年は追い抜かさずに同じペースで歩いていた。背の高い青年と俯き加減で歩いているおばーちゃんの身長差はだいぶあるが距離には差が殆どない。青年は黒い傘を腕を伸ばしてさしていて、辛うじてその中に自分が入っているという程度だった。その傘はおばーちゃんの俯き加減と同じ角度で俯いていたので、彼の背中は雨を浴びているに違いない。まったくの他人同士なのだけど、彼はおばーちゃんっ子なのかなぁ…それで自分のおばーちゃんと重なって雨に濡れないようにしてあげてる…なんて気高い子なのだろう。他人同士かどうかの確認をしたわけではないが、他人同士なのだろうと思う根拠はある。彼の傘の持ち方である。腕を伸ばして「ちょっと高くないか?」と思うくらいに上げてさし、おばーちゃんの角度に曲げていた。もっと低い位置のほうがもっと濡れもしないだろうが、彼の傘はカラスなみに黒かった。低くさせばわずかではあるが光を遮り、俯いているおばーちゃんが気付いてしまうかもしれない。同じ方向に同じペースで歩いている間だけでも、そっとおばーちゃんを雨から守る。この行為は秘密裏に行われているような気がした。私は彼らが行く方向から逸れたので、想像だけでそう解釈したけれど本当の孫だったかもしれない。それでも青年の行為は私に気高いことの尊さを十分に教えてくれた。

「やりきれねぇなぁ~」なんつってブラブラしてみたけれど、気高い人間のほうが多いねんなぁ~やっぱり。みんな気高いんだけど不満が不満を呼んで見失ってるだけちゃうか、実は。
時代劇でサ、武士がさぁ用事もないのに町をブラブラブラブラほっつき歩いてるシーン、あるやん?ずっと思っててん「侍ってヒマやってんなぁ~」って。時代劇やから必ず何かしら起こることになってるけど、現実ではそう事件も頻発せへんやろから、ブラブラ武士だらけやないかって風に思ってたけど、アレにも意味があったんちゃうか。パトロールっていうのがひとつかな。ほんでこっちのほうが重要やけど、民の気高さを学習してたとか。身内を守ることや、仲間を思いやることから自然と出る気高さをた~くさん見て糧にして、気高さを積んでいる。そうやって武士は「気高さ」を維持するためにブラついてる。
どうだろう我が息子たちよ、武士の魂を身につけるためブラつくことで「気高さ」が維持できるもんかどうか、実証してみらんか。
用事もないのにブラブラほっつき歩いて、些細な気高さに気付くのだ!
ブラつくのは休日の日中にしたまえ。夜にやってると補導されるぞ。
その時はおかーさん、身元引受人にはなりませんからね。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-04-21 11:59 | +ミルニング+ | Comments(0)  

答えようの無い質問

「ボク、無人島に何かひとつ持って行くとしたら何にしようかなぁ~?」
私が運転手を務める車に乗ると饒舌になるヘイポーが唐突に、無人島に何かひとつを持って行く場面を出した。
「誰かにそんな質問をされたん?何を持って行くかって訊かれたん?」
「いいや?」
「じゃぁなんでそんなことを考えはじめたんよ、突然。」
「いや…『無人島に何かひとつだけ』ってことは大事な物ってことやんか。だってたったひとつだけやねんで~大事な物を持って行くやろぉ?ボクの大事な物って何やと思う?何があるかなぁ?」
「自分じゃないですか?」
「物・物。」
「…者ぢゃん。」
「… … …まだ一番の物が決まってないから『今やったら』ってことになるよなぁ?まぅは?決まってる??」
…まさかのスルー…わからなかったみたいだ…。
誰かに質問されたわけでもないのにそんなことを考え始めたということは、この世に「無人島に何か一つ持って行くとしたら」という『もしもQ』が存在するということを知っているということである。同じ類に「宝くじが当たったらどうする?」というのもある。この世に自分の他に異性二人しかいなくて「どっちを選ぶ?」というのもあるが、この「もしも」は答えがふたつしかないので同類とは言えない。たくさんの選択肢があった上での「もしもQ」である、という点がこの質問の特徴である。

「あのさぁ…それってさぁ…『無人島』ぢゃなきゃダメかな?どうして無人島ぢゃなきゃダメなんやろう?それで一番大切にしている物がわかるんやったら「一番に大切な物は何?」ってきーてほしいねん。無人島を出して来るからその問題って答えがなくなんねん。「無人島には行かない」って答えになっちゃうねんやんか。だってサ、無人島やで?ひと、おらんねんで?ひとっこひとりおらんってわかってる島に、自分から何かひとつだけ持って出向くんやで?ヘイポーさ、行くかえ??私は…行きたくないよ…寂しいよ…行くことを想定するのが難しいよ…想像の中ででも行きたくないよ…どうしてもって言うなら話し相手を持って行きたいよ…持って行った物がどんなに大切でも必要ねぇよ…無人島でどうしろって言うんだよ…宝の持ち腐れぢゃんか、どんな物であってもサ。どんなに大切でも心が満たされん、ひとりきりだったら。な?その質問って困るやん?あと「宝くじが当たったら」も困っちゃう。種類は違うけど「血液型なに?」もされて困る質問やな。どれも答えが定まらんのよね。宝くじ、買ってないからね。買ってなかったら当たる確率がゼロやねんもん。当たったらどうする?って言われても当たるわけナイんやから困るぢゃん。やから『宝くじが当たる』って条件ぢゃないとアカンかえ?って思うねん。『自分の所持金では手が出ないような物で欲しい物なに?』とかやったら『宝くじが当たったらどうする?』って質問に近しい答えが出ると思わへん?『宝くじ』を出されるとさぁ…答えに困るやん。こっちは買ってナイって事実が根強くあるわけやからさぁ…『宝くじが当たったらどうする?』…ビックリするやんか。買ってもいない宝くじが当たったら誰だってビックリするがな。血液型はAやからAとは答えられるけどさぁ…血液型きいて「Aね、わかった。」て終わることなんてナイやん。几帳面な人やと分類されたりするわけやろ?そのための血液型確認やんか。そんなん、血液型で性格が決まってみ?世の中4タイプの人間しかおらんようになんねんで?…そんなワケないのはみんな実体験で知ってるやろうに…。『何型?』『血液ですか?たしか赤いですよ、見てみます?』やんか。そしたら『また~フザけて~血液型なによ~?』てなるやん?『Aですけどね。』て正直に答えたら『えーーーー絶対Aちゃうわ~っ!』ってなんねんで。だってA型のひとは真面目らしいから。でも私はAやねんもん。私がどんだけフザけようが血は間違いなくAやねん、34年間Aやってます~やで、わしゃ寺山修司か『血液型は寺山修司。』コレでイくか?だからな?フザけてるとか真面目だとかに、血液型は関係ナイねんって。むーなんてめっちゃ細かいやん?私なんかよりよっぽど几帳面やんか、あのひとO型やで。な?血液型で性格は決まらんやろ?でも世の中は血液型性格判断が浸透してんねん…やから素直に『Aです』で言えない環境があるって言うかさぁ…安心して『Aです』って言えるのなんて献血する時くらい。『A型の血だったら足りてますやろけど、いります?』ってフザけても、献血のひとは『ほんとにAですか?』とは訊きはらへんで。そんだけAがおったら使うんもAが多いやろしな、採るみたいやで私から200㏄も。アンタ、200㏄ゆぅたら牛乳を腰に手を当てて飲むくらいの量やでな~小腹を満たすほどは抜くわけやで、血。…そんなワケでな?『無人島に何かひとつ持って行くとしたら』と『血液型は?』と『宝くじが当たったら』って質問はされて困る質問やねん。答えが定まらないってゆぅか~答えに困るってゆぅかサ。」
「あ~…わかる、わかるぅ…。」
わかるか…さすが12年も共に生活してきただけはあるなぁ。どうでもいいことをうだうだと考えミルニングしてしまう私なぞ、一見このテのことでいつまでも物思いに耽りそうな感があることは認めよう。無人島に持って行くなら…とおもむろに天袋を漁ってみたり、宝くじが当たったらと買う物の計算を始めそのリストを詳しく書きすぎてメモ用紙30枚を超えてみたり、A型の性格判断に「当たってるぅ~」なんつってわ~きゃ~ゆぅて、傾向と対策を練って人生をよりよい感じに!と風水と姓名判断を合体させた新しい占術を作っちゃったり、そんなことをして楽しんでいても不思議はないと自分でも思う。しかし、この『もしもQ』に対して私はどちらかと言えば冷ややかだ。「そんなことを考えてどうする」というようなことを考えてしまう私でも、「どうでもいいことならなんでんかんでん」考えているわけでは、ないのだ。『もしもQ』に関しては『結論がはっきり出る』ということがミルニングするための最重要ポイントである。『これです』と言える答えが用意できるQならば、考えていて楽しいではないか。
「あ~…じゃぁ…アレも困るんやな?『最後の晩餐は?』ってヤツ。」
「あぁ…『明日が地球最期の日さて何を食べる?』てヤツ?」
「そうそうそう、困るやろ?」
「明日で地球が終わるワケないからな、それやったら『明日が寿命やから最後に何を食べようか?』のほうがまだ考えてて楽しいかもね。でも、寿命ならそれまでに食べたいものはすでに食べてると思う。病気で死ぬ前なら、食欲なんてナイと思うし。」
「やんなぁ??明日で地球が終わるってこと、ナイと思うボクも。これも困る質問やな?」
「それがなぁ、その質問なら私、困らない。その質問なら、答えは定まってるから。」
「えっ?!もう定まってんの?!」
「うん、答えはある。理由もあるし。」
「何を食べるん?最期の晩餐に。」
「嫌いなモノばっか食べるよ。明日で地球が終わるから。」
「嫌いなモノにするん?」
「する。めっちゃいっぱいあるんやけどさ、嫌いなモノ、苦手なモノ。それを次から次に食べていくのよ。そうゆう食事ってすごく苦痛ぢゃない?」
「苦痛…やな。イヤや。」
「でも、いいぢゃん。明日でどうせ終わりやで。『あぁ~こんなマズいモンばっか食べるくらいなら死んだほうがマシ~っ!!』あ・明日で死ぬぢゃん。…ほらな?心おきなく死んでいけんぢゃん。これが好物ばっか食べてみ?未練タラタラやで。こんなおいしいモノも、あんなおいしいモノももう食べられない…死にたくないよぉ…て、なるやん。あぁアレも食べてみたかった…て心残りは尽きんやろ。さぁ、キライなモノで晩餐を!『うぅー…もうこれ以上ケーキを食べたくない…うげぇ…老舗のモナカはア…アンコがたっぷり…汁粉で飲み下すか…く・くどいぞ…甘さがくどすぎる…ぅへー…トマトのこの食感…こんな思いをするくらいなら死んだほうがマシ~~~~っ!!』あれっ?!てか明日で地球滅亡だよねっ?!極楽・極楽…早くラクになりたい…明日よ来いっ!明日の最期を待ちわびるよね。…ふさわしい。ぅう~ん、こんなふさわしい晩餐はねぇよ?」
「まぅの最期の晩餐ってキライなモノなんや…。答えられる質問があってよかったやん。」
「うん、決まってる。決まってるからいつでも訊いて。ハッキリ答えられるから、それは。キライなモノをじゃんじゃん、食べるぞ。」
最期の最後でえらい苦痛やで。
でも大丈夫。
いろんな賢いひとたちが地球滅亡とかゆぅてるって噂は聞くけど、当たった試しないから。買ってない宝くじを私が当てるっていう確率より低いんちゃうかなぁ。
地球を創った神様だって最終的に滅亡させるような地球を、こんな綿密な計算で狂いなく創るわけナイって。遊びぢゃないんやからね。

もしも、この地球が神々の遊びやったらど~するぅ??
…なげぇな、神様のオアソビ。でけぇな、スケール。
これだけでかくながいこと遊んでたら「飽きたから滅亡させよっと」と思ったとしても、情も芽生えているだろうしもったいないから「変化をつける」くらいで妥協すると思うな。神様ゆくゆくは「地球」を「ティテュー」にリニューアル。こぢゃれた名前になったねぇ。最初のニングェンは「アダ坊」と「イ婆」なのよ。イ婆が「知恵の実」と間違えてとって来た「悪知恵の実」をアダ坊がインストールしちゃって、ティテューオンライン化が進むだろう、やれやれ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-12-28 01:00 | +ミルニング+ | Comments(0)