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ホワイトデーに

シュークリームを

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カスタードから作るチョモ

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おかーさんアナタをそんな風に育てた覚えは…

…だいぶある。
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by yoyo4697ru980gw | 2011-03-22 22:50 | +mender!+ | Comments(0)  

カルミンマスター

お気に入り廃番現象という個人的見地からみてとても悲しい現象が、ある。

それを好物だと言う人間がひとりでも居れば製造中止にしないでおくれ!

ま・ひとりの声って大勢の声に掻き消されるわけだが。

「お気に入り廃番現象」とは、好きになった商品があれよあれよと店頭から姿を消す現象の事をいう。
廃番決定が先か気に入るのが先か因果関係ははっきりしないが、好きになった途端、入手困難に陥る商品もあるので「廃番決定の最終処分値で投げ売りされている商品を手に取って気に入った」可能性もあろうかと思う。しかし人間とは不運が続くと考え方が卑屈になるもんなのか、あまりに自分が気に入った商品がバッタバッタと消え去るとそのうちに「ごめんよ…私が好きになったばっかりに…」という気になってくるから不思議である。好きになった物っつったって全部が全部、製造中止になっているわけでもないのにね。

しかし、私のお気に入りは幼い頃から続々と姿を消し、たまに復活してはまた消え、たま~にマイナーなスーパーで見かけたりもするが、おおかた姿を潜めてそのまま消えてしまう。

メロンホワイトというあったかい飲み物が姿を消し、シソ茶も消えた。
コーヒービートやコーヒーガムも一時期完全に市場から行方をくらませていた。
キシリトールタブレットグレープフルーツ味なんてホンマに商品として存在してたんかと思うほどのスピードで店頭から姿を消した。あまりの早さにこの商品を知らないというひとまでいる。メントスと同じようなパッケージ方法をとったラムネ状のキシリトールタブレット。食べ過ぎると下痢になってしまうが、ついつい食べ過ぎてしまうほどの妙味だったので私は甘んじて下痢を受け入れ、食べていた。おそらく「食べない」ことが選ばれた結果あれだけのハイスピードで廃れたのだと思う。
食べ物だけに止まらず、クレンジングオイル・シャンプー・ローション・クリーム・UV…コスメの研究を何十年としている私が気に入り、方々でこれがイチオシのコスメだとフいてきた商品の7割は廃れているかモデルチェンジをしている有様。一番最近の廃れコスメは、某通販会社が発売している漢方系下地で、これはよいかもと思って注文したが過去2回とも商品が手元に届かないという自体が発生している。商品の製造が中止になったためである。同じ商品を2度買おうとして、2度も製造中止により届かない、という経験をするとさすがに「いいなぁ~と思ったダケで製造中止に出来るパワー」をとうとう手に入れたんぢゃないかとさえ思うようになる。
怨み深い誰かが私を雇って憎い相手を懲らしめようと企むというビジネスが成立しそうではないか。依頼だから仕方なく私は、雇い主が嫌うようなおひとを心底好きにならなくてはならぬ。最初のうちはそう簡単に好きなれず、苦労とか挫折とかすんのかな。でも元来惚れっぽい性格が功を奏してコツをツカむ。私が好きになったばっかりにそのおひとは、姿を消すのだ。忽然と姿を消す。これまでのお気に入り商品同様、私の預かり知らないルートで行方不明になるので、アシはつかない。しかし私だけはわかっている「私が好きになったばっかりに」効果。でもこの仕事って、守秘義務があるから。…なかなか辛い職業である。着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んぢゃう私、職業病かしら。
雇い主は自分の手を汚すことなく憎い相手が姿を消してくれるし、私は想い焦がれるダケで任務完了なので、契約はスムーズなことと思う。時給換算でやるのか日給月給かってトコで意見は割れるかもしれないが、私は時給換算で構わない。がしかしメンタルメンテナンス料は別途請求する。

この「お気に入り廃番現象」に心を痛めている私が大好きなのにもかかわらず、廃れずにロングヒット商品として君臨しているカルミン。電車に乗っている時に食べようとしたら、ヒー坊がたかりつつこう呟いた。
「カルミンってさぁ…開けたら全部食べちゃわないとアカンってトコがなぁ…とっとかれへんってトコがなぁ…ケース入りとかで売ったらええと思わへん?」
「ええと思わへん。ケース入りにしたら高くなるぢゃん。駄菓子は安くてナンボやからな。スタイリッシュになって値上げしたなんか愚の骨頂ってカンジ、駄菓子界では。」
「ココさぁ…紙の筒じゃなくって…ガムのヤツみたいなのにしたらええのに…」
「必要ないな。カルミンマスターの技を教えてやろか?」
「なんやねんカルミンマスターて?」
「そやなぁ…カルミンを思うままに操れる人間『カルミンマスター』どう?カルミンを何十年くぅてるとおもっとんや?そんじょそこらのカルミン好きとは年季がちゃうねん年季が。好きの度合いがちゃうねん。」
私は、カルミン一族のいちごカルミンを出した。余談だが、カルミンはブルーのフツーのミント味のカルミンが一番おいしい。というより、それしかおいしくない。
「カルミンが携帯に向かないっておもてるみたいやけど、こんなにピッタリで携帯出来るおやつは他に無いやろなぁ…それもこれもこの紙の筒がポイントやねんから。」
「え~…」
「ひとに差し上げるのにも衛生的かつ効率的かつ紳士的。相手に確実にカルミン1コだけを渡す。しかもゴミになる物は一切、渡さずにね。やって差し上げましょうか?」
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まずはこうゆう風に、1粒分の嵩、下から押し上げる。
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銀紙部分をツツーとめくる。
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このまま「どうぞ」と差し出すと…
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相手はつまんで持って行く、と。
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さて、4粒ほど食べましたらもう一旦しまおうか、という気分。
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では、逆から下向きに押し込みましょうか。
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こうなりますね。
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紙の外装を折り込みます。
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ほうらコンパクティ。

再び食べ始めようという時に、折り込んだ箇所がぐちゃっとなっていましても気にすることはございません。
伸ばして下から押し上げてごらんさい、ちゃ~んと銀紙部分はツツーとめくれるんでね。
押し上げる時の力加減をあやまると、銀紙部分がダブったり中身だけが押し出されたりとヘタをこく結果となりますので、回数を重ねて押し上げる力加減を手に覚えさせましょうね。カルミンマスターになるためには場数をこなさねばならんのです。
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by yoyo4697ru980gw | 2011-02-07 00:08 | +mender!+ | Comments(0)  

渋ガキDASH!!

おじーちゃんちまで車で40分。そのおじーちゃんちには渋柿の木があって去年【柿渋】という天然染料を作るために収穫してもらった。
今年は坂のテッペンにあるおじーちゃんちへ行く途中の空き地に植えてある渋柿の木から渋柿を奪取。
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ここに同居していた時にはこの空き地で秋祭りが開催されていた。要するに、この住宅地に住む人たちの「誰が憩っていてもよい空き地」であると言えよう。所有者がいるのかどうかはわからないが「あっこの渋柿だ~れもとらんから毎年腐って落ちてんで?」というチョモの言葉を信じて、奪取しにゆく。
「あんな高いトコに成ってんのにどやってとるん?」
「…アンタ木になる実を盗ったことないん?…やったコトないん、木登り?」
「怒られるやん」
…なんてスマートに育ったのだろう。
さすが集合住宅住まいと同居を繰り返しただけのことはあるな。
生き抜くためには「おとなしい子供」でいなきゃなんない世代の象徴のようなスマートさで、侘しい限りである。

向かいの山本さんちのキンカンを盗んだら見つかって隠居の頑固ジジィが竹ぼうき振り上げて追っかけてきやがった!…て経験ナイんだな、かわいそうに。
死ぬほど怖かったが、そんな経験の数々があってのこの精神力のタフさだと今では思う。
平成っ子たちよ、知らない他人から追いかけられてションベンばチビる思いをしたことが、あるか?
親父に鼻血ブ~になるほど殴られてケンカをした相手の家へ引きずって連れて行かれ、玄関のたたきに額をこすらんばかりの土下座をさせられたことは、あるか?
そんな経験の数々が良い事だとは決して言わない。経験をしなくてもよい失敗だったとは思う。でもそれは、後でわかればいいことではないだろうか。その行動が間違っていたと反省出来ないようならダメだけど、何かしらの行動を起こすには勇気が必要だ。その勇気を振り絞ったこと自体を私は悪いとは思わない。
「怒られる」という理由で行動に移さないような好奇心ほどもったいない感情はないと思う。怒られることを覚悟でやってみることにこそ、価値があったりするんだぞ。一度「普段では絶対にやらなさげな出来事」に手を出してごらんさい?自分の視野がとっても狭いことに気付くから。
夜更かししてたら鬼が来るよ~とかおばーちゃんに脅されても「山本のジジィよりマシ~」とまで子供に言わしめた山本のジジィの迫力ちゅうたら、この世のモンぢゃない。そしてそんな山本のジジィが紛れもない人間だとゆう事実。…ある意味で視野が広がった。

先がワシャっとなってるなが~い竹を操作する人
枝を折って落とした柿を段ボールでキャッチする人
この最強タッグを組みましょう
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「ココな?」
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「よっしゃ!」
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「ないすっ!」

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「高枝切バサミもビックリやで~!この枝、何の機能もナイのに。高枝切バサミの機能をウデでカバーやからな。」
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私、ひょっとして高く売れるんちゃうか。

「この渋柿奪取の一部始終を撮っといてな、ヒー坊。」
「えー…」
「えー、ぢゃねぇよっ!木にも登れずキャッチも出来ずオマエに何が出来るっちゅうねんっ!シャッター押せやっ!」
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「もー…何なん…仕方ないなぁ…」
「決定的瞬間を撮るように。」
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「もー… …くっくっくっくっく… 撮れた。むっちゃイイ感じ!」
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ないすっ!ヒー坊!

「コレ…甘柿ちゃう?」
「ちゃう。こんだけの熟れてる柿が木に無事に残ってることが何よりの渋柿の証拠やないか。甘柿やったら鳥が喰うとるわい。」
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「いや…これは甘柿やって!食べてみよう!」
「…オマエは凝りひんやっちゃのぅ…渋柿やっちゅうてるやん。去年のコトをもう忘れたんか?渋柿やったやろ?」
去年、柿渋作りのために渋柿を切っていてチョモは「コレ…甘柿ちゃう?」と言い出した。その時も「違う」と教えてあげたが、甘柿だと思い込んで喰って確かめた。結果は渋柿だった。その後も「コレこそ甘柿や」とか「今度こそホンマに甘柿や」とか言って喰って確かめ、100%渋柿だった。
「いやいやいや、これは甘柿やって!甘柿の形しとる!」
「去年もそうゆぅとった。一応な…教えることは教えるけど渋柿で間違いないで?渋柿やで?言うたからな?渋柿やけど喰うて確かめてみるか?」
「こ~れは絶対甘いって~!甘柿やって~!!」
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「しぶっ!!!」
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オマエはもう毎年、喰うて確認しろ渋柿を。

「たのすぃ…楽しいたのすぃ…にゃっはっはっ楽しいな?」
「最後の一個、オレにとらしてよ。」
「ええで。ええカンジで座れるポジションみっけたわ、休憩してから降りるから交代しよか、キャッチするわ。」
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「ぜんっぜん休憩してるようには見えんけど?」
「コレは座ってるモンにしかわからんよ、このフィット感はね。他からどう見えようが私がくつろいでたらそんで休憩は成立しとんや。」

「最後の一個やねんからちゃんとキャッチしてや?」
「まかしとけっ!」
「落ちるでっ!」
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「遠いわっ!ヘタクソっ!どっちに飛ばしてんねんっ!」

腕もねぇヤツに竹棒を任すんぢゃなかったとの後悔は残るがまずまずの収穫。
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柿渋作りに失敗したので今回はこの渋柿をおじーちゃんに干し柿にしてもらうことで決定。
追っかけてくる山本のジジィはいなかったけど、渋柿奪取の非日常をご経験いただけたかと。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-11-29 01:17 | +mender!+ | Comments(7)  

推理弁当 ~オータムフェスティボゥ~

金曜日の推理のお時間
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ヒー坊のほうは画数多くて苦労
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簡単すぎて「これで合ってるっけ?!」と思わずケータイのメモで変換して確認
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おじーちゃんが芋掘りが出来るように芋をいぃ~っぱい植えたから芋掘りにおいで~と、言っていたので本日、行く予定にしていた。しかし天気予報によれば、嵐がやってくるとのこと。残念な気持ちを海苔文字に託し、強烈なガンかけといたのだ。

結果、今、風は強いが降ってはいない。
が、いつ降ってもおかしくない。
車で40分のおじーちゃんちに到着した頃に降り出すということも十分にあり得る。
おじーちゃんちは隣が山だ。
山の天気はわからんぞ。
…行けるか?
…ん~どうだ…このビミョーな願いの叶いよう。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-10-30 09:57 | +mender!+ | Comments(0)  

推理弁当

「ヒィ~っ!ちょっと来てっ!!」
ダッダッダッとものすんごい音で階下に降りてくるヒー坊。
何を注意されるかとかなりバビっているとみた。
私が我が子らをアダナではなく戸籍の名で呼び捨てる時、彼らはそこから危険度を測ることが出来る。立腹がどの程度であるかは、どのリズムで呼び捨てるかで違う。

「はい…な、なに?」
「チョモ?ヒィ?はいアンタら本日の弁当、海苔文字、何て書いてあったチョモ?」
「千」
ん~ここは適切な突っ込みとして『海苔文字』というキーワードに喰いつくべきだねぇ『絵文字みたいにゆぅなっ』とかなんとか。
「ヒィの海苔文字は?何やった?」
「徒」
ん~ここも適切な突っ込みとして『海苔文字』というキーワードに喰いつくべきだったねぇ『顔文字みたいにゆぅなっ』とかなんとか。
「二人合わせて?」
「千徒」
「御兄弟の名字完成でございました~。推理なしか?ん?ここに『徒』があるということはもしや…あっちの米の上に…ちょもぉおおぉぉおぉおおぉぉおおっっ!!」
テテテテ・てててて・テレ~・ズズダダ・ズズダダ…テレレテレレテレレ~
ドーン 消えた一文字 ズドーン 端に添えられた梅干し ドドーン しそこんぶから見え隠れするキュウリの輪切りに一体何が…!!ズダダダダーン
『二・字・熟・語!~予告編:オカ~ンだからピーマン入れんといてやぁの巻~』

あまりにあなたがたの兄弟の仲が冷え切っておりますものでオカン、コミュニケーションツールとして弁当に息吹を吹き込んでおきましたよ。
今回は序の口。今後はどんな二字熟語が二人で完成するのか、ちゃんと推理しましょう。
「鬱憤」とか「薄情」とか、あなたがたの関係を示唆するような語句を選びますので乞うご期待。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-10-28 23:13 | +mender!+ | Comments(0)  

ブヒブヒ

「今、家庭科でブタ作ってんねんやんか?」
「食べられる豚ってコト?育てるトコから調理の一環?」
「違う違う違う、ブタってそっちぢゃなくて、人形の。」
「…裁縫?…裁縫のことも家庭科って言うん?今?」
わたくしたち世代の認識としまして~「家庭科」の中にあっても裁縫に関わることは特別に「被服」と表現していましたな?間違いナイですな?
「家庭科やで?今日、ブタのミミが出来た。」
ミミガーだと食べ物なんだけど。
「ミミから作るん?鼻が一番のポイントやねんからソコから作ったらスムーズやのに…」
「鼻は最後やで。特徴的な部分やから最後に作るねん。」
「ヘタクソやからちゃうか?ミミとかバディとかの失敗しても取り返しのつくトコで手慣らししといてヘタこかれん部位を作るための技術を培ってからとかな。」
ヘタクソが恐れ多くも一番のメインから着手しちゃいけないっていうルールで学習してんのか。アレ中、職人気質。
「鼻なんやけどぉ…自分の好きな位置に付けていいって言われてんねん」
「自由意志の範囲せまっ!たいがい目と目の間付近にもってくるわぃっ!じゃ~せっかくやからっつってシッポの横に鼻もってくるアホがおるんか?」
この二つの特徴から察して「ブタかな」という雰囲気にはなるが「ぬいぐるみ」としては大失敗である。
「いやいやいや~そ~ゆう意味ぢゃなくてぇ~。ちょっと上のほうに鼻をもってきてもイイし、下のほうにつけてもイイし、それは自分の好きにするねんて~」
「…そうか…正直なコトゆぅてええ?」
「なに?」
「どーーーーーーーーーでもええわっ!ホンマに、ブタの鼻の位置なんてどこでもええわ。ズレてようが縦になってようが私は許せる。」
その出来上がりのぬいぐるみを「あげる」て持って来た日にゃぁ、許さないけど。
前もって言っておく、絶対に、いらない。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-10-14 16:14 | +mender!+ | Comments(0)  

タマシイのノリはいかがですか

「こないだ朝、すれちがったけど気付いてなかったやろぉ?」
短足がヒー坊に確認した。
「そうなん?アンタぁ短足はアンタからしたら先輩やねんから、先に気付いて先に挨拶すんねんで?それが上下関係ちゅうもんや」
「すれちがってない・すれちがってない!」
「うそやんっ!すれちがったやん朝!目ぇ合ったやんか~っ!」
「目、合ったらしいで?」
「えー…えー…合ってない…合ってないのに…」
「合ってないらしいで?」
「えーーーーー…じゃぁ…気付かれてなかったん?」
「んー…ゆっちゃ悪いけど短足ってな?印象が薄いねん。キャピってるわけでもないしさ、背丈も顔もおとなしいから目立つ存在じゃないことは確かよな…私もさぁ短足が『まぅちゃ~ん!』ゆぅてわからんってことはないけど、自分から短足に気付けるかゆぅたら自信はないわ」
「えー…ヒドイ…」
私もまさしくそっちの「薄い印象タイプ」で、黙っていたら誰にも気付いてもらえないほど奥ゆかしいったらありゃしねぇから、ひとつアドバイスしよう。服や持ち物を派手にしな。派手っちゅうても「ゴージャス」とか「きらびやか」とかの派手ぢゃなくて「何アレっ?!」ていう派手さ。

ボンブー魂をお持ちの短足は、本人自ら「みんなDE盆踊り」の情報を掴み、私に「行くん?」と確認してきた。私たちはもちろん行くに決まっていると返事。その第一回目「みんなDE盆踊り」は、ホンマに短足も参加。来るねぇ~!今まで数々のクラスメイトを誘ったけど「行けたら行くわ~」て言っといて「行けるのに来ない」っていうパターンだったからね。一回目から来るなんてもうずっと来そうだな短足、将来有望。
しかし残念なことに第二回目の「みんなDE盆踊り」が、チョモの「去年のリベンジをかけた通信のひとっ走り」と重なり、我々が参加できない可能性が高いのだ。
第一回目ボンブー19時現地集合で合流した短足に、私は開口一番こう訊いた。
「何回目でヒットしたぁ??」
「もーっほほぉ…4回目…3回間違えたし…『ほんっっっとスイマセン!』て同じ人に2回かけて3回目はケータイやってauお留守番サービスにかかった…」
「きゃっきゃっきゃっきゃ~♪やるや~ん!たんそくぅ~♪」
「最初の電話のひとに『短足です』って名乗ろうとしてん。いやちょっと…て思って間違ってたし名乗らんでよかった~」
「ぅわ~名乗ったらよかったのに~♪『短足ですけど…』『それはそれはお気の毒さま』やんか~おもろいやんけ~」
「もぉ!おかーさんが『コレ』て思う番号を電話してきて言っててさぁ…そんなに番号が書いてるってことは知らんかった。間違ってんねけどーって電話したらおかーさんが『ソレやからっ』とか言って機嫌がどんどん悪くなるしさ~…怖いねんからぁ…」
「はっはっは~♪だっておかーさんがどっか行ってるって知らんかったし、それは悪かったわげめんげめん」

みんなDE盆踊りに行くかどうかの確認を当日にするのに「部活から帰ったらメールして」と短足はチョモに伝えていたらしい。短足もチョモもケータイは親との共有。チョモは当日、強化練習のため陸上レベルの高い女子高まで出張していて帰宅時間が定かでなかったので「じゃぁ帰ったらメールするわ~」と言い残したがその時間が17時とかそんなんやったかな。そしたら当日、短足オカンはケータイを持って飲み会に行ってしまった。私は短足とやりとりをしていると思い込んで、飲み会中の短足オカンからの「家の電話番号を教えて」に対し「64836152400576937232345880978691 さてどれがヒットするかなぁ??」と返信。いつまでもヒットしなかった。30分ほど経過してから「なかなかヒットし~ひんなぁ~最初の7桁やで~」と答えを教えて差し上げたらやっとこ電話がかかってきて「もぉ~~~~おかーさんがおらんから今、電話番号を調べまくってたところ~…」と泣かんばかりの短足。トライしているトコがスゴい。だってこうゆうおフザけに本気で付き合ったひと、今までひとりもいなかったから。付き合わなかっただけでなく縁を切られることしばしば。短足オカンは飲み会の最中に自宅に電話して娘に「こんなメールがきてるけどぉ?」とイヤイヤ報告し続けたらしい。うーん…たぶん私、短足オカンにだいぶ嫌われてるだろうけど、一方的に大注目の親子である。
短足のノリかたってすんごく積極的なのに結果が出なくてあたふたするおかしみがあるじゃないの。
攻めてんのにハズした、といったおもろさがあるなぁ。最高のノリだなぁ。天然の女神様が憑いてるカンジ。

「まぅちゃ~ん、一緒にプリクラ撮ろうや~」
「プリクラなぁ…ええけど…私と撮るプリクラって…短足が思ってるプリクラとは違うと思う」
「何が??」
フツーに~とかカワイく~とか、そんなん撮らへんで?ヘンなのしか。」
「ヘン顔?」
「ヘ・ン・な・の。目鼻口全部開き切ってるとか、みんなで横を向いてるとか、カメハメ波出してるとかハゲてるとか溶けてるとかダレてるとかピヨってるとか、そうゆうの。」
「えぇーーーーー…」
ん。
反応としては至極普通だと思う。
短足、電話番号はあんなに積極的に攻めたノリだったのに。

「今度は私も甚平…持ってこ~かな?」
「持って…?着てきたらええやんめんどっちーいちいち着替えんの?」
「だって…着てくんのは恥ずかしい…」
「短足…魂が足らんな。ボンブーの第一礼装はコレやで。あたしらは常に夏の間コレやで。今日もとくに目立つ河原をコレで練り歩いて来たんやから」
「すごいな…知り合いとかに会うんちゃん?」
「うん。アレ中の生徒とすれちがったで?」
「えっ?チョモとか恥ずかしくないん?」
「え?何が恥ずかしいの?昨日の夜から着たくて着たくてしゃ~ないのに。それがボンブー魂やで?魂のレベルがちゃうねんなぁ…盆踊りは恥ずかしいと思ったら負けやからな。恥ずかしがりながら中途半端にやるのがいっちゃんアカン」
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「そ…そうやな…そうやな。恥ずかしがってるとダメやな」
「あ?着てくる?甚平??」
「いや…持ってくる」
もしかして短足、数字のみ積極的に攻めるのか??
「着てきたらええのに」
「着るのはちょっと…」
「低いのぉ、魂のレベル。でも7月のは来られへんと思うねん。時間的に来れんことはナイねけど、体力と気力がなぁ…」
「もし来るんやったら連絡ちょーだいよ、私も来るから」
お?攻めか??短足のノリにチョモ反発。
「無理やって~!競技場が遠いしな?しかも走る前のアップが1時間やねん、炎天下で。ほんま帰ったらぐったりするからな?半端なく疲れまくるねんって!」
「行く前にメールするわ、行くんやったらな」
半分以上は行くつもりである私と、通信で自己ベスト更新を狙っているチョモの意見は割れる。
「ホンマに体力を使い切るねんってば!!無理やって!そんな体力ないって!!」
「7月のヤツは途中で来てもいいで~」
「遅刻かぁ…そやな…アリやな…。家出る時に『行くで~』てメールするわ」
「無理ムリ無理むり~~~~~っ!」

時間にさえ間に合えば、お前は行くさボンブーに。
何故なら、どんなに疲れどんなに気力を失っていようとも大音量でかかる音頭に反応し、太鼓の振動に共鳴しちゃう…それがボンブー魂を持っている者の悲しい性だから。

去年お前は同じように私に言ったじゃないか、試合後のボンブーなんて踊れないと。じゃぁ夕食を作って置いておくから身体を休めなさい、ヒー坊と私は行くからサ。そう決まって夕食を準備。今まさにボンブーへと出掛けようとしている私たちに、試合後の疲れた体で自転車のペダルを高速回転さして帰って来たお前の第一声はこうだった。
「鳴ってた鳴ってた~音楽・音楽!太鼓・太鼓!やってたやってたで~ボンブー♪」
「だから今から行くんだって。アンタの夕食とむぅのが作ってあるから。じゃぁね~」
「待って~一緒に行くわ~!」
「身体休めるって言ったぢゃん、行かないほうがいいって、イヤだよ待つの、今すぐ行きたいねんから待つのヤだ!行こうヒー坊っはよ行こっ!待たされるから早く行っちゃおうっ早く出てっ!!行って~~~~っ捕まるぅ~~~っ!」
「待て~~~~~ぃい~~~~!!」
「ぎゃぁぁあぁああぁあああ!!やーめーてーっ!!掴むんぢゃない!掴むんぢゃないよっ!!現地で会おう・後で会おう。今は放せ掴むんぢゃない!現地で会おう現地でな。一分一秒たりとも待ちたくないから。な?放せコラ」
「お願いお願いお願いちょっとだけ待ってよっ!!音だけしか聞いてないから場所がわからんねんってば!!」
「音と振動を頼りに来い、お前ならやれる!いいから放せ~いっ!落ち付けっ!道連れにすなっ!!」

去年の夏チョモは結局「試合があるから無理~~~~っ!!」と言いながら、私が予定を組んだボンブーのほぼ全日程に参加した。参加するだけでなく、先輩と同級生に声を掛けまくりボンブー普及活動までしていたが、なかなかその活動は報われなかったな。
「めっちゃ楽しいやーん♪なんでみんな盆踊りしひんねやろ?なぁ?なんでぇ??」
「さぁ?なんでやろぉなぁ??楽しくないんかなぁ??こんなに楽しいのに?」
みんなが楽しさを見出せない盆踊りは「みんなDE踊ろう」を合言葉(若干ウソ)に7月も開催されますよ。北部まつりでかかる盆踊り曲のほぼ全部の踊りを、丁寧な指導の元で覚えることが出来ます。しかもちゃ~んと資格を持っているお師匠さんに教えてもらえて無料です。通常お師匠さんに教えてもらおうおもたら月1000円かかるんやで!ほら、お得に思えてきたやろ?ホンマにもぉ~関西人はトクに弱いねから♪

ほなら7月は3日ですからね、19時より重症体育館でお会いしましょう。
ボンブー連族長からの、お知らせでした。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-06-30 22:10 | +mender!+ | Comments(3)  

第一の人生で

ヒー坊が、趣味にドップリ夢中の私に言う。
「もしまぅが定年退職したらやぁ…」
「…定年退職というのは…正社員のひとがする退職です…話しかけんといて…今…シンケン…」
わしゃ正社員ドコロかバイトを1時間で辞職したなぁ…ついこないだのことサ。1時間勤務し34時間ほど悩んで決意した辞職だから後悔はしていないが、精神的な傷が割と深くて次の仕事を探したくないほどだった。しかし趣味に没頭したから晴れ晴れと新しい出発の一歩を踏み出すことが出来るだろう。立ち直るのに二週間もかかったゼやれやれ。

私は趣味がいろいろとありすぎるのでどれも中途半端にしか会得することがないけれど、気持ちを切り替えたい時の選択肢の幅だけは豊富にあるのが多趣味の利点である。その中でも没頭系である「篆刻」の、群を抜いた切り替えの速さっちゅうたらないねぇ。しかし「篆刻」はそれをやるまでの下準備が面倒なのでなかなか重い腰があがらないのが難点である。とくに私の場合はどの趣味も、必要最低限の道具だけを揃えあとはカンでかじり始めてしまうので、極めないからいろいろなモノが足らない。道具にしたって技術にしたって足りていないと自覚しながら「あくまでも趣味だしぃ」を貫いて足らずをカンで押し切っている。
私は気持ちが腐った辞職後、一社の面接へ行ったもののどうも気持ちが切り替え難く、バドをやってみたり散歩をしたりもしてみたのだが、どれもこれも功を奏さなかった。さてどうしたものかと考えるうち「根を詰めてみるか」と思い立ち「篆刻」を選択した次第である。

こちらが必要最低限でしかも今回は「必要なのに探したけどなかったんだもん」という2~3アイテムが欠けている「篆刻 ~勘DEスターターセット~」となります。
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手始めはこんなもんでいいでしょう。新聞を一枚見開くのがポイントですよ、そこらあたりマッチロチロになりますからね、削った石粉で。一回やってみたら二度とやらないという人のほうが多いでしょうからやる前に道具を本格的に揃えるのはやめるべきです。篆刻の道具はピンをみればキリがありません、芸術ってそうゆうモンですからね。肩こりになるタイプの人は篆刻をしようと思うのがそもそも間違っているので改心してください。下書きの段階でえらい肩こりを患うことが予想されますので、手を出すのは危険です。肩こりを患っていない日本人はいないと言ってもいいくらいですから趣味にするもんちゃいますね、篆刻。私は肩こりを患っておるらしいですが「その自覚症状がない」という手遅れの末期患者なので趣味に「篆刻」を入れることが出来ました。選ばれし…者なのです…のっほっほっほ。
あ・スターターセットが整理整頓されすぎていて親しみにくいでしょう?
ちょっとグチャグチャにみましょうね。
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はいこれがその全貌です。ゴミが入っていたので広げたら1~2個ほど少なくなりました、たまには広げてみるもんですな。画像に「足が入っとるがな~っ」て思っているひと、手ぇあぁ~げて~っ♪
入っていて正解ですから、謝って。
「げめんねげめんね~♪」てあやまってぇ。
はーやーくー。
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まずは下準備として印材がいります。これがなければおハナシになりませんからね。中国産の石がやわらかくて彫りやすく安価なのでよいのですが、アタりハズれの差がビックリするほど大きいので目利きが必要です。様々な大きさ・色・形で10個ほど篆刻してみれば掴めると思います。
参考までに「一個だけ篆刻してみよっかな~」という「一回だけチャレンジャー」をお考えの方にはここで私のオススメの石を消去法でお伝えしておきます。

大きさは小か中か大かで言えば小や大でないほうがよいでしょう
色は濃いか薄いかで言えば薄くないほうがよいでしょう
形は人工的に切り揃えられている石と天然のままっぽい石で言えば天然のままは避けましょう
石の質は「なんとなく模様のようなものがあるように見える石」と「なんの変哲もない石」で言えば模様がないにこしたことはありません


一回だけチャレンジャーならば上記の基準で石を選んでください。
5個ほど篆刻すれば大きさと色の濃さは自分の好みにしてもウデでカバー出来るでしょう。
白文・朱文のどちらも納得出来る彫りを会得したなら、天然のままのような形のマーブル状の石なんかでも彫ることの出来るウデだと思います。
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印材の面を平らにするためのサンドペーパーはP1000です。彫っていてフッと吹いても石粉が飛ばなくなってきたら相当彫りが深いですから、使い古しの歯ブラシで掻き出します。出来上がった篆刻を捺しまくっているとそのうち詰まった朱肉が乾いて文字がハッキリと出なくなります。その場合は「ねりけし」を押しつけて掃除をしましょうね。小さな黒いモノは今や売っている所が近所にはなくなったカーボン紙です。こんなに小さいのに「篆刻の下準備の90%」を担っているほどの重要なアイテム。トレーシングペーパーがあると便利ですが、なければないでなんなっと代用できますんでソコは応用力をキかせてください。
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さて、これが重要な作業の最も大事な道具となります。印刀・ボールペン・油性マジック・足。印刀はもちろん彫るために絶対必要なアイテムですが、その「彫る」作業をするのに欠かせないのが「下書き」です。この「下書き」の出来が篆刻の良し悪しを決める!と、独断で言い切ってしまいましょう。「篆刻」のアジや面白味というのは出来上がった後でもなんとかなりますが「彫るか彫らないかを決める線引き」は下書きの転写で決まります。下書きをして彫り始めてしまってからではなんともなりません。図案の段階からすでに下書きは非常に大事なのです。ですからこそガッチリと固定し微々たるブレも許さない気合いで、カーボンを使い面に転写せねばならんのです。どんなに完璧な図案を作ってもカーボンによる転写がブレては元も子もありません。
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そのために必要なのが挟む力に優れた両足とほぼ直角に曲がる親指というアイテムですよ。印台という石を固定するホルダーも市販されておりますが1365円します。足と手を使えばタダです。仕上がりの良さは変わりませんからね、ローコスト・手足首肩のコリ倍増でトライ!
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私の親指がこんなに曲がるのは「金遣いが荒い」のではなく「篆刻の勲章」ですんでお間違いなく。なんせ私の篆刻歴はかれこれ27年ですから。と書くとさも27年も石を彫っていたみたいですが、石を彫っている時間だけ取り出してギュっと固めたらきっと半年もありませんね。27年前に仕方なくやることになった習字がキッカケで落款を作り、そして書を捨て「篆刻」にイきました。親にしてみたら「そっちぢゃねぇっ!」と思ったことと思います。筆を買ってもらいましたが無駄にしてすいません。しかし筆一本の値段で石なら種類いろいろよりどりでこーても10個以上は買えるんで、これでよかったと思っています。

彫る時も両足でホールド。わたくし右利きでございますが写真を撮る関係上、左利きのような仕草になっておりますことをご了承ください。
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このように第一段階を彫り上げるまでは、足の爪が伸びようが水虫をもらおうが両足でしっかりと固定して彫ってますんでね。ゆぅても「篆刻」はなんぼかかっても三日目までで仕上げます。たいがい篆刻をはじめると一気に集中するので、簡単な彫りなら半日程度で出来上がります。

今回は12文字の朱文だったので二日にわけて集中しました。
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朱文というのは印を捺した時に文字が朱くなります。文字の部分を彫り込み他を残すのが「白文」でその逆が「朱文」。文字と輪郭を残してその他の部分を削り取るので、彫る部分がより細かくより多くなります。彫っている時に数々の「ぁあっ!!」という惨事が起きますが、いちいちそんなコトなんて気にせずに続けましょう。その「ぁあっ!!」とイっちゃった部分を「アジ」にすりゃオーケーですんでね。
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アジ、だらけ。

「おぉ~…なんか満足…修正いらんかったわこれでオーケーや、楽しかった~♪」
「まぅさぁ、おばーちゃんになって第二の人生とかに、それやったら?楽しみとして」
「第二の人生で?…ヤだ」
「なんでよぉ?楽しいんやろぉ??」
「ええか?第二の人生の趣味ていうことは定年退職の頃として60か65かやねんな?そうなると老眼もだいぶススんぢゃってるし、集中力も柔軟性も衰えてるわけよ。そんな身体でこんな根を詰めた趣味なんかやりとぉないわい」
第一の人生の趣味としてならええけど、コレを第二の人生にまで持ち越す気はナイで。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-06-28 23:08 | +mender!+ | Comments(0)  

ゑこ豆本デス

無料誌『ゑこ豆本』の宣伝デス。
ふろくのミニデスノートです。
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怖いデスねぇ…恐ろしいデスねぇ…
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あぁよかったデスねぇ…

ゑこ豆本は「手作業に慣れる」のを主目的とした試験発行のフリーペーパーです。製本のカンジ、ページ数のカンジ、内容のカンジ、その他もろもろのカンジを掴むための試行錯誤版となっておりますので、部数が非常に少ないのが特徴です。具体的に数字で言いますと、1部です。少なすぎますね。要するに同じ内容の豆本は二度と作れないということになります。その場限りの直接手書きの内容となっており下書きも原版もございませんので、再発行は不可能でしょう。最高の言い方をしたら一点モノってことになります。ちょいと良い言い方をしすぎましたね。
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そんなアナタはエコだから
矢印にご注目ください。vol.2ですね。そうです、同じ内容は二度作れませんがシリーズ化は節操なく出来るんですよ。
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そんなシリーズ化第一弾は『そんなアナタはエコだから』ジャンルは変則都々逸といったところでしょうか。
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七七七五を基本に最初の七七の部分に「せっかち」だったり「貧乏性」だったりする心情を詠み「そんなアナタはエコだから」をくっつける斬新なポジティブシンキング指南の内容です。
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下の句を「それにつけても金の欲しさよ」にすれば上の句に何をもってきてもオーケーな短歌になるように、七七部分には何をもってきてもよいのでアナタも気軽に詠んでみましょう。
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駄洒落てみてもよいんですよ。
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by yoyo4697ru980gw | 2010-05-09 13:23 | +mender!+ | Comments(4)  

ゆすったら

中学進学にあたりIQテストを受け発達指数を出しその結果しかるべき訓練を受けることになったジナーは、特別支援教育センターでお会いした医師にこう言われた。
「この子は、周囲の人の理解を得るのは難しいやろねぇ」
私はこの医師の言葉にふか~く頷いた。おっさるとーりでやんすよ、ダンナ。
「こんなことが出来るのに、なんでこんなんが出来ひんねや?て、なるやろ?」
「なります」
ホンマに、おっさる、とーーーーーーーーりでありんすよ、ダンナはん。

今後のジナーの教育カリキュラム的な考え方として「苦手なことを克服させる」のではなく「得意なことを伸ばしてゆく」ことにすればよいと言う。出来ない事を出来るようにさせようとそっちにばかり気を取られがちであるが、出来ないことをしようとするには失敗が付きものである。失敗は自信を奪う。自信を失くせばやる気を起こさせるのに時間がかかり、どうでもいいような細かいつまづきまでが苦痛に感じられるのだ。この負の連鎖は、持っている能力そのものをダメにしてしまう。
得意なことをやらせ、まずは自信を持たせて「思いっきりやること」の楽しさを教えるんである。楽しいとやる気も出る。やればやるほど器用になる、器用になればもっと高度なことが出来るようになる、高度なことが出来ればそれは自信になる、得意なことをもっともっと伸ばすことで、目には見えていないが全体的な成長のレベルが引き上げられているのである。それにより、精神的にタフにもなるのだ。そうなると失敗を恐れる気持ちが薄れる。2回目、3回目のチャレンジで出来れば上々と思える心が育つのだ。しかしこの大きな大きなプラスの変化は目に見えない。目に見えない成長を大人たちはカウントしない悪いクセがある。

春休みのジナーの発達相談は、卒業前から「行ってみひん?」と持ちかけていた。急に診てもらうことを持ちかけてうまくいったためしが今までないので、十分な時間を与えて説得した次第だ。最初は乗り気でなかったジナーだが、12才ともなればプライドだって高くなる。テストや訓練の意味も理解でき、受けることのメリットだってわかる。そして何よりジナーには「中学生になったら話すようになりたい」という明確な目標があり、それなりの「やる気」も今回はあったのだ。これをチャンスとみた私は、タイミングよく専門機関の情報を入手し、実は着々と地味に動いていたのである。
神戸まで通うので、朝早めに家を出てファミレスのモーニングをゆ~っくり食べて気分を盛ったりなんかする。気乗りしていなかったジナーも「14時に着けばいいからサ~、朝ごはんを抜いて早めにギャスト行ってお得なモーニング食べてゆ~っくり長居してサ~♪」と提案すると「いいねぇ~♪」とすっかり喰い物にツられていた。ふ…子供よのぉ…。

「ボク、これにしよっかな。」
「へぇっ?!」
「アカンの?」
「いい~や?アカンってことはないけど、こんなにガッツリ食べられるの?これ、ハンバーグもあって卵もあってこれもこれも、しかもごはんでしかもスープとドリンク、あるで?」
「うん、食べられんで?だって朝ごはん、食べてないやん。」
「そりゃ…食べてないけど…まァ…食べられるならそれにしたら?残してもムリやで私、残飯係。」
「大丈夫やで?全部、食べるで?」
「へぇ~…、随分としっかり食べるようになったねぇ?」
「ボクだって、成長してるんやから。いつまでも小さいと思ったら大間違いやで?」
「はぁ~…それはそれは。」

ジナーが注文したガッツリモーニングには、調味料までついてきた。私のごく軽いモーニングには何もつかなかったが、固形物が喉を通り難くて食べるのに時間がかかる。もともと朝の食欲はなく、コーヒー500㏄で起床後3時間はモつ。
出発時間まで余裕があるのでゆっくりと食べていられるが、あまり好きな食べ物ではないスクランブルエッグが喉を通らない。味を、変えてみるか。私は目の前のジナーの付属品である調味料に手を出した。
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「あれ?ジナー、これサ…。どっちかゆってたっけ?」
「ゆってたような気もするなぁ…」
「きーてなかった。ソースって?しょうゆって?」
「いや、ボクも忘れた。あんまりきーてなかった。」
「私が思うに、九州だったらこのメニューでは100%しょうゆが付いてくるんだけど、ここは関西やからなぁ…ウスターソースっていう可能性も高い。私、関西で冷や奴をウスターソースで食べたこと何回かあんねん。すんげぇ、マズいよ?テーブルに置いてるんは九州なら100%しょうゆやねんけど、関西はソースやねん。ほんでしょうゆが必要なメニューにだけしょうゆが付いてくる、っていうシステムやねん。けどしょうゆを付けて持って来るのを関西人はよぉ忘れんねんな?やから疑いもなくテーブルのソースをかけたことが二度三度。キャベツにしょうゆのつもりでソースかけたこともあるけど、キャベツはまだ喰えるで。しかし豆腐は喰えんな、ソースでは。ん~…じゃぁわざわざ付いてきたってことは、しょうゆかな?あ~…でも関西人は卵にソースかけるしなぁ…」
私が、ソースかしょうゆかで迷っているとジナーが言った。
「そうゆう時はな?ゆすったらええねん。」
「ゆするって、これを?」
「ゆすってみ?」
「ゆするったって…こんなにいっぱいいっぱい入ってんねで?」
「んもう…こやってやったらええねん…」
ゆするジナー。2回ほど円を描くようにしてゆすった。
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「ええーっ?!今ので何がわかったの?!ねぇなんでしょうゆ?ホンマにしょうゆ?ソースかもよ?」
「しょうゆやって。食べたらわかるやろ?しょうゆがいいんやろ?かけてみ?しょうゆやから。」
「ヤだよヤだよもしソースだったらなおさら喉を通らへんくなるやんか!」
「しょーゆ、なのっ!」
「その自信はどっから出てんのよっ?!今のでしょうゆだと断言できる理由をゆってよ。」
「まぁ…いろいろみるところはあるんやけどぉ…今のはトロミをみた。」
「トロミ?!ウスターにトロミなんてないよね?ウスターてシャバシャバしたソースぢゃん。」
「まぁ…そうやけど…しょうゆよりかはトロミがあるやん。」
「それって、目で見てわかるトロミとちゃうんちゃん?」
「いや、わかるわかる。かけてみ、ってば。しょうゆやから。」
「んー…」
一番後ろの席から黒板の字が見えない視力のジナーなのに、ゆすった液体のトロミは見えるようだ。
しかも、そのトロミ判定の決め手になる覗き幅はたぶん、これだけ。
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私も、ゆすってみた。
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こんだけじゃ、ムリ。
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私は掌に液体を一滴、慎重に落として舐めた。
ジナーがしょうゆだと力説する黒い液体を。
「あ…しょうゆ、や。」
「な?」
これか…これなのか…ジナーの得意分野。伸ばすか?今日は2回の円を描いてゆすったが、これを強化して、まるでマジシャンが伏せた紙コップに赤いスポンジの玉を滑り込ませるようにしてクイっとゆする。見た目にもかっちょエエ。ジナーはスマートにこれをやるだろう、得意だから。スっと手を伸ばしクイっとゆすって、ジナーは言う。
「ソース。」
本日みましたのは、トロミと沈殿物になっております。
目の前の瓶の黒い液体が、ソースかしょうゆかわからなくなった時に呼んでいただければ幸いです。

クイっ「しょうゆ。」
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クイっ「ソース。」
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当たる確率は高いんだが、需要がねぇなぁ…。
ジナーどうするよ?これ、伸ばす?
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by yoyo4697ru980gw | 2010-04-13 17:39 | +mender!+ | Comments(0)