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春の遠足、動物園。

「パンダって、何頭いるおもう?」
イッサンが突然、パンダについてシュールな質問を投げかけてきた。スケールがデカ過ぎて、全く数が浮かばない。
「何頭??それって、答えられる数字なん?」
「答えられる数字。」
「じゃぁ、思ってるより少ないねな…」
だって「中国のパンダ」とか入れたら結構いそうだから。「何万頭いるおもう?」と訊かないトコロをみると『万』は付かないようである。ここはひとつ、思いっきり少なく見積もってみよう。
「100。いや、200。」
「えぇセンいったなぁ~。全世界で180とか、そんなんらしいわ。」
「うそっ?!だけ???全世界?!全世界なん?!んな、アホなー。」
「動物園にいるのがな。」
「動物園かいっ」
「他にドコにおんねんっ」
「おるやろっ野生がっ。野生なだけに確認とれんだけで、もっとおるやろっ。」
「動物園や、動物園。動物園におる数。うち、日本におるんが11頭。」
「だけっ???!!!」
「だけ。」
「うぉおおお…ピンと来ん…」
日本にパンダがウジャウジャいるイメージもないし、かといって全然いないイメージもない私に「11頭」という具体的な数を言われても、正直ピンとこない。だって「11頭」を配分したと考えれば、北海道、本州、四国、九州、沖縄に1頭ずついてもあと6頭いるわけで…かといってじゃぁ2頭ずつおったら今度は1頭あまり…ひとつの動物園に1頭ってことはないだろうから、じゃぁ3頭いたとして、そしたら別の動物園にも3頭…そしたらじゃぁ3頭ずつを動物園収容パンダ数にしちゃうってぇと全国で3ヵ所の動物園にしかいないことになって…そう思うと、いないとこにはパンダはいない、ってことになる。ううむ、ピンと来ないなり~。

「ちゅ~わけで明日、動物園、行こうか。」
どうゆう理由かはわからないまま、私たちはパンダのいる王子動物園へ行くことになった。
じゃぁ、見とかないと。
そこは見とかないとね、パンダ。
しかしなんでイッサン、突然パンダに着目したのだろう。
なんか白黒ハッキリさしたいことでもあるのだろうか。

パンダ目的ではあるが、動物園なので「そのほかの動物」もやっぱり見てみる。公開時間制限のある「小象」を見るため、長蛇の列に並ぶ。小象にストレスを与えないように、時間制限をしてチラと見せる公開方法のようだ。私たちの後ろの「おばぁちゃんとお孫さん」らしきお二人が「オージくん、前に見た時はここの毛ぇがフワフワしてたけど…」という会話をしている。どうやら小象の名前は「オージ」くん。ハンカチ王子やハニカミ王子と王子はいろいろいるけれど、王子動物園の小象は、王子の王子だから王子の中の王子である。
「ここに並んでる全員が小象を見ること出来るんやろうか…」
「見れたひとはさっさと去って…みたいなこと、言われてるなぁ…」
「そら…言うわなぁ…こんだけ並んで見られへんかったらお客さん納得しひんやろし…見ても一瞬やねんなぁ…」
するとイチャが提案した。
「ここで働いたら、イヤってほど見れるで?どう?」
「見れるどころか面倒をみなあかんで?」
「え?そっちの『みる』?」
「働くとはそうゆうことですな。」

小象を見るための行列に並んでいたら、パンダの貼紙が出てきた。

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この先にパンダがいるわけではありません

そう、パンダを見るための行列ではなく、王子オージを見るための行列なんである。
しかし、理解した。王子動物園にはパンダ目的のひとがたくさん来るみたいだ。だから「違う違うのこれはパンダがいるわけじゃぁないの」と示す必要があるのだ。この行列の先に目的のパンダがいるのだと思い、いざ小象を一瞬見て「パンダってさぁ~、鼻、思ってたより長かったやんな??」とならないように。…そんなやつぁ、おらん。どんなに小さくたって象は象の外見をしている。象だと思って見るからオージくんは小さいと思うだけで、象と思って見なければ小象は「赤ちゃん」としてはしっかりデカい。既に現段階で我が家の裏のレトリバーよりデカい。
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そして、パンダ。
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目的の、パンダ。
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…パンダ。
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大熊猫、不白。

王子動物園名物『パンダ豚まん』を食べる。
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パンダなんかいっ豚なんかいっ、と言っているのが私たちだけなら、『名物』のノボリが揚がっているのに、購入している客ってぇのも、私たちだけ。
なんだかなぁ。
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果真是问题。
明白吗?
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-08 10:04 | +朝臣寺+ | Comments(2)  

遠くまで足をのばせば、コレ遠足。

おやつを持って遠足へ行く。
おやつは、500円以上。
バナナと牛乳は「おやつ」に入らない。
「おやつ」とは「駄菓子」の事。
駄菓子で500円以上にしようとおもたら、量、要るで。
だからもう「選ぶ」とかそうゆう感覚はナシ。

ラムネテイストのわたがしは初めて食べるのに何故か懐かしい。
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「あぁ~こうゆう匂いの消しゴム、1年生か2年生の時、使ってたよなぁ?」

…消しゴムテイスト。


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キャンバスはえびせん。

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らくがきペンはチョコレート。

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「なに描くん?」
「文字。」
「なんて?」
「決まったあるやんか~っ」

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「え?らくがきペンやから『落書き』??」
「無理やろ、『き』書かれへんで??」
「はい?『落書き』やおもてんのんか???」
「そうやろ??」

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オチギミ、でしたぁ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-06 22:13 | +朝臣寺+ | Comments(0)  

藤原実方朝臣

かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを

私はこんな状態であるとさえ言うことができようか、いやできない、そんなわけだから伊吹山のさしも草ではないが、然しも…そんなにまでも、よもやあなたは知らないでしょうね、私のこの燃えるような思いを。

って、詠んだん…男かよっ。女かとおもてた…。ふじわらのさねかたあそん…「あなたを想ってうじうじしてます」みたいな歌うとてからに、正暦と長徳を股にかけたプレーボーイである可能性があるかもしんないってから驚き。なんせ源氏物語のモデルのひとりって噂らしいから。

さてちょっと「和歌」に触れてみた。うぅ~ん、雅。
なんてなことゆぅてて早速こう言うのもなんだけど、私この和歌ず~っと間違って覚えてた。

搔くとだに えはやいぶきの さしモグサ さしも更科 燃ゆる思ひを

夏になると蚊などに体を刺されたりなどして、搔くとだにぃ、ソコが腫れ上がってちょいと大変なことになったりするのだにぃ…。そこで、株式会社「えはやいぶき」という企業が作っている高級品のモグサでもって東洋的な治療を施すわけである。商品名「更科」。「皮膚疾患のツボ」みたいな箇所に熱を与え血流を良くし鬱血改善。高級なモグサはね「ヤイトをする」とかは言わないの。「注(さ)す」と言うでやんす。モグサパワー、注~入~。使用例「あんたはん…えはやいぶき㈱の更科でもお注しなさいませ…」
三角に形成されたモグサの天辺へと、毎日毎日変わらない「ふるさとい~つも毎日香~」もしくは、触れ合いの心~幸せの青い雲~「青雲~」で点火。燃ゆる燃ゆる。

現代語訳は後付けなんだが、もちろん。「えやは」いぶき、やってんね。さしも「知らじな」、やってんね。あやふやに覚えたもんや、やってんね。なんかいろいろすンません、やねんや。

と、ゆーわけで「な~んかいろいろすンません」といった感じの駆け込み寺を造ってこれを「朝臣寺」と名付けよう。

遊んでらぁ~っ
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-06 00:25 | +朝臣寺+ | Comments(2)