どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

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推薦図書

さぁ明日から学生、夏季休業。
しくだい、6年生だけ、たんまり。
びっくりだな、5年のヘイポーの「夏休みの学習」が1冊なのに対し、6年生2冊。上下巻ってことか…。それ、全部やんの??と訊くと「やらなアカン」とゆーていた。あ、そう…夏休みに学習した覚えないで私~と言えば「やからまぅはアホやねん」とゆーていた。なるほどそやって2冊も学習やってればかしこかってんな~今知ったわ~と言うと「これだけちゃうで宿題」とゆーていた。…あぁよかったぁ~学生じゃなくて。

これだけとちゃうしくだいの中には「読書」というのもあるようだ。その本としてチョモは何故だか「ハリー・ポッター」をチョイスした。上下巻セット定価3800円+税の、500頁を超える、いろんな意味でハードカバーの、アノ本。

私たちの時代の夏休みの推薦図書は決まって「平和図書」だった。それで読書感想文を書くのがしくだいだったように思う。今は戦争の本を読むわけじゃないのかぁ…。そうかぁ…。私、もう学生じゃないし夏休みもないし平和図書の感想文書くしくだいだってないのに、夏になるとクセで平和図書に手ぇ出すのになぁ…。ファンタジーなんだ…。

下巻を学校の図書室から借り、上巻がなかったので図書館北分館で借りたチョモ。他にも読みたい本があるらしく、とにかくちょっとでも隙があればしくだいの「ハリポタ」を片付けるべく読み耽っている。あまりに夢中になりすぎて、読む姿勢がヘンになるほどである。
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もう、その体勢でいること自体がキツいだろ。
もう、パタンて仰向けになったほうがラクだろ。
しかしチョモは気付かない。
なぜならば、本に夢中になるってこうゆうことだからだ。
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ページを繰る時も体勢維持。
キツかろうに。
しかしチョモは気付かない。
写真を撮られていることにさえ。
なぜならば、本に夢中になっているからだ。

「えらい無理な体勢やのぅ…」
声を掛け、こっちを向かせる。
「ぉあ?」
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頬杖までついとったんかいっ。
無理にも限度があろうが。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-07-21 18:16 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

犯人はネタの刑に処す

7月に入っても風呂上がりでないとエアコンをつけない主義の私の一存で、扇風機2台と扇子を総動員して凌がなければならない我が家では、皆、ダラダラと汗をかく。『健康な体づくりのために』ともっともらしい理由をつけているが、健康のことなんて考えてるようなら、あたしゃ真っ先にタバコやめてるよ。電気代がバカになんねぇから眠る時しか使わせないのだ。しかもドライね。ドライで十分じゃドライで。地球に優しいドライでトライ、生活苦により勝手に温暖化にストップかけとる。
一応、建前というものを、親の威厳にかけて口にする。
「いいねぇ~っ!汗をかくって体内が正常ってコトなんやで~っ!」
しかし、オープンに経済状況を出しているのでその本音のトコロが口から出てしまう。
「このまま夏バテせず乗り切ってくれたまえ、孝行息子どもよ。夏風邪は長引くから病院代もバカにならんのじゃ。」
「愛するかわいい子供が病気になっても、金のほうが心配なんかっ!」
「アホかおめぇは。愛情こんだけかけてんねから金までかける気はないわい。」

そんなわけで、愛情だけで手イッパイなので病気は自力で治して欲しいから、予防策としてサンパツをさせたい。暑さを紛らせられるくらいのこざっぱりとした髪型で、夏を乗り切り夏バテもなきよう、出来ればちょっとしたボウズになってもらいたい。見た目に涼しいからね、って建前で、本音は次のサンパツまでの期間が長いとウくからね、サンパツ代。けれども我が親不孝息子どもは「伸ばしてる」と言いくさる。まだイける、そうだ。私の目から見てもうイケないが、私のサンパツのついでについて来ないと言うのだから致し方ない。行かないってならイイねんで、サンパツ代ウくし。一人でいこっと、サンパツ。

いきつけ美容院のシオさんとこは予約制ではあるのだけど、私はココに日にちで予約したコト、数える程しかナイと思う。たいてい「今から20分後にカットいけます?」というキワキワ予約である。それは予約じゃなくて「今から行きます」の予告だという意見もあろう。ズバリ、その通りだ。でも、イけるもん。シオさんとこの予約はソレでイけるもん。どーーーーーも、数回は無理からこじ入れてもらっている予約であるらしい。シオさんが「はい大丈夫ですよー」と返事をする時はその時間が空いている時で、「わっかりました~」と返事する時は、誰かの予約が入ってはいるがパーマの一液・二液置き時間利用法等を駆使し手漉きにこじ入れることが出来る、といった按排であるようだ。バッサリいっちゃって~、もしシオさんが手イッパイになってつい切り過ぎてしまったとしても、ワタシ大丈夫よ~、文句言うだけやから~。

私はホンマに文句を言う気はないねんよ。切り過ぎても伸びるやん、髪。やから文句つける気はないねけど、シオさんたら「おまかせ」を好まはらへん。
「シオさんに任せますわ~。アカンかったら文句言いますわ~。」
てカットを頼むと、
「ゆ~んかいっ文句っ。」
ゆぅて、ぜっっっったいスタイルブック持ってきはんねん。こんなんとか?…こんなんとか?ゆぅてね。
やから、最近は「どのくらい切る?」に「任せますわ~」という返事を使わないことにしている。だから今回もちゃんと返事をした。
「プールに行った帰りにね、コンビニでおでん買うねんやんかぁ?そん時にね、塩素で髪ガッピガピになってボッサーなってると、ハズくてコンビニに寄れへんねなー。やから、セットせんくてもイける髪型のマックス短いヤツ。」
「それだけのために?」
「そう。」
「プールの帰りにおでんが買える髪型?」
「プールの帰りにコンビニに寄れる用ね。夏限定。どう?」
「そんなピンポイントな注文は…なかったなぁ…」
ゆぅて、やっぱりシオさん、スタイルブック、取り出す。
あるやろか、プール帰りにおでん買う用ヘアスタイル。うん、ナイけど。まぁ、ナイけどぉ、シオさんはショートの中からセレクト。サイド・バック、どの方向から見てもマックス、短かそう。
「んじゃ、コレで。」
そうと決まれば、シオさん、躊躇ナシ。シオさんていっつもそやねん。スタイルブックの全スタイル、たぶんもう頭に入っちゃってるとみた。どんだけの人数にスタイルブック広げまくってんねやろ…。「ん~どうしよっかなぁ~」てゆぅたひとにはすかさず出しとんな、スタイルブック。今度の時にでも、こそっと隠してみよっかな。それか、ショートのページのどっかをマジックでミディアムにしとこかな。でもシオさん、全て頭に入っとるから「23ページのショートは襟足こんなに長くない」て気付く可能性高いなぁ…。難しいなぁ…なんかカラーの薬剤あるような棚から出しとるしなぁ…。隠してんのか…。さては虎の巻やなっ!

そんな虎の巻所持のシオさんに、
「私、とーとー舞妓になってきてーんっ!!」
と、報告。
「あ、なったん??で?どやった??」
「楽しかったよぉ~っ」
「で?写真は?」
「写真…やろ?」
「だって、約束したやん?」
「あるけどなぁ…ROMやねん。」
「んじゃ、今度ソレ持ってきてよ。」
「んー…いや、それはちょっと…。ブログでネタにしとーから、ソッチ見て。」
ちゅーわけでこのブログのURLを、伝えたいのは山マウンテンなのだが、私ね、ブログのURLね、開かないことにはわからんのよね。なんじゃそら。ブログタイトルで検索してみて…て、出るんかな。…それは、出るやろ。…いや、どやろなぁ。そんな不確かなカンジで一応、ブログタイトルだけを伝えてみたところ、そうじゃないかな~とはおもてたけどシオさんがギブアップを訴えた。
「ブログねぇ…開かんのやけど…」
「くくく。ぷぷ。ほなら、あれ、URLメールで送りますわ、夜にでも。」
私がわろたのはね、『シオさんブログよぉ開きはらへんねや、ぷぷ。』という意味ではなくって、『あ、やっぱ常識人が検索してヒットするブログじゃなかったんや…くく(泣)。』て意味で。
キーワード的なモノは絞ってあるし、内容が内容なだけにまぢめに何か調べようと考える人が検索するような語句が含まれていないこのブログ。私の知っている社会人の中で常識人的な発言が目立つシオさんが、ヒットするようなブログでなかったことが、残念、無念、こりゃ遺憾。
ブログが開かんと電話してきた時も「電話してすんませーん」ゆーてはったし、URL送った時も「忙しいのにすいませーん」て返信しはったし、そうゆうシオさんのジョージキ人の発言を聞くにつれ、「あ、ワタシ、フザけてる。」と反省もし、襟を正す。正すけど、形状記憶シャツじゃないから、すぐ崩れるのが難点だな。ワタシ、人間的に安モンだな。

律儀なシオさんは、順番に読んでいて今2月だと言っていた。辿り着いてないなぁ~舞妓に…6月の出来事やのに。2月かー…世の中夏休みに入るで~と、密かに突っ込みつつ、イロモノの世界へようこそ、とウエルカムメールを送ると、仕事の合間に読んでいてヘンな声が漏れてしまいお客さんに見られたやないかいどうしてくまんねや、と嘆いていた。仕事しなはれ仕事を、サボってたらネタにするぜニーチャン、と脅すと、どうも感染した模様つきましては慰謝料を半額で請求する旨、通知が来た。
ま、だいぶやりとりに脚色は加えてみたが、なんしかシオさん常識人やから。それに負けるとも劣るカンジでやっぱ脅しは脅しで終わらしたらアカンってコトで、ネタの刑に処す。ワタクシ、立派に更生いたす。今度のカットでは、まるめよかな。さすがになかろう、出家スタイルブックは。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-07-19 01:33 | +YOU WIN!!+ | Comments(2)

君はファンキー・モンキー・ヨダキー!

おどけすぎ~さぁ~♪ダケド、きゃわいぃい~、ぼくらの身内~ぃ♪

デンセツの女、イネさん。…淀切、去ね。
宮崎県北の皆さん、何か見えてキたかね?
(県北郷人たちは古語を現代でも使用中。「帰れ」と言う時「去ね(いね)」と言う。)

さて、大変「こだわり」をお持ちのイネさん。それはそれは若い頃よりその「こだわり」は相当なもので、素材を語らせること10分、味噌を語らせること20分。「ココがこうでソコがああだから絶対に間違えたらダメだからね~っ!!」と、オススメ品を他人にレクチャーしておきながら、自分は絶対に買い間違えるというこだわりよう。そしてそれに気付くのが遅いというこだわりよう。

こないだも友人のナーコちゃんに、自分が何年も食べ続けているおいしいおいしい味噌についてとうとうと語り、「絶対間違ったらダメだからね、コッチだからね、ソッチじゃないからね。『ソッチ味噌』は濃いからダメなんだよ?『コッチ味噌』よ?」と釘を刺しておきながら、ばっちり自分が『ソッチ味噌』を購入。
「どう~も、味が濃いのよ。今回の『コッチ味噌』は味が濃いのよね、どうも濃いのよね…何かが変わったんやろ~か…て、パッケージみたらサ…『ソッチ味噌』て書いてるの!もうビックリしてサ~っ!!」
こっちがビックリや。毎日『ソッチ味噌』で味噌汁作っといてからに、なぜ気付かん。つーか、買い物カゴに入れる時に気付かないとは、かなりの重症。ガラリとパッケージのデザイン、違ったろうに。何を基準に今まで『コッチ味噌』を選んできたんだろう。重さかな。…だったらちょくちょく間違えてもおかしかないしな。イネさん、重さで覚えてるんかな、自分の好みを。だったら教えてあげなきゃ。たいてい売ってるモン重さって同じ種類なら似通ってるんだって。

エリエールもスコッティもフェイシャルティシューは、1箱320枚だよ。
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でも、パッケージはこんなに違う。

イネさんの「舌の記憶」はザーサイである。
時々ムショーに食べたくなる、ザーサイ。
だから、ザーサイを買って帰る。
そして、ザーサイを瓶から器に盛る。
当然、ザーサイを食卓へ。
箸は、ザーサイ・ロック・オン。
「ビックリしてサ~!どう見てもメンマなの。」
イネさんがビックリする以上にこっちがビックリするわけよ、その事後報告。
「メンマ、好きじゃないの。」
だったら、買うな。
買うなら、見ろ。
見たら、読め。
読んだら、気付け。
気付いたら、覚えろ。
パッケージを。
「またサ~、ザーサイの横には必ずメンマがあるのよね~。またヤったわ、ていっつも思うんだけど、ま~たヤってるからもうビックリよ~!」

私は瓶詰になっているザーサイもメンマも購入することがないのでそのパッケージがどうなのかということを知らないのだが、予想ではかなり違うと踏んでいた。全く、違うと踏んでいた。

そして、過日の『ショーゲキ!!ザーサイがメンマに憑依されました』事後報告以来、全く無かった珍しい機会に本日、恵まれた。初めて訪れるスーパーで、実家に買って行く惣菜等々を選んでいる時に、何か麺類でもと麺類売場へ足を踏み入れたら、私が踏んでいた通りの「ザーサイ」と「メンマ」に遭遇した。
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踏んでいた通り、パッケージは誰の目にも違いがわかる。
ネスカフェ・ゴールド・ブレンドは違いがわかる男にしかその違いがわからないかもしれないが、桃屋の「ザーサイ」と「メンマ」の違いは、誰の目にも等しく違う庶民レベル。

これでハッキリしたことが、ひとつ。
イネさん、やっぱ重さで違い量ってるね。
微妙だね、ザーサイ100グラム、メンマ115グラム。もしザーサイの横に置いてあるのが「やわらぎ」じゃないほうのメンマなら、同じ100グラムだから、もう重さで覚えるのはやめたほうがいいね。
私には違う色であるこの「ザーサイ」と「メンマ」の違いも、きっとイネさんにはこう見えているのだろう。
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イネさんサイドの問題だけど、たぶん同じに見えてんだろうなぁ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-07-05 23:43 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

ダークなお土産

5泊6日の自然学校という行事から帰って来たナキヒー。ちょっとくさ色黒になって、相変わらずニタニタしているナキヒーとは、出発前にある約束をしていたのだった。それは、お土産のことであった。
自然学校へ持って行けるおこづかいは一円たりともないので、お土産なんてのはないのであるが、「貝ひろい」をするのでその拾った貝をあげるから、どのような「貝殻」がいいのか希望を訊かれた。「穴があいてるようなの。」と答えたら、穴があいている貝殻を拾ったことのあるナキヒーは「わかった。」と言った。それと、もう一つあるので、そちらの希望も訊かれた。現地で石を拾い、ペイントしてペーパーウエイトを作るという。「ペーパーウエイト、って何やろう…」と言うので「ぶんちん。」と答えると「まぅ、使う?」と訊くので「使わなかったとしてもオブジェってことで。」と言うと「オブジェって何?」とゆーので「おかざり。」と答えておいた。そのペイントした文鎮を、持って帰って来てお土産にするので、デザインの希望を訊かれたのだ。…・・・。そこでさぁ…「矢絣描いて」て希望ゆぅて、それが叶うんかな。もし描けたとしたら、私、間違いなく学校辞めさして修行に行かすよな…。
「希望ねぇ… …たとえば?」
ナキヒーの口癖は「たーとーえーばー」である。要は、「たーとーえーばー」を付けて誘導するのだ。自分の思うように。
「たーとーえーばー。〇がいい?それとも、線?それか、グニャグニャ~とか。」
その程度かい。
「…じゃ、〇で。」
「じゃぁ、まぅは〇な。チョモは何がいいと思う?」
「チョモに訊けば?」
「じゃぁ、むーのは?」
「むーに訊けば?」
「じゃぁ、おじーちゃんとおばーちゃんは、何がいいと思う?」
「もしかして、それ全部持って帰って来るつもり?」
「だって、お土産やから。そりゃ…持って帰って来ないとアカンやんか。」
「…あ、そう。じゃぁ、イロイロ描いて、みんなの分作って、あとで『どれがいい?』って選んでもらったら?」
「そうやなっ!」
「それと、なるだけ小さい石を選んだほうがええと思うで。重くなるから。」
「そうやな。チョモみたいなのはやめる。」
去年の自然学校でチョモはカキの殻がびっしりへばりついた3キロくらいはあるデカい石をお土産にくれた。貝殻をあげるからな♪とはきーてたけど、そうゆうカタチで貰うとは思っていなかったので正直、困った。
「絶対に、チョモみたいな石はいらない。もう絶対、いらない。」
「わかった。小さいのにする。」

そして、5日分の洗濯物を広げながら「うっわ・くっさ~」と言う私に、「すいませんねぇ…こんな思いをさして…」とかなり成長した一言を放ったナキヒーは、ペイントしまくった文鎮を「これもちょっと…くさいんやけど…」と披露した。
私に、一番最初に選ばせてくれると言う。
出発前に〇がいいという希望を伝えたので、丸い石に描かれた〇っぽいデザインのモノを選ぶことにした。
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…私にはこれが、血痕に見えるのである。

てててて、てててて、てーてー…。

ううむ、凶器は2つに絞られました。
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犯人は、石の角で被害者の後頭部を、強打。
被害者はそのまま倒れ込み、地面の丸い石でさらに額を打ち付けたものと思われます。
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調べてみましょう。
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凶器は、おそらくコレですね。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-06-22 00:17 | +YOU WIN!!+ | Comments(2)

そうだ、警察へゆこう。

チョモが夕食を作ってくれると言う。夕食のおかず一品を作ってくれると昨夜言うので「どうせなら夕食全部作ってラクさしてくれ。」と言ってみたら「いいで~」と言う。メニューを訊いたら、チーズ入り卵焼きと味噌汁と白飯だそうだ。…粗食か。

つーわけで、夕食の準備をなにもしなくてよいことになった私は、チョモにイッパチ農園新規下準備を頼み、ナキヒーの誕生日プレゼントの希望品である「万歩計」を買いに行った。誕生日に万歩計を欲しがる11才。…健康管理が必要なトシか?
帰宅したらイッパチ下準備が終わっていたので、粗食にイロをつけたい私は味噌汁をミネストローネに替えるべく、チョモに野菜の買出しを命じた。作るのはあくまでもチョモだけど。

裏のイッパチで人参播種に取り組む私のところに、野菜買出しを終えたチョモが悲痛な面持ちでやって来て、「大根を折ってしまってん…」と報告する。は?大根折ったくらいでなしてそんな「人生終わった…」みたいな涙目になっとんや?「じゃ、その折れた部分、使えば?そこをこんくらいに切って。人参もおんなじ大きさで。ミネストローネ作ってよ。」と頼むと、素直に台所へと向かった。…ん?…なんか、ヘンだな。「あとは?何するん?」と一作業終えるごとに裏に顔を出すチョモが、回を重ねるごとに、くら~い。…アイツ、今日で人生終わったんか??農園作業が終わったので私は、ホンマは夕食の準備免除なのだけど台所へ立った。遊びに来ていたミズオと楽しく会話しながら、「アレ、炒めて。コレ、揚げて。」と口だけ出しつつ、チョモを観察。とにかく、暗い。が、本人の出方を待つことにした。

粗食プラスアルファの夕食が出来上がり3人で食べている時も、口数の少ないチョモは相変わらず暗い。ハナモゲストの新アレンジを思いついた私はアカペラで歌ってみるも、チョモの笑いに湿気がある。夕食を終え、ナキヒーが便所へと行くと私は洗濯物をタタミにかかった。その後ろではチョモが宿題をやっつけている。私がおおかた洗濯物をタタミ終えると、チョモが宿題途中でパタ、とその場にひれ伏した。何の気なしにチョモを見る。今にも泣き出しそうな目をしてヤツは言った。

「非常に…言いにくいんやけど…財布を…失くしてしまいました…。」
「はぁ??」
「失くしてることに気が付いて…スーパーの台に置いたこと思い出したから、帰ってからすぐ戻って店の人にも聞いたんやけど…届いてないって言われて…やから…」
「アンタ(怒)!!!!!!何時間、経ってんねんっ!!」
「…うん…」
「今、何時やねんっ!!!」
「…8時…にじゅ…」
「私は、財布を失くした事に怒ってんちゃうでっ!!!今まで隠してた事を怒っとんやっ!!!」
あまりの呆れっぷりに、あたしゃ言葉を失くしたね。
「チョモ。あんた、間違ってる。」
そう言って、しばし私は考えた。そうだ、警察へ行かそう。

「交番、知ってるやろ?郵便局を曲がったトコの。財布を落としました、ていう手続きやってきなさい。いつ落としたかとかどんな財布かとか住所とか聞かれるから答えてきなさい。交番、24時間やっとるから。行きなさい、今すぐ。…自転車で。」
本当は徒歩で行かせたいトコロである。暗い夜道をトボトボ歩いて、行ったこともない交番へ行く不安と自分がやったことの反省をさしたいのはヤマヤマである。しかし、20時半。危険な香りを漂わせているヤンチーがたむろっていそうなポイントが2つほどある。…親心だ…自転車で行けアホンダラ。交番の位置をうろ覚えのチョモが私に場所の確認をするので、目印となる建物の名前をふたつ挙げた。

15分後、私は交番までチャリンコを走らせた。遺失物届け手続き中のチョモは交番の折りたたみ椅子で「わたしがやりました」とばかりにうなだれていた。どうも何らかのトラブルが頻発していたらしく、交番、大はやり。警官に襲い掛かりそうな勢いのオッチャンやら、保護者付き少年やら。チョモはそんな中たったひとりで遺失物届け。思い知ったか、ワレの犯した間違いを。「…すいません…お世話になります…」と入って行きチョモの椅子のそばに立つとおまわりさんは「…あぁ、息子さんですか?」と言って、滞りなく処理の続きを行った。そして、チョモに「これは遺失物届けと言って、これが失くした時間、ここがその住所、スーパーのことやで。これが、君の住所と名前、間違いないな?そしたら、ここに日付と名前を書いてください。」
チョモが丁寧に日付と名前を記入すると、おまわりさんはメモ用紙に遺失物届け番号を記し、
「じゃ、これが遺失物届けの書類の番号になります。帰ったら手帳などに控えていただいて。届きましたらこちらに連絡をしますね。」
と私に手渡した。
「お世話様でした…」
と頭を下げて私は、チョモに近くの公園で話しをしようと言った。
暗い暗いベンチに並んで座り、なぜいくらでも言い出す時間があったのに言わなかったかを問うた。
「…怒られると思ったから…」
案の定な返事。
「怒られるようなことをやらかしたんは、アンタや。怒られることくらい覚悟せぇ。」
財布を失くしたことはええ、私も失くしたこといっぱいある、金は働いて稼いだらええ、なぜ正直にあの時、「失くしたから戻って探しに行ってくる」って一言が言えへんかったんや?と私はチョモに言った。静かに泣きながら聞いていたチョモだったが、私の説教の中でチョモが一番呼吸を深くして泣いたのは、
「20時過ぎた真っ暗な中を、小学生にひとりで交番まで行かす親が、どんな気持がするかわかるか?」
であった。ここでチョモが泣かないような子供だったら、ホンマのあほんだら。

どうやら反省したらしいチョモは帰宅したあとも、声こそあげないが洟をすすっていつまでも泣いていた。泣きながら宿題の続きをやるチョモにイッサンは、
「チョモ、なーに泣いてんねん?」
と明るく訊いた。
「私に怒られたからとちゃいますか。」
と代返すると、イッサンは父親として喝、入れた。
「チョモ、何で怒られたか、わかっとんか?」
「…う…ん。」
「…わかってるなら、ええ。」
終了。

風呂上りのチョモに私は、いつものトーンで最後の喝を入れる。
「なぁ、今日やぁ。夕食作ってる時な、私がチョモの体をベタベタ触ってたん、知ってる?」
「…え?…そうなん?」
「うん、そう。ソレ取ってゆーて肩たたき、アレかき混ぜてゆーてケツ触り、ソコのいてゆーて背中トントン、床拭きながら足首つかんだん、気付かずか?」
「…気付かず…や。」
「はぁ…残念やな。なんでそうしたか、わかるか?」
「…さぁ…?」
「買い物から帰って来た時にチョモな、思い詰めた顔、してはってん。何か学校でイヤなことでもあったんやろか?何か悩んでやんねやろか?って思ったから触っててんや。なんかあるなら、自分からゆーやろおもて。何も言わへんから、相当思い詰めてはんねなーおもててん。まさか『財布失くした』て告白されるとはな。親はそれくらい子供の変化には敏感なんや、アンタはどうや?もっとちゃんと気付かなアカンのとちゃいますか?」
パジャマを着ながらチョモは、声をあげて泣いた。
自分のココロが確かなら、声をあげて泣くことを恥じる必要はこれっぽっちもないねやで、チョモ。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-06-11 01:29 | +YOU WIN!!+ | Comments(1)

ひとりにさせない国

「離婚しひん?」
「え~またっ?!ヤだヤだ、まだヤだ。」
イッサンがよく離婚を言い出す理由が、わかった。なんか「ワタシが」妻に向いてないみたい。ずっと「イッサンが」夫らしくないとおもてたわ。そうゆう人なの、ておもてたわ。私…これからは徐々に妻に向いていくと思うな。だって「知る」ことから始まるってゆぅしね、人間はね。

電話していた相手と後日我が家で会う約束をとりつけた時に「んじゃ15時半で。」と決まったのだが、「たぶん家わかると思うけど、もしわからんかった時は電話してい~い?大丈夫??」と言うのである。「いいっすよいいっすよ、わかっても電話していいっすよ?」と返事をすると、こう言う。
「ダンナさんとか、大丈夫??」
ダンナさんの何が大丈夫なのかと思いつつとりあえず「うん。」と言い切り、何が大丈夫かがわかっていない私は、「私、15時10分とかくらいには居ると思う。15時まで仕事やから、でも15分なら確実に家に帰ってる。やからその後は全くもっていつまでも大丈夫っすよ。」と言ったらば、「えーーーっ!!バタバタしない?夕食の準備とか?ダンナさんとかサ。」と言う。な~んか「ダンナ」がいちいち絡んでくるなぁ…と思っていると衝撃的な一言を放った。
「…ほら、ダンナが帰って来るとサ、私なんかもそうやねんけど…いろいろやらなアカンやん…?」
…えっ?!なんかやんのっ?!とは、さすがに言うわけにはいかずその場では「…ぁあ!その『ダンナ』ね~。」と繕った。そのダンナって、どのダンナ?「大丈夫かな?」とまたも確認する彼女が言っているのは、たぶん「その『ダンナ』」のことなんだろうけど。
「ウチとこ、ホンマ大丈夫っすから。ちゅ~か、ダンナたぶん夕方過ぎても帰ってけへんで?遅いと思うけど?…帰り…遅かったと思うねん…」
実は知らん、帰宅時間。だってイッサン、帰りマチマチ。
「ぁあ、そうなん??じゃぁ夕食とか、大丈夫ね♪」
…うん…。…あのぉ…そのぉ…、えっとぉ…。最近、春になって…ほんで私が趣味に夢中になってすごく楽しんでいるもんで、帰宅が遅いイッサンは平日5日のうち2、3日は夕食、自分で作らはるねんね。だってワタシ忙しいから、日傘作りに。すんごい楽しいすんごい楽しい、もう夜中夢中になっちゃうねん!…やから朝が辛い…、とイッサンに感想を述べたら、翌日はイッサンこっそり起きてこっそり出勤しはった。ほんで8時に電話してきはった。「起きたんか?」ゆぅて。「…寝てた…今起きた…寝てない…今寝てない」て答えたと思う。そしたら「子供たちは?遅刻やで?」て言うから一気に目が覚めて「ええええーーー!!15分でなんとかするーーー!!バイバイ!!」て電話ほった。

いやぁ、あの朝はデラ楽しかった。
「たいへ~~~~ん!!8時だョ!!あわやちこーーーーーくっ!!」て言ったら、我が子二人が「えええええーーーーーー!!」て飛び起きた。あんなに体に悪い起き方すんの、久々に見た。お願いですからスープだけでも飲んで行ってください、と母親失格の私は懇願したが、遅刻だけは免れたいナキヒーは「んな時間ないっ!」と拒否。服を着替えパジャマを雑にたたむナキヒーに、おむすび握りながら近づき、トイレに行くナキヒーの後を米粒こぼしながらついてゆき、「はいはいはいはいっ!ひとくち!ひとくちー!」とトイレのドアを開ける我が子に口まで開けさして、おむすび投入。オエオエゆってた。ちとデカかったみたいね。
どうせ遅刻と腹を括ったらしいチョモは、そんなナキヒーとは対照的に目も開けずにコーンスープをすすっていた。着替えようという意識はあってかパジャマのズボンをケツ半分まで脱ぎかけた模様だが、あきらめるという悟りを啓いたようである。人間、悟りを啓くともう身なりなんてちっぽけなモンに囚われないね。脱いだズボンのついでにトランクスが多少脱げていようが、なんの恥じらいも沸かないんだね。半ケツでスープ、すすれるくらい啓いちゃってるね、悟り。「はい、はいはい、チョモ、はい。」とおにぎりニギニギの私が近づくと、左目だけを開けてだらしなく口も開けたチョモ。啓き切っちゃってるねぇ、悟り。もう人間とは思えない、理性のカケラもない。
その日帰宅したイッサンは、我が子たちにゆってた。
「オマエら、自分で起きなアカンぞ?まぅを頼るな。…まぅは、無理やな。」

そんな面倒見のよい「ダンナ」であるのだ、イッサン。そうゆう人なの、とずっと思ってきてた。…ワタシ、かよ。
みんな「奥さん」たちは、「妻」たちは、「自主的に」ダンナに「率先して」尽くしてんだな、さては。そうかいそうかい、実に納得だ。
先々週に私は、様々な「奥さん」「妻」たちの「ダンナさん」との絡みを耳にしたのだ。「ん?」と思っていたことが全てこれで解明である。
ひとりの「奥さん」は、重役の「ダンナさん」が定年退職され、ずっと家に居るという状況に「三食キチンと食事を作らなければならない」「いろいろなことをせねばならない」という自主的な義務感からそれがいつしかプレッシャーとなり、鬱状態による睡眠障害で心療内科に通院しているということであった。「重役の奥様」というのは大変なんだなぁ…いろいろなことをしなければならないのだなぁ…と、まったくその真意を理解していなかった。
ひとりの「妻」さんはPTAの役員のかたであるが、6年生の役員による卒業式関連の話し合いの場を持つことになった。私も6年生保護者の役員なので、もちろん参加する。仕事を持っているお母さんが多いのでなかなか集まれないということから、会議室を押さえよおもたら平日じゃないと無理やし…という話しの流れで、「全員で集まって話し合いをと思うなら、それはやっぱ働いている人が来れる日とか時間とかを優先するしかないんちゃいます?合わせられる人がそれに合わすほうが、集まり易いんやとは思いますけど…」と言ってみたら、役員の長であるその「妻」さんがこう言ったのだ。
「もし、フルで働いている人とかが平日に集まるのはどうしても無理って言うなら、ウチに来る?ダンナさえ居ひんかったらウチでもいいし。土曜日ならウチは大丈夫よ?それで集まれるならね、どうなんやろう?」
私は、「ダンナが居ひんかったら」ていう条件にも「ん?」と思ったのであるが、その後「休日はちょっと…」という意見が圧倒的人数を誇ったことに、その理由が「ダンナがおるもんねぇ…」だったことに、鼻息、漏れた。…私、自信あるわ~…もし私が「土曜日、役員の集まりあんねんて、○○さんちで。」とか言ったらイッサン、間髪入れずに「行ってらっしゃ~い♪」て、言うわ。つーか、何も言わずに行くことになるんだ、きっと私。土曜日の朝に「どっか行くん?」て…訊くかなぁ…イッサン。訊かないんじゃないかなぁ…。てか、イッサン、土曜日、家に居るかな?居ないのかな?仕事なんかな?休みなんかな?それすら、知らんぞ。
私、自主的に土曜日のダンナの在・不在を、知っとかなアカンねやんか。
「来週の土曜日はアカンねん…ダンナがおんねん…」て言わなアカンねやんか、私。

苦労してたんだね、イッサン。「妻」としての私に見切り、つけてたんだね。
当然ながら離婚は二人の人間が絡む手続きであるため、その二人の意見が合わないと成立しない。タスポを作るのがめんどくさくて今日から自動販売機で買えなくなった手続不精でヘビースモーカーのイッサンは、調停するのがめんどくさいんだね。いろいろ手続きありそうだもんね、調停。結婚して13年、家庭に於ける手続きっちゅう手続き、私がやってるもんね。イッサンは離婚したいみたいだけど私がしたくないんだから離婚届出すなら自分で動かなきゃなんないね、仕方ないよね今回もあきらめて。

イッサンは私が離婚したくなるのを今か今かと待ちわびている。私がその気になりゃ、手続きなんてちょちょいのちょいよ。「いつでも言って♪どんな条件でものむから♪」とかなりの好条件を提示して私をその気にさすもんだから、かつて一度や二度は離婚届の用紙を手にしたりもしたのだか、離婚って紙一枚でカタのつく手続きではないのである。離婚後の苗字とかがややこしく、戸籍上の私のポジションがどうなるとかいろいろあるみたいだ。運転免許証とか年金とか保険とか何もかも、実はすんげーめんどくせぇの。本気で離婚したくてしたくてたまんないくらいのノリノリ精神でないと、とても離婚なんてめんどくせぇこと出来ない仕組みになっているのだ。いくら動くゆぅたかて私だってそこまで動きたくないわいね、めんどくせぇ。

私たちは、離婚のひとつも満足に出来ないダメな夫婦なのである。
結婚はカンタンにさしてからに、離婚はそうそうカンタンにささんとは、国も…やるのぉ。
日本は怠け者に大変キビシイ、真面目な国なのね。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-06-01 12:47 | +YOU WIN!!+ | Comments(3)

やっぱりね~にゅ~い~ん

我が家の「裏」という箱庭は今は「イッパチ農園」と化しているが、本来は「洗濯物干し」のためのスペースである。だから、洗濯をすれば洗濯物を干す。雨の日以外は毎日、干す。ブロック塀の壁があって、その向こうが「裏の住人」の一戸建てで、そこにはレトリバーがいる。私が鼻の穴を広げて農園の作物の成長振りをウハウハ観察していると、レトリバーが穴の空いたブロックから鼻をクンクンゆわせて、覗く。
「あ、こんにちは。まだです。まだ食べられません。」
クンクン。
「実ったらお裾分けしますから、しばしお待ちを。」
クンクン。
「まだやって。」
クンクン。
「ええっと…そうやなぁ…あと40日後くらいかな。イチゴって花咲いてから45日もかかるねてービックリするよなー意外とかかんのなー。ところで、主食なに?」
クンクン、バッゥ。
「なんか、成犬用のそうゆうやぁ…愛犬元気っ!みたいなヤツが主食なら、イチゴとの喰い合せ、悪いかもしらんで?」
クン、ククン。

という会話をしているので、このレトリバーとは顔見知りである。そのご主人様である裏の奥様とは、洗濯干しのタイミングが合うと挨拶を交し合うのであるが、実は朝の洗濯の時よりも、夕方の散歩の時によく会っている。裏の奥様はレトリバーの散歩をしているので、私にしてみたら顔見知りレトリバーという大きな目印があるわけである。だから「こんにちは~っ」と挨拶をするのであるが、散歩中の私にはこれといった目印がない。だから挨拶が返ってきたことはなく、裏の奥様は軽く会釈をしていつも「はて?知っているひとかしら?」といった顔をなさる。

そして先日も、夕方に買い物を兼ねた散歩をしていると、レトリバーの散歩中の裏の奥様に出会った。いつも通り私は元気よく「こんにちは~」と言った。この日は、私とレトリバーの距離が近かったので、レトリバーのほうが私に気付いてくれた。私の足に「オレ、お裾分け予約、入れてっからな?」とまとわり付いてきたので「わかってるさ。」と人差し指で軽~く「こ~いつぅ~♪」というラブラブカップルももうしないであろうイチャこきポーズをかましたのである。すると、裏の奥様が…「ぁあっ!」と言うので、「裏の住人です。」と名乗った。
「あーっ!!もしかして、結構、会ってます?!会ってますよね?!すいません、気が付かなくって。」
と、今までの「知っている人かしら?」が全て私であったことに気付いてもらうことが出来た。
「お散歩ですか?」
「はい。買い物のついでに。」
「あら~。行ってらっしゃい。」
「では、また~」

そして2日ほど前、私はナキヒーと散歩をした。これは近々開催する予定の「花見だョ!ヒマな人全員集合おやつパーチィ」の今年の絶好ポイントの下見であったので、1時間半くらいをかけ、散歩にしては手軽とは言えない距離を歩いていた。
犬の大きさに散歩距離が比例されるのだろうか。小型犬なら家近辺ウロウロでOKで、大型犬なら隣町まで行ったほうがいい、とかそんな感じで。家付近からは結構離れた川沿いのウォーキング・ランニングコースの端で~裏の奥様と~一緒に散歩中のレトリバーと~、下見中の私が~、出逢っ…た~(下条アトム)。
「こんにちは~っ」
奥様は、「知っている人かしら?」と小首をかしげてすれ違いはった。
何っつーんでしょぉねぇー…、そうですねぇー…。
洗濯物を干す時に、裏で、明日お会いしましょう。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-23 22:15 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

淀切(デンセツ)

デンセツの女、イネさん。
「イネ」というニックネームから80歳くらいのおばぁちゃんを想像していただいても一向に構わないのであるが、デンセツの女「イネさん」は年齢で言うと「そろそろ50」脳年齢で言うと「180相当」であられる。物事の流れを無意識で「淀ませ」笑いを通り越して「切なく」するので、ここに敬意を込めて「デンセツの女」と書き残したい…くれぐれもお間違えなきよう、「デンセツ」ね。カタカナだから。

イネさんは、思い込みと勘違いで自分の世界を創り上げて50年も生きてきた、デンセツの女なのである。
牛乳瓶を返却するのに空き瓶を持って事務所を出、堂々と
「牛乳瓶の箱がないっ!」
と事務所に帰って来た女、イネさん。同僚は言ったという。
「イネさんね、もっかい行ってきてごらん?あなた、箱の前2回も素通りしてるから。」
見えてな~い。
いつもの場所から箱がちょっとばかしズレただけで、デンセツの女イネには見えないと心得よ。
♪なかったこ、と、に~♪ 確実にあるから。

イネさんが電話してきて曰く、
「私、パンなのよ。」
あなた、人間。
イネさんね~、勝手にハナシ端折るから~。
イネさんね、朝食にこのごろ、パン食べてるんだって。それでね、おいしく食パンを食べたいからって、友人に勧められた「リンゴジャム」を買ってみたんだと。これがすこぶる旨かったんだと。そんで勧めてくれた友人が「どうだった?」と訊くので「う~んっ♪リンゴジャム、おいしいねぇっ♪アレ、ほんとおいしい、これはいいよ~リンゴジャム~♪」と大絶賛、したんだと。ほんで、リンゴジャムをたいそう気に入り、完食しつつあったんで、「あ、リンゴジャム、買わないと。」と思い、リンゴジャムを買ったお店に2個目のリンゴジャムを買いに行ったんだと。リピーターってやつになったのね。それほどに、お気に入り。

「それでさ、ふと見たらそのジャムにさ『白桃ジャム』って書いてんだよ。えーーーーっ?!と思ってさぁ…もう…。」
こっちが、えーーーーっ?!じゃ。あんなに友人にリンゴジャムいい・リンゴジャムいい、と感想ゆぅといて、白桃じゃねぇか。思い込みで味覚まで変えたデンセツの女、イネさんは言った。
「それがわかった日から、もう桃の味しかしないの。どう考えても桃の味がするのよ。どうしても、桃なの。ずっとリンゴの味だったのにねー。不思議~。」
イネさん、あえて教えてあげなくては、と私は思う。
桃の味で正解である。つーか、そっちで正常だから。桃しか、入ってねぇから。



気付いてよかったね。



2個目でやっとかよっ!
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-09 23:01 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

前科一犯

我が職場は身分証が要る。それは、しかるべき手続きを経て取得する写真付きのパスである。これには更新する時期というのがありその時期にあたったので先月、私はパスの更新を行った。
私が、仕事上で「なんだかなぁ」と思っていたのは、警備のひとにパスを見せると5回に4回は顔をじっくり確認されることであった。それほど、パスの写真の自分と今の自分が違うということであろう。時には本当にまじまじと照合されることもあり、そういう朝を迎えた日にはオーナーに、
「私…ブラックリストにでも…載ってんちゃいますやろか…」
と言って気落ちした。オーナーは、見せてごらん?と私のパスを見、大笑いで答えた。
「べ~つじんっ!これは別人やわ~っ」
常連のお客さんも言わはった。
「うう~ん、詐欺やなこれは。」

そう、心当たりはいっぱいあるのだ。
私、ナキヒーの担任に銀行の前でお会いして「せんせ~いっ」て近づいて行ったら「へ?」と言われ、3年も付き合いのある知人にかかりつけでおぅて「こんばんは。もしかして、インフルエンザ?」と声を掛けたら「ええっと…すいません、誰でしたっけ?」と言われ、自転車で走っていたら友人とすれ違ったんで「お~っ!バイバ~イっ!」と挨拶したら何も返って来ず、おかしいな、と思って何回か互いに振り返りつつ、友人がかなり行って道を曲がる手前で「えぇ~?まぅちゃぁああぁあああん??」と叫ぶので、もう既に右に曲がって姿の見えない友人に「今かよぉおぉぉおおおおおおおっ!!」と突っ込んだ。そのくらい、音声アリ表情アリですら気付いてもらえない、印象の薄い人間なんである。指名手配犯になっても見つからんのちゃうか、くらいに思えてきた。やや無表情のパスの写真で、気付いてもらおうというのが甘いんだろうな。

しかし私は今回の写真撮影では「別人撤回会議」をオーナーと開いていた。前もって「明日、写真を撮りますからね。」とオーナーが言い、「今度のパスでは別人にならないように、いつものまぅちゃんのイメージで。お化粧もね。」とアドバイス。その時々でメイクや髪型を変える私は何度か「今日のこのメイク、いつもの私っぽいですか?」「この髪型、いつもの私っぽいですか?」とオーナーにお伺いを立て、「今日のはアカンわ、まぅちゃんぽくないわ。」「今日のは普通、普通よ、まぅちゃんぽいわ。」と参考データを集め、マスターによる写真撮影を無事に「素の私」で撮り終えた。そして、その写真を確認することなく、書類関係の仲介を一手に引き受けているマスターが私のパスの更新と新規申請せねばならぬパスとをまとめて三人分、手続きした。

そして先週のことである。ランチ時が一段落した隙をついて私が賄いの昼食を食べていると、パスを一枚手に持って担当の方が現れた。面識がある人で、私が一人で店番をしている時などに「マスターいます?」「今、ちょっと仕入れに行ってるんです。なんでしたでしょう?私でわかることなら…」「いやいや、じゃぁまた出直します。」というくらいの会話も交わしたことのある人物ではあったので、私は「こんにちは。」と挨拶をし、サンドイッチを飲み下しながら軽く会釈も交わした。視線も合わし、挨拶もし、会釈もし、相当の本人確認めいたことはやりながら、担当の方はパスを片手にマスターへと歩み寄った。私は、担当の人が持っているのがパスだと一目でわかったけれど、私ではない他の二人のうちのどっちかのパスが出来上がったのだと解釈した。「はい、はい。」とパスを受け取ったマスターは、その場から「まぅちゃん?前のパスは返却やねんけど、今、ある?」と私に聞いた。その時、パスを手に入店した担当の方は「…ぁはっ?!」という奇妙な声を漏らして半歩後退りをした。その反応から、私はとてもイヤ~な予感がした。

新しいパスを受け取り私は、店のチーズトーストのチーズより素早く、トロけた。
しまった…こんなにバッサリ…いくんじゃなかった…。写真撮影を行ったのはショートになる前の出来事であった。「どう?今度は?」とスキップくらいの軽やかさで新しいパスの写真を見に来たオーナーは重い口調で感想を言った。
「まぅちゃん…また…別人…」
私、これからも不審者扱いだわ、毎朝。
もう、入院。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-03-31 21:54 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

にゅ~い~んっ!!

ゲームをね、するじゃない。私はしないんだけど、私以外の誰かが。
ゲーセンでバイトをすると、何が出来るって「耳」が出来上がる。最初からついてんだけどね、耳。ゲーセンスタッフ用の「耳」が出来ちゃう。それは、どうゆう耳かと言ったら「エラー音を聞き分ける耳」。いろぉんなゲーム機があって、それぞれが独自の騒音を垂れ流しているわけなんだけど、中でも厄介な音が「エラー音」なんだな。それをいち早く聞き分け、エラー発生中のゲーム機目がけて鍵の束ジャラジャラ持って、走ってかなきゃなんないの。だって、深夜のお客さんってばおガラ、お悪いから。絡まれたこともあったなぁ~蹴られたこともあったなぁ~営業妨害って言葉を、覚えたなぁ~。ん、よくない思ひ出だ。

んで、そのエラー音っていうのが、通常のお誘いBGMに混じると聞こえにくいったらありゃしない。ゲーム機には各自「お誘いBGM(勝手に命名)」なるテーマ音があって、「♪たっのしぃ~よぉ~♪ピロリロリ~ン♪」やら「♪プヨ~ンプヨ~ン♪とれるかな~?♪」やらの時には挑発的なPRを勝手にしている。何台ものそうゆう誘いがひしめく中、「♪ブッブブ~♪どれにする?ブッブブ~♪」に混じった「ピコーン・ピコーン」という「3分経ったんで地球にはもうおられんのじゃ」という微かなエラー音をキャッチせねばならぬのじゃ。ブッブブ~♪じゃねぇよっ!と思ってエラー音を辿ると、UFOキャッチャーのアームが片方開いた状態で景品の間に刺さり、にっちもさっちもいかなくなっていたりする。オマエの片腕が、ブッブブ~♪じゃっ!と思いながら、アームを整えテストで動作確認するのがスタッフの業務である。

そのような業務を夜な夜なやっていると、ついにはシンデレラ・ハイという症状が出、0時に近づくとある特定のBGMが強力に耳に残ってしゃぁない、という事態に陥るのがスタッフの職業病である。我々のゲーセンでスタッフを悩ませたのが「♪ブッブブ~♪」であった。とにかく癪に障るフレーズだったのである。アルバイトから正社員へと昇格したザッキーなんて早くも22時を回る頃には意味もなく♪ブッブブ~・ブッブブ~♪と言いまくり、とうとう時給から日給月給の道へと足を踏み外してしまったほどだ。バイトの前のひと眠りから覚める直前に♪ブッブブ~♪の幻聴BGMを聞いたチンゾーは「損した…時給も出ないのに…行く前にもう働いた気分になったで…」と嘆き、ローテーションで私と組む羽目になると何故だかトラブルに見舞われるポンちゃんは、耳元で♪ブッブブ~♪と囁いてあげると「ニコチン休憩行っていいっすか?」と必ず切り出すのだった。泣く子も黙る♪ブッブブ~♪。黙らす割りには軽快だ。

そんな中、私の耳に届いて届いてしゃぁ~なかったのが、スタッフがスタンバイしているカウンターからは壁一枚隔てた所に設置されている対戦型ゲーム機の勝利宣言【YOU WIN !!】である。例えばカーレースをして勝つととか、必殺技とか素手で戦って相手を負かすと【YOU WIN !!】とかね。たぶん、そんなことだったろうと思う。私は対戦系ゲーム機をいらったことはなかったから、たぶん勝ったら称賛されることになってんだろうな。負けたら「コン、ティ、ニュ~ぅ??」とか言われんだ、きっと。売り上げのために、機械がそう言うことになってんだ、きっと。

この勝利宣言が【YOU WIN !!】が「入っ院 !!」に聞こえて聴こえてしゃぁないの。だからすんごく勝って勝って勝ちまくるお客さんは入院!!入院!!入っ院~!!て言われてる。ほんまに入院すんのんちゃうか、おもてごっつ心配になるねんね~。元気にゲーセン出て行かはんねんけどね~。

ゲーセンのバイトを辞めてから少なくとも5年は経っているけれど、私の耳にはまだこの【YOU WIN !!】が残っている。私にとっての勝利宣言は「入、院っ !!」である。
これを私は、失敗談のオチに使っている。

「今日やぁ~、すんごい忙しくってぇ~。もうレジに5人6人、お客さんが待ってはってんやん?ほんで『450円になりますぅ~』ゆぅて。お客さんは500円玉出しはってん。お釣り、50円やん?50円手に持ってんねで?持っておきながら、やねん。50円持っとるぅーゆぅのんに、お客さんに『500円お預かりで、お釣りのほうが500円ですね~♪』ゆぅちゃってん。それを渡す瞬間、ちゃうやんけ~50円やんけ~500円返したら無料になるやんけ~、て気付いたもんやから『おおっと500円ちゃいました、50円でした50円ですねコレ、どう見ても穴あいてますから50円ですわ~あっはっは~』て、有無を言わさず笑って誤魔化すことをお客さんにも強要しました、はぃ、入、院~っ!!」

ある意味オイラの独り勝ち宣言。
それが「入・院!!」の極意なり。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-03-18 22:45 | +YOU WIN!!+ | Comments(2)
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