第三回士農工商会議

「なぁ、なんか新しいゲームでも考えへん?」
ランチと暇つぶしを兼ねて行ったファミレスで、Tゲームを楽しんでいるチョモと私に向かってイノッキが提案する。
「実はな、今、第二回までやってる士農工商会議ってのがあってな?」
「なんや、士農工商会議って。」
「坊主めくり、知ってる?あれを『歴史めくり』と改めて新ルールを作ってんねん。でも相当の歴史の知識がないとなかなかでなぁ…まぁだいたいの基本ルールはもう出来てあんねけど。基本的なベースだけでも遊べんねけど、そっから先が止まったままやねん。それを考えるんが『士農工商会議』で、もう第二回までは私たちが済ましてんねん。」
「どこでやってんの?」
「あぁ…第二回は、ココ・ココ。あっちの席で長居してん。」
「んじゃ、もうココ飽きたし、帰ってそのゲームの続き考えようや。」
「せやなぁ…早いとこ完成ささななぁ…」

こうして第三回士農工商会議が催された。
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「んじゃ今日はココまでにして、明日、第四回士農工商会議な。」
「何時に来たらええ?」
「明日はもう小学校はぢまってるから朝から起きてるし、何時でもええで。」
「わかった。じゃぁ9時に来る。」

イノッキ右大臣とタニケイ左大臣が帰って行くと、チョモと私はとにかくヤクを持たす札の細かい選別に取り掛かった。
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坊主めくり改め『歴史めくり~平家物語~』の『ええじゃないかルール』にのっとって合戦をする時、これほどの乱が起こる。
朝廷国家・平安・鎌倉・室町・江戸・明治・昭和。覚えておいて損はない歴史を遊びながら学べる、最良の参考書となることを約束しようではないか。ずる賢い計算力、それからカケヒキ、洒落もちょいと入れとこかな。

擬音掃除屋の可燃の声 素行無効の忌引きアリ ソラソ~ジャの罠のイロ 勝者生粋のこだわりを露わにす 汚れるモノはまさしくカラス ただアノ世の有名のごとし 嘆きモノもついでに濡れ衣 一重に風の前の塵にお泣き

擬音が好きな掃除屋(このゲームのプレイヤーの事を巷では『擬音掃除屋』と呼ぶ)は「可燃」の声のもと集まった。皆、ひとの好い者ではあるがふだんの品行はこの際、無効である。よって忌引きもアリだ。居もしない親戚の法事があると言って裏切っても「そら、そ~じゃ~」と皆、許してくれるであろう。参加する、出来ると言って来ない裏切り者へ言う「そら、そ~じゃ~」は一種の罠であるから、そのイロをしかと肝に銘じておくがよろしい。このゲームの勝者は、生粋のこだわりを露わにするだろう。生粋のこだわりを露わにした汚れ者はまさしくカラスのようにずる賢い。勝ちにこだわって楽しむのみである、まるでアノ世。アノ世は行ったら帰って来たひとがいないほど楽しい場所だということは誰もが知る有名なことである。負けを嘆く者に、勝者は濡れ衣を着せてゲームの奈落へと突き落とす。二重と違って目がパッチリしてないからって油断をしてちゃぁいけないよ、風で舞い上がった塵が、その細い細い一重目にだって入るんだってことさ、諸行無常、嗚呼、無常。

こんなカンジで容赦なく繰り広げられる坊主めくりが、改良版『歴史めくり~平家物語~(ええじゃないかルール)』

みな往生の素懐を遂げるとぞきこえし。

大・往・生!!
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Commented by ポバヤシ at 2009-04-10 08:11 x
義経は~ん気をつけなはれぇ~アンタ兄さんに殺されまっせぇ~。
Commented by MA at 2009-04-10 11:39 x
姐さんにはイビられまっせぇ~。
Commented by ポバヤシ at 2009-04-10 16:41 x
弁慶の立ち往生…ベベン。
Commented by こだま at 2009-04-10 22:01 x
おうじょ~しまっせ・チッチキチー
by yoyo4697ru980gw | 2009-04-08 01:17 | +朝臣寺+ | Comments(4)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA