花見・竹林・グッサリ流血

「んじゃ、花見に行ってついでにバドでもしよっか~」
提灯がぶら下がり夜はライトアップされるらしい、背の低い桜の木の下でおやつを食べてバドをする。要するに遊んでいるだけだが「花見」を出すと季節を楽しんでいる雰囲気が出るから、風流だよね。

おばあちゃんが時々買ってくれる、私の好物『神戸パイ』
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かわいいでしょ、パッケージも、内容量も。
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好きです神戸、わたしの街。
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好きですこうね、わたしの間違い。
「ほら、ピンクのリボンの指輪。」
遠慮がちに第一関節にはめてみたの、どうかしら。

神戸パイは二種類。
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アーモンド と
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ジュリエット。
アーモンドはわかるけどジュリエットってどんな味だよ。
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パイの味だな。

風が強くてシャトルが流され、とても楽しめないので花見を中断して最近みつけた竹林に基地を作る。
竹細工でも作ってみようか。
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ここと、ここを、切るだけ。
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一心不乱に、切るだけ。
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ほら出来たね。
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柄杓。
ちょっと柄が短いから腕が長いひと専用。
需要はあんまりないと思う。

チョモ(呼び名の復活)がおじぃちゃんからもらった小刀を出して、竹を勢いよく削る。竹林に行く時に持って行こうとするので、私は言ったのだ。
「刃物を持ちたいならまずは研ぐことや。」
「コレ研がんでも、結構、切れんで?」
「切れる切れへんに関係なく、最初にすることが研ぐことやーゆぅてんねん。」
あれほど忠告したのに、今から行く竹林に持って行きたいチョモは私の言葉などスルーである。何度か使っているのですっかり使いこなせている気になっているのである。私は竹林に出発する前に、刃物を研ぐことの意味を説明した。
「あんな?どのくらい切れる刃物なのかを知るために研ぐねん。刃渡りがだいたいこれくらい、厚みがどれくらいあって、重さがどれくらい、研いだ時の鋭さはどれくらい。そうゆう感覚を身につけるために研ぐんや。研いだら必ず切れ味を試したくなるやろ?試せば一度や二度くらい、自分の指を切るやろ。そうやって、切ったらどのくらい痛いのかを身につけるねん。それが身に付いたら、その小刀で人を刺そうとは思わへんやろ?そのために、研ぐんや。」
「はいはいは~い、感覚なら入ってる入ってる~、刃渡りなぁ…ま・だいたい12~13センチってトコかな~」
チョモはメジャーを出してきて、刃渡りを測った。約11センチに「なかったな~小さいねんな~」と驚いていた。刃物は実際よりやや大きく感じるものなのだ。
「行こ・行こ~♪」
竹林で竹細工が出来るとあって、もう気分はハイ。研いでいないから次回に持参するようにしよう、という考えは全くないようである。…ほっとこう、言ってもわかんないみたいだから。

そうやって持参した小刀。そうやって勢いよく切り始めたチョモ。3回目の動作でとうとうザックリグッサリ。
「うわっ…やってもた…」
グッサリ流血ボトボトボト。
「やるとおもった。」
「ううー…」
指先をグッサリ切ったチョモは第二関節あたりを圧迫。そして指先を下に向け地面に血痕を広げる。「止血をしよう」という考えがあってよかったワ。でも、指先は心臓より上にあげたほうがいいと思うワ。
「なんでそうなったん?」
「指を…前に置いてもた。」
「そら、切れるわな。なんで、ああやってシャッ・シャッていう切り方をしてたん?背に親指二本とも添えてな?こやって削らな。」
「うん…そやって削らなアカンなぁ、てやりながらおもてん。こら切るわ、もっかいしたらあの削り方に変えよ~とおもた最後の一回で切ってもた。」
「一歩、遅いねん。」
「ううー…痛い。」
「ハンカチ出して、薄いヤツ。」
ハンカチで止血しているそばからもう血は滲み、流血しながら帰宅。

手当をし、包帯できつく縛っておく。
「スゴイもんやなぁ…医者いらずやな…」
「こんなことで医者代使おうとすなっ!こうやって縛ってたら水汲み行ってる間に血は止まるやろ。」
「えっ?!行かすんかいっ?!」
「当たり前やないか、やることはやれ。」
「いたわってくれよぉ…痛い…あぁ…痛い…」
「痛いやろぉ?行ってらっしゃい。」
「はぁぁあ…行ってきます…」
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「ただいまぁ…あー…痛い。」
「痛いやろぉ?ジンジンするやろぉ?」
「する。するな。」
「脈、打ってるの、わかるやろぉ?」
「わかる。わかるな。」
「脈、打つたびに痛いやろぉ?」
「あぁ、そうそう。脈が痛い。」
「これで、切ったらどう痛いかわかったやろぉ?」
「わかった。わかるわ、まぢで。」
「はい、よかったね。」
「ぁあー…痛いわ…」
「なぜこの家に、カーゼがあり油紙があり包帯があると思うよ?なんでこんだけの手当てがすぐにできると思うよ?」
「…なんでやろぉなぁ?」
「同じような怪我をいかに私がやってきたか、っちゅうことや、かっかっか!経験者は語る、やろぉ??」
「語るなぁ…。ホンマ経験者は語るな。」
「だから語ったのに、はぢめにな。」
まずは研ぐことや、てゆぅたのにきかんからや。研いだ後の試し切りでならこんなにグッサリいくこともなかったのに。モノを掴む時になぁ長いこと痛い思いするで、ソレ。難儀やのぉ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-04-08 00:06 | +朝臣寺+ | Comments(0)  

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