学習

これが何の計算式かおわかりだろうか。
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私の必要勉強時間である。
最終学歴として私は『全日制高等学校商業科卒』であるがそこはかなり高レベルなアホ学校であり、資格と単位さえあれば卒業は出来るというパラダイスであった。私はとても優秀な生徒だったので、文化祭と体育祭に力を入れる傍ら検定試験を受けまくって卒業した。ちなみに商業科の生徒が卒業する時に力を発揮する資格の最低ラインは「珠算三級」と「簿記二級」である。この二つが揃っていたらまず京都のバスガイドという就職口はカタい。我が校卒業生として胸を張れない生徒に県内でやらかされたら困るので、要指導の生徒は皆、京都へと飛ばされるんだよ。…冷たいじゃないか。私、進路指導室で、バスガイド、勧められた…仲よかったのにヒドイな…センセー。もちろん丁重にお断りした。

我が母校は夢見がちな生徒で定員が割れるほどであった。あ、いい言い方しちゃったな。夢しか持っていないアホばっかりが居たの。活気には溢れていたが、学生の本分を全う出来る環境はなかった。授業をサボってうどんを喰おうかラーメンにしよか、焼きソバを買って海まで行くか、そんなことばかり考えて半日は過ぎていった。昼くらいに登校してたから、ぷぷ。そんな「お勉強」をしに行っていなかった高校生活後半を、私はたぶん無駄に使ってしまったのだろう。社会人になってから「私に足りないのは勉強じゃないだろうか」と何度も思った。思ったが既に時遅し、勉強を始めようかと思う前に結婚を始めてしまい「私は勉強しなくてもいいんじゃないだろうか」と見切ることに成功した。

しかし世の中とはよく出来ている。結婚をして子供を産めばその子供が教えてもいないのに学校に通うようになるんである。そして学校は私の学力に関係なく我が子にしくだいを出すのである、頼んでもないのに。
「なぁなぁヘイポー、何してんの?」
「宿題。」
「誰がしくだいしてええって言った?」
「学校がせなアカンて、言ってる。」
「おかしいな、聞いてないな、そんなこと。しくだい、せんでええってオカンがゆぅた、ゆぅて散歩に行こうや、な?」
「…まぅ。」
「なぁに?」
「…まぅはな?…勉強、出来ないんやろ?2年生の問題が、もうダメなんやろ?」
「ダメやね。九九がアヤシイ。」
「ボクは、そうゆう風になりたくないねん。」
「…さよけ。」
「うん。」
そうゆう風に、生きてる私はどうしたらいいの?
結構、毎日、楽しいんだけど。

「…なぁ、あとどんくらい?」
「30分。」
「なにっ?!さっきからずっとやってんじゃんっ!いつまですんねんっ!アホなるで。」
「…まぅ。」
「な…なによ?」
「あんな?一日に勉強せなアカン時間はな?学年×10分やねん。5年やろ?何十分するとおもてんのっ」
「…それなり、やな。」

ヘイポーが言う勉強時間を自分に置き換えて計算してみた。
私は小学生で言うと「何年生」になるのか、という計算がなかなか難しいよ。
1歳が1年生ではないからね。ややこいな。
ほんで「小学生で言うと何年生」の計算をしてる間に「学年×10分」がいつの間にか「学年×20分」になっちゃってたみたい。
私の計算では、私は一日に43時間も勉強せなアカン。終わらねぇ。一日分の勉強をやるのに2日近くかかるってどうゆう教育してんだ…いやおかしいだろう…ナイだろそれは…。計算、どっかで間違ってるな…。計算をやり直したら4時間20分が出てきた。…合ってるかもしんないけど4時間も漢字ドリルしてみな?明日からすること、ねぇよ。却下。

最終的に、私の勉強時間は20分でいいことになった。
しかも自由学習。
「勉強になったな~」と感じればジャンルは問わない。
いやぁ、勉強になったなぁ~、この文章のタイピングに20分かけてみた。
今日の学習は、済んだ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-03-16 23:11 | +開楽館+ | Comments(0)  

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