どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

不毛

脳炎長は、気付きました。
冬って農作物、育たないんだね。
自然環境のままで世話しなかったら、ダメなんだね。
夏感覚、抜けてなかったなァ脳炎長。1月だってゆぅのにね。
冬の環境に耐えられる農作物はあるけれど、耐えられるように管理してこそである。思うに、日当たりの良さって冬こそ大事だと思う。日照時間が殆どナイとも言えるブロック塀の前に地植えした、我がイッパチ農園の水菜は、何かのジョーダンかと思えるほど小ぶりである。手のひらサイズに育てるつもりはなかったが。

脳炎長は、長として賢明な判断をすべきである。

あきらめよう。ハウス作ろうとしたけど、曲がる支柱なんて曲げてるそばから折れちゃったしね。何より脳炎長、寒いの苦手やねん南国育ちやから。我が農園は1月から暖かくなるまで屋外での農作業をやめ、室内の自給自足活動へとシフトします。これを脳炎長『イッパチ農園の冬籠り』と呼びます。

さて、事始めといたしまして、さんざん食べたい食べたいゆぅてて高価すぎてあきらめた「生キャラメル」を、作ってみなさい半吉。
ブームの生キャラメルは、いろんな店のいろんなパティシエが作っておいでのようで、ドコソコでみたもののその高価さに下々の私たちはひれ伏した。私ら長屋住まいの日暮らし民ごときが手を出すスィーツじゃねぇだで、はんきっつぁん、おめぇネットで作りかた調べて作ってくんれろ。
「あいよ~。」

「グラニュー糖ある?」
「ある。」
「バターある?」
「純粋にバターかと言ったらバターじゃないけどマーガリンよりかはバターに近いモンならある。」
「なにそれ?」
「ソフトバター。」
「バターなん?」
「バターか、て言われたらちょっと目は逸らすけど?」
「どうゆう意味やねんっ」
「これバターやで~て言うけども目は合わさんかな、ちょっとしたウソついてる感じ?お菓子作りをやる目的のバターではないやろうなぁ…。」
「まァええや。ハチミツ、ある?」
「純粋にハチミツかと言ったらハチミツじゃないけど砂糖よりかはハチミツに近いモンならある。ハチミツあるで~言うけども目は逸らすやろな。」
「またかっ。何やソレ。」
「ハチミツシロップです。」
「ハチミツなん?」
「3割ハチミツの果糖ぶどう糖液糖。早い話がハチミツ入りガムシロップやね。」
「…もぅええわ…。生クリームある?参考までに動物性やけど。」
「いいえウチの生クリームは常に味も値段もアッサリです。」
「ウチには純粋なモンはナイんかっ」
「グラニュー糖の純度の高さは本物です。」
「グラニュー糖だけでは生キャラメルできひんわっ」
「代用品、代用品。今ある材料で作って生キャラメルに近いモンが出来て、それがちゃんとした味になるもんなら、本格的に作ったらええねん。成功するかどうかもわからんのんに最初から高級食材に手を出すな。」
「ヨシタケさんとこの生キャラメル、12粒で850円もするんやで?1粒70円やで?このレシピで作ったら70個出来るねんで?材料費850円もかからへんやんっ。もしかかっても、70個出来たら1個12円やで、12円っ!」
「そんなに、いる?キャラメルだけ70個も?マズかったら70個も食べなアカンねんで?」
ちなみにグリコさんとこのキャラメルは生じゃないけど1粒300メートルやで?高いなァ、カロリー。

半吉は不純生キャラメル作りに挑戦した。
「あ・キャラメルの香りしてるやん。」
「あ・キャラメルの色してるしてる。」
現場監督の私は、感想を言う担当。
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「っぽくね?」
「っぽい。」
生キャラメル…っぽい。

冷やし固めていた生キャラメルを切り分ける作業をするというので手伝う。半吉が包丁で一口ずつに切り分けた生キャラメルを、私はオーブンシートで包む係。
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「えー…まだぁ?まだあんのぉ??」
「だって、70個やで?」
「売るわけじゃないしやぁ…家で食べるんやしさぁ…もぉええやんそのままで。」
「だめっ!常温でとけんねんからっ!個包装せなっ!」
「ほら半吉。こやってホラ、ほらほらほら、半吉、ほら。こやってパタンてすんねん。これでええやん、うわっ流れてきたっ~!」
「だからとけるゆぅたやんか…」
「あかんか…」
「包むしかしてへんねから、それぐらいやってよ、もぉ…」
めんどっちーな、生キャラメル。
「はい、全部。」
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70個と
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1シート。
なんかこのとけたカス、捨てるんもモッタイナイからな。焼いたトーストに塗ろ~。
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そこで登場する文明の利器がもんじゃベラ。これを今日から「生キャラベラ」と呼ぶことにしよう。

試作品である生キャラメルは、おいしい。
「ん、おいしい。おいしい、が、甘い。」
「キャラメルやからな。」
「舌触りが、最低やな。ザラザラしてる。」
「結晶化してるな…。次は失敗せんように作ろう。もうちょっと煮たほうがよさそうや。」

そうか…。次も作るか…。70個作るかもしかして。
生キャラメルなァ…食べてみて思い出したことだが、私は甘いモンが苦手だ。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-14 14:08 | +knowing+ | Comments(2)
Commented by ポバヤシ at 2009-01-14 18:26 x
この間、北海道物産展に行ってきました。宮崎の街なかの。
生キャラ亡くなってました。
おしいことをしました。
Commented by MA at 2009-01-14 21:20 x
惜しいモノを亡くしましたね。
私の知ってる関西人で、生キャラメルをお土産以外で喰ったひとは、いないよ。
どうぞお気を落としのなきよう。
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