えべっさん

十日戎は三日間。
「宵えびす」に「本えびす」に「残り福」。
これを独自に和製英語にしちゃおう。
「エビス・イヴ」「エビスビール」「ゲップ」…失敗したかな。

ニュース映像でよく観る「開門神事福男選び」は、本えびす午前六時の特殊神事。
何かイベントごとがあるような時間帯だと混雑が予想されるので、何の祭典事もない「本えびす」の昼頃を選択。
まぁまぁの人手に「今まで十日戎に来なくてよかった…」とつくづく思う。
えべっさんに祭られているいろいろな殿なり神社なりに、五円玉の賽銭を投げ入れるために、1年間大量の五円玉を集めたのだけれど、立ち入り禁止になっている箇所が多々あり「あれぇ?初詣で来た時には途中で足らなくなったのに…」と、半分以上余った賽銭に困る。重々ご縁がありますように、とチョモが十五円の五円玉で3枚を投げたらええやん、と並んでいる時に提案するので、じゃぁ「いつもいちいちゴロゴロご縁がありますように、ていう意味にするわ。」と一円玉3枚五円玉3枚にする。「えー…そうなん?」とすっかり信じたヘイポーは、いつもいちいちゴロゴロご縁があるように、一円玉を探したが、1枚しかなかった。いつもご縁がありますように、…あ、なんかこれで十分だな、「いちいち」とか「ゴロゴロ」とか、いらねぇな。

本殿の左奥にある大国西神社にも並び参り。カランコロンカランと鈴を鳴らし二礼二拍手一礼、をしている間にも次々とカランコロンカラン。人密度あるね。すんませんすんません、なんて言いながら階段をおりていると、私の幼稚園掛けしていた雑嚢が抜けない。あ、あ、あ、あれ階段おりてけない…と足踏みをしていたら、今まさに拝もうかというおばちゃんが「おねーちゃん・おねーちゃん!アンタからまっとるでっ!」と教えてくれる。「えぇっ?!」と振り返ると、あろうことか鈴緒の房が私の雑嚢のピンバッチに複雑にからまっている。「うわ~どうしよ~…」カランコロンやりたい人が並んでいるのに鈴はこのひとつっきゃないから、焦る。焦るからなかなかとれない。先に進もうとしている我が子二人を呼びとめる。「ちょっと待って~ちょっと待ってチョモ~待ってヘイポー!鈴に…引きとめられてる~なんとかして~っ!」
絡まり過ぎてそれをほどくのは時間がかかりそうだったので、なんか悪いなぁとはおもたけど千切る。
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商売繁盛の神様に引きとめられ契りを交わしたのさ…いいことあるかな。商売、してないけど。

初福みくじで、今まで聞いたことも見たこともなかった「半吉」を引いたチョモ。そのみくじには「調子に乗らずに何事も控えめにしろ」みたいなことが書いてありあまりに今のチョモにぴったりなので、その瞬間から「半吉」を襲名。1月10日の11時頃まで「チョモ」だったが新しい呼び名が決まった。この一年、半吉に精進・精進。

半吉が甘酒を飲みたいと言うので、飲む。なぜか甘酒を買っている人が、ゆでたまごとのセットにしている。なんか意味があんのかな?と問うと、「まるくおさめる、やって。」と貼り紙情報を読み上げる半吉。ヘイポーも私もあまり甘酒が得意でないので、「一杯1コ」と注文する。「甘酒一杯とゆでたまご1個ですね?」と確認した茶屋のおねーさんは、「イチイチで~す」と配膳スタッフに伝える。いちいち…ココでご縁が…。
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西宮えびすの甘酒は、しょうがが入っていないので飲みやすかったらしく、半吉は「んあ~っ」とじじむさく飲み干した。
まるくおさめるために、ゆでたまごも食す。モテモテの半吉がまるくおさめたいのは、終業式の告白タイムでちょっとイサコザに巻き込まれた今後であろう。三学期よ、丸く治まれ。
しかし、まだ新年早々やないの。「まるくおさめる」とゆでたまごを食べるとは、商売人よ何のトラブルを抱えているのだ。

参拝順路に沿って歩くと出てくる最後の南宮神社。
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句碑の川柳の意味を体で感じよう。
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うつむいて見えるのは自分の足である。
足元を見よ。

人間はなぜにうつむく。
それは足元を見るためである。
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半吉よ。
己の足は地へとついているか。
しかと地に足のついた日々を送っているか。
地についた足を止め、振り返る余裕を持っているか。
踏み出すその一歩を、ちゃんと己の目でみているか。
前向きにうつむけ、進むために。
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by yoyo4697ru980gw | 2009-01-13 12:33 | +朝臣寺+ | Comments(0)  

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