大喰らい

関西の「トースト」は4枚切の厚さである。どっぷり九州でトーストを喰うてきた私の「トースト」は7枚切である。しかし、関西の食パンに「7枚切り」という厚さはない。4枚・5枚・6枚・サントイッチ用。7枚、抜けとる。
なぜに「7枚」かってのは、ウチとこの男衆が「大喰らい」だったからである。食パンで言うとひとり一袋が「一食」の量である。そんなこと許してたら、ヤマザキパンもイケダパンもフジパンもウハウハ、お母さんヒーヒー。だって黙ってたら30分もしないうちにまた一袋、イっちゃうから。そこで食パンを7枚切りにし、うち2枚を「一食」の量と定め「具を挟む」という名案が生まれた。7枚切りのパンよりも分厚いウインナーエッグを7枚切りのパン2枚で挟み長男が腹を満たす。ちなみにこれは朝食でなく間食である。1.5玉の焼きソバを7枚切りパン2枚で無理から挟んで二男が小腹を満たす。言うまでもなく間食である。そして残されたコケさん私という女どもが朝食用に1枚を食し、大黒柱であるタカボーはおやつとして1枚の食パンにバターをうす~く塗って食べる。空腹比例制による一袋の配分である。

私の生活のベースが兵庫県になって十余年、4枚切りのトーストが食べられていた十代とは違いだいぶ燃費良くなってきた三十代の今、確実に朝の食欲がエコってる。4枚切りが5枚切りになりとうとう6枚切りになったのだが、今や3回に1回は「6枚切り耳落とし」の状況である。おかげで生パン粉がストック出来るのでフライ物の夕食が多くなる。3日に1回、胃が軋む。

そこで、たいそう好物のパンであるが厚みの関係でジャストなサイズがないものだから「シンプル食パン」で食すのをやめ、「具を挟む」という名案プチバージョンをやってみた。4枚切り4分の1に切り込みを入れて「テリヤキチキンピタパン」的なモノを作ってみたのだが、量でイくとジャストだけれど、朝からとてもぐったりする味の濃さである。私は、朝に、7枚切りの厚さで一枚、シンプルなマーガリンだけの、トーストを、サクっと、食べたい。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-12-09 22:59 | +ミルニング+ | Comments(0)  

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