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今日明日と、丹波篠山はデカンショ祭りだワッショイ!
デカンショ祭りは毎年行っているけれど盆踊りデビューをしている今年は、『デカンショ節』を覚えることが最大の目的。 だから、踊りが始まる頃に行ったらいいのだけど毎年毎年、西日がアツいアツい時間に行っちゃう。…強いて理由を問われたらベンベン・家に居てもヒマだからつい行っちゃうのよねぇ~…トホホ。 デカンショ節講習会というものがあって、そこで当日にレクチャーしてもらえるのだけど、盆踊りビギナーの私たちはどうもその「覚え方」に「学ぶ」色合いが濃くなると、気持がノってかない。「レクチャーは…ええわぁ…」とチョモが言う。「ぅうん…まぁ…どうしよかなぁ…」と私も呟く。踊ってるヒトのあの楽しいカンジに触発されて、といった入り方が望ましい。私ったら、勉強とかそうゆうの、向いていないし。 そこで、デカンショ節が始まるまで、昔の面影を残す商店街を見て回った。 商店街の軒先では、去年と同じように金魚すくいがやっていた。この夏、金魚をすくって飼いたいとずーっと言っているチョモに「1匹なら、飼えると思うけど。」と言ってあるのに、ちっともすくおうとしないのである。だから、この軒先の金魚すくいで「すくったら?」と促してみたのだが、ぶら下がっている紙に「すくえなくても3匹あげるよ」と書いてあるので「だって…3匹もらえたら…困る。」と躊躇の影をみせた。 私が「1匹なら」と言っているのは「我が家にある小さなガラスの金魚鉢で設備なしで飼うのなら」という意味である。だって水槽ではケメ公という名前のクサガメを既に飼っているのだから、新設の飼育環境を整えないつもりで飼いたければそうするしかないではないか。 「…うぅん…ええわ。だって3匹は、困る。」 書いてるからって『絶対に3匹持って帰ってもらいますからね?!ぅあ?!』なんてことじゃなくて、1匹お持ち帰りを希望すりゃええやんけ…と意見していた私の目には、金魚すくいコーナーから少し離れた箇所の水の中で無数に浮かぶ水草が見えた。貼紙にはこうある。 も 一束 100円 私は、西日避けのためにかけていたサングラスをはずし「も」をまぢまぢと観察した。その緑色の濃さや質、一束の本数を確認した次第である。その水草はペットショップで一本120円の売価が付いていたヤツの隣にあったヤツに似ている。でもペットショップのは新鮮な緑色でなく枯れたような茶色だったにも関わらず120円もして『たっけ~っ』と感じたので、購入しなかった。ぅうむ、この質でこの束が100円か…買い、だ。だがしかし大変なオニモツになることは明らかだ…ぅうむ…。 「も」を見て苦悩する私を見て、店のおにーちゃんは言った。 「そこには『も』しか入ってないですよ。ソコは『も』だけが入ってるんです。」 「…はい。」 実は私はこの時、あまりおにーちゃんの忠告が耳に入っていなかった。だって、私は「も」にシンケンだったから。 今、我が家ではクサガメのケメ公というペットのための快適環境作りリフォームに力を注いでいる。2年でだいぶ成長し、我が家唯一の水槽が手狭になってしまったのだ。クサガメの「クサ」はクサイからの「クサ」で、よってケメ公は非常にクサイ。初年度は「クサいからクサガメなんてけったいなネーミングにしよったなぁ…」とプリプリ憤慨していたのだが、今や「でも確かにクサいからしょうがないか。」といったマヒ状態にある感覚。納得するって、コワいね。だから、狭くて楽しい我が家をファブったりリセッシュ~ってやったりして騙しダマシ室内飼育していたが、とうとう水槽そのものを盆栽台に乗せて屋外飼育することにした。まァ、理由はクサいからだよ、ケメ公。 屋外でも、ろ過システムを取り付けることに関しては、洗濯機が屋外設置であるのでコンセントも屋外に標準装備されているこの住まいでは可能だし現時点ではろ過機を作動させているのであるが、これを自然環境のろ過システムへと移行する手筈を整えている途中である。ハイカーボンというモノのミクロポアーにろ過細菌を定着させ、生物ろ過材として水質の浄化を図り、バクテリアみたいなもんに水質をよくさせる、と。チンにウジャウジャいるタニシ天国ポイントからタニシを30匹ばかし捕獲、タニシはケメ公の糞などを食べてくれるだろう、とのイメージから投入予定、只今泥抜き2日目でスタンバイ中。コケとかが生えないようにもしてくれると期待している。しかしこれだけでは、水槽に硝酸だかリン酸だかが蓄積されてしまう。少量なら無害だろうけど、滅多に水換えをしないつもりであるから、ここに水草を投入しコイツが栄養素として硝酸だかリン酸を吸収してくれると「うまいこと自然界で行われている良く出来た循環」を再現出来るのではないか、と踏んでいるのだ。なので足りないのは水草で、それをペットショップに買いに行ったわけであるが「たかが草」と思っていた私には、一本120円もする水草を「そうねぇ…アソコの1本から始めてココの12本目まで、全部いただくわ1ダース。」とは言えなかった。 1440円するっつーの。ケメ公より、たけぇし。 「この水草…買いたい…」 ボソ、とイッサンに言うと彼は言った。 「荷物になるやん。自分で持ちや?」 …やっぱり? しかし、私はこれを逃したら「この質でこの価格」の水草に出会えることはないだろう、と腹を括った。デカンショ踊りをマスターする時だけ、シレっとイッサンに渡そう。 「じゃ、この『も』を一束。」 「はいよ~。」 商談が成立すると、金魚すくいコーナーにいたおねーちゃんがこう言った。 「二束買ってくれるんやったら、二束で100円にしとくよっ!」 「わ~い! …ん? …え?! …ええっと…一束で、100円やんね?」 「うん。だから、今一束買うやん?これを二束買ってくれるんやったら、100円にマケとくやん。」 「…??じゃぁ、二束買う! …買う?!…買うって…それって、一束、タダじゃない?」 計算が苦手な私は、二束買うんやったら100円値引く、というその意味がつかめなかった。…そんなことしてたらこれは商売じゃなくなるんじゃ…。おにーさんが袋に『も』を入れながら、 「一束は、サービスってコトやで。」 と、計算が苦手な私にわかりやすく説明をしてくれた。 「わ~いっ!買う・買う!二束買う~っ!!」 ええっと…買ったかどうかは…定かでないが、私は一束は買って、でも二束買うことにした。 袋に入れてもらった『も』を高々と掲げ、いいカイモンしたした~と喜んでいたらチョモが呆れて言った。 「まさか店の人も『も』に興味を持ってるとはおもてへんかったみたいやなぁ…。まぅが見てたら『ソコには「も」しか入ってないですよ~』てゆーてたもんなぁ…。何かいるんかな~って見てると思われてたんやろなぁ…。」 あぁ、そういえばそんな忠告、受けたな。私は間違いなく「も」を物色してたんだけどな。 それから小腹を満たすためにフランクフルトを買うことにした。 フランクフルト200円。が、じゃんけんで勝てば半額。 「勝ったら半額?」 と確認すると、おっちゃんは「半額にする」と言い切った。「何本?」と訊くので「2本」と返事をし、私は訊いた。 「おっちゃん、私、何出したらええと思う?」 「そぅやなぁ…」 「私、おっちゃんを信じる。」 「そうかぁ…パーやなぁ…」 「私、パー出したらええの?」 「コッチが。コッチがパーや。」 「わかった。おっちゃんパーやな??信じるで??」 「最初はグー!じゃ~んけ~んっ」 チョキ。 イエス、半額!!
by yoyo4697ru980gw
| 2008-08-16 02:34
| +朝臣寺+
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Comments(2)
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ポバヤシ
at 2008-08-17 21:42
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あーそういやぁ~
この前小さな祭りでこんなに並ぶとは思わなんで今日は一人で店出しだのにぃ~ って感じのカップクのイイ色黒のイカ焼きのおじさんがめっちゃ汗かいてたから袋詰め手伝ったらイカ2個くれた… 多めに3個買ったのにサ… 5個いらないのよネ。
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by
MA
at 2008-08-17 23:32
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大阪近辺のテキ屋のイカ焼きのオヤヂは、立ち止まった人はみんな客やから、もう逃げられないよ。立ち止まった時点でとっつかまって、
「はいっ!何本っ?!」 と買わされる。 そんな時の避難術を伝授しよう。 「はいっ!何本っ?!」 「ほならゲソ100本、何分かかる?30分はかかるな?ほな、30分後に取り来るわ。」 もちろん、100本取りに来ないし、オヤヂも100本、焼かねぇ。
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