どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

ムチュー

脳炎長、今、夢中。だいぶカレセン。「中村さん」に夢中。ナカムラさんちゃうよ、読み仮名、チュウムラさん。
チュウムラさん(以下、ナイスミドー・中村 …でも長いからやっぱそんな記し方はやめよ~っと)は、イッパチ農園の「虎の巻」。車で40分飛ばした先の山の中に居を構えるおじーちゃんちの、小走りで5分ばかし坂を下った所には、おじーちゃんの「倉庫」がある。おじーちゃん、棟梁だから。その「倉庫」には「ちょっとした畑」があって、そこにおじーちゃんが趣味で作物を育てているのであるが、その倉庫の隣の家に住んでいるのが、中村さん。「ちょっとした畑」の一角で中村さんが自分の作物も作っていて、おじーちゃんが仕事に行ってる時はついでにおじーちゃんの作物の管理もしてくれる。週末に我が子たちが作物を一緒に管理する時に、中村さんはいろいろとコツを伝授してくれる。その伝授を私が伝伝授してもらう、という連鎖情報取得法により私の農作物の知識は身に付いてゆくことになっている。中村さんはおじーちゃんのお友達なので、たぶんもう御隠居で悠々自適な暮らしをしていられるのだろう。お会いしたことは一度もなく、話に聞くだけの人物であった。

それが週末におじーちゃんちまで我が子たちを送り届けた際に、まだおじーちゃんが帰宅しておらず、時間つぶしも兼ねて参考のためにと倉庫ちょいハタへと小走ったのである。倉庫前に見知らぬ車が停めてあるので「ん?なんか知らん車、停まっとぅで?」と言うと、ナキヒーが「あっ…」と言って車の向こうへと消えた。そこに居たのが中村翁。「お~来たんかぁ~」ゆぅてナキヒーを見ると、すぐさまどっか、行った。ナキヒーにとってそれは珍しい行動である。「あっ…」ゆぅてタタタと走って逃げることはあっても、人に近づくことは稀。ナキヒーは相変わらず挨拶も会話も一切しないが、中村翁とアイコンタクトで通じているようであった。そして中村翁もそんなナキヒーを熟知しているようで、触れもせで一定の距離を保ってくれている。ナキヒーはニコニコして中村翁のあとを見つからないよう追って行った。中村翁は気付かないフリでばっちり気付いている模様。ナキヒーが定めた「一定の距離」は二人の間で完璧に保たれている。私は「中村翁、ただものではないっ!」と、確信した。

中村翁は、おじーちゃんがセメントをこねくり回す時なんかに使う浅いプールみたいなヤツにかぶせてあったデッカイ板を倉庫の壁に立てかけた。中村翁、意外に力持ち。縁の下に居て欲しい。そして、横にいろいろ積んである木材なんかの中から手頃な棒を引っ張り出し、
「ほら~。こらっ!ナメクジっ!」
とナメクジに心の準備を一瞬させてから、一匹一匹、憎しみを込めて突き潰す。
中村翁、静かな顔立ちと華奢な体格に似合わず、ムゴい。
かっこえぇー…かっこいいったらありゃしない…。
ナメクジとタイマンはる男、中村翁。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-06-18 21:57 | +knowing+ | Comments(0)
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第9回エッセイ・ブログ大賞
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