どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

ひとりにさせない国

「離婚しひん?」
「え~またっ?!ヤだヤだ、まだヤだ。」
イッサンがよく離婚を言い出す理由が、わかった。なんか「ワタシが」妻に向いてないみたい。ずっと「イッサンが」夫らしくないとおもてたわ。そうゆう人なの、ておもてたわ。私…これからは徐々に妻に向いていくと思うな。だって「知る」ことから始まるってゆぅしね、人間はね。

電話していた相手と後日我が家で会う約束をとりつけた時に「んじゃ15時半で。」と決まったのだが、「たぶん家わかると思うけど、もしわからんかった時は電話してい~い?大丈夫??」と言うのである。「いいっすよいいっすよ、わかっても電話していいっすよ?」と返事をすると、こう言う。
「ダンナさんとか、大丈夫??」
ダンナさんの何が大丈夫なのかと思いつつとりあえず「うん。」と言い切り、何が大丈夫かがわかっていない私は、「私、15時10分とかくらいには居ると思う。15時まで仕事やから、でも15分なら確実に家に帰ってる。やからその後は全くもっていつまでも大丈夫っすよ。」と言ったらば、「えーーーっ!!バタバタしない?夕食の準備とか?ダンナさんとかサ。」と言う。な~んか「ダンナ」がいちいち絡んでくるなぁ…と思っていると衝撃的な一言を放った。
「…ほら、ダンナが帰って来るとサ、私なんかもそうやねんけど…いろいろやらなアカンやん…?」
…えっ?!なんかやんのっ?!とは、さすがに言うわけにはいかずその場では「…ぁあ!その『ダンナ』ね~。」と繕った。そのダンナって、どのダンナ?「大丈夫かな?」とまたも確認する彼女が言っているのは、たぶん「その『ダンナ』」のことなんだろうけど。
「ウチとこ、ホンマ大丈夫っすから。ちゅ~か、ダンナたぶん夕方過ぎても帰ってけへんで?遅いと思うけど?…帰り…遅かったと思うねん…」
実は知らん、帰宅時間。だってイッサン、帰りマチマチ。
「ぁあ、そうなん??じゃぁ夕食とか、大丈夫ね♪」
…うん…。…あのぉ…そのぉ…、えっとぉ…。最近、春になって…ほんで私が趣味に夢中になってすごく楽しんでいるもんで、帰宅が遅いイッサンは平日5日のうち2、3日は夕食、自分で作らはるねんね。だってワタシ忙しいから、日傘作りに。すんごい楽しいすんごい楽しい、もう夜中夢中になっちゃうねん!…やから朝が辛い…、とイッサンに感想を述べたら、翌日はイッサンこっそり起きてこっそり出勤しはった。ほんで8時に電話してきはった。「起きたんか?」ゆぅて。「…寝てた…今起きた…寝てない…今寝てない」て答えたと思う。そしたら「子供たちは?遅刻やで?」て言うから一気に目が覚めて「ええええーーー!!15分でなんとかするーーー!!バイバイ!!」て電話ほった。

いやぁ、あの朝はデラ楽しかった。
「たいへ~~~~ん!!8時だョ!!あわやちこーーーーーくっ!!」て言ったら、我が子二人が「えええええーーーーーー!!」て飛び起きた。あんなに体に悪い起き方すんの、久々に見た。お願いですからスープだけでも飲んで行ってください、と母親失格の私は懇願したが、遅刻だけは免れたいナキヒーは「んな時間ないっ!」と拒否。服を着替えパジャマを雑にたたむナキヒーに、おむすび握りながら近づき、トイレに行くナキヒーの後を米粒こぼしながらついてゆき、「はいはいはいはいっ!ひとくち!ひとくちー!」とトイレのドアを開ける我が子に口まで開けさして、おむすび投入。オエオエゆってた。ちとデカかったみたいね。
どうせ遅刻と腹を括ったらしいチョモは、そんなナキヒーとは対照的に目も開けずにコーンスープをすすっていた。着替えようという意識はあってかパジャマのズボンをケツ半分まで脱ぎかけた模様だが、あきらめるという悟りを啓いたようである。人間、悟りを啓くともう身なりなんてちっぽけなモンに囚われないね。脱いだズボンのついでにトランクスが多少脱げていようが、なんの恥じらいも沸かないんだね。半ケツでスープ、すすれるくらい啓いちゃってるね、悟り。「はい、はいはい、チョモ、はい。」とおにぎりニギニギの私が近づくと、左目だけを開けてだらしなく口も開けたチョモ。啓き切っちゃってるねぇ、悟り。もう人間とは思えない、理性のカケラもない。
その日帰宅したイッサンは、我が子たちにゆってた。
「オマエら、自分で起きなアカンぞ?まぅを頼るな。…まぅは、無理やな。」

そんな面倒見のよい「ダンナ」であるのだ、イッサン。そうゆう人なの、とずっと思ってきてた。…ワタシ、かよ。
みんな「奥さん」たちは、「妻」たちは、「自主的に」ダンナに「率先して」尽くしてんだな、さては。そうかいそうかい、実に納得だ。
先々週に私は、様々な「奥さん」「妻」たちの「ダンナさん」との絡みを耳にしたのだ。「ん?」と思っていたことが全てこれで解明である。
ひとりの「奥さん」は、重役の「ダンナさん」が定年退職され、ずっと家に居るという状況に「三食キチンと食事を作らなければならない」「いろいろなことをせねばならない」という自主的な義務感からそれがいつしかプレッシャーとなり、鬱状態による睡眠障害で心療内科に通院しているということであった。「重役の奥様」というのは大変なんだなぁ…いろいろなことをしなければならないのだなぁ…と、まったくその真意を理解していなかった。
ひとりの「妻」さんはPTAの役員のかたであるが、6年生の役員による卒業式関連の話し合いの場を持つことになった。私も6年生保護者の役員なので、もちろん参加する。仕事を持っているお母さんが多いのでなかなか集まれないということから、会議室を押さえよおもたら平日じゃないと無理やし…という話しの流れで、「全員で集まって話し合いをと思うなら、それはやっぱ働いている人が来れる日とか時間とかを優先するしかないんちゃいます?合わせられる人がそれに合わすほうが、集まり易いんやとは思いますけど…」と言ってみたら、役員の長であるその「妻」さんがこう言ったのだ。
「もし、フルで働いている人とかが平日に集まるのはどうしても無理って言うなら、ウチに来る?ダンナさえ居ひんかったらウチでもいいし。土曜日ならウチは大丈夫よ?それで集まれるならね、どうなんやろう?」
私は、「ダンナが居ひんかったら」ていう条件にも「ん?」と思ったのであるが、その後「休日はちょっと…」という意見が圧倒的人数を誇ったことに、その理由が「ダンナがおるもんねぇ…」だったことに、鼻息、漏れた。…私、自信あるわ~…もし私が「土曜日、役員の集まりあんねんて、○○さんちで。」とか言ったらイッサン、間髪入れずに「行ってらっしゃ~い♪」て、言うわ。つーか、何も言わずに行くことになるんだ、きっと私。土曜日の朝に「どっか行くん?」て…訊くかなぁ…イッサン。訊かないんじゃないかなぁ…。てか、イッサン、土曜日、家に居るかな?居ないのかな?仕事なんかな?休みなんかな?それすら、知らんぞ。
私、自主的に土曜日のダンナの在・不在を、知っとかなアカンねやんか。
「来週の土曜日はアカンねん…ダンナがおんねん…」て言わなアカンねやんか、私。

苦労してたんだね、イッサン。「妻」としての私に見切り、つけてたんだね。
当然ながら離婚は二人の人間が絡む手続きであるため、その二人の意見が合わないと成立しない。タスポを作るのがめんどくさくて今日から自動販売機で買えなくなった手続不精でヘビースモーカーのイッサンは、調停するのがめんどくさいんだね。いろいろ手続きありそうだもんね、調停。結婚して13年、家庭に於ける手続きっちゅう手続き、私がやってるもんね。イッサンは離婚したいみたいだけど私がしたくないんだから離婚届出すなら自分で動かなきゃなんないね、仕方ないよね今回もあきらめて。

イッサンは私が離婚したくなるのを今か今かと待ちわびている。私がその気になりゃ、手続きなんてちょちょいのちょいよ。「いつでも言って♪どんな条件でものむから♪」とかなりの好条件を提示して私をその気にさすもんだから、かつて一度や二度は離婚届の用紙を手にしたりもしたのだか、離婚って紙一枚でカタのつく手続きではないのである。離婚後の苗字とかがややこしく、戸籍上の私のポジションがどうなるとかいろいろあるみたいだ。運転免許証とか年金とか保険とか何もかも、実はすんげーめんどくせぇの。本気で離婚したくてしたくてたまんないくらいのノリノリ精神でないと、とても離婚なんてめんどくせぇこと出来ない仕組みになっているのだ。いくら動くゆぅたかて私だってそこまで動きたくないわいね、めんどくせぇ。

私たちは、離婚のひとつも満足に出来ないダメな夫婦なのである。
結婚はカンタンにさしてからに、離婚はそうそうカンタンにささんとは、国も…やるのぉ。
日本は怠け者に大変キビシイ、真面目な国なのね。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-06-01 12:47 | +YOU WIN!!+ | Comments(3)
Commented by s_h_i_g_e_y_a_n at 2008-06-01 14:19
まっ、妻に向いてようが、夫に向いてようが、
生きていけりゃ問題ない。

経済的に苦しくなったら、そんな事言ってられなくなるんだからさ…
中国とかフィリピンとか、そういうの目当てで国際結婚まで、
しちまうわけだからさ。
Commented by ポバヤシ。 at 2008-06-01 14:58 x
・・・おかげでタカボ、まだハゲ治らんぜ。
Commented by MA at 2008-06-01 15:43 x
とりあえず、死なんとこっと。

あれ?タカボ年中、夏毛??
…て、パスワード思い出したんかぁ??
ちゅーかメールの返信をなぜせへんねやターこら。
もう電話にでんわ、こら。
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