修学旅行の想ひ出~あの味をもう一度編~

「さ。夕食の準備しよか。」
みやげ話という形のないお土産をさんざっぱら貰った私は、キリのいい所でストップをかけ夕食の準備へとチョモを誘った。さて、今日の夕食は手を抜いて、オムカレーとシケこもう。カレーはレトルト。そしてサラダも盛るだけお手軽タイプ。
「卵、溶いたら、冷蔵庫のサラダを三等分して。」
「あ。まぅ!そうや。あのな、お弁当についてひとつ、モノ申す。」
「あ。気~付いちゃった??」
修学旅行初日の昼食だけ、お弁当を捨てられる容器で持参することになっていたのだが、ここ数年のチョモの食欲は鰻上り。生憎、家にある「捨てられる容器」がどれもこれも小さい。だからしてその小さい容器を「おかず専用」にし、あとは「おにぎりパック」をプラスして主食・副食、セパ式を採用。おにぎりは、3個ギュウギュウ。

「何個目でキた?」
「最初の一個。」
「おっ!幸先いいねぇ~!」
ロシアンオニギリをこそっと作っておいたのだ。梅塩おにぎり梅入り3個でうち1つ、具のしょっぱい梅3つ入ってるよ~。塩分、摂りすぎ。だって、チョモ好きやん?梅干し。
「最初のんがソレやってんけどー。あ~2個入ってた~ラッキー♪と思ってたら3個目出てきてやー…コレわざとやなァ…みたいな?」
「サービス、しときましたよ。おにぎり、3個入ってたやん?思わへんかったん?? あれ?!梅干し、移動した?!スーパーイリュージョンッ!!あとの2個が~タダの塩むすびに~なってまっす、卑弥呼さまーーー!!」
「なるかーーーっ!!」
「あら。ソコはなっとかないとね。卑弥呼様の名にかけて。」
「…お腹いっぱいになってたしや、隣で食べてたショーが「食べさして」てゆぅたしあげたんやけどな。僕が食べてるん最初からずっと見てたから、「いいで」ゆぅてあげた時「まさか…これも3個入ってんちゃうやろな?」て疑っとったで。「ありえるな。ま、そン時は気ぃつけや、しょっぱいで。」て言ったんやけど、セーフやったわ。」
ハズレが2個に、アタリが1個、なんだけどな。なんか表現に誤りがあるんだけどな。

夕食のオムカレーのオムライスの中身チキンライスをこさえながら私は、旅館の食事について問うた。
「メニュー何やった?おいしかった?」
「うん…。えっとなー…。旅館の食事は、基本的に、冷たい。」
「あ、そう。広島って…そうゆう気候だっけ?」
めいめいのお膳には現在進行形バージョンの「焼き物」が出されていたが、そこに火は既になかったという。
「まぁ…そらなぁ…100人以上の食事をイッペンに用意するなんて並大抵のことじゃ、ないからなぁ…」
「思うんやけどなぁ…固形燃に火つけてやで?あ~そろそろ燃え尽きるかなぁ~て頃に「食事やで~」て呼んでくれたら、あったかい食事が食べられるわけやん?…でも旅館としてはー燃え尽きてからー、修学旅行生を呼ぶ方式やったみたいやで。だから、冷めてた。」
固形燃料が完全燃焼してから2~3分は経過していたであろう、とチョモは予想した。
別館に隔離された修学旅行生たちに、旅館の御好意によりお茶が用意していただけることになっていた。
「御好意お茶はな?エレベーター前にあってん。御好意やし、ちょこって置いてあるんかなぁくらいしか思ってなかったんやけど、大・中・小のヤカンが、ドン・ドン・ドンて置いてた。そんなに喉はかわかなかったけど。」
…んー。なんか夕食のメニューに特別、味付けを濃くしたものがあったのかなァ。…んー。エレベーターに乗って来て「わ~ノ~ド乾いたな~」て思うこと、あんまりナイもんねェ。
「それもこれも、オ~モロ~やんか。」
「あ!!そう!!次の日にカツカレー出てんやんっ!!もぅ、めっちゃうれしくって!!…けど…、ルーが…どう見ても少なかってん…やっぱりアレは少ないな…「ルー少なめ」とかじゃなくて「ルー少ない」やな。ほら、家のカレーとかやったらやぁ、ルーのほうが余るやん?最後にルーが余るからしゃ~なしにご飯足すみたいなことになるやん?旅館のは逆っていゆぅか、バランスが見た目でもうおかしいねん。ご飯がパンパないねん。ルーが…スプーンで…3回…いや4回…すくえるかなァ…それくらい。デッカいじゃがいもが入ってて、デカすぎるから半分にこう切ってな?フツーなら、その半分のじゃがいもと~、ルーと~、ごはんと~、て一口分カレーみたいなすくいかたするやん?でもそのカレーは、ルーをすくったら後半ぜったい白飯になる、て言い切れるねん。やからー、じゃがいも飯、みたいな食べ方。カツ、おいしかってな~!でも、ルーをすくったら後半、確実に白飯になる、て言い切れるねん。やからー、カツ飯?あ~カレーライス食べたいなァ~、て感じるくらいのカレー風味でご飯食べて、そやって食べても案の定、後半は白飯オンリー。」
「…はぁー…。感心するー…。私、そんなに頭使ってカレー食べたこと、ないわー…。」
「どう?『考えるカレー』。ペース配分、難しいで?」
「遊びじゃないんやなぁ…修学旅行…」

さ~てと。ほな、卵で巻いてカレーかけてこか~。
はい、ナキヒーのオムカレーできあ~がり~。

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はい、想ひ出の味を再現したチョモのオムカレーも出来たよ。
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あの~素晴らしい~味を~も~う~い~ち~ど~

ペース配分、失敗せぬよう。
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Commented by ポバヤシ。 at 2008-05-16 18:25 x
宮島もチョットはいじったってよぉ~・・・・・
・・・・・ターわな原爆ドームで外国人に
「ハロ~!」てアホみたいに手振ってたわ~

世界平和やぁ~すでにあのころからノーボーダ~・・・

・・・ちなみにポバヤシ家のオムレツは中身が何も入ってましぇん・・・・。
Commented by MA at 2008-05-16 23:29 x
うん。それはオムレツじゃなくて卵焼きだね。

宮島は、杓子が有名やでっ!
Commented by ポバヤシ。 at 2008-05-17 07:58 x
…お土産でさぁ~
そこの地名がついたチョウチンってなんであんなにあるんやろーね…
あと、壁かけの三角のやつとか……
Commented by MA at 2008-05-17 23:07 x
それは、アレだね。
「行った感」を確実に証拠として残しておけるからだね。
その人が欲しいか欲しくないかは全く関係なくね。
by yoyo4697ru980gw | 2008-05-16 09:48 | +開楽館+ | Comments(4)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA