どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ

最近の細菌

「最近、細菌の研究してないんちゃうぅ?」
駄洒落とんか?という質問を、ナキヒーがしてきた。6月になったら細菌を研究しますっ!と宣言してまわる細菌学者がいるだろうか。知らないだけで研究は進んでると思うけど、と返事をし、なぜにその質問があがってきたのかを問うた。ナキヒーはどうやら、後々、紙幣に印刷されるような人物になりたい、という野望を抱いているようだ。

「夏目漱石って何したひと?」
「ひどく気に病む作家。」
「樋口一葉は?」
「貧乏をこぢらせた作家。」
「野口英世は、さいきんがくしゃ、やろ??」
どうも、迷うことなく野口英世にロックオンしているご様子。紙幣になっている3人のうち2人が作家だとゆぅておるのに、細菌学者の野口英世のように紙幣に印刷されたいようだ。
「別に細菌学者だからお札になったわけじゃないと思うで?世のため人のために生きたとか、苦境に負けず成し遂げたとか、そんな感じの人格者ってことでなってるんちゃうの?」
「すごいことをしたりとか?」
「そうなんちゃう?お札に無縁な私に訊かんとってくれるかー。そうゆうことは、自分で調べてよー。」
「コンピュータ、で?」
「…う、うん。…だからな?なんでナキヒーは、そうゆう言い方するん?」
「だって、コンピュータ、やろ?」
「うん。間違っては…ないねんけど…。」
確かにコンピュータ、だと思う。パーソナルコンピュータだと、思う。でも、みぃんな「パソコン」て呼んでる。学校も「パソコン室」ってゆってる。パソコン入力時に使用するローマ字のことをナキヒーは「ヘボン式」と言う。
「まぅー、『ち』のヘボン式、なにってやるん?」
ぎょう虫検査かっ「ウスイ式」みたいに言いないな。2日に渡りペッタン、てやる。やってみぃ、「ち」は出たか?えぇ?出たんか?「ち」がよぉ?それは、何かの病だで。

さいきんがくしゃ、がどうゆうことをやっているかを、ナキヒーはいまいちわかっていないので、こう言った。
「さいきんがくしゃはむずかしいから、はつめいか、でもいいねん。」
発明家なら、イケるみたい。
「何の発明?」
「ん~っ。たーとーえーばー。ちー、あるやろ?血液よ、ちー。あれをー、こう…取って…なにかと混ぜて~、そうゆうの、作る。」
「…どうゆうの?」
「それをな、飲むねん。」
え…。飲むの…?なんか、ヤだな…。
「飲むとー、3日後くらいから、一本ずつ、髪の毛が減っていく。」
「え?!減るん?!」
「減るってゆぅか、抜けていく?」
抜けても、ヤだ。
「なぁ…。世の中の大勢の人が、一本でも抜けんように、なるべく減らんように、って思って高い金はろて育毛剤とか試してるっつーのに、なんで減るようなモンを発明するんよ?」
私は、当然の意見を言ったと思うが、ナキヒーは自分の新発明の素晴らしさを説明するのに夢中で、ぜんぜん聞いちゃいない。
「髪の毛を数えてー、一本ずつなくなっていくからー、だから最後の一本がなくなるのが夏になるように計算して、そうゆうふうになるように、飲む時を考えるねん。そこがちょっと、めんどっちーけど。」
なんでそんなことをすんねんっとツッコむと、夏は暑くて汗をかくからハゲのほうが具合いいねんて。でも、夏に急にハゲになると急すぎて周りが心配したり、そろそろ夏やからと思って一気にハゲにしたらちょっとまだ寒い日があった時に髪の毛なくて風邪ひいたりして病気になってもイヤだから、秋くらいに飲んで徐々にハゲに向かっていくんだとさ。冬はまだまだ抜けてもしれてるから寒くなくて、毎日コツコツ抜けてくれるから春には風通しの良い薄毛になっていて、丁度、夏に予定通りハゲになり涼しいんだって。快適なヘアスタイルを、飲むだけで実現出来る、斬新で画期的な発明だと、めっちゃ便利なんだと、売り込むナキヒー。

どうも、チョモの5年生の時の担任おせきはんの、ヘアサイクルにヒントを得たようである。45歳のおせきはんは、春の終わりにいきなり7:3分けの黒髪をゴリンに刈り上げ、私の度肝を抜いた。チョモにその真意を問えば、おせきはんは一年のヘアスタイルに計画があり、春が過ぎたらボウズにし、夏はそのボウズを維持、夏が終われば一切、髪に手をつけない。新学期には「教頭先生」と言っても通用する「7:3分けに背広」といった「ザ・教諭」となり、新学期・新学年が落ち着いた6月あたりで、刈り上げの儀式『バリカンの入刀ですっ』を迎える、てなヘアサイクルでいくそうだ。部分的にハゲているもののボウズにしたことのないナキヒーは「シャンプーするのにラクやねんてー」とおせきはんのボウズ自慢に、大変な興味を抱いていた。おせきはんの思い切りのよさに尊敬の念まで抱いたのか、おせきはんのみをターゲットに発明を考えたようである。一年のヘアサイクルを「春夏ボウズ」で決めている人物を、私はおせきはんひとりしか知らない。需要がなさすぎると思うが、商業ベースにうまくのせられるだろうか…発明家としての未来が、とても心配だ。

「…うん…。まぁ…便利な発明かもわからんけど問題点がまだまだ残る発明やな。もうちょっと、工夫がいるで。」
「そうやねん…。一本ずつなくなるのはイイと思うんやけど…もう生えてこないってコトがダメやねんなー…。」
「えっ?!一回のみ?!もう、生えてこへんの?!」
「二度と生えてこへん。」
ナキヒーは実物が出来ていないのにもかかわらず、言い切った。構想の段階で「抜けた毛は生えない」というリスクを負っているようだ。
将来、着手するような事態になったら前もってゆってくれるかな。
おっかぁ、おみゃぁを説得にかかるための下準備がいるだで。
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by yoyo4697ru980gw | 2008-05-02 22:10 | +cool down run+ | Comments(4)
Commented by raburi-yuri at 2008-05-03 17:46
・・・オレの仕事減りそうやから・・・・・ナキヒー暗殺計画を極秘の内に進めるゼ・・・・・。
Commented by MA at 2008-05-03 23:20 x
近江屋に予約入れときましょう。
Commented by s_h_i_g_e_y_a_n at 2008-05-04 15:48
おっ、早くも身内を抱き込んでいるとは、ポバヤシさんその道のプロですね。
Commented by MA at 2008-05-04 22:46 x
彼はカリスマシャンプー師だから。
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