造幣局桜の通り抜け、ぬけぬけと。

大阪の造幣局の桜の通り抜けは、とっても有名。なかなか、近い。のに、意外と行かない。兵庫に居を置いて10年以上も経っているが、行こうと思えばちゃっちゃと行ける距離なのに、行かないってのは何故でしょな。兵庫以外の有名処、観光地には行ったりなんかするのにね。身近すぎてスルーしちゃうってあるよね。そこで一首。

いつでもね 行けるからって すぐソコは いつまでたっても 行きゃぁしねぇよ

まぁ「行こうか」という気持にならないので行かないんだろうけど、私個人の「二大『一回は見とこか』ゆぅてちっとも腰があがらんイベント」は『造幣局の桜』と『PLの花火』である。後者の腰があがらん理由は、言わずもがな「宗教色が濃かったらどうしよう…だって教祖が誰かも存知上げませんし…おろかPLがパーフェクトリバティの略だということをさっき知ったトコですし…」という老婆心からケツに根が生えて十余年、である。しかし造幣局という場所はイメージとして「おカタイ」感じがあるだけで、これといって目に見えた支障はないような気がするので、春になると「造幣局の桜は、一回、見とこか~」と毎年、口走っている。今年も、ゆぅたゆぅた。

私がこれらへ行くことを躊躇するという意味でここで使っている「支障」という表現は、私になんらかの差し障りがあるということでなく、これらへ行くことを私が「遊び」と捉えているからである。手放しで心から楽しめる環境が、造幣局やパーフェクトリバティ教団にあるのか、またはそれを求めてもいいのか、といった躊躇なのである。そしてその「躊躇」は長い年月を経て「調査」へとかわった。「どこまで求められるのか」という「試しちゃうモンね~」という私の動機にその姿を変えたんである。

つーわけでぇ、行ってきました~、造幣局の~、桜の~、通り抜けね~、はいはい~。
d0137326_22524128.jpg


日本の桜は~、大きく分けて9種類~、大きく分けなかったら400種類はあるらしいよぉ~。
d0137326_22533267.jpg


キレイだね~。
d0137326_22541113.jpg


立派だね~。
d0137326_22544920.jpg


雅だね~。
d0137326_22552855.jpg


かいらしぃね~。
d0137326_22564855.jpg


今年の桜は「普賢象」だよ~、フツーにカシコクなったね~まるでゾウなみ~。
d0137326_22554342.jpg


夜桜もイイね~。
d0137326_22571339.jpg


風情、風情。
d0137326_22573030.jpg


造幣局とは、貨幣の鋳造や貴金属の品位証明を行う国の機関である。国の、機関である。ニッポン国の、機関である。
構内には、明治天皇聖躅碑という厳かな碑があったりするわけである。明治天皇命名の「泉布観」は国指定重要文化財で大阪に現存するもっとも古い洋館建築なもんで、年に一回しかないのよぉ内部の公開。要するにイニシエ~という感じなのよぉ。
桜の通り抜けの順路も決まってるし、飲食物の持ち込みあかんし、要所要所に番犬より威嚇力の強い警備員が立っていて、拡声器で丁寧に「立ち止まらんとサクサク通り抜けて~」といった内容(あくまでも内容・言葉使いはこれにあらず)の忠告をしている。
さぁあなたはこのような状況で、その権力に屈せずにいらりょうか。
この古で厳かな造幣局に抗うことが出来ようか。
答えはひとつ。

でけんぞな、もし。

しかし世の中には「方法」というものがあるのだ。それが適切であるなら、キワキワで踏ん張れるという危ない「方法」というものが存在する。「法の盲点を突いたビジネス手法で道徳を捨てた某の方法」と名付けよう。…長いか。じゃぁ略して「ホリエモンっぽい方法」でいかがか。
私は、ホリエモンが捨ててしまった道徳を、出来る限り所持して事に当たる所存である。マナー違反をするつもりはないのだ。ご存知でない方もあろうから一言断っておくのだが、私という人間は終始フザけておるのである。しかし心根は大変に真面目なのである。…と、書いたソバからナンだけど、フザけとる人間が「ほんとはまぢめなの。」と言うことほど信用できねぇモンはねぇな、と今…思った。
私は自分らしく真面目にいつも通り、桜を愛でた。
その結果がどうあれ、真剣であることは否めない。
ただただ、この行動が「悪フザけ」の域にないことを願うばかりである。

d0137326_22585360.jpg


桜には全て名札がついている。
d0137326_2259910.jpg

いくらホタテが好きゆぅたかて完食は無理ちゃうか~。
d0137326_22593069.jpg


明るいうちの桜を十分に愛でホタテ桜だって食べたのにどうゆうわけか空腹な私たちは、通り抜けから逸れて下のテキ屋通りで食べ物を愛でることにした。
スマートボールや弾くパチンコを楽しみ、ベビーのカステラを食べたり、あともう一息くらいは揚げてほしいチーズボールをよく噛んで食べる。午前中に丁度「かるめ焼き」作りに挑戦し見事に失敗していたチョモは、かるめ焼きの調理方法を見学するため「かるめやき」の屋台の野次馬となった。グツグツグツグツゆぅてるちぃさいナベをすりこ木でかき回し、おっちゃんが白いペースト状の物体を混入した途端、ナベぎりぎりまで膨れ上がったバワ~ンとした食べ物が出来上がった。そこにいた野次馬全員が小さく唸る「ぅお~っ…」。

「あの、白いやつ、なに?」
と私がチョモに訊くと、午前中に失敗したカルメーラーは答えた。
「あれが、重曹と卵白を混ぜたやつやな。」
すると、チョモの横で一緒に見ていた知らない野次馬おばぁさんが、
「ほ~…よぅ知っとるねぇ?」
と感心。
「今朝作ろうとして、大々的に失敗してましたから。」
見ず知らずの野次馬おばぁさんに、チクる。

だいぶ胃も満たされた頃、聞き慣れない食べ物が出てきた。
「まるまる焼きって、何やろ?」
d0137326_230851.jpg

私が呟くとチョモが答えた。
「知らんの?焼きるまるま?」
あ、そっち?知らん。
d0137326_2304566.jpg


さとうきびが売っていたので、1本200円で求めた。一見、竹。
「おっちゃん、皮、剥いで。」
と頼むと、
「食べる?今?今、食べるん?」
うん、今。食べるってゆぅかぁ…しゃぶる?繊維は、残す。どうやら「お土産用」らしかったが、おっちゃんは「じゃぁ…今、食べる分だけ剥いどくわ~」ゆぅて「何人で食べる?」と人数を訊く。100人で。とかゆぅたら100等分してくれんのかな。ひとくち、あるかな?「二人で。」と答えたので、さとうきび1本を鉈で叩いて2本にして皮を剥いでくれた。もひとつ叩くとビスケットは3つになるが、そこはさとうきびなので2本どまり。

そしてまた通り抜けの順路へ戻り、今度は夜桜を堪能するつもりであるのだが、しゃぶっているさとうきびが「飲食物」にカウントされてしまうだろう、という家族会議の認定により造幣局の門の前で立ち往生。イッサン議長の判定は「捨てなさい。」チョモ副議長「僕、噛み千切って食べてまうし。」まぅ書記長「なぁ、『ちょっとした竹の枝』くらいの長さまで食べてバッグに入れてたらセーフじゃない?しゃぶりながらは歩かないし。な?だってバッグにはアメちゃんもガムも入ってるもん。食べたり飲んだりしたらアカンってだけで持ってるだけなら、いいんちゃん?持ち物のひとつやん。な?」
大人がバッグに竹、刺しているという、そのシチュエーションの意味はわからない。何の需要があって竹を携帯しているかと問われたら自首しなきゃね。
d0137326_231102.jpg

竹を刺したまま、夜桜を堪能。
d0137326_2313250.jpg

d0137326_2315484.jpg

満腹。

造幣局の桜は枝が上へ上へと伸びるタイプと下へ下へ垂れ下がるタイプと、いろんなタイプがある。だから、しょっちゅう枝をくぐらなくてはならない。その「くぐる」という動作をした時、人々の目は地面を見る。
あたしゃ、とことん、愛でるから。
垂れた桜をくぐる時でさえ。
d0137326_2321833.jpg
d0137326_2322969.jpg

海の男にゃ恋しちゃいけねぇ、明日は異国の港にいるサ。
d0137326_2334531.jpg


造幣局の桜の通りぬけぬけ。
d0137326_23445.jpg


あの日あの夜、我々ミルニンガーは誓った。

d0137326_2342731.jpg
なんのためのものかはてんでわかっちゃいない石碑の前で固く手と手を握り合い、同志として誓ったのである。
フザけるためになら我々は、決して手を抜かないと。
[PR]
by yoyo4697ru980gw | 2008-04-21 23:12 | +朝臣寺+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA