淀切(デンセツ)

デンセツの女、イネさん。
「イネ」というニックネームから80歳くらいのおばぁちゃんを想像していただいても一向に構わないのであるが、デンセツの女「イネさん」は年齢で言うと「そろそろ50」脳年齢で言うと「180相当」であられる。物事の流れを無意識で「淀ませ」笑いを通り越して「切なく」するので、ここに敬意を込めて「デンセツの女」と書き残したい…くれぐれもお間違えなきよう、「デンセツ」ね。カタカナだから。

イネさんは、思い込みと勘違いで自分の世界を創り上げて50年も生きてきた、デンセツの女なのである。
牛乳瓶を返却するのに空き瓶を持って事務所を出、堂々と
「牛乳瓶の箱がないっ!」
と事務所に帰って来た女、イネさん。同僚は言ったという。
「イネさんね、もっかい行ってきてごらん?あなた、箱の前2回も素通りしてるから。」
見えてな~い。
いつもの場所から箱がちょっとばかしズレただけで、デンセツの女イネには見えないと心得よ。
♪なかったこ、と、に~♪ 確実にあるから。

イネさんが電話してきて曰く、
「私、パンなのよ。」
あなた、人間。
イネさんね~、勝手にハナシ端折るから~。
イネさんね、朝食にこのごろ、パン食べてるんだって。それでね、おいしく食パンを食べたいからって、友人に勧められた「リンゴジャム」を買ってみたんだと。これがすこぶる旨かったんだと。そんで勧めてくれた友人が「どうだった?」と訊くので「う~んっ♪リンゴジャム、おいしいねぇっ♪アレ、ほんとおいしい、これはいいよ~リンゴジャム~♪」と大絶賛、したんだと。ほんで、リンゴジャムをたいそう気に入り、完食しつつあったんで、「あ、リンゴジャム、買わないと。」と思い、リンゴジャムを買ったお店に2個目のリンゴジャムを買いに行ったんだと。リピーターってやつになったのね。それほどに、お気に入り。

「それでさ、ふと見たらそのジャムにさ『白桃ジャム』って書いてんだよ。えーーーーっ?!と思ってさぁ…もう…。」
こっちが、えーーーーっ?!じゃ。あんなに友人にリンゴジャムいい・リンゴジャムいい、と感想ゆぅといて、白桃じゃねぇか。思い込みで味覚まで変えたデンセツの女、イネさんは言った。
「それがわかった日から、もう桃の味しかしないの。どう考えても桃の味がするのよ。どうしても、桃なの。ずっとリンゴの味だったのにねー。不思議~。」
イネさん、あえて教えてあげなくては、と私は思う。
桃の味で正解である。つーか、そっちで正常だから。桃しか、入ってねぇから。



気付いてよかったね。



2個目でやっとかよっ!
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by yoyo4697ru980gw | 2008-04-09 23:01 | +YOU WIN!!+ | Comments(0)

どうでもよいことを考えはじめたらキリがおへん どうでもえぇのについつい考えてまう どなたサンもその状態が「ミルニング」どすぇ


by MA